■まるっと観察・淫交教室 (くりつよしひろ)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] コメディー、集団、むちむち
・構成 : 短編×7話(うち「史上最悪のエロス」×6)
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くりつよしひろ」センセの「まるっと観察・淫交教室」です。
※副会長「熊崎小巻」
【 構成・絵柄 】
収録は大きく分けて2本。
メインの中編が6話で、短編が1話という構成。
ただ、短編といっても38ページほどの長さがあり、全体の話数は少ないものの普通からすれば倍くらいの長さ。
読み応えはタップリです。
ジャンルはコメディー。
ギャグっぽい楽しさではなく、大真面目にふざけている、という感じ。
ド派手なえっち、コッテリした局部描写で、それをギャラリーらが延々解説するという、いつものセンセらしい仕上がりです。
正直、ストーリーもはっちゃけ感強く、登場キャラもそんな印象。
数多くのヒロインが描かれているなど、人によって評価は割れるものだと思います。
慣れた方は問題ないですが、個人的にはややマンネリっぽいかなー。
不慣れな方は、肌に合うかどうか、「ティーアイネット」さんのHPで試し読みするのがいいかも。
強い線で全体の濃淡もしっかり。
枠間はしっかり確保されているものの、ぶち抜き・はみ出しが多く。
かなり賑やかな原稿の仕上がりです。
最大の特徴が、前述した匂い立つほどの局部描写ドアップ。
漫画からの濃厚な印象は、たぶんソレが原因でしょう。
モブも含めて、人もいっぱい描かれてました。
鼻までしっかり描かれた人物絵。
デフォルメは多少くらいでしたが、漫画らしい可愛さがあり。
ぼてっとした迫力のバスト・局部などと、見事な融合でした。
それすらコメディーっぽく処理してますね。
特に引っ掛かる部分はなかったですが、何かと派手ではっちゃけ感あり。
かなり癖ある描き方です。
判断については、裏表紙のカット絵が便利だと思います。
【 収録話 】 7話収録
003:「史上最悪のエロス」 6話
体育倉庫で昼寝をしていた「浅井常道(あさい・つねみち)」
何やらゴソゴソした音に目を覚ますと、憧れのクラスメイト「穂影由比奈」と友人「矢野」のえっちシーンを目撃してしまうのです。
口止めがわり、と行為を間近で見せられた「常道」は鼻血と共に気を失ってしまうんですが。
次の日、幼馴染み「小島亜夢」と電車内でしてしまうと、続いて教室でも副会長「熊崎小巻」とえっちしてしまったのです。
彼を観察していた校医「久待伽流涙(くまち・かるる)」は、
子孫を残すため最適の遺伝子を求めている女性の肉体に精子を運ぶ、”トランスポーター”という新能力が発現したと判断したのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
冒頭のえっちを切っ掛けに、大騒動に発展するえっちコメディー。
単純に人数だけで言えばヒロイン数はかなり多く。
出番僅かな方にもキチンと名前があったりして、とかく賑やかな仕上がりでした。
正直なところ、主人公が誰かもよく分かんない感じ。
「伽流涙」先生でいいのかなぁ。
特にメインヒロインというべき方もおらず、派手な半面、キャラが居過ぎて。
なにかとワチャワチャした漫画です。
初見な方は、さぞ驚くのではないかなぁ。
”エロデミー五大幹部”なんてのが登場するあたり、いかにもセンセっぽいんですけどね。
※左:幼馴染み「小島亜夢」、右:校医「久待伽流涙」
ほぼ「常道くん」が中心の1話。
メインは「亜夢さん」との電車えっち。
2周目によくよく見ると、後で「伽流涙」先生が看破していた兆候が彼に見れます。
電車内ではあるんですが、他の漫画と違って周囲にギャラリーができるのはポイントでしょう。
おっちゃんらも、まるで遠慮なく、触ったり写メ撮ったりしてましたよ。
活発な「亜夢さん」をお楽しみに。
その後クラスにて副会長「小巻さん」とシテしまうまでが1話。
教室には女子もいる筈なんですが、集まった男子らの熱気がためか、先の電車と同様にしっかり行為を見守っていましたよ。
2話目はそれから毎日のようにえっちしていた、「常道」・「小巻」から。
「あっさりパンツ脱ぐなぁ…」
という台詞が楽しい。
前話から続く「伽流涙」先生の解説で、何がためこうした事態になっているのか、なんとなく分かるようになってきました。
こちらでは、さらに「孔明麗雄奈」ほか、おおよそ9名ほどの女性が「常道くん」の餌食となってました。
あの下半身丸出しにした女性がゴロゴロしている教室で…写メは撮っても手を出さない男子らが凄いですね。
…あ、だから男子が弱くなってるという世界設定でピッタリなのか。
冒頭に顔を見せてた「江藤」くんは後半になって復活。
憧れだった「麗雄奈さん」とのえっちに至っております。
前回2ページほど顔を見せていた、かくれ美少女No.1という「霧島鈴乃」と、スポーツ少女「木村知鞠」
彼女らが次々に男子らとえっちし続けてる、というのが3話目。
前話の「江藤くん」と同じく、彼女らも能力が発現したためだったのです。
まぁ、これは…お得意な”集団に見守られながらのえっち”に流す理由付けですわね。
「伽流涙」先生の指示で、他の学園の調査したところ…というのがこちらのメイン。
1話目の「亜夢さん」が再登場。
また電車内での複数えっちです。
テキストがドえろいですよ。
彼女は「常道くん」とは別の学校(なるほど制服違いましたね)なんですが、そちらの生徒会長「剣調音(つるぎ・しらべ)」が集会のステージ上でまた複数にされていました。
その切っ掛けをつくったのは、副会長「厄蘭歩(やく・らんぽ)」
彼女が怪しいと考える「伽流涙」先生でしたが、疑いの目は当人にも向けられてしまうのでした。
そんな訳で、1話目からこの異常事態を良く知った感じだった「伽流涙さん」の正体がついに判明する4話目。
はっちゃけてましたよー。
とある理由で、ミステリアスだったキャラが大崩れしてます。
このあたりから、彼女がお話の中心になり、主人公っぽい活躍になってました。
メインは「伽流涙さん」の協力者という、美少女探偵黒頭巾こと「聖森小鳥子」
謎の組織エロデミーについて書かれるのもこちらから。
盛り上がってきました。
今回はターニングポイントみたいな回ですね。
そのエロデミー主催者の1人、女子大生探偵「真粧綾」が登場。
2話から久しぶりに顔を見せていた「継宮理々」を助けようとした「小鳥子さん」でしたが…という流れ。
大通りでの大えっち大会となってます。
前回ガッツリされてしまった「小鳥子さん」ですが、さすがは美少女探偵。
エロデミーの実体をほぼ掴んでおり、5大幹部の1人が「常道くん」の学校にいる、と指摘したのでした。
そんな5話目。
ここまでずらずら名前書いてきましたが、実はこの中にいます。
意外過ぎて本当かどうか、ぱっと理解できませんでしたよ(笑)
かなりお話の規模が大きくなった所で、お話は3ヶ月後の風景。
日本のどこかに”SEX解放区”があるという、都市伝説を追う「島原隆也」の視点で進みます。
その相手は…秘密。
まさかここで彼女のえっちが描かれるとは、これまた意外でした。
そんなこんなでの、最終話。
先の「隆也くん」と、案内された聖ミウロフス女学園の生徒らの複数です。
40対1ということで、女生徒らとのえっちが次々に描かれました。
まー、凄いですね。
ちなみに、その中にエロデミー幹部が混じっているので、見逃さないように。
そのゴタゴタのままエンディングに突入していました。
はっきり言って、この最終話は某雑誌打ち切りみたいな雰囲気なんですが。
かなり膨らませたこともあってか、はっちゃけ話がためか、不思議と物足りなさはないですね。
ただ、人によってはガッカリするかも。
※左:「孔明麗雄奈」、右:美少女探偵黒頭巾こと「聖森小鳥子」
173:「偶然3」(ぐうぜんのさんじょう)
以前、往来でぶつかった「中森愛鹿(なかもり・あじか)」から告白された「白根友文」
人生の春到来を喜び、さっそく返事をしようとしたところ、
「ちょっと待ったーっ」
そんな声が掛かり。
「犬伏明理(いぬぶせ・あかり)」・「猪王千波(ししおう・ちなみ)」の2人も突如参戦。
「友文」を求めて、3人での争奪戦となったのでした。
そんな感じのハーレムコメディー。
タイプの違うヒロインに囲まれ、まー羨ましい限り。
その後、彼女らは「友文くん」の家に上がり、泊まったりしているんですが。
珍しく(笑)えっち展開にはなってません。
あ、しないんだ、とかなんとか、けっこう個人的には意外でした。
メインは4名でのデート。
女子3名だと恥ずかしいということで、「愛鹿さん」は男装させられていました。
これが、昔のオバQのハカセのような風情。
本人は「こんな昔のギャグマンガみたいな格好~」とか言ってましたが、アレはあれで良い感じよ。
特急列車での、向かい合わせ席にてアピール合戦からえっちへ突入。
普通の電車よりは目立たないだろうけど…凄まじいですね。
「友文くん」がついお手付きしたのは3名のうち「愛鹿さん」でした。
そう、黒い学生服と女性は相性良いのよ。
「千波」・「明理」もそれに続いております。
それ以降はあちこちでガンガンしておりました。
すっかり慣れた「愛鹿さん」に注目。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度お馴染み「くりつよしひろ」センセでした。
ブログではいくつか紹介をしています。
今年もリリースされましたね。
変わらぬテンションと濃厚なエロ描写が良い感じ。
…なんですが。
個人的には、前述したようにややパターン化してきたように思えていて。
いまひとつ刺さりませんでした。
どちらもキャラはいい雰囲気を持っているので、もう少しヒロイン数を減らすとか。
展開・ストーリーを落ち着かせるとか、新たなものが見たい気もします。
これはコレで伝統芸能みたいなものなのでしょうけど。
★「くりつよしひろ」センセの漫画紹介記事
「少女品評会」
応援団団長「栗尾絵留」が頑張る中編「My Fairplay Lady」が楽しい1冊。
「アルティメットレイプ」
生徒会長「河宮此葉」、探偵「黒匣華恩」という魅力あるキャラのお話がメイン。
「聖ミュリス学院へようこそ」
男女共学となったお嬢様学校で、合格した主人公が驚きの事実を知るといいう1冊まるまるの長編。
「愛という名の支配の原理」
歴代ヒロイン総出演!という表題作がお祭り的で秀逸。ファンならばぜひ。
「初恋ナマハメ祭り」
2つの中編が収録。野球部のマネージャー「雪子さん」の前後編「ユキコ!」が好き。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] コメディー、集団、むちむち
・構成 : 短編×7話(うち「史上最悪のエロス」×6)
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くりつよしひろ」センセの「まるっと観察・淫交教室」です。
※副会長「熊崎小巻」
【 構成・絵柄 】
収録は大きく分けて2本。
メインの中編が6話で、短編が1話という構成。
ただ、短編といっても38ページほどの長さがあり、全体の話数は少ないものの普通からすれば倍くらいの長さ。
読み応えはタップリです。
ジャンルはコメディー。
ギャグっぽい楽しさではなく、大真面目にふざけている、という感じ。
ド派手なえっち、コッテリした局部描写で、それをギャラリーらが延々解説するという、いつものセンセらしい仕上がりです。
正直、ストーリーもはっちゃけ感強く、登場キャラもそんな印象。
数多くのヒロインが描かれているなど、人によって評価は割れるものだと思います。
慣れた方は問題ないですが、個人的にはややマンネリっぽいかなー。
不慣れな方は、肌に合うかどうか、「ティーアイネット」さんのHPで試し読みするのがいいかも。
強い線で全体の濃淡もしっかり。
枠間はしっかり確保されているものの、ぶち抜き・はみ出しが多く。
かなり賑やかな原稿の仕上がりです。
最大の特徴が、前述した匂い立つほどの局部描写ドアップ。
漫画からの濃厚な印象は、たぶんソレが原因でしょう。
モブも含めて、人もいっぱい描かれてました。
鼻までしっかり描かれた人物絵。
デフォルメは多少くらいでしたが、漫画らしい可愛さがあり。
ぼてっとした迫力のバスト・局部などと、見事な融合でした。
それすらコメディーっぽく処理してますね。
特に引っ掛かる部分はなかったですが、何かと派手ではっちゃけ感あり。
かなり癖ある描き方です。
判断については、裏表紙のカット絵が便利だと思います。
【 収録話 】 7話収録
003:「史上最悪のエロス」 6話
体育倉庫で昼寝をしていた「浅井常道(あさい・つねみち)」
何やらゴソゴソした音に目を覚ますと、憧れのクラスメイト「穂影由比奈」と友人「矢野」のえっちシーンを目撃してしまうのです。
口止めがわり、と行為を間近で見せられた「常道」は鼻血と共に気を失ってしまうんですが。
次の日、幼馴染み「小島亜夢」と電車内でしてしまうと、続いて教室でも副会長「熊崎小巻」とえっちしてしまったのです。
彼を観察していた校医「久待伽流涙(くまち・かるる)」は、
子孫を残すため最適の遺伝子を求めている女性の肉体に精子を運ぶ、”トランスポーター”という新能力が発現したと判断したのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
冒頭のえっちを切っ掛けに、大騒動に発展するえっちコメディー。
単純に人数だけで言えばヒロイン数はかなり多く。
出番僅かな方にもキチンと名前があったりして、とかく賑やかな仕上がりでした。
正直なところ、主人公が誰かもよく分かんない感じ。
「伽流涙」先生でいいのかなぁ。
特にメインヒロインというべき方もおらず、派手な半面、キャラが居過ぎて。
なにかとワチャワチャした漫画です。
初見な方は、さぞ驚くのではないかなぁ。
”エロデミー五大幹部”なんてのが登場するあたり、いかにもセンセっぽいんですけどね。
※左:幼馴染み「小島亜夢」、右:校医「久待伽流涙」
ほぼ「常道くん」が中心の1話。
メインは「亜夢さん」との電車えっち。
2周目によくよく見ると、後で「伽流涙」先生が看破していた兆候が彼に見れます。
電車内ではあるんですが、他の漫画と違って周囲にギャラリーができるのはポイントでしょう。
おっちゃんらも、まるで遠慮なく、触ったり写メ撮ったりしてましたよ。
活発な「亜夢さん」をお楽しみに。
その後クラスにて副会長「小巻さん」とシテしまうまでが1話。
教室には女子もいる筈なんですが、集まった男子らの熱気がためか、先の電車と同様にしっかり行為を見守っていましたよ。
2話目はそれから毎日のようにえっちしていた、「常道」・「小巻」から。
「あっさりパンツ脱ぐなぁ…」
という台詞が楽しい。
前話から続く「伽流涙」先生の解説で、何がためこうした事態になっているのか、なんとなく分かるようになってきました。
こちらでは、さらに「孔明麗雄奈」ほか、おおよそ9名ほどの女性が「常道くん」の餌食となってました。
あの下半身丸出しにした女性がゴロゴロしている教室で…写メは撮っても手を出さない男子らが凄いですね。
…あ、だから男子が弱くなってるという世界設定でピッタリなのか。
冒頭に顔を見せてた「江藤」くんは後半になって復活。
憧れだった「麗雄奈さん」とのえっちに至っております。
前回2ページほど顔を見せていた、かくれ美少女No.1という「霧島鈴乃」と、スポーツ少女「木村知鞠」
彼女らが次々に男子らとえっちし続けてる、というのが3話目。
前話の「江藤くん」と同じく、彼女らも能力が発現したためだったのです。
まぁ、これは…お得意な”集団に見守られながらのえっち”に流す理由付けですわね。
「伽流涙」先生の指示で、他の学園の調査したところ…というのがこちらのメイン。
1話目の「亜夢さん」が再登場。
また電車内での複数えっちです。
テキストがドえろいですよ。
彼女は「常道くん」とは別の学校(なるほど制服違いましたね)なんですが、そちらの生徒会長「剣調音(つるぎ・しらべ)」が集会のステージ上でまた複数にされていました。
その切っ掛けをつくったのは、副会長「厄蘭歩(やく・らんぽ)」
彼女が怪しいと考える「伽流涙」先生でしたが、疑いの目は当人にも向けられてしまうのでした。
そんな訳で、1話目からこの異常事態を良く知った感じだった「伽流涙さん」の正体がついに判明する4話目。
はっちゃけてましたよー。
とある理由で、ミステリアスだったキャラが大崩れしてます。
このあたりから、彼女がお話の中心になり、主人公っぽい活躍になってました。
メインは「伽流涙さん」の協力者という、美少女探偵黒頭巾こと「聖森小鳥子」
謎の組織エロデミーについて書かれるのもこちらから。
盛り上がってきました。
今回はターニングポイントみたいな回ですね。
そのエロデミー主催者の1人、女子大生探偵「真粧綾」が登場。
2話から久しぶりに顔を見せていた「継宮理々」を助けようとした「小鳥子さん」でしたが…という流れ。
大通りでの大えっち大会となってます。
前回ガッツリされてしまった「小鳥子さん」ですが、さすがは美少女探偵。
エロデミーの実体をほぼ掴んでおり、5大幹部の1人が「常道くん」の学校にいる、と指摘したのでした。
そんな5話目。
ここまでずらずら名前書いてきましたが、実はこの中にいます。
意外過ぎて本当かどうか、ぱっと理解できませんでしたよ(笑)
かなりお話の規模が大きくなった所で、お話は3ヶ月後の風景。
日本のどこかに”SEX解放区”があるという、都市伝説を追う「島原隆也」の視点で進みます。
その相手は…秘密。
まさかここで彼女のえっちが描かれるとは、これまた意外でした。
そんなこんなでの、最終話。
先の「隆也くん」と、案内された聖ミウロフス女学園の生徒らの複数です。
40対1ということで、女生徒らとのえっちが次々に描かれました。
まー、凄いですね。
ちなみに、その中にエロデミー幹部が混じっているので、見逃さないように。
そのゴタゴタのままエンディングに突入していました。
はっきり言って、この最終話は某雑誌打ち切りみたいな雰囲気なんですが。
かなり膨らませたこともあってか、はっちゃけ話がためか、不思議と物足りなさはないですね。
ただ、人によってはガッカリするかも。
※左:「孔明麗雄奈」、右:美少女探偵黒頭巾こと「聖森小鳥子」
173:「偶然3」(ぐうぜんのさんじょう)
以前、往来でぶつかった「中森愛鹿(なかもり・あじか)」から告白された「白根友文」
人生の春到来を喜び、さっそく返事をしようとしたところ、
「ちょっと待ったーっ」
そんな声が掛かり。
「犬伏明理(いぬぶせ・あかり)」・「猪王千波(ししおう・ちなみ)」の2人も突如参戦。
「友文」を求めて、3人での争奪戦となったのでした。
そんな感じのハーレムコメディー。
タイプの違うヒロインに囲まれ、まー羨ましい限り。
その後、彼女らは「友文くん」の家に上がり、泊まったりしているんですが。
珍しく(笑)えっち展開にはなってません。
あ、しないんだ、とかなんとか、けっこう個人的には意外でした。
メインは4名でのデート。
女子3名だと恥ずかしいということで、「愛鹿さん」は男装させられていました。
これが、昔のオバQのハカセのような風情。
本人は「こんな昔のギャグマンガみたいな格好~」とか言ってましたが、アレはあれで良い感じよ。
特急列車での、向かい合わせ席にてアピール合戦からえっちへ突入。
普通の電車よりは目立たないだろうけど…凄まじいですね。
「友文くん」がついお手付きしたのは3名のうち「愛鹿さん」でした。
そう、黒い学生服と女性は相性良いのよ。
「千波」・「明理」もそれに続いております。
それ以降はあちこちでガンガンしておりました。
すっかり慣れた「愛鹿さん」に注目。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度お馴染み「くりつよしひろ」センセでした。
ブログではいくつか紹介をしています。
今年もリリースされましたね。
変わらぬテンションと濃厚なエロ描写が良い感じ。
…なんですが。
個人的には、前述したようにややパターン化してきたように思えていて。
いまひとつ刺さりませんでした。
どちらもキャラはいい雰囲気を持っているので、もう少しヒロイン数を減らすとか。
展開・ストーリーを落ち着かせるとか、新たなものが見たい気もします。
これはコレで伝統芸能みたいなものなのでしょうけど。
まるっと観察 淫交教室 (MUJIN COMICS) (2014/04/04) くりつよしひろ 商品詳細を見る |
★「くりつよしひろ」センセの漫画紹介記事
「少女品評会」
応援団団長「栗尾絵留」が頑張る中編「My Fairplay Lady」が楽しい1冊。
「アルティメットレイプ」
生徒会長「河宮此葉」、探偵「黒匣華恩」という魅力あるキャラのお話がメイン。
「聖ミュリス学院へようこそ」
男女共学となったお嬢様学校で、合格した主人公が驚きの事実を知るといいう1冊まるまるの長編。
「愛という名の支配の原理」
歴代ヒロイン総出演!という表題作がお祭り的で秀逸。ファンならばぜひ。
「初恋ナマハメ祭り」
2つの中編が収録。野球部のマネージャー「雪子さん」の前後編「ユキコ!」が好き。
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