■正しくない恋愛のススメ (東雲龍)
★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、お姉さん
・構成 : カラー(4P)、7話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲龍(しののめ・りゅう)」センセの「正しくない恋愛のススメ」です。
※正しくない恋愛のススメ・ヒロインズ
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編話。
直接えっち描写のある一般系です。
基本そうしたシーンが多いんですが、1話に1回という条件はないらしく。
軽いサービスカット程度の時もありました。
タイトルには”恋愛”とありますが、そう重々しくはなく。
細かな心理描写にまでは踏み込んでおりません。
登場キャラも制限されていて、話数も決して少ない訳でないんですが。
良くも悪くも読み易いラブコメ話、というイメージですね。
ヒロインとのイチャイチャをお楽しみ下さい。
しっかりとした強い線の絵柄。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡はやや濃いめ。
描き込みはややすっきりでした。
全体はこざっぱりしてます。
背景や小物の質感は弱く、それらと絡む引き絵も同様。
引っ掛かる人もいると思います。
目が大きく可愛らしい人物絵。
漫画っぽいバランスで、コメディー崩しも大きめ。
デフォルメも強めでした。
細かな崩れもあり、安定感は微妙です。
ただ、普通に読むにはそう大きな問題ではないでしょう。
判断については、紹介帯裏のカット絵がいいと思います。
【 収録話 】 7話収録
女性に免疫なく、目を合わせると赤面してしまう「市原達成」
そんな訳で、”彼女いない歴=年齢”という不名誉な記録を更新していたのでした。
しかし、偶然街でぶつかった「朝比奈凜子」に誘われ、親しく話すこととなり、デートにも出掛け。
やがて、「達成」は恋愛感情を持つまでに至ったんですが…。
「私は童貞くんが初めてのHにがっついてくるのが大好きなの」
そんな事を言ってきたのでした。
そう、彼女は彼自身でなく、彼の童貞というステータスが気に入っただけだったのです。
だいたいそんな感じ。
※さくら
Wヒロインのラブコメ。
↓表紙・裏表紙もそんな感じで描かれていたものの、ツインテールな「さくら」さんは容姿そのままツンデレ傾向にあり。
あらすじ的にもほぼ無関係で、口だけで経験も薄いらしく。
対抗馬としては、かなり弱い立ち位置。
そもそも、中盤までは単なるバイト先の先輩でした。
幼馴染みとかなんとか、もっと「達成くん」に近く、介入し易い設定のが良かったのでは。
また、童貞好きで、喰っては捨てるを繰り返していた「凜子さん」
過去に何があったのか、えっち好きな女性という設定。
百戦錬磨な彼女に対し、「達成くん」が正しい恋愛を教えようというのが漫画のメインなんですけど。
ううむ、ちょっと説得力が薄いかなー、って。
重要な部分なので詳しくは伏せますが、”痴女”とまで書かれていた彼女があーなるのは余程の事ですよね。
ただ、漫画でそれが表現されていたかと言えば…まぁ、分からんでもないかな、という程度。
肝心な部分がそんなんなので、途中までは良かったものの最後が空振りな印象でした。
あれならば、「さくらさん」との関係をじわじわ盛り上げてった方が良かったように思います。
切っ掛けとなる1話目はカラー原稿から。
1ページまるまるのパンチラ絵が眩しいですね。
恋の切っ掛けとしては十分でしょう。
「凜子さん」はきゃらきゃらとした可愛らしさと、ふとした色気を持つ女性。
初対面な「達成くん」にもいきなり距離感は近く、積極的でした。
「さくらさん」も1話から登場。
いちおう初登場ではコマぶち抜きの立ち絵となっていましたが、まだ扱いは軽めでした。
デート後で、彼女の本性が発揮されてからの2話目。
バイト先(ファミレスかな)に「凜子さん」が他の男性と来るという流れ。
目前で見せられるのはキツイですねー。
ただ、それう巧くまとまらなかったのか、直後に「達成くん」と接触をしていました。
赤面症でありながら、なかなか言うねぇ(笑)
実質、ここまでがオープニングになると思います。
「さくらさん」が本格的に関わることとなる3話目。
「達成」・「凜子」のカップルを尾行するというもの。
あっさり気付く「凜子さん」はやっぱり女性という感じ。
こちらでは、混んでる電車内で始めてます。
えろいなぁ。
耳元で「…次、降りて」とか言われたら、たまんないですよ。
これが成年漫画であれば、確実なえっち前フリなんですがねー。
寸止めてる「達成くん」はある意味凄い。
皆で海へ出掛ける4話目。
実際には、半ば無理やり「さくらさん」に連れ出された「達成くん」
そのおまけとして、「凜子さん」が付いてきた、というのが正解。
水着姿な2人に挟まれ、幸せそうな「達成くん」をお楽しみください(笑)
このシチュエーションで仕掛けたのは「凜子さん」
さすがに童貞キラーだけあって、こうしたチャンスは逃しませんね。
ついにキレる「達成くん」に注目。
いちおうはき出せたようで、なんだか安心です。
そんな「凜子さん」の部屋に上がる5話目。
ここはポイントとなるエピソードでした。
まぁ、彼女の予想外に接触は長かったのだろうけど…あのくらいな事はそう珍しくないと思われ。
個人的には弱いと感じました。
※朝比奈凜子
続く6、7話目がクライマックス。
6話目は「さくらさん」
こちらでの言動が実にキュート。
ツンデレキャラの面目躍如という感じ。
自ら言い出しただけあって、フリフリの可愛らしい下着でしたよ。
結果としてはあーなるものの、つり合いがあるかどうか疑問で。
また、「さくらさん」も思い切った割りにかなりあっさりしていて。
話数の問題もあるとは言え、ちょっと拍子抜けでした。
もう少し粘れば、彼振られる(振る)可能性高いと思いますよ。
【 その他 】
そんなこんなで「東雲龍」センセでした。
ブログでは「卑猥な家族」、「神篭りの少女」と2冊を紹介してます。
昔は作画が合わなかった印象ですが。
最近は特にそんなんなくなりました。
一般えっち系なジャンルも合ってると思います。
前述してきたように、ややお話は勿体なかったものの。
ヒロインが固定されていて、メインらしい扱いもあり、楽しめました。
「さくらさん」の扱いがもう少し良ければなぁ。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、お姉さん
・構成 : カラー(4P)、7話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東雲龍(しののめ・りゅう)」センセの「正しくない恋愛のススメ」です。
※正しくない恋愛のススメ・ヒロインズ
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編話。
直接えっち描写のある一般系です。
基本そうしたシーンが多いんですが、1話に1回という条件はないらしく。
軽いサービスカット程度の時もありました。
タイトルには”恋愛”とありますが、そう重々しくはなく。
細かな心理描写にまでは踏み込んでおりません。
登場キャラも制限されていて、話数も決して少ない訳でないんですが。
良くも悪くも読み易いラブコメ話、というイメージですね。
ヒロインとのイチャイチャをお楽しみ下さい。
しっかりとした強い線の絵柄。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡はやや濃いめ。
描き込みはややすっきりでした。
全体はこざっぱりしてます。
背景や小物の質感は弱く、それらと絡む引き絵も同様。
引っ掛かる人もいると思います。
目が大きく可愛らしい人物絵。
漫画っぽいバランスで、コメディー崩しも大きめ。
デフォルメも強めでした。
細かな崩れもあり、安定感は微妙です。
ただ、普通に読むにはそう大きな問題ではないでしょう。
判断については、紹介帯裏のカット絵がいいと思います。
【 収録話 】 7話収録
女性に免疫なく、目を合わせると赤面してしまう「市原達成」
そんな訳で、”彼女いない歴=年齢”という不名誉な記録を更新していたのでした。
しかし、偶然街でぶつかった「朝比奈凜子」に誘われ、親しく話すこととなり、デートにも出掛け。
やがて、「達成」は恋愛感情を持つまでに至ったんですが…。
「私は童貞くんが初めてのHにがっついてくるのが大好きなの」
そんな事を言ってきたのでした。
そう、彼女は彼自身でなく、彼の童貞というステータスが気に入っただけだったのです。
だいたいそんな感じ。
※さくら
Wヒロインのラブコメ。
↓表紙・裏表紙もそんな感じで描かれていたものの、ツインテールな「さくら」さんは容姿そのままツンデレ傾向にあり。
あらすじ的にもほぼ無関係で、口だけで経験も薄いらしく。
対抗馬としては、かなり弱い立ち位置。
そもそも、中盤までは単なるバイト先の先輩でした。
幼馴染みとかなんとか、もっと「達成くん」に近く、介入し易い設定のが良かったのでは。
また、童貞好きで、喰っては捨てるを繰り返していた「凜子さん」
過去に何があったのか、えっち好きな女性という設定。
百戦錬磨な彼女に対し、「達成くん」が正しい恋愛を教えようというのが漫画のメインなんですけど。
ううむ、ちょっと説得力が薄いかなー、って。
重要な部分なので詳しくは伏せますが、”痴女”とまで書かれていた彼女があーなるのは余程の事ですよね。
ただ、漫画でそれが表現されていたかと言えば…まぁ、分からんでもないかな、という程度。
肝心な部分がそんなんなので、途中までは良かったものの最後が空振りな印象でした。
あれならば、「さくらさん」との関係をじわじわ盛り上げてった方が良かったように思います。
切っ掛けとなる1話目はカラー原稿から。
1ページまるまるのパンチラ絵が眩しいですね。
恋の切っ掛けとしては十分でしょう。
「凜子さん」はきゃらきゃらとした可愛らしさと、ふとした色気を持つ女性。
初対面な「達成くん」にもいきなり距離感は近く、積極的でした。
「さくらさん」も1話から登場。
いちおう初登場ではコマぶち抜きの立ち絵となっていましたが、まだ扱いは軽めでした。
デート後で、彼女の本性が発揮されてからの2話目。
バイト先(ファミレスかな)に「凜子さん」が他の男性と来るという流れ。
目前で見せられるのはキツイですねー。
ただ、それう巧くまとまらなかったのか、直後に「達成くん」と接触をしていました。
赤面症でありながら、なかなか言うねぇ(笑)
実質、ここまでがオープニングになると思います。
「さくらさん」が本格的に関わることとなる3話目。
「達成」・「凜子」のカップルを尾行するというもの。
あっさり気付く「凜子さん」はやっぱり女性という感じ。
こちらでは、混んでる電車内で始めてます。
えろいなぁ。
耳元で「…次、降りて」とか言われたら、たまんないですよ。
これが成年漫画であれば、確実なえっち前フリなんですがねー。
寸止めてる「達成くん」はある意味凄い。
皆で海へ出掛ける4話目。
実際には、半ば無理やり「さくらさん」に連れ出された「達成くん」
そのおまけとして、「凜子さん」が付いてきた、というのが正解。
水着姿な2人に挟まれ、幸せそうな「達成くん」をお楽しみください(笑)
このシチュエーションで仕掛けたのは「凜子さん」
さすがに童貞キラーだけあって、こうしたチャンスは逃しませんね。
ついにキレる「達成くん」に注目。
いちおうはき出せたようで、なんだか安心です。
そんな「凜子さん」の部屋に上がる5話目。
ここはポイントとなるエピソードでした。
まぁ、彼女の予想外に接触は長かったのだろうけど…あのくらいな事はそう珍しくないと思われ。
個人的には弱いと感じました。
※朝比奈凜子
続く6、7話目がクライマックス。
6話目は「さくらさん」
こちらでの言動が実にキュート。
ツンデレキャラの面目躍如という感じ。
自ら言い出しただけあって、フリフリの可愛らしい下着でしたよ。
結果としてはあーなるものの、つり合いがあるかどうか疑問で。
また、「さくらさん」も思い切った割りにかなりあっさりしていて。
話数の問題もあるとは言え、ちょっと拍子抜けでした。
もう少し粘れば、彼振られる(振る)可能性高いと思いますよ。
【 その他 】
そんなこんなで「東雲龍」センセでした。
ブログでは「卑猥な家族」、「神篭りの少女」と2冊を紹介してます。
昔は作画が合わなかった印象ですが。
最近は特にそんなんなくなりました。
一般えっち系なジャンルも合ってると思います。
前述してきたように、ややお話は勿体なかったものの。
ヒロインが固定されていて、メインらしい扱いもあり、楽しめました。
「さくらさん」の扱いがもう少し良ければなぁ。
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