■ラブエンカウンター (望月あづみ)
★まんがデーター [6.0/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●○○○○
・漫画 :●○○○○
・独創性:●●○○○
・属性 : [一般] ラブコメ、むちむち
・構成 : 初単行本、短編×11話(うち「ラブエンカウンター」×3)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「望月あづみ(もちづき・あづみ)」センセの「ラブエンカウンター」です。
※左:「佳菜子」、右:「瑠樺」
【 構成・絵柄 】
すみません。
久しぶりにまったく刺さりませんでした。
これから、感じたそのままを書いていきますが、良い文言は並びません。
そんなんが不得意である方は、ここでご遠慮ください。
・
・
・
一般のえっち系単行本。
各話に直接行為まで描かれる系統です。
表題となっているエピソードが連続になっており、それ以外は短編での構成。
だいたい大学生から若い社会人というくらいの年齢範囲です。
ジャンルとしてはラブコメ。
詳しくは後述しますが、複数ヒロインの場合はハーレム展開で、かなり都合の良い印象。
漫画運びとかプラスなネタがなく、ストーリーには期待できるものではありません。
唯一の連続話がまさにそうした傾向です。
そのため、単独ヒロインの方がお話的に良く見えました。
コメよりもラブが強く、なかなか羨ましい限り。
重々しさはないので、ぱっと軽く読みたい場合はいいかもしれません。
しかし、それをさらにマイナスとしているのが絵柄。
顔からスタイルまでかなりバランスが悪く。
良い絵がない訳ではないんですが、別人のように見えたりすることもあり。
引き絵とか小さいコマはまた良くなく。
正直なところ、背景のがいい感じでした。
全体的に、もう少し丁寧さが欲しいです。
個人的には流れでも引っ掛かるところあり、表現的なところもイマイチ。
濃いめなクッキリ線なので、悪目立ちするところもありました。
よーく見ると、↓表紙・裏表紙もちょっと違和感ありますね。
紹介帯のカット絵は分かり辛く、判断には「竹書房」さんのサイトを訪ねる方が良いかも。
【 収録話 】 11話収録
031:「ラブエンカウンター」 前後編
183:「ラブエンカウンター 特別編」
柳田書店の新米店員「雅人」のハーレム・ラブコメという感じ。
教育係「佳菜子」との帰り道、うっかり鍵を持ってきてしまったという彼女の代わりに店まで戻ったところ。
同じく店員の「千鶴」が独りえっちしていた場面に鉢合わせしてしまったのでした。
漫画の冒頭では、ほかのキャラ店長「理沙」、「名奈」が紹介されているんですが。
前後編では特に出番がありません。
もともとは数話続きモノの予定だったのかな。
ストーリーはだいぶ都合のよいもので、特に何という訳でなく、ラブラブえっちに発展。
また、こうした漫画の悪いところで、先ほどの”ほかのキャラ”という2人が加わり、ごくあっさりハーレムになっていきます。
(※2人については特別編で描かれてました)
3話ほどの続きモノですが、特にコレというところはありません。
圧縮すれば1話で足りそうな気もします。
043:「ミステイクジェラシー」
機嫌を損ねると引きこもる傾向にあるという、幼馴染み「紗季」
今日も大学をサボるという彼女に「孝太」は…というもの。
その要因は先輩「凛子」が関わっているんですが、もともと描写はなく。
親しいようではあったものの、引き籠るまでに至る事が何だったか不明。
よく分かんないですね。
告白シーンとか重要な場面であると思うんですが、それはページの隅。
料理で1ページ必要なのか、個人的には疑問でした。
※左:「凛」、右:バイト見習い「佳奈」
063:「神経乳弱」
サークル内の人気者「あゆみ」を彼女とする「由人」
なぜか、最近は他の女の子らとも良い雰囲気で、誰とも仲良くしていたところ。
あちこちで良い顔をしていた事がバレてしまったのでした。
そんな修羅場っぽい場面からの複数えっち発展。
普通、他の女の子らにモテモテ~みたいなのは、本人の勘違いという事が多いんですが。
こちらは、付き合うまでいってたみたい。
そんな男を相手に、”おっぱいで誰だか当てる”というゲームに発展するのが意味不明。
まぁ、漫画なんですが…前の話とかもそうですが、えっちに展開するにしても、話運びが酷い。
だいたい「次は私よ」とか喋っていたので、声で誰だか分かると思う。
083:「彼女はプリンアラモード」
「お願いだ、おっぱいをもませてくれ」
パティシエ「真司」は新作プディングのため、同僚「瑠樺(るか)」にそうお願いしたのでした。
えっち漫画にちらほらある、パティシエ漫画。
これくらいのが、バカバカしくて良いと思います。
「瑠樺ちゃん」曰く”一心同体”で、2人は付き合ってるので…土下座までする必要あるかなぁ。
これが初えっち、くらいでも良かったと思います。
101:「可愛いメイドさんの育て方」
「新一」の人形を壊してしまった「凛」
なんでもする、と謝罪したところ、1日メイドとして仕える羽目になってしまったのでした。
メイドプレイですね。
超貴重なやつ、とか言ってる割りに、素直にメイドとなった「凛さん」には優しく。
特に過激なえっちプレイを要求するでもなく、人形うんぬんよりも単にそうした遊びがしたかっただけかな。
(※いちおう、ネタばらしが後半にあります)
そんな訳で、えっちのお誘いは「凛さん」から。
ああ言われたら、確かに彼女も悪い気はしないでしょう。
117:「胸の大きさなんて関係ない!」
「ちづる」・「かなえ」姉妹との複数発展。
胸の大きいお姉さんに近づくべく、妹「かなえ」は姉「ちづる」の彼氏「康平」に揉んでもらうようお願いするのです。
ううむ、センセは単独ヒロインでないと、こうした安易な複数えっちに発展させるんですね。
えっち系漫画で、姉妹との複数は珍しくはないんですが。
実際にはだいぶ都合のよいもので、個人的に好きではないです。
ガッチリ揉めた方がいいなぁ。
複数のラブラブに流すとしても、多少でも”納得させるような何らか”があるべきだと思います。
135:「おしえて店長さん」
おっちょこちょいなバイト見習い「佳奈」と店長「遠藤」のえっち。
ファミレスを舞台としたお話です。
ラブラブでなにより。
まぁ、ダメな子のが可愛いと言いますからねぇ。
オチを見る限り、あれが作戦ならば計算高いなぁ、と思ったりして。
151:「おしかけキャンパス」
「山本悠」の幼馴染み「早苗」は内緒で同じ大学を受験しただけでなく、ルームシェアで一緒に住むこととなっていたのでした。
おしかけキャンパス、というよりおしかけアパートですわね。
(本編でも大学の描写は5ページまで)
まぁ、親御さんも公認なようだし、本人も可愛いので、いいんじゃない。
あーまで押されると逃げたくなるのは分からんでもないですが。
お風呂が広そうなのがなんだか気になりましたよ。
※由紀
167:「いつまでまたせるの?」
「由紀」に良い所を見せようと、登山デートに誘った「京一」
しかし、空回りした挙句、転んで気絶。
彼女に休憩所まで運んでもらうこととなったのでした。
そんな訳で、休憩所の山小屋えっち。
タイトル通りですわね。
描写でちらほら親しいところが示されていて、告白してない方が意外。
とっとと告白しなさい。
あるいは、彼女としてはとっくに付き合っている気でいた、というのが正しいように思います。
【 その他 】
以上、「望月あづみ」センセでした。
こちらが初単行本とのことですが。
センセのHPを見たところ、他にも2冊が同時発売なのだとか。
そうなのか。
個人的には刺さるところがなく、その事実にちょっと驚き。
当単行本もアマゾンでは評価されており、万人がダメという訳でないみたい。
気になった方は、あちこち見てみるのがいいかもしれません。
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・絵柄 :●●○○○
・お話 :●○○○○
・漫画 :●○○○○
・独創性:●●○○○
・属性 : [一般] ラブコメ、むちむち
・構成 : 初単行本、短編×11話(うち「ラブエンカウンター」×3)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「望月あづみ(もちづき・あづみ)」センセの「ラブエンカウンター」です。
※左:「佳菜子」、右:「瑠樺」
【 構成・絵柄 】
すみません。
久しぶりにまったく刺さりませんでした。
これから、感じたそのままを書いていきますが、良い文言は並びません。
そんなんが不得意である方は、ここでご遠慮ください。
・
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・
一般のえっち系単行本。
各話に直接行為まで描かれる系統です。
表題となっているエピソードが連続になっており、それ以外は短編での構成。
だいたい大学生から若い社会人というくらいの年齢範囲です。
ジャンルとしてはラブコメ。
詳しくは後述しますが、複数ヒロインの場合はハーレム展開で、かなり都合の良い印象。
漫画運びとかプラスなネタがなく、ストーリーには期待できるものではありません。
唯一の連続話がまさにそうした傾向です。
そのため、単独ヒロインの方がお話的に良く見えました。
コメよりもラブが強く、なかなか羨ましい限り。
重々しさはないので、ぱっと軽く読みたい場合はいいかもしれません。
しかし、それをさらにマイナスとしているのが絵柄。
顔からスタイルまでかなりバランスが悪く。
良い絵がない訳ではないんですが、別人のように見えたりすることもあり。
引き絵とか小さいコマはまた良くなく。
正直なところ、背景のがいい感じでした。
全体的に、もう少し丁寧さが欲しいです。
個人的には流れでも引っ掛かるところあり、表現的なところもイマイチ。
濃いめなクッキリ線なので、悪目立ちするところもありました。
よーく見ると、↓表紙・裏表紙もちょっと違和感ありますね。
紹介帯のカット絵は分かり辛く、判断には「竹書房」さんのサイトを訪ねる方が良いかも。
【 収録話 】 11話収録
031:「ラブエンカウンター」 前後編
183:「ラブエンカウンター 特別編」
柳田書店の新米店員「雅人」のハーレム・ラブコメという感じ。
教育係「佳菜子」との帰り道、うっかり鍵を持ってきてしまったという彼女の代わりに店まで戻ったところ。
同じく店員の「千鶴」が独りえっちしていた場面に鉢合わせしてしまったのでした。
漫画の冒頭では、ほかのキャラ店長「理沙」、「名奈」が紹介されているんですが。
前後編では特に出番がありません。
もともとは数話続きモノの予定だったのかな。
ストーリーはだいぶ都合のよいもので、特に何という訳でなく、ラブラブえっちに発展。
また、こうした漫画の悪いところで、先ほどの”ほかのキャラ”という2人が加わり、ごくあっさりハーレムになっていきます。
(※2人については特別編で描かれてました)
3話ほどの続きモノですが、特にコレというところはありません。
圧縮すれば1話で足りそうな気もします。
043:「ミステイクジェラシー」
機嫌を損ねると引きこもる傾向にあるという、幼馴染み「紗季」
今日も大学をサボるという彼女に「孝太」は…というもの。
その要因は先輩「凛子」が関わっているんですが、もともと描写はなく。
親しいようではあったものの、引き籠るまでに至る事が何だったか不明。
よく分かんないですね。
告白シーンとか重要な場面であると思うんですが、それはページの隅。
料理で1ページ必要なのか、個人的には疑問でした。
※左:「凛」、右:バイト見習い「佳奈」
063:「神経乳弱」
サークル内の人気者「あゆみ」を彼女とする「由人」
なぜか、最近は他の女の子らとも良い雰囲気で、誰とも仲良くしていたところ。
あちこちで良い顔をしていた事がバレてしまったのでした。
そんな修羅場っぽい場面からの複数えっち発展。
普通、他の女の子らにモテモテ~みたいなのは、本人の勘違いという事が多いんですが。
こちらは、付き合うまでいってたみたい。
そんな男を相手に、”おっぱいで誰だか当てる”というゲームに発展するのが意味不明。
まぁ、漫画なんですが…前の話とかもそうですが、えっちに展開するにしても、話運びが酷い。
だいたい「次は私よ」とか喋っていたので、声で誰だか分かると思う。
083:「彼女はプリンアラモード」
「お願いだ、おっぱいをもませてくれ」
パティシエ「真司」は新作プディングのため、同僚「瑠樺(るか)」にそうお願いしたのでした。
えっち漫画にちらほらある、パティシエ漫画。
これくらいのが、バカバカしくて良いと思います。
「瑠樺ちゃん」曰く”一心同体”で、2人は付き合ってるので…土下座までする必要あるかなぁ。
これが初えっち、くらいでも良かったと思います。
101:「可愛いメイドさんの育て方」
「新一」の人形を壊してしまった「凛」
なんでもする、と謝罪したところ、1日メイドとして仕える羽目になってしまったのでした。
メイドプレイですね。
超貴重なやつ、とか言ってる割りに、素直にメイドとなった「凛さん」には優しく。
特に過激なえっちプレイを要求するでもなく、人形うんぬんよりも単にそうした遊びがしたかっただけかな。
(※いちおう、ネタばらしが後半にあります)
そんな訳で、えっちのお誘いは「凛さん」から。
ああ言われたら、確かに彼女も悪い気はしないでしょう。
117:「胸の大きさなんて関係ない!」
「ちづる」・「かなえ」姉妹との複数発展。
胸の大きいお姉さんに近づくべく、妹「かなえ」は姉「ちづる」の彼氏「康平」に揉んでもらうようお願いするのです。
ううむ、センセは単独ヒロインでないと、こうした安易な複数えっちに発展させるんですね。
えっち系漫画で、姉妹との複数は珍しくはないんですが。
実際にはだいぶ都合のよいもので、個人的に好きではないです。
ガッチリ揉めた方がいいなぁ。
複数のラブラブに流すとしても、多少でも”納得させるような何らか”があるべきだと思います。
135:「おしえて店長さん」
おっちょこちょいなバイト見習い「佳奈」と店長「遠藤」のえっち。
ファミレスを舞台としたお話です。
ラブラブでなにより。
まぁ、ダメな子のが可愛いと言いますからねぇ。
オチを見る限り、あれが作戦ならば計算高いなぁ、と思ったりして。
151:「おしかけキャンパス」
「山本悠」の幼馴染み「早苗」は内緒で同じ大学を受験しただけでなく、ルームシェアで一緒に住むこととなっていたのでした。
おしかけキャンパス、というよりおしかけアパートですわね。
(本編でも大学の描写は5ページまで)
まぁ、親御さんも公認なようだし、本人も可愛いので、いいんじゃない。
あーまで押されると逃げたくなるのは分からんでもないですが。
お風呂が広そうなのがなんだか気になりましたよ。
※由紀
167:「いつまでまたせるの?」
「由紀」に良い所を見せようと、登山デートに誘った「京一」
しかし、空回りした挙句、転んで気絶。
彼女に休憩所まで運んでもらうこととなったのでした。
そんな訳で、休憩所の山小屋えっち。
タイトル通りですわね。
描写でちらほら親しいところが示されていて、告白してない方が意外。
とっとと告白しなさい。
あるいは、彼女としてはとっくに付き合っている気でいた、というのが正しいように思います。
【 その他 】
以上、「望月あづみ」センセでした。
こちらが初単行本とのことですが。
センセのHPを見たところ、他にも2冊が同時発売なのだとか。
そうなのか。
個人的には刺さるところがなく、その事実にちょっと驚き。
当単行本もアマゾンでは評価されており、万人がダメという訳でないみたい。
気になった方は、あちこち見てみるのがいいかもしれません。
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