■ヤッてみてからかんがえよ。 (染岡ゆすら)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ギャル、複数、ファンタジー
・構成 : 7話収録。
・おまけ: あとがき、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「染岡ゆすら(そめおか・ゆすら)」センセの「ヤッてみてからかんがえよ。」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録7話は全て短編での構成。
↓表紙のようなギャルものは3話。
続くもう1話は、また別の現代劇。
後半の3話はファンタジー要素のある、また全然違う雰囲気なものが収録されていました。
カバー、紹介帯から想像されるようなのは半分くらいなので、ちょっと気を付けて。
お話としては、複数プレイが多いラブコメ。
↓表紙などとばっちり合致するギャルもの、ほか短編にもそれっぽいヒロインがおり。
そうした系統としては、うまくまとまった単行本だと思います。
おまけは、あとがき、合間のイラスト。
合間イラストは漫画の続きっぽかったりもしていて、良いものでしたが。
あとがきの背景絵は、せっかく集合絵であるのに、ラフ程度なもので実に残念。
もしかしたら、表紙の別案を掲載したのかもしれませんね。
なお、ぱっと見で気付き辛いですが、カバー絵(表紙・裏表紙)は横長の1枚絵になっていて。
(※表裏の配置が絶妙で、ぱっと見で気付かないのです)
広げて見るとまた全然違った雰囲気になるので、ぜひ1度は外して見てみて。
キャンプ地でギャルに遭遇した、主人公の感覚が味わえると思います。
※服部姉妹「りる」・「るり」
★★絵柄について ★★★
迫力ボディで縦長な人物絵。
輪郭ほか、全体も縦に長めです。
横長目ながら、そう横に長くないくらいで、タレ目気味。
比較的鼻は小さく、大人っぽい雰囲気の人物絵でした。
スタイルは細身ながら、出るトコはどーんと出た迫力あるもの。
どっちかというと、服着ている方がえっちですね。
そうした極端さもあったので、バランスにも影響していて。
それなりにクセあるため、好き嫌いは分かれると思います。
ゆったりとした曲線。
淡い色彩で、黒色すらも明るめ。
ツヤっとしてます。
コマ割りは大きく、はみ出し・重なりなど多め。
漫画はやや大仰で、擬音など比較的に控え目。
収録話の原稿時期が21から24年とやや広く。
前半・後半でジャンル変わることもあってか、それぞれの雰囲気異なっていました。
絵としては、カラーのがまとまり良い感じ。
判断は紹介帯のカット絵が良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
005:「ギャルキャン!」
ソロキャンプにやって来ていたところ…。
すぐ近くに、だいぶ違和感ある2人のギャルが続いてやって来たのでした。
こちらがカバーの2人。
キャンプと言いながら、「酒しかもってきてなくてさ」などと、だいぶ怪しい言動してました。
この漫画…ガチな人が見ると、イラっとしてそうね。
えっち展開もギャルなノリのまま突入しています。
次は3名で~となった際の、「もっちー」・「かりん」のやり取りが楽しい。
031:「王子サマ拾ったんだが?」
自らを「クソビッチ」と称する、ギャル2人。
アタリの男子を求めていたところ…。
公園にて、まさに好みの男子「カケル」を発見したのでした。
こちらはショタとギャル2人の組み合わせ。
小さい子に手ださないでください。
…とはいえ。
悩んでいた彼の話をしっかり聞き、親しく接するなど…あの状態の「カケルくん」にとって、間違いなく救いになったと思われ。
そうした意味でイイ話。
まぁ、彼も幼いわけではなく、ガッチリ思春期発揮してるんですけどね。
とある事情もあって、ちゃんと面倒見てくれていた「もあ」・「ユノ」の2人が優しい。
ううん、いい経験したなぁ。
063:「風間丸尾の憂鬱」
真面目な風紀委員「風間丸尾」
健やかな学園生活のため、周囲に厳しく接していたのですが…。
服部姉妹、「りる」・「るり」の2人には、手を焼いていたのでした。
はい、片目隠れるキャラはひでるさんに刺さるのですが。
この2人はどっちも片目隠れたヒロインで、嬉しい。
いいなぁ、コレ。
「風間くん」は真面目ながらややズレていて。
彼女らを見張るまま、尾行までしており~逆に察知され、拘束されていました。
そのままえっち展開です。
「実地で確認しているだけ~」とか言ってたのが楽しい。
095:「メスザコちゃんの悪ノリありがとックス」
配信をやっている「あいな」と、そのマネージャー「時田」のカップル。
視聴者の反応に腹を立てている「あいなちゃん」
これは…まぁ、彼の言う通りですわね。
ただ、ああして格好良いこと言った後の展開は…ちと恥ずかしい。
生理現象とはいえ。
もうちょっと何とかしてください。
いちおう、えっちはこれが初の様子。
もし来客なければ、これまで通り何もないままだったかもしれませんねー。
彼有能そうだったので、「あいなちゃん」にとっては良かったんではないかしら。
漫画後のバニーコスプレが好き。
本編で見たかったなぁ。
121:「お前のような魔王がいるか!!」
魔王討伐のため、旅を続けていた勇者「マルトゥ」
ついに魔王の目前にまでたどり着いたのですが…。
気の抜けたあくびしているような、おっぱい大きい女性だったのです。
こちら以降3話はファンタジー話です。
なお、それぞれに関連はありません。(たぶん)
だらけた女性のような魔王さんですが、実力は名前相応らしく…。
勇者の奥義をくらっても、服がちょろっと破れた程度でケロっとしてました。
これ、普通に戦ってたら、太刀打ちできなかったのではないかしら。
えっち勝負になって(というか、それすら魔王から仕掛けていた)良かったかも。
中盤からの展開も、まさに「マルトゥくん」が見悶えて言っていた通りで…。
エゲつない実力差がありそうでした。
これ、オチの展開がまたちょっと衝撃的。
彼女そう邪悪そうではないものの…あれでいいのかしら。
※左:配信者「あいなちゃん」、右:託児所の黒エルフ「レダ」
147:「エルフのばふばふリフレ」
連日の残業に疲れ果てていた「ナオキ」
ふと気付くと、見知らぬ場所におり…。
そこで出会った女性は、コスプレではなく、別世界の住人・本物のエルフであり。
どうやら、彼はいつしか異世界に迷い込んでいたようだったのです。
託児所で働く、エルフ「フォマニ」、黒エルフ「レダ」が出演する、こちらもWヒロインもの。
むちむちな「フォマニさん」もいいんですが。
こちらの「レダさん」は収録で最も好みなヒロイン。
あーれーはヤバい。
ちゃんと彼女とのえっちも用意されているのですが、そこに至るまでのくだりも好き。
あの、背中振り向き・くぱぁ絵が最高。
あー、ぜひ家に着てほしいですよー。
なお、オチは複数プレイでした。
181:「オークチンポをてにいれた!」
通常世界と異世界が繋がった世界。
老人のオークを助けたところ、「悠馬」は秘薬をもらったのですが。
それによって彼自身が巨大化していただけでなく。
近所に住むエルフ母娘にも影響をしていたのでした。
「悠馬くん」視点なので、漫画としてはそうでもないのですが。
旦那、彼氏がいる母「リノア」、娘「リエル」にとっては、トンデモなバッドエンド。
お話としてはこの程度のコトでしたが、ファンタジー世界の融合は…あちこちに相当な影響を出していそうですね…。
あるいは、既に法整備されているなら、あの能力使ったことで、重罪になっていそう。
えっちとしては、やっぱり頑張って抵抗していた「リエルちゃん」のが良いですね。
褐色肌で制服姿だったし。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト