■おっぱい (西沢みずき)
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、学生、眼鏡
・構成 : 8話収録(うち「漫研シリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品について、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西沢みずき(にしざわ・みずき)」センセの「おっぱい」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
おっぱい。
実にストレートなタイトルに感動。
こちら購入を決意しました(笑)
ただ、お話としては…バストをネタとした漫画ばかりでなかったですね。
(このタイトルで、逆に貧乳な娘とか面白そうに思いましたが…勘違いさせちゃうか)
収録8話で、うちシリーズものが3話分。
タイプ様々でしたが、おおむね女性側のがエロくて積極的。
特に短編はそんな傾向です。
また、全体的に、眼鏡ヒロインが結構多めでした。
(※ここは早とちりしないよう、下記・収録話について参照ください)
おまけは、あとがき・作品解説です。
※左:「東山(如月)美羽」、右:先生
★★絵柄について ★★★
賑やかで濃いめな仕上がり。
コマ割りは斜め割り・重なりなど、変化が大きく。
飛び回る擬音などもあって、原稿はかなりごっちゃりとしています。
また、線ほか色彩は黒くて重め。
ただし、それがためか…ヒロインの白い肌はより艶めかしく、エロく見えました。
漫画は派手でコメディー寄り。
えっちシーンには勢いがあり、パンチ力感じられるものです。
個人的に気になったのは、コマ内配置、バランス面の微妙さ。
また、たまに…ごくあっさりした絵になることも、やや引っかかりました。
人物絵は縦長輪郭で、まつげ太めの横長目、鼻下は長め。
身長高く、大きなバストほか、腰回り・お尻なども大きく素敵。
美人のお姉さん、といった印象。
背景・小物などもイイ感じでした。
判断については、おおむね↓表紙で大丈夫。
あるいは、裏表紙・背景のカット絵が良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 8話収録
001:「11月22日」
付き合って1年半。
結婚した「東山綾乃介」、「如月美羽」はついに初夜を迎えたのでした。
とある事情もあって、2人は婚前交渉をしてなく。
これが初めて。
シャワー中の「綾乃介くん」が楽しい。
まぁ、そりゃ仕方ないわね。
ただし、そのまま出ていくのは、ちょっと…どうかと思いました。
なんか羽織るとかしなさいよ…。
「美羽さん」は勝負下着でしたねー。
こっちは、ちょうど良いくらい(笑)だったと思います。
あらすじ部分では隠しましたが。
後半で判明する、2人の元の関係は実にイイ感じのスパイス。
これ知った後に、また最初から読むことをオススメします。
眼鏡姿も可愛かった。
025:「僕の彼女は」
普段は物静かで地味な彼女「黒江しずか」
しかし、実はどスケベで、そっち方面ではやたら饒舌だったのです。
どっちも陰キャな、教師・生徒のカップル。
エロくて素敵な「しずかさん」
付き合って半年、とのことでしたが…。
いかにして、この彼女引っ掛けれたんだろう。
中盤、クラス女子らによって、垢抜けた恰好になるのですが。
元の眼鏡な彼女と、好み真っ二つになりそう。
…私ですか?
そりゃー、眼鏡・陰キャのがいいですね。
一緒にエロ動画見たい。
049:「都内3LDK家事セックス付き」
東京の学校へ進学した「太一」
家事が得意な彼は、それを条件に5歳年上の幼馴染み「りょう」の住むアパートに居候することとなったのでした。
真っ裸でうろつく彼女に対し、「刺激が強すぎる」とのことでした…が。
既に関係ある相手で、あーした言動しているということは。
馬鹿ね、察してあげなさいよ。
彼女仕事してるだろうし、ストレスとかなんとか大変なのだと思いました。
ただ…この環境。
「太一くん」は勉強どころではないですね。
069:「あさがお」
文芸部の先輩「内木祥子」に告白した「赤羽新太」
実は彼女も、初対面時から気にかけていた相手だったため…。
といった導入部。
女性のが積極的でエロいという、雰囲気としては「僕の彼女は」の「しずかさん」と似た印象。
しかし、告白で即えっちとは、「新太くん」想像してなかったでしょう。
しかも、あんな感じに豹変するとは…。
おそらく、彼女の想いのが強かったのだと思います。
分からんでもないけれど、もうちょっとセーブしてあげないと、彼もたないぞ。
089:「せんせいとまさるくん」
ホームルーム中の会話がため、教師から注意されてしまった「木下まさる」
さらに放課後、指導室に呼び出されてしまったのですが…。
そちらでの先生は、なにやら露出高めに見えたのでした。
解説によると、S女三部作の1つらしく。
後半のプレイでは、加速度上がってました。
そのため、収録のうちこれだけ異質ですね。
先生はエロくて良かったんですが。
こちらでも…メイン部分では眼鏡オフになっちゃうんですよ…。
113:「漫研あるある」
123:「漫研デレデレ」
143:「漫研とボイン ~人妻編集・江呂満子~」
エロ漫画の資料ということで。
漫研部長「林原凪」は、アシスタント「小山宗光」に脱ぐよう命じたのでした。
…というのが「漫研あるある」です。
あるある、ですか?
指示した張本人ながら、どぎまぎしている「凪さん」が可愛い。
…あ。
眼鏡好きな皆さま、お待たせしました。
こちらの彼女はえっち時も、眼鏡オンなままです。
しかも、1、2話でそのデザインも違うという(笑)
漫研シリーズ2話目から…担当編集「江呂満子(こうろ・みつこ)」登場。
うん、いい名前だ(笑)
「甘詰留太」センセを思い出しますね。
デビュー後の作品を出した2人でしたが…。
担当編集「満子」からの評価は散々だったのです。
まぁ、彼女言ってることのが、正しそうではありますねー。
漫研「凪」・「宗光」のネーム打合せが楽しい。
そのうち、プレイ発展しそうですね。
さて。
そちらで、「満子さん」はどうだろう~、と思っただろう大半の読者に応えるべく。
3話目「漫研とボイン ~人妻編集・江呂満子~」は彼女がヒロインに昇格。
いやぁ、いいもん見れました。
彼女は着衣状態が既にエロエロしいですわね。
「宗光くん」が羨ましい。
なお、シリーズのサブヒロインながら…↓表紙はこちらの「満子さん」だという(笑)
★★リンクほか ★★★
おっぱい (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2024/6/14 [アダルト] 西沢みずき (著)
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト