■バラ色に染まれ (森万平)
★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、恋愛話、むちむち
・構成 : 6話収録(うち「クリスマスの夜に。」×2、
「スプリングハズカム」×2)
・おまけ: 漫画「おまけとあとがき」、合間におまけ漫画・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森万平(もり・まんぺい)」センセの「バラ色に染まれ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
「人生って最高だ!!」
…と、そんな台詞が特徴的なこちら単行本。
(※なお、吹き出しは紹介帯だけでした。誰が入れたんだろう)
収録は6話と少ないのですが。
ページ総量は210くらいと多く、ボリュームは抜群です。
うち、連続話が2あったので…。
エピソードで言うと、4本となります。
(※カバーに登場してる4名が各話のヒロイン)
また、それぞれエピソードには追加漫画(あるいはイラスト)がありました。
描き下ろしですかね。
6ページとなかなかの量で、大満足頂けると思います。
(※なお、えっち系でなく、後風景かネタっぽいもの)
こちら、期間限定(※23年5月28日まで)でしたが。
収録エピソード「クリスマスの夜に」がコアマガジンさんのHPにて公開されてるので、気になった方はこの機会を見逃さぬように。
(※雑誌掲載時のもののようなので、単行本とのビミョーな違いも楽しめます)
…まぁ、気になった方は進んで大丈夫だろう、完成度の高い1冊ですよ。
※左:「せな」、右:「日菜子」
★★絵柄について ★★★
ぱっと見では、ヤング誌掲載…といった印象。
いわゆる成年漫画っぽさがなく。
どこか、オシャレな雰囲気もありました。
CMとかに出てきそう。
太めな線でのさっぱり絵。
結構白比率があり、色彩は濃くないため、そうコテコテとしていません。
乱れはほぼないものの、崩れはなんとなく・ちらほら感じられます。
…が。
前述した独特な画風がため、あまりそんなんに引っ掛かりません。
ちょっとした事も”味”だと感じられる、得なタイプだと思います。
大きな表情変化はシリアスからコメディーまで自然で、台詞がすっと頭に入ってきます。
適度にメリハリ・力の加減がされていて、漫画はお上手でした。
ヒロインはカワイイ系のお姉さん。
どことなく幅広めで、ふっくら・むっちりのスタイルは、いかにも柔らかそう。
カラーでもそう変化なかったので、判断はそのままで大丈夫。
また、紹介帯のカット絵が参考になるでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
005:「クリスマスの夜に。」
039:「もういちど君と、」
付き合っていた相手に、指輪と共に結婚を口にした「真之介」
しかし、他に好きな人がいた、とまさかの拒否をされてしまい。
最悪なクリスマスになっていたところ。
一部始終を見ていた、というギャル「せな(世那)」は自らもフラれたばっかりだと慰めてくれ~。
彼が予約していたホテルまで付いてきたのでした。
前述したように、単行本↓表紙には…
「人生って最高だ!!」
~とかあったのですが。
まさか、結婚切り出してフラれるという、人生の場面でも指折りに最悪な場面からスタートするこちらの作品。
あちこち、ちゃんとしていた「真之介くん」
(※ホテル予約したり、シチュエーション計画してたり)
そのため、別に彼が勝手に暴走した~とかではないようだったので…。
彼女ひでーなー。
「振る側が泣くのはズルいよね」
そうした「せなちゃん」の台詞はまさにその通り。
泣きたいのはこっちだって。
…と、そんな状態だったので、「せなちゃん」の言動は心地良い。
なんだか、こっちが泣きそう(笑)
お風呂から一緒してくれてましたよー。
さて、誰もが祈っていただろう、後日談話「もういちど君と、」
タイトルから期待膨らみますね。
彼女「せなちゃん」との再会は1年半。
意外な場所でした。
やはり、しっかりしていた「真之介くん」
ここでの行動、あるいは彼にとって初めて思うままにしたのかもしれませんね。
2人きりになってからの彼の行動が…また泣ける。
あちこち、読者とシンクロすると思います。
終了後には、漫画でなくてイラストがあるのですが…。
非常に素敵な演出でした。
またね、左右での違いっぷりが非常に楽しいので、必見です。
この2人につられて、他にもカップルできそう。
075:「初恋めがね」
119:「駆け抜けて早坂」
こちら2話は特に連続モノではないのですが。
おまけ漫画で行き来あったので、こちらではまとめて紹介します。
まず前者「初恋めがね」から。
幼馴染み「イオ」の初恋相手は「レン」の兄でした。
この度彼は結婚することとなり、
「なぐさめてやろうかなって~」
そう軽口を叩いたところ…意外にも、OKを言われたのです。
眼鏡でサッパリとした雰囲気の「イオさん」
冒頭からしっかりと眼鏡がピックアップされており、それ好きな方も満足だろう仕上がり。
彼女の反応がいいですね。
眼鏡所持者は、うんうんとなるでしょう。
前半は眼鏡あり、後半はなしに変化する、贅沢な描かれ方でした。
同クラスの女子「早坂」に告白した「小林」
「ずっと好きだった」
そうOKの返事を貰い、有頂天になっていたのですが…。
彼女はその場で、それ以上を要求してきたのでした。
そんなんが、後者「駆け抜けて早坂」
黒髪・セーラー服でうるうるタレ目の、いかにも清純派な彼女。
実は収録でトップクラスのえろえろしさであるのが、最大のポイント。
またね、後半になるにつれて、より激しくなる様が…凄い。
エロい。
告白した「小林くん」もドン引きしてますねー。
…とはいえ、しっかりスルんですが(笑)
なお、そのインパクトの強さがためか。
本編後のおまけ漫画は双方キャラが登場しているんですが、どっちも「早坂さん」が主要ネタになってました。
※早坂さん
153:「スプリングハズカム」
177:「ハッピーレイニーデイ」
入試に見事合格した「大喜」
さっそく、「日菜子」に報告し、会うこととなったので…。
付き合って1年、そろそろ~と期待が高まっていたのでした。
よく1年も我慢したなぁ。
……そうか、受験がためか。
(※受かったのは彼女が通う大学です)
テンパってる彼に対し、「日菜子さん」が優しい。
まあ、当然そのつもりだったろうしねー。
ベッドに座った際の描写が緊張感あって、転げ回りたくなりますよ。
1回戦後の「日菜子さん」がまた可愛らしいので必見。
2話目「ハッピーレイニーデイ」はそれから1カ月後の風景。
前回と違い、リラックスな部屋着の「日菜子さん」がキュート。
キスのくだりでのお尻が好きです。
こちらのえっちは…「せな」・「真之介」カップルに負けない良さがありました。
なお、本編後のおまけ漫画はあとがきも含み、3ページのボリューム。
えろいものではないのですが、変わらぬ仲の良さが見れますよ。
★★リンクほか ★★★
バラ色に染まれ (メガストアコミックス) コミック, 2023/4/28 [アダルト] 森万平 (著)
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、恋愛話、むちむち
・構成 : 6話収録(うち「クリスマスの夜に。」×2、
「スプリングハズカム」×2)
・おまけ: 漫画「おまけとあとがき」、合間におまけ漫画・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森万平(もり・まんぺい)」センセの「バラ色に染まれ」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
「人生って最高だ!!」
…と、そんな台詞が特徴的なこちら単行本。
(※なお、吹き出しは紹介帯だけでした。誰が入れたんだろう)
収録は6話と少ないのですが。
ページ総量は210くらいと多く、ボリュームは抜群です。
うち、連続話が2あったので…。
エピソードで言うと、4本となります。
(※カバーに登場してる4名が各話のヒロイン)
また、それぞれエピソードには追加漫画(あるいはイラスト)がありました。
描き下ろしですかね。
6ページとなかなかの量で、大満足頂けると思います。
(※なお、えっち系でなく、後風景かネタっぽいもの)
こちら、期間限定(※23年5月28日まで)でしたが。
収録エピソード「クリスマスの夜に」がコアマガジンさんのHPにて公開されてるので、気になった方はこの機会を見逃さぬように。
(※雑誌掲載時のもののようなので、単行本とのビミョーな違いも楽しめます)
…まぁ、気になった方は進んで大丈夫だろう、完成度の高い1冊ですよ。
※左:「せな」、右:「日菜子」
★★絵柄について ★★★
ぱっと見では、ヤング誌掲載…といった印象。
いわゆる成年漫画っぽさがなく。
どこか、オシャレな雰囲気もありました。
CMとかに出てきそう。
太めな線でのさっぱり絵。
結構白比率があり、色彩は濃くないため、そうコテコテとしていません。
乱れはほぼないものの、崩れはなんとなく・ちらほら感じられます。
…が。
前述した独特な画風がため、あまりそんなんに引っ掛かりません。
ちょっとした事も”味”だと感じられる、得なタイプだと思います。
大きな表情変化はシリアスからコメディーまで自然で、台詞がすっと頭に入ってきます。
適度にメリハリ・力の加減がされていて、漫画はお上手でした。
ヒロインはカワイイ系のお姉さん。
どことなく幅広めで、ふっくら・むっちりのスタイルは、いかにも柔らかそう。
カラーでもそう変化なかったので、判断はそのままで大丈夫。
また、紹介帯のカット絵が参考になるでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
005:「クリスマスの夜に。」
039:「もういちど君と、」
付き合っていた相手に、指輪と共に結婚を口にした「真之介」
しかし、他に好きな人がいた、とまさかの拒否をされてしまい。
最悪なクリスマスになっていたところ。
一部始終を見ていた、というギャル「せな(世那)」は自らもフラれたばっかりだと慰めてくれ~。
彼が予約していたホテルまで付いてきたのでした。
前述したように、単行本↓表紙には…
「人生って最高だ!!」
~とかあったのですが。
まさか、結婚切り出してフラれるという、人生の場面でも指折りに最悪な場面からスタートするこちらの作品。
あちこち、ちゃんとしていた「真之介くん」
(※ホテル予約したり、シチュエーション計画してたり)
そのため、別に彼が勝手に暴走した~とかではないようだったので…。
彼女ひでーなー。
「振る側が泣くのはズルいよね」
そうした「せなちゃん」の台詞はまさにその通り。
泣きたいのはこっちだって。
…と、そんな状態だったので、「せなちゃん」の言動は心地良い。
なんだか、こっちが泣きそう(笑)
お風呂から一緒してくれてましたよー。
さて、誰もが祈っていただろう、後日談話「もういちど君と、」
タイトルから期待膨らみますね。
彼女「せなちゃん」との再会は1年半。
意外な場所でした。
やはり、しっかりしていた「真之介くん」
ここでの行動、あるいは彼にとって初めて思うままにしたのかもしれませんね。
2人きりになってからの彼の行動が…また泣ける。
あちこち、読者とシンクロすると思います。
終了後には、漫画でなくてイラストがあるのですが…。
非常に素敵な演出でした。
またね、左右での違いっぷりが非常に楽しいので、必見です。
この2人につられて、他にもカップルできそう。
075:「初恋めがね」
119:「駆け抜けて早坂」
こちら2話は特に連続モノではないのですが。
おまけ漫画で行き来あったので、こちらではまとめて紹介します。
まず前者「初恋めがね」から。
幼馴染み「イオ」の初恋相手は「レン」の兄でした。
この度彼は結婚することとなり、
「なぐさめてやろうかなって~」
そう軽口を叩いたところ…意外にも、OKを言われたのです。
眼鏡でサッパリとした雰囲気の「イオさん」
冒頭からしっかりと眼鏡がピックアップされており、それ好きな方も満足だろう仕上がり。
彼女の反応がいいですね。
眼鏡所持者は、うんうんとなるでしょう。
前半は眼鏡あり、後半はなしに変化する、贅沢な描かれ方でした。
同クラスの女子「早坂」に告白した「小林」
「ずっと好きだった」
そうOKの返事を貰い、有頂天になっていたのですが…。
彼女はその場で、それ以上を要求してきたのでした。
そんなんが、後者「駆け抜けて早坂」
黒髪・セーラー服でうるうるタレ目の、いかにも清純派な彼女。
実は収録でトップクラスのえろえろしさであるのが、最大のポイント。
またね、後半になるにつれて、より激しくなる様が…凄い。
エロい。
告白した「小林くん」もドン引きしてますねー。
…とはいえ、しっかりスルんですが(笑)
なお、そのインパクトの強さがためか。
本編後のおまけ漫画は双方キャラが登場しているんですが、どっちも「早坂さん」が主要ネタになってました。
※早坂さん
153:「スプリングハズカム」
177:「ハッピーレイニーデイ」
入試に見事合格した「大喜」
さっそく、「日菜子」に報告し、会うこととなったので…。
付き合って1年、そろそろ~と期待が高まっていたのでした。
よく1年も我慢したなぁ。
……そうか、受験がためか。
(※受かったのは彼女が通う大学です)
テンパってる彼に対し、「日菜子さん」が優しい。
まあ、当然そのつもりだったろうしねー。
ベッドに座った際の描写が緊張感あって、転げ回りたくなりますよ。
1回戦後の「日菜子さん」がまた可愛らしいので必見。
2話目「ハッピーレイニーデイ」はそれから1カ月後の風景。
前回と違い、リラックスな部屋着の「日菜子さん」がキュート。
キスのくだりでのお尻が好きです。
こちらのえっちは…「せな」・「真之介」カップルに負けない良さがありました。
なお、本編後のおまけ漫画はあとがきも含み、3ページのボリューム。
えろいものではないのですが、変わらぬ仲の良さが見れますよ。
★★リンクほか ★★★
バラ色に染まれ (メガストアコミックス) コミック, 2023/4/28 [アダルト] 森万平 (著)