■かきすて! (艶々)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] コメディー、江戸時代、エロス、
・構成 : 10話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・各話解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「かきすて! 1巻」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
2巻以降へと続く長編漫画。
あとがきによると、もともとは読み切りのつもりで描かれていたようです。
それが長編になった~、ということで。
各話のページ量はまちまち。
ザックリ数えてきました。
5話までは全て14ページ。
6話は15ページ、7、8話は22ページと長め。
9話は20、10話は21ページ…といった感じです。
これからは20ページ前後になっていくのかな。
漫画のあちこちには浮世絵が差し込まれており。
(※なにげに登場キャラが交じっています)
あちこちの背景なども含め、雰囲気はたっぷり。
分かり辛い単語などには枠外に説明があったので、特に知識ない方でも大丈夫です。
また、巻末のあとがき・各話解説は2ページほどのボリューム。
ギッシリと描かれていて、読み応えありましたよ。
※かきすて!三人娘(※右は「ユキさん」)
★★絵柄について ★★★
丸っとしたデフォルメ感のある作画。
コロコロ表情は変化し、よく動いてもいました。
前述もしました、差し込まれている浮世絵は無論のこと。
江戸時代な背景とか小物もイイ感じ。
巧いこと時代劇を漫画に落とし込まれていました。
強めな線でサッパリとしたもの。
「艶々」センセ、と聞いて想像されるようなえっち系漫画とは違い。
絵の基本はコメディー調。
そのため、↓表紙はあんなんですが、あまりソッチの期待をしないよう注意です。
詳しくは後述します。
★★収録話について ★★★ 10話収録
日本橋に住む親族へ会うため、焼津から江戸に向かっていた「ナツ」
伊勢参りからの帰り、という「ハル」・「ユキ」と道中で知り合い。
皆で江戸まで向かうこととしたのでした。
各所・地域でのエロスネタを絡めた、ロードムービー的な漫画。
ただし、話数が進むにつれて…。
当初の雰囲気とは違って、連続ストーリーっぽさも出てきていました。
悪を成敗する、みたいな描写もありましたよー。
(※そうした事柄がため、前述したようにページ量も必要だろうと思いました。いや…増えたページ量にストーリー合わせていってるのかな)
こうしたストーリーで、主人公は旅と共に成長していくものですが。
こちらの「ナツさん」は…単にだんだんエロス知識増えていて。
今後が心配(笑)
…あ、漫画でのエロス描写について。
一般系ですが、いわゆる直接行為も普通に描かれてます。
当然、ヒロインらのバストトップもしっかり露出してました。
ただし、いわゆる成年漫画的なえっちがメインではないので…直接シーンは毎回でなく、ちらほら。
全裸とかサービスカットがポイントにて描かれる~といったくらいな感じです。
そのため、当時のエロス事情が垣間見える楽しさはあるのですが。
目で見てウハウハといったものではなかったので、ジャンル違いには気を付けて。
やっぱり、くくりはコメディーなのだと思います。
●1から5話は焼津から江戸までの道中。
読み切り編、ですかね。
冒頭で「ハル」・「ユキ」の2人も加わり、女性3名での華やかな旅となっています。
主人公「ナツさん」を含めた3名はエロスに対するリアクションがそれぞれ違うのがポイントでしょう。
1話では「ナツさん」の行動に注目。
箱根の陰石は初めて聞きました。
こうしたんはそこそこに詳しいつもりでしたが、まだまだ勉強が必要ですね。
場所とか不明とのこと。
むむむ残念。
なお、4話では「ハルさん」、5話では「ユキさん」のえっちが見れました。
ようやく、でしたね(笑)
※軽業「ナツさん」
●6、7話は江戸でのあれこれ。
江戸編。
知り合った「ハル」・「ユキ」も続いて登場しています。
なにかと騒がしい現代ですが。
もともと日本はこうした点に寛容な国で、普通に文化として存在していましたよね。
あっさり見破っていた「ナツさん」を見逃さぬように。
1巻でのクライマックス的なエピソードである7話。
ここではとある秘密が判明していました。
ううむ、もうちょっと長くアクションシーンが見たかったです。
●故あって大津へと向かうこととなった、8話以降。
こちらは1人旅編。
名産品「ひごずいき」は…現代でも売ってました。
男性向けのもあるみたい。
ぜひ試してみてみて(笑)
また、それを見た「ナツさん」の感想に注目。
育ちが故ですかねー。
初めて口説かれた、という9話がまた楽しい。
うん、「ナツさん」は圧倒的に色気ないものね…。
収録のラスト、10話はどこか必殺仕置人(最初期のやつね)のようでした。
★★リンクほか ★★★
かきすて! 1 (SPコミックス) コミック 2023/3/13 [アダルト] 艶々 (著)
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」(一般)
えっちで解決、な巫女さんラブコメ。全2巻。
「たとえば母が」 「6巻[完結]」(一般)
母「緑川美晴さん」とのアレコレを描いた傑作。全6巻。
「となりのとなりのお姉さん」(一般)
お隣の色っぽいお姉さん、高校教師なお姉さんというWヒロインモノ。全2巻。
「久枝さんの背徳日記」
ちらほら描かれていた「久枝さん」シリーズと短編を収録。
「ボクノアイジン[限定版]」
母親・教師が2人づつ登場。限定版はCDドラマつき。
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
姉「我妻綾子」さんとの近親モノ。実姉で人妻です。
「はだかのくすりゆび」(一般)
着物姿も素敵な人妻「戸田翠」の不倫長編。全3巻。
「家政婦のミツコさん」(一般)
旦那の借金を返済する人妻「満子さん」のメイド・コメディー。全2巻。
「はたらく人妻さん」(一般)
オムニバスの人妻・職業えっちな表題作と中編を収録。
「密やかに熟れる花」(一般)
閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
「ものかげのイリス」(一般)
インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
「三日月がわらってる」(一般)
小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
「ひるがお」(一般)
老舗旅館でのアレコレ。1巻で主人公は人の行為を見ているだけ、というのがポイント。
「たとえば母がExtra 黒」(成年)
「たとえば母が」のサイドストーリー。赤・黒と2冊発売されたうちの1冊。
「あの夜のささやきが。」(一般)
「はだかのくすりゆび」の続編。その後の「翠さん」がどうなってしまうのか!?
「うしろのまなざし」(一般)
覗きがテーマの漫画。管理人のいる下宿には秘密があったのです。
「落日のパトス」(一般)
隣に引っ越してきた元教師…壁の向こうから声が聞こえてきて…というお話。
「-with me?- ここではないどこかへ」(一般)
2名の主人公が日本の各地を旅して~という官能旅情ストーリー。
「ふたりのおうち」(一般)
ごく静かなテンションで進む年上女性との恋愛話。
「5時まで待てない」(一般)
編集者と漫画家の官能エピソード。ややエロス度合が高めです。
「家出熟女」(一般)
全2巻の1巻目。家出中だと語るミステリアスな女性のお話。
「ぼくとわたしとママの夏」(一般)
母親とその娘、娘の彼氏という三角関係話。1巻完結。
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] コメディー、江戸時代、エロス、
・構成 : 10話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき・各話解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「かきすて! 1巻」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
2巻以降へと続く長編漫画。
あとがきによると、もともとは読み切りのつもりで描かれていたようです。
それが長編になった~、ということで。
各話のページ量はまちまち。
ザックリ数えてきました。
5話までは全て14ページ。
6話は15ページ、7、8話は22ページと長め。
9話は20、10話は21ページ…といった感じです。
これからは20ページ前後になっていくのかな。
漫画のあちこちには浮世絵が差し込まれており。
(※なにげに登場キャラが交じっています)
あちこちの背景なども含め、雰囲気はたっぷり。
分かり辛い単語などには枠外に説明があったので、特に知識ない方でも大丈夫です。
また、巻末のあとがき・各話解説は2ページほどのボリューム。
ギッシリと描かれていて、読み応えありましたよ。
※かきすて!三人娘(※右は「ユキさん」)
★★絵柄について ★★★
丸っとしたデフォルメ感のある作画。
コロコロ表情は変化し、よく動いてもいました。
前述もしました、差し込まれている浮世絵は無論のこと。
江戸時代な背景とか小物もイイ感じ。
巧いこと時代劇を漫画に落とし込まれていました。
強めな線でサッパリとしたもの。
「艶々」センセ、と聞いて想像されるようなえっち系漫画とは違い。
絵の基本はコメディー調。
そのため、↓表紙はあんなんですが、あまりソッチの期待をしないよう注意です。
詳しくは後述します。
★★収録話について ★★★ 10話収録
日本橋に住む親族へ会うため、焼津から江戸に向かっていた「ナツ」
伊勢参りからの帰り、という「ハル」・「ユキ」と道中で知り合い。
皆で江戸まで向かうこととしたのでした。
各所・地域でのエロスネタを絡めた、ロードムービー的な漫画。
ただし、話数が進むにつれて…。
当初の雰囲気とは違って、連続ストーリーっぽさも出てきていました。
悪を成敗する、みたいな描写もありましたよー。
(※そうした事柄がため、前述したようにページ量も必要だろうと思いました。いや…増えたページ量にストーリー合わせていってるのかな)
こうしたストーリーで、主人公は旅と共に成長していくものですが。
こちらの「ナツさん」は…単にだんだんエロス知識増えていて。
今後が心配(笑)
…あ、漫画でのエロス描写について。
一般系ですが、いわゆる直接行為も普通に描かれてます。
当然、ヒロインらのバストトップもしっかり露出してました。
ただし、いわゆる成年漫画的なえっちがメインではないので…直接シーンは毎回でなく、ちらほら。
全裸とかサービスカットがポイントにて描かれる~といったくらいな感じです。
そのため、当時のエロス事情が垣間見える楽しさはあるのですが。
目で見てウハウハといったものではなかったので、ジャンル違いには気を付けて。
やっぱり、くくりはコメディーなのだと思います。
●1から5話は焼津から江戸までの道中。
読み切り編、ですかね。
冒頭で「ハル」・「ユキ」の2人も加わり、女性3名での華やかな旅となっています。
主人公「ナツさん」を含めた3名はエロスに対するリアクションがそれぞれ違うのがポイントでしょう。
1話では「ナツさん」の行動に注目。
箱根の陰石は初めて聞きました。
こうしたんはそこそこに詳しいつもりでしたが、まだまだ勉強が必要ですね。
場所とか不明とのこと。
むむむ残念。
なお、4話では「ハルさん」、5話では「ユキさん」のえっちが見れました。
ようやく、でしたね(笑)
※軽業「ナツさん」
●6、7話は江戸でのあれこれ。
江戸編。
知り合った「ハル」・「ユキ」も続いて登場しています。
なにかと騒がしい現代ですが。
もともと日本はこうした点に寛容な国で、普通に文化として存在していましたよね。
あっさり見破っていた「ナツさん」を見逃さぬように。
1巻でのクライマックス的なエピソードである7話。
ここではとある秘密が判明していました。
ううむ、もうちょっと長くアクションシーンが見たかったです。
●故あって大津へと向かうこととなった、8話以降。
こちらは1人旅編。
名産品「ひごずいき」は…現代でも売ってました。
男性向けのもあるみたい。
ぜひ試してみてみて(笑)
また、それを見た「ナツさん」の感想に注目。
育ちが故ですかねー。
初めて口説かれた、という9話がまた楽しい。
うん、「ナツさん」は圧倒的に色気ないものね…。
収録のラスト、10話はどこか必殺仕置人(最初期のやつね)のようでした。
★★リンクほか ★★★
かきすて! 1 (SPコミックス) コミック 2023/3/13 [アダルト] 艶々 (著)
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」(一般)
えっちで解決、な巫女さんラブコメ。全2巻。
「たとえば母が」 「6巻[完結]」(一般)
母「緑川美晴さん」とのアレコレを描いた傑作。全6巻。
「となりのとなりのお姉さん」(一般)
お隣の色っぽいお姉さん、高校教師なお姉さんというWヒロインモノ。全2巻。
「久枝さんの背徳日記」
ちらほら描かれていた「久枝さん」シリーズと短編を収録。
「ボクノアイジン[限定版]」
母親・教師が2人づつ登場。限定版はCDドラマつき。
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
姉「我妻綾子」さんとの近親モノ。実姉で人妻です。
「はだかのくすりゆび」(一般)
着物姿も素敵な人妻「戸田翠」の不倫長編。全3巻。
「家政婦のミツコさん」(一般)
旦那の借金を返済する人妻「満子さん」のメイド・コメディー。全2巻。
「はたらく人妻さん」(一般)
オムニバスの人妻・職業えっちな表題作と中編を収録。
「密やかに熟れる花」(一般)
閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
「ものかげのイリス」(一般)
インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
「三日月がわらってる」(一般)
小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
「ひるがお」(一般)
老舗旅館でのアレコレ。1巻で主人公は人の行為を見ているだけ、というのがポイント。
「たとえば母がExtra 黒」(成年)
「たとえば母が」のサイドストーリー。赤・黒と2冊発売されたうちの1冊。
「あの夜のささやきが。」(一般)
「はだかのくすりゆび」の続編。その後の「翠さん」がどうなってしまうのか!?
「うしろのまなざし」(一般)
覗きがテーマの漫画。管理人のいる下宿には秘密があったのです。
「落日のパトス」(一般)
隣に引っ越してきた元教師…壁の向こうから声が聞こえてきて…というお話。
「-with me?- ここではないどこかへ」(一般)
2名の主人公が日本の各地を旅して~という官能旅情ストーリー。
「ふたりのおうち」(一般)
ごく静かなテンションで進む年上女性との恋愛話。
「5時まで待てない」(一般)
編集者と漫画家の官能エピソード。ややエロス度合が高めです。
「家出熟女」(一般)
全2巻の1巻目。家出中だと語るミステリアスな女性のお話。
「ぼくとわたしとママの夏」(一般)
母親とその娘、娘の彼氏という三角関係話。1巻完結。