■ノックアウト!! (魚山ケイジ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 調教、むちむち、黒下着
・構成 : 9話収録(うち「姫子ノックアウト!!」×2)
・おまけ: あとがき
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「魚山ケイジ(ととやま・けいじ)」センセの「ノックアウト!!」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は1つだけ連続話、他は短編での構成。
ほぼ表題作な連続話は2話のストーリー。
シチュエーションの異なる後日談でした。
単行本を代表するようなそちらを筆頭に、なにかと調教ちっくな色のあるお話群。
また、たいていは望む相手ではなくて…。
そんなん、得意でない方は要注意。
ラブは…たまーに、ですね。
いちおう、コメディーちっくなのもあります。
そっちもお上手でした。
また、センセがお好きなのか、黒下着な女子が多く見られましたよ。
(↓表紙は白でしたが)
※左:クール女子「姫子さん」、右:大家の娘「由衣ちゃん」
★★絵柄について ★★★
ぱっと見で丸い印象。
輪郭とか、おっぱいとか、お尻とか。
むっちり傾向。
線は乱れなく、丁寧でしっかりと安定。
濃淡は薄過ぎず、かと言って濃過ぎることもなく、丁度良いくらい。
原稿は結構賑やかでした。
背景や小物も同様でバランス感も良好。
表情・表現なども同様でお上手
特にコレというマイナス点はありませんでした。
↓表紙は…ちょっとカメラ近すぎかなー、と感じます。
裏表紙のが分かり易いでしょう。
★★収録話について ★★★ 9話収録
003:「姫子ノックアウト!!」 2話
「姫子」とはくされ縁の男子「シンジ」
バカな奴で、色々道具などで「姫子」のえっち方面の開発をしてきていたのですが…ことごとく失敗。
今回はコンビニで買ったという、怪しげな本の実戦をされることとなったのです。
ギャルっぽい「姫子さん」は一見しれっとした態度のクール女子。
媚薬も催眠もダメ、とのことでしたが。
そのバカバカしい事に、ちゃんと付き合ってくれていた「姫子さん」は優しい。
ただ、まぁ…最中にスマホ眺めるのはヤめたほうがいいと思うよ…。
プレイは「姫子さん」に合っていたのか、「シンジくん」に才能あったのか。
そんなんが巧くいく展開。
男子にとってはかくありたい、というお話で刺さる人も多いでしょう。
特に「姫子さん」がもともと↑そんな感じだったので…。
なんと、これ連続話でした。
2話目はその後の風景、前話から半年。
最近は感度がヤバく、「姫子さん」は時間をズラして「シンジくん」を避けていたのです。
~といったオープニングで、漫画は通学の満員バス内。
この舞台設定で、わくわくする読者も多いでしょう。
混んだ車内でウズウズする「姫子さん」が実にキュート。
冒頭話1ページ目の彼女が嘘のよう(笑)
途中からは裏表紙みたいな展開になりますよー。
049:「お願いしますアンナ様っ!!」
弟に甘い「杏奈」は彼の借金の代わりに体を差し出すのでした。
まだ学生が10万の貸し借りなんてするなよ。
しかも、自分で返済もしないとは…最低。
まぁ、そんなんも姉「杏奈さん」が甘々なため、っぽいですね。
えっちは男子2名とのプレイ。
触るだけ~がエスカレートしていく展開。
前話と違って、媚薬が効いたエピソードになります。
069:「わんこ発情中っ」
1つ年下の彼氏「優太郎」
カップルの主導権を握る「きらら」は彼を犬のようにしつけていたのですが…。
すごく気持ちいいらしい、という彼の提案に乗ってみることとしたのでした。
”寸止め地獄”だそうです。
当然、勉強もしているのでしょうけれど…。
そんなん巧くやってた「優太郎くん」は、結構なテクニシャンではないかなぁ。
中盤の展開が面白いですね。
…天然か。
関係良好そうなオチが良かったです。
091:「デッドリー・バスストップ」
全世界で奇妙な感染病が発生。
人類はほぼ滅亡し、生き残るのも僅かという世界。
そうした中、昔馴染み「コタロー」と「神楽」はバスに追い詰められていたのでした。
いわゆるゾンビもの。
ただ、成年漫画らしく、異常な性欲でエロい事する、というようなモノで…。
”純愛脳で複数プレイをしない彼らは、恋人のフリをしていれば襲われない”
そうした特徴があったのです。
わはは。
そんなんがため、「神楽さん」はさして望まぬ相手とえっちするのでした。
腐れ縁ではあるものの、まるで気のない相手である、というのが最大のポイントでしょう。
収録ではド・コメディー枠で、感染者らの反応がいちいち楽しい。
しかし…こんなんで人類滅亡してるのかしら。
皆楽しんでるだけでは。
111:「催眠ヘッドホン」
家賃を滞納していた「立花」の部屋に、取り立てにやってきた大家の娘「由衣」
その彼は”催眠ASMR(※)”という機器の発明をしており。
特許が取れれば、という彼の要請で実験に協力することとなったのでした。
ヒロイン「由衣ちゃん」は喋りギャルっぽく、展開も冒頭話を彷彿とさせるお話。
そちらと違って、催眠が効いたエピソードですね。
ヘッドフォン型のそれは効果高く、「由衣ちゃん」をあっさりえっちにしていました。
ちょっと危険だなぁ、これ。
彼女の穿く、目の広い網タイツがエロくて素敵。
太もももイイ具合にむちむちしていて、そんなんが漫画に良いプラス効果となってました。
オチが楽しい。
収録では彼女がお気に入りです。
(※)ASMR:
「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、人の聴覚や視覚を刺激する、ゾクゾクしたり、心地よくなるもの。(※日経BPより抜粋)
131:「性感リモコン」
学園でのアイドル的存在の女生徒「佐倉」
彼女に恋する1人「山田」はどこからか手に入れた”性感リモコン”を使って、素直な気持ちを引き出そうと考えたのでした。
勘違い男子の暴走していく流れ。
アイテム”性感リモコン”は昭和アニメのびっくりメカ(笑)みたいな雰囲気なのですが。
性能は本物で、キモチワルイと考えていた「佐倉さん」も大いに乱れておりました。
漫画では、そのリモコンに注目。
ちょっと驚くオチになってます。
※姉「杏奈さん」
151:「ビター・リグレット」
もうすぐ結婚という教師「エレナ」と「高田」
しかし、校内での行為は生徒「千堂」に目撃されており、彼から脅されていたのでした。
ちょっとネトラレちっくなお話。
「ひと回り大きい…」とか言ってましたよ。
比べないように、るるるー。
「エレナさん」はショートカットの美人教師。
「…君は本当に生徒に人気だね」
そんな発言も納得です。
お話の展開から、描写はなかったのですが…ぜひ授業風景とか見たかったです。
男子らは授業どころではないだろうなぁ。
173:「とある夫婦の性事情」
夫「太郎」を愛する妻「朝田雪」
…でしたが。
えっちが巧くないと考える彼は、調教師「ナツヲ」にそっち方面の開発を頼んでいたのでした。
かなりながーい黒髪の「雪さん」
名前の通り大人しい女性で、嫌と言えぬままずるずる流されていたのでした。
男性の想いとは違って、女性はそれほどえっちに快楽を求めてない、って話を聞いたことがあります。
(※あくまでもコミュニケーションの手段で、イチャイチャするくらいで十分満足なのだとか)
そもそも「雪さん」も彼に不満はなく、そんなんっぽいですね。
さて、この漫画は…「ナツヲくん」のプロフェッショナルっぷりを堪能するお話。
凄かった。
ちょっと格好良く見えましたよ(笑)
★★リンクほか ★★★
ノックアウト!! (BAVEL COMICS) コミック, 2023/3/31 [アダルト] 魚山ケイジ (著)
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 調教、むちむち、黒下着
・構成 : 9話収録(うち「姫子ノックアウト!!」×2)
・おまけ: あとがき
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「魚山ケイジ(ととやま・けいじ)」センセの「ノックアウト!!」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は1つだけ連続話、他は短編での構成。
ほぼ表題作な連続話は2話のストーリー。
シチュエーションの異なる後日談でした。
単行本を代表するようなそちらを筆頭に、なにかと調教ちっくな色のあるお話群。
また、たいていは望む相手ではなくて…。
そんなん、得意でない方は要注意。
ラブは…たまーに、ですね。
いちおう、コメディーちっくなのもあります。
そっちもお上手でした。
また、センセがお好きなのか、黒下着な女子が多く見られましたよ。
(↓表紙は白でしたが)
※左:クール女子「姫子さん」、右:大家の娘「由衣ちゃん」
★★絵柄について ★★★
ぱっと見で丸い印象。
輪郭とか、おっぱいとか、お尻とか。
むっちり傾向。
線は乱れなく、丁寧でしっかりと安定。
濃淡は薄過ぎず、かと言って濃過ぎることもなく、丁度良いくらい。
原稿は結構賑やかでした。
背景や小物も同様でバランス感も良好。
表情・表現なども同様でお上手
特にコレというマイナス点はありませんでした。
↓表紙は…ちょっとカメラ近すぎかなー、と感じます。
裏表紙のが分かり易いでしょう。
★★収録話について ★★★ 9話収録
003:「姫子ノックアウト!!」 2話
「姫子」とはくされ縁の男子「シンジ」
バカな奴で、色々道具などで「姫子」のえっち方面の開発をしてきていたのですが…ことごとく失敗。
今回はコンビニで買ったという、怪しげな本の実戦をされることとなったのです。
ギャルっぽい「姫子さん」は一見しれっとした態度のクール女子。
媚薬も催眠もダメ、とのことでしたが。
そのバカバカしい事に、ちゃんと付き合ってくれていた「姫子さん」は優しい。
ただ、まぁ…最中にスマホ眺めるのはヤめたほうがいいと思うよ…。
プレイは「姫子さん」に合っていたのか、「シンジくん」に才能あったのか。
そんなんが巧くいく展開。
男子にとってはかくありたい、というお話で刺さる人も多いでしょう。
特に「姫子さん」がもともと↑そんな感じだったので…。
なんと、これ連続話でした。
2話目はその後の風景、前話から半年。
最近は感度がヤバく、「姫子さん」は時間をズラして「シンジくん」を避けていたのです。
~といったオープニングで、漫画は通学の満員バス内。
この舞台設定で、わくわくする読者も多いでしょう。
混んだ車内でウズウズする「姫子さん」が実にキュート。
冒頭話1ページ目の彼女が嘘のよう(笑)
途中からは裏表紙みたいな展開になりますよー。
049:「お願いしますアンナ様っ!!」
弟に甘い「杏奈」は彼の借金の代わりに体を差し出すのでした。
まだ学生が10万の貸し借りなんてするなよ。
しかも、自分で返済もしないとは…最低。
まぁ、そんなんも姉「杏奈さん」が甘々なため、っぽいですね。
えっちは男子2名とのプレイ。
触るだけ~がエスカレートしていく展開。
前話と違って、媚薬が効いたエピソードになります。
069:「わんこ発情中っ」
1つ年下の彼氏「優太郎」
カップルの主導権を握る「きらら」は彼を犬のようにしつけていたのですが…。
すごく気持ちいいらしい、という彼の提案に乗ってみることとしたのでした。
”寸止め地獄”だそうです。
当然、勉強もしているのでしょうけれど…。
そんなん巧くやってた「優太郎くん」は、結構なテクニシャンではないかなぁ。
中盤の展開が面白いですね。
…天然か。
関係良好そうなオチが良かったです。
091:「デッドリー・バスストップ」
全世界で奇妙な感染病が発生。
人類はほぼ滅亡し、生き残るのも僅かという世界。
そうした中、昔馴染み「コタロー」と「神楽」はバスに追い詰められていたのでした。
いわゆるゾンビもの。
ただ、成年漫画らしく、異常な性欲でエロい事する、というようなモノで…。
”純愛脳で複数プレイをしない彼らは、恋人のフリをしていれば襲われない”
そうした特徴があったのです。
わはは。
そんなんがため、「神楽さん」はさして望まぬ相手とえっちするのでした。
腐れ縁ではあるものの、まるで気のない相手である、というのが最大のポイントでしょう。
収録ではド・コメディー枠で、感染者らの反応がいちいち楽しい。
しかし…こんなんで人類滅亡してるのかしら。
皆楽しんでるだけでは。
111:「催眠ヘッドホン」
家賃を滞納していた「立花」の部屋に、取り立てにやってきた大家の娘「由衣」
その彼は”催眠ASMR(※)”という機器の発明をしており。
特許が取れれば、という彼の要請で実験に協力することとなったのでした。
ヒロイン「由衣ちゃん」は喋りギャルっぽく、展開も冒頭話を彷彿とさせるお話。
そちらと違って、催眠が効いたエピソードですね。
ヘッドフォン型のそれは効果高く、「由衣ちゃん」をあっさりえっちにしていました。
ちょっと危険だなぁ、これ。
彼女の穿く、目の広い網タイツがエロくて素敵。
太もももイイ具合にむちむちしていて、そんなんが漫画に良いプラス効果となってました。
オチが楽しい。
収録では彼女がお気に入りです。
(※)ASMR:
「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、人の聴覚や視覚を刺激する、ゾクゾクしたり、心地よくなるもの。(※日経BPより抜粋)
131:「性感リモコン」
学園でのアイドル的存在の女生徒「佐倉」
彼女に恋する1人「山田」はどこからか手に入れた”性感リモコン”を使って、素直な気持ちを引き出そうと考えたのでした。
勘違い男子の暴走していく流れ。
アイテム”性感リモコン”は昭和アニメのびっくりメカ(笑)みたいな雰囲気なのですが。
性能は本物で、キモチワルイと考えていた「佐倉さん」も大いに乱れておりました。
漫画では、そのリモコンに注目。
ちょっと驚くオチになってます。
※姉「杏奈さん」
151:「ビター・リグレット」
もうすぐ結婚という教師「エレナ」と「高田」
しかし、校内での行為は生徒「千堂」に目撃されており、彼から脅されていたのでした。
ちょっとネトラレちっくなお話。
「ひと回り大きい…」とか言ってましたよ。
比べないように、るるるー。
「エレナさん」はショートカットの美人教師。
「…君は本当に生徒に人気だね」
そんな発言も納得です。
お話の展開から、描写はなかったのですが…ぜひ授業風景とか見たかったです。
男子らは授業どころではないだろうなぁ。
173:「とある夫婦の性事情」
夫「太郎」を愛する妻「朝田雪」
…でしたが。
えっちが巧くないと考える彼は、調教師「ナツヲ」にそっち方面の開発を頼んでいたのでした。
かなりながーい黒髪の「雪さん」
名前の通り大人しい女性で、嫌と言えぬままずるずる流されていたのでした。
男性の想いとは違って、女性はそれほどえっちに快楽を求めてない、って話を聞いたことがあります。
(※あくまでもコミュニケーションの手段で、イチャイチャするくらいで十分満足なのだとか)
そもそも「雪さん」も彼に不満はなく、そんなんっぽいですね。
さて、この漫画は…「ナツヲくん」のプロフェッショナルっぷりを堪能するお話。
凄かった。
ちょっと格好良く見えましたよ(笑)
★★リンクほか ★★★
ノックアウト!! (BAVEL COMICS) コミック, 2023/3/31 [アダルト] 魚山ケイジ (著)