■好きにしていーよ (暮林あさ美)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、スクール水着、積極的
・構成 : 初単行本、7話収録(うち「1989」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「暮林あさ美(くればやし・あさみ)」センセの「好きにしていーよ」です。
※左:葉月、右:ゆめ(左)
【 構成・絵柄 】
収録は7話とやや少な目。
それでもページ量は普通くらいです。
さて、今回の単行本ですが。
↓表紙とか表題のフォントを見ると、なんだか可愛く明るい漫画群が待っているように見えますが…。
どっちかと言うと、裏表紙のが全体イメージに近いのでした。
そうですね。
ごく簡単には、紹介帯の文言「告白よりもうんぬん~」が最も漫画を巧いこと表現していると思います。
もしかしたら実際にあるかもしれない、世間のちょっとした闇を覗き見るような感じ。
完全なるトゥルーエンドはほぼなく。
バッドエンドとも言い切れない、ちょっとしたモヤモヤを残すような良作品です。
ジャンルLOなので、当然ながらロリ系な単行本。
いわゆる王道のそっち系みたいな、真っ黒展開ではないのですが…。
耐性なさそうな方は要注意。
(※特に収録のラスト位置にある短編が非常に後味悪いので、そのイメージが強く残るのです)
ただね、悪い大人も多く登場しているんですが、ヒロインらも現代女性らしくしたたかな面を発揮していて。
ただ好き勝手にされてしまう、といった展開ばかりでもありません。
なんのかんの、巧いこと落ち着く、って話もありました。
そこそこ人は選ぶものですが、お話はお上手で読み応えある1冊です。
…あ、スクール水着好きな人にもオススメ。
クッキリ細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色は強め。
描き込みは細かいものの、しつこさはなく。
中小で変化大きいコマ割りは、枠間なくなること頻繁。
比較的、収まりいい方だと思いました。
背景や小物はお上手で、バランス感にも優れており。
ちょっとした場面にも説得力があります。
ジャンルもあってか、ややクドさは感じるものの漫画はお上手。
そのため…疲れ気味な時には、読むの制限した方がいいかもしれません(笑)
人物絵は丸い輪郭で頭大きく、可愛らしいロリっとした仕上がり。
その一方で男性、特に大人は…個性強めでリアルっぽく。
それぞれが独特の雰囲気を漂わせていました。
ヒロイン画はほぼイメージそのままだったので、↓表紙・裏表紙で大丈夫。
紹介帯にあったカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「1989」 前後編
親の離婚で、母方の田舎に引っ越した「まこと」
離島で生徒数も少なく、5、6学年が共に授業を受けることもあって孤立していたところ…。
1学年上の女子「宮村小夜」がため、クラスに馴染むことが出来たのです。
しかし、その後に彼女ほかクラスメイトらのとある秘密を知ることとなったのでした。
クラスには他に女子2人いたんですが…。
「小夜ちゃん」だけ、あーなんですね。
男子らの輪に入った際とか、後編でのああした感じを見る限り。
(※伏字ばかりでごめんなさい)
家庭環境とか育った経緯とか、真っ当なものではなさそうだなぁ。
ただし、そんな彼女に「まことくん」が惚れるのは当然でしょう。
放課後に集まっていた他男子らでしたが、あまり気はないようで。
土曜日は空いていて、独占できた~というのは2人にとって大きいでしょう。
彼の誤算から、エロ過ぎた「小夜ちゃん」がため、お話はトンデモない方向に進んでいくのですが。
オチではまさかのミラクルが見れました。
まぁ、良かった…のかな。
「いっぱい汚れてもいいからです」
そんな理由で、お話の大半で「小夜ちゃん」はブルマ姿でした。
※左:宮村小夜、右:ここみ
061:「お売りください! 高く買います!」
ごく簡単には、タイトル通りなお話。
父親に言われて、援交している姉妹「紗理奈」・「ここみ」の2人。
街中で言い合っていた彼らと鉢合わせた「俊哉」
そこで「ここみ」を指名してから、毎日のように彼女を呼び出すこととなったのでした。
中盤の展開に注目。
うーん。
いまいち、彼女の心のうちが読めなかったのですが…。
最大の理由は、オチのあれなのかな。
重要ですよね。
また、いちおう…ある程度は彼を信用したんでしょう。
お金大丈夫だろうか。
なお、「ここみちゃん」はプールへ行く予定があったため、やっぱりスクール水着プレイがあるのですが。
後半ではビキニも着てくれていました。
あちらのプレイ・展開はいいですね。
やっぱり良くない人が多いものの、オチなど暗くないので読み易い1話です。
095:「Enjoy! スイミングレッスン」
スクールの生徒らがえっちしていたところを発見したコーチ「林」
コーチ「遠藤」と共に厳重注意をしたのですが…。
その当事者「内田咲」が、やたらに従順である事に気付き。
それをネタにお手付きをし始めたのでした。
最低な大人に捕まってしまう「咲ちゃん」です。
年齢…じゃなくて学年か、の割りに、ちょっと…思考幼い気が。
彼女の過去なり家庭環境なりが気になりますね。
ただ、まぁ…あー大人に脅されたら、思考止まっちゃって、逆らえないか。
場所がため、「咲ちゃん」はだいたいスクール水着姿でした。
123:「ベストマッチング」
課長が援交で出会った、とある女の子「葉月」
見た目の幼さとは裏腹にソッチ方面はやたらに強く、すっかりヤラれてしまったため。
後輩「森下」に彼女を託したのでした。
大雑把にはそんなん。
「葉月ちゃん」の経験してきたアレコレは、決して良いものではないのですが…。
えっち好きで性欲もやたらに強かったらしく。
妙にポジティプで明るい仕上がりになっていました。
また、引き継いだ「森下くん」がまさにタイトル通りなこととなり。
収録ではダントツに読み易い、楽しい1話となってます。
ピッタリな相手が見つかって、よかった。
収録では唯一の眼鏡ヒロインである「葉月ちゃん」
いかにも真面目そうな彼女が、豹変する様をお楽しみください。
転校先の男子らが面白いですね。
あ、後半にはスクール水着プレイもありましたよー。
149:「夏の終わりに」
お金を貸してほしい、そう兄から頼まれた「宮下栄太」
その代わりとして、”面白い場所”へ連れられて行ってみたところ~。
彼の憧れの存在であったクラスメイト「ゆめ」がいたのでした。
こちらもまたスクール水着です。
ヒロイン「ゆめちゃん」の初登場ページはやたらに可愛らしく。
憧れの存在というのも納得なのですが。
そんな彼女の真実の姿を見せられる、なかなかエグいお話。
一足先に秘密を知っていたお兄ちゃん。
まぁ、そりゃーお金なくなってくのも当然でしょう。
さて、「ゆめちゃん」がなにゆえ、あんな事をしているのか。
これが中盤頃に判明するのですが…「栄太くん」にとって実に残酷なものでした。
あれで、もし的中したら、また大変なことになっていきそうね…。
※宮沢穂香
173:「これが私の秘密基地」
川沿いの橋下を秘密基地的に使っていた「吉田」
そこに、1カ月前の雨の日、「宮沢穂香」が雨宿りにやって来て…。
彼女に誘われるまま関係し、それ以後ここで会う度にするようになっていたのでした。
…なるほど……。
ヒロイン「穂香ちゃん」以外に男性は「吉田くん」ほか複数藤條しているのですが。
それぞれが異なるクソっぷりを発揮するという、素晴らしい(笑)作品です。
しかも、最も最低なのが…ねぇ。
最後まで見逃せないですよ。
うーん。
改めて再度見ましたが、「穂香ちゃん」もいい子では…ないな。
詳しくは伏せますが、「翔太」くんとの関係もそう真っ当な段階を経てあーなったのではなさそうだし。
収録のラストがまたこうした漫画というのが凄い。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「暮林あさ美」センでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
正直なところ、ひでるさんはこうした系が得意でないんですけれど。
楽しく(?)読ませていただきました。
スクール水着とかブルマとかいいですねー。
ブログを書くため、改めて再度読み返してみたところ。
…なるほど。
前述しましたが、ラスト位置エピソードの印象を引きずってましたわ。
「ここみちゃん」とか「葉月ちゃん」が良いですね。
幸せになれるよう祈ります。
好きにしていーよ (TENMAコミックス LO) コミック 2021/9/28 暮林 あさ美 (著)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、スクール水着、積極的
・構成 : 初単行本、7話収録(うち「1989」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「暮林あさ美(くればやし・あさみ)」センセの「好きにしていーよ」です。
※左:葉月、右:ゆめ(左)
【 構成・絵柄 】
収録は7話とやや少な目。
それでもページ量は普通くらいです。
さて、今回の単行本ですが。
↓表紙とか表題のフォントを見ると、なんだか可愛く明るい漫画群が待っているように見えますが…。
どっちかと言うと、裏表紙のが全体イメージに近いのでした。
そうですね。
ごく簡単には、紹介帯の文言「告白よりもうんぬん~」が最も漫画を巧いこと表現していると思います。
もしかしたら実際にあるかもしれない、世間のちょっとした闇を覗き見るような感じ。
完全なるトゥルーエンドはほぼなく。
バッドエンドとも言い切れない、ちょっとしたモヤモヤを残すような良作品です。
ジャンルLOなので、当然ながらロリ系な単行本。
いわゆる王道のそっち系みたいな、真っ黒展開ではないのですが…。
耐性なさそうな方は要注意。
(※特に収録のラスト位置にある短編が非常に後味悪いので、そのイメージが強く残るのです)
ただね、悪い大人も多く登場しているんですが、ヒロインらも現代女性らしくしたたかな面を発揮していて。
ただ好き勝手にされてしまう、といった展開ばかりでもありません。
なんのかんの、巧いこと落ち着く、って話もありました。
そこそこ人は選ぶものですが、お話はお上手で読み応えある1冊です。
…あ、スクール水着好きな人にもオススメ。
クッキリ細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色は強め。
描き込みは細かいものの、しつこさはなく。
中小で変化大きいコマ割りは、枠間なくなること頻繁。
比較的、収まりいい方だと思いました。
背景や小物はお上手で、バランス感にも優れており。
ちょっとした場面にも説得力があります。
ジャンルもあってか、ややクドさは感じるものの漫画はお上手。
そのため…疲れ気味な時には、読むの制限した方がいいかもしれません(笑)
人物絵は丸い輪郭で頭大きく、可愛らしいロリっとした仕上がり。
その一方で男性、特に大人は…個性強めでリアルっぽく。
それぞれが独特の雰囲気を漂わせていました。
ヒロイン画はほぼイメージそのままだったので、↓表紙・裏表紙で大丈夫。
紹介帯にあったカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「1989」 前後編
親の離婚で、母方の田舎に引っ越した「まこと」
離島で生徒数も少なく、5、6学年が共に授業を受けることもあって孤立していたところ…。
1学年上の女子「宮村小夜」がため、クラスに馴染むことが出来たのです。
しかし、その後に彼女ほかクラスメイトらのとある秘密を知ることとなったのでした。
クラスには他に女子2人いたんですが…。
「小夜ちゃん」だけ、あーなんですね。
男子らの輪に入った際とか、後編でのああした感じを見る限り。
(※伏字ばかりでごめんなさい)
家庭環境とか育った経緯とか、真っ当なものではなさそうだなぁ。
ただし、そんな彼女に「まことくん」が惚れるのは当然でしょう。
放課後に集まっていた他男子らでしたが、あまり気はないようで。
土曜日は空いていて、独占できた~というのは2人にとって大きいでしょう。
彼の誤算から、エロ過ぎた「小夜ちゃん」がため、お話はトンデモない方向に進んでいくのですが。
オチではまさかのミラクルが見れました。
まぁ、良かった…のかな。
「いっぱい汚れてもいいからです」
そんな理由で、お話の大半で「小夜ちゃん」はブルマ姿でした。
※左:宮村小夜、右:ここみ
061:「お売りください! 高く買います!」
ごく簡単には、タイトル通りなお話。
父親に言われて、援交している姉妹「紗理奈」・「ここみ」の2人。
街中で言い合っていた彼らと鉢合わせた「俊哉」
そこで「ここみ」を指名してから、毎日のように彼女を呼び出すこととなったのでした。
中盤の展開に注目。
うーん。
いまいち、彼女の心のうちが読めなかったのですが…。
最大の理由は、オチのあれなのかな。
重要ですよね。
また、いちおう…ある程度は彼を信用したんでしょう。
お金大丈夫だろうか。
なお、「ここみちゃん」はプールへ行く予定があったため、やっぱりスクール水着プレイがあるのですが。
後半ではビキニも着てくれていました。
あちらのプレイ・展開はいいですね。
やっぱり良くない人が多いものの、オチなど暗くないので読み易い1話です。
095:「Enjoy! スイミングレッスン」
スクールの生徒らがえっちしていたところを発見したコーチ「林」
コーチ「遠藤」と共に厳重注意をしたのですが…。
その当事者「内田咲」が、やたらに従順である事に気付き。
それをネタにお手付きをし始めたのでした。
最低な大人に捕まってしまう「咲ちゃん」です。
年齢…じゃなくて学年か、の割りに、ちょっと…思考幼い気が。
彼女の過去なり家庭環境なりが気になりますね。
ただ、まぁ…あー大人に脅されたら、思考止まっちゃって、逆らえないか。
場所がため、「咲ちゃん」はだいたいスクール水着姿でした。
123:「ベストマッチング」
課長が援交で出会った、とある女の子「葉月」
見た目の幼さとは裏腹にソッチ方面はやたらに強く、すっかりヤラれてしまったため。
後輩「森下」に彼女を託したのでした。
大雑把にはそんなん。
「葉月ちゃん」の経験してきたアレコレは、決して良いものではないのですが…。
えっち好きで性欲もやたらに強かったらしく。
妙にポジティプで明るい仕上がりになっていました。
また、引き継いだ「森下くん」がまさにタイトル通りなこととなり。
収録ではダントツに読み易い、楽しい1話となってます。
ピッタリな相手が見つかって、よかった。
収録では唯一の眼鏡ヒロインである「葉月ちゃん」
いかにも真面目そうな彼女が、豹変する様をお楽しみください。
転校先の男子らが面白いですね。
あ、後半にはスクール水着プレイもありましたよー。
149:「夏の終わりに」
お金を貸してほしい、そう兄から頼まれた「宮下栄太」
その代わりとして、”面白い場所”へ連れられて行ってみたところ~。
彼の憧れの存在であったクラスメイト「ゆめ」がいたのでした。
こちらもまたスクール水着です。
ヒロイン「ゆめちゃん」の初登場ページはやたらに可愛らしく。
憧れの存在というのも納得なのですが。
そんな彼女の真実の姿を見せられる、なかなかエグいお話。
一足先に秘密を知っていたお兄ちゃん。
まぁ、そりゃーお金なくなってくのも当然でしょう。
さて、「ゆめちゃん」がなにゆえ、あんな事をしているのか。
これが中盤頃に判明するのですが…「栄太くん」にとって実に残酷なものでした。
あれで、もし的中したら、また大変なことになっていきそうね…。
※宮沢穂香
173:「これが私の秘密基地」
川沿いの橋下を秘密基地的に使っていた「吉田」
そこに、1カ月前の雨の日、「宮沢穂香」が雨宿りにやって来て…。
彼女に誘われるまま関係し、それ以後ここで会う度にするようになっていたのでした。
…なるほど……。
ヒロイン「穂香ちゃん」以外に男性は「吉田くん」ほか複数藤條しているのですが。
それぞれが異なるクソっぷりを発揮するという、素晴らしい(笑)作品です。
しかも、最も最低なのが…ねぇ。
最後まで見逃せないですよ。
うーん。
改めて再度見ましたが、「穂香ちゃん」もいい子では…ないな。
詳しくは伏せますが、「翔太」くんとの関係もそう真っ当な段階を経てあーなったのではなさそうだし。
収録のラストがまたこうした漫画というのが凄い。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「暮林あさ美」センでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
正直なところ、ひでるさんはこうした系が得意でないんですけれど。
楽しく(?)読ませていただきました。
スクール水着とかブルマとかいいですねー。
ブログを書くため、改めて再度読み返してみたところ。
…なるほど。
前述しましたが、ラスト位置エピソードの印象を引きずってましたわ。
「ここみちゃん」とか「葉月ちゃん」が良いですね。
幸せになれるよう祈ります。
好きにしていーよ (TENMAコミックス LO) コミック 2021/9/28 暮林 あさ美 (著)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】