■ひみつ HIMITSU (内藤らぶか)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] JC、ラブコメ、妹
・構成 : カラー(8P)、10話収録
(うち「甘えていいよシリーズ」×2、「ひみつシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、合間に作品解説、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内藤らぶか(ないとう・らぶか)」センセの「ひみつ HIMITSU」です。
※美術部元部長「ゆの」
【 構成・絵柄 】
収録は数話ほどのシリーズものと短編。
別シチュエーションなタイプで、後半の3話は同世界での別ヒロイン漫画でした。
単行本のくくりシリーズそのまま、JCヒロインもの。
甘さあるラブコメ話となっています。
ブラックな色はありません。
ただ、甘く明るく都合よいヒロイン像ではなく、ちゃんと年頃な心理の女の子として描かれていました。
振り切れるようなプレイは特になかったものの。
扉隔てて~みたいな、ドキドキプレイはちらほらあります。
そんなんお好きな方は、より楽しめるでしょう。
今回単行本は原稿時期にそれなりの差があるらしく。
各話での作画の差が、結構目立ちました。
簡単には、デジタル処理とそうでない原稿があるんですね。
加筆修正もあり、個人的には古い原稿もそう違和感なく楽しめましたが。
それなりの差があったので、単行本としては不安定です。
濃淡はそれなりの濃さありましたが、全体は白比率多め。
描き込みもどちらかというとスッキリ寄りです。
幅広な輪郭と小さい鼻の可愛らしい人物画。
表情や動きなどの作画は優れていました。
そのため、たまに見られるやや力抜けたコマが気になりました。
↓カラーは元の良さがあまり伝わらないので、判断は紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
007:「LOVE☆TWINS」 カラー原稿あり
双子の姉妹「大山めい」・「大山みのり」と男子「葉ちゃん」のエピソード。
軽い三角関係ですが、メイン部分は双子の百合プレイ。
お風呂でのえっちでした。
性格的に「みのりちゃん」がヒロイン位置ですかね。
なお、冒頭カラー原稿部分は3名での複数プレイ。
双子のスクール水着が見れます。
023:「起きてよおにいちゃん!」
朝にお兄ちゃんを起こしに部屋に入った妹「美樹」
すると、寝ぼけた兄に布団の中へと引きずり込まれてしまうのでした。
寝込みを襲う…ではなく。
寝てる者から襲われる、という逆転プレイ。
まぁ、正確には…寝てないんですけどね。
寝てる兄に襲われるツインテールな「美樹ちゃん」が可愛い。
いちおう、えっちはこれが初ではなく。
なんのかんの流されてしまう様が実にキュートでした。
むーー、のくだり前後が好き。
センセはご自身で厳しい評価されていましたが、個人的にはお気に入りな1話です。
※左:妹「美樹」、右:「ひかり」
047:「おとなりさん」
「まこ」の家庭教師をしている隣の「ノブ兄」
ただ、彼女は覚えたてのえっちに夢中だったのです。
後半での友人との会話が楽しい。
テストの点が落ちてないのは、その立場をおもんばかっているんだろうなぁ。
…あ、2人の時間をえっちに費やすためでもあるのか。
勉強机付近なので、基本座りプレイでした。
065:「プールでかのじょと!」
プールで様子がおかしい「真(まこと)」
察した「ひかり」は、彼を女子トイレーと引っ張っていくのでした。
冒頭ページに続くスクール水着もの。
可愛らしい顔して、えっちに積極的な「ひかりちゃん」が素敵。
オチでのやり取りもいい感じでしたよ。
しかし…タイトルに”プール”とあるのに、一度も入ってるシーンがないという(笑)
冒頭の「ひかりちゃん」も上がった絵でしたし。
097:「高嶺の花」
推薦で進学は問題なく、引退後も部室に顔を出す元部長「ゆの」
活発な先輩で、この美術部以外にも運動部や生徒会などにも顔を出しており。
そのどちらでも、成果を残している人気者でしたが…という感じ。
この主人公の男の子の気持ちは分かる・分かる。
あの発言も仕方ないところかなぁ。
中盤の展開はいちおう伏せておきますが、美術部らしいもの。
年上ながらも、ロリっとしたところが可愛い。
オチが爽やかでした。
まぁ、巧くいってよかったね。
125:「甘えていいよ」
145:「だめだってば!」
足首を捻り、全治1カ月と診断された妹「琴葉」
初めての県大会は見送ることとなってしまうのでした。
そんな訳で、落ち込む彼女を義兄が励ますという1話目「甘えていいよ」
ショートカットで、いかにも運動部ちっくな「琴葉ちゃん」
義兄もスポーツマンのようで、彼女をあっさり抱えてお風呂場まで連れていっておりました。
お風呂場えっち。
こちらの兄妹もお話開始時点ですでに関係していて。
一緒のお風呂を切っ掛けに、スムーズにえっち発展しています。
その続編「だめだってば!」は8ページで若干短め。
作画の処理が変わり、だいぶ今風な仕上がりでした。
先のエピソードは両親不在時でしたが、こちらは家におり。
えっち場所は夜のトイレ。
立ちプレイとなっています。
会話にもありましたが、どっちかにはバレてると思います。
※左:妹「琴葉」、右:「萌」
155:「ギャップもえ!」
173:「ひみつ」
185:「すきっていって!」
先輩「杉本」と付き合う「萌」のエピソードが「ギャップもえ!」
女の子の授業を終えた「萌」
察した友人「ことみ」から、避妊具を渡されたのでした。
「先輩奥手っぽいから」
そう心配されていたものの、2人きりではえっち三昧。
まぁ、カップルがどんな性生活を送っているのか、傍から見ても分からんものですよ。
知識を得た後で、しかも2つも所持していたにも関わらず、使用しない「萌ちゃん」
いや、女の子のが何かと大変なので、使ってくださいよ。
2話目「ひみつ」からは、メインが友人「ことみちゃん」に変更。
解説によると、「じわじわ気に入った」とのことでした。
そんな訳でこちらが単行本の表題で、↓表紙ゲットもしています。
「私彼氏いないから」
前話でそう発言していた「ことみちゃん」でしたが。
実際には付き合っている相手がおりました。
ああした発言になっていたのは、彼氏が教師であるためだったのです。
察するところ、家庭教師かな。
ちょっとしたやり取りで、機嫌を損ねてしまった彼女とのえっち。
脱がすのもそこそこなのが逆にえっちで良いですね。
なお、まだブラは着けていないみたい。
続く「すきっていって!」も「ことみちゃん」がメイン
先の「琴葉ちゃん」シリーズと同じく、処理の違いでまただいぶ雰囲気変わっています。
隣のクラスの男子から告白された、と言い出したのが切っ掛け。
まぁ、この展開は仕方ないでしょう。
前回と同じく機嫌損ねている「ことみちゃん」
ただ、仲直り的な意味もあり、若干テンション違うのがポイントです。
【 その他 】
本日は「内藤らぶか」センセでした。
当ブログでは初単行本「雨がやむまで」を紹介しており。
今回は2冊目の単行本。
やや作画のバラつきあったのが、残念ではありましたが。
全体的には良かったです。
「ゆの先輩」が好き。
あのまま身長とかスタイルの成長が止まれば最高ですね(笑)
30代くらいになった貧乳OL姿が見たい。
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・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] JC、ラブコメ、妹
・構成 : カラー(8P)、10話収録
(うち「甘えていいよシリーズ」×2、「ひみつシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、合間に作品解説、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内藤らぶか(ないとう・らぶか)」センセの「ひみつ HIMITSU」です。
※美術部元部長「ゆの」
【 構成・絵柄 】
収録は数話ほどのシリーズものと短編。
別シチュエーションなタイプで、後半の3話は同世界での別ヒロイン漫画でした。
単行本のくくりシリーズそのまま、JCヒロインもの。
甘さあるラブコメ話となっています。
ブラックな色はありません。
ただ、甘く明るく都合よいヒロイン像ではなく、ちゃんと年頃な心理の女の子として描かれていました。
振り切れるようなプレイは特になかったものの。
扉隔てて~みたいな、ドキドキプレイはちらほらあります。
そんなんお好きな方は、より楽しめるでしょう。
今回単行本は原稿時期にそれなりの差があるらしく。
各話での作画の差が、結構目立ちました。
簡単には、デジタル処理とそうでない原稿があるんですね。
加筆修正もあり、個人的には古い原稿もそう違和感なく楽しめましたが。
それなりの差があったので、単行本としては不安定です。
濃淡はそれなりの濃さありましたが、全体は白比率多め。
描き込みもどちらかというとスッキリ寄りです。
幅広な輪郭と小さい鼻の可愛らしい人物画。
表情や動きなどの作画は優れていました。
そのため、たまに見られるやや力抜けたコマが気になりました。
↓カラーは元の良さがあまり伝わらないので、判断は紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
007:「LOVE☆TWINS」 カラー原稿あり
双子の姉妹「大山めい」・「大山みのり」と男子「葉ちゃん」のエピソード。
軽い三角関係ですが、メイン部分は双子の百合プレイ。
お風呂でのえっちでした。
性格的に「みのりちゃん」がヒロイン位置ですかね。
なお、冒頭カラー原稿部分は3名での複数プレイ。
双子のスクール水着が見れます。
023:「起きてよおにいちゃん!」
朝にお兄ちゃんを起こしに部屋に入った妹「美樹」
すると、寝ぼけた兄に布団の中へと引きずり込まれてしまうのでした。
寝込みを襲う…ではなく。
寝てる者から襲われる、という逆転プレイ。
まぁ、正確には…寝てないんですけどね。
寝てる兄に襲われるツインテールな「美樹ちゃん」が可愛い。
いちおう、えっちはこれが初ではなく。
なんのかんの流されてしまう様が実にキュートでした。
むーー、のくだり前後が好き。
センセはご自身で厳しい評価されていましたが、個人的にはお気に入りな1話です。
※左:妹「美樹」、右:「ひかり」
047:「おとなりさん」
「まこ」の家庭教師をしている隣の「ノブ兄」
ただ、彼女は覚えたてのえっちに夢中だったのです。
後半での友人との会話が楽しい。
テストの点が落ちてないのは、その立場をおもんばかっているんだろうなぁ。
…あ、2人の時間をえっちに費やすためでもあるのか。
勉強机付近なので、基本座りプレイでした。
065:「プールでかのじょと!」
プールで様子がおかしい「真(まこと)」
察した「ひかり」は、彼を女子トイレーと引っ張っていくのでした。
冒頭ページに続くスクール水着もの。
可愛らしい顔して、えっちに積極的な「ひかりちゃん」が素敵。
オチでのやり取りもいい感じでしたよ。
しかし…タイトルに”プール”とあるのに、一度も入ってるシーンがないという(笑)
冒頭の「ひかりちゃん」も上がった絵でしたし。
097:「高嶺の花」
推薦で進学は問題なく、引退後も部室に顔を出す元部長「ゆの」
活発な先輩で、この美術部以外にも運動部や生徒会などにも顔を出しており。
そのどちらでも、成果を残している人気者でしたが…という感じ。
この主人公の男の子の気持ちは分かる・分かる。
あの発言も仕方ないところかなぁ。
中盤の展開はいちおう伏せておきますが、美術部らしいもの。
年上ながらも、ロリっとしたところが可愛い。
オチが爽やかでした。
まぁ、巧くいってよかったね。
125:「甘えていいよ」
145:「だめだってば!」
足首を捻り、全治1カ月と診断された妹「琴葉」
初めての県大会は見送ることとなってしまうのでした。
そんな訳で、落ち込む彼女を義兄が励ますという1話目「甘えていいよ」
ショートカットで、いかにも運動部ちっくな「琴葉ちゃん」
義兄もスポーツマンのようで、彼女をあっさり抱えてお風呂場まで連れていっておりました。
お風呂場えっち。
こちらの兄妹もお話開始時点ですでに関係していて。
一緒のお風呂を切っ掛けに、スムーズにえっち発展しています。
その続編「だめだってば!」は8ページで若干短め。
作画の処理が変わり、だいぶ今風な仕上がりでした。
先のエピソードは両親不在時でしたが、こちらは家におり。
えっち場所は夜のトイレ。
立ちプレイとなっています。
会話にもありましたが、どっちかにはバレてると思います。
※左:妹「琴葉」、右:「萌」
155:「ギャップもえ!」
173:「ひみつ」
185:「すきっていって!」
先輩「杉本」と付き合う「萌」のエピソードが「ギャップもえ!」
女の子の授業を終えた「萌」
察した友人「ことみ」から、避妊具を渡されたのでした。
「先輩奥手っぽいから」
そう心配されていたものの、2人きりではえっち三昧。
まぁ、カップルがどんな性生活を送っているのか、傍から見ても分からんものですよ。
知識を得た後で、しかも2つも所持していたにも関わらず、使用しない「萌ちゃん」
いや、女の子のが何かと大変なので、使ってくださいよ。
2話目「ひみつ」からは、メインが友人「ことみちゃん」に変更。
解説によると、「じわじわ気に入った」とのことでした。
そんな訳でこちらが単行本の表題で、↓表紙ゲットもしています。
「私彼氏いないから」
前話でそう発言していた「ことみちゃん」でしたが。
実際には付き合っている相手がおりました。
ああした発言になっていたのは、彼氏が教師であるためだったのです。
察するところ、家庭教師かな。
ちょっとしたやり取りで、機嫌を損ねてしまった彼女とのえっち。
脱がすのもそこそこなのが逆にえっちで良いですね。
なお、まだブラは着けていないみたい。
続く「すきっていって!」も「ことみちゃん」がメイン
先の「琴葉ちゃん」シリーズと同じく、処理の違いでまただいぶ雰囲気変わっています。
隣のクラスの男子から告白された、と言い出したのが切っ掛け。
まぁ、この展開は仕方ないでしょう。
前回と同じく機嫌損ねている「ことみちゃん」
ただ、仲直り的な意味もあり、若干テンション違うのがポイントです。
【 その他 】
本日は「内藤らぶか」センセでした。
当ブログでは初単行本「雨がやむまで」を紹介しており。
今回は2冊目の単行本。
やや作画のバラつきあったのが、残念ではありましたが。
全体的には良かったです。
「ゆの先輩」が好き。
あのまま身長とかスタイルの成長が止まれば最高ですね(笑)
30代くらいになった貧乳OL姿が見たい。
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■もっとねぇもっと (音音)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] お姉ちゃん、近親、ラブコメ
・構成 : カラー(16P)、12話収録。
・おまけ: あとがき、ヒロイン集合イラスト、紹介帯にゲスト絵、
描き下ろし「姉は嫁アフターストーリー 姉は妻」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「音音(おとね)」センセの「もっとねぇもっと」です。
※左:姉「京子」、右:姉「鷹山英麗奈」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
12話のうちショートものが2話ほどあり。
1つはカラー原稿のもの、もう1つは前巻の後日談となっていました。
知らなくてもそう問題ないと思いますが、やはり知ってる方が楽しめるのは事実。
漫画は徹底して実姉もので揃えられており。
当然ながら全て近親関係です。
タブー感はやや薄め。
ラブコメちっくに描かれていて、基本的には明るく展開していました。
はっちゃけてるので、好き嫌いあると思います。
柔らかな細線での作画。
濃淡のデジタルな淡い色彩が独特。
テカテカというより、ぼんやり滲むような感じでした。
全体の色づきは問題なく、描き込みも適度。
変化の大きいコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きが頻繁。
盛り上がってくると、ほぼコマ無関係に絵が並べられています。
淡い色使いですが、結構な賑やかさあり。
なんというか…とんかつソースではなく、ウスターソースみたいな感覚でした。
人物絵は幅のある縦長輪郭で、しっかりとした鼻筋あるのが特徴。
肩幅あり、しっかりとした肉付きなスタイルで、迫力があります。
そうした中、どうにも気になるのが表情や動きの硬さ。
極端でなく、あまり目立たないんですが…個人的には、読んでいるうちなんとなく違和感を覚えました。
癖というか、個性と言える部分かもしれません。
とかく特徴的なので、人を選ぶと思います。
カバーでは、どちらかというと裏表紙のが判断に良いと思います。
【 収録話 】 9話収録
005:「変わった!?姉弟」 カラー原稿あり
背が低くて気が弱い「陽介」
決心した彼は、ギャルな姉「はるみ」にえっちをお願いしたのでした。
(※巻末では「ようこ」となっていましたが、部屋のプレートを正としました)
金髪・褐色肌の典型的なギャル女性である「はるみさん」
↓表紙の娘ですね。
「お姉ちゃんなら慣れてそうだし~」
という理由でしたが…そんなんで実姉にえっちお願いしないように。
眼鏡掛けていたりもする「はるみ」
成年漫画をよく読む方であれば、本当の彼女がどんなんか察せられると思います。
後半はお尻プレイなどもやってましたよ。
※姉「はるみさん」
041:「姉・羅部・勇」
レディースのリーダーである姉「京子」
その弟「京平」はかなり重度なシスコンだったのです。
タイトルがああした感じなのは、「京子さん」がためですね。
メンバー集合したところにもついてきているんですが。
なんのかんの、皆に気に入られる流れが楽しい。
そこそこの年齢に見えるんですが…あーまで極端だと、結構可愛がられるのかも。
子供みたいなもんですわね。
姉「京子さん」もそれは同様。
ただ、「京平くん」は性的なことは年齢相応であり、えっちに発展していくのでした。
しかし、どう教育されるとあー極端に育つんだろうか。
065:「姉弟の家族」
名家「鷹山家」の当主であった父母は事故で亡くなり。
家を守るべく、姉「英麗奈(えれな)」には深い繋がりある円城寺家との縁談が持ち上がったのでした。
漫画はいい感じで進んでいましたが。
あの集合していた関連ある大人らを考えると、決していい事ばかりだとは思えず。
うーん、仕方ないのだろうけど…なぁ。
とりあえず、縁談は進めるべきではないし、式の途中で行動した「英壱」くんは格好いいのかもしれませんが。
そこそこの大人として、色々間違っていると思います。
そのため、オチがあーなのは、なんだか納得。
091:「弟のアレを大きくするのはお姉ちゃん」 カラー原稿
お姉ちゃんと弟「マサくん」とのえっちを描いた8ページのショート漫画。
最大の特徴は、お姉ちゃんのホットパンツ・黒ストッキングという恰好。
足プレイです。
ううむ、彩色原稿の利点を最大限に生かしたようなエピソードですね。
センセの絵柄は、こうしたカラー原稿との相性がすこぶる良いと思います。
099:「お姉ちゃんも女ですッ」
女子かに絶大な人気を誇る水泳部部長「大林由希」
実はそれが最大の悩みであり。
弟「大林博希」に”女に見られたい”と相談するのでした。
現在は髪をポニーテールにしている「由希さん」
眼鏡掛けたり、髪型変更したりと試行錯誤していたものの、そのほとんどが同性に刺さってしまうという…。
まぁ、あの感じだと、同年代男子は近寄れないでしょうねー。
差がついちゃうもの。
そんな訳で、こちらはお姉ちゃんからお願いするというパターン。
まぁ…漫画かなぁ……。
競泳水着と日焼け跡がポイントです。
125:「お姉ちゃんはみんなのアイドル!?」
アイドル「りなりん」として活動する姉「りな」とのお話。
アイドルと言っても自称で、活動はもっぱらネット配信というレベル。
「よしりん」と呼ばれていた弟がプロデュースを担当。
次の活動として大学祭のステージを用意したのでした。
「りなりん」なんて可愛らしい名前と衣装なのですが、高身長というギャップが。
あれで、センセの絵柄なのでキュートな感じになっていましたが、現実だった場合は結構はっちゃけた感じになるのかな。
ランキング1位との発言もあり、ネット上ではそれなりに支持を集めていた様子。
後半のステージでもそうでしたが、ああした性格がためかな。
お礼えっちなのですが、枕営業とか言ってました。
※左:アイドル「りなりん」、右:姉「エリコ」
149:「お姉ちゃんの策略」
173:「お姉ちゃんの秘密」
タイトルは近いものの、まったくの別話です。
前者は28歳になる姉「エリコ」と同居する「恵一」のエピソード。
帰宅したところ、「エリコさん」がサンタコスプレで出迎えるというもの。
独特な空気感ある変わった娘。
実姉ではあるものの、「ほとんど一緒に過ごしたことない…」ということもあってか、姉弟っぽくないのがこちらの漫画の特徴です。
えっちはお姉ちゃんぽくないと思うが。
後者は弟「友春」に姉「ちはる」が勉強を教えるというもの。
制服にポニーテール、四角眼鏡が堅物っぽい雰囲気だったのですが。
(※実際、クラスではトップだという発言があります)
あの、勉強する弟の隣で何をなさっているんでしょうか、という感じ。
193:「姉は嫁アフターストーリー 姉は妻」 描き下ろし
6ページのショートは「姉は嫁」の後日談。
変わらずラブラブな2人の母乳プレイが楽しめます。
子供起きちゃうぞ。
【 その他 】
そんなこんなで。本日は「音音」センセでした。
こちらのブログでは「姉は嫁」を紹介しています。
今回は3冊目の単行本。
当然ながら、またお姉ちゃん揃いでした。
背景も異なることから服装は様々で。
なんだかコスプレちっくなのは、いいと思いました。
特に和服はいい感じでしたよ。
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・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] お姉ちゃん、近親、ラブコメ
・構成 : カラー(16P)、12話収録。
・おまけ: あとがき、ヒロイン集合イラスト、紹介帯にゲスト絵、
描き下ろし「姉は嫁アフターストーリー 姉は妻」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「音音(おとね)」センセの「もっとねぇもっと」です。
※左:姉「京子」、右:姉「鷹山英麗奈」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
12話のうちショートものが2話ほどあり。
1つはカラー原稿のもの、もう1つは前巻の後日談となっていました。
知らなくてもそう問題ないと思いますが、やはり知ってる方が楽しめるのは事実。
漫画は徹底して実姉もので揃えられており。
当然ながら全て近親関係です。
タブー感はやや薄め。
ラブコメちっくに描かれていて、基本的には明るく展開していました。
はっちゃけてるので、好き嫌いあると思います。
柔らかな細線での作画。
濃淡のデジタルな淡い色彩が独特。
テカテカというより、ぼんやり滲むような感じでした。
全体の色づきは問題なく、描き込みも適度。
変化の大きいコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きが頻繁。
盛り上がってくると、ほぼコマ無関係に絵が並べられています。
淡い色使いですが、結構な賑やかさあり。
なんというか…とんかつソースではなく、ウスターソースみたいな感覚でした。
人物絵は幅のある縦長輪郭で、しっかりとした鼻筋あるのが特徴。
肩幅あり、しっかりとした肉付きなスタイルで、迫力があります。
そうした中、どうにも気になるのが表情や動きの硬さ。
極端でなく、あまり目立たないんですが…個人的には、読んでいるうちなんとなく違和感を覚えました。
癖というか、個性と言える部分かもしれません。
とかく特徴的なので、人を選ぶと思います。
カバーでは、どちらかというと裏表紙のが判断に良いと思います。
【 収録話 】 9話収録
005:「変わった!?姉弟」 カラー原稿あり
背が低くて気が弱い「陽介」
決心した彼は、ギャルな姉「はるみ」にえっちをお願いしたのでした。
(※巻末では「ようこ」となっていましたが、部屋のプレートを正としました)
金髪・褐色肌の典型的なギャル女性である「はるみさん」
↓表紙の娘ですね。
「お姉ちゃんなら慣れてそうだし~」
という理由でしたが…そんなんで実姉にえっちお願いしないように。
眼鏡掛けていたりもする「はるみ」
成年漫画をよく読む方であれば、本当の彼女がどんなんか察せられると思います。
後半はお尻プレイなどもやってましたよ。
※姉「はるみさん」
041:「姉・羅部・勇」
レディースのリーダーである姉「京子」
その弟「京平」はかなり重度なシスコンだったのです。
タイトルがああした感じなのは、「京子さん」がためですね。
メンバー集合したところにもついてきているんですが。
なんのかんの、皆に気に入られる流れが楽しい。
そこそこの年齢に見えるんですが…あーまで極端だと、結構可愛がられるのかも。
子供みたいなもんですわね。
姉「京子さん」もそれは同様。
ただ、「京平くん」は性的なことは年齢相応であり、えっちに発展していくのでした。
しかし、どう教育されるとあー極端に育つんだろうか。
065:「姉弟の家族」
名家「鷹山家」の当主であった父母は事故で亡くなり。
家を守るべく、姉「英麗奈(えれな)」には深い繋がりある円城寺家との縁談が持ち上がったのでした。
漫画はいい感じで進んでいましたが。
あの集合していた関連ある大人らを考えると、決していい事ばかりだとは思えず。
うーん、仕方ないのだろうけど…なぁ。
とりあえず、縁談は進めるべきではないし、式の途中で行動した「英壱」くんは格好いいのかもしれませんが。
そこそこの大人として、色々間違っていると思います。
そのため、オチがあーなのは、なんだか納得。
091:「弟のアレを大きくするのはお姉ちゃん」 カラー原稿
お姉ちゃんと弟「マサくん」とのえっちを描いた8ページのショート漫画。
最大の特徴は、お姉ちゃんのホットパンツ・黒ストッキングという恰好。
足プレイです。
ううむ、彩色原稿の利点を最大限に生かしたようなエピソードですね。
センセの絵柄は、こうしたカラー原稿との相性がすこぶる良いと思います。
099:「お姉ちゃんも女ですッ」
女子かに絶大な人気を誇る水泳部部長「大林由希」
実はそれが最大の悩みであり。
弟「大林博希」に”女に見られたい”と相談するのでした。
現在は髪をポニーテールにしている「由希さん」
眼鏡掛けたり、髪型変更したりと試行錯誤していたものの、そのほとんどが同性に刺さってしまうという…。
まぁ、あの感じだと、同年代男子は近寄れないでしょうねー。
差がついちゃうもの。
そんな訳で、こちらはお姉ちゃんからお願いするというパターン。
まぁ…漫画かなぁ……。
競泳水着と日焼け跡がポイントです。
125:「お姉ちゃんはみんなのアイドル!?」
アイドル「りなりん」として活動する姉「りな」とのお話。
アイドルと言っても自称で、活動はもっぱらネット配信というレベル。
「よしりん」と呼ばれていた弟がプロデュースを担当。
次の活動として大学祭のステージを用意したのでした。
「りなりん」なんて可愛らしい名前と衣装なのですが、高身長というギャップが。
あれで、センセの絵柄なのでキュートな感じになっていましたが、現実だった場合は結構はっちゃけた感じになるのかな。
ランキング1位との発言もあり、ネット上ではそれなりに支持を集めていた様子。
後半のステージでもそうでしたが、ああした性格がためかな。
お礼えっちなのですが、枕営業とか言ってました。
※左:アイドル「りなりん」、右:姉「エリコ」
149:「お姉ちゃんの策略」
173:「お姉ちゃんの秘密」
タイトルは近いものの、まったくの別話です。
前者は28歳になる姉「エリコ」と同居する「恵一」のエピソード。
帰宅したところ、「エリコさん」がサンタコスプレで出迎えるというもの。
独特な空気感ある変わった娘。
実姉ではあるものの、「ほとんど一緒に過ごしたことない…」ということもあってか、姉弟っぽくないのがこちらの漫画の特徴です。
えっちはお姉ちゃんぽくないと思うが。
後者は弟「友春」に姉「ちはる」が勉強を教えるというもの。
制服にポニーテール、四角眼鏡が堅物っぽい雰囲気だったのですが。
(※実際、クラスではトップだという発言があります)
あの、勉強する弟の隣で何をなさっているんでしょうか、という感じ。
193:「姉は嫁アフターストーリー 姉は妻」 描き下ろし
6ページのショートは「姉は嫁」の後日談。
変わらずラブラブな2人の母乳プレイが楽しめます。
子供起きちゃうぞ。
【 その他 】
そんなこんなで。本日は「音音」センセでした。
こちらのブログでは「姉は嫁」を紹介しています。
今回は3冊目の単行本。
当然ながら、またお姉ちゃん揃いでした。
背景も異なることから服装は様々で。
なんだかコスプレちっくなのは、いいと思いました。
特に和服はいい感じでしたよ。
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■うちのメイドがウザすぎる! (中村カンコ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] コメディー、メイド、筋肉、百合
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間に別絵、カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中村カンコ」センセの「うちのメイドがウザすぎる! 1巻」です。
※鴨居つばめ
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続いていくストーリー調な長編漫画です。
いわゆるメイド漫画の1つ。
そのうちでは、かなり変化球なタイプとなっています。
ジャンルは派手さのあるコメディー。
もともとは「ピュア百合アンソロひらり」にて1、2話が掲載されていたもの。
そのため、軽い百合要素もありました。
ほか、主人公はメイドさんなのですが。
やたらな筋肉質であるなど、あちこち要素は癖の強いもの。
得意でないポイントある方はご注意ください。
さらりとしなやかな線での作画。
全体の色づきはしっかりしており、濃淡は濃さある中間色。
クッキリとしたデジタルな彩色です。
描き込みは細かめ。
コマ割りも同様ですが、だいたい枠間は確保されていて白比率もあり。
小さいコマの描写も丁寧です。
原稿は見易いものでした。
人物画は漫画っぽと共に、リアル調なところもあり。
あまり見ない、独特な雰囲気となっています。
バランス・表現などにて若干硬さを感じる部分もありましたが、些細な程度。
判断については、↓表紙よりも裏表紙のが良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
よく眺めていた、小さく可愛らしい女の子のいる家で家政婦を募集しており。
ちょうど職探しをしていた元自衛官「鴨居つばめ」は、さっそくそちらのメイドとなったのです。
しかし、幼くして母を亡くしていた「ミーシャ」は家政婦らを嫌っており。
ちょっと変でウザ目な彼女を追い出すべく、色々と画策するのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
メイドという単語から、ぱっと思い出されるような主従関係ではなく。
雇う側(※正確には雇い主の娘ですが)が、メイドに圧倒されておりました。
そうした通常とは逆転した関係ほか、小さい女の子好きでやや斜め上な行動を取る「つばめさん」の可笑しな言動がコメディーとなっています。
※ミーシャさん
母を亡くしている「ミーシャさん」
ロシア系の血を引き、目立つ容姿がため逆にクラスにも馴染めぬまま。
現在は不登校となっていて、引き籠り状態でした。
父親は仕事で留守にするため、通常は家で1人きりという、なかなか気の毒な状態。
そうした彼女に対し、過剰なまでの好意と体力ある「つばめさん」によって、次第に打ち解けていくのでした。
心を閉ざした「ミーシャさん」がひと皮剥けて成長していく~という流れになっていくのかな。
切っ掛けとなる1話目。
冒頭の描写は5年前のもの。
母親と共にある「ミーシャさん」が見れます。
「つばめさん」が”雪の妖精”と称したのも納得。
可愛らしいですね。
2人の初対面(※「つばめさん」は一方的に見ていた)はなかなか非常識なもの。
もっとこっそり確認するとか出来なかったか…。
「ミーシャさん」は実父「ヤスヒロ」にも強く当たっていたんですが。
彼もちょっと変で、それも納得。
早速家政婦に応募する「つばめさん」
元・一等空曹とのことで、隻眼なのはその時の傷なのかな。
故あって、「つばめ」・「ミーシャ」の2人はシャワーあびる展開になるのですが。
まったくエロス感のない、ムキムキな「つばめさん」のヌードに注目。
ちなみに、バストトップは描かれません。
「つばめさん」がメイド服を着るようになる2話目。
その姿なまま、家までやってきているのですが。
しっかり周囲が奇異の目で見ていました。
(オチでもまた凄い恰好になるので、お楽しみに)
こうしたメイド漫画の場合、興味はもたれてもああしたマイナスな言葉は受けないものなのですが…コメディー漫画がためですね。
ここは自室に引き籠って抵抗する「ミーシャさん」との攻防戦。
「掛かりましたね」
のシーンが好き。
また、学生時代の「つばめさん」も必見です。
「ミーシャさん」と仲良くなるべく、同じオンラインゲームを始める3話目。
なかなか良い方法。
それぞれの操るキャラクターに注目。
そちらでの、「ミーシャさん」の台詞には納得。
確かにその方が安全ですわね。
(※逆に主婦趣味な男性から声かけられるかもしれんけど)
明るい表情の「ミーシャさん」がキュートでしたが…まぁ、バレるか。
2人してキャンプへと出かける4話目。
出掛ける、というか寝てるところを勝手に連れていかれただけでしたが。
先の3話目の影響で仲直りを狙ったんですね。
「つばめさん」は相変わらずですが、こうしたシチュエーションでは頼りになりますね。
こちらは回想シーンに注目。
あの付近だけはまるで別漫画のよう。
変ではあるものの、普段1人でいた「ミーシャさん」がああした遠慮のないやり取りをし、自然を満喫し。
まぁ、楽しくない訳ないですわね。
オチがいい感じでした。
※「つばめ」・「ミーシャ」の攻防戦
本人感じたそのまま、だいぶ打ち解けてきた5話目。
(部屋にも入ってましたね)
彼女のスキルが最大限に発揮できるキャンプは正解だったかも。
ただ、あーまで妄想が飛躍してしまうのが悪い点。
確かにキモい言われても仕方ないですね。
彼女の不登校問題に触れるエピソード。
「ミーシャさん」の話を受け、「つばめさん」がした例え話に納得。
弁当は気になるよねー。
結果的に学校へ行こうと決意させたのは凄い事。
オチの彼女を見る限り、良かったと思います。
そんな訳で6話目は学校話。
彼女は目立つものの、特にいじめられている等ではなく。
まぁ、ひと山越えれば全然問題なくなるかなぁ。
お友達もおり、気も弱々しい訳でもなく、なにより本人は可愛いのだし。
本来は「つばめさん」の出番はないところですが、それで終わる筈もなく。
こっそり様子を見に向かうこととなっていました。
どうなるかお楽しみに。
とりあえず、あの程度で済んだのは幸いではないかなぁ。
(翌日の「ミーシャさん」がやや心配ですが)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「中村カンコ」センセでした。
こちらがだいたい4冊目。
ひでるさんは今回が初見となります。
特徴的なタイトル・↓表紙ですぐに目についていたんですが。
裏表紙の筋肉ムキムキなスタイルでなんとなく考えてしまいました。
好みな人はそんなんもいいんでしょうけれど…。
(※ため、作品中のお風呂シーンも実に微妙な印象でした)
そうした点も含めて、良質なコメディー漫画なんですけどね。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] コメディー、メイド、筋肉、百合
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間に別絵、カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中村カンコ」センセの「うちのメイドがウザすぎる! 1巻」です。
※鴨居つばめ
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続いていくストーリー調な長編漫画です。
いわゆるメイド漫画の1つ。
そのうちでは、かなり変化球なタイプとなっています。
ジャンルは派手さのあるコメディー。
もともとは「ピュア百合アンソロひらり」にて1、2話が掲載されていたもの。
そのため、軽い百合要素もありました。
ほか、主人公はメイドさんなのですが。
やたらな筋肉質であるなど、あちこち要素は癖の強いもの。
得意でないポイントある方はご注意ください。
さらりとしなやかな線での作画。
全体の色づきはしっかりしており、濃淡は濃さある中間色。
クッキリとしたデジタルな彩色です。
描き込みは細かめ。
コマ割りも同様ですが、だいたい枠間は確保されていて白比率もあり。
小さいコマの描写も丁寧です。
原稿は見易いものでした。
人物画は漫画っぽと共に、リアル調なところもあり。
あまり見ない、独特な雰囲気となっています。
バランス・表現などにて若干硬さを感じる部分もありましたが、些細な程度。
判断については、↓表紙よりも裏表紙のが良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
よく眺めていた、小さく可愛らしい女の子のいる家で家政婦を募集しており。
ちょうど職探しをしていた元自衛官「鴨居つばめ」は、さっそくそちらのメイドとなったのです。
しかし、幼くして母を亡くしていた「ミーシャ」は家政婦らを嫌っており。
ちょっと変でウザ目な彼女を追い出すべく、色々と画策するのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
メイドという単語から、ぱっと思い出されるような主従関係ではなく。
雇う側(※正確には雇い主の娘ですが)が、メイドに圧倒されておりました。
そうした通常とは逆転した関係ほか、小さい女の子好きでやや斜め上な行動を取る「つばめさん」の可笑しな言動がコメディーとなっています。
※ミーシャさん
母を亡くしている「ミーシャさん」
ロシア系の血を引き、目立つ容姿がため逆にクラスにも馴染めぬまま。
現在は不登校となっていて、引き籠り状態でした。
父親は仕事で留守にするため、通常は家で1人きりという、なかなか気の毒な状態。
そうした彼女に対し、過剰なまでの好意と体力ある「つばめさん」によって、次第に打ち解けていくのでした。
心を閉ざした「ミーシャさん」がひと皮剥けて成長していく~という流れになっていくのかな。
切っ掛けとなる1話目。
冒頭の描写は5年前のもの。
母親と共にある「ミーシャさん」が見れます。
「つばめさん」が”雪の妖精”と称したのも納得。
可愛らしいですね。
2人の初対面(※「つばめさん」は一方的に見ていた)はなかなか非常識なもの。
もっとこっそり確認するとか出来なかったか…。
「ミーシャさん」は実父「ヤスヒロ」にも強く当たっていたんですが。
彼もちょっと変で、それも納得。
早速家政婦に応募する「つばめさん」
元・一等空曹とのことで、隻眼なのはその時の傷なのかな。
故あって、「つばめ」・「ミーシャ」の2人はシャワーあびる展開になるのですが。
まったくエロス感のない、ムキムキな「つばめさん」のヌードに注目。
ちなみに、バストトップは描かれません。
「つばめさん」がメイド服を着るようになる2話目。
その姿なまま、家までやってきているのですが。
しっかり周囲が奇異の目で見ていました。
(オチでもまた凄い恰好になるので、お楽しみに)
こうしたメイド漫画の場合、興味はもたれてもああしたマイナスな言葉は受けないものなのですが…コメディー漫画がためですね。
ここは自室に引き籠って抵抗する「ミーシャさん」との攻防戦。
「掛かりましたね」
のシーンが好き。
また、学生時代の「つばめさん」も必見です。
「ミーシャさん」と仲良くなるべく、同じオンラインゲームを始める3話目。
なかなか良い方法。
それぞれの操るキャラクターに注目。
そちらでの、「ミーシャさん」の台詞には納得。
確かにその方が安全ですわね。
(※逆に主婦趣味な男性から声かけられるかもしれんけど)
明るい表情の「ミーシャさん」がキュートでしたが…まぁ、バレるか。
2人してキャンプへと出かける4話目。
出掛ける、というか寝てるところを勝手に連れていかれただけでしたが。
先の3話目の影響で仲直りを狙ったんですね。
「つばめさん」は相変わらずですが、こうしたシチュエーションでは頼りになりますね。
こちらは回想シーンに注目。
あの付近だけはまるで別漫画のよう。
変ではあるものの、普段1人でいた「ミーシャさん」がああした遠慮のないやり取りをし、自然を満喫し。
まぁ、楽しくない訳ないですわね。
オチがいい感じでした。
※「つばめ」・「ミーシャ」の攻防戦
本人感じたそのまま、だいぶ打ち解けてきた5話目。
(部屋にも入ってましたね)
彼女のスキルが最大限に発揮できるキャンプは正解だったかも。
ただ、あーまで妄想が飛躍してしまうのが悪い点。
確かにキモい言われても仕方ないですね。
彼女の不登校問題に触れるエピソード。
「ミーシャさん」の話を受け、「つばめさん」がした例え話に納得。
弁当は気になるよねー。
結果的に学校へ行こうと決意させたのは凄い事。
オチの彼女を見る限り、良かったと思います。
そんな訳で6話目は学校話。
彼女は目立つものの、特にいじめられている等ではなく。
まぁ、ひと山越えれば全然問題なくなるかなぁ。
お友達もおり、気も弱々しい訳でもなく、なにより本人は可愛いのだし。
本来は「つばめさん」の出番はないところですが、それで終わる筈もなく。
こっそり様子を見に向かうこととなっていました。
どうなるかお楽しみに。
とりあえず、あの程度で済んだのは幸いではないかなぁ。
(翌日の「ミーシャさん」がやや心配ですが)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「中村カンコ」センセでした。
こちらがだいたい4冊目。
ひでるさんは今回が初見となります。
特徴的なタイトル・↓表紙ですぐに目についていたんですが。
裏表紙の筋肉ムキムキなスタイルでなんとなく考えてしまいました。
好みな人はそんなんもいいんでしょうけれど…。
(※ため、作品中のお風呂シーンも実に微妙な印象でした)
そうした点も含めて、良質なコメディー漫画なんですけどね。
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■明日もきっと想うひと (綿貫ろん)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 恋愛話、ラブコメ、むちむち、スクール水着
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、12話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説・別絵、
中扉は↓表紙リンク絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綿貫ろん(わたぬき・ろん)」センセの「明日もきっと想うひと」です。
※レイチェル・キャンベル
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
全12話のうち、カラー原稿の漫画がショートものです。
やや学園話が多めでしたが、バイト先とかオフィス話もありました。
ジャンルはラブコメというより、恋愛モノという印象。
えっちはするものの、恋愛成就するものばかりではありません。
かと言って、どん底に暗いとか、ブラックで後味微妙…みたいなものもなく。
明るすぎず、軽すぎず、しつこくない程度に心理描写も描写されていて。
ちょうど良いくらいの読み応え。
良かったです。
短くても良いので、別視点とか後日談みたいなのが欲しかったなぁ。
するりとした柔らか曲線での作画。
全体の色づき、濃淡具合は丁度良く。
描き込みについても過不足はありません。
コマ割りはやや細かく、はみ出し多いのですが。
作画が綺麗で安定しているためか、見辛い印象はまっったくありません。
原稿時期は12年から16年。
多少差はあったものの、加筆修正がためかほぼ気にならないくらい。
良くまとまっていたと思います。
幅広な輪郭にクリっとした目、小さい鼻という漫画らしく可愛い人物絵。
ふっくらスタイルで、むちむちとした肉具合がいい感じ。
表情良く、動きでも引っかかる部分なく。
小物や背景にも優れ、小さいコマまで丁寧に描かれていました。
こちらは特に大きなマイナス面ありません。
ややカラーとは異なるものの、判断については↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 12話収録
005:「じぇにたるでびねーしょん」 カラー原稿
カラー6ページのショート漫画。
えっち相手「高木」くんについて、男性自身で占う「美幸」さん。
まぁ、占いはそうキッチリしたものでなく。
そうかなぁ??、って感じでした。
なぜか「美幸さん」は紫色の着物姿でのえっちです。
011:「ソクラブ」
合宿のため皆で海へ来たメンバー。
先輩のことが好きな「山田」
そんな彼が理解できず気になるため、「羽美(うみ)」はずっと彼を眺めていたのでした。
↓表紙・裏表紙、そして中扉はこちらの「羽美さん」
ぶっちゃけ、彼の想い人である先輩より可愛いと思いました。
バストも大きいので。
えっちに至る経緯は、成年漫画的でしたが、ちょっと意外。
足がどうのこうの言う場面での、スカートめくっているコマが好き。
オチの発言がなんだか軽いよ、「山田くん」
※左:羽美さん、右:同期「吉野結花」
031:「トゥー・シーター」
最近になって「凛子」という彼女ができた「歩」
しかし、彼はいとこ「優樹奈」からの告白を拒絶しつつも、彼女とはえっち関係にあったのでした。
「歩くん」最低、って感じのWヒロインもの。
いちおうメインは日焼け跡が眩しい「優樹奈ちゃん」
むちむちっとしたスタイルを隠し切れないスクール水着姿が実にいいですね。
モロ最中に「凛子ちゃん」が鉢合わせする、修羅場な流れ。
あれで複数えっちに発展するのは成年漫画ですねー。
普通ならばブッ倒されて関係終わると思います。
オチの「優樹奈ちゃん」が可愛らしいですね。
あ、ちなみに「優樹奈ちゃん」もスクール水着姿でしたよ。
051:「無造作ピントフォーカス」
付き合っていた元生徒「あかり」と、一カ月ぶりに偶然再会した教師(塾講師)
大学に入ってから、ぐっと大人っぽくなっており。
てっきり別れ話でも始まるかと思っていたところ~というお話。
彼女に何があったのかは秘密。
いちおう、可愛らしい理由でしたけどね。
ただ…このスマホだのなんだのという時代に、そんだけの期間何もなかったならば、関係終わっている方が普通だと思います。
なお、生徒時代の彼女も、何コマか差し込まれているんですが。
まー、確かに垢抜けて綺麗になっていましたよー。
彼があー考えるのは至極当然かと。
069:「11月11日」
同期で仲が良く、2年間ほとんど一緒をにいた「吉野結花」
ある残業後、帰宅途中で雨に降られた「土井」は職場まで傘を取りに戻ったところ。
「結花」が社長と不倫している現場に鉢合わせてしまったのでした。
サラリーマンがあるいは体験するかもしれない、現実感あるオフィス話。
ひでるさんではないですが。
似た話であれば、現実にてふと耳にした経験があります。
なんだか…生々しく感じましたよ。
鉢合わせ時は何もなく、メインはその後の残業時間の2人。
あの微妙な緊張感が実に素敵。
冒頭の普段なやり取りと、ぜひ比較してお楽しみください。
ここのくだりが単行本内で最もお気に入りです!!
「結花さん」いいなぁ。
あの場面で彼女が言ってたことが全てですかね。
093:「雪国LOVER」
クリスマス休暇で来日した、父親の仕事仲間の娘「レイチェル・キャンベル」
コタツと漫画好きなアメリカ人で、「俊也」ともあっさり意気投合したのでした。
う…羨ましい。
コタツ好きな「レイチェルさん」が実にキュート。
裏表紙でも漫画読んでますね。
泳ぎなさいよ。
本編でもだらりと過ごしており。
外に連れ出せぬまま、コタツえっちとなってました。
あの近い距離感がいいですね。
そりゃ、彼が恋するのも当然でしょう。
黒タイツが可愛かったので、もう少し堪能したかったですよ。
たぶん、あの感じだとすぐまた来日してそう。
109:「あとだし片想い」
最近、彼氏ができたらしい姉「紗綾」
帰宅した姉が連れていた「川島まさと」は、妹「麻衣」が憧れていた男性だったのです。
そんな訳で、彼の気を引くべく奮闘する「麻衣ちゃん」のエピソード。
追い込まれただけあって、かなり積極的に攻めておりました。
「挟めちゃうんですから」
なーんて言ってました。
そりゃ、挟まないとねー(笑)
そんな彼女に対し、いちおう「まさとくん」は理性的に対応していたと思います。
127:「居残り白書」
臨時ながらバスケ部を熱心に指導していた教師「立花」
「吉沢」・「斉藤」の居残り練習に付き合っていたところ。
勢いあまった「吉沢」と激突してしまったのでした。
何はともあれ、怪我なくて良かった。
衝撃はともかく、むちむちな「立花さん」に接触した「吉沢くん」はただ事ではなく(笑)
”事故後のケア”をお願いしたのでした。
これまた羨ましい展開。
普通こうした漫画だと、第三者となっていた「斉藤くん」は現場に鉢合わせつつも気づかないこと多いのですが。
こちらではあっさり露見してます。
まぁ、モロに見えていたし…その方が普通だわね。
複数えっちとなっていました。
なお、「斉藤くん」は故あって直接プレイは出来ていないのですが。
あの後の「立花さん」がどうなっているのか、続きが見たいです。
間違いなく「吉沢くん」は1回だけって事ないでしょうから。
143:「夏までの距離」
数年前まで住んでいた町へ、お盆に帰省した「英太」
そこに、昔馴染みの「明日香」が遊びにやってきたのでした。
そんな訳で、ノスタルジー感あるエピソード。
こうした漫画のセオリーで、川遊びからのえっち発展です。
サイドテールな「明日香ちゃん」のスクール水着が眩しい。
そもそも家を訪ねて来るなど彼女のが積極的なのですが。
こちらは、完全なるお誘いえっち展開です。
あれは、触らないと帰れないような空気感でしたよ。
そのくせ「ちょっとだけだからね」なんて言われているのですが。
オチの「英太くん」になんだかモヤモヤ。
可愛らしい娘なのだから、もっと頑張れ、セキニン取れ。
161:「つまゆら」
カフェのパート店員で「白石」さんとのえっち展開。
古い言葉ですが、よろめき人妻モノですよ。
飲み会に参加したのが切っ掛け。
そちらでもモテていた「白石さん」でしたが。
結局「小嶋」くんが選ばれたのは、普段の仕事っぷりもあってのことでしょう。
年上らしく(※容姿ではそう見えないのがまた凄い)、リードしてくれていました。
「しょうがないなぁ…」でのえっち展開が好き。
あの場面は徹底的に甘えるのが正解・。
179:「演技むすび」
舞台で先輩「湯ノ花さわ子」に一目惚れした「あつし」
同じ演劇部へ入り、雑用係として日々頑張っていたところ。
その「さわ子」から、練習相手に指名されたのでした。
演劇部らしい、えっち発展。
あーなる前に色々やり取りとか、何とかが、おそらくあると思うのですが。
想い人に気に入られたのは素敵なこと。
頑張った甲斐あったねぇ。
※左:教師「立花」、右:宮崎真希
197:「日陰ぼっこ」
ひょんな偶然から、「宮崎真希」と猫の世話をするようになった「山下」
彼女は”よく男子の家に出入りしている”という噂があり、学校での有名人だったのです。
とりあえず。
オチがあーした感じでひと安心。
「真希ちゃん」はやや対人の距離感が近いというのがあるのかなぁ。
たぶん、2階っぽい彼の部屋のベランダまでどうやってたどり着いたんだろう。
【 その他 】
以上、本日は「綿貫ろん」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
加筆修正もしているとは思いますが、高い完成度の1冊でした。
店頭にての、ぱっと見予想を遥かに上回る出来栄えです。
面白かったです。
個人的にむちむちっとして可愛らしいヒロインらが好み。
そんな彼女らですが、”いわゆる漫画のソレ”ではなく。
結構、現実的でリアルさあるキャラとなっていて、読み応えもしっかりありました。
あるいは実際にもありそうな…。
同期女性、「吉野結花さん」のエピソード「11月11日」が印象に残りました。
ああしたオチの展開もいいですね。
なんだかありそうで。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 恋愛話、ラブコメ、むちむち、スクール水着
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、12話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説・別絵、
中扉は↓表紙リンク絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綿貫ろん(わたぬき・ろん)」センセの「明日もきっと想うひと」です。
※レイチェル・キャンベル
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
全12話のうち、カラー原稿の漫画がショートものです。
やや学園話が多めでしたが、バイト先とかオフィス話もありました。
ジャンルはラブコメというより、恋愛モノという印象。
えっちはするものの、恋愛成就するものばかりではありません。
かと言って、どん底に暗いとか、ブラックで後味微妙…みたいなものもなく。
明るすぎず、軽すぎず、しつこくない程度に心理描写も描写されていて。
ちょうど良いくらいの読み応え。
良かったです。
短くても良いので、別視点とか後日談みたいなのが欲しかったなぁ。
するりとした柔らか曲線での作画。
全体の色づき、濃淡具合は丁度良く。
描き込みについても過不足はありません。
コマ割りはやや細かく、はみ出し多いのですが。
作画が綺麗で安定しているためか、見辛い印象はまっったくありません。
原稿時期は12年から16年。
多少差はあったものの、加筆修正がためかほぼ気にならないくらい。
良くまとまっていたと思います。
幅広な輪郭にクリっとした目、小さい鼻という漫画らしく可愛い人物絵。
ふっくらスタイルで、むちむちとした肉具合がいい感じ。
表情良く、動きでも引っかかる部分なく。
小物や背景にも優れ、小さいコマまで丁寧に描かれていました。
こちらは特に大きなマイナス面ありません。
ややカラーとは異なるものの、判断については↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 12話収録
005:「じぇにたるでびねーしょん」 カラー原稿
カラー6ページのショート漫画。
えっち相手「高木」くんについて、男性自身で占う「美幸」さん。
まぁ、占いはそうキッチリしたものでなく。
そうかなぁ??、って感じでした。
なぜか「美幸さん」は紫色の着物姿でのえっちです。
011:「ソクラブ」
合宿のため皆で海へ来たメンバー。
先輩のことが好きな「山田」
そんな彼が理解できず気になるため、「羽美(うみ)」はずっと彼を眺めていたのでした。
↓表紙・裏表紙、そして中扉はこちらの「羽美さん」
ぶっちゃけ、彼の想い人である先輩より可愛いと思いました。
バストも大きいので。
えっちに至る経緯は、成年漫画的でしたが、ちょっと意外。
足がどうのこうの言う場面での、スカートめくっているコマが好き。
オチの発言がなんだか軽いよ、「山田くん」
※左:羽美さん、右:同期「吉野結花」
031:「トゥー・シーター」
最近になって「凛子」という彼女ができた「歩」
しかし、彼はいとこ「優樹奈」からの告白を拒絶しつつも、彼女とはえっち関係にあったのでした。
「歩くん」最低、って感じのWヒロインもの。
いちおうメインは日焼け跡が眩しい「優樹奈ちゃん」
むちむちっとしたスタイルを隠し切れないスクール水着姿が実にいいですね。
モロ最中に「凛子ちゃん」が鉢合わせする、修羅場な流れ。
あれで複数えっちに発展するのは成年漫画ですねー。
普通ならばブッ倒されて関係終わると思います。
オチの「優樹奈ちゃん」が可愛らしいですね。
あ、ちなみに「優樹奈ちゃん」もスクール水着姿でしたよ。
051:「無造作ピントフォーカス」
付き合っていた元生徒「あかり」と、一カ月ぶりに偶然再会した教師(塾講師)
大学に入ってから、ぐっと大人っぽくなっており。
てっきり別れ話でも始まるかと思っていたところ~というお話。
彼女に何があったのかは秘密。
いちおう、可愛らしい理由でしたけどね。
ただ…このスマホだのなんだのという時代に、そんだけの期間何もなかったならば、関係終わっている方が普通だと思います。
なお、生徒時代の彼女も、何コマか差し込まれているんですが。
まー、確かに垢抜けて綺麗になっていましたよー。
彼があー考えるのは至極当然かと。
069:「11月11日」
同期で仲が良く、2年間ほとんど一緒をにいた「吉野結花」
ある残業後、帰宅途中で雨に降られた「土井」は職場まで傘を取りに戻ったところ。
「結花」が社長と不倫している現場に鉢合わせてしまったのでした。
サラリーマンがあるいは体験するかもしれない、現実感あるオフィス話。
ひでるさんではないですが。
似た話であれば、現実にてふと耳にした経験があります。
なんだか…生々しく感じましたよ。
鉢合わせ時は何もなく、メインはその後の残業時間の2人。
あの微妙な緊張感が実に素敵。
冒頭の普段なやり取りと、ぜひ比較してお楽しみください。
ここのくだりが単行本内で最もお気に入りです!!
「結花さん」いいなぁ。
あの場面で彼女が言ってたことが全てですかね。
093:「雪国LOVER」
クリスマス休暇で来日した、父親の仕事仲間の娘「レイチェル・キャンベル」
コタツと漫画好きなアメリカ人で、「俊也」ともあっさり意気投合したのでした。
う…羨ましい。
コタツ好きな「レイチェルさん」が実にキュート。
裏表紙でも漫画読んでますね。
泳ぎなさいよ。
本編でもだらりと過ごしており。
外に連れ出せぬまま、コタツえっちとなってました。
あの近い距離感がいいですね。
そりゃ、彼が恋するのも当然でしょう。
黒タイツが可愛かったので、もう少し堪能したかったですよ。
たぶん、あの感じだとすぐまた来日してそう。
109:「あとだし片想い」
最近、彼氏ができたらしい姉「紗綾」
帰宅した姉が連れていた「川島まさと」は、妹「麻衣」が憧れていた男性だったのです。
そんな訳で、彼の気を引くべく奮闘する「麻衣ちゃん」のエピソード。
追い込まれただけあって、かなり積極的に攻めておりました。
「挟めちゃうんですから」
なーんて言ってました。
そりゃ、挟まないとねー(笑)
そんな彼女に対し、いちおう「まさとくん」は理性的に対応していたと思います。
127:「居残り白書」
臨時ながらバスケ部を熱心に指導していた教師「立花」
「吉沢」・「斉藤」の居残り練習に付き合っていたところ。
勢いあまった「吉沢」と激突してしまったのでした。
何はともあれ、怪我なくて良かった。
衝撃はともかく、むちむちな「立花さん」に接触した「吉沢くん」はただ事ではなく(笑)
”事故後のケア”をお願いしたのでした。
これまた羨ましい展開。
普通こうした漫画だと、第三者となっていた「斉藤くん」は現場に鉢合わせつつも気づかないこと多いのですが。
こちらではあっさり露見してます。
まぁ、モロに見えていたし…その方が普通だわね。
複数えっちとなっていました。
なお、「斉藤くん」は故あって直接プレイは出来ていないのですが。
あの後の「立花さん」がどうなっているのか、続きが見たいです。
間違いなく「吉沢くん」は1回だけって事ないでしょうから。
143:「夏までの距離」
数年前まで住んでいた町へ、お盆に帰省した「英太」
そこに、昔馴染みの「明日香」が遊びにやってきたのでした。
そんな訳で、ノスタルジー感あるエピソード。
こうした漫画のセオリーで、川遊びからのえっち発展です。
サイドテールな「明日香ちゃん」のスクール水着が眩しい。
そもそも家を訪ねて来るなど彼女のが積極的なのですが。
こちらは、完全なるお誘いえっち展開です。
あれは、触らないと帰れないような空気感でしたよ。
そのくせ「ちょっとだけだからね」なんて言われているのですが。
オチの「英太くん」になんだかモヤモヤ。
可愛らしい娘なのだから、もっと頑張れ、セキニン取れ。
161:「つまゆら」
カフェのパート店員で「白石」さんとのえっち展開。
古い言葉ですが、よろめき人妻モノですよ。
飲み会に参加したのが切っ掛け。
そちらでもモテていた「白石さん」でしたが。
結局「小嶋」くんが選ばれたのは、普段の仕事っぷりもあってのことでしょう。
年上らしく(※容姿ではそう見えないのがまた凄い)、リードしてくれていました。
「しょうがないなぁ…」でのえっち展開が好き。
あの場面は徹底的に甘えるのが正解・。
179:「演技むすび」
舞台で先輩「湯ノ花さわ子」に一目惚れした「あつし」
同じ演劇部へ入り、雑用係として日々頑張っていたところ。
その「さわ子」から、練習相手に指名されたのでした。
演劇部らしい、えっち発展。
あーなる前に色々やり取りとか、何とかが、おそらくあると思うのですが。
想い人に気に入られたのは素敵なこと。
頑張った甲斐あったねぇ。
※左:教師「立花」、右:宮崎真希
197:「日陰ぼっこ」
ひょんな偶然から、「宮崎真希」と猫の世話をするようになった「山下」
彼女は”よく男子の家に出入りしている”という噂があり、学校での有名人だったのです。
とりあえず。
オチがあーした感じでひと安心。
「真希ちゃん」はやや対人の距離感が近いというのがあるのかなぁ。
たぶん、2階っぽい彼の部屋のベランダまでどうやってたどり着いたんだろう。
【 その他 】
以上、本日は「綿貫ろん」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
加筆修正もしているとは思いますが、高い完成度の1冊でした。
店頭にての、ぱっと見予想を遥かに上回る出来栄えです。
面白かったです。
個人的にむちむちっとして可愛らしいヒロインらが好み。
そんな彼女らですが、”いわゆる漫画のソレ”ではなく。
結構、現実的でリアルさあるキャラとなっていて、読み応えもしっかりありました。
あるいは実際にもありそうな…。
同期女性、「吉野結花さん」のエピソード「11月11日」が印象に残りました。
ああしたオチの展開もいいですね。
なんだかありそうで。
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■レディ・フローラル (タカスギコウ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 変身ヒロイン、人妻、アクション
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タカスギコウ」センセの「レディ・フローラル LADY FLORAL」です。
※椿井百合子
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
連続したストーリー漫画となっていました。
多少駆け足な感じもありましたが。
えっちページが割かれるこうしたタイプの漫画としては、結末までしっかり描き切っていたと思います。
むちむちっとしたスーツが眩しい、変身ヒロインな漫画。
コメディー色は少なく、一発で決着つくような派手な必殺技もなく。
ドカバキという格闘戦なパトルものでした。
皆さんが期待するようなピンチシーンも頻繁なので、↓表紙・裏表紙に惹かれた方は満足いただける内容だと思います。
すっきりとした線での作画。
描き込みや全体の濃淡は適度なくらい。
色彩もデジタルなさっぱりとしたもの。
ほぼ枠間が確保されたコマ割りなど、淡く安定感もあって見易い原稿となってます。
人物絵は目鼻口のしっかりとしたもの。
デフォルメの弱いリアル寄りですが、漫画っぽい可愛さもありました。
人妻系ながら、コテコテ濃口でないのは良し悪しかもしれませんが。
間口は広めだと思います。
ジャンル的に戦闘シーンが多いのですが、アクション画に問題ありません。
背景や小物はそれなりでしたが、違和感はなく。
全体よくまとまっていました。
判断については、カット絵が豊富な裏表紙が見易いと思います。
【 収録話 】 10話収録
風呂場を覗かれてしまった主婦「椿井百合子(つばい・ゆりこ)」
そうした犯罪が近所で増えていたことから、正義感の強い彼女は夜の町内パトロールをすることとしたのでした。
その際に変質者と鉢合わせしたんですが、突然目前で異形の怪物に変身。
「百合子」を襲うものの、空手で鍛えていた彼女は逆に撃退したのです。
現場に急行していた「ソフィー・スタンレー」はその能力を見込み、異星人に対する防衛チーム「ガーディアンズ・オブ・ユニバース」に誘ったのでした。
ごく簡単にはそうしたお話。
いわゆる変身ヒロイン、スーパーヒロインもの。
本来であれば、「超昂天使エスカレイヤー/時丸佳久」、「下町エンジェルライナー/田口央斗」…のように、その任に就くのは若い女性であるはずなのですが。
成年漫画では、「白雪騎士ホワイティ(30)/高津」、「愛妻戦士マイティ・ワイフ/蒟吉人」、「魔法人妻マナミ/LINDA」など、ざっと上げただけでも人妻率高め(笑)
むちむちと肉感的なのが官能的かつ可笑しくも見えるためかな。
詳しい変身プロセスは不明ですが、ブレスレットの力で変身していた「百合子さん」
1戦目は素手で怪物を倒すなど、そもそも腕っ節は強い設定。
スーツの影響か、変身後はさらにパワーアップしているようでした。
(※パワー補助機能、という発言があります)
所属した組織がアメリカ(かな?)なためか、どちらかと言うと日本のそれではなく。
「MARVEL」とか、そっち系な雰囲気です。
紹介帯でも”スーパーヒロイン”とされてましたからね。
スーツはワンピースの水着ちっくで、胸元からヘソ付近までガッツリと空いた露出度高いもの。
マスクは当初なく、とある話の展開がため装着したものです。
あまり関係ないんですね。
当然ながら、戦闘スーツは破られること頻繁。
あっさりえっちシーンへと突入していくんですが…。
彼女の能力はそもそも格闘(接近戦)なため、そうしたピンチを”最大限に生かした戦法”をとっていました。
なるほど、これは成年漫画として実に良い設定。
強すぎてはエロくないですし、ヤラれてばっかではお話先に進まないですからねー。
※左:ソフィー・スタンレー、右:隊長「ベルーチェ」
カラー原稿からの1話目。
「百合子さん」のお風呂シーンからスタートしています。
良いスタイルしてますねー。
小型カメラに気付いて即反応しているなど、後の片鱗をさっそく見せてくれていました。
こちらの敵は露出な中年。
さすがに突然化け物に変化したソレには抵抗もできず、あっさりえっち展開になるのですが。
ああした単語に反応するのは、コメディーちっくですね。
ただ、危機的場面では、格闘経験ある「百合子さん」を冷静に戻す効果があると思われ。
実際、戒めを自ら力技で解き、正拳突き・回し蹴りのコンボを決めていました。
その直後という2、3話目。
彼女を保護した「ソフィーさん」の詳しい説明、そして事後処理の様子が伺えます。
途中にカップルの野外プレイが数コマありましたが、基本的にえっちシーンはそんな程度。
こうした漫画では異例なことですね。
彼女の能力テストも兼ねた「レディ・フローラル」のデビュー戦です。
なんと、冒頭で覗きをしていた彼が怪物となったんですね。
なお、残念ながら、いわゆる”なんちゃらフラッシュ”的な、変身シーンはありません。
初戦ながら、彼女の攻撃をことごとく躱すなど、なかなかの強敵。
成年漫画な展開になっていました。
こうしたネタで、えっち後大逆転するのはお約束。
前述しましたが、なるほど、って感じよ。
悪の幹部らしい、実行部隊隊長「ベルーチェ」が顔を見せる4話目。
立派なバストあり、女性なんですね。
あれはアレで格好良く、良いデザインだと思いました。
細部変えれば、正義の味方でも通用しそう。
漫画での2戦目は、「レディ・フローラル」が一方的…と思われたところ。
実は2体おり、反撃されてしまうのでした。
「今回も見事だったわっ!」
とは、解決後の「ソフィーさん」
確かにその通り、強いですね。
5話目では、前話の戦闘と同時進行で描かれていた、敵のアジトが判明・急行するお話。
「百合子さん」としては、ひとえっち直後(笑)です。
捕らえられていた人質というのは、彼女の旦那「進太郎」と息子の「光太郎」
相当に危機的状況かと思われたんですが…「ソフィーさん」がなにげに凄いことをやってくれています。
さすがは極東方面の支部長ですね。
隊長「ベルーチェ」との対決になる「レディ・フローラル」
↓表紙で手にしていた仮面をつけるのは、人質がためであったんですが。
あっさり見抜いていた「光太郎くん」は凄い。
ここは相手も格闘タイプで、しかも女性とあってか、漫画初となる本格バトルとなっています。
最中の会話にて、彼らの目的も判明するのでした。
※レディ・フローラル
「ベルーチェ」を退けた後の6、7話目。
その上司あたる「マザーシモン」が登場。
こちらもまた女性ですね。
彼女の過去話、そもそもの発端が長々と語られていました。
えっちシーンも差し込まれてますよ。
ポイントとなる部分なので、詳細は伏せときますが。
驚くべき秘密も明らかとなり、8話からは最終エピソードへ突入です。
「ソフィーさん」も変身…というか、あれはコート脱いだだけか。
なお、さすがは成年漫画。
彼女のえっちシーンもしっかり描かれるので、お楽しみに。
ちなみに、ラスト10話目はエピローグという感じ。
ストーリーものとして、良い最終話になっていたと思います。
オチがまた良いですね。
【 その他 】
以上、本日は「タカスギコウ」センセでした。
なんだか…”歴史シミュレーションゲーム”って感じですね。
こちらブログでは「Sweet Days」を紹介しています。
概ね期待通りな仕上がりで、満足しました。
キッチリしていただけ、最終エピソードが長かったのですが。
できれば…もう少し通常戦闘みたいなエピソードを見たかったなぁ。
そんなん2、3話くらいを経て、幹部・首領とのラストバトル~みたいな。
ややページが足りないか。
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・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 変身ヒロイン、人妻、アクション
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タカスギコウ」センセの「レディ・フローラル LADY FLORAL」です。
※椿井百合子
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
連続したストーリー漫画となっていました。
多少駆け足な感じもありましたが。
えっちページが割かれるこうしたタイプの漫画としては、結末までしっかり描き切っていたと思います。
むちむちっとしたスーツが眩しい、変身ヒロインな漫画。
コメディー色は少なく、一発で決着つくような派手な必殺技もなく。
ドカバキという格闘戦なパトルものでした。
皆さんが期待するようなピンチシーンも頻繁なので、↓表紙・裏表紙に惹かれた方は満足いただける内容だと思います。
すっきりとした線での作画。
描き込みや全体の濃淡は適度なくらい。
色彩もデジタルなさっぱりとしたもの。
ほぼ枠間が確保されたコマ割りなど、淡く安定感もあって見易い原稿となってます。
人物絵は目鼻口のしっかりとしたもの。
デフォルメの弱いリアル寄りですが、漫画っぽい可愛さもありました。
人妻系ながら、コテコテ濃口でないのは良し悪しかもしれませんが。
間口は広めだと思います。
ジャンル的に戦闘シーンが多いのですが、アクション画に問題ありません。
背景や小物はそれなりでしたが、違和感はなく。
全体よくまとまっていました。
判断については、カット絵が豊富な裏表紙が見易いと思います。
【 収録話 】 10話収録
風呂場を覗かれてしまった主婦「椿井百合子(つばい・ゆりこ)」
そうした犯罪が近所で増えていたことから、正義感の強い彼女は夜の町内パトロールをすることとしたのでした。
その際に変質者と鉢合わせしたんですが、突然目前で異形の怪物に変身。
「百合子」を襲うものの、空手で鍛えていた彼女は逆に撃退したのです。
現場に急行していた「ソフィー・スタンレー」はその能力を見込み、異星人に対する防衛チーム「ガーディアンズ・オブ・ユニバース」に誘ったのでした。
ごく簡単にはそうしたお話。
いわゆる変身ヒロイン、スーパーヒロインもの。
本来であれば、「超昂天使エスカレイヤー/時丸佳久」、「下町エンジェルライナー/田口央斗」…のように、その任に就くのは若い女性であるはずなのですが。
成年漫画では、「白雪騎士ホワイティ(30)/高津」、「愛妻戦士マイティ・ワイフ/蒟吉人」、「魔法人妻マナミ/LINDA」など、ざっと上げただけでも人妻率高め(笑)
むちむちと肉感的なのが官能的かつ可笑しくも見えるためかな。
詳しい変身プロセスは不明ですが、ブレスレットの力で変身していた「百合子さん」
1戦目は素手で怪物を倒すなど、そもそも腕っ節は強い設定。
スーツの影響か、変身後はさらにパワーアップしているようでした。
(※パワー補助機能、という発言があります)
所属した組織がアメリカ(かな?)なためか、どちらかと言うと日本のそれではなく。
「MARVEL」とか、そっち系な雰囲気です。
紹介帯でも”スーパーヒロイン”とされてましたからね。
スーツはワンピースの水着ちっくで、胸元からヘソ付近までガッツリと空いた露出度高いもの。
マスクは当初なく、とある話の展開がため装着したものです。
あまり関係ないんですね。
当然ながら、戦闘スーツは破られること頻繁。
あっさりえっちシーンへと突入していくんですが…。
彼女の能力はそもそも格闘(接近戦)なため、そうしたピンチを”最大限に生かした戦法”をとっていました。
なるほど、これは成年漫画として実に良い設定。
強すぎてはエロくないですし、ヤラれてばっかではお話先に進まないですからねー。
※左:ソフィー・スタンレー、右:隊長「ベルーチェ」
カラー原稿からの1話目。
「百合子さん」のお風呂シーンからスタートしています。
良いスタイルしてますねー。
小型カメラに気付いて即反応しているなど、後の片鱗をさっそく見せてくれていました。
こちらの敵は露出な中年。
さすがに突然化け物に変化したソレには抵抗もできず、あっさりえっち展開になるのですが。
ああした単語に反応するのは、コメディーちっくですね。
ただ、危機的場面では、格闘経験ある「百合子さん」を冷静に戻す効果があると思われ。
実際、戒めを自ら力技で解き、正拳突き・回し蹴りのコンボを決めていました。
その直後という2、3話目。
彼女を保護した「ソフィーさん」の詳しい説明、そして事後処理の様子が伺えます。
途中にカップルの野外プレイが数コマありましたが、基本的にえっちシーンはそんな程度。
こうした漫画では異例なことですね。
彼女の能力テストも兼ねた「レディ・フローラル」のデビュー戦です。
なんと、冒頭で覗きをしていた彼が怪物となったんですね。
なお、残念ながら、いわゆる”なんちゃらフラッシュ”的な、変身シーンはありません。
初戦ながら、彼女の攻撃をことごとく躱すなど、なかなかの強敵。
成年漫画な展開になっていました。
こうしたネタで、えっち後大逆転するのはお約束。
前述しましたが、なるほど、って感じよ。
悪の幹部らしい、実行部隊隊長「ベルーチェ」が顔を見せる4話目。
立派なバストあり、女性なんですね。
あれはアレで格好良く、良いデザインだと思いました。
細部変えれば、正義の味方でも通用しそう。
漫画での2戦目は、「レディ・フローラル」が一方的…と思われたところ。
実は2体おり、反撃されてしまうのでした。
「今回も見事だったわっ!」
とは、解決後の「ソフィーさん」
確かにその通り、強いですね。
5話目では、前話の戦闘と同時進行で描かれていた、敵のアジトが判明・急行するお話。
「百合子さん」としては、ひとえっち直後(笑)です。
捕らえられていた人質というのは、彼女の旦那「進太郎」と息子の「光太郎」
相当に危機的状況かと思われたんですが…「ソフィーさん」がなにげに凄いことをやってくれています。
さすがは極東方面の支部長ですね。
隊長「ベルーチェ」との対決になる「レディ・フローラル」
↓表紙で手にしていた仮面をつけるのは、人質がためであったんですが。
あっさり見抜いていた「光太郎くん」は凄い。
ここは相手も格闘タイプで、しかも女性とあってか、漫画初となる本格バトルとなっています。
最中の会話にて、彼らの目的も判明するのでした。
※レディ・フローラル
「ベルーチェ」を退けた後の6、7話目。
その上司あたる「マザーシモン」が登場。
こちらもまた女性ですね。
彼女の過去話、そもそもの発端が長々と語られていました。
えっちシーンも差し込まれてますよ。
ポイントとなる部分なので、詳細は伏せときますが。
驚くべき秘密も明らかとなり、8話からは最終エピソードへ突入です。
「ソフィーさん」も変身…というか、あれはコート脱いだだけか。
なお、さすがは成年漫画。
彼女のえっちシーンもしっかり描かれるので、お楽しみに。
ちなみに、ラスト10話目はエピローグという感じ。
ストーリーものとして、良い最終話になっていたと思います。
オチがまた良いですね。
【 その他 】
以上、本日は「タカスギコウ」センセでした。
なんだか…”歴史シミュレーションゲーム”って感じですね。
こちらブログでは「Sweet Days」を紹介しています。
概ね期待通りな仕上がりで、満足しました。
キッチリしていただけ、最終エピソードが長かったのですが。
できれば…もう少し通常戦闘みたいなエピソードを見たかったなぁ。
そんなん2、3話くらいを経て、幹部・首領とのラストバトル~みたいな。
ややページが足りないか。
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■秘めごと記念日 (御影石材)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 百合、ラブコメ、学園
・構成 : カラー(4P)、短編×11話収録
(うち「手を繋いで」×2、「炎と雨シリーズ」×4、「秘密基地」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に4コマ・別絵、加筆修正、
カラー描き下ろし「秘めごと記念日」、描き下ろし「雨上がり」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「御影石材(みかげ・せきざい)」センセの「秘めごと記念日」です。
※左:「燈莉」・「亜利紗」、右:「玲香」・「悠奈」
【 構成・絵柄 】
XOコミックの”百合シリーズ”ということで、成年指定な百合漫画です。
必ずえっちシーンあるのが特徴。
一般系の百合でも、そっちっぽい系統ありましたが…やはりメインがエロスだと、また感覚違いますね。
基本的にはラブコメ調で、ポップに仕上がっているものの。
そこはやはり百合ジャンルであるため、思い悩むような描写も見られました。
読み応えもあります。
それぞれエピソードで、重さ具合は結構異なっていて。
全体ではなく、各話にて好き嫌いが割れてしまいそう。
収録は数話の連続モノと短編。
2話ほどの連続と、4話にまたがってキャラが変わっていくバトンタッチなシリーズ漫画もありました。
さらりとした柔らか線での作画。
全体の色づきはあっさりしていて、白比率多め。
濃淡も淡い仕上がりでした。
描き込みもコテコテしておらず、スッキリ傾向。
コマ割りは中小で細かいものの、収まりは良く。
変化少なく、しっかり描かれてる印象です。
見易い原稿でした。
背景・小物も必要最低限という感覚で、服装もそんなん。
作画と合ってますが、ややサッパリですかね
幅広な輪郭で、オデコ広めなキャラ絵。
目は丸く控えめで鼻はごく小さく、卵表面みたいなスルリとしたもの。
可愛らしくまとまっています。
収録話は時期に開きがあるようで、やや差を感じました。
そう極端ではないので、問題になるほどではありませんが。
判断については、まったく同じではないものの、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 11話収録
001:「秘めごと記念日」 カラー描き下ろし
005:「手を繋いで」
家が近所の幼馴染み「愛叶音(あかね)」・「伊織」・「唄子」の3名。
成長した「愛叶音」は誰もが振り向くような美少女で。
「伊織」・「唄子」は彼女を取り合っていたのでした。
↓表紙の3名ですね。
「愛叶音さん」が男女のエロ本を隠し持っていたため、”同性の良さを味わってもらう”というのが切っ掛け。
普段揉めてるものの、こうした際には巧い事連携していました。
次のページではすっかり全裸になっているんですが、脱がす時もそんなんなんだろうなぁ。
このお話の救いは、「愛叶音さん」も同性のソレを受け入れている点。
どっちか選ぶ、ってのができないだけでした。
冒頭の表題作「秘めごと記念日」もこの3名。
4ページのショートで、↓表紙から続くような内容です。
仲良いなぁ。
※「愛叶音」・「伊織」・「唄子」
025:「炎と雨」
045:「友人Aの相関図」
065:「つられてつられて」
085:「雨上がり」 描き下ろし
先輩「有紀」にデートをすっぽかされた「晴花」
待ちぼうけでズブ濡れとなった彼女は、部活の後輩「雨宮燈莉(あまみや・あかり)」の部屋に転がり込んだのでした。
そんなんが「炎と雨」
主役はその「燈莉ちゃん」
ゆりゆりしている世界ですが、彼女は片想いとなっていて。
もどかしい感じが実に百合漫画してました。
オチもそんな感じよ。
冒頭の3名は…うまく行き過ぎなんですよねー。
続く「友人Aの相関図」、「つられてつられて」も同じ世界観でした。
そんな「燈莉ちゃん」に想いを寄せていたクラスメイト「朝木亜利紗」が主人公。
紆余曲折の末、告白された「燈莉ちゃん」
発言に注目。
こういうの好き。
前話ではやや可愛そうな感じだったので、巧くいって何よりでした。
さすがに経験者だけあって、えっちではリードしている所に注目。
「つられてつられて」はカップルとなった「燈莉」・「亜利紗」の友人、「玲香」・「悠奈」のお話。
リレー形式なんですね。
はっちゃけた「玲香」と違い、大人しめな「悠奈」は真剣なテンション。
その意をくんだ「燈莉ちゃん」のサポートがあり、めでたくカップルとなっていました。
前述もしましたが、彼女の変化がなんだか幸せ。
オチでの「玲香さん」がキュートです。
…で、続く「雨上がり」はシリーズ総括みたいなお話。
描き下ろしながら16ページと長く、しっかり読めます。
先ほどから「燈莉ちゃん」について言及してきましたが、再び彼女の主役回となっていました。
数話ほど彼女を見続けてきたので、ぶっちゃけ泣きそうに…。
(※ひでるさんは涙腺激弱)
詳細は伏せときますが、ぐるりと回ってきた、みたいな感覚よ。
オチの会話もいい感じでした。
101:「隣部屋から愛を」
相手「結羽」が会社の同僚と結婚することとなり、振られてしまった「律」
そんな教師の彼女に、生徒「倉敷由良」は盗聴していたという2人の会話を聞かせ、彼女にしてほしいとお願いするのでした。
年の差百合カップルですね。
ツインテールの可愛らしい「由良ちゃん」
2人の隣に住んでいる、という彼女は盗聴とかナントカ、前半はけっこうヤバめな雰囲気。
教師である「律さん」が警戒するのも当然です。
ただ、お話と共に明らかとなる真意に…なんだかまたウルルとなってしまいました。
良いお話です。
「十年早いっての」
の部分が好き。
125:「妹アルバム」
姉妹の近親・百合モノ。
勉強・運動が出来、美人な姉「涼香」
そんな姉と比べて冴えない妹「和花」は、自分にコンプレックスを持っており。
「涼香」からの猫可愛がりも面白がっていると感じていたんですが…というもの。
ちらほら見かける、正しい(?)姉キャラです。
彼氏とか出来そうになったら、野郎殺されるのではないかなぁ。
漫画にブラックな面はありませんでしたが、裏で暗躍する様を見てみたい気がしました。
※左:生徒「倉敷由良」、右:姉「涼香」
141:「お姫さま、王子さま」
幼馴染み「白鳥姫子」・「大路晶(おおじ・あきら)」のカップル。
名前とは逆に、凛々しく女子の人気を集める「姫子」の”好きなタイプは白馬の王子様”
その切っ掛けとなった相手「晶」は、
「私は王子さまは諦めた」
そんな発言をしていたのでした。
まぁ、それぞれ素直になる切っ掛け待ち、みたいな感じですね。
「姫子ちゃん」はなにゆえ、あんなボーイッシュになっちゃったんだろう。
(名前の反動か?)
それが躊躇させることとなった要因の1つだと思います。
161:「秘密基地」 前後編
山にある小屋を秘密基地にしよう、と言い出した「香澄」
彼女はそこで高校が別になってしまう「詩穂」に告白をしたのでした。
ごく簡単にはそうしたオープニング。
”秘密基地”は部屋が姉と一緒である彼女が考えた、その時に必要な空間でした。
前編は良いですが、個人的には後編が…。
もうひとパンチないと、イマイチ説得力が弱い気がします。
【 その他 】
以上、「御影石材」センセでした。
調べたところ一般系で漫画を描かれていて、こちらは3冊目…でいいのかな。(書いた15/10/10現在)
百合漫画はすっかり当たり前(※個人の感覚です)になりましたが。
えっち要素がメインの成年向けというのはまだ珍しい感じ。
楽しめました。
ただ、冒頭の表題作みたいなのより、やっぱりザ・百合漫画というべき「炎と雨」から続くシリーズみたいなのが良かったです。
…あ。
お話でガッチリ刺さったのは「隣部屋から愛を」ですね。
当初の予測と違い、不意に泣きそうになりました(本当)
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 百合、ラブコメ、学園
・構成 : カラー(4P)、短編×11話収録
(うち「手を繋いで」×2、「炎と雨シリーズ」×4、「秘密基地」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に4コマ・別絵、加筆修正、
カラー描き下ろし「秘めごと記念日」、描き下ろし「雨上がり」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「御影石材(みかげ・せきざい)」センセの「秘めごと記念日」です。
※左:「燈莉」・「亜利紗」、右:「玲香」・「悠奈」
【 構成・絵柄 】
XOコミックの”百合シリーズ”ということで、成年指定な百合漫画です。
必ずえっちシーンあるのが特徴。
一般系の百合でも、そっちっぽい系統ありましたが…やはりメインがエロスだと、また感覚違いますね。
基本的にはラブコメ調で、ポップに仕上がっているものの。
そこはやはり百合ジャンルであるため、思い悩むような描写も見られました。
読み応えもあります。
それぞれエピソードで、重さ具合は結構異なっていて。
全体ではなく、各話にて好き嫌いが割れてしまいそう。
収録は数話の連続モノと短編。
2話ほどの連続と、4話にまたがってキャラが変わっていくバトンタッチなシリーズ漫画もありました。
さらりとした柔らか線での作画。
全体の色づきはあっさりしていて、白比率多め。
濃淡も淡い仕上がりでした。
描き込みもコテコテしておらず、スッキリ傾向。
コマ割りは中小で細かいものの、収まりは良く。
変化少なく、しっかり描かれてる印象です。
見易い原稿でした。
背景・小物も必要最低限という感覚で、服装もそんなん。
作画と合ってますが、ややサッパリですかね
幅広な輪郭で、オデコ広めなキャラ絵。
目は丸く控えめで鼻はごく小さく、卵表面みたいなスルリとしたもの。
可愛らしくまとまっています。
収録話は時期に開きがあるようで、やや差を感じました。
そう極端ではないので、問題になるほどではありませんが。
判断については、まったく同じではないものの、↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 11話収録
001:「秘めごと記念日」 カラー描き下ろし
005:「手を繋いで」
家が近所の幼馴染み「愛叶音(あかね)」・「伊織」・「唄子」の3名。
成長した「愛叶音」は誰もが振り向くような美少女で。
「伊織」・「唄子」は彼女を取り合っていたのでした。
↓表紙の3名ですね。
「愛叶音さん」が男女のエロ本を隠し持っていたため、”同性の良さを味わってもらう”というのが切っ掛け。
普段揉めてるものの、こうした際には巧い事連携していました。
次のページではすっかり全裸になっているんですが、脱がす時もそんなんなんだろうなぁ。
このお話の救いは、「愛叶音さん」も同性のソレを受け入れている点。
どっちか選ぶ、ってのができないだけでした。
冒頭の表題作「秘めごと記念日」もこの3名。
4ページのショートで、↓表紙から続くような内容です。
仲良いなぁ。
※「愛叶音」・「伊織」・「唄子」
025:「炎と雨」
045:「友人Aの相関図」
065:「つられてつられて」
085:「雨上がり」 描き下ろし
先輩「有紀」にデートをすっぽかされた「晴花」
待ちぼうけでズブ濡れとなった彼女は、部活の後輩「雨宮燈莉(あまみや・あかり)」の部屋に転がり込んだのでした。
そんなんが「炎と雨」
主役はその「燈莉ちゃん」
ゆりゆりしている世界ですが、彼女は片想いとなっていて。
もどかしい感じが実に百合漫画してました。
オチもそんな感じよ。
冒頭の3名は…うまく行き過ぎなんですよねー。
続く「友人Aの相関図」、「つられてつられて」も同じ世界観でした。
そんな「燈莉ちゃん」に想いを寄せていたクラスメイト「朝木亜利紗」が主人公。
紆余曲折の末、告白された「燈莉ちゃん」
発言に注目。
こういうの好き。
前話ではやや可愛そうな感じだったので、巧くいって何よりでした。
さすがに経験者だけあって、えっちではリードしている所に注目。
「つられてつられて」はカップルとなった「燈莉」・「亜利紗」の友人、「玲香」・「悠奈」のお話。
リレー形式なんですね。
はっちゃけた「玲香」と違い、大人しめな「悠奈」は真剣なテンション。
その意をくんだ「燈莉ちゃん」のサポートがあり、めでたくカップルとなっていました。
前述もしましたが、彼女の変化がなんだか幸せ。
オチでの「玲香さん」がキュートです。
…で、続く「雨上がり」はシリーズ総括みたいなお話。
描き下ろしながら16ページと長く、しっかり読めます。
先ほどから「燈莉ちゃん」について言及してきましたが、再び彼女の主役回となっていました。
数話ほど彼女を見続けてきたので、ぶっちゃけ泣きそうに…。
(※ひでるさんは涙腺激弱)
詳細は伏せときますが、ぐるりと回ってきた、みたいな感覚よ。
オチの会話もいい感じでした。
101:「隣部屋から愛を」
相手「結羽」が会社の同僚と結婚することとなり、振られてしまった「律」
そんな教師の彼女に、生徒「倉敷由良」は盗聴していたという2人の会話を聞かせ、彼女にしてほしいとお願いするのでした。
年の差百合カップルですね。
ツインテールの可愛らしい「由良ちゃん」
2人の隣に住んでいる、という彼女は盗聴とかナントカ、前半はけっこうヤバめな雰囲気。
教師である「律さん」が警戒するのも当然です。
ただ、お話と共に明らかとなる真意に…なんだかまたウルルとなってしまいました。
良いお話です。
「十年早いっての」
の部分が好き。
125:「妹アルバム」
姉妹の近親・百合モノ。
勉強・運動が出来、美人な姉「涼香」
そんな姉と比べて冴えない妹「和花」は、自分にコンプレックスを持っており。
「涼香」からの猫可愛がりも面白がっていると感じていたんですが…というもの。
ちらほら見かける、正しい(?)姉キャラです。
彼氏とか出来そうになったら、野郎殺されるのではないかなぁ。
漫画にブラックな面はありませんでしたが、裏で暗躍する様を見てみたい気がしました。
※左:生徒「倉敷由良」、右:姉「涼香」
141:「お姫さま、王子さま」
幼馴染み「白鳥姫子」・「大路晶(おおじ・あきら)」のカップル。
名前とは逆に、凛々しく女子の人気を集める「姫子」の”好きなタイプは白馬の王子様”
その切っ掛けとなった相手「晶」は、
「私は王子さまは諦めた」
そんな発言をしていたのでした。
まぁ、それぞれ素直になる切っ掛け待ち、みたいな感じですね。
「姫子ちゃん」はなにゆえ、あんなボーイッシュになっちゃったんだろう。
(名前の反動か?)
それが躊躇させることとなった要因の1つだと思います。
161:「秘密基地」 前後編
山にある小屋を秘密基地にしよう、と言い出した「香澄」
彼女はそこで高校が別になってしまう「詩穂」に告白をしたのでした。
ごく簡単にはそうしたオープニング。
”秘密基地”は部屋が姉と一緒である彼女が考えた、その時に必要な空間でした。
前編は良いですが、個人的には後編が…。
もうひとパンチないと、イマイチ説得力が弱い気がします。
【 その他 】
以上、「御影石材」センセでした。
調べたところ一般系で漫画を描かれていて、こちらは3冊目…でいいのかな。(書いた15/10/10現在)
百合漫画はすっかり当たり前(※個人の感覚です)になりましたが。
えっち要素がメインの成年向けというのはまだ珍しい感じ。
楽しめました。
ただ、冒頭の表題作みたいなのより、やっぱりザ・百合漫画というべき「炎と雨」から続くシリーズみたいなのが良かったです。
…あ。
お話でガッチリ刺さったのは「隣部屋から愛を」ですね。
当初の予測と違い、不意に泣きそうになりました(本当)
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■ふしだらシェアハウス (ほんだありま)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、ハーレム、むちむち
・構成 : カラー(4P)10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「ふしだらシェアハウス」です。
※水泳選手「百瀬凜」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編漫画。
ヒロインが各話バトンタッチしていく連続話です。
それぞれが抱えているなんらか問題をえっちにて解決してしまう、いわゆる問題解決型。
特にメインとなるようなストーリーはなく。
オチはこうしたハーレム漫画での定番で、ごくあっさりしたものでした。
ジャンルは軽いタッチのラブコメ話。
揉めたりなんだりはなく、ブラックとか特殊プレイはありません。
(※特殊なプレイは…正直、ちょっとある)
ごく読み易い反面、内容もそれなり。
様々タイプの女性らとの、色々なシチュエーションでのえっちが楽しめます。
さらりとしていて、強さもある線での作画。
デジタルな濃淡で色彩はやや淡いもの。
描き込みは細かさあり、大小で変化あるコマ割りも含めて、賑やかな原稿具合。
それなりに枠間は確保されていましたが、どちらかと言うと全体はコッテリした味わいです。
人物画は尖った髪・輪郭と大きい目が特徴。
むちむちとしたスタイルが良く、ぼってりとした大きいバストが魅力的でした。
漫画はコメディー崩しなどもお上手で、適度なメリハリ具合。
小コマでも違和感なく、バランスに優れています。
稀に気になるところありましたが、些細な程度。
癖は強い方なので、迷った方は裏表紙や紹介帯の漫画カット絵で判断ください。
【 収録話 】 10話収録
進学した「大野啓太」
学生時代に家庭教師をしていた「如月真矢」の紹介で、彼女も住んでいる大学に近いシェアハウスに入ることとなりました。
そちらのほか住人9名は、皆女性ばかり。
唯一の男性となった彼は、タイプの異なる女性らと次々に親しくなっていくのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
あとがきに「めぞん一刻」的な~とありましたが。
いわゆる、アパートでの集団生活みたいな漫画となっています。
前述したように、主人公「啓太くん」以外の住人は全て女性。
各話ヒロインが変わり、最終話は全員での複数プレイというお約束な構成です。
特に彼が想い焦がれるような、メインとなる女性はおりません。
いちおう、↓表紙ほか目立って描かれるのは紹介した「真矢さん」
スペアキーを彼と交換しており、それもあってかえっち回数も多いのですが。
特に彼女という位置づけではなく。
その友人でOLの「野島理子」が性格もあって、多少そうした言動をしていたくらい。
皆さん独占欲は薄く、住み家と同様に彼を巧い事シェアしておりました。
あっさりしてますね。
※左:元家庭教師「如月真矢」、右:OL「野島理子」
ゴタゴタ、ドロドロしたややこしい展開にならない反面、お話はそれなり。
よく言えば明るいラブコメ漫画なのですが、読む深さはありませんでした。
なんというか、一般えっち系でよく見られるような感じですね。
個人的には…。
せっかくあれだけ個性的な面々が揃っているのだから、もう少しそれぞれヒロイン同士の交流とかやり取りが見たかった。
ちょろっとは描かれているんですけどね。
集団生活なのですが、[もりあげ7]にあったような、関係性もあまりないんですね。
10名のヒロインはやはり多すぎではないかなぁ。
主役なのに「啓太くん」はまた個性薄く。
良くも悪くも主張しない男子。
せめてヒロインの誰かを彼女認識でもしてくれれば、他女性とのえっちを避けようとしたり、嫉妬されたり、各キャラの人間味も増したかと思うんですが。
そのあたりが、実に残念でした。
住むシェアハウスは5階建て。
上に行くに従ってフロア面積が小さくなり、台形みたいな形。
1階はキッチン、浴室などの共有スペース。
部屋は2階から上に4部屋・3部屋・2部屋・1部屋となっていて、トイレは各部屋に設置されていました。
そのうち、5階に住む住人は”ほとんど会ったことのない謎の人”ということで「UMA様」と呼ばれていましたが。
あっさり9話で姿を見せており、その正体も驚くようなものではなく。
なんだか…謎とした割りに、勿体ない印象でした。
1話目はお隣203の元家庭教師「如月真矢」
カラー原稿を独り占めしています。
(※雑誌掲載時には、ほかエピソードでもカラー原稿あったようですが)
引っ越し話で、友人「理子さん」が挨拶程度で顔を見せたほかは、ヒロイン登場なし。
片付けが一段落した後に、”進学&新生活祝い”として、あっさり服を脱ぎだしていましたが。
これが初えっち。
家庭教師時代にはよく胸を見ていた、とのことでしたから、「啓太くん」にとっては悲願達成みたいなものだと思います。
良かったねぇ。
歓迎会の2話目は眼鏡のOL「野島理子」
冒頭ではスペアキーを交換した「真矢さん」が朝のサービスをしてくれていました。
黒いレースの下着がエロい。
歓迎会ということで、今後登場するヒロインらが一堂に会しています。
シェアハウスの追加説明もありました。
よくある漫画と違い、女の園に唯一の男子となった彼に異を唱える者なく。
皆さん歓迎ムード。
そのうち、唯一浮かない表情をしていた「理子さん」を気に掛けるのが切っ掛けです。
あんな所にスマホ落とさないように(笑)
そもそも、手を伸ばせば拾えそうにも見えましたが…まぁ、些細なことか。
大胆な屋上えっちとなっています。
何に悩んでいたのかは、本編でご確認ください。
オチから続くような「理子さん」とのエプロン姿えっちで開始の3話目。
友人「真矢さん」が参戦し、複数対決えっちみたいになってます。
よくよく見ると、”恋人”という発言を、明確に否定してましたね、「啓太くん」
「真矢さん」は学生時代からの憬れな女性ではないのか…。
そもそも、彼女がまったくそうした雰囲気を見せてないため、心の中で線引きをした結果かもしれませんが。
複数プレイを目撃した水泳選手「百瀬凜」が今回のヒロイン。
(部屋は201で、他3名と同じ2階の住人なのです)
ショートカットで名前そのまま凛々しい雰囲気の「凜さん」
浴室の使用順序を利用し、お風呂えっちとなってます。
競泳水着を着用してました。
「真矢」・「理子」とは全く異なる、えっちに慣れてない彼女を堪能ください。
4話目は留学生「クロエ・ホワイト」
典型的な外人ヒロインという感じですね。
チアリーダーもやっているようで、裏表紙ではそんな衣装となっていました。
本編は浴衣姿なんですけどね。
(※7話冒頭でそんな姿でのえっちが見れます)
「啓太くん」が持っていたプラモで共通の趣味を発見し、「クロエさん」が部屋に招いたのが切っ掛け。
掛け軸や刀まで飾られている、その部屋が楽しい。
ガチャガチャ色々混じったような喋りにも注目です。
よく知ってるなぁ。
5話目はシェアハウスでの最年長、保母「鈴木ちとせ」
彼女の切っ掛けとなったのは、またまた「真矢」・「啓太」のえっちがためでした。
(※ちょうど2人の部屋の真上が「ちとせさん」の303なのです)
保母の業務中にふと感じていたことを、彼に実践してもらう流れ。
赤ちゃんプレイですね。
収録で相当にはっちゃけたプレイなのですが…しっかり対応する「啓太くん」が凄い。
さすがはやりちん主人公。
問題解決という意味でもしっかり役立っていました。
6話目はパティシエ「甘音亜美」
バツイチだそうです。
向かいに有名スイーツ店が出来、危機的状況となった彼女の店。
アイデアで悩む「亜美さん」は、男性の意見も取り入れるべく「啓太くん」に協力を依頼するのでした。
なにげに甘いものが苦手だった「啓太くん」は偉い。
それがため、ああしたえっち展開になったのかな。
さすがバツイチ女性。
ただ、お話はもうひとパンチ欲しいかなぁ…。
冒頭にて、「凜さん」・「クロエさん」・「ちとせさん」・「亜美さん」らとのえっちが見れる7話目。
「理子」・「真矢」らは複数プレイでした。
独占したいだろう「理子さん」は気の毒。
そうした、下半身中心の生活で日に日に衰弱していく「啓太くん」を見かねた看護師「園田唯」さんが診断するというエピソード。
「クロエさん」に続いて、個性的に部屋を飾っている彼女。
ナース服のスカート丈が短いのは、コスプレ衣装がためかな。
(※本来のナース服は基本持ち出しできないと思う)
原因を問うた際の「啓太くん」をまっったく勘違いした彼女が、えっちに持ち込むという流れ。
看護師としてはまだまだなようですね。
(※部屋の位置が最も遠いのです。UMA様は除いて)
黒ストッキングが良かったのですが、あっさり脱いでしまったのは無念。
※左:留学生「クロエ・ホワイト」、右:双子ゲーマー「ヒカル」・「キララ」
双子ゲーマー「彼方ヒカル」・「キララ」との8話目。
初の女性双子プロゲーマーだそうです。
実際にこんな娘らいたら、広告塔として大いに業界から利用されそう。
こらちの2人は、異変に気付いた看護師「唯さん」の依頼によるもの。
えっち最中にもゲーマーらしい言動がみれます。
複数えっちですね。
姉妹ならではのやり取りが楽しいです。
「唯さん」がまた良いオチとなっていました。
遂に「UMA様」が姿を見せる9話目。
新年会イベントに彼女が顔を見せるという流れでした。
その正体は…いちおう内緒。
本編にてご確認ください。
とある理由で、「啓太くん」は既に彼女を知っていました。
最終話は…やや唐突かな。
複数えっちにするための展開かと。
それぞれ個性を発揮したえっちなのですが…なにげに、こうした場面では水泳選手「百瀬凜さん」がイイ味をだしていました。
ちゃんと性格が反映されていて嬉しい。
また、そんな彼女を導く女性も納得な人選でしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ほんだありま」センセでした。
前巻から察するに、こちらが21冊目くらいでしょうか。
漫画のタイプとしてはいいんですが。
せっかくの長編なので、もうひとパンチ欲しかったなぁ。
3姉妹シリーズのように、もし続編があるならば、もう少しそれぞれのやり取りとか交流が見たいです。
双子姉妹や「真矢」・「理子」などが面白かったので。
なにげに、最終的には「凜さん」といい関係になっていきそう。
他男性と付き合うのも難しいと思うので。
★ほんだありま センセの漫画紹介記事
[オトメ御開帳] 成年
センセの初単行本。触手甲子園が収録されているのはこちら。
[運んでニャンコ!] 一般
メイド風コスプレが売りの引っ越し屋「ネコネコ引っ越しセンター」の長編。
[ハミ+コン!] 一般
ハミコン神「ハミ」が出現する、ゲームパロディー漫画。
[侵スベカラズ!!純血特区!] 一般
なんちゃら耳なヒロインがわんさか登場する長編。 全5巻。
[もりあげ7(全2巻)] 一般
町おこしなハーレム漫画。タイトル通り7名のヒロインが登場します。
[人妻結び Hitodumamusubi] 成年
人妻らとのラブコメです。同じ世界観のオムニバス形式でした。
[3姉妹のオモチャ] 成年
芸能界に身を置く3姉妹らとのハーレムラブコメ。
[僕が芸能3姉妹の性奴隷になった結果] 成年
芸能3姉妹の続編です。皆さん自由に振る舞っていました。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、ハーレム、むちむち
・構成 : カラー(4P)10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「ふしだらシェアハウス」です。
※水泳選手「百瀬凜」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編漫画。
ヒロインが各話バトンタッチしていく連続話です。
それぞれが抱えているなんらか問題をえっちにて解決してしまう、いわゆる問題解決型。
特にメインとなるようなストーリーはなく。
オチはこうしたハーレム漫画での定番で、ごくあっさりしたものでした。
ジャンルは軽いタッチのラブコメ話。
揉めたりなんだりはなく、ブラックとか特殊プレイはありません。
(※特殊なプレイは…正直、ちょっとある)
ごく読み易い反面、内容もそれなり。
様々タイプの女性らとの、色々なシチュエーションでのえっちが楽しめます。
さらりとしていて、強さもある線での作画。
デジタルな濃淡で色彩はやや淡いもの。
描き込みは細かさあり、大小で変化あるコマ割りも含めて、賑やかな原稿具合。
それなりに枠間は確保されていましたが、どちらかと言うと全体はコッテリした味わいです。
人物画は尖った髪・輪郭と大きい目が特徴。
むちむちとしたスタイルが良く、ぼってりとした大きいバストが魅力的でした。
漫画はコメディー崩しなどもお上手で、適度なメリハリ具合。
小コマでも違和感なく、バランスに優れています。
稀に気になるところありましたが、些細な程度。
癖は強い方なので、迷った方は裏表紙や紹介帯の漫画カット絵で判断ください。
【 収録話 】 10話収録
進学した「大野啓太」
学生時代に家庭教師をしていた「如月真矢」の紹介で、彼女も住んでいる大学に近いシェアハウスに入ることとなりました。
そちらのほか住人9名は、皆女性ばかり。
唯一の男性となった彼は、タイプの異なる女性らと次々に親しくなっていくのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
あとがきに「めぞん一刻」的な~とありましたが。
いわゆる、アパートでの集団生活みたいな漫画となっています。
前述したように、主人公「啓太くん」以外の住人は全て女性。
各話ヒロインが変わり、最終話は全員での複数プレイというお約束な構成です。
特に彼が想い焦がれるような、メインとなる女性はおりません。
いちおう、↓表紙ほか目立って描かれるのは紹介した「真矢さん」
スペアキーを彼と交換しており、それもあってかえっち回数も多いのですが。
特に彼女という位置づけではなく。
その友人でOLの「野島理子」が性格もあって、多少そうした言動をしていたくらい。
皆さん独占欲は薄く、住み家と同様に彼を巧い事シェアしておりました。
あっさりしてますね。
※左:元家庭教師「如月真矢」、右:OL「野島理子」
ゴタゴタ、ドロドロしたややこしい展開にならない反面、お話はそれなり。
よく言えば明るいラブコメ漫画なのですが、読む深さはありませんでした。
なんというか、一般えっち系でよく見られるような感じですね。
個人的には…。
せっかくあれだけ個性的な面々が揃っているのだから、もう少しそれぞれヒロイン同士の交流とかやり取りが見たかった。
ちょろっとは描かれているんですけどね。
集団生活なのですが、[もりあげ7]にあったような、関係性もあまりないんですね。
10名のヒロインはやはり多すぎではないかなぁ。
主役なのに「啓太くん」はまた個性薄く。
良くも悪くも主張しない男子。
せめてヒロインの誰かを彼女認識でもしてくれれば、他女性とのえっちを避けようとしたり、嫉妬されたり、各キャラの人間味も増したかと思うんですが。
そのあたりが、実に残念でした。
住むシェアハウスは5階建て。
上に行くに従ってフロア面積が小さくなり、台形みたいな形。
1階はキッチン、浴室などの共有スペース。
部屋は2階から上に4部屋・3部屋・2部屋・1部屋となっていて、トイレは各部屋に設置されていました。
そのうち、5階に住む住人は”ほとんど会ったことのない謎の人”ということで「UMA様」と呼ばれていましたが。
あっさり9話で姿を見せており、その正体も驚くようなものではなく。
なんだか…謎とした割りに、勿体ない印象でした。
1話目はお隣203の元家庭教師「如月真矢」
カラー原稿を独り占めしています。
(※雑誌掲載時には、ほかエピソードでもカラー原稿あったようですが)
引っ越し話で、友人「理子さん」が挨拶程度で顔を見せたほかは、ヒロイン登場なし。
片付けが一段落した後に、”進学&新生活祝い”として、あっさり服を脱ぎだしていましたが。
これが初えっち。
家庭教師時代にはよく胸を見ていた、とのことでしたから、「啓太くん」にとっては悲願達成みたいなものだと思います。
良かったねぇ。
歓迎会の2話目は眼鏡のOL「野島理子」
冒頭ではスペアキーを交換した「真矢さん」が朝のサービスをしてくれていました。
黒いレースの下着がエロい。
歓迎会ということで、今後登場するヒロインらが一堂に会しています。
シェアハウスの追加説明もありました。
よくある漫画と違い、女の園に唯一の男子となった彼に異を唱える者なく。
皆さん歓迎ムード。
そのうち、唯一浮かない表情をしていた「理子さん」を気に掛けるのが切っ掛けです。
あんな所にスマホ落とさないように(笑)
そもそも、手を伸ばせば拾えそうにも見えましたが…まぁ、些細なことか。
大胆な屋上えっちとなっています。
何に悩んでいたのかは、本編でご確認ください。
オチから続くような「理子さん」とのエプロン姿えっちで開始の3話目。
友人「真矢さん」が参戦し、複数対決えっちみたいになってます。
よくよく見ると、”恋人”という発言を、明確に否定してましたね、「啓太くん」
「真矢さん」は学生時代からの憬れな女性ではないのか…。
そもそも、彼女がまったくそうした雰囲気を見せてないため、心の中で線引きをした結果かもしれませんが。
複数プレイを目撃した水泳選手「百瀬凜」が今回のヒロイン。
(部屋は201で、他3名と同じ2階の住人なのです)
ショートカットで名前そのまま凛々しい雰囲気の「凜さん」
浴室の使用順序を利用し、お風呂えっちとなってます。
競泳水着を着用してました。
「真矢」・「理子」とは全く異なる、えっちに慣れてない彼女を堪能ください。
4話目は留学生「クロエ・ホワイト」
典型的な外人ヒロインという感じですね。
チアリーダーもやっているようで、裏表紙ではそんな衣装となっていました。
本編は浴衣姿なんですけどね。
(※7話冒頭でそんな姿でのえっちが見れます)
「啓太くん」が持っていたプラモで共通の趣味を発見し、「クロエさん」が部屋に招いたのが切っ掛け。
掛け軸や刀まで飾られている、その部屋が楽しい。
ガチャガチャ色々混じったような喋りにも注目です。
よく知ってるなぁ。
5話目はシェアハウスでの最年長、保母「鈴木ちとせ」
彼女の切っ掛けとなったのは、またまた「真矢」・「啓太」のえっちがためでした。
(※ちょうど2人の部屋の真上が「ちとせさん」の303なのです)
保母の業務中にふと感じていたことを、彼に実践してもらう流れ。
赤ちゃんプレイですね。
収録で相当にはっちゃけたプレイなのですが…しっかり対応する「啓太くん」が凄い。
さすがはやりちん主人公。
問題解決という意味でもしっかり役立っていました。
6話目はパティシエ「甘音亜美」
バツイチだそうです。
向かいに有名スイーツ店が出来、危機的状況となった彼女の店。
アイデアで悩む「亜美さん」は、男性の意見も取り入れるべく「啓太くん」に協力を依頼するのでした。
なにげに甘いものが苦手だった「啓太くん」は偉い。
それがため、ああしたえっち展開になったのかな。
さすがバツイチ女性。
ただ、お話はもうひとパンチ欲しいかなぁ…。
冒頭にて、「凜さん」・「クロエさん」・「ちとせさん」・「亜美さん」らとのえっちが見れる7話目。
「理子」・「真矢」らは複数プレイでした。
独占したいだろう「理子さん」は気の毒。
そうした、下半身中心の生活で日に日に衰弱していく「啓太くん」を見かねた看護師「園田唯」さんが診断するというエピソード。
「クロエさん」に続いて、個性的に部屋を飾っている彼女。
ナース服のスカート丈が短いのは、コスプレ衣装がためかな。
(※本来のナース服は基本持ち出しできないと思う)
原因を問うた際の「啓太くん」をまっったく勘違いした彼女が、えっちに持ち込むという流れ。
看護師としてはまだまだなようですね。
(※部屋の位置が最も遠いのです。UMA様は除いて)
黒ストッキングが良かったのですが、あっさり脱いでしまったのは無念。
※左:留学生「クロエ・ホワイト」、右:双子ゲーマー「ヒカル」・「キララ」
双子ゲーマー「彼方ヒカル」・「キララ」との8話目。
初の女性双子プロゲーマーだそうです。
実際にこんな娘らいたら、広告塔として大いに業界から利用されそう。
こらちの2人は、異変に気付いた看護師「唯さん」の依頼によるもの。
えっち最中にもゲーマーらしい言動がみれます。
複数えっちですね。
姉妹ならではのやり取りが楽しいです。
「唯さん」がまた良いオチとなっていました。
遂に「UMA様」が姿を見せる9話目。
新年会イベントに彼女が顔を見せるという流れでした。
その正体は…いちおう内緒。
本編にてご確認ください。
とある理由で、「啓太くん」は既に彼女を知っていました。
最終話は…やや唐突かな。
複数えっちにするための展開かと。
それぞれ個性を発揮したえっちなのですが…なにげに、こうした場面では水泳選手「百瀬凜さん」がイイ味をだしていました。
ちゃんと性格が反映されていて嬉しい。
また、そんな彼女を導く女性も納得な人選でしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ほんだありま」センセでした。
前巻から察するに、こちらが21冊目くらいでしょうか。
漫画のタイプとしてはいいんですが。
せっかくの長編なので、もうひとパンチ欲しかったなぁ。
3姉妹シリーズのように、もし続編があるならば、もう少しそれぞれのやり取りとか交流が見たいです。
双子姉妹や「真矢」・「理子」などが面白かったので。
なにげに、最終的には「凜さん」といい関係になっていきそう。
他男性と付き合うのも難しいと思うので。
★ほんだありま センセの漫画紹介記事
[オトメ御開帳] 成年
センセの初単行本。触手甲子園が収録されているのはこちら。
[運んでニャンコ!] 一般
メイド風コスプレが売りの引っ越し屋「ネコネコ引っ越しセンター」の長編。
[ハミ+コン!] 一般
ハミコン神「ハミ」が出現する、ゲームパロディー漫画。
[侵スベカラズ!!純血特区!] 一般
なんちゃら耳なヒロインがわんさか登場する長編。 全5巻。
[もりあげ7(全2巻)] 一般
町おこしなハーレム漫画。タイトル通り7名のヒロインが登場します。
[人妻結び Hitodumamusubi] 成年
人妻らとのラブコメです。同じ世界観のオムニバス形式でした。
[3姉妹のオモチャ] 成年
芸能界に身を置く3姉妹らとのハーレムラブコメ。
[僕が芸能3姉妹の性奴隷になった結果] 成年
芸能3姉妹の続編です。皆さん自由に振る舞っていました。
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■近親痴・漢白書 (沢尻メロウ)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、近親、電車内、羞恥
・構成 : カラー(4P)、6話収録。
・おまけ: あとがき、
※FC2禁止ワードにかかるため、表題を若干いじくっています。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「沢尻メロウ(さわじり・めろう)」センセの「近親痴・漢白書」です。
※妹「堂本ちえり」
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画。
連続したストーリータイプで仕上がっていました。
ネタはタイトルそのまま、濃いものですが。
お話の基本はだいたいラブコメちっくです。
ラブは強くコメは弱め(※ああした世界はある意味コメディー的かもしれませんが)
単語の響きから想像されるブラックさはありません。
はっちゃけた部分あり、ファンタジーっぽい都合の良いところもありましたけれど。
甘さとエロスが同居しつつ、そう前後に違和感のない、優れた連続話として仕上がっています。
ああしたネタが不得意でなければ、オススメできる1冊です。
しっかりと強さもある線での作画。
濃淡はデジタル的ながらやや濃さあり、全体もキチンとした色づき。
描き込みはあっさりとした点も感じられました。
コマ割りは中小で、1ページ、2ページまるまるみたいな大コマもあります。
比較的枠間は用意されていて、コッテリした味わいをやや中和していました。
リアル色ありつつも可愛らしさある人物絵。
若干硬さを感じる部分もありましたが、おおむね問題なく、キュートに描かれています。
ただし、引き絵や小コマは軽く。
背景や小物なども、もうひと、ふた頑張り欲しい気もありました。
そのあたりが安定すれば、また次のステージが見えてくるかも。
判断については、「ティーアイネット」さんの単行本なので裏表紙が良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
学生時代の帰り道。
「堂本ヒロ」は姉「奈々」と同じ混雑した列車に乗っていました。
姉からの提案で、その際にお尻を触らせてもらったのを切っ掛けに…。
いつしか、「ヒロ」はそうした性癖を持つようになってしまったのでした。
現在、「奈々」が結婚した後も車内での行為は変わらず続いており。
また、交流SNS「GROUPY」でも相手を求めていた彼は、そこで知り合った「マミ」をターゲットとしたのですが。
ちょっとした偶然から、そうと知らぬまま妹「ちえり」に仕掛けてしまったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
えー、まぁ凄いタイトルですね。
新たなアプローチでの近親ラブコメ話。
いちおう、近親についてはタブーとして描かれており。
いわゆる、ソレ系ラブコメの軽いテンションなものではありません。
ただ、表題のWタブーな単語から肌で感じられるだろう、重くダークな雰囲気は作品中にはなく。
また、もう1つのタブーについても、なんというか…羞恥プレイの1つみたいな感じで描かれています。
電車内ではそれぞれ他人として振る舞っているため、
”いかにして超えるか”
という、高いハードルの近親関係を打破する手段ともなっていました。
なるほど、これは巧い。
さすが、「沢尻メロウ」センセ。
※麻美とちえり
登場人物はそんな兄妹カップルが中心。
友人「麻美」にはメインとなる回もありましたが、姉「奈々」などは登場からごく僅か。
2人の心理変化がしっかり描写されています。
現代におけるファンタジー長編が堪能できるでしょう。
あくまでも漫画なので、くれぐれも実際に行動しないように。
切っ掛けとなる1話目。
カラー原稿部分は、おそらく4話目あたりでの風景だと思います。
やっぱり「ちえりちゃん」は白黒原稿のが可愛いかなぁ。
性癖が開花することとなった、お姉ちゃんとの行為。
「ヒロくん」の年頃では、かなり強い刺激でしょう。
まぁ、道を踏み外すのも当然か。
察するところ、お姉ちゃんはあれ以前に経験あるようで…。
既に性癖を持っていたと思われます。
巻き込んじゃダメよ(笑)
姉「奈々さん」は今でも彼とそうした事を続けていて、描写では直接行為にまで至っておりました。
旦那より云々~という台詞ありましたが、当然でしょう。
うーん、決して良いこっちゃないでしょうけど、ソレとしてどちらも割り切っており、まったくの他人よりは明らかにリスクは少なく。
自分ではどうにもできない性癖なんて領域なため、ほかが健全に流れるならばそれもアリか。
ただし、「ヒロくん」については交流SNSでの相手に実行する(※カキコミ全てが本物とは限らない)など、戻れない所にまで足を踏み入れてしまっていましたが。
いや、後の描写から察するに、それはお姉ちゃんもかな。
SNS上で知り合った「マミちゃん」とのプレイ。
到着駅の人の流れで、実は彼女とはぐれてしまうのですが…そうとも気付かず、目前の相手に続けてしまったのが、全ての始まりとなっています。
あの、”ちょっと違う感”を抱きつつ、手を出したのは非常に危険。
それこそ大変なことになっても不思議ではないのですが、ある意味彼女で良かったかもしれませんね。
なぉ、受ける妹「ちえりちゃん」は「ヒロくん」にはっきり気付いており、彼はそうと知らぬまま~というのがポイントです。
結果的に、実姉から開花させられた性癖は、続いて実妹のそれを気付かせることとなってしまうのでした。
妹「ちえりちゃん」のスカート丈が変に短くなったことに気付く「ヒロくん」
後から追いかけたものの、ギリギリ間に合わず。
同好の士が多く乗車している列車に、彼女は誘うような恰好で乗車することとなってしまうのでした。
後半の描写から察するに、キチンとした長さであればターゲットには選ばれないらしく。
これまでは正規な身だしなみで、そうしたのに遭わなかったのかな。
可愛らしい「ちえりちゃん」がため、複数との行為になってます。
お兄ちゃん好きを再認識する回ではあるんですが…これも結構危険。
あれだけで済んで、良かったねぇ。
そうした意味で、前回直接行為までしていた「ヒロくん」は…。
後半は家にて「ちえりちゃん」の寝込みを襲うもの。
普段ならば、間違いなくお手付きはしないと思われますが。
友人(※彼も同好の士)の指摘もあって、彼女の変化を認識したがための展開です。
実は寝てない「ちえりちゃん」としては、朝と同様にお誘い実験。
だから、あれで正解。
直接までシテしまうのは漫画ですが、それがためオチでの「ちえりちゃん」の言動が目立っておりました。
そんな訳で、表には出さないものの…という3話目。
冒頭では、今度は「ちえりちゃん」に夜の寝込みを襲われていました。
朝方にはまた別の女性が。
忙しいですね(笑)
お話は交流SNS主催のバスツアーに誘われるというもの。
立っている電車とは違い、隣の席に座る女性へのアプローチとなっています。
健全ではないけど、ツアーという企画ならば健全か。
相手はツインテールに髪型を変えていた、「マミ」こと「麻美ちゃん」でした。
いやぁ、偶然ねー。
「ちえりちゃん」とはごく親しい友人で、あっさり正体も見破られてしまった「ヒロくん」
それがため、お話はさらに発展することとなるのです。
水上ライブでのイベントに「麻美ちゃん」から誘われる4話目。
「ちえり」・「麻美」というWヒロインの眩しい水着姿が楽しめるボーナス回となっています。
前半は日常の続き。
「ちえりちゃん」の激しい登校風景が描かれておりました。
なにしろ2話目であーしたこととなってますからねー。
いちおう「ヒロくん」がベストポジションを得てはいたものの。
他男性からも手を出されるという、はっちゃけプレイです。
ああした後に、涼しい顔して教室で普通に会話している「ちえりちゃん」が凄い。
「麻美ちゃん」が暗躍してましたよ。
メインは水上ライブでの行為です。
「ちえりちゃん」は髪をポニーテールにしており、これまた新鮮でキュート。
2人を相手にしている「ヒロくん」が素敵。
全てを知る「麻美ちゃん」に対し、そうとは知らない「ちえりちゃん」がポイント。
オチ付近のぶっちゃけ友人トークが優しく、温かいです。
※登校の「ちえりちゃん」
とある事件の起こっての5話目。
このあたりから最終エピソード、クライマックスです。
「ヒロ」・「ちえり」の兄妹は、急遽電車にて長距離移動することとなったのでした。
席が向かい合わせになっているクロスシート。
これまでは、いちおうどちらかが気付かぬフリをしておりましたが…。
今回は、”しっかりお互いを認識した上でのプレイ”です。
時間が遅く、終電も近いため他に乗客はほぼなく。
かなり大胆なことをしていました。
ついにここまで来ちゃったかー。
そんなんを受けての最終話。
姉「奈々さん」とのその後風景なども描かれ、エピローグ的な雰囲気です。
そして、妹「ちえりちゃん」とは…どうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。
「ちえりちゃん」はいい娘だなぁ、というのがヒントね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「沢尻メロウ」センセでした。
トータルでは5冊目…で良いのでしょうか。
こちらのブログでは、「エロゲー彼女 ~エロカノ~」を紹介しています。
そちらと同じ長編漫画ですわね。
こうしたネタでのラブラブ漫画というのは新鮮。
オチがまた素晴らしいものだったので、気になった方はぜひに。
ちなみに、最終話なのですが。
4ページほど、極端に色の薄いページが差し込まれてました。
(↑そんな感じ)
これは印刷ミス的なものでしょうか…。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、近親、電車内、羞恥
・構成 : カラー(4P)、6話収録。
・おまけ: あとがき、
※FC2禁止ワードにかかるため、表題を若干いじくっています。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「沢尻メロウ(さわじり・めろう)」センセの「近親痴・漢白書」です。
※妹「堂本ちえり」
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画。
連続したストーリータイプで仕上がっていました。
ネタはタイトルそのまま、濃いものですが。
お話の基本はだいたいラブコメちっくです。
ラブは強くコメは弱め(※ああした世界はある意味コメディー的かもしれませんが)
単語の響きから想像されるブラックさはありません。
はっちゃけた部分あり、ファンタジーっぽい都合の良いところもありましたけれど。
甘さとエロスが同居しつつ、そう前後に違和感のない、優れた連続話として仕上がっています。
ああしたネタが不得意でなければ、オススメできる1冊です。
しっかりと強さもある線での作画。
濃淡はデジタル的ながらやや濃さあり、全体もキチンとした色づき。
描き込みはあっさりとした点も感じられました。
コマ割りは中小で、1ページ、2ページまるまるみたいな大コマもあります。
比較的枠間は用意されていて、コッテリした味わいをやや中和していました。
リアル色ありつつも可愛らしさある人物絵。
若干硬さを感じる部分もありましたが、おおむね問題なく、キュートに描かれています。
ただし、引き絵や小コマは軽く。
背景や小物なども、もうひと、ふた頑張り欲しい気もありました。
そのあたりが安定すれば、また次のステージが見えてくるかも。
判断については、「ティーアイネット」さんの単行本なので裏表紙が良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
学生時代の帰り道。
「堂本ヒロ」は姉「奈々」と同じ混雑した列車に乗っていました。
姉からの提案で、その際にお尻を触らせてもらったのを切っ掛けに…。
いつしか、「ヒロ」はそうした性癖を持つようになってしまったのでした。
現在、「奈々」が結婚した後も車内での行為は変わらず続いており。
また、交流SNS「GROUPY」でも相手を求めていた彼は、そこで知り合った「マミ」をターゲットとしたのですが。
ちょっとした偶然から、そうと知らぬまま妹「ちえり」に仕掛けてしまったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
えー、まぁ凄いタイトルですね。
新たなアプローチでの近親ラブコメ話。
いちおう、近親についてはタブーとして描かれており。
いわゆる、ソレ系ラブコメの軽いテンションなものではありません。
ただ、表題のWタブーな単語から肌で感じられるだろう、重くダークな雰囲気は作品中にはなく。
また、もう1つのタブーについても、なんというか…羞恥プレイの1つみたいな感じで描かれています。
電車内ではそれぞれ他人として振る舞っているため、
”いかにして超えるか”
という、高いハードルの近親関係を打破する手段ともなっていました。
なるほど、これは巧い。
さすが、「沢尻メロウ」センセ。
※麻美とちえり
登場人物はそんな兄妹カップルが中心。
友人「麻美」にはメインとなる回もありましたが、姉「奈々」などは登場からごく僅か。
2人の心理変化がしっかり描写されています。
現代におけるファンタジー長編が堪能できるでしょう。
あくまでも漫画なので、くれぐれも実際に行動しないように。
切っ掛けとなる1話目。
カラー原稿部分は、おそらく4話目あたりでの風景だと思います。
やっぱり「ちえりちゃん」は白黒原稿のが可愛いかなぁ。
性癖が開花することとなった、お姉ちゃんとの行為。
「ヒロくん」の年頃では、かなり強い刺激でしょう。
まぁ、道を踏み外すのも当然か。
察するところ、お姉ちゃんはあれ以前に経験あるようで…。
既に性癖を持っていたと思われます。
巻き込んじゃダメよ(笑)
姉「奈々さん」は今でも彼とそうした事を続けていて、描写では直接行為にまで至っておりました。
旦那より云々~という台詞ありましたが、当然でしょう。
うーん、決して良いこっちゃないでしょうけど、ソレとしてどちらも割り切っており、まったくの他人よりは明らかにリスクは少なく。
自分ではどうにもできない性癖なんて領域なため、ほかが健全に流れるならばそれもアリか。
ただし、「ヒロくん」については交流SNSでの相手に実行する(※カキコミ全てが本物とは限らない)など、戻れない所にまで足を踏み入れてしまっていましたが。
いや、後の描写から察するに、それはお姉ちゃんもかな。
SNS上で知り合った「マミちゃん」とのプレイ。
到着駅の人の流れで、実は彼女とはぐれてしまうのですが…そうとも気付かず、目前の相手に続けてしまったのが、全ての始まりとなっています。
あの、”ちょっと違う感”を抱きつつ、手を出したのは非常に危険。
それこそ大変なことになっても不思議ではないのですが、ある意味彼女で良かったかもしれませんね。
なぉ、受ける妹「ちえりちゃん」は「ヒロくん」にはっきり気付いており、彼はそうと知らぬまま~というのがポイントです。
結果的に、実姉から開花させられた性癖は、続いて実妹のそれを気付かせることとなってしまうのでした。
妹「ちえりちゃん」のスカート丈が変に短くなったことに気付く「ヒロくん」
後から追いかけたものの、ギリギリ間に合わず。
同好の士が多く乗車している列車に、彼女は誘うような恰好で乗車することとなってしまうのでした。
後半の描写から察するに、キチンとした長さであればターゲットには選ばれないらしく。
これまでは正規な身だしなみで、そうしたのに遭わなかったのかな。
可愛らしい「ちえりちゃん」がため、複数との行為になってます。
お兄ちゃん好きを再認識する回ではあるんですが…これも結構危険。
あれだけで済んで、良かったねぇ。
そうした意味で、前回直接行為までしていた「ヒロくん」は…。
後半は家にて「ちえりちゃん」の寝込みを襲うもの。
普段ならば、間違いなくお手付きはしないと思われますが。
友人(※彼も同好の士)の指摘もあって、彼女の変化を認識したがための展開です。
実は寝てない「ちえりちゃん」としては、朝と同様にお誘い実験。
だから、あれで正解。
直接までシテしまうのは漫画ですが、それがためオチでの「ちえりちゃん」の言動が目立っておりました。
そんな訳で、表には出さないものの…という3話目。
冒頭では、今度は「ちえりちゃん」に夜の寝込みを襲われていました。
朝方にはまた別の女性が。
忙しいですね(笑)
お話は交流SNS主催のバスツアーに誘われるというもの。
立っている電車とは違い、隣の席に座る女性へのアプローチとなっています。
健全ではないけど、ツアーという企画ならば健全か。
相手はツインテールに髪型を変えていた、「マミ」こと「麻美ちゃん」でした。
いやぁ、偶然ねー。
「ちえりちゃん」とはごく親しい友人で、あっさり正体も見破られてしまった「ヒロくん」
それがため、お話はさらに発展することとなるのです。
水上ライブでのイベントに「麻美ちゃん」から誘われる4話目。
「ちえり」・「麻美」というWヒロインの眩しい水着姿が楽しめるボーナス回となっています。
前半は日常の続き。
「ちえりちゃん」の激しい登校風景が描かれておりました。
なにしろ2話目であーしたこととなってますからねー。
いちおう「ヒロくん」がベストポジションを得てはいたものの。
他男性からも手を出されるという、はっちゃけプレイです。
ああした後に、涼しい顔して教室で普通に会話している「ちえりちゃん」が凄い。
「麻美ちゃん」が暗躍してましたよ。
メインは水上ライブでの行為です。
「ちえりちゃん」は髪をポニーテールにしており、これまた新鮮でキュート。
2人を相手にしている「ヒロくん」が素敵。
全てを知る「麻美ちゃん」に対し、そうとは知らない「ちえりちゃん」がポイント。
オチ付近のぶっちゃけ友人トークが優しく、温かいです。
※登校の「ちえりちゃん」
とある事件の起こっての5話目。
このあたりから最終エピソード、クライマックスです。
「ヒロ」・「ちえり」の兄妹は、急遽電車にて長距離移動することとなったのでした。
席が向かい合わせになっているクロスシート。
これまでは、いちおうどちらかが気付かぬフリをしておりましたが…。
今回は、”しっかりお互いを認識した上でのプレイ”です。
時間が遅く、終電も近いため他に乗客はほぼなく。
かなり大胆なことをしていました。
ついにここまで来ちゃったかー。
そんなんを受けての最終話。
姉「奈々さん」とのその後風景なども描かれ、エピローグ的な雰囲気です。
そして、妹「ちえりちゃん」とは…どうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。
「ちえりちゃん」はいい娘だなぁ、というのがヒントね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「沢尻メロウ」センセでした。
トータルでは5冊目…で良いのでしょうか。
こちらのブログでは、「エロゲー彼女 ~エロカノ~」を紹介しています。
そちらと同じ長編漫画ですわね。
こうしたネタでのラブラブ漫画というのは新鮮。
オチがまた素晴らしいものだったので、気になった方はぜひに。
ちなみに、最終話なのですが。
4ページほど、極端に色の薄いページが差し込まれてました。
(↑そんな感じ)
これは印刷ミス的なものでしょうか…。
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■私のご主人様になりなさい! (綾乃れな)
★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、メイド、ハーレム
・構成 : カラー(6P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、新田家婚約者候補付きメイド図鑑。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綾乃れな(あやの・れな)」センセの「私のご主人様になりなさい! 1巻」です。
※「真綾」vs「亞梨寿」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編ストーリー。
明確なラストに向かって進む連続話となっていました。
ジャンルとしてはラブコメ。
主人公以外はまさに女性ばかりという、ハーレム的な要素もあります。
また、そうしたポイントからお話の流れもあって、一般系ながら豊富なサービスシーンが最大の特徴です。
バストトップは無論のこと、限りなく直接行為に近いところまで描かれていました。
そのあたりはだいたい期待通りか、それ以上で楽しめることと思います。
派手なはっちゃけハーレム漫画が好みならばオススメ。
太めで濃い線での作画。
強い黒で濃淡はハッキリ・クッキリ。
描き込みはやや軽めくらいでした。
枠間はだいたい確保されていて、細かいコマ割り。
変化も少な目でしょう。
ぶち抜きはたまにあったものの、コマ内への収まりも良く。
色の濃さある割りに、そう見辛くは感じませんでした。
小さい輪郭ながら目は大きく、全体的に鋭角な人物画。
けっこうデフォルメ感がありました。
故にバランスはかなり独特さがあり。
はっきり人を選ぶものだと思います。
正直なところでは、もう少し丁寧さが欲しいですね。
カラーでも感覚は変わらないため、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 5話収録
主人公「新田和馬」は、昭和の石油王として名高い「新田貞吉」の直系。
現在の当主にして母「アリカ」の指示により、高校入学を機に正式な財閥の跡取りとして屋敷に入ることとなりました。
また、それと同時に婚約者候補という「五條百合奈(ごじょう・ゆりな)」、「三日月連珠(みかづき・れんじゅ)」、「岩屋六花(いわや・りっか)」の3名を紹介されてしまったのです。
親が決めた婚約者を反対する彼に対し、そのうちの1人「百合奈」はここに立つ覚悟のほどを語り…。
さらに、彼の子供を授かった者が勝利者となることを提案したのでした。
また、「和馬」付きとなった専属メイド「占澤真綾(うらさわ・まあや)」とは幼馴染みの間柄。
普通の生活を望んでいた「和馬」でしたが、こうして理想とは裏腹に華やかなものとなっていくのです。
大雑把にはそんな感じ。
※左:専属メイド「占澤真綾」、右:「五條百合奈」
カラー原稿からの1話目は、いきなり「真綾さん」との衝突から。
いわゆるラッキースケベものの典型で、ぶつかった拍子にしっかりバスト揉んでいました。
↓表紙そのまま、結構なサイズですからね。
中扉ではパンチラしていましたが、えろいメイド服のお屋敷だこと。
こちらは現在の状況紹介と共に、たぶんメインだろう「真綾さん」とのエピソード。
着替え中にうっかり扉を開けてしまう、というお約束から、半裸状態のまま共にロッカーへ隠れるという素晴らしいコンボを披露してくれていました。
「和馬くん」は…こうした漫画の主人公だなぁ(笑)
個人的には眼鏡なメイド長「咲耶」さんが好き。
学校生活も始まる2話目。
こちらは候補のうち”典型的なお嬢様”という雰囲気の「百合奈さん」のターン。
1学年上の彼女は、勉強を見るという名目で部屋に誘っていました。
「真綾さん」の反応が楽しい。
どんなメイドだ。
勝利を目指す「百合奈さん」は色気で迫る作戦。
ただ、なかなか複雑な背景もあるようで、次の主役回などで徐々に語られていくのかな。
回想にあった”お正月のパーティー”はポイントになりそうな事件のようです。
冒頭は男性の朝の事情によって「真綾さん」がひとサービスとなっていた3話目。
こちらは学園で同クラスとなっていた、候補のうちクールな「連珠さん」のターン。
彼女もまた、とある事情によって今回の勝負にこだわっているのですが。
”人には言えない秘密”もあったのでした。
クールと言っても、やり取りは普通。
候補の中でもっとも付き合いやすい印象です。
(そのため、サービス描写も前回とはまったく異なっていました)
…で、そんな彼女と共に食堂へ行くのがメインなのですが。
「ムダスキルが見る見るレベルアップしていくし…!」
そう「真綾さん」が指摘したそのまま、「和馬くん」は”天然ホスト”とまで称されるようになっていくのでした。
当初の雰囲気は普通の男の子っぽかったんですけどねー。
お屋敷住まいでなかったようですが、やっぱりお金持ちの息子さんだと思います。
4話目はロリっとした候補「六花さん」のターン。
彼女も”お正月のパーティー”には参加していたようで、彼女が純粋に好意を抱く切っ掛けとなっていました。
性格的に、やはり「百合奈さん」のように誘惑することは出来ず。
結果として、サービスカットは前話と似た感じでの表現となっていたんですが。
後半にてぶっ飛んだ展開となるのでお楽しみに。
また、それに対する”天然ホスト”な「和馬くん」にも注目です。
彼は相手が守りタイプだとぐいぐい自分のペースに持っていけるのかな。
(※1話の「真綾」、2話の「百合奈」はどちらもオフェンスですからね)
なお、回想シーンでは次のエピソードにメインとして登場する妹「新田亞梨寿(にった・ありす)」が初登場しています。
※左:三日月連珠、右:岩屋六花
5話目はその「亞梨寿さん」
メイド「真綾さん」とは彼女も昔馴染みらしく、会うなり激しくバトっていました。
年頃な娘さんなのですが、あっさり「和馬くん」とお風呂を共にしています。
いちおう兄妹だし、そこを引っ掛ける方がイヤらしいのかもしれませんが…。
(※お互いの全裸なのですが、どちらも恐ろしいほど何事もなくお風呂に入っています)
注目は、夜にまた対峙する「亞梨寿」・「真綾」のシーン。
なんとなーくオチのイメージが見えた気がしました。
なお、彼女付きのメイド「睦心(むつみ)・ジョナサン」はN・O・A(新田・オイル・アーミー)という新田家の私兵であり。
珍しくド・シリアスな顔で警戒する「和馬くん」が見れます。
オチには新キャラも顔を見せ、2巻目はまた色々起こりそうな雰囲気です。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「綾乃れな」センセでした。
調べたところ、一般から成年まで多くの単行本を出されていました。
ひでるさんはたぶんこちらが初見。
決め手は裏表紙。
並んだ絵から、なんとなーく見覚えがあるような気がしたんですね。
正直、絵柄はあまり合わなかったのですが。
こうした漫画として、良い出来栄えでした。
ややキャラクターが多いかなー。
なにしろ、最初に仕掛けていた「百合奈さん」が後半は直接接触することがなかったですからね。
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・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、メイド、ハーレム
・構成 : カラー(6P)、5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、新田家婚約者候補付きメイド図鑑。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綾乃れな(あやの・れな)」センセの「私のご主人様になりなさい! 1巻」です。
※「真綾」vs「亞梨寿」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編ストーリー。
明確なラストに向かって進む連続話となっていました。
ジャンルとしてはラブコメ。
主人公以外はまさに女性ばかりという、ハーレム的な要素もあります。
また、そうしたポイントからお話の流れもあって、一般系ながら豊富なサービスシーンが最大の特徴です。
バストトップは無論のこと、限りなく直接行為に近いところまで描かれていました。
そのあたりはだいたい期待通りか、それ以上で楽しめることと思います。
派手なはっちゃけハーレム漫画が好みならばオススメ。
太めで濃い線での作画。
強い黒で濃淡はハッキリ・クッキリ。
描き込みはやや軽めくらいでした。
枠間はだいたい確保されていて、細かいコマ割り。
変化も少な目でしょう。
ぶち抜きはたまにあったものの、コマ内への収まりも良く。
色の濃さある割りに、そう見辛くは感じませんでした。
小さい輪郭ながら目は大きく、全体的に鋭角な人物画。
けっこうデフォルメ感がありました。
故にバランスはかなり独特さがあり。
はっきり人を選ぶものだと思います。
正直なところでは、もう少し丁寧さが欲しいですね。
カラーでも感覚は変わらないため、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 5話収録
主人公「新田和馬」は、昭和の石油王として名高い「新田貞吉」の直系。
現在の当主にして母「アリカ」の指示により、高校入学を機に正式な財閥の跡取りとして屋敷に入ることとなりました。
また、それと同時に婚約者候補という「五條百合奈(ごじょう・ゆりな)」、「三日月連珠(みかづき・れんじゅ)」、「岩屋六花(いわや・りっか)」の3名を紹介されてしまったのです。
親が決めた婚約者を反対する彼に対し、そのうちの1人「百合奈」はここに立つ覚悟のほどを語り…。
さらに、彼の子供を授かった者が勝利者となることを提案したのでした。
また、「和馬」付きとなった専属メイド「占澤真綾(うらさわ・まあや)」とは幼馴染みの間柄。
普通の生活を望んでいた「和馬」でしたが、こうして理想とは裏腹に華やかなものとなっていくのです。
大雑把にはそんな感じ。
※左:専属メイド「占澤真綾」、右:「五條百合奈」
カラー原稿からの1話目は、いきなり「真綾さん」との衝突から。
いわゆるラッキースケベものの典型で、ぶつかった拍子にしっかりバスト揉んでいました。
↓表紙そのまま、結構なサイズですからね。
中扉ではパンチラしていましたが、えろいメイド服のお屋敷だこと。
こちらは現在の状況紹介と共に、たぶんメインだろう「真綾さん」とのエピソード。
着替え中にうっかり扉を開けてしまう、というお約束から、半裸状態のまま共にロッカーへ隠れるという素晴らしいコンボを披露してくれていました。
「和馬くん」は…こうした漫画の主人公だなぁ(笑)
個人的には眼鏡なメイド長「咲耶」さんが好き。
学校生活も始まる2話目。
こちらは候補のうち”典型的なお嬢様”という雰囲気の「百合奈さん」のターン。
1学年上の彼女は、勉強を見るという名目で部屋に誘っていました。
「真綾さん」の反応が楽しい。
どんなメイドだ。
勝利を目指す「百合奈さん」は色気で迫る作戦。
ただ、なかなか複雑な背景もあるようで、次の主役回などで徐々に語られていくのかな。
回想にあった”お正月のパーティー”はポイントになりそうな事件のようです。
冒頭は男性の朝の事情によって「真綾さん」がひとサービスとなっていた3話目。
こちらは学園で同クラスとなっていた、候補のうちクールな「連珠さん」のターン。
彼女もまた、とある事情によって今回の勝負にこだわっているのですが。
”人には言えない秘密”もあったのでした。
クールと言っても、やり取りは普通。
候補の中でもっとも付き合いやすい印象です。
(そのため、サービス描写も前回とはまったく異なっていました)
…で、そんな彼女と共に食堂へ行くのがメインなのですが。
「ムダスキルが見る見るレベルアップしていくし…!」
そう「真綾さん」が指摘したそのまま、「和馬くん」は”天然ホスト”とまで称されるようになっていくのでした。
当初の雰囲気は普通の男の子っぽかったんですけどねー。
お屋敷住まいでなかったようですが、やっぱりお金持ちの息子さんだと思います。
4話目はロリっとした候補「六花さん」のターン。
彼女も”お正月のパーティー”には参加していたようで、彼女が純粋に好意を抱く切っ掛けとなっていました。
性格的に、やはり「百合奈さん」のように誘惑することは出来ず。
結果として、サービスカットは前話と似た感じでの表現となっていたんですが。
後半にてぶっ飛んだ展開となるのでお楽しみに。
また、それに対する”天然ホスト”な「和馬くん」にも注目です。
彼は相手が守りタイプだとぐいぐい自分のペースに持っていけるのかな。
(※1話の「真綾」、2話の「百合奈」はどちらもオフェンスですからね)
なお、回想シーンでは次のエピソードにメインとして登場する妹「新田亞梨寿(にった・ありす)」が初登場しています。
※左:三日月連珠、右:岩屋六花
5話目はその「亞梨寿さん」
メイド「真綾さん」とは彼女も昔馴染みらしく、会うなり激しくバトっていました。
年頃な娘さんなのですが、あっさり「和馬くん」とお風呂を共にしています。
いちおう兄妹だし、そこを引っ掛ける方がイヤらしいのかもしれませんが…。
(※お互いの全裸なのですが、どちらも恐ろしいほど何事もなくお風呂に入っています)
注目は、夜にまた対峙する「亞梨寿」・「真綾」のシーン。
なんとなーくオチのイメージが見えた気がしました。
なお、彼女付きのメイド「睦心(むつみ)・ジョナサン」はN・O・A(新田・オイル・アーミー)という新田家の私兵であり。
珍しくド・シリアスな顔で警戒する「和馬くん」が見れます。
オチには新キャラも顔を見せ、2巻目はまた色々起こりそうな雰囲気です。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「綾乃れな」センセでした。
調べたところ、一般から成年まで多くの単行本を出されていました。
ひでるさんはたぶんこちらが初見。
決め手は裏表紙。
並んだ絵から、なんとなーく見覚えがあるような気がしたんですね。
正直、絵柄はあまり合わなかったのですが。
こうした漫画として、良い出来栄えでした。
ややキャラクターが多いかなー。
なにしろ、最初に仕掛けていた「百合奈さん」が後半は直接接触することがなかったですからね。
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■エロ本ですよ。 (高柳カツヤ)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、フェチ、眼鏡、ラブコメ
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、10話収録。
・おまけ: あとがき、
描き下ろし「描き下ろし!平熱大陸~エロ漫画が出来る瞬間~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高柳カツヤ(たかやなぎ・かつや)」センセの「エロ本ですよ。」です。
※左:モカちゃん、右:冴島さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろし漫画は、いわゆるあとがき漫画的なもの。
センセに密着したドキュメント、という形式のコメディーでした。
(※残念ながらえっち要素はありません)
ジャンルとしてはその他もコメディー系。
濃く派手な描写で、そうしたものが可笑しさを誘ってくる感じ。
短編によってはラブコメちっくなものもありましたが、楽しい雰囲気なものばかりではないので、お気をつけて。
後述する漫画の色彩そのまま、全体的にややビターな味わいもあります。
そのほか、キャラの眼鏡率が高く、直接のネタから描写までフェチ要素がありました。
そうしたのが合致すれば、またとない単行本になるかもしれません。
良くも悪くも短編によって様々に変化があり、まるまる合致するかどうかは微妙かも。
しっかりと強い線での作画。
濃淡は濃く、全体の色づきも黒め。
細かいコマ割りで変化も多く、こってりとしています。
まるで少年漫画雑誌のような雰囲気ありました。
原稿時期は14から17年。
各話にてややタッチの差を感じます。
ただし、昔からお上手なので、そうした点では問題ありません。
丸くつるんとした輪郭と横長な目の人物絵。
漫画っぽい可愛らしさです。
むちむちっと柔らかそうな胸まわり・腰まわりがエロス。
表現はやや大仰でデフォルメ感も大きめ。
とかくコテコテ濃厚で癖も目立ち、人をキッチリ選ぶものかと思います。
判断については、おおむね↓表紙・裏表紙で大丈夫です。
【 収録話 】 10話収録
003:「生き恥」 カラー原稿
デリヘルでやってきたのは、昔の同級生「杉原」だったのです。
そんな相手とのスクール水着プレイ。
こうした場合、気付いているかどうか微妙なまま、素知らぬ振りで徹底的にプロとして対応してくれるのがいいのか。
はたまた、
「こういうの好きだったんだ…」
とかなんとか、本編のように恥ずかしい思いをするのがいいのか。
どっちが良いのか、分かんないですね。
007:「季節感なくてゴメンね」
遠距離恋愛のカップルによる浜辺えっち話。
収録では最もノーマルなラブコメ話で、眼鏡・巨乳・日焼け・ビキニ・縞模様などキーワード満載。
ラブラブで甘いカップル話となっていました。
ヒロイン「由衣」ちゃんは、むちむちな眼鏡美人で、水着もかなり際どいもの。
うん、収録ではダントツで彼女ですね。
「あっくん」いいなぁ。
ちょっと羞恥プレイな要素もありました。
ちなみに。
新人研修で焼けたようなのですが、バストから下半身まわりまで日焼けしてない部分がなく。
どんな研修だったんだろう。
※由衣ちゃん
033:「ぶちまわし恋物語」
「健」の家を訪ねた「モカ」
玄関へ入るなりの告白は、無事OKとなったんですが…。
彼はちょっと変わった性癖の持ち主だったのです。
コメディー色の強いラブコメ話。
眼鏡でショートカットが可愛い「モカちゃん」
思わず手足出ちゃうタイプですね。
最中での言動がため、ボコボコやられていました。
こりゃ、2人合わないかなー…って思っていたんですが。
最後の台詞が凄い。
まぁ、どっちにしろ後々には性癖がため巧くいかなさそう。
どーでもいいですが、「モカちゃん」は彼のどこが気に入ったんだろうか。
057:「無ぇかな~、こういう事。」
レンタルDVD店のバイトへ出かけた「榎宇(えのう)」
休憩に入った彼は、我慢できなくなって道隅で用を足していた同僚「鳴子」と鉢合わせしたのでした。
そこそこ年齢な女の子のこんな場面は…奇跡ですかね。
絵的に店とあまり離れてなく、もうひと我慢すればトイレ間に合いそうな気もするのですが。
ともあれ、そんなんがえっちの切っ掛け。
オデコ広く、麻呂眉みたいな眉が特徴の「鳴子ちゃん」
ちょっと面白い独特な娘さんで、えっちでの流れもそんな感じ。
あの場面は…手を出さない選択肢のが正解って気もしましたが。
(オチがあーならば、それもアリかな)
野外えっちになっていました。
「鳴子ちゃん」は休憩終わりだと思うんですが、それはまぁいいか。
079:「ちぐはぐな恋でもいいかなって」
学校の女子グループから目をつけられていた「矢部」
同じギャルですが、一匹狼で彼女らに敬遠されていた「冴島」
屋上で鉢合わせることで、なんとなく彼を助ける形になっていたのです。
そんな感じのギャルと気弱な男性のカップル話。
こうした漫画では王道なカップルですよね。
セオリーであるが故にこちらも読み易く、楽しく。
口ではなんのかんの言いつつ、えっちに流される「冴島さん」が可愛らしく描かれていました。
この漫画の最大のポイントはオチ部分。
彼女が「矢部くん」を気に掛けていた、最大の謎が実に納得感あるものとなってますよ。
このお話も好きです。
続きあったらいいなぁ。
103:「女子陸上部男子マネージャー」
女子陸上部の男子マネージャー「石野」
基本的に女子がメインの現場で、やや厳しく扱われていたのですが。
そんな彼を、後輩「久保」は気にして手伝ってくれることとなったのです。
前半の雰囲気がガラリと変わる、ちょっと恐ろしいエピソード。
ショートカットの「久保さん」は、一見控えめで可愛らしい女の子なのですが。
途中からその本性が。
あー、せっかく可愛らしい娘だと思っていたのに…。
言葉攻めで進み、クライマックス部分もパンチ力あるものでした。
あの後どうなるかわかりませんが…いちおう”素をさらけ出せる存在”だと考えると、多少いいかもしれません。
135:「川の字で共に果てぬ」
男友達らで家飲みをしていた3人。
うち、トイレから戻った「隆也」はすっかり女の子となっていたのです。
そんな感じのファンタジー漫画。
「隆也くん」は丸眼鏡のむちむち女子になっており。
当然ながら、そのまま飲み会が進む訳もなく、「タケ」・「祐二」らとのえっち発展しています。
複数プレイですね。
つい、今の今まで野郎だった相手との行為は、多少複雑な気もしますが…漫画ですからね。
オチに注目。
159:「しみ恋」
じみ(地味)、ではなしみ(染み)ということで。
脇汗フェチなエピソード。
そうしたネタな漫画はぱっと他で思い当たらず。
なかなか珍しいことと思います。
眼鏡な「水谷しずく」の悩みは、パットを入れていても目立つ脇汗。
人前など緊張すると止まらなく、日々を憂いでおりました。
そんな彼女に声を掛けてきたのが、クラスメイト「鶴沢」でしたが…彼は汗の匂い好きな変態だったのです。
まぁ、本人が待ち望んでいた、”受け入れてくれる人”なのでしょうけど。
いざ、目前にすると、複雑でしょうね。
えっち最中も嗅覚・味覚で楽しんでおりました。
「鶴沢くん」からしてみれば、「しずくさん」の体質は完璧なのでしょう。
中盤の甘い展開が好き。
あんなんではあるものの、「しずくさん」良かったねぇ。
※左:後輩「久保さん」、右:水谷しずく
181:「対童貞用派遣アンドロイド メイ」
無職で引き籠りの「鈴木秀徳」
そんな彼のもとに国から派遣されてきたというアンドロイド「メイ」が訪ねてきたのです。
曰く、10年前に出来た童貞税・無職継続税を回収しにきた、とのこと。
しかし、お金のない彼は、”精子買い取り代行”という制度にて返済することとなったのでした。
「メイちゃん」は螺旋ロールなツインテールのアンドロイド。
たまに手が武器に変化する以外は、普通の女性という感じ。
返済のため必要な58億という精子を出すため、えっち展開。
漫画では1回で2億くらいという台詞ありましたが、ネットでざっと調べたところでは、1~5億という感じ。
ため、だいたい20回以上は出し続ける必要がありました。
こりゃ、相当にハードだ。
ちなみに、漫画では28回でのこり7億とか言ってましたよー。
それを補うためのアイテムがスクール水着。
後半はそんなプレイになってました。
203:「描き下ろし!平熱大陸~エロ漫画が出来る瞬間~」 描き下ろし
あとがき漫画的なものですね。
”作者に密着したドキュメンタリー”
そう書いてありましたが、どこまで真実なんですかね。
だいぶ癖あるので、苦手そうな方は気を付けて。
個人的には、せっかくこれだけのページで漫画を描き下ろしされるならば…。
収録エピソードの続きみたいなのが良かったなぁ、と。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「高柳カツヤ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
まさに紹介帯の”自由に~”そのまま、という印象。
店頭で感じた、どうかなー、という懸念ほどに振り切れた漫画はなく。
その点では、ひと安心。
「由衣ちゃん」・「「しずくさん」の両名は眼鏡のキュートな娘さんらでした。
「冴島さん」のお話も良かったです。
ただし、「川の字~」とか「アンドロイド メイ」のが独特でパンチもあるんですけどね…。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、フェチ、眼鏡、ラブコメ
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、10話収録。
・おまけ: あとがき、
描き下ろし「描き下ろし!平熱大陸~エロ漫画が出来る瞬間~」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高柳カツヤ(たかやなぎ・かつや)」センセの「エロ本ですよ。」です。
※左:モカちゃん、右:冴島さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろし漫画は、いわゆるあとがき漫画的なもの。
センセに密着したドキュメント、という形式のコメディーでした。
(※残念ながらえっち要素はありません)
ジャンルとしてはその他もコメディー系。
濃く派手な描写で、そうしたものが可笑しさを誘ってくる感じ。
短編によってはラブコメちっくなものもありましたが、楽しい雰囲気なものばかりではないので、お気をつけて。
後述する漫画の色彩そのまま、全体的にややビターな味わいもあります。
そのほか、キャラの眼鏡率が高く、直接のネタから描写までフェチ要素がありました。
そうしたのが合致すれば、またとない単行本になるかもしれません。
良くも悪くも短編によって様々に変化があり、まるまる合致するかどうかは微妙かも。
しっかりと強い線での作画。
濃淡は濃く、全体の色づきも黒め。
細かいコマ割りで変化も多く、こってりとしています。
まるで少年漫画雑誌のような雰囲気ありました。
原稿時期は14から17年。
各話にてややタッチの差を感じます。
ただし、昔からお上手なので、そうした点では問題ありません。
丸くつるんとした輪郭と横長な目の人物絵。
漫画っぽい可愛らしさです。
むちむちっと柔らかそうな胸まわり・腰まわりがエロス。
表現はやや大仰でデフォルメ感も大きめ。
とかくコテコテ濃厚で癖も目立ち、人をキッチリ選ぶものかと思います。
判断については、おおむね↓表紙・裏表紙で大丈夫です。
【 収録話 】 10話収録
003:「生き恥」 カラー原稿
デリヘルでやってきたのは、昔の同級生「杉原」だったのです。
そんな相手とのスクール水着プレイ。
こうした場合、気付いているかどうか微妙なまま、素知らぬ振りで徹底的にプロとして対応してくれるのがいいのか。
はたまた、
「こういうの好きだったんだ…」
とかなんとか、本編のように恥ずかしい思いをするのがいいのか。
どっちが良いのか、分かんないですね。
007:「季節感なくてゴメンね」
遠距離恋愛のカップルによる浜辺えっち話。
収録では最もノーマルなラブコメ話で、眼鏡・巨乳・日焼け・ビキニ・縞模様などキーワード満載。
ラブラブで甘いカップル話となっていました。
ヒロイン「由衣」ちゃんは、むちむちな眼鏡美人で、水着もかなり際どいもの。
うん、収録ではダントツで彼女ですね。
「あっくん」いいなぁ。
ちょっと羞恥プレイな要素もありました。
ちなみに。
新人研修で焼けたようなのですが、バストから下半身まわりまで日焼けしてない部分がなく。
どんな研修だったんだろう。
※由衣ちゃん
033:「ぶちまわし恋物語」
「健」の家を訪ねた「モカ」
玄関へ入るなりの告白は、無事OKとなったんですが…。
彼はちょっと変わった性癖の持ち主だったのです。
コメディー色の強いラブコメ話。
眼鏡でショートカットが可愛い「モカちゃん」
思わず手足出ちゃうタイプですね。
最中での言動がため、ボコボコやられていました。
こりゃ、2人合わないかなー…って思っていたんですが。
最後の台詞が凄い。
まぁ、どっちにしろ後々には性癖がため巧くいかなさそう。
どーでもいいですが、「モカちゃん」は彼のどこが気に入ったんだろうか。
057:「無ぇかな~、こういう事。」
レンタルDVD店のバイトへ出かけた「榎宇(えのう)」
休憩に入った彼は、我慢できなくなって道隅で用を足していた同僚「鳴子」と鉢合わせしたのでした。
そこそこ年齢な女の子のこんな場面は…奇跡ですかね。
絵的に店とあまり離れてなく、もうひと我慢すればトイレ間に合いそうな気もするのですが。
ともあれ、そんなんがえっちの切っ掛け。
オデコ広く、麻呂眉みたいな眉が特徴の「鳴子ちゃん」
ちょっと面白い独特な娘さんで、えっちでの流れもそんな感じ。
あの場面は…手を出さない選択肢のが正解って気もしましたが。
(オチがあーならば、それもアリかな)
野外えっちになっていました。
「鳴子ちゃん」は休憩終わりだと思うんですが、それはまぁいいか。
079:「ちぐはぐな恋でもいいかなって」
学校の女子グループから目をつけられていた「矢部」
同じギャルですが、一匹狼で彼女らに敬遠されていた「冴島」
屋上で鉢合わせることで、なんとなく彼を助ける形になっていたのです。
そんな感じのギャルと気弱な男性のカップル話。
こうした漫画では王道なカップルですよね。
セオリーであるが故にこちらも読み易く、楽しく。
口ではなんのかんの言いつつ、えっちに流される「冴島さん」が可愛らしく描かれていました。
この漫画の最大のポイントはオチ部分。
彼女が「矢部くん」を気に掛けていた、最大の謎が実に納得感あるものとなってますよ。
このお話も好きです。
続きあったらいいなぁ。
103:「女子陸上部男子マネージャー」
女子陸上部の男子マネージャー「石野」
基本的に女子がメインの現場で、やや厳しく扱われていたのですが。
そんな彼を、後輩「久保」は気にして手伝ってくれることとなったのです。
前半の雰囲気がガラリと変わる、ちょっと恐ろしいエピソード。
ショートカットの「久保さん」は、一見控えめで可愛らしい女の子なのですが。
途中からその本性が。
あー、せっかく可愛らしい娘だと思っていたのに…。
言葉攻めで進み、クライマックス部分もパンチ力あるものでした。
あの後どうなるかわかりませんが…いちおう”素をさらけ出せる存在”だと考えると、多少いいかもしれません。
135:「川の字で共に果てぬ」
男友達らで家飲みをしていた3人。
うち、トイレから戻った「隆也」はすっかり女の子となっていたのです。
そんな感じのファンタジー漫画。
「隆也くん」は丸眼鏡のむちむち女子になっており。
当然ながら、そのまま飲み会が進む訳もなく、「タケ」・「祐二」らとのえっち発展しています。
複数プレイですね。
つい、今の今まで野郎だった相手との行為は、多少複雑な気もしますが…漫画ですからね。
オチに注目。
159:「しみ恋」
じみ(地味)、ではなしみ(染み)ということで。
脇汗フェチなエピソード。
そうしたネタな漫画はぱっと他で思い当たらず。
なかなか珍しいことと思います。
眼鏡な「水谷しずく」の悩みは、パットを入れていても目立つ脇汗。
人前など緊張すると止まらなく、日々を憂いでおりました。
そんな彼女に声を掛けてきたのが、クラスメイト「鶴沢」でしたが…彼は汗の匂い好きな変態だったのです。
まぁ、本人が待ち望んでいた、”受け入れてくれる人”なのでしょうけど。
いざ、目前にすると、複雑でしょうね。
えっち最中も嗅覚・味覚で楽しんでおりました。
「鶴沢くん」からしてみれば、「しずくさん」の体質は完璧なのでしょう。
中盤の甘い展開が好き。
あんなんではあるものの、「しずくさん」良かったねぇ。
※左:後輩「久保さん」、右:水谷しずく
181:「対童貞用派遣アンドロイド メイ」
無職で引き籠りの「鈴木秀徳」
そんな彼のもとに国から派遣されてきたというアンドロイド「メイ」が訪ねてきたのです。
曰く、10年前に出来た童貞税・無職継続税を回収しにきた、とのこと。
しかし、お金のない彼は、”精子買い取り代行”という制度にて返済することとなったのでした。
「メイちゃん」は螺旋ロールなツインテールのアンドロイド。
たまに手が武器に変化する以外は、普通の女性という感じ。
返済のため必要な58億という精子を出すため、えっち展開。
漫画では1回で2億くらいという台詞ありましたが、ネットでざっと調べたところでは、1~5億という感じ。
ため、だいたい20回以上は出し続ける必要がありました。
こりゃ、相当にハードだ。
ちなみに、漫画では28回でのこり7億とか言ってましたよー。
それを補うためのアイテムがスクール水着。
後半はそんなプレイになってました。
203:「描き下ろし!平熱大陸~エロ漫画が出来る瞬間~」 描き下ろし
あとがき漫画的なものですね。
”作者に密着したドキュメンタリー”
そう書いてありましたが、どこまで真実なんですかね。
だいぶ癖あるので、苦手そうな方は気を付けて。
個人的には、せっかくこれだけのページで漫画を描き下ろしされるならば…。
収録エピソードの続きみたいなのが良かったなぁ、と。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「高柳カツヤ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
まさに紹介帯の”自由に~”そのまま、という印象。
店頭で感じた、どうかなー、という懸念ほどに振り切れた漫画はなく。
その点では、ひと安心。
「由衣ちゃん」・「「しずくさん」の両名は眼鏡のキュートな娘さんらでした。
「冴島さん」のお話も良かったです。
ただし、「川の字~」とか「アンドロイド メイ」のが独特でパンチもあるんですけどね…。
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