■主従えくすたしー (みちきんぐ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、むちむち、言葉責め
・構成 : カラー(8P)、短編×14話
(うち「ぼんじり先生シリーズ」×3、「主従シリーズ」×3)
・おまけ: カバー裏にあとがき・別絵、加筆修正あり、
カラー描き下ろし「妄想作家ぼんじり先生」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みちきんぐ」センセの「主従えくすたしー」です。
※メイド長「紫音」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編群。
短い漫画もありますが、14話の収録で200ページ越えというボリューム満点な1冊です。
シリーズものは2本。
同キャラ・繋がりそこそこでの、別シチュエーションな漫画です。
この連続話を筆頭に、どちらのキャラも濃く・強く。
その個性による破壊力によって、ぐいぐいけん引するような感じでした。
これが非常に面白い。
単に強いだけでなく、ふとしたタイミングで違った一面も垣間見えたりして。
魅力的なヒロインらが楽しめると思います。
その見せ方にも気を遣われており、 楽しめ・驚かされたりすることでしょう。
オススメ。
しっかりとした線での作画。
濃淡はやや濃いめな印象です。
全体の色づき・描き込み具合はおおむね適度。
コマ割りは中小で変化がはみ出しも多く、賑やかな仕上がり。
どちらかと言うと勢いを感じる原稿で、派手目な漫画でした。
背丈ある人物画は可愛いお姉さん系。
最近の原稿へ近づくにつれ、漫画っぽいデフォルメ感が控えめになっていました。
漫画・リアルの良いトコ取りみたいな最近のものは、実に良いバランス感覚です。
それでいて、コメディーなどの崩しも自然で、表情なども良く。
いいと思います。
些細な程度ですが、配置などには気になる点もありました。
まとまりの良いカラー絵は、ちょっと違う感じ。
小さいですが、判断には紹介帯のカット絵と合わせて見るのがいいと思います。
【 収録話 】 14話収録
001:「うどん職人の朝は早い」 カラー原稿
カラー原稿6ページのショート漫画。
弟子「繋(つなぎ)」くんに師匠たる「有智子(うちこ)」がうどん打ちの指導をするもの。
たまに見かける、ことば遊びみたいなえっち話。
うどん粉を捏ねる、足踏み、麺棒、うどんのコシ…で、最後は大盛ぶっかけうどんという流れ。
なるほど、って思いました。
しかし、センセこうした女性お上手ですわね。
007:「妄想作家ぼんじり先生」 カラー原稿あり・カラー描き下ろし
027:「羅刹編集佐藤さん」
043:「夢想作家ぼんじり先生」
締め切りは今日中。
まだペン入れも終わっていないものの、アシスタントは全員来れず。
急遽、代理のアシスタントをカニマガジン編集「佐藤」に依頼していた「あばずれぼんじり」こと「本多詩百合」
訪ねて来た代理アシ「鏑木啓太」は苦手とする男性だったのです。
そんなんがシリーズ1話目「妄想作家ぼんじり先生」
処女なのに妄想だけでエロ漫画を描いている「詩百合さん」
スタイル太目ではあるものの、眼鏡美人な女性です。
男性知識がエロ漫画オンリーなようで、
「下劣下賤下品で性欲無限の射精主義~」
とかなんとか、だいぶ傾いていてオモロイです。
それでいて、完全に嫌っている訳でないところが、キュートでした。
スパッツ着用していたので、そんなプレイが楽しめます。
「羅刹編集佐藤さん」は前話でちらと顔見せしていたカニマガジン編集「佐藤さん」のお話。
持ち込んだ「創(はじめ)」くんの漫画を「駄作」だと言い切り。
不足部分を描き直すよう指示するというもの。
先の「ぼんじり先生」の男性批評と一部似た感じの、独特なエロ漫画観が楽しい。
「作者の性癖独白会場なのよ」
とか言ってました。
まぁ、ある意味正しいかなぁ(笑)
※左:漫画家「あばずれぼんじり」こと「本多詩百合」、右:カニマガジン編集「佐藤」
「夢想作家ぼんじり先生」は先のエピソードの後日談的なお話。
夢に見るようになっていた「詩百合さん」はカニマガジン編集「佐藤さん」に相談を持ち掛けるのでした。
もともとの切っ掛けは彼女でしたからね。
ただ…まぁ、相談の相手として、適切なのか、そうでないのか…微妙。
うじうじし続けるだろうから、あれくらいの荒療治が適切なのかも。
「〆切は処女より重い」は名言だと思います。
お話はそんな「詩百合さん」の元へ、再び「啓太くん」を送るというもの。
それを知った彼女は勢いをつけるためビールを飲むこととしたのでした。
こちらで前話での状況も判明します。
成年漫画の男性ですが、「啓太くん」良い男でした。
うまくいってなにより。
ただ、「詩百合さん」はこの後漫画にパンチなくなりそうね。
ただ、ちょっと気になったのが。
先の「羅刹編集佐藤さん」から察するに、「啓太くん」もなんらかされてるのではないだろうか。
「みんな繊細かつ様々です」
そんな発言もあったので、「啓太くん」に対してはごく普通に接してるかも。
「ぼんじり先生」はひと段落ついてしまいましたが、カニマガジン編集「佐藤さん」はぜひまた登場してほしいなぁ。
063:「主従とらいあんぐる」
083:「主従りたーんず」
103:「主従らんでぶー」
生徒会室で女性の下着を発見した「日向」
部屋に来る女子と言えば、横暴で我儘な生徒会会長「円城寺華蓮(えんじょうじ・かれん)」
あるいは、彼女付きの貞淑そうなメイド「紫音」だけ。
「紫音」に想いを寄せていた彼は、下着を彼女のモノと想像し、独りシテいたところ。
以外なところから、「華蓮」・「紫音」が登場したのでした。
大雑把に「主従とらいあんぐる」はそんな導入部。
成年漫画での独りえっちは目撃されるのがセオリーではあるものの。
「日向くん」の場合、ちゃんと出入り口には鍵をかけていたのですが。
まさかの展開となってました。
オモロイので、どこから覗かれるかは内緒ね。
この漫画、9ページからが本番。
当初は横暴なお嬢様というセオリーな描かれ方でしたが。
まさかあんな展開になるとは。
途中から「華蓮さん」のが断然可愛く見えてくると思います。
「主従りたーんず」は主人「真司」と新人メイド「桜子」のカップル。
ドジな彼女はいつも「真司」からおしおきされていて。
メイド長に相談を持ち掛けたのでした。
そのメイド長ってのが…前回も登場していたメイド「紫音さん」です。
要するに「真司くん」は円城寺家の長男なのです。
その嫡男にメイド長たる「紫音さん」ではなく、なにゆえ新人メイドがついているのか?
後の台詞で書かれたので、見逃さないように。
なるほど。
こちらでも「紫音さん」が大活躍。
いいキャラだなぁ、彼女。
ただ、メイドとしては”メイド長”という役職そのまましっかりしていて。
泣きついてきた「桜子さん」をごく真っ当に叱っていながら、「真司くん」に対しては「私の大切な後輩」と言ってました。
オチページの「紫音」・「桜子」がまた良いので、注目です。
なお、カバーイラストはこの2人で占められていました。
収録での最終話「主従らんでぶー」
生徒会会長「円城寺華蓮」から、2人きりのデートに誘われた「日向くん」
その日はメイド「紫音」は休暇で、誰にも邪魔されない絶好の機会でした。
…が。
風邪となってしまった「華蓮」の代わりに、休日返上で「紫音」が来ていたのです。
今までメイド服だった「紫音さん」の私服姿が見れる、大変貴重な回。
「私の主に足りえるかチェックさせて頂きます」
そんな事を言ってましたが、だいぶ可愛らしい恰好。
ただ、言い放つ言葉は変わらず辛辣なもので、夜になる頃には「日向くん」げんなりしていました。
そんな流れでのえっちなんですが。
後半にて彼女の弱点みたいなことが垣間見えました。
こちらのオチがまた非常に良いので、ご期待ください。
先の「ぼんじり先生」のシリーズも良かったですが、こちらのメイドシリーズも非常に良かったです。
ぜひ今後も続けて欲しいなぁ。
121:「人心掌握エスパーマリサ」
先輩との仲を取り持つよう友人「由香」に頼まれた「仲森真理沙」
「エスパーになったような気がするっす!」
という彼女は、マインドコントロールすべく先輩の後ろで念を送るのでした。
おバカなはっちゃけ女性ですね。
まるで要素なかった彼女の術がかかったくだりが、イマイチよく分かりません。
本が2冊見えたので、ぶつけて気絶させた?
その割りにはぐっすり寝ていたので、催眠は効果あったのかな。
えっち展開はこうしたもののセオリーですが、解呪できない様が彼女らしくて楽しい。
ただ、テレパシー能力は都合よく考えてるだけでしょうね。
137:「正妻系義妹」
再婚した両親のうち、母方の連れ後であった義妹「花車千影」
真面目でしっかりとした彼女でしたが、妙なまでに世話好きで。
周囲にたびたび現れる彼女に、「陽介」は二度と逆らえなくなるよう強引な手段を取るのでした。
ここまで漫画を読んできた方には、あるいは想像できるかもしれませんが。
「千影さん」に拘束バンドを逆に使われ、「陽介くん」は逆にあっさり拘束されてしまうのです。
たいてい女性主導なんですよね。
ただ、そんな「千影さん」にも女の子らしい、可愛さがあり。
後半ではなにゆえあーまで世話焼くのか、その切っ掛けが明らかになっていました。
153:「オトナノカイダン」
久しぶりに姪「立花(りっか)」と再会した叔父「昇」
昔可愛かった彼女でしたが、すっかりギャルとなっていたのでした。
まぁ、今時の女子なんてそんなもんですよ。
積極的な彼女がためのえっち発展。
なにゆえ「立花ちゃん」がそうなってしまったのか、理由も描かれてました。
こうしたお話の王道ですかね。
オチページがいい感じ。
169:「誘惑睡眠」
「優奈(ゆな)」の彼氏「貴弘」凄く鈍感。
同棲して2年ながら、その間一度もなく満足できなかった彼女。
妹「志乃」の策を受け、寝込み襲うよう仕向けたのでした。
まぁ、これは「貴弘くん」が悪い。
「逆に引くわ…」
という「志乃さん」のが真っ当ですね。
どうせ処理するならば、彼もお願いすればいいのに。
オチの感じを見る限り、同棲まで持ち込めたのが不思議。
185:「くり~むcafe time」
客足が遠のいている、古い喫茶店。
「七海」は常連客「圭介」の意見を取り入れてメイド服を着て特訓を受けることとなったのでした。
よくある店頭えっちもの。
雰囲気的に、彼はたんなる常連客でなく、幼馴染みみたいな間柄ですかね。
ああしたセクハラ特訓に付き合ってる時点で、好意ある証拠だと言えると思います。
まぁ、素直になれて良かったね。
「七海ちゃん」は接客とかなんとか、ちゃんと勉強した方がいいと思う。
※左:「仲森真理沙」、右:「萩原由々乃」
201:「××でごめんなひゃいっ」
行き過ぎた指導でクビ寸前となっていた教師「藤堂」
汚名返上のため、彼は不登校な生徒「萩原由々乃」を更生させるぺく、彼女の自宅を訪ねたのでした。
とりあえず、彼女と2人きりになってはダメよ。
「由々乃さん」は”被害妄想娘”と称されていて、この漫画では珍しいドMタイプな女性。
また違った意味でタチ悪い女性でした。
特に教師たる彼には。
実に成年漫画的ですけど。
217:「教えて・ゆうくんっ!」
年上ながら、勉強・スポーツ・家事…の全てで「ゆうくん」に叶わない、お隣の「唯」
教えられるのは「女の子の体の事」ということで、えっち発展していくのでした。
こちらもMっぽいヒロインです。
いかにも頼りないものの、ああした娘のがモテると思いました。
えっち面でもすぐさま彼に抜かれてしまいそうでしたけどね。
【 その他 】
以上、本日は「みちきんぐ」センセでした。
こちらが2冊目の単行本で良いのかな。
ひでるさんは今回が初見。
↓表紙のスカートめくったメイドさんに釣り上げられました。
(※まさかあんな娘だとは思いもしませんでしたが)
えー、面白かったです。
連続話を筆頭にキャラが強く、読んでいて楽しく。
ほかの漫画も気になるくらい。
初単行本も探してみようと思います。
シリーズものの続きもぜひ見たいです。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、むちむち、言葉責め
・構成 : カラー(8P)、短編×14話
(うち「ぼんじり先生シリーズ」×3、「主従シリーズ」×3)
・おまけ: カバー裏にあとがき・別絵、加筆修正あり、
カラー描き下ろし「妄想作家ぼんじり先生」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みちきんぐ」センセの「主従えくすたしー」です。
※メイド長「紫音」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編群。
短い漫画もありますが、14話の収録で200ページ越えというボリューム満点な1冊です。
シリーズものは2本。
同キャラ・繋がりそこそこでの、別シチュエーションな漫画です。
この連続話を筆頭に、どちらのキャラも濃く・強く。
その個性による破壊力によって、ぐいぐいけん引するような感じでした。
これが非常に面白い。
単に強いだけでなく、ふとしたタイミングで違った一面も垣間見えたりして。
魅力的なヒロインらが楽しめると思います。
その見せ方にも気を遣われており、 楽しめ・驚かされたりすることでしょう。
オススメ。
しっかりとした線での作画。
濃淡はやや濃いめな印象です。
全体の色づき・描き込み具合はおおむね適度。
コマ割りは中小で変化がはみ出しも多く、賑やかな仕上がり。
どちらかと言うと勢いを感じる原稿で、派手目な漫画でした。
背丈ある人物画は可愛いお姉さん系。
最近の原稿へ近づくにつれ、漫画っぽいデフォルメ感が控えめになっていました。
漫画・リアルの良いトコ取りみたいな最近のものは、実に良いバランス感覚です。
それでいて、コメディーなどの崩しも自然で、表情なども良く。
いいと思います。
些細な程度ですが、配置などには気になる点もありました。
まとまりの良いカラー絵は、ちょっと違う感じ。
小さいですが、判断には紹介帯のカット絵と合わせて見るのがいいと思います。
【 収録話 】 14話収録
001:「うどん職人の朝は早い」 カラー原稿
カラー原稿6ページのショート漫画。
弟子「繋(つなぎ)」くんに師匠たる「有智子(うちこ)」がうどん打ちの指導をするもの。
たまに見かける、ことば遊びみたいなえっち話。
うどん粉を捏ねる、足踏み、麺棒、うどんのコシ…で、最後は大盛ぶっかけうどんという流れ。
なるほど、って思いました。
しかし、センセこうした女性お上手ですわね。
007:「妄想作家ぼんじり先生」 カラー原稿あり・カラー描き下ろし
027:「羅刹編集佐藤さん」
043:「夢想作家ぼんじり先生」
締め切りは今日中。
まだペン入れも終わっていないものの、アシスタントは全員来れず。
急遽、代理のアシスタントをカニマガジン編集「佐藤」に依頼していた「あばずれぼんじり」こと「本多詩百合」
訪ねて来た代理アシ「鏑木啓太」は苦手とする男性だったのです。
そんなんがシリーズ1話目「妄想作家ぼんじり先生」
処女なのに妄想だけでエロ漫画を描いている「詩百合さん」
スタイル太目ではあるものの、眼鏡美人な女性です。
男性知識がエロ漫画オンリーなようで、
「下劣下賤下品で性欲無限の射精主義~」
とかなんとか、だいぶ傾いていてオモロイです。
それでいて、完全に嫌っている訳でないところが、キュートでした。
スパッツ着用していたので、そんなプレイが楽しめます。
「羅刹編集佐藤さん」は前話でちらと顔見せしていたカニマガジン編集「佐藤さん」のお話。
持ち込んだ「創(はじめ)」くんの漫画を「駄作」だと言い切り。
不足部分を描き直すよう指示するというもの。
先の「ぼんじり先生」の男性批評と一部似た感じの、独特なエロ漫画観が楽しい。
「作者の性癖独白会場なのよ」
とか言ってました。
まぁ、ある意味正しいかなぁ(笑)
※左:漫画家「あばずれぼんじり」こと「本多詩百合」、右:カニマガジン編集「佐藤」
「夢想作家ぼんじり先生」は先のエピソードの後日談的なお話。
夢に見るようになっていた「詩百合さん」はカニマガジン編集「佐藤さん」に相談を持ち掛けるのでした。
もともとの切っ掛けは彼女でしたからね。
ただ…まぁ、相談の相手として、適切なのか、そうでないのか…微妙。
うじうじし続けるだろうから、あれくらいの荒療治が適切なのかも。
「〆切は処女より重い」は名言だと思います。
お話はそんな「詩百合さん」の元へ、再び「啓太くん」を送るというもの。
それを知った彼女は勢いをつけるためビールを飲むこととしたのでした。
こちらで前話での状況も判明します。
成年漫画の男性ですが、「啓太くん」良い男でした。
うまくいってなにより。
ただ、「詩百合さん」はこの後漫画にパンチなくなりそうね。
ただ、ちょっと気になったのが。
先の「羅刹編集佐藤さん」から察するに、「啓太くん」もなんらかされてるのではないだろうか。
「みんな繊細かつ様々です」
そんな発言もあったので、「啓太くん」に対してはごく普通に接してるかも。
「ぼんじり先生」はひと段落ついてしまいましたが、カニマガジン編集「佐藤さん」はぜひまた登場してほしいなぁ。
063:「主従とらいあんぐる」
083:「主従りたーんず」
103:「主従らんでぶー」
生徒会室で女性の下着を発見した「日向」
部屋に来る女子と言えば、横暴で我儘な生徒会会長「円城寺華蓮(えんじょうじ・かれん)」
あるいは、彼女付きの貞淑そうなメイド「紫音」だけ。
「紫音」に想いを寄せていた彼は、下着を彼女のモノと想像し、独りシテいたところ。
以外なところから、「華蓮」・「紫音」が登場したのでした。
大雑把に「主従とらいあんぐる」はそんな導入部。
成年漫画での独りえっちは目撃されるのがセオリーではあるものの。
「日向くん」の場合、ちゃんと出入り口には鍵をかけていたのですが。
まさかの展開となってました。
オモロイので、どこから覗かれるかは内緒ね。
この漫画、9ページからが本番。
当初は横暴なお嬢様というセオリーな描かれ方でしたが。
まさかあんな展開になるとは。
途中から「華蓮さん」のが断然可愛く見えてくると思います。
「主従りたーんず」は主人「真司」と新人メイド「桜子」のカップル。
ドジな彼女はいつも「真司」からおしおきされていて。
メイド長に相談を持ち掛けたのでした。
そのメイド長ってのが…前回も登場していたメイド「紫音さん」です。
要するに「真司くん」は円城寺家の長男なのです。
その嫡男にメイド長たる「紫音さん」ではなく、なにゆえ新人メイドがついているのか?
後の台詞で書かれたので、見逃さないように。
なるほど。
こちらでも「紫音さん」が大活躍。
いいキャラだなぁ、彼女。
ただ、メイドとしては”メイド長”という役職そのまましっかりしていて。
泣きついてきた「桜子さん」をごく真っ当に叱っていながら、「真司くん」に対しては「私の大切な後輩」と言ってました。
オチページの「紫音」・「桜子」がまた良いので、注目です。
なお、カバーイラストはこの2人で占められていました。
収録での最終話「主従らんでぶー」
生徒会会長「円城寺華蓮」から、2人きりのデートに誘われた「日向くん」
その日はメイド「紫音」は休暇で、誰にも邪魔されない絶好の機会でした。
…が。
風邪となってしまった「華蓮」の代わりに、休日返上で「紫音」が来ていたのです。
今までメイド服だった「紫音さん」の私服姿が見れる、大変貴重な回。
「私の主に足りえるかチェックさせて頂きます」
そんな事を言ってましたが、だいぶ可愛らしい恰好。
ただ、言い放つ言葉は変わらず辛辣なもので、夜になる頃には「日向くん」げんなりしていました。
そんな流れでのえっちなんですが。
後半にて彼女の弱点みたいなことが垣間見えました。
こちらのオチがまた非常に良いので、ご期待ください。
先の「ぼんじり先生」のシリーズも良かったですが、こちらのメイドシリーズも非常に良かったです。
ぜひ今後も続けて欲しいなぁ。
121:「人心掌握エスパーマリサ」
先輩との仲を取り持つよう友人「由香」に頼まれた「仲森真理沙」
「エスパーになったような気がするっす!」
という彼女は、マインドコントロールすべく先輩の後ろで念を送るのでした。
おバカなはっちゃけ女性ですね。
まるで要素なかった彼女の術がかかったくだりが、イマイチよく分かりません。
本が2冊見えたので、ぶつけて気絶させた?
その割りにはぐっすり寝ていたので、催眠は効果あったのかな。
えっち展開はこうしたもののセオリーですが、解呪できない様が彼女らしくて楽しい。
ただ、テレパシー能力は都合よく考えてるだけでしょうね。
137:「正妻系義妹」
再婚した両親のうち、母方の連れ後であった義妹「花車千影」
真面目でしっかりとした彼女でしたが、妙なまでに世話好きで。
周囲にたびたび現れる彼女に、「陽介」は二度と逆らえなくなるよう強引な手段を取るのでした。
ここまで漫画を読んできた方には、あるいは想像できるかもしれませんが。
「千影さん」に拘束バンドを逆に使われ、「陽介くん」は逆にあっさり拘束されてしまうのです。
たいてい女性主導なんですよね。
ただ、そんな「千影さん」にも女の子らしい、可愛さがあり。
後半ではなにゆえあーまで世話焼くのか、その切っ掛けが明らかになっていました。
153:「オトナノカイダン」
久しぶりに姪「立花(りっか)」と再会した叔父「昇」
昔可愛かった彼女でしたが、すっかりギャルとなっていたのでした。
まぁ、今時の女子なんてそんなもんですよ。
積極的な彼女がためのえっち発展。
なにゆえ「立花ちゃん」がそうなってしまったのか、理由も描かれてました。
こうしたお話の王道ですかね。
オチページがいい感じ。
169:「誘惑睡眠」
「優奈(ゆな)」の彼氏「貴弘」凄く鈍感。
同棲して2年ながら、その間一度もなく満足できなかった彼女。
妹「志乃」の策を受け、寝込み襲うよう仕向けたのでした。
まぁ、これは「貴弘くん」が悪い。
「逆に引くわ…」
という「志乃さん」のが真っ当ですね。
どうせ処理するならば、彼もお願いすればいいのに。
オチの感じを見る限り、同棲まで持ち込めたのが不思議。
185:「くり~むcafe time」
客足が遠のいている、古い喫茶店。
「七海」は常連客「圭介」の意見を取り入れてメイド服を着て特訓を受けることとなったのでした。
よくある店頭えっちもの。
雰囲気的に、彼はたんなる常連客でなく、幼馴染みみたいな間柄ですかね。
ああしたセクハラ特訓に付き合ってる時点で、好意ある証拠だと言えると思います。
まぁ、素直になれて良かったね。
「七海ちゃん」は接客とかなんとか、ちゃんと勉強した方がいいと思う。
※左:「仲森真理沙」、右:「萩原由々乃」
201:「××でごめんなひゃいっ」
行き過ぎた指導でクビ寸前となっていた教師「藤堂」
汚名返上のため、彼は不登校な生徒「萩原由々乃」を更生させるぺく、彼女の自宅を訪ねたのでした。
とりあえず、彼女と2人きりになってはダメよ。
「由々乃さん」は”被害妄想娘”と称されていて、この漫画では珍しいドMタイプな女性。
また違った意味でタチ悪い女性でした。
特に教師たる彼には。
実に成年漫画的ですけど。
217:「教えて・ゆうくんっ!」
年上ながら、勉強・スポーツ・家事…の全てで「ゆうくん」に叶わない、お隣の「唯」
教えられるのは「女の子の体の事」ということで、えっち発展していくのでした。
こちらもMっぽいヒロインです。
いかにも頼りないものの、ああした娘のがモテると思いました。
えっち面でもすぐさま彼に抜かれてしまいそうでしたけどね。
【 その他 】
以上、本日は「みちきんぐ」センセでした。
こちらが2冊目の単行本で良いのかな。
ひでるさんは今回が初見。
↓表紙のスカートめくったメイドさんに釣り上げられました。
(※まさかあんな娘だとは思いもしませんでしたが)
えー、面白かったです。
連続話を筆頭にキャラが強く、読んでいて楽しく。
ほかの漫画も気になるくらい。
初単行本も探してみようと思います。
シリーズものの続きもぜひ見たいです。
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