■下町エンジェルライナー ~機械式制服少女製造所~ (田口央斗)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] コメディー、アクション、ヒーロー
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき漫画「巻末エンジェルライナー」、折り返しにコメント。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田口央斗(たぐち・おうと)」センセの「下町エンジェルライナー ~機械式制服少女製造所~ 1巻」です。
※エンジェルライナー
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続く長編もの。
ストーリー調で、今のところは各話で1エピソードが決着するようになってます。
基本的には強いコメディージャンルな漫画。
いちおうシリアスな場面ほか、アクションシーンなどもありました。
また、そう秘密にしておくものではないかもしれませんが…。
こちらの漫画には、何点か驚かされる要素があるので。
未見の方は、↓この先は読まない方が間違いなく楽しめると思います。
一部はその点を伏せずに書いちゃったので、どうぞよろしくお願いします。
しっかりとした線での作画。
白比率ありつつも全体の色づきは過不足なく。
敵が黒ベタで描かれることもあってか、色彩は濃いめです。
描き込み具合もちょうど良い印象。
必要な部分ではしっかり描かれるなど巧くメリハリされていました。
背景や小物もお上手。
町風景はいかにも、という描写で、またバケモノらもこうした漫画の割りに(失礼ながら)迫力ありました。
優れたコメディー描写ほか、アクション部分も違和感なく問題なし。
変な誤魔化しっぽさないのが良いですね。
人物絵には多少の癖ありますが、そう人を選ぶほどではないでしょう。
漫画も引っ掛かる箇所なく、作画面では問題ありません。
判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【 収録話 】 5話収録
「東京でアパレル関係の会社を経営して広告用モデルを探しています」
そんな叔母「神威正子」からの手紙で、北海道から上京した「樽前桃子(たるまえ・ももこ)」
しかし、現実は想像とかけ離れたものであり。
アパレル関係の会社、とはダサいただの婦人雑貨店。
モデルというのも、町内会のオリジナルヒーローだという「エンジェルライナー」のプ○キュアみたいなコスチュームだったのです。
叔母「正子」に旅費・契約費などをもってもらっていたため断れず、やむなくパトロールに出ていたところ。
目前で人間が妙なバケモノに変貌したのでした。
ごく大雑把にはそんな感じ。
いわゆる変身ヒロインな漫画です。
基本的に、はっちゃけたコメディーで進行しておりますが。
各話の戦闘シーンは、なかなか派手さのあるアクションとなってます。
いまのところ、敵が正体不明な存在で組織だってはなく。
漫画の大半は日常風景。
コメディー要素が多かったのは、それら要素もあるでしょう。
また、守備範囲もおそらくは町内、その付近程度らしく、今のところは重い描写などもありませんでした。
その反面(?)、豊富なサービスシーンが特徴の1つとなってます。
「エンジェルピンク」こと「桃子ちゃん」は↓表紙のようなふりふりミニスカートなため。
当然ながら、頻繁にパンチラが見れます。
漫画世界内でも、そんなんが話題となっていました。
巻末のあとがき漫画でも、エロ・触手などと書かれており、今後もそうした傾向は続くみたい。
ちなみに、3話ではバストトップも確認できたりします。
ちらっと程度でしたが、このあたりは期待通りの描写で楽しめると思います。
まぁ、ごくソフトなものですけどね。
「桃子ちゃん」が上京する1話目。
こちらは完全にミスリードを誘う感じになっていて。
ご当地キャラで寂れた町内を活性化させる漫画、っぽくなってます。
相棒「エンジェルレッド」こと「狩場アキラ」のはっちゃけっぷりもその要因の1つ。
「桃子ちゃん」もリアル東京に苦しんだり、”アパレル関係”の実態に愕然としたり、ミニスカートを恥ずかしがったり…など、終始コメディーな感じでした。
28ページ頃までは。
そんなんだったので、あの1ページコマには驚かされました。
うわ、これマジものだったのか!
スーツの性能が高いらしく、おそらくは読者と同じ心境だろう「桃子ちゃん」も加わった合体技にて勝利しています。
ついでにもう1つ驚くことあるんですけど、それもおそらく彼女と同じでしょう。
いちおう伏せときますね。
※樽前桃子
前半はヒーローショーの2話目。
”ピンクに課せられた使命”、が楽しい。
確かにね。
唐突だった前話の、敵となる存在「ウィル・ス」について語られています。
人間に取り憑き、狂わせる謎の生命体なのだとか。
スーツにはバケモノを人間に戻す力があり、その救出というのが目的でした。
さて、今回の戦闘では慣れている「エンジェルレッド」が不在の状態で襲われる「桃子ちゃん」です。
前回もそんなんでしたが、スーツの性能はすこぶる高く。
とある事情もあったものの、まったくの素人である彼女も超人的な戦闘力を発揮していました。
しかし、「桃子ちゃん」はいい太ももしてますね。
露出魔を討て、とやはりコメディーちっくな冒頭の3話目。
「エンジェルライナー」はなんでも屋みたいですね。
色々な意味で人気ある町内パトロールシーンが楽しい。
ついでに登場する露出魔がまたキャラ強く、こちらも楽しい。
さすがの「エンジェルレッド」も苦戦していました。
このままだと、ドコメディーになってしまうので、例によって彼が「ウィル・ス」へと変貌。
全裸よりバケモノの方が、と期待する「桃子ちゃん」でしたが…あれはギリギリかな。
「なんてあからさまな風貌!!」
とか言ってました。
元のキャラがためか、触手ちっくなものがニョロニョロと、なかなか良い感じ。
こちらのクライマックス部分は前半が嘘みたいなシリアスなんですが…意外なひとオチあるので、お楽しみに。
学校へと向かう4話は、「狩場アキラ」の主役回。
さきほど一部情報を伏せたがため、こちらでも詳細を書けないんですが。
また驚かされることがあると思います。たぶん。
サポート部隊の名前もここで判明。
ほか「桃子ちゃん」の部屋、「エンジェルライナー」への変身シーンも描かれてます。
裏表紙の絵はそのまま本編にもあるんですね。
戦闘シーンでの解説は…まぁ、予想通り。
「エンジェルレッド」がきっちり敵を倒すのは、これが初ですね。
※エンジェルピンク
冒頭がまたぶっ飛んでいた5話目。
なんだろう、って思いましたが、あれいちおう戦闘シーンだったんですね。
「桃子ちゃん」も慣れてきたなぁ。
今回の舞台は町のだんご屋。
よくある地上げでのモメごととなっていました。
レッドのスーツは前話のダメージもあって修理中なんですが。
ピンクは試作段階のものからデザインも含めて改良されており、完成していたため。
「桃子ちゃん」が単独出撃となっていました。
こちらでは、正体不明の敵「ウィル・ス」についても描かれており。
次巻以降へと続く、興味深いことが判明しています。
次はそうコメディーばかりではなくなるのかなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで「田口央斗」センセです。
こちらが7冊目くらい?
オリジナル作品はこちらが初だそうです。
店頭でなんとなく見掛けた↓表紙に引っ張られてゲットしてきました。
1話時点では、本気で町内活性化のご当地ヒーローな漫画かと思いましたが。
良い意味での裏切られ方でした。
コメディー・シリアスの配分も個人的に良い具合。
いまの所は、徹底的にギャグで落としていましたが。
シリアスさありつつ、巧い事コメディーに流してほしいなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] コメディー、アクション、ヒーロー
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき漫画「巻末エンジェルライナー」、折り返しにコメント。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田口央斗(たぐち・おうと)」センセの「下町エンジェルライナー ~機械式制服少女製造所~ 1巻」です。
※エンジェルライナー
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続く長編もの。
ストーリー調で、今のところは各話で1エピソードが決着するようになってます。
基本的には強いコメディージャンルな漫画。
いちおうシリアスな場面ほか、アクションシーンなどもありました。
また、そう秘密にしておくものではないかもしれませんが…。
こちらの漫画には、何点か驚かされる要素があるので。
未見の方は、↓この先は読まない方が間違いなく楽しめると思います。
一部はその点を伏せずに書いちゃったので、どうぞよろしくお願いします。
しっかりとした線での作画。
白比率ありつつも全体の色づきは過不足なく。
敵が黒ベタで描かれることもあってか、色彩は濃いめです。
描き込み具合もちょうど良い印象。
必要な部分ではしっかり描かれるなど巧くメリハリされていました。
背景や小物もお上手。
町風景はいかにも、という描写で、またバケモノらもこうした漫画の割りに(失礼ながら)迫力ありました。
優れたコメディー描写ほか、アクション部分も違和感なく問題なし。
変な誤魔化しっぽさないのが良いですね。
人物絵には多少の癖ありますが、そう人を選ぶほどではないでしょう。
漫画も引っ掛かる箇所なく、作画面では問題ありません。
判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【 収録話 】 5話収録
「東京でアパレル関係の会社を経営して広告用モデルを探しています」
そんな叔母「神威正子」からの手紙で、北海道から上京した「樽前桃子(たるまえ・ももこ)」
しかし、現実は想像とかけ離れたものであり。
アパレル関係の会社、とはダサいただの婦人雑貨店。
モデルというのも、町内会のオリジナルヒーローだという「エンジェルライナー」のプ○キュアみたいなコスチュームだったのです。
叔母「正子」に旅費・契約費などをもってもらっていたため断れず、やむなくパトロールに出ていたところ。
目前で人間が妙なバケモノに変貌したのでした。
ごく大雑把にはそんな感じ。
いわゆる変身ヒロインな漫画です。
基本的に、はっちゃけたコメディーで進行しておりますが。
各話の戦闘シーンは、なかなか派手さのあるアクションとなってます。
いまのところ、敵が正体不明な存在で組織だってはなく。
漫画の大半は日常風景。
コメディー要素が多かったのは、それら要素もあるでしょう。
また、守備範囲もおそらくは町内、その付近程度らしく、今のところは重い描写などもありませんでした。
その反面(?)、豊富なサービスシーンが特徴の1つとなってます。
「エンジェルピンク」こと「桃子ちゃん」は↓表紙のようなふりふりミニスカートなため。
当然ながら、頻繁にパンチラが見れます。
漫画世界内でも、そんなんが話題となっていました。
巻末のあとがき漫画でも、エロ・触手などと書かれており、今後もそうした傾向は続くみたい。
ちなみに、3話ではバストトップも確認できたりします。
ちらっと程度でしたが、このあたりは期待通りの描写で楽しめると思います。
まぁ、ごくソフトなものですけどね。
「桃子ちゃん」が上京する1話目。
こちらは完全にミスリードを誘う感じになっていて。
ご当地キャラで寂れた町内を活性化させる漫画、っぽくなってます。
相棒「エンジェルレッド」こと「狩場アキラ」のはっちゃけっぷりもその要因の1つ。
「桃子ちゃん」もリアル東京に苦しんだり、”アパレル関係”の実態に愕然としたり、ミニスカートを恥ずかしがったり…など、終始コメディーな感じでした。
28ページ頃までは。
そんなんだったので、あの1ページコマには驚かされました。
うわ、これマジものだったのか!
スーツの性能が高いらしく、おそらくは読者と同じ心境だろう「桃子ちゃん」も加わった合体技にて勝利しています。
ついでにもう1つ驚くことあるんですけど、それもおそらく彼女と同じでしょう。
いちおう伏せときますね。
※樽前桃子
前半はヒーローショーの2話目。
”ピンクに課せられた使命”、が楽しい。
確かにね。
唐突だった前話の、敵となる存在「ウィル・ス」について語られています。
人間に取り憑き、狂わせる謎の生命体なのだとか。
スーツにはバケモノを人間に戻す力があり、その救出というのが目的でした。
さて、今回の戦闘では慣れている「エンジェルレッド」が不在の状態で襲われる「桃子ちゃん」です。
前回もそんなんでしたが、スーツの性能はすこぶる高く。
とある事情もあったものの、まったくの素人である彼女も超人的な戦闘力を発揮していました。
しかし、「桃子ちゃん」はいい太ももしてますね。
露出魔を討て、とやはりコメディーちっくな冒頭の3話目。
「エンジェルライナー」はなんでも屋みたいですね。
色々な意味で人気ある町内パトロールシーンが楽しい。
ついでに登場する露出魔がまたキャラ強く、こちらも楽しい。
さすがの「エンジェルレッド」も苦戦していました。
このままだと、ドコメディーになってしまうので、例によって彼が「ウィル・ス」へと変貌。
全裸よりバケモノの方が、と期待する「桃子ちゃん」でしたが…あれはギリギリかな。
「なんてあからさまな風貌!!」
とか言ってました。
元のキャラがためか、触手ちっくなものがニョロニョロと、なかなか良い感じ。
こちらのクライマックス部分は前半が嘘みたいなシリアスなんですが…意外なひとオチあるので、お楽しみに。
学校へと向かう4話は、「狩場アキラ」の主役回。
さきほど一部情報を伏せたがため、こちらでも詳細を書けないんですが。
また驚かされることがあると思います。たぶん。
サポート部隊の名前もここで判明。
ほか「桃子ちゃん」の部屋、「エンジェルライナー」への変身シーンも描かれてます。
裏表紙の絵はそのまま本編にもあるんですね。
戦闘シーンでの解説は…まぁ、予想通り。
「エンジェルレッド」がきっちり敵を倒すのは、これが初ですね。
※エンジェルピンク
冒頭がまたぶっ飛んでいた5話目。
なんだろう、って思いましたが、あれいちおう戦闘シーンだったんですね。
「桃子ちゃん」も慣れてきたなぁ。
今回の舞台は町のだんご屋。
よくある地上げでのモメごととなっていました。
レッドのスーツは前話のダメージもあって修理中なんですが。
ピンクは試作段階のものからデザインも含めて改良されており、完成していたため。
「桃子ちゃん」が単独出撃となっていました。
こちらでは、正体不明の敵「ウィル・ス」についても描かれており。
次巻以降へと続く、興味深いことが判明しています。
次はそうコメディーばかりではなくなるのかなぁ。
【 その他 】
そんなこんなで「田口央斗」センセです。
こちらが7冊目くらい?
オリジナル作品はこちらが初だそうです。
店頭でなんとなく見掛けた↓表紙に引っ張られてゲットしてきました。
1話時点では、本気で町内活性化のご当地ヒーローな漫画かと思いましたが。
良い意味での裏切られ方でした。
コメディー・シリアスの配分も個人的に良い具合。
いまの所は、徹底的にギャグで落としていましたが。
シリアスさありつつ、巧い事コメディーに流してほしいなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】