■ボクの記憶はキミの中 (きじとらぬこぢ)
★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] サスペンス
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きじとらぬこぢ」センセの「ボクの記憶はキミの中 1巻」です。
※私立探偵「姉川那知」
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続く長編漫画。
故あって次々にヒロインは入れ替わっていきますが、ちゃんとしたストーリーものです。
一般えっち系で、毎回直接シーンのあるもの。
いちおう、キチンとした理由づけもされています。
j緊張感あるサスペンス漫画。
…なのですが、それ一辺倒ではなく。
多少はっちゃけた部分もあり、重たい状況の割りに読み易く仕上がっています。
タイトルそのまま、今後はどう流れるか分からないものの。
とりあえず1巻では、変に振り切れるような描写もありませんでした。
さっぱりとした細線での作画。
濃淡はデジタルな灰色で、全体の色づきも軽め。
そこそこ白比率がありました。
描き込み具合はしつこくなく、過不足は感じません。
コマ割りは細かいものの、枠間しっかりしていて基本的。
身長ある人物絵で、スタイルなどもリアル寄り。
やや目が大きく描かれ、バランス的に可愛く仕上がっていました。
硬さ若干ありましたが、表情などはおおむね良い感じ。
ただし、背景や小物はあっさり気味で。
質感も今一歩という感じでした。
それでもサスペンス話に違和感を与えるほどのものはなく、概ね良好。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 7話収録
過去の記憶が一切無い男性。
自分の名前から年齢、そのほかまで分からない彼でしたが…。
なぜか、毎回射精の瞬間に”黒髪の女性”ほか、過去の映像が見えるため。
わずかな手がかりを頼りに、自分自身を取り戻す旅を続けていたのでした。
だいたいそんな感じ。
※左:カズミ、右:カラオケ店での女の子
導入の1話目。
記憶のまったくない彼ですが、そんなんでも普段に困らない、生活できる程度の知識は残っていました。
ただ、いまだに名前の記憶すらないままで。
「ろすと」という偽名を使っている彼は、とりあえずぼんやりと黒髪の女性を探している状態。
蘇ってくるビジョンはその女性だけでなく、風景なども見えるため。
開始の段階で、そこそこ近い場所にまでは来ている様子でした。
射精、要するにえっちが記憶復活の鍵である彼。
こちらでは女性「カズミ」のほうから声を掛けられ、その相手を労せずとも確保しています。
「イケメンくん」とか言われており、容姿は助けになってるみたい。
こちらでは2度のえっちで、
”映画館の受付女性がなんらか関係している”
ことまで突き止めておりました。
ターゲットを映画館の受付女性「マイ」に絞った2話目。
四角い眼鏡の大人しそうな女性です。
彼女は共にいた黒髪の女性を見掛けてはいたものの、それだけで。
記憶のヒントを得るため、えっち相手となっていました。
前回の遊び慣れた感じの「カズミさん」と比べ、手強そうな相手でしたが…。
彼女が好きなゲームキャラクター「サクヤ」と「ろすとくん」がそっくりであったため、ごくあっさり部屋に入ることに成功していました。
まぁ、気持ちは分からんでもないけど、見知らぬ男に対して都合良い展開だなぁ。
なお、必ずしもビジョンが見える訳ではないらしく。
ここでは何も見えなかったんですが…その後の詳細は、いちおう伏せておきますね。
有力な手掛かりありそうなカラオケ店へ赴く3話目。
ここでは向かう途中に、男に振られたばかりの女性と鉢合わせをしていて。
なんのかんのと2人でカラオケをする流れ。
戻りつつあるのか、記憶にかかる要素が強いのか。
えっちする前から断片的にイメージ思い出しつつあり、こちらではハッキリとしたところまで記憶を取り戻していました。
黒髪の女性はお嬢様なのかなぁ。
なお、こちらのオチではひと騒動あり。
続く4話目では、病院で目を覚ますこととなるのでした。
ようやく過去の風景が漫画形式で描かれています。
あの女性とは、特に知り合いって訳ではなかったのかな。
「ろすとくん」の名付け親、という重要キャラ看護師「千紗」が登場。
彼女は単行本の巻末に収録された0話にも顔を見せており、そちらのでのヒロイン役でもありました。
倒れていた彼がこうして記憶を探る旅に出ることとなる、前日譚ですね。
こちらでは病室にてのえっち。
その好意で自主的に病院を後にするんですが。
これまでもちらほらと顔を見せていた、訳知る女性が接触してきたのでした。
※左:記憶に残る女の子、右:看護師「千紗」
単行本でのラスト5、6話は私立探偵「姉川那知」とのあれこれ。
記憶に残る黒髪の彼女の写真を持っていた「那知さん」は、
「あなたと彼女の正体知ってるから」
と、事情について詳しく知る人物。
駆け落ちしたらしい彼女を探していたところ、その相手だと見られていた自分を先に発見したとのこと。
”射精のたびに記憶が戻る”という彼を面白がり、えっち勝負を挑まれるのでした。
まぁ、こうした漫画に相応しい展開ですねー。
その結果がどうなってしまうのか、ぜひ単行本にて確認ください。
簡単には勝たせてくれませんよ~。
オチでは次巻に繋がるだろう、重要なネタが描かれておりました。
はたして、これで次どうなるんでしょうか。
【 その他 】
以上、本日は「きじとらぬこぢ」センセでした。
単行本はこちらが3冊目くらいでしょうか。
ひでるさんは今回が初見。
一般えっち系の長編では、なかなか良いアイデア。
ちょっと強引なところもありましたが、許容範囲。
良い具合のサスペンス話に仕上がっていました。
このお話がどう流れていくか楽しみです。
ネタ的にそう長くは続かないと思うので、次くらいで完結でしょうかね。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] サスペンス
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きじとらぬこぢ」センセの「ボクの記憶はキミの中 1巻」です。
※私立探偵「姉川那知」
【 構成・絵柄 】
2巻以降へと続く長編漫画。
故あって次々にヒロインは入れ替わっていきますが、ちゃんとしたストーリーものです。
一般えっち系で、毎回直接シーンのあるもの。
いちおう、キチンとした理由づけもされています。
j緊張感あるサスペンス漫画。
…なのですが、それ一辺倒ではなく。
多少はっちゃけた部分もあり、重たい状況の割りに読み易く仕上がっています。
タイトルそのまま、今後はどう流れるか分からないものの。
とりあえず1巻では、変に振り切れるような描写もありませんでした。
さっぱりとした細線での作画。
濃淡はデジタルな灰色で、全体の色づきも軽め。
そこそこ白比率がありました。
描き込み具合はしつこくなく、過不足は感じません。
コマ割りは細かいものの、枠間しっかりしていて基本的。
身長ある人物絵で、スタイルなどもリアル寄り。
やや目が大きく描かれ、バランス的に可愛く仕上がっていました。
硬さ若干ありましたが、表情などはおおむね良い感じ。
ただし、背景や小物はあっさり気味で。
質感も今一歩という感じでした。
それでもサスペンス話に違和感を与えるほどのものはなく、概ね良好。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 7話収録
過去の記憶が一切無い男性。
自分の名前から年齢、そのほかまで分からない彼でしたが…。
なぜか、毎回射精の瞬間に”黒髪の女性”ほか、過去の映像が見えるため。
わずかな手がかりを頼りに、自分自身を取り戻す旅を続けていたのでした。
だいたいそんな感じ。
※左:カズミ、右:カラオケ店での女の子
導入の1話目。
記憶のまったくない彼ですが、そんなんでも普段に困らない、生活できる程度の知識は残っていました。
ただ、いまだに名前の記憶すらないままで。
「ろすと」という偽名を使っている彼は、とりあえずぼんやりと黒髪の女性を探している状態。
蘇ってくるビジョンはその女性だけでなく、風景なども見えるため。
開始の段階で、そこそこ近い場所にまでは来ている様子でした。
射精、要するにえっちが記憶復活の鍵である彼。
こちらでは女性「カズミ」のほうから声を掛けられ、その相手を労せずとも確保しています。
「イケメンくん」とか言われており、容姿は助けになってるみたい。
こちらでは2度のえっちで、
”映画館の受付女性がなんらか関係している”
ことまで突き止めておりました。
ターゲットを映画館の受付女性「マイ」に絞った2話目。
四角い眼鏡の大人しそうな女性です。
彼女は共にいた黒髪の女性を見掛けてはいたものの、それだけで。
記憶のヒントを得るため、えっち相手となっていました。
前回の遊び慣れた感じの「カズミさん」と比べ、手強そうな相手でしたが…。
彼女が好きなゲームキャラクター「サクヤ」と「ろすとくん」がそっくりであったため、ごくあっさり部屋に入ることに成功していました。
まぁ、気持ちは分からんでもないけど、見知らぬ男に対して都合良い展開だなぁ。
なお、必ずしもビジョンが見える訳ではないらしく。
ここでは何も見えなかったんですが…その後の詳細は、いちおう伏せておきますね。
有力な手掛かりありそうなカラオケ店へ赴く3話目。
ここでは向かう途中に、男に振られたばかりの女性と鉢合わせをしていて。
なんのかんのと2人でカラオケをする流れ。
戻りつつあるのか、記憶にかかる要素が強いのか。
えっちする前から断片的にイメージ思い出しつつあり、こちらではハッキリとしたところまで記憶を取り戻していました。
黒髪の女性はお嬢様なのかなぁ。
なお、こちらのオチではひと騒動あり。
続く4話目では、病院で目を覚ますこととなるのでした。
ようやく過去の風景が漫画形式で描かれています。
あの女性とは、特に知り合いって訳ではなかったのかな。
「ろすとくん」の名付け親、という重要キャラ看護師「千紗」が登場。
彼女は単行本の巻末に収録された0話にも顔を見せており、そちらのでのヒロイン役でもありました。
倒れていた彼がこうして記憶を探る旅に出ることとなる、前日譚ですね。
こちらでは病室にてのえっち。
その好意で自主的に病院を後にするんですが。
これまでもちらほらと顔を見せていた、訳知る女性が接触してきたのでした。
※左:記憶に残る女の子、右:看護師「千紗」
単行本でのラスト5、6話は私立探偵「姉川那知」とのあれこれ。
記憶に残る黒髪の彼女の写真を持っていた「那知さん」は、
「あなたと彼女の正体知ってるから」
と、事情について詳しく知る人物。
駆け落ちしたらしい彼女を探していたところ、その相手だと見られていた自分を先に発見したとのこと。
”射精のたびに記憶が戻る”という彼を面白がり、えっち勝負を挑まれるのでした。
まぁ、こうした漫画に相応しい展開ですねー。
その結果がどうなってしまうのか、ぜひ単行本にて確認ください。
簡単には勝たせてくれませんよ~。
オチでは次巻に繋がるだろう、重要なネタが描かれておりました。
はたして、これで次どうなるんでしょうか。
【 その他 】
以上、本日は「きじとらぬこぢ」センセでした。
単行本はこちらが3冊目くらいでしょうか。
ひでるさんは今回が初見。
一般えっち系の長編では、なかなか良いアイデア。
ちょっと強引なところもありましたが、許容範囲。
良い具合のサスペンス話に仕上がっていました。
このお話がどう流れていくか楽しみです。
ネタ的にそう長くは続かないと思うので、次くらいで完結でしょうかね。
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