■きみとえっち (きくらげ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、学園
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×16話収録
(うち「ちえとえっちシリーズ」×10、「ちゃんとしてシリーズ」×5)
・おまけ: あとがき、カバー裏に表紙リンク絵、描き下ろし「きみとずっと」、
描き下ろし「山田くん、ちゃんとして」・「番外編 山田くん、ちゃんとして」、
描き下ろし「コーちゃんとエリス」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きくらげ」センセの「きみとえっち」です。
※えるちゃん
【 構成・絵柄 】
234ページのボリュームある1冊。
うち、エピソードは大きく分けて3本だけで、うち1話は短編という構成。
ほぼ2本の中編での単行本となっています。
うち、メインシリーズは3名のヒロインが登場するラブコメ話。
各話そこそこ繋がりあり、全体も流れていくような感じ。
描き下ろしは前日譚と、番外編の補完みたいなものでした。
もう1つのシリーズは、とあるカップルのラブコメ話。
こちらのがよりコメディーちっくで、ストーリー調の漫画となってます。
描き下ろしのエピソードも展開に沿ったものでした。
収録でひと段落はしていたものの、まだ続く余地があるかも。
描き下ろしほか4~6ページくらいのショート漫画も多くあります。
ただ、それらもシリーズに加わっているものなので、不足感はありません。
しっかり読める・楽しめる1冊だと思います。
しっかりとした線での作画。
白比率もありますが、全体の色づきは不足感ないくらい。
黒ではないですが、デジタルの濃いめな色彩は強い印象。
ぺらぺらめくると、結構黒々しいものとなっています。
描き込みはやや細かい感じ。
コマ割りはそこそこ変化あり、擬音・漫符の効果もあって優れた迫力。
漫画部分でも引っ掛かるところはありません。
多少の振れ幅ありましたが、作画には安定感あり。
重箱の隅を見逃せば、特に問題は見られませんでした。
逆に↓表紙などカラーだと、よくある雰囲気に落ち着いてしまい。
白黒絵の際の良さが薄まってしまうような気がします。
紹介帯のカット絵はもう少ししっかり見えた方が、セールスに結びつくのではないかなぁ。
「ジーオーティー」さんのHPにサンプルあったので、気になる方はそちらを参考にどうぞ。
【 収録話 】 16話収録
005:「ちえはえっち?」 カラー原稿6
011:「ちえとえっち」16
027:「ちえとえっちなびでお」6
033:「なおとえっち」24
057:「えるとえっち」24
081:「なおとえっち2」24
105:「ちえとえっちなくりすます」6
111:「ちえとえっち final」24
135:「きみとずっと」 描き下ろし2
231:「コーちゃんとエリス」 描き下ろし2
1つ下の幼馴染み「ちえ」
ちょっと見ない間に、ガキ臭いと感じていた彼女は好み・ドストライクな巨乳っ娘になっていたのでした。
そんな彼女が久しぶりに部屋まで遊びに来たのです。
…という切っ掛けからのお話が、単行本の半分以上を占める「ちえとえっち」のシリーズ。
「大きくなったよ!!」
とか巨乳アピールをしている「ちえちゃん」
分かり易く彼が巨乳派であったので、その戦略は正しい。
まぁ、もう少し焦らしてみても良かったかなー、とは思いましたが。
晴れてそのままえっち発展していました。
ラストページでの「ちえちゃん」がまたキュートです。
でも、映像はまた全然別モノなんですけどね…。
続くショート「ちえとえっちなびでお」は、そちらでも話題となっていたAV「清純派巨乳/乙葉いよ」を「ちえちゃん」が鑑賞するというもの。
あのまま持ってきちゃってたんですね。
”趣味を知っておくため”とかなんとか、なかなか勉強熱心。
さすがに経験済みともあって、良い発想していました。
実際にやったってください。
ちなみに、清純派というAV女優「乙葉いよ」も良かったです。
※「なお」・「ちえ」姉妹
タイトル変わる「なおとえっち」は、「ちえちゃん」から夕食に呼ばれて家にお邪魔するというお話。
彼女の3つ上という姉「なお」さん登場。
冒頭のカラー原稿(↓あとで書きます)で見た雰囲気より、白黒絵のが大人っぽく見えますね。
寮生活長かった、という彼女は下着の上にセーターのみという刺激的な恰好。
年上相手であり、さすがに「コウくん」も扱い辛そうでした。
(※実はもう1つ、昔の出来事が最も大きな要因だと思われます)
やたらベタベタしてきていた「なおさん」が直接的な行動をしたこともあって、えっち発展しています。
まぁ、台詞そのまま憬れの存在ではあっただろうし、「なおさん」も好意あったようだし、コレは避けられないでしょう。
あるいは彼の巨乳好きの切っ掛けかもしれませんね。
春休み補習を受けた帰り道にて、青い目の女の子「える」と出会うという「えるとえっち」
(※おそらく髪は金髪だと思われます)
先の「なお」・「ちえ」姉妹は登場せず、「えるちゃん」のみ。
また、彼女は「コウくん」をよく知っているようでしたが、彼は面識なく。
「ヒミツ」、と誤魔化されております。
後のエピソードで判明するのかな。
漫画は彼女に学校を案内し、ひと段落したところで…「えるちゃん」から仕掛けられる展開。
キスからして初めてだった彼女の頑張る様を堪能ください。
オチに注目。
さて、その「えるちゃん」…について判明する「なおとえっち2」
詳細は…ここで書くの勿体ないので伏せておきますね。
どーでもいいけど、「コウくん」はモテるなぁ。
ヒロインは姉「なおさん」です。
「なおとえっち」のオチ後どうなってしまったのか触れられてないものの。
スムーズなえっち展開からして、その後の風景だと思われます。
とある事情もあり、それぞれ気持ちも入った派手なえっちが楽しめます。
また、前回は家でいきなりラフな格好でしたが、こちらでは着飾った姿が見れました。
「ちえとえっちなくりすます」はタイトルそのままクリスマス風景。
なんだか久しぶりな「ちえちゃん」ですね。
こちらでも「なおとえっち」での事柄には触れられてなく。
なんだか、個人的にもやもやしますねー。
雪降る中、頭に積もってしまうくらいに彼を待っている「ちえちゃん」に感激。
いい娘だなぁ。
どっちかというと、つっけんどんな「コウくん」もさすがにモテ男っぽい行動を見せてくれました。
実に良い感じでしたが…とある事情がため、えっちは彼女の単独プレイです。
最終話「ちえとえっち final」は「なお」・「ちえ」姉妹の決着話。
ずっと気になっていた、「なおとえっち」のオチ部分も含めたものになってます。
詳細はここで描きませんが。
まぁ、こうした漫画ですから、そう黒々しい展開にはなりません。
読後感良いものなので、ご安心ください。
個人的には姉妹でどうした会話がされているか、やり取りを見たかったです。
2人の会話シーンほぼなかったんですよ。
(カラー部分でもちょろっとだけ)
冒頭のカラー原稿「ちえはえっち?」は、「ちえ」・「なお」の姉妹同時プレイ。
オープニングに相応しい、派手な即えっちですね。
なお、「ちえちゃん」は裸エプロン、「なおさん」はシャツ1枚に猫耳という状態でした。
2人一緒にという離れ業をやっていたんですが、その真相は…本編にてどうぞ。
描き下ろし「きみとずっと」は黒ベタなコマ割りが示すそのまま、過去描写。
冒頭で1コマ差し込まれていた、「数年前」の風景となってます。
洗濯板、とか言われていた「ちえちゃん」でしたが…これはコレで好き。
巻末の描き下ろし「コーちゃんとエリス」は、先の番外編っぽいなエピソード「えるとえっち」の補完的なお話。
えー、どう書いてもネタバレてしまいそうなので、伏せます。
えっちシーンありませんが、なんだか心暖かくなるようなお話でした。
あと…10年くらいかなぁ。
(その際に「コウくん」はびっくりするのでしょう)
なお、あとがき絵は多くのヒロインを押しのけ、「えるちゃん」がゲットしていました。
139:「先輩と片瀬さん」24
地方に飛ばされ、彼女から振られてしまった主人公。
落ち込むそんな彼の姿を見かねた後輩「片瀬」さんは、飲みに誘ったのでした。
女性のスーツ姿はいいですね。
お話し中、彼女は酔っぱらってしまい、おんぶするシーンがあるんですが。
いわゆるタイトスカートだったので、どきどき。
まぁ、ソコについて詳細な描写とかはなかったですけどね。
(これは単にひでるさんのポイントです)
いい年齢の女性が、あーまでガードゆるゆるなのに理由がない筈もなく。
アルコールの助けを借りておりました。
黒ストッキングをなかなか脱がさなかったのは、良かった。
165:「山田くん、ちゃんとして!」24
189:「山田くん、ちゃんとして!!」8
197:「山田くん、ちゃんとして!!!」24
221:「山田くん、ちゃんとして」 描き下ろし4
225:「番外編 山田くん、ちゃんとして」 描き下ろし4
真面目で厳しい風紀委員「川戸まや」
ターゲットの1人であった「山田」は、その日も彼女に携帯ゲーム機を没収されてしまい。
奪い返すため、保管室に潜入していたところ。
同じく部屋までやってきた「川戸さん」が、そこで独りプレイを始めてしまったのでした。
だいたいそんな切っ掛け。
先の「ちえとえっち」シリーズと制服デザインは同じ。
1ページ目には、「コウくん」みたいなキャラも描かれており、同世界な漫画のようです。
眼鏡にクセあるショートカットな「川戸さん」
いかにもヒロイン然としていた先の「ちえちゃん」とは違い、おカタい性格で当初主人公とは対立関係。
(※そうした意味では、こっちもまた別のヒロイン然としてますが)
独りプレイを目撃された際の発想は成年漫画っぽくて楽しい。
「せっかくだし、ちょっとくらい…」
驚く「山田くん」でしたが、そんな感じにえっち発展しております。
途中の「川戸さん」がおそろしいくらいに可愛く描かれていて、必見。
あれは恋に落ちる瞬間ですね。
(既に繋がっていましたが)
なお、眼鏡好きな方は残念ですが…たいてい途中で外してしまうのです。
※風紀委員「川戸まや」
2話目「山田くん、ちゃんとして!!」は前話から直接の続きになってます。
一度えっちしたものの、そもそも敵対関係であり。
話しかけるタイミングも掴めず、1週間ほど経過していました。
なかなかリアルっぽいですね。
誤解からちょっと嫉妬が伺える「川戸さん」が魅力的。
アレは…いいねぁ。
彼女は眼鏡オフだと、やや性格変化するみたいね。
こちらも学校内えっちだったためか、3話目「山田くん、ちゃんとして!!!」はプライベート風景となってます。
テスト結果が散々だった「山田くん」は、「川戸さん」の家で勉強を教えてもらうこととなったのでした。
いちおう目的が勉強であったため、対策してきた(←詳細は本編で)彼でしたが。
その予想斜め上となる展開が凄い。
裏表紙に誰を描いていたのか、ここでハッキリ分かると思います。
「へっ、変な勘違いしないでよねっ!!」
…とか言われてましたが、そりゃ無理だってば。
また服装もかなり胸元開いたデザインで、勉強どころではありません。
頑張る彼に対して、また誤解して暴走してしまう「川戸さん」がキュートでした。
描き下ろし「山田くん、ちゃんとして」は、おそらく3話目以降の学園風景。
4ページのショートで、えっちシーンありません。
そうか、切っ掛けあんなんだったので、意識的にはまだ微妙だったのか。
あの場面で、照れもせずはっきりと口にしていた「山田くん」は凄い。
「ナンダコレ…」の場面が楽しいです。
2つ目の描き下ろし「番外編 山田くん、ちゃんとして」は彼女の妹が登場。
その友人も個性強く、まだこのシリーズは続く…のかな、って印象です。
ひととおり読みましたが、ひでるさんは正統派なメインよりこっちシリーズのが断然好き。
ちょっと後半の「川戸さん」がデレ過ぎかなー、って気もしますが。
(もう少しカタい彼女も見たい気がしました)
続き・別シチュエーションを期待します。
【 その他 】
以上、本日は「きくらげ」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
検索してみたところ、お仕事はイラストのがメインのようでしたが。
よくありがちな手抜きのような箇所なく、漫画部分もそう引っ掛かることなく。
作画も安定しており、初とは思えない完成度でした。
描き下ろし漫画も多く、ボリュームある1冊でオススメ。
そこそこ年齢なヒロインもお上手だったので、「茜新社」さんのJCレーベルでも活躍できそう。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、学園
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×16話収録
(うち「ちえとえっちシリーズ」×10、「ちゃんとしてシリーズ」×5)
・おまけ: あとがき、カバー裏に表紙リンク絵、描き下ろし「きみとずっと」、
描き下ろし「山田くん、ちゃんとして」・「番外編 山田くん、ちゃんとして」、
描き下ろし「コーちゃんとエリス」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きくらげ」センセの「きみとえっち」です。
※えるちゃん
【 構成・絵柄 】
234ページのボリュームある1冊。
うち、エピソードは大きく分けて3本だけで、うち1話は短編という構成。
ほぼ2本の中編での単行本となっています。
うち、メインシリーズは3名のヒロインが登場するラブコメ話。
各話そこそこ繋がりあり、全体も流れていくような感じ。
描き下ろしは前日譚と、番外編の補完みたいなものでした。
もう1つのシリーズは、とあるカップルのラブコメ話。
こちらのがよりコメディーちっくで、ストーリー調の漫画となってます。
描き下ろしのエピソードも展開に沿ったものでした。
収録でひと段落はしていたものの、まだ続く余地があるかも。
描き下ろしほか4~6ページくらいのショート漫画も多くあります。
ただ、それらもシリーズに加わっているものなので、不足感はありません。
しっかり読める・楽しめる1冊だと思います。
しっかりとした線での作画。
白比率もありますが、全体の色づきは不足感ないくらい。
黒ではないですが、デジタルの濃いめな色彩は強い印象。
ぺらぺらめくると、結構黒々しいものとなっています。
描き込みはやや細かい感じ。
コマ割りはそこそこ変化あり、擬音・漫符の効果もあって優れた迫力。
漫画部分でも引っ掛かるところはありません。
多少の振れ幅ありましたが、作画には安定感あり。
重箱の隅を見逃せば、特に問題は見られませんでした。
逆に↓表紙などカラーだと、よくある雰囲気に落ち着いてしまい。
白黒絵の際の良さが薄まってしまうような気がします。
紹介帯のカット絵はもう少ししっかり見えた方が、セールスに結びつくのではないかなぁ。
「ジーオーティー」さんのHPにサンプルあったので、気になる方はそちらを参考にどうぞ。
【 収録話 】 16話収録
005:「ちえはえっち?」 カラー原稿6
011:「ちえとえっち」16
027:「ちえとえっちなびでお」6
033:「なおとえっち」24
057:「えるとえっち」24
081:「なおとえっち2」24
105:「ちえとえっちなくりすます」6
111:「ちえとえっち final」24
135:「きみとずっと」 描き下ろし2
231:「コーちゃんとエリス」 描き下ろし2
1つ下の幼馴染み「ちえ」
ちょっと見ない間に、ガキ臭いと感じていた彼女は好み・ドストライクな巨乳っ娘になっていたのでした。
そんな彼女が久しぶりに部屋まで遊びに来たのです。
…という切っ掛けからのお話が、単行本の半分以上を占める「ちえとえっち」のシリーズ。
「大きくなったよ!!」
とか巨乳アピールをしている「ちえちゃん」
分かり易く彼が巨乳派であったので、その戦略は正しい。
まぁ、もう少し焦らしてみても良かったかなー、とは思いましたが。
晴れてそのままえっち発展していました。
ラストページでの「ちえちゃん」がまたキュートです。
でも、映像はまた全然別モノなんですけどね…。
続くショート「ちえとえっちなびでお」は、そちらでも話題となっていたAV「清純派巨乳/乙葉いよ」を「ちえちゃん」が鑑賞するというもの。
あのまま持ってきちゃってたんですね。
”趣味を知っておくため”とかなんとか、なかなか勉強熱心。
さすがに経験済みともあって、良い発想していました。
実際にやったってください。
ちなみに、清純派というAV女優「乙葉いよ」も良かったです。
※「なお」・「ちえ」姉妹
タイトル変わる「なおとえっち」は、「ちえちゃん」から夕食に呼ばれて家にお邪魔するというお話。
彼女の3つ上という姉「なお」さん登場。
冒頭のカラー原稿(↓あとで書きます)で見た雰囲気より、白黒絵のが大人っぽく見えますね。
寮生活長かった、という彼女は下着の上にセーターのみという刺激的な恰好。
年上相手であり、さすがに「コウくん」も扱い辛そうでした。
(※実はもう1つ、昔の出来事が最も大きな要因だと思われます)
やたらベタベタしてきていた「なおさん」が直接的な行動をしたこともあって、えっち発展しています。
まぁ、台詞そのまま憬れの存在ではあっただろうし、「なおさん」も好意あったようだし、コレは避けられないでしょう。
あるいは彼の巨乳好きの切っ掛けかもしれませんね。
春休み補習を受けた帰り道にて、青い目の女の子「える」と出会うという「えるとえっち」
(※おそらく髪は金髪だと思われます)
先の「なお」・「ちえ」姉妹は登場せず、「えるちゃん」のみ。
また、彼女は「コウくん」をよく知っているようでしたが、彼は面識なく。
「ヒミツ」、と誤魔化されております。
後のエピソードで判明するのかな。
漫画は彼女に学校を案内し、ひと段落したところで…「えるちゃん」から仕掛けられる展開。
キスからして初めてだった彼女の頑張る様を堪能ください。
オチに注目。
さて、その「えるちゃん」…について判明する「なおとえっち2」
詳細は…ここで書くの勿体ないので伏せておきますね。
どーでもいいけど、「コウくん」はモテるなぁ。
ヒロインは姉「なおさん」です。
「なおとえっち」のオチ後どうなってしまったのか触れられてないものの。
スムーズなえっち展開からして、その後の風景だと思われます。
とある事情もあり、それぞれ気持ちも入った派手なえっちが楽しめます。
また、前回は家でいきなりラフな格好でしたが、こちらでは着飾った姿が見れました。
「ちえとえっちなくりすます」はタイトルそのままクリスマス風景。
なんだか久しぶりな「ちえちゃん」ですね。
こちらでも「なおとえっち」での事柄には触れられてなく。
なんだか、個人的にもやもやしますねー。
雪降る中、頭に積もってしまうくらいに彼を待っている「ちえちゃん」に感激。
いい娘だなぁ。
どっちかというと、つっけんどんな「コウくん」もさすがにモテ男っぽい行動を見せてくれました。
実に良い感じでしたが…とある事情がため、えっちは彼女の単独プレイです。
最終話「ちえとえっち final」は「なお」・「ちえ」姉妹の決着話。
ずっと気になっていた、「なおとえっち」のオチ部分も含めたものになってます。
詳細はここで描きませんが。
まぁ、こうした漫画ですから、そう黒々しい展開にはなりません。
読後感良いものなので、ご安心ください。
個人的には姉妹でどうした会話がされているか、やり取りを見たかったです。
2人の会話シーンほぼなかったんですよ。
(カラー部分でもちょろっとだけ)
冒頭のカラー原稿「ちえはえっち?」は、「ちえ」・「なお」の姉妹同時プレイ。
オープニングに相応しい、派手な即えっちですね。
なお、「ちえちゃん」は裸エプロン、「なおさん」はシャツ1枚に猫耳という状態でした。
2人一緒にという離れ業をやっていたんですが、その真相は…本編にてどうぞ。
描き下ろし「きみとずっと」は黒ベタなコマ割りが示すそのまま、過去描写。
冒頭で1コマ差し込まれていた、「数年前」の風景となってます。
洗濯板、とか言われていた「ちえちゃん」でしたが…これはコレで好き。
巻末の描き下ろし「コーちゃんとエリス」は、先の番外編っぽいなエピソード「えるとえっち」の補完的なお話。
えー、どう書いてもネタバレてしまいそうなので、伏せます。
えっちシーンありませんが、なんだか心暖かくなるようなお話でした。
あと…10年くらいかなぁ。
(その際に「コウくん」はびっくりするのでしょう)
なお、あとがき絵は多くのヒロインを押しのけ、「えるちゃん」がゲットしていました。
139:「先輩と片瀬さん」24
地方に飛ばされ、彼女から振られてしまった主人公。
落ち込むそんな彼の姿を見かねた後輩「片瀬」さんは、飲みに誘ったのでした。
女性のスーツ姿はいいですね。
お話し中、彼女は酔っぱらってしまい、おんぶするシーンがあるんですが。
いわゆるタイトスカートだったので、どきどき。
まぁ、ソコについて詳細な描写とかはなかったですけどね。
(これは単にひでるさんのポイントです)
いい年齢の女性が、あーまでガードゆるゆるなのに理由がない筈もなく。
アルコールの助けを借りておりました。
黒ストッキングをなかなか脱がさなかったのは、良かった。
165:「山田くん、ちゃんとして!」24
189:「山田くん、ちゃんとして!!」8
197:「山田くん、ちゃんとして!!!」24
221:「山田くん、ちゃんとして」 描き下ろし4
225:「番外編 山田くん、ちゃんとして」 描き下ろし4
真面目で厳しい風紀委員「川戸まや」
ターゲットの1人であった「山田」は、その日も彼女に携帯ゲーム機を没収されてしまい。
奪い返すため、保管室に潜入していたところ。
同じく部屋までやってきた「川戸さん」が、そこで独りプレイを始めてしまったのでした。
だいたいそんな切っ掛け。
先の「ちえとえっち」シリーズと制服デザインは同じ。
1ページ目には、「コウくん」みたいなキャラも描かれており、同世界な漫画のようです。
眼鏡にクセあるショートカットな「川戸さん」
いかにもヒロイン然としていた先の「ちえちゃん」とは違い、おカタい性格で当初主人公とは対立関係。
(※そうした意味では、こっちもまた別のヒロイン然としてますが)
独りプレイを目撃された際の発想は成年漫画っぽくて楽しい。
「せっかくだし、ちょっとくらい…」
驚く「山田くん」でしたが、そんな感じにえっち発展しております。
途中の「川戸さん」がおそろしいくらいに可愛く描かれていて、必見。
あれは恋に落ちる瞬間ですね。
(既に繋がっていましたが)
なお、眼鏡好きな方は残念ですが…たいてい途中で外してしまうのです。
※風紀委員「川戸まや」
2話目「山田くん、ちゃんとして!!」は前話から直接の続きになってます。
一度えっちしたものの、そもそも敵対関係であり。
話しかけるタイミングも掴めず、1週間ほど経過していました。
なかなかリアルっぽいですね。
誤解からちょっと嫉妬が伺える「川戸さん」が魅力的。
アレは…いいねぁ。
彼女は眼鏡オフだと、やや性格変化するみたいね。
こちらも学校内えっちだったためか、3話目「山田くん、ちゃんとして!!!」はプライベート風景となってます。
テスト結果が散々だった「山田くん」は、「川戸さん」の家で勉強を教えてもらうこととなったのでした。
いちおう目的が勉強であったため、対策してきた(←詳細は本編で)彼でしたが。
その予想斜め上となる展開が凄い。
裏表紙に誰を描いていたのか、ここでハッキリ分かると思います。
「へっ、変な勘違いしないでよねっ!!」
…とか言われてましたが、そりゃ無理だってば。
また服装もかなり胸元開いたデザインで、勉強どころではありません。
頑張る彼に対して、また誤解して暴走してしまう「川戸さん」がキュートでした。
描き下ろし「山田くん、ちゃんとして」は、おそらく3話目以降の学園風景。
4ページのショートで、えっちシーンありません。
そうか、切っ掛けあんなんだったので、意識的にはまだ微妙だったのか。
あの場面で、照れもせずはっきりと口にしていた「山田くん」は凄い。
「ナンダコレ…」の場面が楽しいです。
2つ目の描き下ろし「番外編 山田くん、ちゃんとして」は彼女の妹が登場。
その友人も個性強く、まだこのシリーズは続く…のかな、って印象です。
ひととおり読みましたが、ひでるさんは正統派なメインよりこっちシリーズのが断然好き。
ちょっと後半の「川戸さん」がデレ過ぎかなー、って気もしますが。
(もう少しカタい彼女も見たい気がしました)
続き・別シチュエーションを期待します。
【 その他 】
以上、本日は「きくらげ」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
検索してみたところ、お仕事はイラストのがメインのようでしたが。
よくありがちな手抜きのような箇所なく、漫画部分もそう引っ掛かることなく。
作画も安定しており、初とは思えない完成度でした。
描き下ろし漫画も多く、ボリュームある1冊でオススメ。
そこそこ年齢なヒロインもお上手だったので、「茜新社」さんのJCレーベルでも活躍できそう。
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