■かなことおじさん (大守春雨)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、眼鏡
・構成 : 初単行本、 短編×11(うち「かなこと叔父さん」×3)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「暑い日」、カバー裏に漫画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大守春雨(おおもり・はるさめ)」センセの「かなことおじさん」です。
※かなこ
【 構成・絵柄 】
こちらは表題にもなっているシリーズな中編と、短編での構成。
中編は描き下ろしも含めて3話ほど。
軽い連続話になってました。
ラブコメですね。
そのうち、ラブもコメもしっかりしてます。
そのほか、短編も同様なまとまり。
色々なカップルを楽しめるでしょう。
なお、ヒロインの眼鏡率は高めなので、そんなんお好きな方はよりいいかも。
黒が強く、全体では濃い目な印象。
濃淡具合としてはちょうど良いくらいで、しつこくない程度なまとまり。
描き込みは細かく、しっかりしてました。
背景とか小物もお上手ですね。
それでいてメリハリがちゃんとあるため、漫画を邪魔していません。
ややツリ目がちな人物絵は特徴的。
縦長なイメージで、輪郭もそんなん。
口が大きめで漫画っぽいものの、しっかりした鼻筋でバランスは良好。
ロリからアダルトまで違和感なく描き分けておられました。
仕上げとか異なるようで、各話で違いはあったものの安定しており。
動き・表情も優れていて、特に目立って引っ掛かる要素はありません。
だいたい↓表紙の感じに違和感がなければ、問題ないでしょう。
【 収録話 】 11話収録
005:「かなこと叔父さん」
025:「続・かなこと叔父さん」
193:「暑い日」 描き下ろし
売れない小説家の主人公と、女子高生な姪「かなこ」
日ごろ不摂生な彼を見かねて、色々世話を焼いてくれていたのです。
ある日、いつものように家事をしていた「かなこ」が、隣で無防備に寝ており…という切っ掛け。
こちらが表題作。
思わず手を出してしまった彼に対し、
「すけべヘンタイ」
とか言っているんですが。
何が気に入っていたのか、「かなこちゃん」からのお誘いだったのです。
気持ちは分からんでもないですけど、彼もあっさりお手付きしましたねー。
彼女があーでなければ、トンデモな事態になっていたところですが。
2話目はその直後っぽいエピソード。
ガッチリ期待していた「かなこちゃん」ですが、妊娠検査は陰性。
思わずほっとした彼に、ちょっと腹を立てたの逆襲っぷりをお楽しみ下さい。
翌々々日の見上げパンチラがやっぱりいいなぁ。
「見ちゃダメだからね」
という台詞もお約束で実に結構(笑)
その後の辛抱たまらんようになったおじさんに注目下さい。
えっち時は「かなこちゃん」の黒パンストが素敵でした。
描き下ろしはスクール水着。
ビニールプールでガッチリえっちしてましたが、外でしたよ。
045:「おかしな二人」
「貴樹」と「千尋」という、お隣同士の2人。
お互いに意地張って言い合いをしているうち、えっちに流れるというもの。
コメディーちっくですね。
「貴樹くん」はすっかり勘違いしてましたが、この後どうするんだろうなぁ。
※左:ロステル、右:マドカ
069:「延長する?」
Wデートになり、昔馴染みな「勇希」に彼女役を依頼した「敬助」
しかし、友人カップルらが最後のカラオケボックスで、さも当然のようにえっちを始めてしまったのでした。
誘われた際に実は喜んでる「勇希さん」が可愛いです。
そんな彼女なので、うろたえる彼とは逆に覚悟を決めてました。
なんだか…いいなぁ、これは。
だいぶすっ飛ばしたものの、カップル誕生ですわね。
085:「緋色のあの娘にゃ手が出せない」
金髪な「ロステル」と神社の息子「武尊(タケル)」くんのカップル。
どうやら彼のが年上なんですけど、一時期海外へ戻っていた「ロステルさん」の成長は早く。
すっかり背丈は逆転されてました。
お手伝いで巫女服な彼女が積極的で良い感じ。
いい笑顔してましたよー。
折り返しではカラーの彼女が見れるので必見。
えっち後のオチページも実にキュートです。
この2人の別シチュエーションが見たいなぁ。
101:「女の子っぽい」
普段男の子っぽい格好をしていた「マドカ」ちゃんが、ドレスアップするというもの。
結婚式で白いワンピースを来ていた彼女を見かけていた「忍」くん。
可愛かったと告げたところ、恥ずかしがりつつもまたその姿を見せてくれたのでした。
冒頭からの流れもあり、なるほど見違えます。
あまり言われ慣れていない、”可愛い”という単語に反応する「マドカちゃん」が実に可愛らしい。
やっぱり女の子ですもんね。
ひと成長みたいなエピソードでした。
119:「密かに教えて!」
裏表紙を担当する「エリ」ちゃんのお話。
そちらの絵柄そのまま、ベランダから突然訪ねて来たお隣の彼女に、独りえっち最中だった彼がぶっかけてしまうもの。
いいプレイですわね。
知識ないものの、好奇心旺盛な「エリちゃん」がキュート。
そんなんを利用してえっちに持ち込んでいます。
お互い若く、あちこちの反応が実に初々しいですよ。
139:「深白さんハッスルす」
叔母「深白(みしろ)」さんと「勝田」くんのカップルもの。
彼以外の男性が苦手な「深白さん」は、しばしば彼の寝込みを襲っていたのでした。
どうせならば起きてる時にしてほしいのだけど…そんな度胸もないんだろうなぁ。
たぶん、そこそこ年齢差があると思われるものの、後半えっちは完全に主導権を握られていました。
あれはいじめたくなるでしょう。
155:「私のお仕事取らないで!」
無事卒業し、父の会社で社員として働くこととなっている「隆之介」
父親の秘書で、家政婦もやってくれている「香澄」と卒業祝いをしていたんですが…という導入部。
「隆之介くん」は、彼女に一人前になったところを見せたいと考えていたんですが。
「香澄さん」としては、自分の仕事を奪う彼に自らが邪魔になっているのでは、と不安に思っていたのでした。
そんな訳で、泥酔した彼女が「隆之介くん」を襲う流れ。
お風呂場に服着たまま侵入、シャワーで透け透けになるところが素敵。
ああいう、真面目そうな女性がえっち暴走するのはいいですね。
オチの1ページがまたキュートでした。
※左:エリちゃん、右:香澄
171:「彼氏の部屋で!」
テスト勉強で、初めて彼氏「かずや」くんの部屋に招かれた「泉」さん。
彼の両親は不在とのことで…と、本来ならば男子が想像するシチュエーションを、彼女がしてしまうもの。
冒頭ほかのえっちイメージも彼女の妄想。
えろいです。
”彼の匂いで理性がぶっ飛びそう”
とかなんとか、コタツ下でぐりぐり始めちゃう眼鏡な「泉さん」が素敵でした。
お互いの呼び方とか、雰囲気的に彼のが年下なんだと思いますが。
「かずやくん」は若い割にだいぶ淡泊ですね。
暴走した彼女を目前にしても、テスト勉強とか言ってましたよ。
【 その他 】
そんなこんなで「大守春雨」センセでした。
絵柄もお話もそんな感じはしなかったですが、こちらが初単行本。
お上手でしたよ。
やや個性が強めではありましたけどね。
紹介帯は縦に幅があり、おそらくは絵柄がどうにかなるんだろうなぁ、と想像しましたが。
普通に手前の写真が外れるだけでした。
もともとのが、ややインパクトに欠けるためかなー。
そう、こちらの↓表紙は珍しく一般でも発売できそうにソフトでしたね。
慣れてない人は買い易く仕上がったと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、眼鏡
・構成 : 初単行本、 短編×11(うち「かなこと叔父さん」×3)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「暑い日」、カバー裏に漫画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大守春雨(おおもり・はるさめ)」センセの「かなことおじさん」です。
※かなこ
【 構成・絵柄 】
こちらは表題にもなっているシリーズな中編と、短編での構成。
中編は描き下ろしも含めて3話ほど。
軽い連続話になってました。
ラブコメですね。
そのうち、ラブもコメもしっかりしてます。
そのほか、短編も同様なまとまり。
色々なカップルを楽しめるでしょう。
なお、ヒロインの眼鏡率は高めなので、そんなんお好きな方はよりいいかも。
黒が強く、全体では濃い目な印象。
濃淡具合としてはちょうど良いくらいで、しつこくない程度なまとまり。
描き込みは細かく、しっかりしてました。
背景とか小物もお上手ですね。
それでいてメリハリがちゃんとあるため、漫画を邪魔していません。
ややツリ目がちな人物絵は特徴的。
縦長なイメージで、輪郭もそんなん。
口が大きめで漫画っぽいものの、しっかりした鼻筋でバランスは良好。
ロリからアダルトまで違和感なく描き分けておられました。
仕上げとか異なるようで、各話で違いはあったものの安定しており。
動き・表情も優れていて、特に目立って引っ掛かる要素はありません。
だいたい↓表紙の感じに違和感がなければ、問題ないでしょう。
【 収録話 】 11話収録
005:「かなこと叔父さん」
025:「続・かなこと叔父さん」
193:「暑い日」 描き下ろし
売れない小説家の主人公と、女子高生な姪「かなこ」
日ごろ不摂生な彼を見かねて、色々世話を焼いてくれていたのです。
ある日、いつものように家事をしていた「かなこ」が、隣で無防備に寝ており…という切っ掛け。
こちらが表題作。
思わず手を出してしまった彼に対し、
「すけべヘンタイ」
とか言っているんですが。
何が気に入っていたのか、「かなこちゃん」からのお誘いだったのです。
気持ちは分からんでもないですけど、彼もあっさりお手付きしましたねー。
彼女があーでなければ、トンデモな事態になっていたところですが。
2話目はその直後っぽいエピソード。
ガッチリ期待していた「かなこちゃん」ですが、妊娠検査は陰性。
思わずほっとした彼に、ちょっと腹を立てたの逆襲っぷりをお楽しみ下さい。
翌々々日の見上げパンチラがやっぱりいいなぁ。
「見ちゃダメだからね」
という台詞もお約束で実に結構(笑)
その後の辛抱たまらんようになったおじさんに注目下さい。
えっち時は「かなこちゃん」の黒パンストが素敵でした。
描き下ろしはスクール水着。
ビニールプールでガッチリえっちしてましたが、外でしたよ。
045:「おかしな二人」
「貴樹」と「千尋」という、お隣同士の2人。
お互いに意地張って言い合いをしているうち、えっちに流れるというもの。
コメディーちっくですね。
「貴樹くん」はすっかり勘違いしてましたが、この後どうするんだろうなぁ。
※左:ロステル、右:マドカ
069:「延長する?」
Wデートになり、昔馴染みな「勇希」に彼女役を依頼した「敬助」
しかし、友人カップルらが最後のカラオケボックスで、さも当然のようにえっちを始めてしまったのでした。
誘われた際に実は喜んでる「勇希さん」が可愛いです。
そんな彼女なので、うろたえる彼とは逆に覚悟を決めてました。
なんだか…いいなぁ、これは。
だいぶすっ飛ばしたものの、カップル誕生ですわね。
085:「緋色のあの娘にゃ手が出せない」
金髪な「ロステル」と神社の息子「武尊(タケル)」くんのカップル。
どうやら彼のが年上なんですけど、一時期海外へ戻っていた「ロステルさん」の成長は早く。
すっかり背丈は逆転されてました。
お手伝いで巫女服な彼女が積極的で良い感じ。
いい笑顔してましたよー。
折り返しではカラーの彼女が見れるので必見。
えっち後のオチページも実にキュートです。
この2人の別シチュエーションが見たいなぁ。
101:「女の子っぽい」
普段男の子っぽい格好をしていた「マドカ」ちゃんが、ドレスアップするというもの。
結婚式で白いワンピースを来ていた彼女を見かけていた「忍」くん。
可愛かったと告げたところ、恥ずかしがりつつもまたその姿を見せてくれたのでした。
冒頭からの流れもあり、なるほど見違えます。
あまり言われ慣れていない、”可愛い”という単語に反応する「マドカちゃん」が実に可愛らしい。
やっぱり女の子ですもんね。
ひと成長みたいなエピソードでした。
119:「密かに教えて!」
裏表紙を担当する「エリ」ちゃんのお話。
そちらの絵柄そのまま、ベランダから突然訪ねて来たお隣の彼女に、独りえっち最中だった彼がぶっかけてしまうもの。
いいプレイですわね。
知識ないものの、好奇心旺盛な「エリちゃん」がキュート。
そんなんを利用してえっちに持ち込んでいます。
お互い若く、あちこちの反応が実に初々しいですよ。
139:「深白さんハッスルす」
叔母「深白(みしろ)」さんと「勝田」くんのカップルもの。
彼以外の男性が苦手な「深白さん」は、しばしば彼の寝込みを襲っていたのでした。
どうせならば起きてる時にしてほしいのだけど…そんな度胸もないんだろうなぁ。
たぶん、そこそこ年齢差があると思われるものの、後半えっちは完全に主導権を握られていました。
あれはいじめたくなるでしょう。
155:「私のお仕事取らないで!」
無事卒業し、父の会社で社員として働くこととなっている「隆之介」
父親の秘書で、家政婦もやってくれている「香澄」と卒業祝いをしていたんですが…という導入部。
「隆之介くん」は、彼女に一人前になったところを見せたいと考えていたんですが。
「香澄さん」としては、自分の仕事を奪う彼に自らが邪魔になっているのでは、と不安に思っていたのでした。
そんな訳で、泥酔した彼女が「隆之介くん」を襲う流れ。
お風呂場に服着たまま侵入、シャワーで透け透けになるところが素敵。
ああいう、真面目そうな女性がえっち暴走するのはいいですね。
オチの1ページがまたキュートでした。
※左:エリちゃん、右:香澄
171:「彼氏の部屋で!」
テスト勉強で、初めて彼氏「かずや」くんの部屋に招かれた「泉」さん。
彼の両親は不在とのことで…と、本来ならば男子が想像するシチュエーションを、彼女がしてしまうもの。
冒頭ほかのえっちイメージも彼女の妄想。
えろいです。
”彼の匂いで理性がぶっ飛びそう”
とかなんとか、コタツ下でぐりぐり始めちゃう眼鏡な「泉さん」が素敵でした。
お互いの呼び方とか、雰囲気的に彼のが年下なんだと思いますが。
「かずやくん」は若い割にだいぶ淡泊ですね。
暴走した彼女を目前にしても、テスト勉強とか言ってましたよ。
【 その他 】
そんなこんなで「大守春雨」センセでした。
絵柄もお話もそんな感じはしなかったですが、こちらが初単行本。
お上手でしたよ。
やや個性が強めではありましたけどね。
紹介帯は縦に幅があり、おそらくは絵柄がどうにかなるんだろうなぁ、と想像しましたが。
普通に手前の写真が外れるだけでした。
もともとのが、ややインパクトに欠けるためかなー。
そう、こちらの↓表紙は珍しく一般でも発売できそうにソフトでしたね。
慣れてない人は買い易く仕上がったと思います。
かなことおじさん (メガストアコミックスシリーズ No. 350) (2012/07/19) 大守 春雨 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】