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■おしおきするよ (八神秋一)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●◎○○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 主人公目線、ハーレム、SM、制服
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「おしおきするよ step番外編」、
      カバー裏に別絵、射精管理グラビア、紹介帯でイラスト変化(折り返しも含む)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八神秋一(やがみ・しゅういち)」センセの「おしおきするよ」です。

おしおきするよ・ヒロインズ
※おしおきするよ・ヒロインズ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
いちおう連続ものですが、ストーリー性は弱め。
プレイに比重が置かれています。
ヒロインは4名ほど登場し、基本的には各話でバトンタッチしていくタイプ。
前後のやり取りで他ヒロインもちらと顔を出したりしていました。
完全に女性側が主導権を握っていて
出す・出さないが管理されてしまうなど、ジャンルはソフトSMな感じです。
漫画の描かれ方が主人公目線で独特
喋っているのはほぼヒロインのみ。
特にえっちシーンでは、画面のこちらに向かって語り掛けるような構図となっています。
”読者イコール主人公”なんですね。
いちおう主人公たる男性も描かれ、たまに喋ったりもしているのですが。
これはこれで新鮮なのですが、読み手はキッチリ選ぶと思います。

さらりとした線での作画。
全体はデジタルな色づきで、濃淡はやや濃いめ。
しっかりした描き込み具合でした。
中コマに小さいコマが重なっているようなコマ割り。
枠間はたまにあるくらいで、全体はコッテリとした仕上がり。
漫画に勢いがあるだけ、やや丁寧さには欠けていて。
小さいコマや、繋がり部分にて分かり辛いことが多かったです。
漫画を読んで…というか追っていて、ちらほら難解で読み返してしまいました
ちょっとテンポ微妙でしたね。
漫画の描き方が特殊さあるので、もう少ししっかり、分かり易く描いて欲しいところでした。
幅広く輪郭でまつ毛が濃く、目の大きい人物絵。
漫画らしい、可愛らしいものです。
↓表紙などカラーはだいぶスッキリしていて、白黒絵とはやや差がありました。
裏表紙背景のカット絵も合わせて確認いただければ。

 【 収録話 】 8話収録

005:「おしおきするよ」 7話
183:「おしおきするよ step番外編」 描き下ろし
アパートの隣りに住む幼馴染みの美人姉妹「早乙女春香」・「早乙女愛夏」
その姉「春香」に勉強を教えるため、部屋を訪ねた主人公。
ふと見つけた彼女の下着を奪ったのがバレてしまい、逆らえなくなった彼。
1週間がまんできたらご褒美あげようかな
その台詞に従い、下半身を彼女に管理される日々となってしまうのでした。
だいたいそんな感じ。

ヒロインらとのえっちな日々が描かれる長編。
ストーリーはごく軽い程度で、連続話タイプですが明確な目的とかなんとかはありません。
(※そのため、いちおう最終話は「FINAL」となっていましたが、好評だったら続くかも)
基本的には即えっち系。
ほとんどページは、そのプレイ描写となっていました。
漫画の描かれ方も、前述したように特殊なもの。
会話もやり取りではなく、女性が一方的に喋り続けていて。
あまり見られない、独特な色の仕上がりです。
なんというか…アイドルとかAVでの1人芝居みたいな感じよ

姉妹「早乙女春香」・「早乙女愛夏」
※姉妹「早乙女春香」・「早乙女愛夏」

登場人物は5名だけ。
4名のヒロイン以外は主人公たる彼だけで、モブキャラ程度もほとんど姿を見せません。
その彼すらも、あまり顔見せてないんですけどね。
とある体パーツだけは頻繁に登場してましたが(笑)

女性らの主導によって、色々えっちな事されてしまう男子という構図。
彼が気弱でごく従順なMちっく男子であるためか。
女性陣らはそれによって皆S気質を刺激されているらしく。
下半身の管理・お遊びに夢中になっていました。
「春香さん」にちょっと嫉妬するような描写はあったものの、ラブとかなんとかの要素は薄め。
描き下ろし漫画にもあったように、皆で巧い事シェアをしているみたい。
前半はともかく、ヒロインの増えた後半では我慢というより、溜めるのが困難そうな様子でした。
また、ちゃんとフルネームのあった女性らに対し、彼については名前すらなく。
これも読者が主人公というルールに沿ったものだと思われます。

1話目は隣の女子「早乙女春香さん」
2人は同い年のようですが、彼のが勉強できるみたい。
(※「春香さん」は言動・漫符などあやしい)
自らの下着を握りしめていた彼と鉢合わせたのが、そもそもの切っ掛け。
言ってくれれば貸したのに♪
とかなんとか、なかなか度量ある「春香さん」です。
よくハートも飛ばしており、ちらと過去描写らしいカット絵も挟まれ。
いちおう、昔から好意はあったんだろうなぁ。
1週間ほど我慢させた後のえっちでした。
2話目は学校での描写。
彼が図書委員、「春香さん」ら姉妹はバトン部であったのが判明します。
↓表紙はそのコスチュームなんですね。
こちらはそのバトン部コスでのえっち展開。
ふりふりなアンスコがえっちです
ちらほら図書委員「藤原千秋」さんの姿も見えました。

3話目は再び姉妹のアパート。
ツインテールな妹「早乙女愛夏ちゃん」がえっち担当です。
巧い事姉「春香さん」を追い出し、マーチングバンド衣装でアピールしております。
なかなかの策士っぷりでした。
あまり見られないですが、このマーチングバンド衣装はまたイイモノですねー
(※ちらとですが、裏表紙右上のカットにて確認できます)
えっちについては、姉妹そっくり。
寸止めないだけ「愛夏ちゃん」のが優しいか。
もしかして、彼女らの両親がそんなんなのかな。
しかし、シャーペンは…怖いよ。
そんな訳で、姉妹と共にお祭りへ出掛ける4話目。
2人とも浴衣姿です。
成年漫画でお祭りとなれば、野外えっちがセオリー。
こちらでは定番の神社境内でした。
2人から攻められるえっち。
後半の「春香さん」に注目ください。

さて、5話目は図書委員「藤原千秋」さんとのえっち。
彼女との縁は、実は前話にあるのですが、ここでは伏せておきます。
収録ヒロインでは彼女がもっともお気に入り。
セミロングな黒髪で、制服(ブレザー)の黒、そして下着も上下黒というトリプルブラックな仕様です。
また、バストは「愛夏ちゃん」と並ぶ見事な貧乳っぷりなのでした。
切っ掛けがため、彼女は”おしおき”と称してのプレイ。
いままでと違い、風紀委員に証拠として提出するべく、出されるように促されてしまうのでした。
その流れで、6話目は風紀委員「岸美冬」さん。
1年生ながら委員のトップで、女王と呼ばれる権力者な彼女。
そんな「美冬さん」から指導される展開です。
当然えろい事なのですが…いわゆる結束バンドにてアソコをがんじがらめにされるというもの。
その前にソーセージ真っ二つにしていたりして。
男性陣は背筋が凍るプレイでした。
この「美冬さん」はやや出番が少ないのが残念。
もう少しじっくり見たかった。

図書委員「藤原千秋」、風紀委員「岸美冬」
※左:図書委員「藤原千秋」、右:風紀委員「岸美冬」

いちおう最終の7話目はその後の主人公という感じ。
学校生活から帰宅後まで、1日の様子を描いているんですが。
その方々にて”おしおきえっち”をされていました。
いいんだか、悪いんだか…。
描き下ろしは最終話から直結するような流れで、複数プレイです。
「春香」・「千秋」の2人にやり取りありましたが、せっかく全員集合したのだからもう少しそれぞれで喋ってほしかったなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「八神秋一」センセでした。
どうやらこちらが初単行本の様子。
おめでとうございます!
ネットでの紹介でなんとなく気になり。
長編連続話でもあったので、探してゲットしてきました。
まさか、こんな独特な漫画とは思いませんでしたが。
些細な点ですが、かなり幅広な折り返しが良かったです。
カラー絵がお上手なためかな。
できればマーチングバンド衣装の「愛夏ちゃん」がカラーで見たかったなぁ。




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■はじめてえっち (ユズハ)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、初体験
・構成 : カラー(4P)、短編×11話。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ユズハ」センセの「はじめてえっち」です。

小田さん、石岡さん
※左:小田さん、右:石岡さん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編。
カラー原稿の冒頭話はショートものですが、それ以外は普通の長さの短編でした。
基本的にはラブコメなお話群。
タイトル通りに初体験なエピソードも多く、初々しい漫画となっています。
性格などはっちゃけた面白い娘さんが目立ってました。
お話はそんな感じに青春していますが、スタイルは破壊力あり。
ぼいん・ぼいんなバストが特徴的。
個人的に、ちらほら貧乳っぽい娘が対比みたいにいるのは良かったです。
そう際立つストーリーはなかったものの、あっさり過ぎることもなく。
ここはちょうど良いくらいかと思います。
今後はシリーズもの、連続話が見たいですね。

濃い目のゆったりした曲線。
全体の色づき・濃淡具合はそこそこか、やや強め。
描き込みも適度なくらいだと思います。
コマ割りは細かめで変化あり、賑やかな原稿具合。
ヒロインのスタイルとか表現もあり、コッテリとした味わいでした。
多少の乱れや崩れはあり、そう期間はないもののお話によっても感じ。
単行本では不安定気味。
ただ、漫画に勢いあるタイプで、些細な事はあまり引っ掛からないと思います。
太いまつ毛と透き通るような目、枠をはみ出す見事な巨乳が特徴。
(※小さい娘もいますが)
えっちで良いですね。
カラーとやや異なるので、判断は紹介帯のカット絵がいいでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

003:「きもだめしラブモーション」 カラー原稿
肝試しに挑む先輩と「あいり」
怖がりな彼女は「えっちなことすればお化けは逃げる」という知識を生かし…という流れ。
4ページに合った、オモロイお話。
確かにそんな話を聞きますが、本当なんでしょうかね。

009:「いちゃlove大作戦」
年下の幼馴染み「かりん」
最近はやたら積極的に迫ってきていたんですが。
ある日帰宅したところ、メイド服で待ち構えていたのでした。
窓から行き来できるラブコメ距離ですね。
「かず」くんにとっては昔馴染みで、妹のように近い存在であったがためか手を出し辛かった様子。
また、「かりんさん」のはっちゃけた性格もあるのでしょう。
支えてあげたくなるくらいに重そうな巨乳が見事でした。

029:「あめのちはれ」
とある大雨の日。
古書店に勤める「三田宗介」は、店先で雨宿りをしていた女性「西園寺幸子」を店内へ迎えたところ。
家出をしてきた、という彼女を思わず本気で叱ってしまうのでした。
ぱっと気になったんですが。
お嬢様は自らの紹介で「私…いわゆるお嬢様で…」なんて、わざわざ言うかなぁ。
叱られた彼女から子作りを手伝うようお願いされたのが切っ掛け。
こちらの「幸子さん」も立派なバストの持ち主。
特にこの際はずぶ濡れで、シャツは透け透けだったため、当然そちらから。
発言そのままお嬢様らしく、決して慣れていないものの。
えっち頑張っておりました。

かりん、ゆうき
※左:かりん、右:ゆうき

045:「おるすばん」
フラれた友人と居酒屋で飲んでいた「しゅん」
彼の家で続きをすることとなったんですが。
到着後にその彼女から呼び出しがあり、家では彼の弟らしい「ゆうき」と帰りを待つこととなってしまったのでした。
気まずい空間ですわね。
友人はそのまま帰って来ず、沸いたお風呂を”男同士”で共に入ろうと提案したんですが。
そこで「ゆうき」が女の子だと知ることとなったのです。

収録中では好きなパターン。
普通ならば、「ゆうきさん」は女だと否定するだろうし、また共にお風呂には入らないと思うんですが。
いくら男っぽいからって、失礼だよね~
そんな発言から察するに、男だというのは言われ慣れていて。
大胆にも共にお風呂へ入ったのは、兄がいるのである程度の耐性もち、また驚かせてやろうという悪戯心がためかな。
「しゅんくん」もまた初女体に興奮したのか、かなり無遠慮にガンガンお触りしていました。
そんなこんなで、お風呂場にてのえっち発展。
最中では可愛らしい面も見え、この後2人がどう付き合っていくのか見たいですね。

067:「がんばれ!小田さん」
見事な貧乳っぷりで、その手のマニアから実は人気な「小田」さん。
憧れな先輩「田中」が、巨乳女子「大木」のバストを評価したことを受け、”巨乳研究部”を訪ねてみることとしたのでした。
そんな訳で、部長「高比良」から”誰もが巨乳になれるマッサージ”を受けることとなったのです。
ツインテールで苺柄な下着がキュートな「小田さん」
ちなみに、体育時間そのままだったので、ブルマ姿です。
成年漫画でマッサージとくれば…当然、そのまま直接行為に発展。
巨乳とか言ってましたが、貧乳の良さを教えてもらうこととなるのでした。
そう、それはソレでいいもんですよ、ええ。

089:「ヘンタイかのじょ」
頭もスタイルも良く、清楚系美人と称される「美城千花」
しかし、幼馴染み「山口習」はその完璧美人の真の姿を知っていたのでした。
まぁ、タイトル通りですね。
学校制服下では、えっちアイテムを仕込んだりしています。
AVか漫画か、って世界ですよ。
(漫画ですが)
彼女に勉強を見てもらうべく久しぶりに部屋に行くのが切っ掛け。
行為に付き合っていた「習くん」ですが、告白すると共に普通のえっちを提案する流れ。
まぁ、受け入れてくれる相手がいるのは幸せなことでしょう。
ただ、オチもあんな感じだったし…この後のアレコレで「千花ちゃん」が満たされるかどうか。
ある程度は彼女に寄せる必要ありそう。

109:「見た目とちがうの!」
こちらも幼馴染み「石岡」・「木野」のカップル。
そのギャルっぽい容姿から、男女関係凄そう、という目で見られていた「石岡さん」
地味目な「木野くん」とお付き合いしていたものの、まだ処女だったのです。
そんな訳で、招待された彼の家での初えっち展開。
いままで拒否していた「石岡さん」が頑張っています。
可愛いですね。
学校での振る舞いから耳年増っぽいところが可笑しい。
まぁ、おっぱい大きいから体験してみるのもいいでしょう。

129:「ふわふわしょーこ」
彼氏「まさくん」と喧嘩してしまった「祥子」
コンプレックスであった身長をナンパしてきた男性に褒められたため、つい誘いを受けてしまうのでした。
”とろけるイチャラブ新星”
センセはそんな冠の持ち主なのですが。
こちらの漫画は浮気エピソードです。
苦手な方は気を付けて。
彼氏は自業自得な感じですかね。
まぁ、ナンパ男はそれなりの人物に思え。
完全に遊びならばいいものの、「祥子さん」にコントロールするほどの力量は無いように感じるので。
今後がもの凄く心配
もし続編あれば、”ふわふわ”なんて冠では済まないと思う。

153:「ごほうび★せんせーしょん」
171:「××コンプレックス」
紹介帯にも書かれていた、陥没なヒロインの登場する2話です。

「ごほうび★せんせーしょん」は家庭教師「しずか」と「けいくん」こと「朝倉圭一」のカップル。
成年漫画でお馴染み、ご褒美えっち。
既に試験は終了し、89点という高得点で見事にご褒美となったのです。
こちらの漫画のポイントは、ご褒美からえっち発展しない点。
それがため、お互いのラブラブ度合が伝わるように工夫されていました。
ただ、オチがあんなんで。
まさか、今回のエピソード全てが妄想ではなかろうか。

百合さん
※百合さん

生徒会の先輩「百合」と付き合う「山田」
しかし、彼女からはえっちっぽい行為を拒否し続けられており。
友人の助言を受け、強引に迫ることとしたところ…という「××コンプレックス」
だいたい「百合さん」がなぜえっちを避けてるのか、想像できるかと思います。
前話は陥没について言及なかったですが、こちらの漫画はソレがメイン。
世の男性はそのくらい許容できるってば。

195:「せんせい、教えて」
合コンで再会した「桃子」は、家庭教師での元教え子。
つつましやかだった胸は立派に成長していて。
ふと意識した主人公は急ピッチで飲んだため、その場で倒れてしまったのでした。
気付くと、「桃子さん」が下半身をぱっくりしている状態。
もともと好意があったらしく、彼女からすれば願ったり叶ったりというところでしょう。
あるいは、偶然ではなかったりして、とか思いましたが。

 【 その他 】

そんなこんなで「ユズハ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
手に取った決め手は…やっぱり↓表紙ですね。
薄く白っぽい色彩で、店頭でもすっきり目立っていました。
肌色メインで寝室なので、白系でまとめるというのも良い判断。
(ほかの表紙の色彩によっては負ける可能性もあるかな)
そちらの彼女、ぱっと目につくバストに釣り上げられたのです。
髪の長さと色、タレ目で破壊力ある巨乳っぷりから、あれは「かりんさん」でしょうかね。




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■パコりシェア (夢乃狸)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 複数、ラブコメ、巨乳
・構成 : カラー(8P)、短編×12話(うち「ばななといちご」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夢乃狸(ゆめのたぬき)」センセの「パコりシェア」です。

「ミノリ」・「陽ノ花」
※「ミノリ」・「陽ノ花」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
カラーの描き下ろしがあり、そちらが本編のプロローグ話なので。
そちらが連続話っぽい感じです。
ジャンルとしては簡単にはラブコメ。
ややシリアスなものもありましたが、基本的には即えっちの明るいテイスト
最大の特徴はとかく複数えっちに発展すること。
だいたい描かれてるヒロインはえっちに参加していました。
皆さんバストも大きく、派手で濃厚な絵が続きます。
良くも悪くも特徴的で、人をある程度選ぶものだと思います。

しっかりとした濃い線での作画。
濃淡はデジタル調でやや濃いめ。
全体の色づきはキチンとしており、描き込み具合も比較的細かめ。
中小の変化大きいコマ割りは枠間なくなること頻繁。
よくハミ出していて、賑やかな原稿となっていました。
巨乳揃いで、複数えっちばかりというプレイ的なこともあり。
かなりコッテリとした味わいとなってます。
ちょっと人を選ぶかもしれません。
広い輪郭でくりっとした目の漫画っぽい、可愛らしい人物画。
鼻は描かれていること多く、強めな恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)が特徴的です。
目立つような乱れはなかったものの、バランスはやや独自なものがあり。
違和感まではないですが、ちょっと気になる箇所が目につくかもしれません。
カラーとそう変化はないため、判断については↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

001:「ばななといちご Prologue」 カラー描き下ろし
005:「ばななといちご」
家庭教師「サトル」と姉妹のえっち。
カラーの描き下ろし「ばななといちご Prologue」では、妹「葉奈々(ばなな)」と「サトルくん」のえっちが描かれていました。
おそらく、家庭教師のたびにああした調子で。
本編「ばななといちご」で描かれていたような、姉「伊智檎(いちご)」の背中にての行為となるのでしょう。
アレは気付かない方が変。
そんな訳で、姉「伊智檎さん」もあっさり混ざっての複数プレイです。
妙にノリ良い方ですね。
特に「葉奈々さん」も嫌がらなかったので、複数プレイとなっていました。
ヒロイン2人の名前が気になるかと思いますが。
本編でもそれは触れられ、後半えっちでのポイントとなっています。

葉奈々、「るい」・「ちさと」
※左:葉奈々、右:「るい」・「ちさと」

025:「Debut!!」
服装をおしゃれにすべく、勇気を出した「拓巳」
その店は、店長「平本彩香」・店員「三森アキ」という派手な女性2人がいたのでした。
彼の気持ちは分かる・分かる。
なんというか、気圧されますわね。
暇なのか、店の方針なのか、2人して接客についてます。
普通は着替えるのくらい自分でやると思うんですが…オチを見るかぎりわざとか??
途中から参加する娘「沙也香」ちゃんが可愛い。

045:「大切なムスコ」
母親とのお出かけがキャンセルとなってしまった「翔」
「るい」・「ちさと」の姉妹が預かることとなったのでした。
絵的に、この「翔くん」はそこそこの年齢に見えたんですが。
実際の年齢としては、もう気持ち幼いくらいなんでしょうか。
機嫌悪い彼をなだめつつえっち発展していました。
2人とも巨乳なので、おっぱい系
そろそろ興味持つくらいの年齢なのかな。

069:「チラ見え左手薬指」
同窓会にて再会した4名は2次会になだれ込み。
まだ独身であった、「ヒデアキ」のアパートに集合したのでした。
女性陣「あみみ」・「まり」らは既に子供もおり。
なんとなく想像した彼がトイレで独りシテいたところ…と言う流れ。
まぁ、彼女らもかなり酔っぱらってたからね。
最初は「まり」だけでしたが、気付いた「あみみ」・「タカヒロ」らも参加して複数展開に。
トイレの個室で4名が混ざり合っておりました。
何もそんな狭い場所に集まらなくても
(というか、最初の絵からやや空間広がったように感じます)
オチでの「まりさん」がなかなか凶悪。

085:「私の家はここですか」 カラー原稿あり
なんらか事情ある、家出した女子らが集まるアサノ邸。
オーナー「アサノ」に身体で宿代を払えば宿泊できるというシステムで。
「ミノリ」・「陽ノ花」の2人もそちらに身を寄せることとしたのでした。
ほか、「臣菜」・「絵梨子」・「うみ」という女性陣が登場。
次々にえっちしてました。
確かにある程度の重さはあるものの、これはセンセの解説にもあったように救いのお話。
とりあえず、こちらに身を寄せてた方が彼女らは幸せでしょう。
いちおう避妊もしていたし。
まぁ、彼がどう金銭を工面しているのかなど、ちょっと不安な面もありますがね。

109:「好きな事シてイっていく」
ネット配信TV「エッチいぶにんぐ」の「わかな」は、パートナー探しのため秋葉原までロケにやってきたのでした。
街頭・突然えっちみたいな感じ。
途中からカメラの「あきら」も参加していました。
やっぱり複数発展しています。
ぶっちゃけ、彼女のが好みだったので、嬉しい。

129:「当選!!S・E・X★girls~アナタのお家でPAKOります!~」
”トト・エスイーエックス・ガールズ”の「ふわ」・「きりえ」・「あざみ」らは、当選者の家を訪ねたのでした。
ごく簡単ですが、そんな話。
凄いタイトルですね(笑)
上がりこんでのやり取りが可笑しい。
まぁ、普通は引くでしょうねー。
発言からいちおう彼女らAV女優らしく、来る相手によってはテンション上がるかも。
こっちは素人なので、1人で十分かな。
見開きページ「順番に…」の3段構成が非常に良かったです。
デビューしたてという「ふわちゃん」が可愛い。
オチが好き。

149:「放っておけないニクいやつ」
新卒・同期入社で温泉旅行に来た4名。
いつも優しく面倒見の良い「和宏」くんに、「理恵」・「さち」・「恭子」らは無礼講として甘えてもらうこととしたのでした。
しかし、女子3名の中に男子1名というのは、一見羨ましいですが。
相当に精神力ないともたないだろうなぁ。
露天風呂での複数えっち。
まぁ、確かに…あれは女子らが楽しいだけかもしれませんね。
後回しになってる「理恵ちゃん」が可愛い。
ただ、オチのあれは…机の高さはそうないと思われ、ちょっと違和感が。

169:「↑つゆだく★エロベーター↓」
エレベーターに2人の女子「聖かんな」・「来栖くるみ」らと閉じ込められてしまった「天城徹」
なぜかエアコンも止まり、既に30分が経過したそこは極限状態となっていたのです。
3名のうち、「徹」・「かんな」はマンションの隣部屋で名前も知っている間柄。
助けも来ない中、暇つぶしを兼ねてえっちに発展しています。
そもそも「くるみちゃん」は彼氏と、「徹くん」はえっち本を購入した帰りでの出来事であり、気分的にはそっち寄りだったのでした。
汗だくえっちですね。
オチが楽しいです。
あまり無理しないように。

187:「ひと押しアンサンブル」
「孝弘」と初デートにこぎつけた「れん」
ただし、1人では心細く、友人らを誘ってトリプルデートとしたのでした。
友人カップル「ゆうり」・「みなみ」らに流されてえっちに至るもの。
あのう、いちおうカラオケ店なのですが…
雰囲気は乱交っぽくなっていましたが、パートナーは変わっておらず。
同室3組のえっちでした。

トト・エスイーエックス・ガールズ、美緒
※左:トト・エスイーエックス・ガールズ、右:美緒

205:「G以上H未満!」
誕生日にえっちという約束をしていた「銀次」・「美緒」のカップル。
しかし、「美緒」は試合中に足をケカしてしまったのでした。
そこで2人は…という流れ。
10ページとやや短く、即えっちな短編。
ただ、怪我がため2人して見せ合うというものになってます。
漫画なので、なんのかんの直接行為に発展するかと思っていましたが。
ちゃんと寸止めしていた「銀次くん」は偉い。

 【 その他 】

そんなこんなで「夢乃狸」センセでした。
今回が…6冊目くらい??
ブログでは「jc-t 孕みたい系女子」を紹介しています。
ワニマガジン社」さんからは、こちらが1冊目。
紹介帯に「乱」の漢字がありましたが。
まー、ことごとく複数に発展する漫画ですわね。
派手で成年漫画としては良いとは思いますが。
もう少し、焦らすというか、じわじわしたテイストが欲しく思いました。
皆さんえっちへのハードルが低すぎ。




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■オンナのホンネ (やまみち)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、眼鏡、謹慎
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×11話収録
      (うち「ホンネシリーズ」×4)
・おまけ: あとがき、カバー裏に表紙リンク絵、 
      描き下ろし「おまけマンガ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「やまみち」センセの「オンナのホンネ」です。

教師「高安雅美」
※教師「高安雅美」

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話と短編という構成。
単行本の表題はその連続タイトルからのものです。
3名のヒロインが登場し、各話でバトンタッチしていくタイプ。
最後4話目は勢揃いする、成年漫画のスタンダードな構成となってます。
それ以外の短編も含め、ジャンルとしてはラブコメ。
紹介帯では、”おっぱい”・”お肉”と、むちむち押しとなっています。
確かにそんなんで、妹キャラも立派な巨乳っぷりでした。
ほか、なにげにヒロインは眼鏡女子が多く
センセの好みなのかな、って印象。
そっちお好きな方も楽しめるかも。
なお、全体的にはお姉ちゃん寄りだと思います。
変なブラック要素なく、プレイも同様。
近親関係でもラブラブ終わる、読み易さある漫画群となってました。

収録は2004年から2015年と大きく開きがあり。
各話でそこそこ差がありました
結構落差を感じる07年までの原稿が3話、安定している15年までのが7話。
もう1話は前述しました描き下ろしという内訳。
むちっとした感じは初期頃から変わらず、画風は早めに確立されていたみたい。
クッキリとした強めな線での作画。
濃い黒色で、全体の色づきもちゃんとしてました。
描き込みはおおむね過不足ないくらい。
コマ割りは変化少なく、それなりにコマ内に収まっていた印象です。
(※最近の原稿はごっちゃり感が強くなった感じ)
コテコテ、の一歩前くらいの濃いめな原稿具合でした。
背景や小物は馴染んでいて、キャラの動き表情も良く。
漫画もお上手です。
前述したようにバラつき多少あるものの、判断は↓表紙で問題ありません。
紹介帯もセットで確認いただければ。

 【 収録話 】 10話収録

005:「オンナのホンネ」
029:「ナホコのホンネ」
053:「ヒロミのホンネ」
077:「ミンナのホンネ」
下着を拾っていた弟「伸一」と鉢合わせた姉「可菜」
犯罪に走る前に性欲処理をする、と自らそのはけ口となることを宣言したのです。
一方、久しぶりに幼馴染み4人が揃った際。
お隣の「奈保子」は妹「裕美」の想いを代弁しつつ、彼に応じたのでした。
だいたいそんな感じ。

切っ掛け「オンナのホンネ」は唯一タイトルに名前が出なかった姉「可菜さん」
いつもあたしの胸見てたでしょ?
そちらのコマから察するに、なんとなくアプローチはしていたみたい。
まぁ、いちおう姉弟だし。
好意あったとしても、そう簡単には関係できないわね。
名前呼ばれる後半に注目。

妹「裕美」、姉「可菜」・姉「奈保子」
※左:妹「裕美」、右:姉「可菜」・姉「奈保子」

お隣姉妹とのえっちが描かれる「ナホコのホンネ」・「ヒロミのホンネ」の2話。
まずは姉「奈保子さん」
幼馴染み4名集まっての飲み会、その後のお話です。
眼鏡の優しいお姉さんという彼女も実姉「可菜さん」同様に巨乳で。
こちらのエピソードでは、耐えられなくなったシャツのボタンを弾け飛ばすというシーンまでありました。
まぁ、服パンパンになっていたからなぁ。
彼女もまたその気あったのか、あらかじめノーブラで。
酔った彼女を介抱していた「伸一くん」が、おもわず触ってしまう流れ。
この時点で想いを寄せていたのがこの「奈保子さん」で。
思わず彼がコメディー崩れするくらいになっていました。
ちゃんと妹を立ててるのはさすがお姉さんですね。
続いてその「裕美ちゃん」とは5日後。
故あって、彼女の独りプレイ場面に鉢合わせるという切っ掛け。
成年漫画なので、単独行為は見られるのがセオリー。
前話で姉「奈保子さん」から想いを聞かされており、またこの際に彼女が持っていたモノがため、あっさりえっち発展しています。
幼い雰囲気ながら、意外なほど巨乳なのは、さすがに「奈保子さん」と同じ血統。
ただ…その場であっさり流されているような「伸一くん」はどうかと思う。

そんなこんなで最終「ミンナのホンネ」は複数えっち話。
やや中途半端であった、姉「可菜さん」の決着エピソードでもあります。
現実には、お隣で年齢の近い「裕美ちゃん」とくっつけばいいのですが。
本編でも指摘されていたそのまま、「奈保子さん」も混ざっていて。
さらに、実姉ながら、「可菜さん」も結局加わることとなるのでした。
どんな流れなのか、は伏せておきますね。
ラストに相応しい、派手な絵をお楽しみに。

101:「ふたりでんしゃ」 カラー原稿
カラー4ページのショート漫画。
電車内で2人きりとなったカップル「沙織」・「洋平」
終点まで時間があり、迫ってきた彼女とえっち発展するのでした。
どうやら学生のようなんですが。
眼鏡なヒロイン「沙織さん」は巨乳で色っぽく、OLさんみたい
特に時間設定は夕方頃だと思われるので、肌色やや薄いかなーって思いました。
最初とラストのコマはひょっとして使いまわし??
なお、描き下ろし漫画ではページ少なかったから、と見開きをページを1人で頑張っています。

105:「ナイショにシましょ」
訪ねて来た憬れていた姉の友人「藍子」
部活で遅くなるという姉がため、先に家まで来ていたんですが。
1人では退屈、と「孝人」の部屋にて待つこととしたのでした。

こちらが最も新しい原稿時期の短編。
眼鏡でストレートな黒髪の「藍子さん」
自信もあるのか、胸元は大きく開けており。
真面目というより、断然エロい印象でした。
(※ブラもしていない)
私だけ初めてじゃ、恥ずかしいもの
そんな事を言ってましたが、年上らしく言動には余裕があり。
やはり初めての彼を積極的に誘っていました。
彼女としても「孝人くん」を満更でもないって思っていたみたい。
帰宅したお姉さんは真っ最中の部屋前で「藍子さん」と電話で話しているんですが。
あれ、普通は気付くものではないかなぁ。
(部屋からの音はだいぶ良い感じに漏れていたし、ああまで近いとそれと分かりますよね)
オチを見る限り、実際に気付いていなかったようですが。
それと察してもまた面白そうですね。

123:「ギブミー単位!!」
”勃起持続症”という体質に悩む「和臣」
それがため、体育の授業はできる限り避けたいところでしたが。
担当教師「高安雅美」は診断書を用意しても納得されず。
顧問の水泳部が終わる頃を見計らって、話し合いを考えていたところ…というもの。

検索してみました、”勃起持続症”って実際にあるんですね。
数時間以上持続している状態でソレと判断されるようなんですが、かなり深刻。
早いところ病院へ行ってください、って診断書あるから行ってはいるのか。
(※持続勃起症が正式みたいでした。またタイプによって緊急度は違うみたい)
漫画では当然ながら重症ではなく。
それに興味があった教師「雅美さん」がえっち仕掛けてくるというもの。
やはり眼鏡な彼女。
水泳部顧問がため、競泳水着姿でした。
彼女もまた相当にバスト大きいので、水泳部の男子は目の毒でしょうねー。
教師ながら、なかなかはっちゃけた言動で。
彼とのえっちを楽しんでいました。

143:「シモベなカレシ」
恋人「江里子」と楽しんでいた「晃弘」
そこに会社の飲み会で終電を逃した、という彼の姉「綾乃」が訪ねてきたのでした。
姉・恋人みたいなんがお好きですね。
なお、この2人どちらも眼鏡ヒロインです。
お好きですね。
気持ちは分からんでもないけれど。
追い返せないか、と耳打ちしてくる彼女はどうかなぁ…。
実は姉とも関係のあったため、「綾乃さん」に誘われて複数展開に発展するもの。
やはりおっぱい大きいので、やや分かり辛いですが。
描き下ろしなども見る限り、恋人「江里子ちゃん」はそう年齢高くないようでした。

163:「仁美のゆううつ」
姉「小松仁美」・弟「信彦」という近親カップルなお話。
「仁美さん」はブラコンだと自覚があり。
2人暮らしの弟「信彦くん」を受け入れてしまうのでした。
やはり眼鏡な「仁美さん」
いちおう、直接行為はこれが初めてのようでしたが。
胸触られる、揉まれるのは”日課”だというくらいに常習化していました。
まぁ、逆に遅かったくらいかも。
急な雨で洗濯物が全滅したため、彼がもっていたチャイナドレスを着るのが切っ掛け。
ややサイズ小さいらしく、むちむちでしたよー。
ありゃ、触らない方が不自然。
前述したように自覚あった「仁美さん」がため、オチではラブラブっぽくなっていましたが。
その際の「信彦くん」に注目

姉「小松仁美」、看護師「小林美冴」
※左:姉「小松仁美」、右:看護師「小林美冴」

187:「白衣の元カノ」
盲腸で入院した「亘」は、そこで看護師となっていた元カノ「小林美冴」と再会。
担当となった彼女に剃毛されることとなったのでした。
野郎の剃毛なんて、どーでもいいです。
まぁ、漫画ではそんなん描かれず、えっち発展していましたが。
いくら見知ったモノであっても、がっつり握っちゃーダメよね。
こちらが最も古い原稿で、雰囲気もこちらだけ結構違っていました。

203:「おまけマンガ」 描き下ろし
収録ヒロイン総登場の複数えっち。
まぁ、まさにオマケという感じですね。
こうした場合では、誰が何処でえっちされてるのか探すのが楽しい。
いちおう12ページほどあり、派手で結構なボリューム感はあるものの。
もうちょっとストーリーっぽさがあった方が個人的には好みでしたが。
(全員出さなくても良いので)
ラストページの全員の顔が並んだコマは…ちょっと怖い気も
…やっぱり眼鏡率高いですよね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「やまみち」センセでした。
あとがきによると、デビュー12年での初単行本とのことでした。
おめでとうございます!
たしかに…ゆっくりでしたか。

こちらを手に取ったのは、↓表紙のおっぱいに引っ張られたためですが。
最終的な決め手は、やはり裏表紙。
これ、裏表紙はちょうど逆側からの視点になってるんですねー。
ココに巧さを感じたのですよ。
ちなみに、カバー裏はそれぞれ服を脱いだものに変化するので、お楽しみに。





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■おとなのまねごと。 (山崎かずま)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、貧乳、学園
・構成 : カラー(4P)、短編×12話収録
     (うち「Discord-Complex People-」×2、「スーパーセクスプレス!」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、
      描き下ろし「スーパーセクスプレス!アフター!」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山崎かずま(やまざき・かずま)」センセの「おとなのまねごと。」です。

超高速旅客列車乗務サービスアイドル「アイビス」
※超高速旅客列車乗務サービスアイドル「アイビス」


 【 構成・絵柄 】

収録は短編ほか、2話ほどの連続が2本。
前後編モノと描き下ろしが別シチュエーションという連続漫画がありました。
だいたいは学園モノで、ラブコメな仕上がり。
コメディーちっくなのもありますが、全体的にはそうはっちゃけておらず。
かと言って、シリアス過ぎることもなく…。
そう重量感ないくらいの、恋愛話ですかね。
妙なプレイはなく、楽しさありつつも甘いばかりでなく。
ぺかぺかと軽過ぎないので、漫画を読みたい人にはオススメです。
ヒロインはロリというほどは振り切れてませんが、貧乳揃いで基本はそっち寄り
逆に言うと、タイトル・↓表紙からの雰囲気ほどロリロリとはしていないので、注意ください。

柔らかな細線での作画。
デジタルな色彩はさっぱりとした淡いもの。
描き込みはやや軽いものの不足感はありません。
コマ割り中小で変化そこそこあり、比較的枠間はしっかりあるものの賑やか。
全体的にはちょうど良いくらいのまとまりです。
黒い吹き出しのえっち台詞が特徴的。
配置に若干引っ掛かるところもありましたが、漫画はおおむね問題なく。
目立つような崩れ・乱れなどはありません。
コメディー部分もお上手。
人物絵は丸い輪郭で、頭大きめのロリっぽい可愛さ。
バストは控えめで漫画ちっく過ぎず、お腹から腰回り付近がむちっとしていてエロス
こうした人物のバランス感覚に独特さあり、気になる人がいるかもしれません。
判断については、↓表紙そのままで問題ないでしょう。
あるいは「コアマガジン」さんのHPにあるサンプル絵が参考になるかと。

 【 収録話 】 12話収録

003:「まなびや」 カラー原稿
美化委員「加山みか」のお仕事は清掃・片付けなどのほか、男子・男子教師の性処理も含まれていたのでした。
いわゆる委員業務えっち。
「みかちゃん」は楕円眼鏡なおっとりした雰囲気の女の子。
いかにも、という吊りスカートがいいですね。
お仕事については疑うこともなく前向きに頑張っていて。
あっ、すぐ用意しますね
とかなんとか準備良く、ページ数の制限もあるためか即えっちでした。
それがため、どんな下着穿いてたのか分からないのが、ちと残念。

007:「弩田舎」
父親の転勤で、超ド田舎に引っ越した「りな」
学校では男子らと遊ぶ約束をしたんですが…。
昔の風習も残る村
そこで彼女はその意味を知ることとなるのでした。
切っ掛けはいわゆる夜這いプレイ。
こうした現実を見ると、前半の女性教師の台詞がやたら意味深ですね。
彼女も…色々経験してきたんだろうなぁ。
(※ちなみに、眼鏡とオデコで先の「みかちゃん」の成長後みたいな雰囲気あります)
なんのかんの「りなちゃん」も楽しそうで。
「タケル」、「アキラ」に色々されたことで、続くお気に入りな彼には主導権を握っていました。

りなちゃん、浜田愛
※左:りなちゃん、右:浜田愛

031:「Discord-Complex People-」 前後編
「らぶちゃん」こと「浜田愛」、「のの」こと「松本ののか」の友人エピソード。
「らぶ」は貧乏で大人しい親友「のの」をいつも気にかけており。
ふと思い立って、自ら付き合う近所のお兄さん「にー」を紹介したのでした。

えっち部分は置いといて、実際にありそうなネタです。
日焼け跡の可愛い「らぶちゃん」が↓表紙担当。
「にー」との間には金銭のやり取りがあり、援助交際的で余裕もあり。
雰囲気そのまま、同年代とはひと回り大人な雰囲気でした。
冒頭のような強さ、「ののちゃん」に対するあれこれは、精神的な余裕がためなのかも。
前編のメインは、その「ののちゃん」
紹介されてのえっちで、初々しい言動がキュート。
センセは”おなか”と書かれてましたが、むちむちとしたスタイルで、お兄さん的には抱き心地良さそうでした。

そんなこんなで、後編。
ううむ、女の子だねー
緊張感ある流れでしたが、いちおう読後感は良いものなのでご安心ください。
オチがああで、なんだか幸せ
こうした漫画のセオリーそのまま、複数えっちが描かれておりました。
「らぶちゃん」の日焼け跡はもう少し強調した方が分かり易かったのでは。

079:「恋愛の才能」
仲間内でも競争率の高い「安部みか」にクリスマス前で告白をした主人公。
まったく自信なかったものの、なぜかOKをもらい。
付き合うようになって2カ月たった今でも、不思議に感じていたのでした。
うん、まぁ…おおむねそんなものではないかなぁ。
ショートカットの「みかちゃん」は、さっぱりとした言動の親しみやすそうな娘さん。
なるほど、彼女は男性陣らにとって魅力的に感じるでしょう。
そうした性格であるため、空気を読みつつ気を回す彼に好意をもったのかも。
ちなみに、タイトルは”恋愛の才能”でしたが、えっちも上手なようでした。
いいなぁ。

099:「土曜日、お部屋で。」
デジカメを購入した主人公は付き合う「藤野しおり」ちゃんから撮影の許可をもらい。
さっそくビキニへ着替えさせたのでした。
制服が冬服っぽかったので、ビキニでマフラーという恰好はいちおうの寒さ対策なのかな。
こうしたエピソードのセオリーで、嫌々言いつつもしっかり着替えてくれてる「しおりちゃん」が素敵です。
バストそう大きくないものの、良い肉付きな彼女。
ビキニ姿がなんとも言えないエロス具合となっていました
ああして恥ずかしプレイしたがる気持ちも、わかる・わかる。
いわゆるカップルのハメ撮りです。
この漫画はラストページが好き。

115:「スーパーセクスプレス!東京-大阪間」
221:「スーパーセクスプレス!アフター!」 描き下ろし
不景気がため、乗車率が下がっていた鉄道会社。
そこで導入したのが、”超高速旅客列車乗務サービスアイドル”という「アイビス」だったのです。
大阪へ出張となった男性は、「西野こだま」ちゃんメインのチケットを当て。
彼女らのサービスを受けることとなったのでした。

今回収録の中でもっともお気に入りなのがコチラ。
巻末の描き下ろしがこちらの別シチュエーションで幸せ。
「こだま」・「ひかり」・「のぞみ」という3人娘で、「ひかりちゃん」が新人という設定。
これが初担当なのか、どぎまぎ・おずおずとしてるのが可愛いです。
メインである「こだまちゃん」は、しれっとした言動のツインテールなロリちっく娘。
先輩の貫禄、とか言われて余裕あった彼女が乱れる姿が良いですね。
お口ではシテくれてましたが、「ひかり」・「のぞみ」らはメインでないためか、まざっていたもののサポートのみ。
次の話で”性欲モンスター”とか言われてる「のぞみさん」のガッツキっぷりが凄い。

描き下ろしは新人「ひかりちゃん」のメイン話。
タイトル通り、業務後の風景です。
密かに狙っていた同僚かつ同棲相手「つばさ」くんと、ついに一線を超えるべく帰宅していたところ…という流れ。
えっちシーンあるものの控えめで、コメディー色の強い漫画でした。
ため、「ひかりちゃん」の直接シーンも…実はなかったりして。

ありがちかもしれませんが、列車名のついたヒロインらが可愛く、キャラも濃く。
彼女らのやり取りも非常に楽しい仕上がり
制服デザインほか周辺設定など、もうひと押しあれば良いシリーズになっていきそう。
逆に言えば、プラスなんちゃらがまだ足りないような気も正直あります。
続きあればいいな。

137:「歓迎光臨!テンテン飯店」
成年漫画によくありがちな中華食堂店でのチャイナ服えっちもの。
店主の病気が治るまで、「テンテン」が店を守ることとなったのでした。
台詞語尾の「アル」、「」のほか、実際の中国語まで交じり。
雰囲気あるものの、やや読み辛い感じです。
(※中国語は枠外に日本語訳があります)
ごく丈の短いミニスカチャイナ服の「テンテンちゃん」
控えめスタイルが可愛い。
来店した悪意ある客に乗せられ、えっちしてしまうのでした。
純粋とも言えますが、ちょっと頭弱すぎるなぁ。
オチあんな感じでしたが…おっちゃんに戻ったら客足遠のくだろうしねぇ。

159:「gKsnN4q」
タイトルなんだろう、って思いましたが。
解説によると、「じこしょうにんよっきゅう」なのだとか。
へー、なるほどなー。
ライブチャットで自らの独りプレイ映像を配信している「みく」にハマっていた「藤井」
放課後、クラスメイト「四谷久美子」から呼び出された彼は、意外な事実を知ることとなるのでした。
根暗女とか称されていた「久美子さん」
目が三角目でそうした雰囲気もありましたが、ぜんぜん可愛いく描かれてます。
…片目隠れる髪型とか(笑)
映像もほぼそのままな様子なので。
ああした喋り方とか声色がため、同一人物とは思われなかったのでしょう。
その驚きがためか、ぶっ飛んでるような彼女に圧倒されたのか、終始「藤井くん」が喰われているような感じ
拘束もされており、エロスというよりも狂気な感じがしました。
台詞を見る限り、彼女とちゃんと向き合えればその闇を解消できそうな気もしますね。
まぁ、頑張れ。

藤野しおり、あゆみちゃん
※※左:藤野しおり、右:あゆみちゃん

179:「侵略襲来!お嬢様」
高笑いと共に突然部屋へやってたきた女性「柴宮兎蘭(しばみや・とらん)」
昔泣き虫だった彼女を「宗太」はよくかばっており。
当時の約束そのまま、今度は彼女自身が彼を助けるべくやってきたのでした。
18年…この日のために磨き上げた技を…
という台詞はコメディー展開の前フリでしたが。
性格面では別人というまでになっており、実際に頑張っただろう雰囲気はありました。
(良いか悪いかは置いといて)
かなり控え目なスタイルが楽しい。
お風呂えっちで素に戻った彼女も見れ、なんだかひと安心。
ただ、漫画は執事「木村」ほか、かなりテンション高いコメディーな仕上がりです。

199:「光」
ふとした切っ掛けから、大人の男性と知り合った「あゆみ」
彼に教えられて関係をもって以降、頻繁にその部屋へ向かうようになっていたのでした。
成長する「あゆみちゃん」に対し、時間の止まった彼というお話。
他と違ってごくシリアスなお話です。
下手すると、現実にもこんなんありそうね。
まぁ、あれで縁切れてよかったのでは
読んだひでるさんの解釈が合っているかどうか、よく分かりませんが…。
むちむちっとしたスタイルの典型的な美少女という「あゆみちゃん」がキュートでした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「山崎かずま」センセでした。
こちらのブログでは「プチチチズム」、「美少女謝肉祭」、「H.O.M.E」、「楽園の果実」、「ポルノスターより愛をこめてっ」などを紹介しています。
あとがきによると、成年系はこれで6冊目。
一般系を含めると、10冊になるのかな?
二桁冊達成おめでとうございます!

そう、前巻「ポルノスターより愛をこめてっ」の出来栄えが非常に優れていたんですよねー。
未見の方は、ぜひどうぞ。
今回の↓表紙も、そちらと同様に裏表紙まで含めた1枚絵なんですが。
陽が差し込む教室内で女の子と2人~、みたいな色々妄想かき立てられるような感じで好き。
(脱いだ制服とか惨状から察するに、ひとプレイあった後かな?)
個人的には「アイビス」3人娘のカラーも見たい気がしました。
シリーズにできそうだし、彼女らは次の出番がある…といいなぁ。




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