■椎葉さんのウラの顔。 (柚木N’)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 近親、妹
・構成 : カラー(6P)、短編×9
(うち「イモートリップ」×3、「椎葉さんのウラの顔。」×5)
・おまけ: あとがき、合間に作品解説、カバー裏にカラーリンク絵、
描き下ろし「イモートリップ3」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「柚木N’(ゆずきえぬだっしゅ)」センセの「椎葉さんのウラの顔。」です。
※樹菜
【 構成・絵柄 】
ほぼ中編による構成。
大きく分けると3つのお話による単行本です。
ジャンルとしては近親となっていて。
全てのエピソードにそうした描写がありました。
メインはストーリー連続話。
こちらは近親関係が中心でないものの、お話での大きなポイントになっていました。
他の中編、そして短編は兄妹の近親。
タイトルが似通っていますが、どちらもそのままのフェチっぽい描写が特徴になってます。
行為の比重が大きいかな。
クッキリとした、丁寧な線の絵柄。
濃淡は黒が強く、全体の色彩もしっかりしています。
描き込みは細かめ。
そうコテコテとはしていません。
目立つような乱れなく、よくまとまっているんですが。
バランスと漫画運びについて、後半にイマイチな所があり。
印象深い部分でもあったので、そのイメージが残ってしまいました。
そのほか、ティーンなヒロインは変わらず魅力的で。
表現・表情などは良好です。
普通に読むにはそう大きな問題なく、安定しておりました。
判断については、裏表紙のカット絵がいいでしょう。
【 収録話 】 9話収録
005:「イモートHip」 カラー原稿あり
タイトルそのまま、お尻えっちなお話。
冒頭から「樹菜(みきな)」とその兄はえっち関係にあり。
近親関係のタブーか、単に好きなのか、2人は常にお尻でシテいたのでした。
既に常習化しており、「樹菜ちゃん」もメロメロです。
途中でファスナー下ろしたいたため、片チチが見えてるのがセクシーです。
オチが可笑しいです。
…いたんかい。
※美久
025:「イモートリップ」 第3話
先のタイトルと似てますが、お話としてはまったく別物。
部屋に置いていたえっちDVDを妹「美久」にみられてしまった兄。
「…お兄ちゃんて…ああいうの好きなの?」
なんと、そんな事を言ってきたのでした。
ちょうど画面はお口プレイで。
妹「美久ちゃん」のスイッチが入ってしまったのでした。
ああして不意に迫られると、ドキっとするだろうなぁ。
勢いそのままお風呂まで押し掛けられています。
一応、その際はタオル一枚という状態。
ここでぱっくりされてしまうのは突飛ではありましたが、直接えっちにまでは至っておりません。
そうだろうなぁ。
しかし、その後の「美久ちゃん」はトンデモな台詞を言ってたりして。
それが常習化してしまうのでした。
電話中に咥えている場面が印象的な2話目。
男女逆ですが…どこのAVだ。
その電話の相手が女性で、お兄ちゃんが告白されたことで、2人の関係にも影響してしまうのでした。
ここ前半の緊張感あるやり取りがいいですね。
実際のところ「美久ちゃん」のが”断然可愛い”という評価もしており、お兄ちゃん的にはなかなか複雑。
まぁ、ここまで来たら後戻りできないわね。
こちらのオチは見事。
あれは男女の差だと思います。
3話目となる「イモートリップ3」は描き下ろし。
6ページのショート漫画です。
よりエロさを増した「美久ちゃん」のお口プレイを堪能下さい。
081:「椎葉さんのウラの顔。」 第5話
クラスでは斜め前に座る「椎葉梢子」
あまり周囲に溶け込めておらず、孤立気味なんですが。
美形で色気もあり、”年上の恋人がいる”などという噂もあったのです。
街中で30代くらいの男性と一緒の現場を目撃した「大倉」
教室ではあまり見られない、魅力的な笑顔に思わず尾行したところ。
その男性は「椎葉さん」の父親だと分かったんですが、同時に2人の良過ぎる仲をも知ってしまったのでした。
大雑把にはそうしたお話。
ヒロイン「椎葉さん」を中心とした連続話。
きっちりストーリーの繋がったタイプです。
中ごろの解説に、センセの解説はあー書いてあったんですが。
結末をあーした結果、個人的には話が軽々しくなってしまったように思いました。
読後感としてはこちらのが良いんでしょうけどね。
1話目は覗く「大倉くん」
あらすじ部分でも書きましたが、クラスとはまったく異なる表情の「椎葉さん」が印象的。
家での行為を、なにゆえ無関係な彼がバッチリ覗けているかというと、カーテン全開にしていたから。
まぁ、あの家の規模からすれば、そうした油断も仕方ないか。
そんな訳で2話目なんですが。
本来はまったく接触なかった2人が急接近するというもの。
なにゆえ「大倉くん」なのか、ちょっとサスペンスちっくでドキドキ。
呼び出された彼は、訳も分からぬまま「椎葉さん」に誘われてえっちしてしまうのでした。
まー、この展開はたまんないわね。
現実にあったら、どうにかなってしまいそう(ないけど)
ちなみに、えっちもガッツリとリードされてました。
さすがにレベルは段違いですよ。
えっちが常習化してきている3話目。
今まで語られなかった「大倉くん」について描かれてます。
それが、多くのクラスメイトの中で「椎葉さん」が選んだ理由だったのです。
ここのオチはなかなかエグいですね。
あーいう風にこざっぱり言われたら、たぶん泣くと思います。
ラストのコマもなんだか象徴的でした。
※椎葉梢子
「椎葉さん」がなにゆえ父親とそういう関係になってしまったのか。
4話目はそんな彼女の過去エピソード。
ここはなんといっても黒セーラー服のまだ初々しい「椎葉さん」に注目。
可愛いですね。
膝上からのプレイをお楽しみ下さい。
そんなこんなで最終話なんですが。
父親のああした行動は、理解できるような、そうでないような…。
ちょっとコメディーちっくなコマ、その後のバランス微妙なクライマックスなど、前述したようにひでるさんは刺さらず。
3話で終えて、4話が番外編くらいのが良かったかなぁ。
ああした結末に至るには、まだ色々と描き込み不足だっと思います。
なんというか、都合良過ぎる気がして。
【 その他 】
以上、お馴染みの「柚木N’」センセでした。
一般系を含めると14冊目くらいかな。
(※再収録本は除いて)
成年系については、概ね紹介できてますね。
今回の単行本は裏表紙もカラー仕様となっているんですが。
それぞれ↓表紙・裏表紙と若干だけ変化しておりました。
ただ、その違いはごく僅かなもので、当初は気付かない程度。
うーん、ちょっと残念でした。
また中扉も同じ絵だったんですよね…。
★「柚木N’」センセの漫画紹介記事
11[姉恋 ANE-KOI]
成年。ストレートなお姉ちゃんラブコメです。表題となってる中編がメイン。
10[姉・コントロール]
成年。お姉ちゃんに催眠術をかけることでトンデモ展開となる中編を収録。
9[アナザー・ワールド]
成年。なかなか重たいお尻えっちな中編漫画です。オススメ。
8[CHANGE!!]
成年。女装、性転換なネタが多く収録された作品集。
7[お姉コレ]
成年。お姉ちゃん系の多い短編集。
6[エス・カノ]
一般。5話の連続「天敵カノジョ」を収録。強い女性に弱い男性という、逆転構図なラブコメです。
5[フェチの品格]
一般。センセ初の一般向け短編集です。
4[めちゃLOVE☆]
成年。母から姉、妹など、近親系でまとまった短編集です。人妻な2人が良いですね。
3[シシュンキのアレコレ]
成年。初の連続話「ユーレイ部員」、中学生「安藤さん」の「先生、ロリコン~シリーズ」などを収録。
2[めちゃ姉!]
成年。お姉ちゃん系でまとまった短編集。ラップ越し~なんてネタもあります。
1[明るいエロス計画]
成年。初単行本。みつあみ眼鏡な優等生「柳瀬智さん」などが登場してます。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 近親、妹
・構成 : カラー(6P)、短編×9
(うち「イモートリップ」×3、「椎葉さんのウラの顔。」×5)
・おまけ: あとがき、合間に作品解説、カバー裏にカラーリンク絵、
描き下ろし「イモートリップ3」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「柚木N’(ゆずきえぬだっしゅ)」センセの「椎葉さんのウラの顔。」です。
※樹菜
【 構成・絵柄 】
ほぼ中編による構成。
大きく分けると3つのお話による単行本です。
ジャンルとしては近親となっていて。
全てのエピソードにそうした描写がありました。
メインはストーリー連続話。
こちらは近親関係が中心でないものの、お話での大きなポイントになっていました。
他の中編、そして短編は兄妹の近親。
タイトルが似通っていますが、どちらもそのままのフェチっぽい描写が特徴になってます。
行為の比重が大きいかな。
クッキリとした、丁寧な線の絵柄。
濃淡は黒が強く、全体の色彩もしっかりしています。
描き込みは細かめ。
そうコテコテとはしていません。
目立つような乱れなく、よくまとまっているんですが。
バランスと漫画運びについて、後半にイマイチな所があり。
印象深い部分でもあったので、そのイメージが残ってしまいました。
そのほか、ティーンなヒロインは変わらず魅力的で。
表現・表情などは良好です。
普通に読むにはそう大きな問題なく、安定しておりました。
判断については、裏表紙のカット絵がいいでしょう。
【 収録話 】 9話収録
005:「イモートHip」 カラー原稿あり
タイトルそのまま、お尻えっちなお話。
冒頭から「樹菜(みきな)」とその兄はえっち関係にあり。
近親関係のタブーか、単に好きなのか、2人は常にお尻でシテいたのでした。
既に常習化しており、「樹菜ちゃん」もメロメロです。
途中でファスナー下ろしたいたため、片チチが見えてるのがセクシーです。
オチが可笑しいです。
…いたんかい。
※美久
025:「イモートリップ」 第3話
先のタイトルと似てますが、お話としてはまったく別物。
部屋に置いていたえっちDVDを妹「美久」にみられてしまった兄。
「…お兄ちゃんて…ああいうの好きなの?」
なんと、そんな事を言ってきたのでした。
ちょうど画面はお口プレイで。
妹「美久ちゃん」のスイッチが入ってしまったのでした。
ああして不意に迫られると、ドキっとするだろうなぁ。
勢いそのままお風呂まで押し掛けられています。
一応、その際はタオル一枚という状態。
ここでぱっくりされてしまうのは突飛ではありましたが、直接えっちにまでは至っておりません。
そうだろうなぁ。
しかし、その後の「美久ちゃん」はトンデモな台詞を言ってたりして。
それが常習化してしまうのでした。
電話中に咥えている場面が印象的な2話目。
男女逆ですが…どこのAVだ。
その電話の相手が女性で、お兄ちゃんが告白されたことで、2人の関係にも影響してしまうのでした。
ここ前半の緊張感あるやり取りがいいですね。
実際のところ「美久ちゃん」のが”断然可愛い”という評価もしており、お兄ちゃん的にはなかなか複雑。
まぁ、ここまで来たら後戻りできないわね。
こちらのオチは見事。
あれは男女の差だと思います。
3話目となる「イモートリップ3」は描き下ろし。
6ページのショート漫画です。
よりエロさを増した「美久ちゃん」のお口プレイを堪能下さい。
081:「椎葉さんのウラの顔。」 第5話
クラスでは斜め前に座る「椎葉梢子」
あまり周囲に溶け込めておらず、孤立気味なんですが。
美形で色気もあり、”年上の恋人がいる”などという噂もあったのです。
街中で30代くらいの男性と一緒の現場を目撃した「大倉」
教室ではあまり見られない、魅力的な笑顔に思わず尾行したところ。
その男性は「椎葉さん」の父親だと分かったんですが、同時に2人の良過ぎる仲をも知ってしまったのでした。
大雑把にはそうしたお話。
ヒロイン「椎葉さん」を中心とした連続話。
きっちりストーリーの繋がったタイプです。
中ごろの解説に、センセの解説はあー書いてあったんですが。
結末をあーした結果、個人的には話が軽々しくなってしまったように思いました。
読後感としてはこちらのが良いんでしょうけどね。
1話目は覗く「大倉くん」
あらすじ部分でも書きましたが、クラスとはまったく異なる表情の「椎葉さん」が印象的。
家での行為を、なにゆえ無関係な彼がバッチリ覗けているかというと、カーテン全開にしていたから。
まぁ、あの家の規模からすれば、そうした油断も仕方ないか。
そんな訳で2話目なんですが。
本来はまったく接触なかった2人が急接近するというもの。
なにゆえ「大倉くん」なのか、ちょっとサスペンスちっくでドキドキ。
呼び出された彼は、訳も分からぬまま「椎葉さん」に誘われてえっちしてしまうのでした。
まー、この展開はたまんないわね。
現実にあったら、どうにかなってしまいそう(ないけど)
ちなみに、えっちもガッツリとリードされてました。
さすがにレベルは段違いですよ。
えっちが常習化してきている3話目。
今まで語られなかった「大倉くん」について描かれてます。
それが、多くのクラスメイトの中で「椎葉さん」が選んだ理由だったのです。
ここのオチはなかなかエグいですね。
あーいう風にこざっぱり言われたら、たぶん泣くと思います。
ラストのコマもなんだか象徴的でした。
※椎葉梢子
「椎葉さん」がなにゆえ父親とそういう関係になってしまったのか。
4話目はそんな彼女の過去エピソード。
ここはなんといっても黒セーラー服のまだ初々しい「椎葉さん」に注目。
可愛いですね。
膝上からのプレイをお楽しみ下さい。
そんなこんなで最終話なんですが。
父親のああした行動は、理解できるような、そうでないような…。
ちょっとコメディーちっくなコマ、その後のバランス微妙なクライマックスなど、前述したようにひでるさんは刺さらず。
3話で終えて、4話が番外編くらいのが良かったかなぁ。
ああした結末に至るには、まだ色々と描き込み不足だっと思います。
なんというか、都合良過ぎる気がして。
【 その他 】
以上、お馴染みの「柚木N’」センセでした。
一般系を含めると14冊目くらいかな。
(※再収録本は除いて)
成年系については、概ね紹介できてますね。
今回の単行本は裏表紙もカラー仕様となっているんですが。
それぞれ↓表紙・裏表紙と若干だけ変化しておりました。
ただ、その違いはごく僅かなもので、当初は気付かない程度。
うーん、ちょっと残念でした。
また中扉も同じ絵だったんですよね…。
椎葉さんのウラの顔。 (MUJIN COMICS) (2013/04/05) 柚木N' 商品詳細を見る |
★「柚木N’」センセの漫画紹介記事
11[姉恋 ANE-KOI]
成年。ストレートなお姉ちゃんラブコメです。表題となってる中編がメイン。
10[姉・コントロール]
成年。お姉ちゃんに催眠術をかけることでトンデモ展開となる中編を収録。
9[アナザー・ワールド]
成年。なかなか重たいお尻えっちな中編漫画です。オススメ。
8[CHANGE!!]
成年。女装、性転換なネタが多く収録された作品集。
7[お姉コレ]
成年。お姉ちゃん系の多い短編集。
6[エス・カノ]
一般。5話の連続「天敵カノジョ」を収録。強い女性に弱い男性という、逆転構図なラブコメです。
5[フェチの品格]
一般。センセ初の一般向け短編集です。
4[めちゃLOVE☆]
成年。母から姉、妹など、近親系でまとまった短編集です。人妻な2人が良いですね。
3[シシュンキのアレコレ]
成年。初の連続話「ユーレイ部員」、中学生「安藤さん」の「先生、ロリコン~シリーズ」などを収録。
2[めちゃ姉!]
成年。お姉ちゃん系でまとまった短編集。ラップ越し~なんてネタもあります。
1[明るいエロス計画]
成年。初単行本。みつあみ眼鏡な優等生「柳瀬智さん」などが登場してます。
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■るりるり~双子の事情~ (唯登詩樹)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、双子姉妹
・構成 : 12話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、最終話に描き足し。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唯登詩樹(ゆい・としき)」センセの「るりるり~双子の事情~」です。
※双子姉妹
【 構成・絵柄 】
全て表題作という成年単行本。
サブタイトルは色々ですが、お話は同じもの。
時系列が真っすぐではなかったものの、1本のストーリー漫画でした。
お話は簡単にラブコメ。
うん、まぁ…そんなんですかね。
ラブ・コメのどっちもほんのりとした味わいで、とかく成年漫画らしくえっちに展開してます。
いかにもセンセらしいヒロインらと、プレイが楽しめることと思います。
漫画はいきなり始まっており、中扉がありません。
もくじは折り返しに位置。
そう、この漫画はカラーページないのでした。
収録は全て白黒原稿で、いつも通りの安定感。
適度な描き込みと濃淡。
細かい部分まで丁寧で、すっきりとまとまっていました。
ヒロインや彼女らが着ている服装は無論のこと。
街並みなど背景は、違和感無いながらもなんだか不思議な雰囲気で広がってます。
こうしたあたりはさすがにお上手。
また、以前ほど極端ではないものの、漫画運びの間は独特です。
キャラも癖ありますね。
判断については、↓表紙・裏表紙ほか、紹介帯の裏面がいいでしょう。
【 収録話 】 10話収録
元カリスマ風俗嬢、そしてAV嬢で現在は官能小説家という「羽瑠香(はるか)」を母に持つ、双子の姉妹「瑠璃乃(るりの)」・「紅瑠璃(くるり)」
2人の父親「幹夫」・「大介」と暮らしている「羽瑠香」がため、姉妹にはえっちな事件がしばしば起こっており。
どうせならば母「羽瑠香」を越えてしまおうと考えている「紅瑠璃」に対し、「瑠璃乃」は普通の恋愛を望んでいたのでした。
大雑把ですが、だいたいそうした設定での漫画。
※紅瑠璃・瑠璃乃
005:「瑠璃乃の場合」 3話
こちらは、「瑠璃乃さん」が「亜喜良(あきら)」くんを家に招いた事によるもの。
先生と呼ばれており、合格祝いとかなんとか言っていたので。
家庭教師でもやっていたのかな。
う、うらやましー。
よく勉強できたなぁ。
飲み物を取りに行った隙に、「紅瑠璃さん」は彼をかっさらってしまうのでした。
バストは彼女のが大きいみたいですね。
そこに乱入することもなく、出掛けた「瑠璃乃さん」を発見したのが、「紅瑠璃さん」の男友達2人。
友人というよりはセフレちっくで、2人からいきなりえっち仕掛けられてしまうのでした。
これはえろい。
なお、「紅瑠璃さん」が、彼女の行為を察知する超感覚な描写があったものの。
そう頻繁ではなかったです。
3話目は彼らと共に、きわどい格好での複数展開。
なにゆえ「紅瑠璃さん」が「亜喜良くん」を寝取ったのか、その意味が示されていました。
オチにて、その根本原因となる母「羽瑠香さん」が独特な容姿と共に登場してます。
057:「羽瑠香の場合」 3話
そんな訳で、ツインテールな「羽瑠香さん」がメインとなるお話。
裏表紙のロリ少女が母親なんですね。
すごー。
彼女は容姿だけではなく言動もそんなんで、初登場時には、
「んにゃ?」
とか言っておりました。
こちらは「紅瑠璃さん」が色々あって住むところがない男性「啓輔」を連れて来るというもの。
前話と同じ展開で、今度は「羽瑠香さん」が彼をかっさらうパターンです。
妹だと勘違いされたそのまま、見事に彼を陥落させていました。
それとは別に、事情を「瑠璃乃さん」に説明する、双子の描写がなんだかリアル。
だいたい、あーして途切れ途切れになりますわね。
オチに注目。
101:「南姉妹の場合」 3話
こちらは姉妹の過去描写。
高校時代の学校でのエピソードで、ラブレターをもらった「瑠璃乃さん」
その裏を知る「紅瑠璃さん」が止めたものの、彼女は呼び出しに応じてしまうのでした。
ああ、大変ですわね。
こう見ると、現在の彼女らがそんなんにもめげることなく、頑張っている事が分かります。
「瑠璃乃さん」を守るべく「紅瑠璃さん」が盾となるのが美しいです。
彼女もこーなる前に色々あったんだろうなぁ。
そんな訳で、今回は複数からの無理やりえっちです。
「瑠璃乃さん」が可愛いですよ。
なお、3話目では「紅瑠璃さん」があーした場面でもちゃっかりとした面を見せていて。
ちょっと読後感がプラスに回復するかな。
※羽瑠香
149:「啓輔の場合」 3話
最終エピソードは「啓輔くん」がタイトルになっており。
一番の部外者である、彼の視点からのお話です。
…覚えてますか?
先のシリーズで母「羽瑠香さん」にがっちり食われた、居候の男の子ですね。
彼女を中心とした、男性3名からのえっちが冒頭から。
2話目は姉妹とお風呂。
広いですね。
金持ってるなぁ。
そちらで「瑠璃乃さん」はいちおう参加していなかったんですが。
最終話は彼女を中心としたもの。
2週目で、あらためて見てみると…。
なるほど、冒頭話にもそれっぽい描写がありましたねー。
意外なカップルが完成するので、お楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度お馴染み「唯登詩樹」センセでした。
「My Sisters」に続いての成年単行本ですね。
一般で連載の「My doll house」も面白く適度にえっちで。
ファンとしては、最近は嬉しい限り。
ただ、前述したように収録にはカラー原稿がなかったんですが。
センセの漫画で、なんだか意外。
↓表紙の服の質感とかはさすがですよねー。
★「唯登詩樹」センセの漫画紹介記事
・[My Sisters] 【オススメ】
…2話の中編シリーズによる、久しぶりの成年単行本。[成年]
・[シテ…ほしいの]
…「内田美咲」先生のシリーズを含む、フルカラー漫画集。[成年]
・[My doll house]
…女装ラブコメな長編。サクサク進む楽しい漫画です。
・[Hな…]
…フルカラーのショート漫画集。[成年]
・[SWing-style 2巻 1巻] 【オススメ】
…スワッピングを題材にした、長編漫画。オススメ。
・[MAIの部屋]
…フルカラーのちょっぴりえっちでセクシーな日常コメディー。全3巻。
・[いけないよゆう子さん] 【オススメ】
…オフィスを舞台にしたビジネスえっち長編。全2巻。これもオススメ[成年]
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、双子姉妹
・構成 : 12話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、最終話に描き足し。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「唯登詩樹(ゆい・としき)」センセの「るりるり~双子の事情~」です。
※双子姉妹
【 構成・絵柄 】
全て表題作という成年単行本。
サブタイトルは色々ですが、お話は同じもの。
時系列が真っすぐではなかったものの、1本のストーリー漫画でした。
お話は簡単にラブコメ。
うん、まぁ…そんなんですかね。
ラブ・コメのどっちもほんのりとした味わいで、とかく成年漫画らしくえっちに展開してます。
いかにもセンセらしいヒロインらと、プレイが楽しめることと思います。
漫画はいきなり始まっており、中扉がありません。
もくじは折り返しに位置。
そう、この漫画はカラーページないのでした。
収録は全て白黒原稿で、いつも通りの安定感。
適度な描き込みと濃淡。
細かい部分まで丁寧で、すっきりとまとまっていました。
ヒロインや彼女らが着ている服装は無論のこと。
街並みなど背景は、違和感無いながらもなんだか不思議な雰囲気で広がってます。
こうしたあたりはさすがにお上手。
また、以前ほど極端ではないものの、漫画運びの間は独特です。
キャラも癖ありますね。
判断については、↓表紙・裏表紙ほか、紹介帯の裏面がいいでしょう。
【 収録話 】 10話収録
元カリスマ風俗嬢、そしてAV嬢で現在は官能小説家という「羽瑠香(はるか)」を母に持つ、双子の姉妹「瑠璃乃(るりの)」・「紅瑠璃(くるり)」
2人の父親「幹夫」・「大介」と暮らしている「羽瑠香」がため、姉妹にはえっちな事件がしばしば起こっており。
どうせならば母「羽瑠香」を越えてしまおうと考えている「紅瑠璃」に対し、「瑠璃乃」は普通の恋愛を望んでいたのでした。
大雑把ですが、だいたいそうした設定での漫画。
※紅瑠璃・瑠璃乃
005:「瑠璃乃の場合」 3話
こちらは、「瑠璃乃さん」が「亜喜良(あきら)」くんを家に招いた事によるもの。
先生と呼ばれており、合格祝いとかなんとか言っていたので。
家庭教師でもやっていたのかな。
う、うらやましー。
よく勉強できたなぁ。
飲み物を取りに行った隙に、「紅瑠璃さん」は彼をかっさらってしまうのでした。
バストは彼女のが大きいみたいですね。
そこに乱入することもなく、出掛けた「瑠璃乃さん」を発見したのが、「紅瑠璃さん」の男友達2人。
友人というよりはセフレちっくで、2人からいきなりえっち仕掛けられてしまうのでした。
これはえろい。
なお、「紅瑠璃さん」が、彼女の行為を察知する超感覚な描写があったものの。
そう頻繁ではなかったです。
3話目は彼らと共に、きわどい格好での複数展開。
なにゆえ「紅瑠璃さん」が「亜喜良くん」を寝取ったのか、その意味が示されていました。
オチにて、その根本原因となる母「羽瑠香さん」が独特な容姿と共に登場してます。
057:「羽瑠香の場合」 3話
そんな訳で、ツインテールな「羽瑠香さん」がメインとなるお話。
裏表紙のロリ少女が母親なんですね。
すごー。
彼女は容姿だけではなく言動もそんなんで、初登場時には、
「んにゃ?」
とか言っておりました。
こちらは「紅瑠璃さん」が色々あって住むところがない男性「啓輔」を連れて来るというもの。
前話と同じ展開で、今度は「羽瑠香さん」が彼をかっさらうパターンです。
妹だと勘違いされたそのまま、見事に彼を陥落させていました。
それとは別に、事情を「瑠璃乃さん」に説明する、双子の描写がなんだかリアル。
だいたい、あーして途切れ途切れになりますわね。
オチに注目。
101:「南姉妹の場合」 3話
こちらは姉妹の過去描写。
高校時代の学校でのエピソードで、ラブレターをもらった「瑠璃乃さん」
その裏を知る「紅瑠璃さん」が止めたものの、彼女は呼び出しに応じてしまうのでした。
ああ、大変ですわね。
こう見ると、現在の彼女らがそんなんにもめげることなく、頑張っている事が分かります。
「瑠璃乃さん」を守るべく「紅瑠璃さん」が盾となるのが美しいです。
彼女もこーなる前に色々あったんだろうなぁ。
そんな訳で、今回は複数からの無理やりえっちです。
「瑠璃乃さん」が可愛いですよ。
なお、3話目では「紅瑠璃さん」があーした場面でもちゃっかりとした面を見せていて。
ちょっと読後感がプラスに回復するかな。
※羽瑠香
149:「啓輔の場合」 3話
最終エピソードは「啓輔くん」がタイトルになっており。
一番の部外者である、彼の視点からのお話です。
…覚えてますか?
先のシリーズで母「羽瑠香さん」にがっちり食われた、居候の男の子ですね。
彼女を中心とした、男性3名からのえっちが冒頭から。
2話目は姉妹とお風呂。
広いですね。
金持ってるなぁ。
そちらで「瑠璃乃さん」はいちおう参加していなかったんですが。
最終話は彼女を中心としたもの。
2週目で、あらためて見てみると…。
なるほど、冒頭話にもそれっぽい描写がありましたねー。
意外なカップルが完成するので、お楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度お馴染み「唯登詩樹」センセでした。
「My Sisters」に続いての成年単行本ですね。
一般で連載の「My doll house」も面白く適度にえっちで。
ファンとしては、最近は嬉しい限り。
ただ、前述したように収録にはカラー原稿がなかったんですが。
センセの漫画で、なんだか意外。
↓表紙の服の質感とかはさすがですよねー。
るりるり~双子の事情~ (TENMAコミックス) (2012/08/24) 唯 登詩樹 商品詳細を見る |
★「唯登詩樹」センセの漫画紹介記事
・[My Sisters] 【オススメ】
…2話の中編シリーズによる、久しぶりの成年単行本。[成年]
・[シテ…ほしいの]
…「内田美咲」先生のシリーズを含む、フルカラー漫画集。[成年]
・[My doll house]
…女装ラブコメな長編。サクサク進む楽しい漫画です。
・[Hな…]
…フルカラーのショート漫画集。[成年]
・[SWing-style 2巻 1巻] 【オススメ】
…スワッピングを題材にした、長編漫画。オススメ。
・[MAIの部屋]
…フルカラーのちょっぴりえっちでセクシーな日常コメディー。全3巻。
・[いけないよゆう子さん] 【オススメ】
…オフィスを舞台にしたビジネスえっち長編。全2巻。これもオススメ[成年]
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■恋愛不要学派 (ヤスイリオスケ)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、生徒会
・構成 : カラー(4P)、12話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヤスイリオスケ」センセの「恋愛不要学派」です。
※双葉と鷹乃
【 構成・絵柄 】
1冊まるまる続く長編漫画。
だいたいは1話でエピソードが終わるタイプです。
概ねキャラは固定されていたため、連続性もそれなりです。
漫画はえっちメコメディー。
ラブ要素は薄く、なんのかんのとはっちゃけておりました。
軽い調子で進行しますが、終盤はちょっとシリアス。
まぁ、ページにして4ページ程度なんですけれど、その部分がため読み応えある仕上がりです。
面白かったです。
しっかりとした丁寧な線の作画。
灰色なデジタル色彩ですが、テカテカしておらずメリハリもありました。
原稿は見易く、綺麗な仕上がりです。
描き込みとしても丁度良いくらい。
安定感あり、目立つ乱れや崩れもありません。
コメディーの崩れは極端でなく、かと言ってインパクトもしっかりあり。
特に引っ掛かる個所なく、サクサク読み進められると思います。
ちょっとした表情などもお上手ですね。
キャラは可愛く・美人に描かれてました。
作画でのマイナス点は特にありません。
ただ、正直なところ↓表紙・裏表紙は本編に比べるとやっぱりイマイチで。
絵的にも漫画の楽しさが表現されておらず、勿体ない印象です。
【 収録話 】 12話収録
005:「恋愛不要学派」 12話 カラー原稿あり
生徒会長「富士島鷹乃」を筆頭に働き者揃いで、教師からの信頼も厚い生徒会。
いつも一緒にいる書記「近衛千代丸」とは付き合っているのでは、という噂もあったんですが…実はえっちだけの関係。
日々の学校生活、あるいは生徒会室にて様々なプレイを楽しんでいたのです。
そんな2人の秘密を偶然知ってしまった、1年生「武蔵野双葉」
「千代丸」に確保された彼女はウブながら面白い反応を見せたことで「鷹乃」の目に留まり。
なんのかんのと生徒会に関わり、えっちな素質を開花されていくのでした。
だいぶ大雑把ですが、だいたいそんなん。
学園の生徒会を描いたお話です。
美人な生徒会長というのは、ぶっちゃけよく見られる設定。
ただ、こちらはタイトルにもなっているように”恋愛”とかラブっぽさはなく。
ヒロイン「鷹乃さん」は、”単に行為としてドえろいのを楽しんでいる”というのがポイントの1つ。
なにしろ、「豚」とか言われてゾクゾクしてましたから。
何かと言動はエロくぶっ飛んでいて、良いボケ役となってました。
はっちゃけえっちコメディーですね。
ポイントの2つ目は、もう1人のヒロイン「双葉さん」
副会長「沢渡悠路」と並んで、通常では突っ込み役となっているんですが。
えっち知識薄く、”行為には愛が必要”とか訴えていた彼女も、じわじわ生徒会の面々に毒されていくのです。
そうした「双葉さん」の成長っぷりですね。
もともとドえろい「鷹乃さん」、徐々に染まっていく「双葉さん」というこの2人がWヒロインとして漫画を牽引していました。
この相容れなさそうな両者が最終的にはどうなっていくのか、ご期待下さい。
※左:沢渡美月、右:風紀委員「鳳白」
冒頭のカラー原稿、そして1話はプレイを楽しむ「鷹乃さん」と「千代丸くん」
どちらもプレイに対し、オチで副会長「悠路くん」が突っ込みを入れるという流れでした。
そのうち1話はマンネリという評価をした「鷹乃さん」に対して「千代丸くん」が本気になるというお話。
余裕がなくなる…ような彼女をお楽しみください。
良いオチでした。
おもろいです。
「双葉さん」が参加するのは2話目から。
あれは確かに”運命の出会い”でしたが…まぁ、いきなりトンデモなものを目撃しましたわね(笑)
「ダメよ…若いうちから歪んだセックス幻想なんかに囚われては…」
という「鷹乃さん」のコメントが可笑しいです。
脱ぐ際の表情がえっちです。
3話目は「双葉さん」生徒会に勧誘されるところから。
「悠路くん」がフォローしてます。
先のエピソードではツッコミ役で、この際にも常識人っぽい対応を見せていたんですが。
そうか、彼もまったく普通という訳ではないのか。
このエピソードは「双葉さん」がメイン。
やっぱり真面目なんですねー。
まさかあーなるとは思いませんでしたが。
あれは恥ずかしい。
冒頭ページの、
「黙れ痴女」
…のくだりが可笑しい4話目。
「双葉さん」が生徒会入りしてますが、同時に新キャラの風紀委員「鳳白(おおとり・しろ)」が登場。
おっとりとした物腰のMちっく女性です。
まだ嫌悪感が強い「双葉さん」はお休みで、こちらはその「白さん」がメイン。
縄を受け、「鷹乃」・「千代丸」の2人にサレております。
むちむちしたスタイルがキュート。
5話目は学園外のエピソード。
主要メンバーは登場せず(いちおう)、ヒロインは新キャラの「美月」さん。
彼女は副会長「悠路くん」の姉で、”弟とえっちしたい”という願望を持っていたのです。
「ペロペロしたい」
とかなんとか、面白い人ですね。
いちおう年上なのに、あちこち可愛いです。
この方の連続モノでも大丈夫そう。
ちなみに「美月さん」は師匠と呼ぶ人から電話でアドバイスをもらってました。
まぁ、たぶん想像通りの人物でしたが。
6話目は再び生徒会。
生徒会をPRする、という真っ当な提案なんですが…いかにも成年漫画な展開に。
後の展開は概ね想像通りでしたけど、その前の生徒会名簿のコマが好き。
あ、「今のが模範演技よ」のくだりも良かったです。
ただ、「双葉さん」があー言ったのはちょっと意外。
個人的には次の7話目が先のが流れ的に良かったような気もしました。
その7話目はまたまた学園外。
「双葉さん」のお買いものエピソードで、新キャラ「ハル」が登場しています。
ぶっちゃけひでるさんはなんとなく先が読めましたが。
カラオケボックスでのえっちです。
ここは彼女のクライマックスなので、じっくりとお楽しみください。
※左:生徒会長「富士島鷹乃」、右:武蔵野双葉
続く8話目。
先のお話がため、「双葉さん」にとある決意が。
その関係で心揺さぶられたのは生徒会長「鷹乃さん」なのでした。
ここからが最終エピソード。
まずは風紀委員「白さん」が顔を見せ、複数えっちに発展していました。
そんなこんなで、9、10話。
やっぱりだいたいコメディー調に進行するんですが。
いままでボケ倒してきた「鷹乃さん」の素が初めて見えたことで、最終エピソードに相応しいものとなってます。
ちょっと意外でしたが、やっぱり読者的にあの反応でどこか安心感があり。(←たぶん)
読後感の良さに繋がっていたと思います。
詳細は秘密ね。
髪の毛が伸びている「双葉さん」にも注目。
巻末に収録されている0話は、「鷹乃」・「千代丸」の慣れ染めについて。
ああ、確かに興味ある!
本編のそれと違って、微妙な緊張感が楽しめます。
【 その他 】
そんなこんなで「ヤスイリオスケ」センセでした。
こちらのブログでは「エロマンガみたいな恋しよう」、「BUST TO BUST-ちちはちちに-」、「ショッキングピンク!」と、紹介しています。
三国志ネタだった前回に続いて長編ですね。
いいんじゃないでしょうか。
ちなみに、巻末にはあとがきがあるんですが…。
イラスト背景に縦書きの文面がやたらめったら読み辛い。
なんでこんなんにしたんだろう、って考えちゃうくらい。
途中で変更とかできないのかな。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、生徒会
・構成 : カラー(4P)、12話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヤスイリオスケ」センセの「恋愛不要学派」です。
※双葉と鷹乃
【 構成・絵柄 】
1冊まるまる続く長編漫画。
だいたいは1話でエピソードが終わるタイプです。
概ねキャラは固定されていたため、連続性もそれなりです。
漫画はえっちメコメディー。
ラブ要素は薄く、なんのかんのとはっちゃけておりました。
軽い調子で進行しますが、終盤はちょっとシリアス。
まぁ、ページにして4ページ程度なんですけれど、その部分がため読み応えある仕上がりです。
面白かったです。
しっかりとした丁寧な線の作画。
灰色なデジタル色彩ですが、テカテカしておらずメリハリもありました。
原稿は見易く、綺麗な仕上がりです。
描き込みとしても丁度良いくらい。
安定感あり、目立つ乱れや崩れもありません。
コメディーの崩れは極端でなく、かと言ってインパクトもしっかりあり。
特に引っ掛かる個所なく、サクサク読み進められると思います。
ちょっとした表情などもお上手ですね。
キャラは可愛く・美人に描かれてました。
作画でのマイナス点は特にありません。
ただ、正直なところ↓表紙・裏表紙は本編に比べるとやっぱりイマイチで。
絵的にも漫画の楽しさが表現されておらず、勿体ない印象です。
【 収録話 】 12話収録
005:「恋愛不要学派」 12話 カラー原稿あり
生徒会長「富士島鷹乃」を筆頭に働き者揃いで、教師からの信頼も厚い生徒会。
いつも一緒にいる書記「近衛千代丸」とは付き合っているのでは、という噂もあったんですが…実はえっちだけの関係。
日々の学校生活、あるいは生徒会室にて様々なプレイを楽しんでいたのです。
そんな2人の秘密を偶然知ってしまった、1年生「武蔵野双葉」
「千代丸」に確保された彼女はウブながら面白い反応を見せたことで「鷹乃」の目に留まり。
なんのかんのと生徒会に関わり、えっちな素質を開花されていくのでした。
だいぶ大雑把ですが、だいたいそんなん。
学園の生徒会を描いたお話です。
美人な生徒会長というのは、ぶっちゃけよく見られる設定。
ただ、こちらはタイトルにもなっているように”恋愛”とかラブっぽさはなく。
ヒロイン「鷹乃さん」は、”単に行為としてドえろいのを楽しんでいる”というのがポイントの1つ。
なにしろ、「豚」とか言われてゾクゾクしてましたから。
何かと言動はエロくぶっ飛んでいて、良いボケ役となってました。
はっちゃけえっちコメディーですね。
ポイントの2つ目は、もう1人のヒロイン「双葉さん」
副会長「沢渡悠路」と並んで、通常では突っ込み役となっているんですが。
えっち知識薄く、”行為には愛が必要”とか訴えていた彼女も、じわじわ生徒会の面々に毒されていくのです。
そうした「双葉さん」の成長っぷりですね。
もともとドえろい「鷹乃さん」、徐々に染まっていく「双葉さん」というこの2人がWヒロインとして漫画を牽引していました。
この相容れなさそうな両者が最終的にはどうなっていくのか、ご期待下さい。
※左:沢渡美月、右:風紀委員「鳳白」
冒頭のカラー原稿、そして1話はプレイを楽しむ「鷹乃さん」と「千代丸くん」
どちらもプレイに対し、オチで副会長「悠路くん」が突っ込みを入れるという流れでした。
そのうち1話はマンネリという評価をした「鷹乃さん」に対して「千代丸くん」が本気になるというお話。
余裕がなくなる…ような彼女をお楽しみください。
良いオチでした。
おもろいです。
「双葉さん」が参加するのは2話目から。
あれは確かに”運命の出会い”でしたが…まぁ、いきなりトンデモなものを目撃しましたわね(笑)
「ダメよ…若いうちから歪んだセックス幻想なんかに囚われては…」
という「鷹乃さん」のコメントが可笑しいです。
脱ぐ際の表情がえっちです。
3話目は「双葉さん」生徒会に勧誘されるところから。
「悠路くん」がフォローしてます。
先のエピソードではツッコミ役で、この際にも常識人っぽい対応を見せていたんですが。
そうか、彼もまったく普通という訳ではないのか。
このエピソードは「双葉さん」がメイン。
やっぱり真面目なんですねー。
まさかあーなるとは思いませんでしたが。
あれは恥ずかしい。
冒頭ページの、
「黙れ痴女」
…のくだりが可笑しい4話目。
「双葉さん」が生徒会入りしてますが、同時に新キャラの風紀委員「鳳白(おおとり・しろ)」が登場。
おっとりとした物腰のMちっく女性です。
まだ嫌悪感が強い「双葉さん」はお休みで、こちらはその「白さん」がメイン。
縄を受け、「鷹乃」・「千代丸」の2人にサレております。
むちむちしたスタイルがキュート。
5話目は学園外のエピソード。
主要メンバーは登場せず(いちおう)、ヒロインは新キャラの「美月」さん。
彼女は副会長「悠路くん」の姉で、”弟とえっちしたい”という願望を持っていたのです。
「ペロペロしたい」
とかなんとか、面白い人ですね。
いちおう年上なのに、あちこち可愛いです。
この方の連続モノでも大丈夫そう。
ちなみに「美月さん」は師匠と呼ぶ人から電話でアドバイスをもらってました。
まぁ、たぶん想像通りの人物でしたが。
6話目は再び生徒会。
生徒会をPRする、という真っ当な提案なんですが…いかにも成年漫画な展開に。
後の展開は概ね想像通りでしたけど、その前の生徒会名簿のコマが好き。
あ、「今のが模範演技よ」のくだりも良かったです。
ただ、「双葉さん」があー言ったのはちょっと意外。
個人的には次の7話目が先のが流れ的に良かったような気もしました。
その7話目はまたまた学園外。
「双葉さん」のお買いものエピソードで、新キャラ「ハル」が登場しています。
ぶっちゃけひでるさんはなんとなく先が読めましたが。
カラオケボックスでのえっちです。
ここは彼女のクライマックスなので、じっくりとお楽しみください。
※左:生徒会長「富士島鷹乃」、右:武蔵野双葉
続く8話目。
先のお話がため、「双葉さん」にとある決意が。
その関係で心揺さぶられたのは生徒会長「鷹乃さん」なのでした。
ここからが最終エピソード。
まずは風紀委員「白さん」が顔を見せ、複数えっちに発展していました。
そんなこんなで、9、10話。
やっぱりだいたいコメディー調に進行するんですが。
いままでボケ倒してきた「鷹乃さん」の素が初めて見えたことで、最終エピソードに相応しいものとなってます。
ちょっと意外でしたが、やっぱり読者的にあの反応でどこか安心感があり。(←たぶん)
読後感の良さに繋がっていたと思います。
詳細は秘密ね。
髪の毛が伸びている「双葉さん」にも注目。
巻末に収録されている0話は、「鷹乃」・「千代丸」の慣れ染めについて。
ああ、確かに興味ある!
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【 その他 】
そんなこんなで「ヤスイリオスケ」センセでした。
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三国志ネタだった前回に続いて長編ですね。
いいんじゃないでしょうか。
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■えろまん。(仮) (八神健)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] 漫画家、コメディー、ラブコメ
・構成 : 22話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 折り返しにコメント、あとがき、カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八神健(やがみ・けん)」センセの「えろまん。(仮)」です。
※因八と果神「いぬがミケ」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
購入時は2冊目以降も続くかと思っていたんですが、勘違いでした。
1巻で完結するお話です。
連続性あり、だいたい数話にてエピソードが描かれるというもの。
詳しくは後述しますが、もともとの掲載ページが少ないんですね。
ただ、数話は連続しており、各エピソードごともそう違う流れにはなっておらず
特に短いとか、ぶつ切りみたいな印象はありません。
普通に楽しめると思います。
また、サービスシーンなんですが。
そう多くはないものの、掲載紙がえっち系であるためか普通にバストトップまで描かれてます。
センセの素朴さあるタッチがためか、あんまりエロくはないんですが。
なんというか…コレはこれで良い感じでした。
個人的に(笑)
適度な濃淡で描き込みはすっきり。
コマへの収まりもよく、全体は見易い仕上がり。
さっぱりしてますねー。
乱れ・崩れはなく、丁寧で安定。
小さいコマも丁寧で、引っ掛かるところはありません。
また、コメディー部分をはじめ、表現的にも問題は見られず。
特にこの部分でのマイナス点はありませんでした。
キャラは素朴で漫画っぽいもの。
多少の癖はあるので、好き嫌いあるかもしれませんが。
お話にはよく合致したものだと思います。
判断については、カラーとそう変化はないため、↓表紙の判断で良いでしょう。
【 収録話 】 22話収録
えっち漫画家としてデビューを目指す「因八健人(いなば・けんと)」
しかし、持ち込んだネームはことごとく編集「虎縞(とらしま)」からボツを喰らっていたのでした。
そんな彼が偶然出会ったのが、「果神未亜(かがみ・みあ)」
彼女も同じく漫画家志望で、やはり持ち込みを繰り返していたんですが。
”少年誌向け”というその原稿は、「健人」を唸らせるほどのエロス度合いだったのです。
漫画からとてつもない才能を感じ取った彼は、共に漫画を描くことを提案。
仕上がった原稿は「虎縞」を揺り動かすほどの出来栄えだったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
漫画家を目指す男女のラブコメ。
2人が原稿を前に奮闘する様を描いたもの。
えっち漫画描きの真面目な漫画ですわね。
なかなか熱いシーンありつつも、基本的にはコメディーちっくに進行しています。
楽しく読めますが、軽々しいだけでないのはポイントでしょう。
ほか、業界的なこと、サービスシーンなどもちらほら。
妙なラブコメイベントは排除されており、あくまでも漫画をメインとしたのは良かったと思います。
もともとはえっち系雑誌のショート枠だそうで、ページとしても6~10くらい。
話数がやたらあるのはそのため。
雑誌のジャンルはそんなんでも自由であったらしく、直接えっちシーンも結局…なかったですね。
近いまではちらほらあったんですが。
※左:編集「虎縞」、右:「亜美」
前述したあらすじは、概ね創刊号~4号目(話目)まで。
ここで目立っていたのは…
「こんなネームじゃ全然濡れねぇよ!」
と言った発言から登場していたた編集「虎縞さん」
認めた原稿に対する情熱も並々ならぬものがありました。
仕事できそうな人だー。
彼女を主役にした漫画でも面白そうですね。
「因八くん」の妄想にて脱がされておりましたよ。
一方、メインヒロイン「果神さん」は漫画以外のダメっぷりが強調されてます。
普通にしてたら可愛いのに。
3号目ではこうした漫画にお約束の、モデルになるというネタが差し込まれているんですが。
脱いだのは「因八くん」でした。
お前か(笑)
彼女のらしい反応にも注目下さい。
PN「いぬがミケ」としてデビューしたのが5号目から。
関西弁な新キャラ「亜美」さんが登場。
いきなり百合ちっくなサービス描写がありましたよ。
7号目まではその「亜美さん」とのやり取り。
昔は色々あったようで、その気持ちもよく分かります。
また、いきなり相方となっていた「因八くん」とのやり取りにて、漫画の描き方についても触れられておりました。
後で本編中にも書かれますが、アナログなんですね。
8号目からは別のえっち漫画家さん「天音キネコ」が登場。
「~ですの」口調の可愛らしい方で、眼鏡で地味目な「果神さん」とはまた全然異なるタイプ。
彼女もまた「果神さん」の原稿を読むんですが。
女の子がこぞってあーした反応(笑)する漫画というのは、なかなか凄まじいですね。
ここから13号目までは「天音さん」とのやり取りがメイン。
デジタルな原稿作成がため、大きなトラブルに発展しておりました。
ああ、似たような事ならば普通の会社でもちらほらありますよー。
間違って上書きしちゃうとか…。
12号目冒頭のシーンが好きです。
彼女がヒロインならば、あーした漫画になりそうね。
そうした意味で、「果神さん」は良いバランスと言えるでしょう。
詳しくは伏せますが、「天音さん」シリーズの総括みたいな13号目のオチは良いものでした。
14号目~20号目がこの単行本のクライマックス。
たいていの漫画家漫画で描かれている(←ような気がする)、スランプに陥る展開です。
先の「天音さん」とのアレコレも影響してるんでしょう。
気晴らしデートも結果として即効性がなく、なんと「果神さん」は実家へ帰ってしまうのでした。
ほぼ女性ばかりなこの漫画にて、「因八くん」以外の男性キャラが登場してます。
お父さんですね。
まぁ、ご両親の言われてることは、至極真っ当なもの。
ここは主人公「因八くん」の見せ場ですね。
良かったです。
なお、いままでの女性陣の反応から察するに…お母さまがあー言ったのも納得。
妄想などではない、「果神さん」の全裸も見れましたよ。
※左:果神未亜、右:天音キネコ
新たな展開を見せる21号目、そして最終号がラストエピソード。
早かったですが、漫画はこれにて終了となります。
21号目にて「因八くん」が言われていたことも、これまた真っ当なこと。
その結論となるのが最終号なんですが、非常にモノ分かりの良い方でした。
彼らは人に恵まれてますね。
最終話イイ出来栄えでしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで「八神健」センセでした。
ブログで取り上げるのはこれが初めて。
代表作「ななか~」は読んでおりましたが、漫画はそれ以来のこと。
久しぶりでしたけど、やっぱりお上手ですわね。
たとえエロの部分を除いて、”漫画家漫画”のジャンルとして考えても、高い完成度だと思います。
店頭ではちょっと疑ってたんですけどね(笑)
正直なところ、もう少し彼らを見たい気もしますが…長さとしてもちょうど良かったのではないでしょうか。
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・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] 漫画家、コメディー、ラブコメ
・構成 : 22話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 折り返しにコメント、あとがき、カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「八神健(やがみ・けん)」センセの「えろまん。(仮)」です。
※因八と果神「いぬがミケ」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
購入時は2冊目以降も続くかと思っていたんですが、勘違いでした。
1巻で完結するお話です。
連続性あり、だいたい数話にてエピソードが描かれるというもの。
詳しくは後述しますが、もともとの掲載ページが少ないんですね。
ただ、数話は連続しており、各エピソードごともそう違う流れにはなっておらず
特に短いとか、ぶつ切りみたいな印象はありません。
普通に楽しめると思います。
また、サービスシーンなんですが。
そう多くはないものの、掲載紙がえっち系であるためか普通にバストトップまで描かれてます。
センセの素朴さあるタッチがためか、あんまりエロくはないんですが。
なんというか…コレはこれで良い感じでした。
個人的に(笑)
適度な濃淡で描き込みはすっきり。
コマへの収まりもよく、全体は見易い仕上がり。
さっぱりしてますねー。
乱れ・崩れはなく、丁寧で安定。
小さいコマも丁寧で、引っ掛かるところはありません。
また、コメディー部分をはじめ、表現的にも問題は見られず。
特にこの部分でのマイナス点はありませんでした。
キャラは素朴で漫画っぽいもの。
多少の癖はあるので、好き嫌いあるかもしれませんが。
お話にはよく合致したものだと思います。
判断については、カラーとそう変化はないため、↓表紙の判断で良いでしょう。
【 収録話 】 22話収録
えっち漫画家としてデビューを目指す「因八健人(いなば・けんと)」
しかし、持ち込んだネームはことごとく編集「虎縞(とらしま)」からボツを喰らっていたのでした。
そんな彼が偶然出会ったのが、「果神未亜(かがみ・みあ)」
彼女も同じく漫画家志望で、やはり持ち込みを繰り返していたんですが。
”少年誌向け”というその原稿は、「健人」を唸らせるほどのエロス度合いだったのです。
漫画からとてつもない才能を感じ取った彼は、共に漫画を描くことを提案。
仕上がった原稿は「虎縞」を揺り動かすほどの出来栄えだったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんなん。
漫画家を目指す男女のラブコメ。
2人が原稿を前に奮闘する様を描いたもの。
えっち漫画描きの真面目な漫画ですわね。
なかなか熱いシーンありつつも、基本的にはコメディーちっくに進行しています。
楽しく読めますが、軽々しいだけでないのはポイントでしょう。
ほか、業界的なこと、サービスシーンなどもちらほら。
妙なラブコメイベントは排除されており、あくまでも漫画をメインとしたのは良かったと思います。
もともとはえっち系雑誌のショート枠だそうで、ページとしても6~10くらい。
話数がやたらあるのはそのため。
雑誌のジャンルはそんなんでも自由であったらしく、直接えっちシーンも結局…なかったですね。
近いまではちらほらあったんですが。
※左:編集「虎縞」、右:「亜美」
前述したあらすじは、概ね創刊号~4号目(話目)まで。
ここで目立っていたのは…
「こんなネームじゃ全然濡れねぇよ!」
と言った発言から登場していたた編集「虎縞さん」
認めた原稿に対する情熱も並々ならぬものがありました。
仕事できそうな人だー。
彼女を主役にした漫画でも面白そうですね。
「因八くん」の妄想にて脱がされておりましたよ。
一方、メインヒロイン「果神さん」は漫画以外のダメっぷりが強調されてます。
普通にしてたら可愛いのに。
3号目ではこうした漫画にお約束の、モデルになるというネタが差し込まれているんですが。
脱いだのは「因八くん」でした。
お前か(笑)
彼女のらしい反応にも注目下さい。
PN「いぬがミケ」としてデビューしたのが5号目から。
関西弁な新キャラ「亜美」さんが登場。
いきなり百合ちっくなサービス描写がありましたよ。
7号目まではその「亜美さん」とのやり取り。
昔は色々あったようで、その気持ちもよく分かります。
また、いきなり相方となっていた「因八くん」とのやり取りにて、漫画の描き方についても触れられておりました。
後で本編中にも書かれますが、アナログなんですね。
8号目からは別のえっち漫画家さん「天音キネコ」が登場。
「~ですの」口調の可愛らしい方で、眼鏡で地味目な「果神さん」とはまた全然異なるタイプ。
彼女もまた「果神さん」の原稿を読むんですが。
女の子がこぞってあーした反応(笑)する漫画というのは、なかなか凄まじいですね。
ここから13号目までは「天音さん」とのやり取りがメイン。
デジタルな原稿作成がため、大きなトラブルに発展しておりました。
ああ、似たような事ならば普通の会社でもちらほらありますよー。
間違って上書きしちゃうとか…。
12号目冒頭のシーンが好きです。
彼女がヒロインならば、あーした漫画になりそうね。
そうした意味で、「果神さん」は良いバランスと言えるでしょう。
詳しくは伏せますが、「天音さん」シリーズの総括みたいな13号目のオチは良いものでした。
14号目~20号目がこの単行本のクライマックス。
たいていの漫画家漫画で描かれている(←ような気がする)、スランプに陥る展開です。
先の「天音さん」とのアレコレも影響してるんでしょう。
気晴らしデートも結果として即効性がなく、なんと「果神さん」は実家へ帰ってしまうのでした。
ほぼ女性ばかりなこの漫画にて、「因八くん」以外の男性キャラが登場してます。
お父さんですね。
まぁ、ご両親の言われてることは、至極真っ当なもの。
ここは主人公「因八くん」の見せ場ですね。
良かったです。
なお、いままでの女性陣の反応から察するに…お母さまがあー言ったのも納得。
妄想などではない、「果神さん」の全裸も見れましたよ。
※左:果神未亜、右:天音キネコ
新たな展開を見せる21号目、そして最終号がラストエピソード。
早かったですが、漫画はこれにて終了となります。
21号目にて「因八くん」が言われていたことも、これまた真っ当なこと。
その結論となるのが最終号なんですが、非常にモノ分かりの良い方でした。
彼らは人に恵まれてますね。
最終話イイ出来栄えでしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで「八神健」センセでした。
ブログで取り上げるのはこれが初めて。
代表作「ななか~」は読んでおりましたが、漫画はそれ以来のこと。
久しぶりでしたけど、やっぱりお上手ですわね。
たとえエロの部分を除いて、”漫画家漫画”のジャンルとして考えても、高い完成度だと思います。
店頭ではちょっと疑ってたんですけどね(笑)
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えろまん。(仮) (バンブーコミックス/COLORFUL SELECT) (バンブー・コミックス COLORFUL SELECT) (2013/02/27) 八神 健 商品詳細を見る |
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■いろは坂、上がってすぐ。 (勇人)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] ほのぼの、コメディー、ファンタジー
・構成 : 10話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 合間にあとがき、カバー裏に漫画「いろはちっく天国」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「勇人(ゆうと)」センセの「いろは坂、上がってすぐ。 1巻」です。
※橘雫
【 構成・絵柄 】
巻数表記のある長編漫画です。
ただ、1巻に収録されたラスト話のオチは非常に雰囲気の良い物で…。
このまま1冊で終わっても良かったかなー、って思いました。
まとまり良かったですよ。
お話はちょっとイイ話ちっく。
ため、ひでるさんの肌には合わないんですね(笑)
カバー裏に書かれている”ハートウオーミング”がそのままな感じです。
詳しくは後述します。
なお、長編でもきっちりお話の繋がるものではなく、各話で問題解決なタイプでした。
軽い書き込み具合で素朴な雰囲気。
濃淡はだいたい適度なくらい。
結構白比率があり、全体的にゆったりとしたテンポがありました。
乱れや崩れはなく丁寧で、見易い仕上がり。
キャラ絵はゆったりした輪郭で、小さい鼻に楕円な黒目。
だいたい、ゆるんとまとまってます。(←良い意味で)
漫画は特に引っ掛かるところなく、コメディー崩しなどもお上手。
ただ、癖は強いので、好き嫌いがあるかもしれません。
↓表紙・裏表紙にてご判断ください。
【 収録話 】 10話収録
質屋を1人できりもみする看板娘「橘雫」
いわゆる買い取りではなく、預かった品物を担保として金額を貸すシステムなんですが。
彼女には品物に宿る想いを読み取る、不思議な能力があったのでした。
大雑把ですが、ごく簡単にはそんなん。
センセ独特な、素朴さのあるほのぼのちっく漫画。
心洗われるようでした。
ただ、あまりにそれが強く、いわゆる”悪人不在”なお話でして。
主要キャラが幼稚園児ならばいいものの、それが現役の女子高生ともなると…。
さすがに、現代ファンタジーな感じです。
(※他作品「シスプラス」で登場している「姫苺」のような、黒さ持ったキャラがいない)
また、主人公は特殊能力を有していて。
品物に残る想いを読み取る、持ち主にフラッシュバックさせるという、そのままファンタジーな描写がありました。
そんなんを元に、利益も度外視で最善だろう結果を導くんですね。
ちらほら漫画で見られるような設定よ。
ひでるさんも1話、2話でそう考え。
正直なところ、否定的な、冷めた目でじとーって各話を見ていたんですが。
ああ、さすがは「勇人」センセ。
実に巧いことまとめあげてます。
前述したように、根性ひねくれ曲がったひでるさんは好きなタイプの漫画でないものの、なんのかんのと最後までじっくり読まされてしまいました。
センセのファンなら、間違えないでしょう。
↓表紙の女子高生な制服に釣り上げられた人でも…案外楽しめるかも。
それっぽくはないものの、サービスもあったので。
※こんなんですね。
003:第1品 「大きな腕時計」
ちらほら説明と基本なお話の流れになっているこちら。
いかにもスタンダードなお話というイメージでした。
(※この際は否定的に見てましたよ)
また、いきなりヒロインのお風呂シーンがあったりするんですが。
まー、えっち度低いですねー。
「月乃」さんはいいおっぱいでしたが。
025:第2品 「ちっちゃな親友」
こちらもいきなりお風呂シーンから。
番台に座る銭湯の息子「翔太」くんとお話をしているんですけど。
「雫ちゃん」は普通に全裸なのね。
彼はたっぷり意識してるというのに…。
いいんだか、悪いんだか。
043:第3品 「未使用のチケット」
バレンタインで、学校描写から始まるこちら。
「雫ちゃん」は「片桐悠」、「一華」といった友人ら3人組みでした。
やっぱり3名なんですね。
彼女の飼ってる黒猫がちらほら可愛いです。
063:第4品 「ひとりぼっちのピアノ」
こちらも学校でのエピソード。
ピアノな女の子が可愛らしいです。
ただ、後半のあれはいかにも漫画かな。
081:第5品 「照れ屋な目覚まし時計」
下着姿でうろうろ遊んでいた「雫ちゃん」
「翔太くん」に見られて、悲鳴を上げたりしているんですが。
”頭にショーツかぶって、はっちゃけていた姿が恥ずかしい”のであって、制服・下着な格好は平気なのね。
まぁ、全裸でも普通にしてたからなぁ。
こちらは、どっかで見たことあるキャラが登場する、サービス回です。
なにげに後日談となっていたので、知ってる方は小躍り下さい。
099:第6品 「ポケットの中の手紙」
115:第7品 「ボロボロのシューズ」
ボーイッシュな友人「悠さん」がピックアップされるエピソード。
この漫画では珍しくややこしい事態に発展するので、2話連続となってます。
ここは…先に指摘したそのまま、「雫ちゃん」のキャラがため問題大きくなるというもの。
やっと高校生っぽい感じになりました。
ピリっとした辛みがイイですね。
ただ、皆さん性格良いので、結局は丸く収まるんですけど。
135:第8品 「丘の上の桜」
町内会でのお花見話。
この作品中でも直接言われてましたけど、本当に際立って良い子ですもんね。
「翔太くん」はもっと頑張れ。
※左:月乃、右:一華・悠・雫
145:第9品 「大将のチャンピオンベルト」
プロレス団体が関わるお話です。
ここはいかにも漫画という、現実味のない結末になってました。
収録では最も嫌いなエピソード。
せめて今回くらいは、どうにもできないまま終わっても良かったと思うんですがねぇ。
161:第10品 「いろは坂の夜景」
友人らと銭湯に出掛けるというエピソード。
こちらでは胸の大きさで競う場面があるんですが。
そのジャッジを、「翔太くん」にさせておりました。
「雫ちゃん」はああしたキャラなのでいいですが、お仲間も相応に幼いんだなぁ。
それとも、彼が問題外なのか。
せっかくならば、厳密に勝敗つけてあげればいいのに。
こちらのオチは非常に良い感じでした。
このまま終わってしまいそうなくらいでしたよー。
【 その他 】
そんな訳で、「はなまる幼稚園」で一躍有名人となった「勇人」センセでした。
こちらのブログでは他に「シスプラス」も紹介してます。
発売時はそちらの2巻と同時発売で、キャンペーンやってましたよ。
ただ、QUOカードとか別にいらないなぁ…。
いつだったか、「井上よしひさ」センセがやってたみたいな合体漫画が読みたかったです。
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] ほのぼの、コメディー、ファンタジー
・構成 : 10話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 合間にあとがき、カバー裏に漫画「いろはちっく天国」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「勇人(ゆうと)」センセの「いろは坂、上がってすぐ。 1巻」です。
※橘雫
【 構成・絵柄 】
巻数表記のある長編漫画です。
ただ、1巻に収録されたラスト話のオチは非常に雰囲気の良い物で…。
このまま1冊で終わっても良かったかなー、って思いました。
まとまり良かったですよ。
お話はちょっとイイ話ちっく。
ため、ひでるさんの肌には合わないんですね(笑)
カバー裏に書かれている”ハートウオーミング”がそのままな感じです。
詳しくは後述します。
なお、長編でもきっちりお話の繋がるものではなく、各話で問題解決なタイプでした。
軽い書き込み具合で素朴な雰囲気。
濃淡はだいたい適度なくらい。
結構白比率があり、全体的にゆったりとしたテンポがありました。
乱れや崩れはなく丁寧で、見易い仕上がり。
キャラ絵はゆったりした輪郭で、小さい鼻に楕円な黒目。
だいたい、ゆるんとまとまってます。(←良い意味で)
漫画は特に引っ掛かるところなく、コメディー崩しなどもお上手。
ただ、癖は強いので、好き嫌いがあるかもしれません。
↓表紙・裏表紙にてご判断ください。
【 収録話 】 10話収録
質屋を1人できりもみする看板娘「橘雫」
いわゆる買い取りではなく、預かった品物を担保として金額を貸すシステムなんですが。
彼女には品物に宿る想いを読み取る、不思議な能力があったのでした。
大雑把ですが、ごく簡単にはそんなん。
センセ独特な、素朴さのあるほのぼのちっく漫画。
心洗われるようでした。
ただ、あまりにそれが強く、いわゆる”悪人不在”なお話でして。
主要キャラが幼稚園児ならばいいものの、それが現役の女子高生ともなると…。
さすがに、現代ファンタジーな感じです。
(※他作品「シスプラス」で登場している「姫苺」のような、黒さ持ったキャラがいない)
また、主人公は特殊能力を有していて。
品物に残る想いを読み取る、持ち主にフラッシュバックさせるという、そのままファンタジーな描写がありました。
そんなんを元に、利益も度外視で最善だろう結果を導くんですね。
ちらほら漫画で見られるような設定よ。
ひでるさんも1話、2話でそう考え。
正直なところ、否定的な、冷めた目でじとーって各話を見ていたんですが。
ああ、さすがは「勇人」センセ。
実に巧いことまとめあげてます。
前述したように、根性ひねくれ曲がったひでるさんは好きなタイプの漫画でないものの、なんのかんのと最後までじっくり読まされてしまいました。
センセのファンなら、間違えないでしょう。
↓表紙の女子高生な制服に釣り上げられた人でも…案外楽しめるかも。
それっぽくはないものの、サービスもあったので。
※こんなんですね。
003:第1品 「大きな腕時計」
ちらほら説明と基本なお話の流れになっているこちら。
いかにもスタンダードなお話というイメージでした。
(※この際は否定的に見てましたよ)
また、いきなりヒロインのお風呂シーンがあったりするんですが。
まー、えっち度低いですねー。
「月乃」さんはいいおっぱいでしたが。
025:第2品 「ちっちゃな親友」
こちらもいきなりお風呂シーンから。
番台に座る銭湯の息子「翔太」くんとお話をしているんですけど。
「雫ちゃん」は普通に全裸なのね。
彼はたっぷり意識してるというのに…。
いいんだか、悪いんだか。
043:第3品 「未使用のチケット」
バレンタインで、学校描写から始まるこちら。
「雫ちゃん」は「片桐悠」、「一華」といった友人ら3人組みでした。
やっぱり3名なんですね。
彼女の飼ってる黒猫がちらほら可愛いです。
063:第4品 「ひとりぼっちのピアノ」
こちらも学校でのエピソード。
ピアノな女の子が可愛らしいです。
ただ、後半のあれはいかにも漫画かな。
081:第5品 「照れ屋な目覚まし時計」
下着姿でうろうろ遊んでいた「雫ちゃん」
「翔太くん」に見られて、悲鳴を上げたりしているんですが。
”頭にショーツかぶって、はっちゃけていた姿が恥ずかしい”のであって、制服・下着な格好は平気なのね。
まぁ、全裸でも普通にしてたからなぁ。
こちらは、どっかで見たことあるキャラが登場する、サービス回です。
なにげに後日談となっていたので、知ってる方は小躍り下さい。
099:第6品 「ポケットの中の手紙」
115:第7品 「ボロボロのシューズ」
ボーイッシュな友人「悠さん」がピックアップされるエピソード。
この漫画では珍しくややこしい事態に発展するので、2話連続となってます。
ここは…先に指摘したそのまま、「雫ちゃん」のキャラがため問題大きくなるというもの。
やっと高校生っぽい感じになりました。
ピリっとした辛みがイイですね。
ただ、皆さん性格良いので、結局は丸く収まるんですけど。
135:第8品 「丘の上の桜」
町内会でのお花見話。
この作品中でも直接言われてましたけど、本当に際立って良い子ですもんね。
「翔太くん」はもっと頑張れ。
※左:月乃、右:一華・悠・雫
145:第9品 「大将のチャンピオンベルト」
プロレス団体が関わるお話です。
ここはいかにも漫画という、現実味のない結末になってました。
収録では最も嫌いなエピソード。
せめて今回くらいは、どうにもできないまま終わっても良かったと思うんですがねぇ。
161:第10品 「いろは坂の夜景」
友人らと銭湯に出掛けるというエピソード。
こちらでは胸の大きさで競う場面があるんですが。
そのジャッジを、「翔太くん」にさせておりました。
「雫ちゃん」はああしたキャラなのでいいですが、お仲間も相応に幼いんだなぁ。
それとも、彼が問題外なのか。
せっかくならば、厳密に勝敗つけてあげればいいのに。
こちらのオチは非常に良い感じでした。
このまま終わってしまいそうなくらいでしたよー。
【 その他 】
そんな訳で、「はなまる幼稚園」で一躍有名人となった「勇人」センセでした。
こちらのブログでは他に「シスプラス」も紹介してます。
発売時はそちらの2巻と同時発売で、キャンペーンやってましたよ。
ただ、QUOカードとか別にいらないなぁ…。
いつだったか、「井上よしひさ」センセがやってたみたいな合体漫画が読みたかったです。
いろは坂、上がってすぐ。(1) (ヤングガンガンコミックス) (2012/07/25) 勇人 商品詳細を見る |
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