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■あの子のお気に入り (背中が尻)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ブラック、青春、ラブコメ、
・構成 : 7話収録。
・おまけ: あとがき、
     カバー裏に漫画「期待のあとさき番外編 姉の愉しみ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「背中が尻(せなかがしり)」センセの「あの子のお気に入り」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録7話は全て短編での構成。
カバー裏は2ページの漫画になっていて、収録話の番外編でした。
くくりは「AOHA COMICS」、なのですが。
あの↓表紙がため、イマイチそう見えないですね。
せめて中扉くらいのが良かったんでは。
(どっちにしろエロいですが)
ただ、そんな印象は間違いでなく。
収録7話のうち、4話はブラック色の強いものです。
微妙な読後感だろう、良作品が揃ってました
なお、それぞれヒロインらは、↓表紙・裏表紙。
折り返しにもくじ(あとがき)など、どこかしらに顔を見せてます。
読み終わった際、誰がどこにいるか、探して見てみて。

王子様役「池川めいこ」
※「池川めいこ」

 ★★絵柄について ★★★

艶々っとした色彩で、独特な雰囲気のあるタッチ。
全体の色付きはしっかりですが、色味はやや淡い黒色。
そこそこコッテリ、な感じ。
人物絵は、可愛らしい寄りだと思うんですが。
お話も手伝ってか、どこか空虚なところがあって…。
ふと真顔になった際など、鋭利な冷たさが凄い、怖い。
はっちゃけた、漫画・マンガしたエピソードもあったんですけどね。
多少配置やバランス面など、気になるところありましたが。
漫画は優れていて、背景や小物なども良く。
ソッチの強さで牽引し、細かい部分を払拭していた印象です
判断は背景のカット絵も見易い、裏表紙が良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

003:「あの子のお気に入り」
生徒「森坂ふゆ美」と関係を持っていた、教師「高松」
しかし、ちゃんと彼女もいる彼は単なる遊びで、しっかり別れ話もして納得を得ていたのですが~。
帰宅したところ、「森坂」が部屋で待っていたのでした。
似たような事やってる男性陣が、ゾッとするようなお話。
こんなんが表題作・冒頭話ということで…。
単行本の方向性が想像されますよね(笑)
↓表紙・中扉はこちらのヒロイン「ふゆ美ちゃん」だと思います。
前半・部屋に居た彼女とのやり取りが怖い
可愛らしい、イイ娘なのですが…ちょっと遊びで付き合うに難しい感じ。
自業自得なので、最後まで面倒見るように。

027:「スポットライトの下で咲く」
文化祭、クラスで演劇をやる事となり。
男性ながら、「神田」はお姫様役となってしまったのですが。
憧れていた女性「池川めいこ」が王子様役(男装)であったため、頑張ることとしたのです。
前話と打って変わって、嬉し恥ずかしな青春ラブコメ
満場一致で選出されるだけあって、「神田くん」はだいぶ可愛らしい男性。
いわゆるいじめとかでなく、クラスの女子らにも大好評でした。
一方、王子様役の「めいこさん」は…こちらもまた、宝塚の即戦力になれそうな、男装の麗人。
「神田くん」もモテそうですが、彼女も人気ありそうだなぁ。
(※コマの端でそうした光景みれました)
あるいは、「神田くん」が女生徒らと結託して、こう仕向けたのではなかろうか。
えっちでも、ほぼ彼女がリードしてましたよ。

053:「わからず屋にはまだ早い」
頻繁に「ゆたか」の部屋へやって来る幼馴染み「ミヤ」
彼女にからかわれた事を切っ掛けに、えっちの練習する流れになったのでした。
すっかりギャルに成長してしまった「ミヤちゃん」
ピアスとか、なかなか凄いコトとなっていて。
あれは…たぶん、彼女自身がそんなん好きでやっていると思われるのですが。
あのね、フツーの男性陣は引くと思いますよ…。
耳だけでなく、ヘソとか舌にまでやってましたからね。
あ、「ミヤちゃん」は裏表紙に居るので、そっちのが分かり易いです。
そう熟練者に見えませんでしたが、初心ではないようで。
色々あった後、自分の気持ちに気付いた~とかなのかしら。

075:「君にかなう魔法はない」
毎日、図書室へ通う「叶」
それは、本好きな「真保塚さり(まほつか・-)」に会うためだったのですが。
ふとした切っ掛けから、オカルト本に興味を持っていることを知り…。
その手伝いをすることとなったのでした。
ちょっと分かり辛い冒頭シーン
そーはならんでしょー、といった描かれ方であったのは、非常に残念。
漫画で先制パンチとなる場面だったので、勿体ない。
あそこは、本を取ろうと脚立上で背伸びをしていた横を通りかがり。
見上げパンチラからの落ち・ラッキースケベだと思いました。
妙ちくりん・強引な彼女の名前(笑)から察せられるだろうそのまま…。
興味ある魔術に付き合う流れでのえっち展開。
儀式の冒頭から、いきなり下半身丸出しというのが凄い、えろい。
まぁ、お互い良かったわね。

099:「私はきみに届かない」
入学式に告白され、ずっと付き合っていた男子「石川ゆうほ」
それから卒業となったため、彼を部屋に誘ったのでした。
彼女目線で、物事が淡々と描かれていたたため、だいぶソフトな感じになっていましたが。
実際のアレコレは相当に重く、苦しさあるもの
これがね、結果「ゆうほくん」の心も大いに抉って傷付けるだろうもので…見ていて、非常にしんどい。
彼がどうにかできる年齢でもないからなぁ。
(※漫画的なセオリーならば、彼が迎えてハッピーエンドなのでしょうけど…それだと軽々しいですもんね)

なお、ヒロイン「戸令」さんはもくじ、あとがき絵に描かれているのですが。
あまりにあんまりなお話がためか、あとがき絵はいい笑顔してました。

「戸令さん」、「多胡まなみ」
※左:「戸令さん」、右:「多胡まなみ」

125:「期待のあとさき」
双子の姉妹「月華(げっか)」と「留華」
「月華」と付き合う「田辺」が、即座に「留華」だと見抜いたこともあり、ふと気になっていたところ。
既に彼に興味を失っていた「月華」は、待ち合わせに変装させた「留華」を向かわせることとしたのでした。
まぁ、これまでの話があり、タイトルそんなんなので…オチは想像できるかなー
まあね、容姿はともかく、性格真逆な2人。
そこそこ時間共有してアレだと、仕方ないことかと思います。

なお、姉「月華さん」はカバー裏2ページ漫画で主役となっていて。
歪んだ姉妹のひとカケラが見れました。
どうして2人そーなったんだろう。

153:「まとわりつくほど愛してる」
女子から人気の「水谷」
困っていたところを助けたのを切っ掛けに、地味系女子「多胡まなみ」の態度は明らかに以前と違っていたのでした。
彼視点なので、妙な雰囲気なのですが。
彼女視点にした場合、頑張った(?)結果、イケメンな彼をゲットした成功ストーリー、になるかと思います。
前半、彼に引かれたアレコレは悪手だと思いますが…。
(見方によっては、そーまで好いてくれる、って感じにもなるか)
ヒントも受けたこともあり、自らが持つ武器を存分に使ってました。
案外、「まなみちゃん」のが後々に興味失ったりして。
逆に彼が追っかけるようになるかも、って気がしました。

 ★★リンクほか ★★★

あのこおきに

あの子のお気に入り (AOHA COMICS) コミック, 2023/10/27 [アダルト] 背中が尻 (著)
※現在はKindle版のみ確認(23/11/23)

■ピュア・パラディーソ (SAVAN)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、学生、黒下着
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「SAVAN(さばん)」センセの「ピュア・パラディーソ」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は全て短編。
あればイイって訳ではないですが、おまけ要素は寂しく
あとがき部分は一言。
そちらのイラストはカバー裏と同じ、もう一面は↓表紙のコピー。
なにげに、裏表紙も↓表紙絵を使ってますよね…。
事情は色々あるのでしょうけど、プラスαは物足りない1冊です。
お話はラブコメ。
大きめな男性がよく相手をつとめてましたね。
前後気になるエピソードもあったりして、そうした意味では良いのですが。
収録された範囲でのお話としては、もうなんちゃら不足している感じ
全然悪くないものの、正直なところそう良くとも思えませんでした。

教会シスター「ヒナセ」、アイドル「神田凛香」
※左:シスター、右:神田凛香


 ★★絵柄について ★★★

目力のある、可愛らしい人物画。
広めな輪郭で深い黒目、比較的しっかり描かれた鼻。
頬あたりのふんわり斜め線が特徴的。
背景なども力抜けることなく、お上手です。
画面強い黒色でこってり、ごっちゃり賑やか。
カラー絵と同様、白黒絵でもどこか艶々とした印象です。
漫画は、結構コメデイー崩し多く。
たまに、バランス気になるところもありました。
ほとんどは優れた作画で、パンチ力あるものなので、問題ありません。
判断は紹介帯カット絵もある裏表紙のが良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 8話収録

001:「今日からダーリン」
「ソフィア」と家庭教師「マナブ」のカップル。
彼への好意もあって、成績は短期間で目に見えて上昇しており。
ついに彼に告白をしたのでした。
男性で家庭教師になったなら。
やっぱり、カワイイ女性を生徒に持ちたいですよね。
ツインテールに黒セーラー服。
そして、↓表紙から察するに金髪でもあるらしい「ソフィアさん」
すげえ破壊力
また、おっぱい云々言うシーンありましたが、彼女の母親が巨乳なだけで。
もう、十分な大きさだと思います。
(カバーのアレは、ちょっと大き過ぎるかと)
家ながら制服姿のままだったりして、現在使えるものを総動員したのかな。

025:「じゃじゃ馬奥様・絶倫クマさん」
下着メーカーのチーフとして頑張る「富永エレン」とその旦那の夫婦生活。
彼も別会社の役員だそうです。
すげえ夫婦。
多忙そうながらも、ちゃんとえっちしていて、そこはイイのですが。
子供の存在感じられないのは、やっぱり何処か休みきれてないため、ではないかしら。
(※特に避妊してない様子でした)
「エレンさん」は、ちゃっかり自社開発の下着(試作品だって)着けてましたよ。
名前から察するに、奥様外国の方かしら。

045:「甘い懺悔室」
教会にやって来た「後藤」は何やら様子が違っていたため。
シスター「ヒナセ」はその話を聞くこととしたのでした。
あの時が、仕事のついでか、プライベートか分かりませんが。
黒ワイシャツに白ネクタイ、そしてあの顎鬚…。
そうした恰好は…どう見ても真っ当な社会人に見えなくて、ですね。
ヤのつく自由業じゃね、って思いました。
(あ、教会に行くのは通常日曜…そうすると単なるファッションかしら)
驚く彼の描写が見事。
もともと、シスターのが意識していたのか、かなり積極的でした。
職業的に刺さる人にはたまらん1話でしょう。

075:「HONEYファースト」
付き合って1年という「ひまり」・「延行」のカップル話。
そこそこ年齢差あるようで、彼は社会人。
発言鵜呑みにすると、結構デキル男性のようでした。
いい男性捕まえたわね。
まだ最後までシテなく、こちらが初体験。
「ひまりちゃん」の黒下着は、背伸びからの選択かな。
途中、とある理由でテンション上げる様がキュートでした。
研究の成果もあったかしら。

095:「淑女のお嗜み」
歴史ある財閥の一人娘「綾宮紫乃(あやみや・しの)」
事あるごとに彼女からちょっかいかけられていた教師「富山」でしたが。
みんなに隠れて、こっそり習得したいものがありますの
そうやって来た彼女は、驚くべき発言をしたのです。
お嬢様とのえっち話。
流れを見ていて、ですね。
お父様に言いつけますから
そう言われたら、逆に手出さないのではないかなぁ…。
また、当人自身、何を依頼してきたのか、分かってないところが危うい。
最悪、「富山くん」消されるかもしれませんね(笑)
御嬢様なので、下着デザインはもう少し頑張って欲しかったです。

113:「ヒメコイ」
歌にドラマに活躍する「神田凛香」
結婚がためインタビューを受ける彼女は過去を思い返していたのでした。
いわゆる、アイドルとイチャイチャ、ってお話。
商品に手を付けたのは、マネージャー「隆行」なのですが。
まぁ、まさしく公私共に支えていたのが、彼ですからねー。
出発点だろう歌はともかく、ドラマにのねじ込んだのは彼(あるいは事務所か)の頑張りもあっただろうしなぁ。
中盤、あの場面で止まった「隆行くん」は偉い
すっかり落ち着いた美人になってた冒頭2ページが全てですわね。

133:「蜜月とろり」
合宿で旅館にやってきた一行。
飲み過ぎた先輩「美琴」を介抱すべく、「修司」は部屋までおぶって連れていくこととなったのです。
浴衣可愛い、旅館話。
冒頭は、おそらく宴会の延長で2人しての卓球勝負。
この時の美琴さんがですね、浴衣の下がショーツだけといった状態。
普通、いかに暑くとも、女性は下にシャツなりブラなりするのが普通だと思われます。
たぶん、「美琴さん」が卓球に誘い、部屋まで連れ帰られるのを見越していたんではないかなぁ。
まぁ、結果オーライって感じで良かった。

正義の味方スーパーガール
※スーパーガール

153:「PUSSY CAT NIGHT」
悪漢から街を守る、正義の味方スーパーガール
今日も華麗に撃退したのですが…。
その夜、敵のアジトにて、第2ラウンドが始まったのでした。
当初、昼間のアレはヤラセなのかと思いましたが…。
そうではない、ですかね。
単に相性がいい、ってことでしょうか。
漫画では既に常習化した後の風景なようだったので。
やっぱり、初回えっちを描いてほしいなぁ。
なにゆえ、そーした関係になったのかしら。
個人的に好きなジャンルなので、変身前でのやり取りとかも見たいです。

 ★★リンクほか ★★★

ピュア・パラディーソ


ピュア・パラディーソ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/11/15 [アダルト] SAVAN (著)


★「SAVAN」センセの漫画紹介記事

トロラヴァ Melty・lover

■ギャルクリ! 医療法人ギャルクリニック (坂上海)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ギャル、病院、コメディー
・構成 : 8話(うち「ギャルクリ!」×7)
・おまけ: あとがき、おまけ漫画「私は園児になりたい。(2P)」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「坂上海(さかがみ・うみ)」センセの「ギャルクリ! 医療法人ギャルクリニック」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

院内スタッフは、全員ギャル★☆

…といった紹介帯文言に、オイオイ…とツッコミ入れつつ手に取ったのですが。
はい。
裏表紙の眼鏡さんに引っ掛けられてしまいました。

全部表題作っぽい雰囲気ですが、まったく関係ない短編も1話は収録されています。
また、巻末には2ページのの漫画があったのですが…。
調べたところ、コレ前回単行本のヒロインですね。
宣伝漫画、とかでしょうか。
今回のメインは実質7話(話数は5話)ほどの中編。
表題作です。
基本的には、表紙・タイトル、そのまんまというお話でした。
ひでるさん同様、裏表紙に引っ掛かった方は…。
そうしたノリとやや異なったお話になっていたので、お楽しみに。

女医「みやこ」、看護師「千雨(さめ)」
※左:女医「みやこ」、右:看護師「千雨(さめ)」

 ★★絵柄について ★★★

リアルさのある、細身で高身長のお姉さん絵柄です。
鼻・口など顔パーツはしっかり描かれていて、輪郭はやや縦長気味。
それでいて、バストはぷりんと大きめでした。
リアルな風味については良し悪し。
漫画に落ち着き・深さ・説得力が感じられる反面。
コメディー崩しほか、ちょっとしたバランスの崩れが目立ち易いです。
ただそれほど大きなマイナスは点なく
21から23年という原稿時期でしたが、それも多少の差があるかな程度でした。
背景なども人物絵に合った仕上がりです。
特に表題作については、カバー絵の判断そのままで問題ありません。

 ★★収録話について ★★★ 8話収録

005:「ギャルクリ!」 7話
最先端のエロ治療を行う「医療法人ギャルクリニック」
女医からナースまで全員ギャルという病院で、指名制で人気のフェラチオ外来はED治療の最先端。
そのほか、童貞治療から妊活治療など体から心まで治療するこちら。
超高額な医療費と男性らのリピート率の高さがため、繁盛していたのでした。
ざっくりでは、そんなお話。

医療法人ギャルクリニックを舞台としたお話。
基本的には1話で患者の治療終わる、ひと段落するイメージ。
(※ただし、2話のみ3本分続いてます)
いわゆる、えっちで解決といったもの
それぞれお話ごとに患者、メインたるヒロインが変化していきます。
舞台設定は同じなため、他キャラが顔を出したり、過去エピソードの影響があったり~ということもありました。
軽いタッチの中編漫画ですね。
そうしたタイプなため、収録の最終話もひと区切りした~といった終わり方でした。
もしかしたら…またシリーズ描かれたりするかな。

1話は肩の痛みでやってきた、「高井田高志」
お話の雰囲気から。
もしかして…コレ読み切り、で描かれたのかな。
彼、来て初めてギャルばかり~という異常事態に気付いたようでした。
まぁ、名前「ギャルクリニック」だからと言って、イコールそんなんとは思わないか。
普通。
担当医師は「みやこ」さん。
ちゃんと診察もしているようでしたが、ノリはギャルのソレで。
看護師「まひろ」と2人して彼で遊んでいました。
診察票が楽しい。
こんな病院あるかいな。
保険適応外にしちゃうよ
…といった発言はこちら病院の常套句らしく、今後もちらほら登場しています。
この漫画大人気になったら…流行語になるのは、ソレか。

前・中・後編と3話分ある2話目。
前回は普通に診察シーンからでしたが、こちらのメインは淫口科フェラチオ外来。
看護師の指名ほか、まったく病院らしくない店内、もとい院内がポイント。
メインは前話にも出ていた「まひろさん」
漫画で最も登場多く、↓表紙・中扉も彼女が担当しています。
やはり軽いノリで患者「佐藤」を相手にした(前編)後に。
彼女の好みド真ん中という、男の子「春人」を発見したのでした。
あーした無理が通るのは…目咎めた「ケイ」さんがためか、指名No.1がためか…。
自分トコのスペースに連れ込み、ガッツリえっちしてました。
後編、皆にバレた際のくだりが楽しい
まぁ、そりゃー当然目立ってたでしょう。
発見した皆も止めさせるだけでなく、ついでに参加しちゃうのが面白いです。
カワイイ男子は得だねー。

「井川慧(ケイさん)」治療中
※「井川慧(ケイさん)」

緊急外来の対応から始まる3話目。
ちゃんと、そんなんもやってるのか…。
えっち担当は前話から登場していた「井川慧(ケイさん)」
彼女が裏表紙の娘です。
おー、カラーより白黒絵のがまた魅力的でテンション上がる↑
その患者は事故がため記憶障害となっていたのですが、「ケイさん」は彼と知り合いだったのです。
これまでの話とは趣異なって、ちょっとシリアス調です。
過去描写もありました。
またそんな空気感が「ケイさん」とよく合っていて。
収録ではこちらが断然お気に入りです。
治療に付き合ってもらえる?
…からの治療コマが可笑しい。
また、実際ちゃんと治療になるんですね、コレが。
ちょっと照れたりしていた「ケイさん」がまたキュートです。

4話目はまたフェラチオ外来。
えっち担当はまた2話から登場していた「千雨(さめ)」ちゃんです。
患者「岡田」とのやり取りなのですが、えっちシーンのメインは彼女の回想。
最近では2話に出ていた「春人くん」と。
さらに過去では、学生時代のえっちを語っていました。
どっちもエロエロしいです。
収録のラスト5話目は夫婦の妊活サポート…としてやってきた夫婦なのですが。
ひと展開あるので、お楽しみに。
担当医師は久しぶりに「みやこさん」
髪型はこちらのポニーテールのが似合いますね。
えっち担当は最もバストが大きいという看護師「ゆぱ」ちゃん。
彼女も↓表紙・もくじ絵背景を担当してました。
ブログ書くにあたってまとめた人物総覧を↓下に残しておきますね。


【 ギャルクリ! 医療法人ギャルクリニック 登場人物 総覧 】 ※男性は●、女性は◎

★医療法人 ギャルクリニック 患者

●高井田高志 1話患者。肩の痛みで手が上がらない。デザイン系の仕事。
●佐藤 2話(前)患者。性機能の調査。妻とレスが続いている。
●春人 2話(中、後)、患者。4話回想にも登場。
    サッカーで巻き爪になった。まだ子供。
●矢野 3話患者。事故・記憶障害。元教師で「ケイ」とは教師・生徒の間柄。 
●岡田あきのぶ 4話患者。自粛明けでフェラチオ外来にやって来た。眼鏡。
●和田豊史 5話患者。夫婦で妊活のためやってきた。
◎和田七乃子 5話患者。夫婦で妊活のためやってきた。眼鏡。
      「みやこ」とは学生時代からの知り合い。
    
★医療法人 ギャルクリニック メンバー

◎みやこ 女医 金髪(たぶん)・セミロング(6話はポニーテール)
     軽いノリだがしっかり診察もしている。
◎まひろ 看護師 ツインテール2色(黒・紫)
     淫口科フェラチオ外来の指名No.1。舌にピアスがある。若い子好き。
◎井川慧(ケイ) 女医 褐色肌・眼鏡・金髪・ショートカット 
        よくタバコを吸っている。ギャルなノリはなく、怠惰な雰囲気。
◎千雨(さめ 看護師 黒髪・ショートカット
       淫口科フェラチオ外来。「~ス」という口調。
◎ゆぱ 看護師 褐色肌・ピンク髪・ショートカット
    搾精外来。ギャルクリで最もバストサイズが大きい(Mカップ)
 

155:「少女'パラノイア」
えろい自撮りをアップしていた「莉依奈(りいな)」
帰りのバス待ちで「はつひこ」を見つけ、2人で帰ることとしたのでした。
普通にしていれば、黒髪のロングの可愛い娘、なのですが。
実際は、承認欲求の強い、エロい娘さん。
彼のえっち最中などでの、あれこれモノローグが凄い。
彼にはあー言いつつも、自分は好きに振る舞うんだろうなぁ。

★ほか、巻末には2ページの漫画がありました。
描き下ろしでしょうか…。
こちら、前回単行本「私は園児になりたい。」のお話ですね。
「いちご」せんせいの誕生日風景でした。

 ★★リンクほか ★★★

ギャルクリ!_医療法人ギャルクリニック

ギャルクリ! 医療法人ギャルクリニック(メガストアコミックス) コミック, 2023/9/29 [アダルト] 坂上海 (著)
(※現在アマゾン登録なし2023/10/05)


★「坂上海」センセの漫画紹介記事

制服のまま愛しなさいっ

■ノラネコ少女との暮らしかた 4巻 (シイナ)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 同棲、ラブコメ、制服、水着
・構成 : 8話収録、現在4巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、描き下ろしおまけまんが(4コマ)、
      合間にネタ絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シイナ」センセの「ノラネコ少女との暮らしかた 4巻」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

巻数表記そのまま、長編漫画の4冊目。
まだ終わりません
良かった。
当然ですが、単行本通して読んでいる前提なため、いきなりこちらからは厳しいと思います。
(※そうややこしくはないものの、登場人物がそれなりにいるので)
少しでも気になったなら、この機会にまとめて4冊買っちゃいましょう。
価格以上の価値はあります。
おまけは定番になった4コマと合間のネタ絵、そしてあとがき。
話数としては、25~32話が収録されていました。

※ヒロイン特集4-1:「高田美鶴
※ヒロイン特集4-1:「高田美鶴」

 ★★絵柄について ★★★

薄い色彩のサッパリ絵。
ちょっと癖は強めです。
淡い色使いで黒ベタは少なく、優しげな雰囲気。
枠間はだいたい確保されていて、枠線も極細。
原稿は結構賑やかなのですが、全体もごくあわーい印象でした。
コメディー描写は多く、漫画・まんがしていた一方、えっちシーンは崩しなく。
綺麗に仕上がっています
…で、↓表紙なんですが。
独特な「美鶴ちゃん」のもこもこヘアーがためか、なんだか…微妙
構図と彼女の小ささがためか、バランス悪く見えちゃうんですね。
うーむ。
単行本の↓表紙絵は毎回なんだか肌に合わない。
アマゾンで表示されてたKindle版のイラスト群のが可愛く、そっち表紙にした方がセールス上がるのでは、とか思いました。
判断は紹介帯のカット絵でどうぞ。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

003:「ノラネコ少女との暮らしかた」 8話(25~32話)+おまけ4コマ
ある雨の日の夜に「佐藤敦尭(さとう・あつたか)」のアパートを訪ねて来た、制服姿の女の子「高田美鶴」
”家庭の事情で親戚中をたらい回しにされていた”
~という「美鶴」は、”お互いの母親(※どちらも故人)”シングルマザー同士で友人だった”といった僅かな縁を頼って、「敦尭」の元へとやってきたのです。
こうして、ほぼ見知らぬ女子との同居生活が始まっていたのでした。
ごく簡単には、そんなお話。

突如始まった、女の子との同棲生活を描いた長編。
ノラネコ、のタイトルそのままヒロイン「美鶴ちゃん」はその特徴的な髪型同様、性格面でも一風変わっています。
慣れない、ですね。
現在4巻まで続いていて、すでにえっちも数えきれない回数している2人なのですが…。
いつ、その生活(関係)が終わっても不思議ではない~という、微妙な緊張感が変わらず続いているのがポイント。
紆余曲折あったので、徐々には心開いてきてはいるんですけどねー。
こちら前半では、「敦尭くん」が仕事の関係から不在が続き~。
中盤あたりからは、進路の話が出始め。
遠くではないだろう独立する日のため、頑張って準備、覚悟を決めるよう、彼女自身が深く考えていく描写が差し込まれています。
まだ、彼との間には深い不可侵領域があるかなぁ。
作中では「変態」と言われてる「敦尭くん」が、イマイチ大人として頼りないというのもあるんでしょうね。
…そんな訳で。
こちらの男女、どうにも落ち着いて見てられない絶妙なキャラ設定だと思います。

あ、メインカップル以外の登場人物について。
収録8話のうち、2話は別キャラのえっちシーンがありました。
まぁ、1つは「美鶴ちゃん」も同時中継でえっちしてるんですけどね。
こうした漫画で、別ヒロインにシーンを譲ってしまうのは…どうでしょう。
個人的には、1話まるまるより、数コマ差し込まれるくらいのがいいかなぁ。
28話はクラスの女子「サキ」がえっち担当だったのですが。
彼女らの行為は…なんだか漫画でのノイズで、どーでもいいように感じちゃいました
ごめんなさい。

研修で1週間ほど「敦尭くん」が不在となる25話。
久しぶりに1人になった「美鶴ちゃん」の生活風景が覗けます。
普段は聞こえなかった音を感じるなど、リアルなものでした。
多少強がってもいたものの、ちゃんと言えたのは良かった。
…で。
こちらでの玄関先でのえっち(※しかも扉は完全に閉まってなかった)を別視点で描いたのが、続く26話。
お隣さん、スーツ姿の似合う大人な女性「ゆかり」が登場。
こちらのお話は、彼女視点で見た「美鶴ちゃん」ら、となってます。
音、まる聞こえだった(笑)
わーははははは。
それに触発され、「ゆかりさん」の単独プレイが見れます。

進級後の27話はお花見エピソード。
…なのですが。
2人してテント内に。
作中でも描かれてましたが、ぜんぜん桜見てないわね。
中盤の…「え?この人は何をしてるんだろう???」が楽しい。
変態だ。
そんなんだから、「敦尭くん」は距離縮められないんだよ…。
「美鶴ちゃん」のお尻がキュートです。
前述したように、28話はクラスメイト「サキさん」がえっち担当。
場面は学校で、図書館えっちでした。
なんでそんなの持って…」は、その通り。
学校にいかがわしいモノ持ち込まぬように(笑)
収録26話でもあったように、成年漫画の他人えっちは、ヒロインの単独プレイを誘発したりするものなのですが…。
「美鶴ちゃん」はえっちな気分にまるでなってなかったですね。

ちょっと変わった旅館、に出掛ける29話。
何匹かの猫が自由に過ごしているんですね。
(※連れてった飼い猫と泊まる~ではなくて、猫も暮らしている旅館に宿泊する)
あー、こんなん是非行ってみたい。
検索したら、ちらほらヒットしましたよ。
へー。
「美鶴ちゃん」もテンション上がっていました。
えっちは…家族風呂。
まぁ、こーならん方が変ですよね。
成年漫画だし。
なお、部屋内でのえっちはなかったのですが、その理由はぜひ本編で確認ください。
ちなみに、巻末の描き下ろし4コマも猫ネタです。

雨宿りの30話。
突然の雨なので、当然ながら透けてる「美鶴ちゃん」
あれは…エロい。
もう少し、じっくり見たかった。
そんなんなので、野外プレイになっちゃうのも仕方ない。
だめですよ、最後までは!」はご褒美みたいなモンですよね。

※ヒロイン特集4-2:「美鶴ちゃん」つかまる。
※ヒロイン特集4-2:「美鶴ちゃん」つかまる。

意外なメンバーで海に出掛ける31話。
それぞれ女性陣の水着が見れる、画面的に派手で実に良いエピソード。
三十路、とからかわれていたものの、従姉妹「茉莉さん」もなかなか。
なぜか同行していた「ゆかりさん」のリアルっぽい水着もいいですね。
…で。
ここで「美鶴ちゃん」はオチ3段目を担当。
いや、それでいいじゃない、って思っていたのですが…。
お姉さま方が急遽揃えてくれていました。
その水着姿もなかなか。
格好良く見えました。
えっちは定番の1つシャワー室。
ごく当然のように一緒に入っていた(気配消してた)、「敦尭くん」が凄い
さすが変態と言われるだけのことはある。
…で、収録32話は…そちらからネタが続く、男性陣も納得だろう回
はい、読者らの期待を、「敦尭くん」が土下座で叶えてくれました(笑)
わはは。
どんなんかは内緒。
心なしか、えっちシーンにもより力が入っていたような。

 ★★リンクほか ★★★

のらねこ4

ノラネコ少女との暮らしかた 4(AOHA COMICS) (TENMA COMICS) コミック, 2023/8/28 [アダルト] シイナ (著)


 ★「シイナ」センセの漫画紹介記事 

ノラネコ少女との暮らしかた 1巻
ノラネコ少女との暮らしかた 2巻
ノラネコ少女との暮らしかた 3巻

■めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で② (彩画堂)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 離島、ハーレム、サスペンス
・構成 : カラー(4P)、9話収録、2巻完結。
・おまけ: 解説。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で②」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

前巻「めしべの咲き誇る島で」の続きで、こちらが最終巻となります。
そのため、普通に紹介すると書けないことばかりになってしまうので…。
今回はネタバレ全開になっています
(※いちおう100%は書きません)
まだ読んでいない方、あるいは購入するかも、という方は、この先に進まぬようお願い致します
また、個人的にお話もあまり合わなかったので、内容もそんな感じになってます。
そうしたのが得意でない方も注意ください


めしべ2柑野カナ
※柑野カナ

…いいですね、それではいきます。
今回もまた2巻で完結となりました。
いちおう紹介帯にあらすじは書かれていたものの、単行本内にフォローするようなページはなく。
前巻を読んでいることが前提のつくりになっていました。
わざわざ表題変えたりしているのだから、前巻のあらすじとかキャラ紹介のページくらい挟んでもいいと思うのですが…。
ここは出版社さんほか、細々とした事情があるのかもしれません。
前回でうっすら示されていた謎、モヤモヤっとしたものは概ね明かされます。
まぁ、納得感あるものばかりでもなかったですが。
詳しくは後述します。
巻末には「解説」というページもあったのですが、文章量は前巻と同じくらい。
その内容も解説という言葉とは違っていて、結びの言葉、みたいな感じでした。

 ★★絵柄について ★★★

絵柄は前巻と同じく良好。
むちっとした良い肉付きで、適度にリアルっぽさあるもの。
綺麗・魅力的に描かれていました。
漫画表現には強い癖があり。
崩し大きく、やや硬めで、好みが分かれる部分だと思います。
背景・小物はそこそこ。
特に服装はさっぱりしていて、なぜか下着描かれることがほとんどありません。
(※カバー絵もそんなんですね)
原稿はデジタル処理でクッキリ見易い仕上がり。
今回はまた、もともとカラーの原稿を白黒印刷した~といったページもなかったです。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

「カキタン」という名前で動画投稿をしていた「柿田郁(かきた・いく)」
動画のネタに困っていた彼は、
”瀬戸内海の呪われた島”
そう呼ばれる「聞島(ききじま)」に向かったものの、噂とは裏腹に島はいたって普通。
ただ、島の女性らは積極的で。
村長に宿泊先として紹介された女性「柑野茉希(かんの・まき)」、その娘「柑野カナ」ほか、求められるまま様々な女性らと行為を結んでいたのですが…。
なぜ島は女性ばかりなのか。
なぜ彼がモテモテなのか。
孤立したの島の秘密に近づいていくこととなるのでした。
ざっくりではそんな感じ。

不可解な村社会を描いた「マナさんと母屋を離れて…」、謎の地下迷宮という「地下30mの蜜月を…」に続く、「彩画堂」センセの怪奇・サスペンスシリーズ(?)の第三弾。
今回は離島モノですね。
1巻はそれなりに楽しめたのですが、完結巻は…うーん…………。
そう悪くはないと思いますが、正直なところ特に良くなかったです
何がそんなにモヤモヤしたのか。
読んだ後、丸一日ぼーっと考えた結果を下記に書かせていただきます。


 【 めしべの咲き誇る島で 登場人物 】 ※○は男性、●は女性

○柿田郁(かきた・いく)」
 主人公。動画配信者。
 同業者「ジロー」から聞いた「聞島」にネタを求めて向かった。
 明るいお調子者で女性受けは良い。
●柑野茉希(かんの・まき)
●柑野カナ
 母娘。ヒロイン。
 行く宛てのなかった「郁」を泊め、その日に関係を結ぶ。
 娘を受け入れるよう言っており、後にそれも現実となった。
○梅谷
 漁業者。「聞島」近海の漁業権を持っていて、「郁」を島まで送った。
 その際、彼に人探しを依頼している。
●高柳
 島に到着したばかりの「郁」を案内した老婆。
●聞島・村長
 顔がハッキリ描かれない村長。
 「すっげえデカいな」と「郁」が言っていた大柄の女性。
 対岸・本土の村、県(広岡県)などと対立している。
●対岸・村長
 島との密約を継承していて、ある程度の事情を知る人物。
○栗本(クリボン)
 人気動画配信者。
 「郁」とは大学の先輩後輩という間柄。

  
ここから考えた結果になります。

■えっちシーンの単調さ
センセの描かれるヌード画は、美しくて良いのですが。
いつも通り、皆さんスグに脱いでしまわれ…。
あまりシチューションにも変化なく、正直なところ似たり寄ったりに見えました。
16話にて「郁くん」は暴走してしまい、「茉希さん」に襲い掛かる場面があるのですが…背景画の後は、もう事後風景。
なんでその場面は描かれなかったんだろう。(なんらかの配慮?)
また、メインの母娘はいいんですが、他の島女性らとのえっちは…1話限りのモブキャラで、特に思い入れなく。
前巻8話に登場する、漁師のお姉さんくらいにキャラが立っていればまた別なのですが、特に目立つ女性は見当たりませんでした。
そう。
前巻では、まさか娘の「カナちゃん」と…というびっくり要素(…でもないか)もあったんですが、今回はそうした事もなかったので。

■おいしい島の水
「郁くん」がうまい、と連呼していた島の水。
何らかの物質が地下水に混ざり、男性のみ強烈な性欲に襲われて正気を失い、やがて死ぬというもの。
稀に生き残る者もいるが、異様に体が肥大して知性を失ってしまう。
それが…葉っぱ人(仮)なのでした。
  
■葉っぱ人(仮)
夜に出歩くな~、という原因だと思われるコレ。
葉っぱに覆われた謎の大男です。
これ、なんですけど。
あの…、発売の時期的に非常に悪くて…。
現在ですね、「ピクミン4」をやっていて、プレイしてる方は分かると思うのですが。
…どうしてもそのイメージが
島の水に耐性あった男性は…やがて枯葉に覆われるの?なんで??
いまいちよく分かんないです。

■聞島・村長さん
パース狂ったみたいにガタイの大きい、顔が不確かだった女性。
その正体は…やっぱり村長さん以外の何者でもなく。
女性ながら水の影響を受けた様子なのでした。
顔は最後まで不確かなまま(高齢なためかな)で、最後もあっけないものでした。

■ユルユルなセキュリティ
過去から、争乱の原因となっている祠(社)
同時に島の経済を支える場所でもあり、かなーり重要な施設だと思われるのですが。
そこに見張りなどはなく。
素人である彼が易々と侵入できちゃう、ガバガバなセキュリティ。
なお、先の葉っぱ人は意識ない筈なので、特にそのガーディアンとして機能している訳でもなさそう。
またね、採掘に島の女性らを動員していたのですが…資源ちょろまかされたりしないのかしら。
ちゃんと見張ってた方がいいと思う。

■監視者
セキュリティは前述したとおり。
しかし、村長は島に迎えた彼を野放しになどしてなく、実は監視者をつけていました。
ああ、それならいいじゃない…とはならず。
前述したように、彼を重要な部分に近づけてしまう。
さらには侵入までされており。
村に反する行動をし始めた彼を妨害することもなく…。
挙句の果てには、あっさり脱出計画を成功されていました。
始末できる場面は多々あったものの、放置し続けていて。
いちおう、その後に始末しようとしていたものの、そこでは目撃者を出してしまうなど失態を演じていました。(※東京の街中ですからね…)
計画もガバガバ
いや、島に居るうちに決着つけなさいよ…。
いちおう、その正体は驚く…かもしれません。

■女性ばかりの島
前述したように、島の水を飲んでいると男性はやがて死んでしまう。
そのため、島の女性らは子供生むことが掟
生めなかった女性は村八分にされてしまうので、招いた男性には積極的にえっちを求める。
それはいいのですが。
だいたい、半分の確率で男児が生まれると思われ。
その子はどうなるんだろう。
水飲ませて処理?あるいは、事情を知る対岸の村長に引き取ってもらう??
また、その場合は…掟としてはノーカンになっちゃうの?
そう都合よく女性だけで維持できるもんでしょうか
(※そもそも「カナちゃん」以外に若い娘も見られませんでした)

■情にほだされるヒロイン
島に引き入れた男性と行為をして、子供をつくるという掟。
そうなると…男性に肩入れすることは往々にしてあると思われます。
実際、今回のケースがそれですね。

また、島の中では情報をシャットアウトしていたようですが。
その招いた男性から、色々な情報は得られてしまう筈。
ほか、役場、工事などインフラ整備でも島に男性は入ることはあって、情報統制はかなり難しそう。
そうすると、この島がいかに異常なのか知る機会は少なくなく
島民が裏切る可能性は高いと思いました
(※特に子供の有無で村八分、みたいなエゲつない事もしていたので)
そのため。
いかに掟とはいえ、よー分からん男と子供得るためだけにホイホイえっちしよう~ってなるものかしら…と。
この体制が長く続いていた…というのが、イマイチ納得できませんでした。

めしべ2柑野茉希
※柑野茉希

■そもそも…
えー、そもそもですね。
さして人気ない動画投稿者という、ほぼ無職みたいな主人公「柿田郁」
島の風習に流されて、あちこち女性にお手付きをしていたお調子者。
~という彼に、さして魅力は感じられず、感情移入もなく。
島の秘密についても、彼が真相に近づいていく…でもなくて。
彼の身を心配した「茉希さん」から、ざらっと聞いただけ。
(※しかも、なぜかえっちしながら…)
色々知った「郁くん」は、
一緒に東京で暮らせばいいんだよ
~とか言ってましたが。
いや、3名の生活どーすんだよ、と。
またね、動画配信の…なんというか、妙なテンションが個人的に合わないので。
彼ほか先輩「クリボンさん」もあまり得意でないキャラでした。


…と、すみません、ざらざら書いてしまいましたが。
読んでいて感じた粗が少なくないのが原因かと。
無論、ひでるさんの解釈違いなどあるかもしれませんが、ちょっと期待とは違っていた、という印象でした。

 ★★リンクほか ★★★

めしべ島

めしべの飲み込みゆく果てに めしべの咲き誇る島で(2) (エンジェルコミックス) コミック 2023/8/17 彩画堂 (著)


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