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■異世界出会い系 (白井サモエド)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ファンタジー、コメディー、人外
・構成 : 10話収録(※全て表題作)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
      カバー裏に漫画「祝・一般向け単行本発売」・「君も数えてみよう。」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白井サモエド(しらい・さもえど)」センセの「異世界出会い系」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

最初に。
こちら、いちおう一般系の単行本なのですが。
発売「ワニマガジン社」さんで、本の雰囲気はいかにもソッチ系(笑)なため…。
店舗で探すのに、ひと苦労しそうな1冊
カバー裏漫画でもネタになってました。
普通の書店(?)2店舗にて、ざーっと探しましたが…何処にあるか、わからんかったー。
ネット購入とかのが、確実・迅速に手に入れれると思います。

1冊まるまるの単行本。
各話のページ量は多くなく、表題の各話は8~16ページ。
ほか「FINAL」などは18ページほどでした。
そう厚さはなかったものの、長編のはっちゃけコメディーがためか、読後はお腹いっぱい
読み応えについては、問題ないでしょう。

既に前述もしましたが、おまけはあとがき、カバー裏の漫画。
特にカバー裏はあとがき漫画のような系統で、裏話がたっぷり。
ひととおり読んだ後に見れば、また本編が楽しめると思います。
ぜひぜひ、本編→カバー裏漫画→本編の順で見てみて。

元貴族「ジーク」と妖精「エインセル」
※元貴族「ジーク」と妖精「エインセル」

 ★★絵柄について ★★★
 
おそらく、最も皆が気になるだろう点から。
直接シーンはほぼ毎回あり、頻繁に全裸も描かれていました。
当然、バストトップなどもそのまま。
ただし、くくり一般系であるため、アソコの描写はありません
(※アソコ、が何処かは察してください)

例えば、↓表紙とか、そうなのですが。
基本的にお上手な方なので、普通にしっかり(?)描かれていれば、可愛く・えっちな感じにも仕上がると思います。
ただし、こちらは完全なるコメディー漫画。
はっちゃけた表情・動き、描写などが盛りだくさん。
高いテンションで、すらすら進みます。
ざっくりしたコマなども散見されましたが、ネタみたいなもの。
落とすための、前振り・シリアス上げも、イイ感じに仕上がっていました。
そんな訳で…カバー裏漫画にて、「これはもうエロ漫画!!」といった台詞ありましたが。
まぁ、えっち・全裸が頻繁でも、エロくはないですね。
たぶん…センセ、もあえてえっちっぽくならないよう、描かれていたのではないかしら。

しっかりとした線で、白比率高め。
サッパリとしたコメディー絵柄になっています。
背景など、ちゃんと描かれる・描かれない~がありました。
まぁ、そんなんもジャンル的に気にならないでしょう。
登場する人外らも、ちょうど良いくらいのキャラになってます。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

001:「異世界出会い系」 8話
105:「異世界出会い系 FINAL」
123:「異世界出会い系 RETURNS」
かつては貴族だった「ジークリンデ・フォン・クラウゼ(※1)」
しかし、家は没落。
お家再興して、再び裕福な暮らしをするべく。
妖精「エインセル」をお供に、マッチングギルドでのパパ活に励むのでした。
ごく簡単には、そうしたお話。
(※1 4話では「ジークニンデ」と発言)

コメディーなファンタジー長編漫画。
タイトル”出会い系”という文言そのまま、各話で誰かしらと会ってゴニョゴニョ~という流れ。
途中では配信者になったり、他の娘の相談受けたりもしていました。

男性陣は…人外多く。
まぁ、マトもなキャラいません
紹介帯の裏面には、その一覧が掲載されていましたが…。
どんなん出てくるか、事前に知識ない方が楽しめると思います
しっかり見ないよう気を付けて。

元貴族の主人公、ヒロイン「ジークさん」
何度か正装しているコマがありましたが、さすが元お嬢様という佇まい
作中発言から、揃って貴族が没落したとかではないようなので…。
本来であれば、一族とか誰かしらが助けてくれるのではないかなぁ。
若い女性ですからね。
(※冒頭シーンで、「私の18歳の誕生日」と発言してました)
誰とも会ってない~とあったため、あまり好かれた貴族でなかったのか、はたまたプライドが高かったか…。
なお、頻繁に母親の名前を叫んでいましたが、両親とも姿を見せていません。
もっぱら、妖精「エインセル」とのやり取りになっていて、こちらとは良いコンビっぷりをみせてくれてました。

ファンタジーな出会い系の基本が知れる1話目。
相手は金持ちのおっちゃんでした。
中年でしたが、いちおう普通の人間だったため。
可能ならば、彼の愛人とかなんとかになるのが、ベストだったろうと思います。
一晩(たぶん7回)で10万。
「ジークさん」はこれが初体験だったので、いくらか上乗せされているとしても~、なかなかの稼ぎっぷりでした。
2話目は…いわゆる人造人間。
うーん、途中まではいいお話だったのになぁ(笑)

ここまで、結構な目に遭っている「ジークさん」ですが、オチでは明るく前向き。
虫でも草でも食べられるものは何でもありますわよ?
とか、冒頭での台詞なのですが。
逆境がそうさせたのか、もともとタフさあったのか、非常にたくましく強い女性ですね。
誰しも、見習うべき点だと思います。

癒し、がテーマの3話目。
白馬に乗った王子様」という、いかにもフリのような発言で登場したのは…。
下半身が馬のケンタウロス「アポロン」でした。
いちおう、顔はイケメン。
てっきり、馬並みって流れかと思いましたが、さにあらず。
ちょっと驚く展開になっています。
気をつけろよ!」じゃ、ねーよ(笑)

動画配信にチャレンジする4話目。
おっぱいハープが実に可笑しい。
コレ、欲を出さず地道に続けていたならば、それなりに生活できていたと思います。
オチへの流れは、いかにもファンタジーしてましたよー。

今度は身体に注目した「ジークさん」
写メに掲載されていた、完璧な肉体の主に会うこととしたのでした。
そろそろ、マトもな相手と出会えなくなってきている5話目は…海系。
これ以降、相手の詳細は伏せときます。
特にここは出オチっぽくもあったので。
なお、マトもな相手と出会えない~は、6話冒頭でちゃんと理由が添えられていました。
なるほど、確かになぁ。
6話の男性は…「ジークさん」曰く「好青年~~」という、しっかりとした身なり・立ち振る舞いの男性です。
また、収録で唯一彼女がえっちしない、珍しい回でもありました。
それでは、誰が?
察しの良い方その通り、妖精「エインセルちゃん」です。
妖コン」なのだそうで…わはは。
ただ、こんなん同意する人多いのではないかなぁ。
ちょっと惜しい(?)のは、当然えっちっぽくなく、コメディー色が強かったのが残念。
(なお、こちらの彼が再登場した際、ちゃんと「エインセルちゃん」とシテましたよ)

元貴族のお嬢様「ジークリンデ・フォン・クラウゼ」
※元貴族のお嬢様「ジークリンデ・フォン・クラウゼ」

出会うため、山中から始まる7話目。
なるほど。
これは…和風ファンタジー、ですかね。
前話であーんな目に遭ったのに、助けようと奮闘する「エインセルちゃん」が健気で泣ける。
…うそですが。

最終章は8話目から「FINAL」まで。
コメディー漫画でしたが、クライマックスはしっかり盛り上がっていて。
かつ、しっかり可笑しく・えっちっぽく。
ここの流れが非常に好きです
途中までは感動的だったのになぁ(笑)

「異世界出会い系 RETURNS」は…出会い系でなく、ダンジョン。
冒険者となってひと稼ぎすることとしたのでした。
パーティーメンバーとして、魔法使い「ロザリン」が参加。
えっち要員が増えた、かと思ったんですがねぇ…。
そう言えば、これはコメデイー漫画でした。
なお、彼女の職業「ウイッチ」は、「ジークさん」のソレの前フリでした。
わはははは。
中盤以降の流れがモノ凄いです。

この感じで、彼女冒険者として連載続いても良かったのではないかなぁ。
タイトルは変わっちゃいますが。
ああしたオチから…案外「ジークさん」は貴族やってた時よりも、日々充実しているのではなかろうか。

 ★★リンクほか ★★★

いせかいけ

異世界出会い系 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック 2024/7/31 白井サモエド (著)

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■怪+インモラル (縞浦)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 人外、ホラー、愛情
・構成 : 初単行本、7話収録(うち「傍の呪い」×2)
・おまけ: あとがき、漫画「傍の呪い~日常編~」、
      カバー裏に漫画「この本の傾向」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「縞浦(しまうら)」センセの「怪+インモラル」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

これ…すげー良かったです。
今回、初単行本とのことでしたが…。
成年漫画の未来、その輝きが感じられるような1冊でした。
ジャンル行けそうなら、オススメです。

収録は7話で、うちた前後編モノが1つ。
まぁ、タイトル通りな作品群。
雰囲気ホラーちっくで、バッドエンドっぽいのもあったんですが…。
そうブラックさはなく
異形な存在に対する、ヒロインらの優しさ溢れるような…。
ハートウォーミングなつくりです。(本当)
えー、そうね。
ざっくり、「美女と野獣」みたいな感じよ。
(※ひでるさんそれ見てないので、詳しくは知りませんが)
また、ホラーと書きましたが。
そう怖いようなものではないので、苦手な方でも大丈夫だと思います。たぶん。

おまけは、あとがきと描き下ろし漫画が3ページ。
1つは巻末「傍の呪い~日常編~」ということで、収録連続話の別シチュエーション。
もう1つは、カバー裏「この本の傾向」という、登場ヒロイン集合したコメディーちっくなもの。
この6名で会話させたい
また、中扉は↓表紙とのリンク絵になってます。

「霧亜」・「夜白」、「千春さん」
※左:「霧亜」・「夜白」、右:「千春さん」


 ★★絵柄について ★★★

絵柄・漫画など、これといったマイナス点のない、高い完成度。
丁寧さある作画はジャンルもあってか色彩濃いめ。
ただし、そうコテコテしてなく、クリアで見易い仕上がり
それなりに原稿時期は開きありましたが、全体安定しています。
日常シーンなどの、ちょっとした表現がお上手。
たまに差し込まれるコメディーちっくなんもイイ感じ。
飛び交う擬音など、恐怖・えっちシーンでは勢いあり。
動き、あちこちのバランス感なども優れていました。
また、世界・舞台に説得力を与える背景や小物などに違和感なく。
異形の存在は異様で禍々しく、対するヒロインらは実にキュート
(※ちょっと尖りある目がまた作品と合っていた、と思います)
両極端というべきその2つが、同じコマに巧いこと収まってました。
判断ですが、カバーなど、カラーだと白黒絵の良さがやや見えないので。
紹介帯のカット絵がいいでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

005:「畏敬の恋」
もともとあった祠を潰して、学生寮を建てたため。
旧女子寮、最奥の部屋には祭壇があるという。
寮を見回っていた寮長「夏帆」は、何やら物音がしたその部屋に入ったところ~という流れ。
タイトルを含めて、この単行本を象徴するようなエピソード
原稿時期もこちらが最も古かったですね。
こちらの異形さんは、包帯ぐるぐるの長い顔・舌と、鱗ある手足が特徴。
トカゲっぽいのかな。
多少ハード目にエロいことサレてはいたものの、そう強引さはなく。
すっかり慣れた現在では、キスから始まったりしてました。
オチでは、彼女あんなこと(心残りのくだり)言ってましたが…。
普段共にしていたら、甲斐甲斐しく世話焼きそうね。

029:「いけにえ」
妹「みお」から相談を持ち掛けられ、久しぶりに地元へ帰省した「あかね」
彼女曰く、友人らと心霊スポットに行ってから、調子が悪いとのことだったのです。
裏表紙はこちらの「あかねちゃん」
3ページ・ラストコマが秀逸
色々、どっちつかずなモノ(妹のことを本気で案じているか、霊感あるかどうかなど)がバーンと判明します。
続く展開がまた良いですね。
ちょっと強気な「あかねちゃん」が、抵抗できずに流されていく様が素敵でした。
こうしたネタは、やっぱり口だけ抵抗が刺さりますわね。
オチはバッドエンドっぽく、ちょっと心配したのですが…。
カバー裏漫画「この本の傾向」にて、「あかねちゃん」も顔を見せていて。
後日談でしょうか、案外日常生活できているようで、ちょっと安心

059:「傍の呪い」 前後編
「霧亜(きりあ)」に憑く異形の存在「夜白(やしろ)」
彼を召喚した一族が、繁栄と引き換えに差し出した代償の1人が彼女だったのです。
↓表紙はこちらの2人。
えっち要素を除けば、青年誌とかで連載されていそうな、ダークヒーロー漫画
お話の展開も王道っぽいのですが…。
それがゆえに、サクっと面白いですね。

まずは「霧亜」・「夜白」の関係を描いた前編。
冒頭は告白シーンなのですが。
どうやら、「霧亜さん」はモテる女子な様子。
学園生活中に介入してくる「夜白」が、エロエロしくて実に素敵。
こんなんもっと見たい
明らかに彼のが力(能力)強そうでしたが、関係としては対等で、言い合いとかしていて。
それがために、えっち展開になっていました。
既にガッツリ開発されていながら、がんばって抵抗しようとする「霧亜さん」がキュートです。

蔵で発見した書物を元に、小さなビンに「夜白」を封印した「霧亜」
久しぶりに彼に邪魔されない日常を送ることとなったのですが…という後編。
なにゆえ「夜白」が彼女に憑いているのか、過去の儀式はなんだったのか~、といった理由が判明します。
「霧亜さん」の危機に登場するシーンは、まさにダークヒーローしてました。
格好良かった。
その後の展開は、もうお約束ですねー。
こちら、淫魔のため~を建前に、彼女だいぶ素直になっていたので。
また盛り上がる(笑)と思います。
冷静になってから、しっかり悪態ついてる「霧亜さん」が可愛い。

巻末の日常シーンを描いた漫画も良かった。
この2人好き。
ぜひまた他シチュエーション見たいです。

115:「歪な日々」
先祖代々霊媒師の家系で、現在は修行中の祓い師「弐森ましろ(ふたもり・-)」
当主である父親が不在であったため、未熟ながらお祓いをしたのですが。
その夜、どうにも様子がおかしくなっていたのでした。
細かい部分。
「ましろさん」含め、弐森家はパートナーたる使い魔を使役して祓うのですが。
淫魔の力のが強かったのか、使い魔「ムジ丸」は夜になってから苦しみ始め…。
それを助けた(彼自身を処理してあげた)のが、そもそもの切っ掛け。
前半では、可愛らしさあるポ○モンちっくなフォルム。
それが中盤になると、巨大化もしていて、完全なる異形となっていました。
…が。
そもそもパートナーで、あーなってしまったのも不甲斐ない自分がためであり。
苦しむ「ムジ丸」をがんばって助ける「ましろさん」という、実にまたイイお話
オチはいちおうあーでしたが、あの後どうなるんだろう。

祓い師「弐森ましろ」と使い魔「ムジ丸」
※祓い師「弐森ましろ」と使い魔「ムジ丸」


141:「知らない表情の彼女」
母親同士の仲が良く、引っ越してきた「葉月」の面倒を見ていた「裕太」
村の山には、「山神様」という人外の存在があり。
小さい頃より、よく2人で会いに行っていたのですが…といった導入部。
これまでは、当事者視点でしたが。
こちらは、第三者視点となっていることが最大のポイントです。

「山神様」は、動物…ヤギのような頭と、人っぽい大きい体。
他作品の人外らと違って、そう怖い雰囲気はありません
いちおう神様ですわね。
もっと禍々しい存在であれば、「裕太くん」の行動はまた全然違ってきたと思いますが…。
彼の心情を察するに、切なく痛くやり切れず。
実に重苦しいお話になっていて、非常に優れた作品(笑)
まぁ、無邪気で距離の近い「葉月さん」に対し、村育ちで距離を取って眺めていた「裕太くん」という回想時そのままですかね。
個人的には冒頭シーンが好き。
たぶん彼…それをネタにするのでは。

175:「わたしたちの在り所」
事故で両親を失った「千春」
親類らにたらい回しにされていた彼女のもとに、「母の兄」を名乗る男性が尋ねて来て。
家に迎え入れてくれたのですが…。
でも、その代わり、君に頼みたいことがあるんだ
そう地下室に連れられたのでした。
黒セーラー服・黒タイツが可愛い「千春さん」
伯父の依頼は、とあるモノの世話をすること、でした。
彼女の母は逃げたようですが…。
「千春さん」があーできたのは、人の闇を見てきたがため、ですかね。
あんなんに対し、冷静で優しさを見せる彼女が実に素敵
こういうこと…慣れてるから」という台詞が切ない。
そうした彼女に、相手もちょっとした変化を見せてました。
オチは…今後起こるだろう事件を示唆するものでしたけれど、2人にとってはハッピーエンドかな。
このお話も好き。

 ★★リンクほか ★★★


かいもらる 



テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■わたしの奥まであっためて (小路あゆむ)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、
・構成 : カラー(4P)、9話収録(うち「凜花ちゃんシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、読者プレゼント用描きおろしイラスト、
     描き下ろし特別編「凜花ちゃんのたのしい一日」。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小路あゆむ(しょうじ・あゆむ)」センセの「わたしの奥まであっためて」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は9話ほど。
描き下ろし漫画が収録話との連続話になっていたほか、ゲスト出演なども見られました。
ボリュームはやや薄めか、普通くらいか。
くくりLOで、↓表紙などから察せられるそのままな甘いラブコメ話。
この手の漫画にしては、妹を筆頭とした近親モノは少ないですね。
(※妹の登場なし)
おまけは、前述しました描き下ろし漫画、イラストなど。
この単行本、もくじないですね。
…とか思っていたんですが。
えらく後方のページにありましたよ。
(※描き下ろし漫画手前でした。まぁ、あってもあまり見られないだろうけど)
ちなみに、センセはキャラだけでなく、フリーの文字(※擬音とか)も可愛らしいのですが。
巻末、あとがき、のフォントがまた可愛らしかった。
漫画そのまんま、って感じよ。

幼馴染みなお姉さんの娘「清水明美」、生徒「永井可憐」
※左:「清水明美」、右:「永井可憐」

 ★★絵柄について ★★★

いかにも水をはじきそうな、つるつる肌のロリ絵柄。
メリハらない細身なスタイルはカバーそのまま。
太いまつ毛に縦長のぱっちり目、そして頬長めの楕円輪郭。
どこかお饅頭のような、モチモチ感あるものです。
一方、男性陣は中世的で控え目。
ちらほら目が描かれてなく、さらに個性は消されていましたが…。
えっちシーンでも、極力コマ外へ排除されていたような印象です。
そんなんなので、いわゆる蹂躙されてく~ようなんが好みの方には合わないでしょう。
(※カバーの雰囲気で察せられるとは思いますが)
薄い色彩で明るい空気感。
デジタルのぺらっとした仕上がりです。
漫画は擬音・吹き出しが飛び交い、結構賑やかだったりするのですが。
視線は揺れることなく、見易い原稿。
背景・小物はあっさり気味なものの、全体と合っていて大きな違和感は感じませんでした。
全体的に可愛さを維持されており
良くも悪くも、キュートにまとまっています。

 ★★収録話について ★★★ 9話収録

001:「パパは美玲のモノ」 カラー原稿あり
父娘の近親モノ。
冒頭カラー原稿4ページはプロローグで、漫画本編はそれから数か月後の風景。
しかし、冒頭彩色原稿のやり取りから、かなりのぶっ飛び具合です。
こうしたジャンルなので、当然ではあるのでしょうけれど…。
まあ、これが漫画、って事なのでしょう。
ラブラブでした。
ヒロイン「美玲」ちゃんは、ストレート、ツーサイドアップ、という髪型2タイプ見せてくれてましたよ。
ちなみに、こちらの男性(父親)、「美玲ちゃん」の友人らから、
カッコいいよね
…とか言われておりました。
モテモテで羨ましい。
なお、友人のうち「可憐」ちゃんは後に別短編で登場します。

025:「おじさま 知ってますか?」
173:「凜花ちゃんのたのしい一日」 描き下ろし
結婚した姉には連れ子「凛花」がおり。
会ってすぐ、お互いになんとない好意を感じていたのですが…。
特に彼女は姪・叔父を気にしてはいなかったのでした。
正確な「修也」くんの年齢は分かりませんが。
ざっくり、なくもない年齢差…ですかね。
ストライクゾーンに入っちゃう娘が、あーもしてきたら、陥落するのは当然
周囲の理解得るのは難しいでしょう。
しっかり理解している「凛花ちゃん」は凶悪ですね。
彼女の友人らの反応が楽しい。

巻末の描き下ろしは、こちらのカップル。
6ページのショートになってました。
親連中は、福引で当てた温泉旅行に行っていて、2人きりという絶好のシチュエーション。
…なのですが。
わざわざ外でスルのね…。
まぁ、2人で出かけるのなかなか難しいか。
プールのある遊園地、続いてお風呂に行ってました。

047:「詩織ちゃんのえっちなお礼」
ソシャゲで知り合った友人。
そのうちSNSでもやり取りするようになり。
あまりガチャ引けない、ということで、課金の支援をしたところ…。
お礼、だと送られてきたし写真に写っているのは、どう見ても女の子だったのです。
実際こんなんあったら驚くだろうなぁ。
特に、彼は写真を要求した訳ではないですが。(2度目以降のやり取りは確実にNGか)
これってアウト?
…あ、今は持ってるだけでNGだったっけ。
気を付けて
ある程度やり取りしていたとはいえ。
正体不明な相手に、そんなん送るのは危険ですよ、「詩織ちゃん」…。
最終的には顔出しもしていて、後に直接会ってのえっち展開です。
後半ではあちこちでシテましたが、ちょうしこいてバレないように。

071:「おふろ占い」
ネットで話題なっていた銭湯。
試しに行ってみたところ、何やら人懐っこい「紗佳(さやか)」と知り合い。
噂以上な展開となっていくのでした。
たまたま、他に客はいなかったんでしょうか。
それでも、銭湯の方などの目があるだろうし…あーはならんでしょう。
漫画ですわね。
実に男性にとって都合良く進む、AVのような世界なのですが…。
いちおう、ちゃんとした理由があります。
(バレパレですが)

087:「えっちのおべんきょう」
妹(母親)は夜勤の多い仕事であるため…。
仕事に出た際には、姪「雛乃」を預かっていたのでした。
察するに、シングルマザーなのかな。
いちおう、実際の勉強も見てるっぽかったものの…。
まだよく分かってない娘に、妙な事教えないように。
少しずつ~、じゃねーだろー。

107:「憧れのお姉さんの娘さんが可愛い」
隣に住む幼馴染みなお姉さん。
…の娘「清水明美」とのカップル話。
裏表紙に引っ掛けられた皆さま、お待たせしました。
この娘です(笑)
幼馴染みのお姉さんは、彼にとって当然ながら憧れの存在であり。
なんというか、江戸の敵を長崎で討つ、みたいな印象。
ざっくり。
クッキリとした日焼け跡が魅力的な「明美ちゃん」
紹介帯(後方折り返し)に抽出されていた、くだりが最高ですね。
あんな感じで、それなりに知識あるのがエロい。
オチの1ページやり取りがいいですね。
あーがずっと続くかなー。

「おふろ占い」紗佳
※紗佳ちゃん

127:「おむかえがくるまえに」
生徒「真音(まのん)」にお手付きしている教師。
実は本編以前から色々していたようで…トンでもねーなー。
放課後だけでなく、日中にもヤってるのがゲスい。
なんかなればいいのに(笑)
オチページでの、「真音ちゃん」事後風景がキュートでした。

151:「ごほうびくださいっ」
真面目だという前評判だった生徒「永井可憐」
しかし、担当になった彼女は噂と違って授業をちゃんと受けてくれず、ほとほと手を焼いていたのですが…。
彼女の要望を受け、テストで良い点を取ったら、“なんでも1つお願いを聞いてあげよう”と交換条件に応じてしまったのでした。
皆さまお待たせしました、「美玲ちゃん」の友人「可憐ちゃん」のメイン・エピソードです。
そちらでも察し良い娘でしたが。
こちらでは、見事なまでの小悪魔っぷりをみせてくれてました。
まぁ、見染められたのが不幸か、幸運か…。
賢い娘なので、とかくやり取りが面白いですね。
塾講師とのカップル。
また、後に判明した、こうなる以前のやり取りも楽しい。

 ★★リンクほか ★★★

わたしの奥まであっためて(小路あゆむ)

わたしの奥まであっためて (TENMA COMICS) コミック 2024/5/28 [アダルト] 小路あゆむ (著)


★「小路あゆむ」センセの漫画紹介記事  

ちっちゃなおなか

■ヤリざかり乙女 (蛹虎次郎)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 露出、巨乳、ネトラレ、調教、ギャル
・構成 : 8話収録(うち「夏の渚」×2、「アネとオトウトあるばいと」×3、「かけ×かけ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「蛹虎次郎(さなぎ・とらじろう)」センセの「ヤリざかり乙女」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は10話と最近では多め。
ページ量も実際に多く、だいたい236ページほどのボリュームです。
また、短編と共に連続話が3本ほどあり。
合計6エピソードが収録されています。
タイトル、↓表紙はあんなんで、いかにもギャルちっくな漫画に感じられると思いますが…。
そんなんは2エピソード(3話)だけ。
ほか女性らは良くも悪くも普通っぽかったので、好き嫌いには気を付けて。
漫画はどっちかというと、露出・ネトラレ・調教…といった、プレイのイメージが強く。
色々な要素がため、キッチリ人を選ぶだろうものでてした。
おまけはあとがき、カバー裏の別絵。
(カバー裏絵はあとがき背景と同じもの)
オマケ絵はギャルで統一されてました。

バニー姿の姉「幸さん」
※バニー姿の姉「幸さん」

 ★★絵柄について ★★★

強めな線でさっぱりとした作画
色味も濃くなく、あっさり気味。
原稿は賑やかだったので、ちょうど良いくらいの仕上がりです。
絵のタイプ的に、彩色絵ではその良さが強調されて感じました。
ジャンル確認もできるので、紹介帯のカット絵が参考になるでしょう。
人物画は縦長輪郭でやや釣り目気味。
身長は高く、巨大なバストが特徴的。
冒頭話とかのギャルっぽい娘は無論のこと、大人しいヒロインらもよく表現されてます。
一方、男性陣は目を描かれないことも多く、個性は控え目。
ただし、容姿・作中の言動がため、やっぱり悪目立ちしていますねー。
(※これはジャンルに合わせたものなので、ちょうど良いくらいでしょう)
背景・小物は人物絵と合ったもの。
適度にメリハリもあって、イイ感じにまとまっていました。
ドン、と衝撃くるようなパンチ力感じられる漫画。
そうした派手な部分が目立ちますが、抑えた描写などもお上手です。
初出を見る限り、原稿時期にそう開きはなかったのですが。
処理の違いもあってか、各話で強弱を感じました

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

005:「夏の渚」 前後編
姉「渚夏漣」が運営する海の家で働く「渚風香」
露出大きい水着姿で男性客多く、かなり賑わっていたため。
新たに「壱岐広海」をアルバイトで加えたのでした。
可愛く大人しく、真面目な「広海」は即戦力な人物でしたが…。
休憩時間に、「風香」はその正体を知ることとなったのです。
だいたいそんな感じ。
ウーム、地味目な女の子だったら良かったんだけどなぁ。
(それだと百合漫画になっちゃうが)
前編はお姉ちゃん。
この姉妹、どっちもギャルっぽいのですが、「夏漣さん」のが褐色肌で言動もそんなん。
まぁ、普通にあんな水着着ている段階で、尋常ではないですね(笑)
後編は当然ながら「風香さん」のターン。
冒頭、前編と同じく「夏漣さん」の接客術が見れるんですが…。
なるほど、この店が繁盛するのも納得
風営法に引っかかるぞ。
このお話、一歩引いた立場で見ていた「風香さん」がなにゆえ巻き込まれるのか。
ここは成年漫画的でなく(…たぶん)、誰もが納得するだろう展開になっています。
個人的には、こちらの「その日から~」のくだりが好き。
うらやましい。

047:「おしえあい」
ギャル「安曇野泉(あずみの・いずみ)」に弱みを握られていた「唐草」
赤点続きの彼女は、エロ教師の追及から逃れるべく、優秀な彼に勉強を教えてもらうよう頼むのでした。
収録でギャルものの2つめ。
お話としては、この手のもののスタンダード、という感じでしたが。
それだけに読み易く、後半の展開はカタルシス感じられるものです。
まぁ、巧くいって何より

075:「アネとオトウトあるばいと」 3話
自動車事故で、多額の借金を背負うこととなった「幸」
弟「秋」かバイトするコンビニ店長が肩代わりしてくれることとなったのですが…。
彼に逆らえなくなってしまったのでした。
ドスケベボディーの地味メガネ
…とは、店長さんの台詞なのですが。
これまでとは違って、ヒロイン「幸さん」は普通の女性。
そんな彼女が、エロ中年に好き勝手されていく展開です。
1話目は…そうか、これが初日だったか。
そんな感じになるくらい、エロいことされてました。
もうちょっと手加減しなさいよ…。

「幸さん」のバニー姿がたっぷり見れる2話目。
やっぱり、こうした恰好は照れてナンボですよね(笑)
お店の制服とか言ってましたが…。
コンビニ入ってバニーが店員やってたら、男性陣驚くだろうなぁ。
冒頭からひと展開(実際は前話オチから)ある、最終の3話目。
露骨な店長の策略が凄いですね…。
そんな訳で、ラストは…まぁ、まあ。
弟「秋くん」が気の毒でした。

143:「うらさくら」
水泳の授業中、忘れ物を取りに行ったところ、更衣室から出てきた用務員と鉢合わせた「裏庭桜子」
確認すると、インナーを盗られており…。
その日はつけぬまま過ごすこととなってしまったのでした。
なにゆえ、明らかに犯人だろう奴を突き出さなかったのか。
冒頭では無表情の陰キャ、と称されており。
なるほど、確かにそう考えるかなーと、いった印象。
その日の体験がため、「桜子さん」の中の妙な扉を開いてしまう~、というのがメイン。
用務員のおっさんはオマケ的な感じでした。
後半、トイレでのくだりがいいですね。

裏庭桜子、神栖翼
※左:裏庭桜子、右:神栖翼

171:「かけ×かけ」 前後編
敗者が勝者の言うことを聞く、という駆けっこ勝負、通称「駆け賭け
それに勝利し、先輩「東淳史」と付き合えることとなった「神栖翼」
そんな頃、留学生「ボビン」が転入。
彼の挑発に応じ、駆け賭けをすることとなったのですが、初めて負けてしまったのでした。
そんな分けで、ゴツい留学生にエロいことされてしまうお話。
「翼ちゃん」はこれまでのヒロインとはまたタイプ異なる、ポニーテールのスポーツ少女でイイ感じ。
しかし…作中でも言われてましたが。
運動に適さないおっぱいですわね、彼女。
留学生「ボビン」はまた絶倫・ハードプレイで、2話目中盤あたりではお約束にエロいこととなってました。
なお、「翼ちゃん」は基本的に陸上コスチュームなのですが、後編・後半ではブルマ姿をみせてくれてます。

209:「好きのカタチ」
付き合う彼女「優月」の家に泊まることとなった「小早川隆春」
家には彼女の父親がおり、彼にも歓迎されたのですが…。
「隆春」の目前で、2人は驚くようなことをし始めたのでした。
彼女「優月さん」とその父親による、常識外な行為を見せつけられる展開。
ネトラレっぽい雰囲気もあったのですが。
前述したように、父親は彼を受け入れていて、特に彼を無視するとか、排除するようなことはしてなく。
また、「優月さん」に好かれていることも間違いはなく…。
独特なお話に仕上がっていました。

 ★★リンクほか ★★★

ヤリざかり乙女(蛹虎次郎)


ヤリざかり乙女 (メガストアコミックス) コミック, 2024/5/31 [アダルト] 蛹虎次郎 (著)

■放課後インモラル (しにま)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、青春
・構成 : 5話+α収録
・おまけ: 原作・作画コメント、after漫画×5(25P)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しにま」センセの「放課後インモラル」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は全て短編での構成。
特に連続とか、関連するエピソードはなかったです。
5話はすべて同人作品から。
1話のみ27ページでしたが、他は全て31ページという長さ。
ボリュームはたっぷりで問題ありません。
また、収録はそれだけでなくて。
全てのエピソードに、5ページづつ後日談漫画がありました。
正確に書かれたところ見つけられなかったのですが、これ描き下ろしかも。
その部分だけで、合計25ページと結構な量があったので、すでに持っている方でもその分は検討の余地あるかもしれません。
そのほかはあとがき。
原作・作画が別の方らしく、それぞれのコメントが見れました。

なお、上記属性はざっくりラブコメとかにしましたが、そう明るさはなく。
どっちかというと、ややこしさある青春エピソード群です。

生徒会長「北園纏」、分家の娘・婚約者「文月香穂」
※左:生徒会長「北園纏」、右:婚約者・分家「文月香穂」

 ★★絵柄について ★★★

濃いめで魅力ある美少女絵柄。
黒色は濃すぎず薄くなく、絵に深みを与えていました。
自然と視線を集められますね。
人物は広い輪郭で大きい黒目の可愛らしいもの
丸が重なるぐるぐる瞳でまつ毛が目立ち、ツリ目っぽい印象。
小悪魔っぽい妖しさがありました。
スタイルはむちむちとしていて。
特にアンダーヘアのさらさら感が見事。
…と、基本的に良かったんですが。
漫画面、コマごとに力の入れ具合が違っているようで、落差は強め
小さいコマや引き絵だと、キャラも含めてだいぶのっぺりしていて気になりました。
また、表情・表現など。
漫符・擬音などのパンチ力がやや弱く、個人的にはコマの流れで引っかかる箇所がありました。
もう1歩…、うーん、ちょっと惜しいです。
白黒絵は絶妙にカラーとイメージそのまま。
判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 5話+α収録 タイトル後ろ数値はページ量

005:「真面目の代償」 31
美人で真面目な優等生・生徒会長「北園纏(きたぞの・まとい)」
その幼馴染み、生徒会庶務の「瀬川立樹」は、彼女のストレス発散の手伝いをしていたのでした。
内面はともかく、文句言いつつもしっかり実績を出していて。
↓表紙の女性はこちらの「纏さん」
会長デキる人ですね。
社会人になってもがんばれそう。
そんな彼女が、素を見せれる唯一の男性「立樹くん」
色々と彼も言いたいことあるでしょうけど。
…いいんじゃないスか。
あーだと、彼は精神の平穏に必須だと思われ。
逆に、優越感に浸れそう。
後日談はああしたオチでしたけど、行為エスカレートしていくだろうなぁ。

043:「私、あんたのことが好きなんだけど!」 27
進学し、幼馴染み「朱音」と偶然再会した「天ヶ瀬嶺」
しかし、特に彼女には変化見られず、またこちらからも話かけれず。
何事もないまま日々が過ぎていたのですが…。
ちょっとしたやり取りを切っ掛けに、「千夏」・「雛」ら彼女も所属するギャルグループに目をつけられてしまったのでした。
これ…男子的には、彼の気持ちよく分かる
再会時、彼女が特にリアクション取ってくれないと、話しかけづらいものですよ、ええ。
特に「嶺くん」は陽キャではないようでしたから。
また、写真撮られていたのですが、あのシチュエーションで彼ギンギンだったので。
それなりに、なんらかはあったのかな。
後の展開はいちおう伏せますがね。
あーなる前に…もっと……早くに止めてくださいよ…。

077:「昼休みのヒメゴト」 31
名家の長男である「昌成」と分家の娘で婚約者「文月香穂」
まだ学生という2人ですが、求められていることは、後継ぎを産む(産ませる)こと。
しかし、関係してから3年…。
今のところその様子は見られなかったのでした。
一般人には時代錯誤な感じですが、実際にこんなんありますからね…。
(それでも、わざわざ学校でさせたりはしないと思うが)
お世継ぎ、という周囲からのプレッシャーは、尋常でないと思います。
普通の家でも多少ありますからね、そんなん。
えっち時どこか義務的で、普段はあまり会話もしない「香穂さん」
いちおう、オチでその真意は判明するのですけれど。
あれは…ちょっとひでーなー。
もう少し「昌成くん」のこと考えてあげて欲しかった。
まぁ、分からんでもないですけどね…女の子だし。
お互いに会話不足ですね。

115:「このヒロイン、負けます」 31
高嶺の花である同級生に告白しようと、友人「エリ」に相談を持ち掛けた「誠」
すると、
……私じゃ、ダメかな?
そう言われたため、告白はやめにして彼女と付き合うこととなったのでした。
タイトル通りのお話。
どうせ告白するなら、やっぱり彼が玉砕した後…とは思うものの。
後の流れとか見る限り。
うーん、「エリちゃん」は…あの娘も好意持ってるだろうことを察してたかなー。
女の子同士ですもんね。
ツインテールが可愛い「エリちゃん」
あとがき絵は彼女でした。
異性ながら恋愛相談できる間柄で、話題も合うそうです。
ちらと描かれていた、意中の娘と比べて自然に接せられて、なかなか良い感じ。
そうだなぁ。
憧れ強いだけ、いわゆるステディな関係になるには時間かかるだろうし、お互いの素に幻滅することもあるだろうし…。
我慢してじっくり待つのが正解だったのでは。
しかし、こちら男性の名前は「誠」ですか…。
ひょっとして、苗字は「伊藤」だったりするのかしら。

「このヒロイン、負けます」「エリちゃん」
※エリちゃん

153:「彼女と親友のハジメテ」 31 
学年一と噂される美少女「佐渡依都(さわたり・いと)」
「兼光」の彼女は…その娘の親友「いまり」でした。
ある日2人でいたところ、ふとクローゼットから声が聞こえ…。
そこから、隠れていた「依都」が出てきたのでした。
だいたいそんな感じ。
最後に位置するこちらは、Wヒロインもの。
前話の微妙な読後感を払拭してくれると思います。
ただ、いちおうえっちのメインは冒頭ページぶち抜き登場していた「依都さん」です。
まぁ、はじめてでしたからね。
成年漫画でよく見られる、親友に彼氏貸し出すような感じの複数プレイもの。
いかに親友とはいえ、男女人気を集める彼女に彼氏あてがうというのは…漫画ですね
ずいぶん余裕あるなぁ、と。
(※また、「兼光くん」もあっさり受け入れてましたねー)
あり得るのは、「いまりちゃん」の性癖がねじ曲がってる、とか…でしょうか…。
後日談は、用具室での体操服えっちです。
既に下は脱いでいたので、どんなんかは不明でした。

 ★★リンクほか ★★★

ほかいんも

放課後インモラル (GOT COMICS) コミック, 2024/5/27 [アダルト] しにま (著))
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