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■ボクの記憶はキミの中 (きじとらぬこぢ)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [一般] サスペンス
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きじとらぬこぢ」センセの「ボクの記憶はキミの中 1巻」です。

私立探偵「姉川那知」
※私立探偵「姉川那知」

 【 構成・絵柄 】

2巻以降へと続く長編漫画。
故あって次々にヒロインは入れ替わっていきますが、ちゃんとしたストーリーものです。
一般えっち系で、毎回直接シーンのあるもの。
いちおう、キチンとした理由づけもされています。
j緊張感あるサスペンス漫画。
…なのですが、それ一辺倒ではなく。
多少はっちゃけた部分もあり、重たい状況の割りに読み易く仕上がっています
タイトルそのまま、今後はどう流れるか分からないものの。
とりあえず1巻では、変に振り切れるような描写もありませんでした。

さっぱりとした細線での作画。
濃淡はデジタルな灰色で、全体の色づきも軽め。
そこそこ白比率がありました。
描き込み具合はしつこくなく、過不足は感じません。
コマ割りは細かいものの、枠間しっかりしていて基本的。
身長ある人物絵で、スタイルなどもリアル寄り。
やや目が大きく描かれ、バランス的に可愛く仕上がっていました
硬さ若干ありましたが、表情などはおおむね良い感じ。
ただし、背景や小物はあっさり気味で。
質感も今一歩という感じでした。
それでもサスペンス話に違和感を与えるほどのものはなく、概ね良好。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 7話収録

過去の記憶が一切無い男性。
自分の名前から年齢、そのほかまで分からない彼でしたが…。
なぜか、毎回射精の瞬間に”黒髪の女性”ほか、過去の映像が見えるため。
わずかな手がかりを頼りに、自分自身を取り戻す旅を続けていたのでした。
だいたいそんな感じ。

カズミ、カラオケ店での女の子
※左:カズミ、右:カラオケ店での女の子

導入の1話目。
記憶のまったくない彼ですが、そんなんでも普段に困らない、生活できる程度の知識は残っていました。
ただ、いまだに名前の記憶すらないままで。
「ろすと」という偽名を使っている彼は、とりあえずぼんやりと黒髪の女性を探している状態。
蘇ってくるビジョンはその女性だけでなく、風景なども見えるため。
開始の段階で、そこそこ近い場所にまでは来ている様子でした。

射精、要するにえっちが記憶復活の鍵である彼。
こちらでは女性「カズミ」のほうから声を掛けられ、その相手を労せずとも確保しています。
「イケメンくん」とか言われており、容姿は助けになってるみたい。
こちらでは2度のえっちで、
”映画館の受付女性がなんらか関係している”
ことまで突き止めておりました。

ターゲットを映画館の受付女性「マイ」に絞った2話目。
四角い眼鏡の大人しそうな女性です。
彼女は共にいた黒髪の女性を見掛けてはいたものの、それだけで。
記憶のヒントを得るため、えっち相手となっていました。
前回の遊び慣れた感じの「カズミさん」と比べ、手強そうな相手でしたが…。
彼女が好きなゲームキャラクター「サクヤ」と「ろすとくん」がそっくりであったため、ごくあっさり部屋に入ることに成功していました。
まぁ、気持ちは分からんでもないけど、見知らぬ男に対して都合良い展開だなぁ
なお、必ずしもビジョンが見える訳ではないらしく。
ここでは何も見えなかったんですが…その後の詳細は、いちおう伏せておきますね。

有力な手掛かりありそうなカラオケ店へ赴く3話目。
ここでは向かう途中に、男に振られたばかりの女性と鉢合わせをしていて。
なんのかんのと2人でカラオケをする流れ。
戻りつつあるのか、記憶にかかる要素が強いのか。
えっちする前から断片的にイメージ思い出しつつあり、こちらではハッキリとしたところまで記憶を取り戻していました。
黒髪の女性はお嬢様なのかなぁ。
なお、こちらのオチではひと騒動あり。
続く4話目では、病院で目を覚ますこととなるのでした。

ようやく過去の風景が漫画形式で描かれています。
あの女性とは、特に知り合いって訳ではなかったのかな。
「ろすとくん」の名付け親、という重要キャラ看護師「千紗」が登場。
彼女は単行本の巻末に収録された0話にも顔を見せており、そちらのでのヒロイン役でもありました。
倒れていた彼がこうして記憶を探る旅に出ることとなる、前日譚ですね。
こちらでは病室にてのえっち。
その好意で自主的に病院を後にするんですが。
これまでもちらほらと顔を見せていた、訳知る女性が接触してきたのでした。

記憶に残る女の子、看護師「千紗」
※左:記憶に残る女の子、右:看護師「千紗」

単行本でのラスト5、6話は私立探偵「姉川那知」とのあれこれ。
記憶に残る黒髪の彼女の写真を持っていた「那知さん」は、
あなたと彼女の正体知ってるから
と、事情について詳しく知る人物。
駆け落ちしたらしい彼女を探していたところ、その相手だと見られていた自分を先に発見したとのこと。
”射精のたびに記憶が戻る”という彼を面白がり、えっち勝負を挑まれるのでした。
まぁ、こうした漫画に相応しい展開ですねー。
その結果がどうなってしまうのか、ぜひ単行本にて確認ください。
簡単には勝たせてくれませんよ~。

オチでは次巻に繋がるだろう、重要なネタが描かれておりました。
はたして、これで次どうなるんでしょうか。

 【 その他 】

以上、本日は「きじとらぬこぢ」センセでした。
単行本はこちらが3冊目くらいでしょうか。
ひでるさんは今回が初見。
一般えっち系の長編では、なかなか良いアイデア
ちょっと強引なところもありましたが、許容範囲。
良い具合のサスペンス話に仕上がっていました。
このお話がどう流れていくか楽しみです。
ネタ的にそう長くは続かないと思うので、次くらいで完結でしょうかね。




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■不真面目に麗らか (黒川おとぎ)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、パイズリ、複数
・構成 : カラー(8P)、短編×9話収録
      (うち「ぬけがけLovers」×2)
・おまけ: あとがき、作者が選ぶパイズリTOP5、
      カバー裏にパイズリ漫画、カラー描き下ろし「集中できない!」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「黒川おとぎ(くろかわ・おとぎ)」センセの「不真面目に麗らか」です。

「暁羽」・「暮羽」
※「暁羽」・「暮羽」

 【 構成・絵柄 】

収録は1話のみ連続で、他は短編という構成。
連続モノはWヒロインな漫画でしたが、それぞれが1話づつを担当するのではなく。
おおむね2人とも均等な扱いで、より関係が進む流れでした。
そちらを含め、お話はどちらもラブコメ。
居合わせたような早いえっち展開でも、甘くラブいのが特徴です。
それよりも目立つのは、その巨乳っぷり。
センセがお好きなだけあって、漫画でもポイントとして描かれていて。
そんな”おっぱい愛”がプレイにも反映されていました。
そうしたネタがお好きであれば、より楽しめると思います。

クッキリとした細線での作画。
全体の色づきは比較的あっさりしていて、白比率もそこそこあります。
濃淡もそう濃くはありません。
描き込みはしつこくなく、あっさり過ぎずという感じ。
コマ割りは中小で変化あり。
枠間ありますが、原稿はかなり賑やかなまとまりでした。
全体的に縦長で、横長で黒目な人物絵。
最大の特徴はその巨大な胸ですが、あれほどのサイズでもバランスはそう悪くなく。
漫画なりの無理ないくらいのデフォルメ具合でした
ただし、たまに気が抜けるようなコマがあり。
崩し大きいコメディー絵は人によって良し悪しでしょう。
バストそのままにパンチある反面、やや雑さも感じました。
もう少し安定してくれば、より良いかと。
そう変化はなかったので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 9話収録

003:「集中できない!」 カラー描き下ろし
遅い時間まで彼氏の勉強に付き合っていた「瑠璃」
終わった際に伸びをしたところ、巨乳がためボタンを弾け飛ばしてしまうのでした。
今週何回目だよ…
なんて台詞ありました。
大き過ぎるのも大変だと思いますが…実に良いシチュエーション。
そりゃ、勉強中にも「おっぱい」書くのも納得です。

なお、裏表紙が彼女です。
そうしたカラーの1枚絵は問題ないんですが、漫画形式は…もっと頑張りが欲しい感じ。
白黒のが断然良いです。
なお、↓表紙は巻末収録の”作者が選ぶパイズリTOP5”のモデルさんでした。

011:「ぬけがけLovers」 前後編
幼馴染み3名のえっち話。
「夕映妃琴(ゆうばえ・ひこと)」、「七嶋織芽(ななしま・おりめ)」は昔は仲良しでしたが。
成長した今では、唯一の男子「柵」を巡り、争うようになっていたのでした。
前編は初えっちまで。
とはいえ、近い行為まではすでに何回かしているようで。
冒頭では「妃琴さん」がその巨乳を生かしておりました。
最近またおっぱい大きくなったんだけど
とか言ってましたよ。
クラスが同じなのは「織芽さん」
2人の直接対決シーンが楽しい
小さいコマですが、「どっちも大きいよ…」のところが好き。
続く「織芽さん」ともおっぱいプレイでした。
まぁ、大きいからなぁ。
それぞれ抜け駆けしていることも承知しており、ヤル気だった「織芽さん」に合わせて「妃琴さん」も負けぬよう頑張る流れ。
どっちから、を迷った挙句はジャンケン勝負だったようですが、ここはぜひ「さっくん」の心の葛藤を描いて欲しかったなぁ。
ちゃっかり初キスを奪う「妃琴さん」もしたたか。
…というか、あんなコトしといてキスもしてなかったのね。

夕映妃琴・七嶋織芽、小金井つばめ・親園優陽
※左:夕映妃琴・七嶋織芽、右:小金井つばめ・親園優陽

えっち後となる後編。
朝から寝込み襲われておりましたが、賑やかで羨ましいですね。
こちらの先制は同クラスの「織芽さん」
なかなかぶっ飛んだアプローチをしているので、お楽しみに。
AVの見過ぎだ
思わず慌てる「さっくん」が楽しい。
続く「妃琴さん」も似たようなことをしていて。
彼女とは屋上えっちとなっていました。
メインは帰宅後の複数展開。
本当に2人思考が似てるのね…。
(※彼と一緒に帰るって手もあると思うのだけれど)

061:「ヒミツの誘惑」
友人「友田」に誘われ、「花都」は制服が話題のファミレスへ行ったところ。
クラスメイト「親園優陽」・「小金井つばめ」の2人がそこで働いていたことを知るのでした。
エロ制服、とか言われていましたが。
まぁ、確かになぁ。
特に横からの図はどこぞのグラビアみたいでした。
いちおう、ヒロイン2人が規格外に大きく変なだけで、普通の娘が着た場合は(ある程度)あり得るくらいの雰囲気となってます。
実は「花都くん」に想いを寄せていた「優陽さん」
トイレに向かった彼と鉢合わせた際、会話の流れもあってえっち発展していました。
こうした漫画では、たいていは行為に気付かれないものですが。
様子を見に来た「つばめちゃん」に露見する、珍しい展開。
すぐそこに他のお客さんだっているのに、アンタ馬鹿し゜ゃないの!?
…は、ごく正論だと思います。
そんな事を言ってた「つばめちゃん」でしたが…見張りのため漏れ聞こえる音を直接聞いていて。
ちょっと花都借りるわよ…!
という、目がぐるぐるでいっぱい・いっぱいとなってる展開が好き
個人的にはツインテールな彼女のがお気に入りです。
サイズは「優陽さん」のが大きいんですけどね。

085:「咲いて乱れて月下美人」
雑誌などでも連続で人気ナンバー1となっている幼馴染み「朧夜かぐや」
そんな彼女の隣に住む「月舘武弥」は、彼女からの申し出で常に目隠しされつつも性欲解消の手伝いをしていたのです。
好意あるものの、今の関係を維持したいと考える「武弥」は告白もできぬままいたんですが…という流れ。
寝込みを襲っていた彼女に気付くのが切っ掛け。
あれだけ容姿に自信ある「かぐやさん」の可愛らしい一面に注目。
なるほど、普段の目隠しもそれがためだったんですね。
オチでも実に刺さる返答をしていましたよ。

109:「両翼のベクトル」
交通事故から救った縁で、「織鶴暁羽(おりづる・あきは)」から猛烈なアプローチをされている「絹ヶ丘鉱」
しかし、彼は双子の妹「織鶴暮羽(おりづる・くれは)」に想いを寄せており。
またそんな「暮羽」は双子の姉「暁羽」以外には目もくれない、超シスコンだったのです。
関係に決着をつけるべく、「鉱くん」は告白をすることとしたのですが…それが複数えっちに発展。
まぁ、確かに「暁羽さん」の言ってることは正しいか。
双子なのでバストサイズを含めてよく似ている2人ですが、性格は大きく違い。
余裕ある「暁羽さん」に対し、ふるふる大人しい「暮羽さん」が可愛い。
告白され、瞬時に断ってた様も良かったです。

133:「悪癖の泉」
昔から胸が大きいことを気にしていた「ゆづき」
そんな彼女は、胸に何かを挟むことで心落ち着かせる方法があったんですが。
共に日直であった「和隆」は、彼女のそんな場面に鉢合わせてしまうのでした。
まぁ、挟むの何でも良いなら、無難なものだったら言い訳もできるかと思うんですが。
わざわざ持ってきてたのか、アダルトアイテムですからねー。
また彼女も中途半端なところで寸止めされてしまったがためか、トンデモな事を口走っていて。
想いはあったようですが、特に関係なかった2人をえっち発展させています。
しかし、あんな所に缶ジュース入れてたら、ぬるまっちゃうと思う。

朧夜かぐや、お嬢様「竜宮坂りりあ」
※左:朧夜かぐや、右:お嬢様「竜宮坂りりあ」

157:「綻びロイヤルティップ」
理事長の娘でお嬢様な「竜宮坂りりあ」から、月2、3回行われているお茶の相手として招待された「浦和」
全生徒憬れな彼女ですが気さくで話し易く、この時間を楽しんでいたところ。
ふとした偶然から、彼女の奉仕を受けることとなったのです。
他ヒロインと同じく巨大なバストをお持ちで、そもそもの切っ掛けもそちらがため。
気分が向いたら~
とか言っており、あるいはお茶の相手と称して選別していたのかも。
扱いもお上手でしたよ。
直接行為に誘ったのも、彼女からでした。
ラストページの満足気な表情に注目。

177:「Cake Girl!~ベリーソース添え~」
ケーキ作りが得意で、コンテストなどにも発表していたスイーツ部の部長「桃ノ瀬」さん。
よく男子らにも振る舞っていたんですが…彼女にはとある性癖があり。
放課後残っていた「佐藤」くんに、その一部を見られてしまったのでした。
ケーキに自己投影していて、食べられてるのに快感を受けてる彼女。
なんとなく…その気持ちも分かるかな。
ノーパンだった彼女に気付く流れですが、先にお手付きしたのは「佐藤くん」からでした。
まぁ、様子伺いに来るというのは、好意ある証拠みたいなものでしょう。
オチがあーなのは、ある意味彼女らしいと思います。

 【 その他 】

以上、本日は「黒川おとぎ」センセでした。
こちらが初単行本の様子。
おめでとうございます!
色々なものは置いといて…
俺、生まれ変わったらおっぱいになるんだ!
の紹介帯が強いインパクトとなっていました。
なんていうか、凄い。
(↑その文面だけだと、女性のバストに生まれ変わるかどうかわからんけどね)
そもそもデビューの切っ掛けになったのもそんなんだったようですが、徹底したおっぱい漫画群でした。
これを受けた2冊目がどんなんなるか、期待しましょう。




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■恋する心は桜色 (カイシンシ)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、貧乳
・構成 : 短編×10話収録(うち「小は大をかねない!」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説・キャラ表、
      カバー裏にラフ絵、描き下ろし「小は大をかねない!」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「カイシンシ」センセの「恋する心は桜色」です。

夕葉ちゃん
※夕葉ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
特に記述はなかったものの、巻末にも漫画が1つあり。
本編の別シチュエーションとなっていたので、それが唯一の連続話っぽいものでした。
ジャンルはごく基本的なラブコメ漫画。
甘くラブ度合の高い作品群です。
楽しくえっちに描かれ、良かったです。
短編それぞれに問題はないものの、こうして1冊の単行本にまとまってしまうと…。
各話さほど変化がないため、正直なところ”似たり寄ったり”という印象
もうひとパンチあれば、より良かったかもしれません。

しっかりとした強めな線での作画。
描き込みはそこそこで不足ないくらい。
全体の色具合や濃淡も同様で、安定感あるものです。
コマ割りは比較的変化少なく、大き目。
見易くまとまった原稿だと思います。
丸く幅のある輪郭で、きらりと目の大きい、漫画らしい人物絵。
スタイルは細目でも肉付きを感じ、ロリっとした可愛さでした。
表情・漫画表現など、いかにもラブコメというもの。
ジャンルにはよく合っていたと思います。
服装や小物・背景はあっさり気味ですが、全体的に違和感なく。
変な話、得する画風と言えるでしょう。
こちらも、もうプラスなんちゃらあれば、さらに深みのあるえっち色が出せそうな気もしますが。
ややあっさりするものの、カラーでも変化少ないので判断は↓表紙・裏表紙で問題ないと思います。

 【 収録話 】 10話収録

007:「未来レール」
気付いた頃からそばにいる幼馴染み「夏姫」
結婚・えっち・子作り…などのキーワードにもまったく抵抗感なく、さらっと口にするような娘。
付き合うこととなったそんな彼女とはいままで通りなため、決まったような人生でなく、「ゆきくん」は初々しい男女交際に憬れていたのでした。
まぁ、彼の気持ちもよく分かりますが。
ごく近しい関係でありながら、ちゃんとカップルになれてたのは幸いでしょう。
確かに、あまり緊張感ないのは物足りないでしょうけど。
手間はぶけるでしょ?
とのことで、下着すら着けてなかったですからね。
あまり信頼あり過ぎるのも良し悪し。
「夏姫ちゃん」はもう少し落ち着いた方がいいかなぁ。

027:「おまかせ生活」
決断力に欠ける「透太」に対し、付き合う「真陽(まよう)」は2人の間で主導権を持っていて。
彼はやや自己嫌悪気味なのでした。
彼女楽しそうだからいいんじゃない?
普段ああでも、コレというタイミングで前に出れれば完璧だと思います。
「透太くん」の雰囲気からして、なかなか難しそうですが。
えっちに対しても「真陽ちゃん」が積極的で、プランも立てておりました。
ラブラブですね。
オチのやり取りが楽しい。

真陽ちゃん、若菜さん
※左:真陽ちゃん、右:若菜さん

047:「アマモケイカク」
「鈴里」の両親の帰りが遅いことを知っていた「アマモ」
色々えっち計画を考えていたんですが…という流れ。
先の「真陽ちゃん」と違い、頑張っちゃて空回り、みたいな彼女です。
四角の大きな眼鏡が特徴な「アマモさん」
付き合う「鈴里くん」がいい男なので、ああした言動も分かる・分かる。
オチページでは驚く台詞を言われていましたよ。

067:「背のびの関係」
妹のような存在だった「夕葉」に思わずお手付きしてしまった「勝紀」
それを切っ掛けに、彼女積極的になってしまったのでした。
年の差カップルです。
まぁ、今更いい兄たろうとするのは無理ですわね。
消極的になっていた「勝紀くん」に対する、「夕葉ちゃん」の一言が怖い
可愛い顔していながら、ああした所は女の子ですねー。
こんなんがもっとあっても良かったかも(←個人的には)
ただ、「勝紀くん」はもう逃げれないぞ。
中扉の担当がこちらの「夕葉ちゃん」です。

087:「小は大をかねない!」
203:「小は大をかねない!」 描き下ろし
「章太」の両親が旅行中、家事を頼まれていた幼馴染み「若菜」
持っている本などから、彼女に”胸の大きな女性好き”だと考えられていたんですが。
実は小さい方が好きで、「若菜」のスタイルはまさにドストライクだったのです。
収録眼鏡ヒロインの2人目。
様々な女性が登場する単行本ですが、なぜか↓表紙をゲットしたのはこちらの「若菜さん」でした。
地味で困った、と解説にありましたけど、なにゆえ彼女を指名したのかな。
巨乳好きだと勘違いしている「若菜さん」を信用させるためには…まぁ、それが最大の証拠になるか。
(実際、彼女は全裸だったので、別のトコに反応した可能性あるが)
めでたくえっち発展していました。
ぶっちゃけ、好みがどちらでも基本的に女性のバストには反応するものだと思いますけどね。

特に紹介帯、目次に記述なかったですが。
巻末9ページは2人の別シチュエーション漫画でした。
↓表紙から繋がるような内容だったので、たぶん描き下ろしだと思います。
野外で露出プレイをした「若菜さん」
スイッチ入ってしまった彼女は、公園内のトイレで「章太くん」と続きを楽しむのでした。
個室に入らず、入口横でのえっち。
なんのかんの言いつつ彼女もすっかり受け入れており。
オチでは自ら期待するような発言までしていました。

107:「音弥ちゃんの不満」
勝手に女子がえっち苦手設定にしていながら、いざその際に拒否するのを嫌がる男子。
そんなんに不満を持っていた「音弥(ねや)」は、付き合う「こーくん」にそれをぶちまけるのでした。
ああ、確かにそうですねー。
ただ、かと言って先の「夏姫ちゃん」みたいにガツガツしてるのも微妙ですが。
本人が認識するそのまま、やや面倒な面のある「音弥ちゃん」
また「こーくん」が優しいんだ。
彼女の性格を把握し、全てを受け止めて発散させていました。

127:「林檎遊戯」
「旭」・「林檎」のカップル。
えっちはしたいものの、そればかりだと嫌われてしまうと感じていた「旭」
そんな彼に対し、「林檎」は素直にえっち仕掛けるのでした。
前半折り返しがこちらの「林檎ちゃん」
いちおう、収録ヒロインで最もバストのある娘さんでした。
完全に彼女が主導権を持つカップル。
色々考え巡らせる彼を楽しんでる感じですね。
ぞくぞくしちゃう
とか言ってました。
まぁ、良い関係だと言えるのでしょう。

147:「二人部活」
2人だけの読書部。
うたた寝していた後輩「沙優里」にうっかり手を出してしまったのでした。
「夕葉」・「勝紀」のカップルと似た状況。
ただ、そもそも好意あったそちらとは違い、今回は単に部活の先輩・後輩という関係で。
冒頭から彼女より睨まれ続けております。
裏表紙がこちらの「沙優里ちゃん」
変形ツインテールみたいな、独特な髪型です。
事前の2人がどんなだったか分かりませんが、その言動を見る限り彼のが鈍感だったかな。
微妙に素直になり切れてない雰囲気で可愛い。
オチもそんな感じでした。
収録で最もお気に入り。

音弥ちゃん、後輩「沙優里ちゃん」
※左:音弥ちゃん、右:後輩「沙優里ちゃん」

167:「兄として」
兄妹の近親話。
妹「那凪(ななぎ)」と仲良く、最近はごく親しいスキンシップまでするようになっており。
このままでは良くない、と感じた兄は、兄妹らしくしようと言い出したのでした。
いちおう今回が初えっち。
お兄ちゃんとしては、色々しつつも、一線は守っていた様子。
こうした際には、やはり女性のが思い切りよく。
覚悟を決めた「那凪ちゃん」によって、初体験となっています。
積極的にしつつも、初々しい様がキュートでした。
漫画はラブラブ終わりますが、この後が本気で大変だぞ。

187:「僕らスタイル」
優しい幼馴染み「恵乃美(えのみ)」に甘えて、欲望そのままえっちをしていた「里也」
最近そればかりだったので、たまには恋人らしい振る舞いをしようと考えたのでした。
収録眼鏡ヒロインの3人目がこちらの「恵乃美さん」
冒頭では玄関に入って早々にえっち発展したらしく、彼がそう考えるのも当然か。
まぁ、あんなシチュエーションは男性の夢みたいなものですけどね。
恋人になったら、毎日すごいことされちゃうんだろうな、って思ってた
そんな事を言ってた「恵乃美さん」
よく彼のことを理解していて、幸いでした。
まあ、そうして反省する姿勢を示すのは2人にとって良いことだと思います。
ラプラブで羨ましいですね。

 【 その他 】

そんなこんなで「カイシンシ」センセでした。
一般系も含めて、これで8冊目くらいの単行本でしょうか。
検索して気付きましたが、どうやら1冊見逃したのがあるらしく。
個人的には久しぶりとなってしまいました。
今回はほぼ短編という内容でしたが。
前述したとおり、1冊まるまるだともう少し変化が欲しい気もしました。
甘さ具合はコレはこれで良いものなんですけどね。
どちらか連続話とかシリーズものがあれば、また違った感覚になっていたかもしれないんですが。




★「カイシンシ」センセの漫画紹介記事

・「恋色ぱられる
 人気シリーズが1冊に凝縮、というシリーズものな単行本。
・「ラブユメ・みっくす」 
 一般系。全2巻。お約束ちっくなキャラが次々登場。
・「ボクの家のクルリ様
 表題作「クルリ様」だらけな単行本。
・「こいのいろ
 レベルアップしていく「可奈美ちゃん」ほかの単行本。

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■でぃあまいだーりん! (かーみら)

★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、お嬢様、ファンタジー
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×11話収録
      (うち「お嬢様シリーズ」×2、「姫・魔女シリーズ」×2、
       「アイドルシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき・4コマ、作品開辣、ゲストページ、
      カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かーみら」センセの「でぃあまいだーりん!」です。

お嬢様「瑠璃子さん」
※お嬢様「瑠璃子さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続モノと短編。
連続話は前後編みたいな繋がり強いものなく、同キャラの別シチュエーションという感じ。
ファンタジーっぽい漫画もありました。
ただし、要素としてそんなん目立つものでなく、他の現代劇らと同じラブコメ話。
プレイ色々でも、ラブラブとしていて甘さあるのが特徴
まぁ、可愛らしいヒロインらとのえっちストーリーですわね。
ブラックな要素はほぼ皆無で、読後感は良く。
そのあたりを良しとするかどうかで、評価は割れるかと。
漫画としても読みたい方には、たぶん合わないと思います。

さらりとした細線の絵柄。
さっぱりとした描き込み具合で、全体の色づきも同様。
結構白比率がありました。
濃淡はやや薄め。
重なり多く、枠間があまりないコマ割りが特徴。
線での見辛さないのは、先の余裕ある余白がためだと思います。
小物・背景もすっきり気味。
ここは人物と合っており、そう気にはなりません。
ただ、服装もそんな感じの仕上がりであったため、質感は弱く。
プラスになるようなエロス具合はありませんでした
ぱっちりとした丸い目の可愛らしい人物画。
ロリっとした、漫画っぽいものです。
癖があり、ある程度人を選ぶものでしょう。
カラーとは仕上がり異なるものの、だいたい判断は↓表紙・裏表紙が問題ありません。
あるいは紹介帯のカット絵が良いかと。

 【 収録話 】 11話収録

003:「ふわふわ恋のbaby doll」 カラー原稿あり
3カ月前に告白して付き合っているものの、彼氏「みつ」は何もして来ず。
初えっちのため、「まなか」は新しい服を購入していたのです。
エロいベビードールですね。
大事な部分にリボンがついており、ほどくと開くなんてギミックがありました。
結構お似合いでしたよ。
オチ部分での「みつくん」のくだりは、ややしつこく。
蛇足な気もしました。
なお、カラー部分はえっち途中の抜き出しです。

023:「僕の彼女はチアガール」
いつも体育館の準備室でだらだらしている「和也」
そんな彼氏に、「えな」は不安を感じていたんですが…いつもそこに居たのは理由があったのでした。
ボンボンみたいな、ふっくらツインテールの「えなちゃん」
前話と違い、こちらの彼は積極的にえっちへ誘っておりました。
ただ、彼女はそんな彼に不満を抱きつつあり、揺れるカップルとなってます。
まあね、結局はラブラブに落ち着くんですが。
チア衣装でのえっち。
せっかくなので…アンダースコートをもう少しじっくり見たかったです。
漫画では重ね脱ぎしちゃうのよ。

えなちゃん、佐々木さん
※左:えなちゃん、右:佐々木さん

039:「落とし物にちゅーいして」
ずっと好きだった「まい子」に告白しようと追いかけた「隆志」
階段を上る彼女に声を掛けたところ…その鞄から意外なものが落ちてきたのです。
漫画の冒頭部分が切っ掛けであり、ポイントなんですが。
まず、あれで落ちるのが不自然。
鞄ぎりぎりに置いてあったのか??
開いていたのでなく、肘と腰に挟まれた状態で落ちてくるというのは、理解に苦しみます。
また、確かに彼女は階段の上側にいたものの。
位置関係的に、あれが顔面に直撃するのはさすがに変。
うーん。
振り返った拍子にすぽーんと飛んでしまった、とかならば分かるんですがね。
もう少しがんばって欲しいところでした
…長くなりました。
憬れの彼女が意外な物を所持していたことで、2人の関係が急接近するという流れ。
”よりにもよって隆志くんに見られるなんて”
そんな発言もあり、ラブラブえっちに落ち着きます。

055:「お嬢様と執事のxxx」
075:「ほしがりなお嬢様」
父親から突然聞かされた見合い話。
お嬢様「瑠璃子」はその横で表情変えずに立つ「桐谷」に衝撃を受け、その場を飛び出してしまったのでした。
そんな感じのお嬢様・執事のカップル。
小さいころの「瑠璃子さん」がキュート。
その際の「桐谷くん」はそこそこな年齢に見えましたが…2人は10歳くらい離れてるのかな。
彼への想いを捨てきれなかった「瑠璃子さん」が頑張って誘う流れ。
あっさり応じる「桐谷くん」に注目。
次のエピソードでも躊躇する素振りなかったので、そのあたりは特に問題ないのかな。
本編で「いじわる」とか言われていましたが、お嬢様を相手にしつつその上を行くような彼をお楽しみください。
その後の2話目は、待つお嬢様。
いちおう「桐谷くん」はあー言っていましたが…案外、その裏では彼女を焦らして楽しんでいたのかも。
前回と違って野外プレイでした。
せっかく外だったので、もう少しそれを強調するような羞恥要素があればより良かったかも。

095:「雷ちゅーいほう」
教室に立ち寄った「高橋」は、そこでうずくまっている「佐々木」を発見したのでした。
普段強がっている彼女は、実は雷を苦手としていたのです。
ツンデレちっくなヒロインですね。
お互い好意を持っていたようで、雷を切っ掛けに関係発展する流れ。
強気に振る舞う「佐々木さん」が可愛い。
~なんだからね!
などの定番な台詞も多く、「高橋くん」を楽しませておりました。

111:「まりえの12cm」
背丈ある「まりえ」さんは付き合う「良太」くんより高く。
それをコンプレックスに感じていたのでした。
漫画では冒頭で背丈に関する声を聞いてしまうんですが。
まぁ、普通周囲はそう気にしないものですよね。
本人は色々と気にするのでしょうけど。
身長高い「まりえさん」ですが、いわゆるスポーツ少女ではないようで。
髪の毛三つ編みにする可愛らしい娘で、噂話に泣いたりしていました。
あれは…「良太くん」の男気に火をつけるだろうなぁ。
いいカップルではないでしょうか。
(※ちなみに下着もチェック柄の可愛らしいもの)
後半のばかばか言われるあたりのえっちが好き。
ちにみに、後ろ折り返しが「まりえさん」です。

127:「姫と呪われた騎士」
147:「魔女と角無しの魔王」
”北の魔女”から呪いを受けてしまった、騎士「ウルリー」
彼に想いを寄せていた姫「マリア」は、
”この国の為に戦った騎士を救いたい”
そう言って身を捧げるのでした。

そんなんが前半「姫と呪われた騎士」
ファンタジーな連続話ですが、タイトルが示すとおり同世界でそれぞれ陣営を描いたものです。
「ウルリーくん」は「マリアさん」とは昔馴染みな間柄。
魔女討伐で功績を残し、彼女との関係を発展させたいと考えたのかな。
呪いを受けて正気は失っていたようですが、漫画では部屋に拘束されていたようで。
また、解呪方法も筒抜けであった上、あっさり解かれてしまい。
なんというか…お気楽ファンタジーです。
めでたく、えっちに発展しているんですけどね。
ドアの外には姫様の身を案じる者たちが、どうなるか伺っていると思われ…えっちな声が聞こえてきたら、ばつ悪そう。

続く「魔女と角無しの魔王」はオチで顔を見せていた北の魔女らのお話。
角が折れ力を失った魔王。
その角が城にあることを知った魔女「リリン」は、騎士に呪いをかけたんですが。
あっさりそれを解かれてしまったのでした。
拗ねる彼女が可愛い。
ちなみに、裏表紙が「リリンさん」です。
妖艶…ではなく、ロリっと可愛らしい魔女ながら、下着は黒色だったりして。
そのギャップがいい感じ。
また魔王も角がため、あんな感じなのかと思いきや。
たまに魔力が戻る(体も元に戻る)という満月の夜でも、性格はそのままで。
弱気な可愛らしい男性みたいに描かれていました。

なお、これらエピソードはカバー裏にて完結
コメディーなオチになっていました。

北の魔女「リリン」、アイドル「中山愛音」
※左:北の魔女「リリン」、右:アイドル「中山愛音」

167:「アイドル服を穢さないで」
179:「アイドル・発情彼女」
握手会を終えたアイドル「中山愛音」
楽屋で休んでいたところ、いきなり男性に押さえつけられてしまったのでした。
そんなんが「アイドル服を穢さないで」
セキュリティー的に大問題ですね
まぁ、そこは室内でも周囲には関係者が居る筈で。
普通であれば、あれだけ大きな音をさせれば取り押さえられるんだろうなぁ。
なお、その男はもともとクラスメイトであった「徹」くん。
両想いでしたが、お互いタイミングなくそのまま時が過ぎていたというもの。
だからと言って襲って良い訳でなく。
最中には酷い発言もあったのに、あっさりラブラブしてしまうのは「愛音ちゃん」の性格がためか、こうした漫画がためか…。

続く「アイドル・発情彼女」はその後のエピソード。
初ライブを成功させた「愛音ちゃん」は控室に急いで戻り、「徹くん」とのラブラブえっちに突入するのでした。
こんなにアンコールが…ッ
という発言から察するに、お客さんは再登場あると思ってるのかな??
アンコール後のアンコール、ってこともあるか。
いちおうマネージャーさんは、「もうすぐ打ち上げ~」と言っていたので、いちおうステージはしっかり終わらせたみたいでしたが。
なんというか…エロいアイドルだなぁ。
そのうちスキャンダルに発展しそうね。

 【 その他 】

そんなこんなで「かーみら」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
暖色系、ドピンクっぽい↓表紙に圧倒されました。
なんというか、単行本を象徴、凝縮したような絵だと思います。
甘いですね。
購入の決め手は、裏表紙の魔女「リリンさん」でした。
こっちは紫主体で寒色系。
直前で目にしていた↓表紙がためか、きゅっと落ち着いて見えました。
ついでに紹介帯で絵柄チェックしたのです。
甘さは予想通りであったものの…ちとクドい気もしました。
別に悪くはないんですけど、さすがに合わないかなぁ。




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■いつでも君を、想ってる。 (きみおたまこ)

★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、貧乳、学園、甘い
・構成 : カラー(4P)、短編×9話。
・おまけ: あとがき漫画、カバー裏に別絵
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きみおたまこ」センセの「いつでも君を、想ってる。」です。

海空、妹「瑞羽」


 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
スタンダードなラブコメ漫画で、ラブ度合いが非常に強いのが特徴です。
ドロリとした甘さがあり、その濃度がエロスに繋がっている印象。
だいたいヒロイン側から仕掛けてましたよ。
漫画は前情報あっての即えっち展開。
冒頭時点でもうラブラブ設定なカップルが目立っていました。
そのような漫画運びで、かつ昔描かれていたようなシリーズものでないこともあってか、お話はそう深いものではありません。
好みで評価は二分されると思います

黒が強い作画。
全体の濃淡はしっかりで、描き込みは適度なくらい。
コマ割りは中くらいでしたが、色の強さで原稿は濃いい印象。
枠間ないことも多めでした。
結構こってり、ごっちゃりとした感じです。
人物絵は丸い輪郭と縦に大きい目が特徴。
デフォルメの強めな、可愛らしい漫画絵になっています。
漫画もそうした印象で個性的。
服装とか背景・小物は人物絵と合って、こちらに違和感はありません。
前述したストーリーと同様に、作画面にも癖ある方なので、好き嫌いがハッキリ分かれるでしょう
判断については、だいたいカラーでも変化ないので、↓表紙・裏表紙で大丈夫です。

 【 収録話 】 9話収録

007:「とける・とろける」
「中務(なかつかさ)」くんと下校する「白浜」さん。
寄り道を断られた彼女は、2人で食べようと自販機でアイスを購入したのでした。
日焼け跡が可愛い「白浜さん」
きゃらきゃらとした雰囲気と違う、溶けたアイスの食べ方がエロい。
それがためか、真面目な「中務くん」を見事に野外えっちへ持ち込んでいました。
作戦勝ちですね
直接行為に至るやり取りに注目。
確かにちょっと幼いっぽい娘ですが、あの発言は当てにならないぞ。
ラストページのがくがく、というSD絵がまたキュートです。

白浜さん、妹「愛音ちゃん」
※左:白浜さん、右:妹「愛音ちゃん」

031:「りんごうさぎ」
親がりんごをウサギでカットするのが、えっちの合図。
それを知った兄妹は、便乗して関係を続けていたのでした。
そうした流れのお兄ちゃんとの近親モノ。
記憶にある限り(←あまりアテになりませんが)…では、近親モノであまりなかったと思います。
なかなか良いアイデアですね!
バレるリスクはかなり減るでしょうから。
いちおうダミーで教科書を持ってきている「愛音(あいね)」ちゃん。
冒頭では髪ツインテールでしたが、気付いてお風呂に入ったためメイン部分ではストレート。
積極的にえっちに持ち込んでいました。
パジャマが可愛いです。
オチの左端にも注目。

051:「物語より甘く」
「サト」ちゃん・「朝」ちゃんというカップル。
冒頭時点で2人は付き合っていないものの、部屋に出入りしているなどごく親しい関係。
ラノベが嫌い~、という彼女の台詞から、気持ちを察する流れ。
ヒロイン「朝ちゃん」の雰囲気から察するに、もっと早くこうなってても不思議でなさそう。
あるいは、積もり積もってあーいう発言になったのかな。
初々しさある初えっちとなっていました。
ラノベ好きに怒られそう。

069:「ネコ耳少女の運動会」
その年の運動会にはネコ耳少女が爆殖していた。
そうしたモノローグで始まる、ネコ耳な漫画。
カチューシャではなく、というかハチマキに耳ついてるのかな。
ただ、そんなんは容姿の1ポイント程度で、漫画で目立つものではありません。
メインは膝をすりむいていた「海空(みく)」ちゃんの手当てをする「宮寺」くん、というもの。
傷口舐めることを切っ掛けとした流れ。
体操着はジャージでした。
下はあっさり脱がしきってしまうため、その下に何を着ていたのかは不明。
ブルマではないのかな。
逆に上半身脱がさなかったのは学校えっちとしてリアルですね。

087:「誰よりも大好きな人」
妹にベタ惚れなお兄ちゃんがその妹「瑞羽(みずは)」と共に海へ出掛けたというエピソード。
周囲を威嚇し過ぎて疲れる様が楽しい。
普通ならば、そんなお兄ちゃんがキモイとかなんとかなりそうなんですが。
「瑞羽ちゃん」はラブラブなため、違う部分に腹を立てていました。
お団子・螺旋髪と変わった髪型の「瑞羽ちゃん」
スクール水着でしたねー。
若干分かり辛いですが、彼女も日焼け跡がありました。
オチが楽しい。

107:「てのひらころころ」
久しぶりに「とーる」くんの部屋にお邪魔した「千紗」
えっち本を発見したことで、そのまま直接行為になだれ込んでいくというもの。
最近巨乳に成長したという「千紗ちゃん」
単行本は控えめバストな方が多いので、なんだか新鮮。
「とーるくん」がクールと言われていた原因でもありますね。
部屋に入るなり、彼女は彼のベッドに寝転んだりして。
いちおう2人は付き合っていたようですが、えっちはこれが初めてでした。

129:「だれのおかげで」
保健体育を学んだ「実愛(みあ)」
兄とのお医者さんゴッコで初めてを失ったと考えた彼女は、責任取るよう迫ってきたのでした。
そんな感じの兄妹近親。
ちなみに、お医者さんゴッコ~は2人が結構幼い頃の話ね。
責任取ってちゃんとセックスしてよ
とか言ってました。
言いだしっぺが「実愛ちゃん」なので、積極的に迫っています。
いきなり下を触らせていたためか、ブラつけたまま進むのが特徴。

149:「甘い誘惑」
家では見つかって怒られたため、用具室にて独りえっちをしていた「松原」
そこにはち合わせた先生に、ガッツリ目撃されてしまったんですが。
彼自身がそのネタであったため、より見せようと続けるのでした。
冒頭で「今日も居そうな気がします」とあり、本編は既に何度目かの様子。
完全に見せる目的ですよね。
なかなか陥落しない彼に対し、彼女から手を出す流れ。
確かに見てないけど止めてなかったなぁ。
(オチもそんな感じ)
責任とって」のくだりが楽しい。
そりゃー、あんなところで終われませんよ。ええ。

松原さん
※松原さん

171:「やさしいキス」
「りゅーくん」・「ひより」のカップル。
ちょっとキツめな彼に下着姿でアプローチするというもの。
色仕掛け、とか言ってましたが、顔からスタイルまで幼く、なんだか犯罪ちっく。
ぺたーんとしてましたよー。
そんな「ひよりちゃん」を完全に全裸へ持ってく彼がえろい。
こちらもオチまで甘いものでした。

 【 その他 】

そんなこんなで「きみおたまこ」センセでした。
ブログでは「ボクとキミのヒメゴト」を紹介しています。
これが…9冊目くらいになるのかな。
今回ぱっと目に止まったのはもくじ部分。
こちらには、各ヒロインがSD調で描かれているんですが。
もくじとページ番号まで手書きになっていました。
センセの字体とヒロインらの絵が可愛らしく、味があっていいですよね

いつでも君を、想ってる。 (TENMA COMICS JC)いつでも君を、想ってる。 (TENMA COMICS JC)
(2014/11/28)
きみお たまこ

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