■桃色生活~いきなり同棲物語~ (海野留珈)
★まんがデーター [05.0/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :◎○○○○
・漫画 :●◎○○○
・独創性:●○○○○
・属性 : [一般] ラブコメ、同棲
・構成 : 9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海野留珈(うみの・るか)」センセの「桃色生活~いきなり同棲物語~」です。
※桃山美咲・初期
【 構成・絵柄 】
1冊まるまる続く長編漫画。
連続話ではあるものの、そう強いストーリーはなく。
ごく軽いお話が続いておりました。
話数は多いものの特に目立つところも山場もなく、ほぼ一本調子。
これは…短編でも良かったのでは。
キャラもほぼ主人公・ヒロインの2人だけで進んでいます。
漫画はいわゆる一般えっち系。
各話に必ず直接シーンのあるタイプです。
強い線でコテっとした絵柄。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
コマ割りはやや細かめですが、収まりはスッキリとしていて良くなってます。
目立つような乱れはないものの、崩れが大きく。
背景が結構良く描かれている半面、肝心の人物のバランスが良くありません。
別人に見える個所があります。
また、コメディーの崩れが大きく、全体をより不安定なものとしていました。
服や下着などの質感も弱く、えっち系でほしい部分がこぞって弱いです。
なんというか、絵がカタイんですね。
中扉絵のように良い絵があるものの、どちらかというと微妙なもののが多く。
えっち系漫画としてオススメできるものではありません。
幸いなことに、「竹書房」さんのHPで立ち読みができるので、判断はそちらでどうぞ。
【 収録話 】 9話収録
平凡なサラリーマン「夏野隼人」を訪ねて来た「桃山美咲」
「許嫁の隼人さんの元へやってまいりました」
そうフィアンセだと名乗った彼女のことを、当初は覚えていなかった「隼人」でしたが。
話すうち、彼女が昔馴染みの女の子だと思いだし、そのまま同棲を始めるのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
同棲ラブコメというお話。
ヒロイン「美咲さん」は登場時から、「隼人くん」にはラブラブ状態。
超お嬢様であるにも関わらず、家事全般は問題なく出来。
また、いきなり男と住みだす娘に対して、両親は特に介入することなく。
「隼人くん」を狙うライバルなども皆無で、三角関係になったりもせず。
そんな訳で…ごく平凡な毎日が繰り返されていました。
彼女が何者であるのか、思い出したのも1話から。
もうちょっと引っぱってもよかったかもしれませんね。
どこの誰か分からない状態で部屋に上げるのは、やや不自然な気もしますが。
「美咲さん」に見下ろされてる冒頭が可笑しい2話目。
ここで「隼人くん」からハッキリ告白もしており、話としてはひと段落ついています。
部屋の関係から、3話目で彼女の背景が分かるんですが。
電話でああ言ったのは大したものですけど、本来ならば直接挨拶に行くべきだわね。
結局、漫画内でそうした描写はありませんでした。
4話はえっちばかり。
そう、いちおうプレイの幅は多少広がってるかな。
転勤となった5話目は温泉地での露天風呂えっち。
”山の中で不便”
なんてことも言われており。
単に露天風呂シーンを描きたいなら、普通に旅行で良いような気もしますが…。
まあ、特に生活風景が描かれることもなく、「美咲さん」もお嬢様の割に生活力あることを見せておりました。
拘束えっちが描かれる6話目。
これがいちおう前フリですかね。
7話でもちらと伏線があり、8話ではアイテムを使ったプレイなどをしておりました。
それらを受けて、最終話となっています。
※桃山美咲・後期
日常描写はほぼなく、オチにも使われていたサラリーマンなネタはさらに弱く。
どちらも現実味なく。
ヒロイン「美咲さん」も何かと都合良いだけで、心理的なものはまったく見えません。
えっちシーンはメインとするほどのパワーなく、9話も続いているものの内容は短編で十分な程度。
お話に結末というか目的がないんですね。
どちらに向かうでもなく、さらーっと流れてます。
なんというか、ページが勿体ないような。
【 その他 】
以上、「海野留珈」センセでした。
こちらのブログでは「ナイショの残業」、「お姉さんと遊ぼっ」…と2冊を紹介しています。
これが5冊目になるのかな。
久しぶりに手に取りましたが…やっぱり合わないですね。
カバーとかは結構良く見えたんだけれども。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●○○○
・お話 :◎○○○○
・漫画 :●◎○○○
・独創性:●○○○○
・属性 : [一般] ラブコメ、同棲
・構成 : 9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「海野留珈(うみの・るか)」センセの「桃色生活~いきなり同棲物語~」です。
※桃山美咲・初期
【 構成・絵柄 】
1冊まるまる続く長編漫画。
連続話ではあるものの、そう強いストーリーはなく。
ごく軽いお話が続いておりました。
話数は多いものの特に目立つところも山場もなく、ほぼ一本調子。
これは…短編でも良かったのでは。
キャラもほぼ主人公・ヒロインの2人だけで進んでいます。
漫画はいわゆる一般えっち系。
各話に必ず直接シーンのあるタイプです。
強い線でコテっとした絵柄。
濃淡・描き込みはだいたい適度なくらい。
コマ割りはやや細かめですが、収まりはスッキリとしていて良くなってます。
目立つような乱れはないものの、崩れが大きく。
背景が結構良く描かれている半面、肝心の人物のバランスが良くありません。
別人に見える個所があります。
また、コメディーの崩れが大きく、全体をより不安定なものとしていました。
服や下着などの質感も弱く、えっち系でほしい部分がこぞって弱いです。
なんというか、絵がカタイんですね。
中扉絵のように良い絵があるものの、どちらかというと微妙なもののが多く。
えっち系漫画としてオススメできるものではありません。
幸いなことに、「竹書房」さんのHPで立ち読みができるので、判断はそちらでどうぞ。
【 収録話 】 9話収録
平凡なサラリーマン「夏野隼人」を訪ねて来た「桃山美咲」
「許嫁の隼人さんの元へやってまいりました」
そうフィアンセだと名乗った彼女のことを、当初は覚えていなかった「隼人」でしたが。
話すうち、彼女が昔馴染みの女の子だと思いだし、そのまま同棲を始めるのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
同棲ラブコメというお話。
ヒロイン「美咲さん」は登場時から、「隼人くん」にはラブラブ状態。
超お嬢様であるにも関わらず、家事全般は問題なく出来。
また、いきなり男と住みだす娘に対して、両親は特に介入することなく。
「隼人くん」を狙うライバルなども皆無で、三角関係になったりもせず。
そんな訳で…ごく平凡な毎日が繰り返されていました。
彼女が何者であるのか、思い出したのも1話から。
もうちょっと引っぱってもよかったかもしれませんね。
どこの誰か分からない状態で部屋に上げるのは、やや不自然な気もしますが。
「美咲さん」に見下ろされてる冒頭が可笑しい2話目。
ここで「隼人くん」からハッキリ告白もしており、話としてはひと段落ついています。
部屋の関係から、3話目で彼女の背景が分かるんですが。
電話でああ言ったのは大したものですけど、本来ならば直接挨拶に行くべきだわね。
結局、漫画内でそうした描写はありませんでした。
4話はえっちばかり。
そう、いちおうプレイの幅は多少広がってるかな。
転勤となった5話目は温泉地での露天風呂えっち。
”山の中で不便”
なんてことも言われており。
単に露天風呂シーンを描きたいなら、普通に旅行で良いような気もしますが…。
まあ、特に生活風景が描かれることもなく、「美咲さん」もお嬢様の割に生活力あることを見せておりました。
拘束えっちが描かれる6話目。
これがいちおう前フリですかね。
7話でもちらと伏線があり、8話ではアイテムを使ったプレイなどをしておりました。
それらを受けて、最終話となっています。
※桃山美咲・後期
日常描写はほぼなく、オチにも使われていたサラリーマンなネタはさらに弱く。
どちらも現実味なく。
ヒロイン「美咲さん」も何かと都合良いだけで、心理的なものはまったく見えません。
えっちシーンはメインとするほどのパワーなく、9話も続いているものの内容は短編で十分な程度。
お話に結末というか目的がないんですね。
どちらに向かうでもなく、さらーっと流れてます。
なんというか、ページが勿体ないような。
【 その他 】
以上、「海野留珈」センセでした。
こちらのブログでは「ナイショの残業」、「お姉さんと遊ぼっ」…と2冊を紹介しています。
これが5冊目になるのかな。
久しぶりに手に取りましたが…やっぱり合わないですね。
カバーとかは結構良く見えたんだけれども。
桃色生活~いきなり同棲物語~ (バンブーコミックスCOLORFUL SELECT) (2012/11/28) 海野留珈 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
コメントの投稿
No title
>これが5冊目になるのかな
7冊目だ、この名義では。
南風、夏囃子、ナイショの残業、ヒミツの遊技、お姉さんと遊ぼ、満開お姉さん、これの順。
7冊目だ、この名義では。
南風、夏囃子、ナイショの残業、ヒミツの遊技、お姉さんと遊ぼ、満開お姉さん、これの順。
ありがとうございます
7冊目でしたか。
まぁ、そんな感じなんですよ。
まぁ、そんな感じなんですよ。