■私の初めて、キミにあげます。 (西沢5ミリ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] ラブコメ、積極的、学生
・構成 : 初単行本、カラー(7P)、22話収録(うち連続話4つ、ショート)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、合間・カバー裏にネタ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西沢5ミリ(にしざわごみり)」センセの「私の初めて、キミにあげます。」です。
※コスプレイヤー「御影みくも」
【 構成・絵柄 】
収録は連続話4つとショート漫画という構成。
だいたい1話は4ページから10ページくらい。
(※「Short Stories」には3ページのもありました)
そのため、話数は単純に22と多いのですが、単行本は全175ページほどになります。
1話づつは短いものの、連続話になっているためかそう少ない印象はありませんでした。
なお、本のページはだいぶ紙質が良いようで。
白くて硬く、全体の重量もずっしりと重たかったです。
寝ながら見てたら手痛くなるだろうくらい。
ジャンルは甘く楽しいラブコメ。
いかにもなタイトルで、そりゃーサービスカットを期待すると思われますが…。
直接的な描写はほぼありません。
下着ですらほぼなく、パンチラ程度もなかったです。
(※近い絵はあるのですが、スパッツだったり、水着だったりしていた)
寸止めしているんでもなく、シチュエーション的にエロいぞ、というもの。
同じ直接描写のない一般漫画のうち、こないだの「月曜日のたわわ/比村奇石」は特定部位の絵がソレで、こちらはシチュエーション、といった感じですかね。
ジャンル違い…というか、期待し過ぎないようご注意ください。
まぁ、↓表紙からしてそうですが。
もともとイラストをメインとされていた方なため、ヒロイン画は抜群の出来栄え。
可愛く魅力的に描かれています。
ちなみに男性陣も振り切れ過ぎない描かれ方で、お話を邪魔することなく。
うまーく馴染んでましたね。
背景はほぼ描かれてなく、小物などはサッパリ気味。
服装もおおむね同様なのですが、全体と合っているのでそう気にはなりません。
漫画絵は固定のイラストから多少軽く、動かしやすくなっている印象。
それなりに崩しなどもありますが、小コマなども乱れることなく安定してます。
ラブコメちっくの楽しい漫画表現でした。
裏表紙には見易く漫画カットがあり、確認はそちらが便利です。
【 収録話 】 22話収録
006:「童貞漫画家vsコスプレイヤー」 4話
漫画家としてデビューして2年という「佐山奏」
知人にイベントの助っ人を頼んだところ、コスプレイヤーの「御影みくも」がやって来たのですが…。
えらく積極的で、食われてしまいそうなのでした。
この単行本を象徴するようなシリーズ。
彼の決断1つで、どうにもできそうなのですが…。
「童貞の力を信じているんだ」
そうした考えのため、ガツガツ来る彼女に困惑するというもの。
こうした、積極的な女性と正反対な男性という組み合わせはラブコメの題材ではセオリーなのでしょうけれど、やっぱり面白いですね。
彼の風呂上りに、
「まぁ…」
となるコマが楽しい。
(※うっかり全裸で出てしまい、バッチリ見られている)
そのリアクションは男子を傷付けるぞ。
そんなんだったのに、モデルを頼んだ際の2人のやり取りが実に楽しいです。
真面目だね、「佐山くん」…。
だから漫画家として成功できたのかな。
ただ、彼女が何者なのか判明するくだりは、ちょっと漫画的に都合良い感じ。
「佐山くん」以外のそれぞれリアクションに違和感がありました。
※左:教師「飯島友希」、右:「川口杏奈」
040:「初恋の姉ちゃんと高校で再会」 3話
優しくて可愛かった、近所のお姉ちゃん「飯島友希」
進学して「笹原颯斗」は彼女に再会したのですが…。
まるで別人のようにおっかない感じになっていたのでした。
そんな彼女に対して、余裕ある態度で接する「颯斗くん」
過去風景でもどこか達観したような、落ち着いた物腰の男子ではあったのですが。
極端に変わってしまった幼馴染みに対して、ああしたやり取りができるのは凄い。
この漫画は彼が変人ですわね。
…ということで。
察しの良い方は想像できるかもしれませんが、素の「友希さん」は昔のままのごく可愛らしい方。
「ゆきちゃん(※友希さんね)はわりとポンコツだから~」
とか言われてました。
そんなん見抜いてたのかな。
なお、2人の年齢差は7歳。
彼が社会人になれば、その程度の差は大したものではないんですが、学生だと重いですね。
しかも相手が教師なのだし。
こちらはオチがまたイイ感じなので、お楽しみに。
060:「恋愛対象に見られたい」 2話
幼馴染み「原田芳樹」の部屋に頻繁に出入りしていた「川口杏奈」
JKブランドを武器に積極的な彼女に対し、年上の彼はしれっとした言動であったのです。
先の2人よりさらに年齢差があるらしいカップルです。
もし、これが幼馴染みでなければ、もう少しスムーズになるかな。
…いや、接点がなくなるだけか。
2話目に描かれていた、匂いのくだりが実に楽しい。
まぁ、それだから「杏奈ちゃん」は彼が恋愛対象なのでしょう。
最終的には5年後の風景が見られます。
果たして「杏奈ちゃん」は大人の女性になれたのか、ぜひ漫画でご確認いただければ。
078:「65年を君と」 7話
タイトルそんなんで、こちらだけ話数も多いのですが。
こちらは「島田宗治」・「野中優菜」の半生を垣間見る、壮大なストーリーとなっています。
1話目は初デート話。
この漫画のヒロインなので、顔に似合わず「優菜ちゃん」はかなり積極的。
ご自身の武器がなんなのか、よく御存じなんですね。
「Fカップが微妙である」という主張が面白い。
いや、十分にデカいよ…。
なお、2人のイチャイチャは4話まで続き。
5話目からは、だいぶ時間が進んだ後の風景となります。
詳細は伏せますが、
「するよね……?」
のコマがお気に入り。
女性のそうした台詞は…いいよね(笑)
なお、付き合うくらいからだいぶ面白い「優菜ちゃん」なのですが、なにゆえそーなったか6話目で判明します。
そっちのお話も面白そう。
(いや。ほぼ同じ話になっちゃうか…)
※左:野中優菜、右:先輩「石田さん」
128:「Short Stories」 7話
いろいろなカップルのやり取りが楽しめる、ショート漫画集。
個人的には…単行本で数少ないサービスカットのある、スパッツのくだり。
社会人の先輩「石田」さんが酔っ払って可愛くなっちゃう漫画が好き。
【 その他 】
以上、本日は「西沢5ミリ」センセでした。
あとがきによると、こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
ブログ書く際に調べていたら、もう1冊発売していたのでそっちも通販しておきました。
そのうち紹介するかもしれません。(※既に紹介済みです)
各ストーリーはそう長くはないのですが、それなりに読み応えがあり。
個人的にラブコメ好きなので十分楽しめました。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] ラブコメ、積極的、学生
・構成 : 初単行本、カラー(7P)、22話収録(うち連続話4つ、ショート)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、合間・カバー裏にネタ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西沢5ミリ(にしざわごみり)」センセの「私の初めて、キミにあげます。」です。
※コスプレイヤー「御影みくも」
【 構成・絵柄 】
収録は連続話4つとショート漫画という構成。
だいたい1話は4ページから10ページくらい。
(※「Short Stories」には3ページのもありました)
そのため、話数は単純に22と多いのですが、単行本は全175ページほどになります。
1話づつは短いものの、連続話になっているためかそう少ない印象はありませんでした。
なお、本のページはだいぶ紙質が良いようで。
白くて硬く、全体の重量もずっしりと重たかったです。
寝ながら見てたら手痛くなるだろうくらい。
ジャンルは甘く楽しいラブコメ。
いかにもなタイトルで、そりゃーサービスカットを期待すると思われますが…。
直接的な描写はほぼありません。
下着ですらほぼなく、パンチラ程度もなかったです。
(※近い絵はあるのですが、スパッツだったり、水着だったりしていた)
寸止めしているんでもなく、シチュエーション的にエロいぞ、というもの。
同じ直接描写のない一般漫画のうち、こないだの「月曜日のたわわ/比村奇石」は特定部位の絵がソレで、こちらはシチュエーション、といった感じですかね。
ジャンル違い…というか、期待し過ぎないようご注意ください。
まぁ、↓表紙からしてそうですが。
もともとイラストをメインとされていた方なため、ヒロイン画は抜群の出来栄え。
可愛く魅力的に描かれています。
ちなみに男性陣も振り切れ過ぎない描かれ方で、お話を邪魔することなく。
うまーく馴染んでましたね。
背景はほぼ描かれてなく、小物などはサッパリ気味。
服装もおおむね同様なのですが、全体と合っているのでそう気にはなりません。
漫画絵は固定のイラストから多少軽く、動かしやすくなっている印象。
それなりに崩しなどもありますが、小コマなども乱れることなく安定してます。
ラブコメちっくの楽しい漫画表現でした。
裏表紙には見易く漫画カットがあり、確認はそちらが便利です。
【 収録話 】 22話収録
006:「童貞漫画家vsコスプレイヤー」 4話
漫画家としてデビューして2年という「佐山奏」
知人にイベントの助っ人を頼んだところ、コスプレイヤーの「御影みくも」がやって来たのですが…。
えらく積極的で、食われてしまいそうなのでした。
この単行本を象徴するようなシリーズ。
彼の決断1つで、どうにもできそうなのですが…。
「童貞の力を信じているんだ」
そうした考えのため、ガツガツ来る彼女に困惑するというもの。
こうした、積極的な女性と正反対な男性という組み合わせはラブコメの題材ではセオリーなのでしょうけれど、やっぱり面白いですね。
彼の風呂上りに、
「まぁ…」
となるコマが楽しい。
(※うっかり全裸で出てしまい、バッチリ見られている)
そのリアクションは男子を傷付けるぞ。
そんなんだったのに、モデルを頼んだ際の2人のやり取りが実に楽しいです。
真面目だね、「佐山くん」…。
だから漫画家として成功できたのかな。
ただ、彼女が何者なのか判明するくだりは、ちょっと漫画的に都合良い感じ。
「佐山くん」以外のそれぞれリアクションに違和感がありました。
※左:教師「飯島友希」、右:「川口杏奈」
040:「初恋の姉ちゃんと高校で再会」 3話
優しくて可愛かった、近所のお姉ちゃん「飯島友希」
進学して「笹原颯斗」は彼女に再会したのですが…。
まるで別人のようにおっかない感じになっていたのでした。
そんな彼女に対して、余裕ある態度で接する「颯斗くん」
過去風景でもどこか達観したような、落ち着いた物腰の男子ではあったのですが。
極端に変わってしまった幼馴染みに対して、ああしたやり取りができるのは凄い。
この漫画は彼が変人ですわね。
…ということで。
察しの良い方は想像できるかもしれませんが、素の「友希さん」は昔のままのごく可愛らしい方。
「ゆきちゃん(※友希さんね)はわりとポンコツだから~」
とか言われてました。
そんなん見抜いてたのかな。
なお、2人の年齢差は7歳。
彼が社会人になれば、その程度の差は大したものではないんですが、学生だと重いですね。
しかも相手が教師なのだし。
こちらはオチがまたイイ感じなので、お楽しみに。
060:「恋愛対象に見られたい」 2話
幼馴染み「原田芳樹」の部屋に頻繁に出入りしていた「川口杏奈」
JKブランドを武器に積極的な彼女に対し、年上の彼はしれっとした言動であったのです。
先の2人よりさらに年齢差があるらしいカップルです。
もし、これが幼馴染みでなければ、もう少しスムーズになるかな。
…いや、接点がなくなるだけか。
2話目に描かれていた、匂いのくだりが実に楽しい。
まぁ、それだから「杏奈ちゃん」は彼が恋愛対象なのでしょう。
最終的には5年後の風景が見られます。
果たして「杏奈ちゃん」は大人の女性になれたのか、ぜひ漫画でご確認いただければ。
078:「65年を君と」 7話
タイトルそんなんで、こちらだけ話数も多いのですが。
こちらは「島田宗治」・「野中優菜」の半生を垣間見る、壮大なストーリーとなっています。
1話目は初デート話。
この漫画のヒロインなので、顔に似合わず「優菜ちゃん」はかなり積極的。
ご自身の武器がなんなのか、よく御存じなんですね。
「Fカップが微妙である」という主張が面白い。
いや、十分にデカいよ…。
なお、2人のイチャイチャは4話まで続き。
5話目からは、だいぶ時間が進んだ後の風景となります。
詳細は伏せますが、
「するよね……?」
のコマがお気に入り。
女性のそうした台詞は…いいよね(笑)
なお、付き合うくらいからだいぶ面白い「優菜ちゃん」なのですが、なにゆえそーなったか6話目で判明します。
そっちのお話も面白そう。
(いや。ほぼ同じ話になっちゃうか…)
※左:野中優菜、右:先輩「石田さん」
128:「Short Stories」 7話
いろいろなカップルのやり取りが楽しめる、ショート漫画集。
個人的には…単行本で数少ないサービスカットのある、スパッツのくだり。
社会人の先輩「石田」さんが酔っ払って可愛くなっちゃう漫画が好き。
【 その他 】
以上、本日は「西沢5ミリ」センセでした。
あとがきによると、こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
ブログ書く際に調べていたら、もう1冊発売していたのでそっちも通販しておきました。
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各ストーリーはそう長くはないのですが、それなりに読み応えがあり。
個人的にラブコメ好きなので十分楽しめました。
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