■まんなか。 (清宮涼)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、近親
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「清宮涼(きよみや・りょう)」センセの「まんなか。」です。
※娘「伊藤茉莉」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
8話という数は若干少な目なのですが、1話あたりのページ量があり。
1冊でのボリュームは問題ありませんでした。
作画そのままにロリ系ジャンル。
お話は前半あたりはごく簡単にまとめて”ラブコメ”、となるのですが…。
後半になるにつれて、徐々に重さが増してくる感じ。
正確には、後半収録の3話が趣異なるものです。
ただ、ラブコメのひと要素ラブは全体的にそう強くはなく。
明るいエピソードでもブラックな色があります。
ああした↓表紙の可愛らしさに引っ掛けられた方は要注意。
またブラックと言っても、凌辱話のような、いかにもビジュアルで分かる黒さではありません。
どっちかというと、精神に訴えかけてくるタイプですね。
そんなんがため、逆に言えば漫画としての読み応えはあると思います。
スッキリとした線での作画。
描き込み・濃淡は丁度良いくらいで、画面の色彩は見易いもの。
コマ割りは表現もあって変化は大きく、賑やか。
それでも乱れ・崩れはなく、バランス感覚良く仕上がっていました。
あとがきにてセンセが触れられていたように、収録のお話群は期間が広く。
18年から13年と5年ほどの開きがありました。
うち、13年は1話だけで、15年が3話、他はそれ以降。
昔からお上手なため、絵的な問題は特になかったです。
どっちかというと、前述した作品の雰囲気の落差のが大きいですね。
クリッとした黒目の可愛らしい人物画は↓表紙・裏表紙そのまま。
判断はカバー鵜呑みにして大丈夫です。
【 収録話 】 8話収録
001:「JCが本気でニューチューバーを目指してみた!」
アイドル志望の「神崎由奈」
スカウトに声を掛けられるべく、街を歩いていたところ。
動画共有サービス”でニューチューブ”でのデビューを打診されたのでした。
危ないなぁ。
…というか、実際にエロい事されて撮影もされちゃってるので、すでに実害ありなのですが。
幸いなことに、男性がそう悪人ではなく。
実際、望み通り(?)にデビュー出来ていて、結果オーライとなっていました。
あの明るさがいいのかな。
漫画中ではエロビキニ、制服、メイド服などを披露しています。
↓表紙はこちらの「由奈ちゃん」です。
※左:神崎由奈、右:時空警察「星野宇宙」
023:「時空警察がヤってきた!」
ストレスMAXとなっていた漫画家「山田竜二」
彼の目前に、突然”未来から来た”という時空警察「星野宇宙」が現れたのでした。
ぶっ飛んだコメディーちっくで、コスチューム含めて「宇宙ちゃん」も可愛く。
収録でダントツにお気に入りの作品。
ほっとくと人類を滅亡させるらしい彼に、負のエネルギーを放出させて更生させるのが目的だそうで。
…はい、ごくあっさりえっち展開になります。
黒パンストが素敵でした。
オチがあーだと、無限ループしそうね。
039:「お兄ちゃんオナニー見せて」
妹「柚」に単独プレイを目撃されてしまった兄。
それ以降、興味をもった彼女は頻繁に部屋へやってくるようになっていたのでした。
まさにタイトル通りな1話。
ガッツリ撮影までされていましたねー。
しかも、その際に使用していたのが妹の下着だったので、もはや何も言えない状態。
まぁ、従順に従うしかないわね。
これで救いなのは、「柚ちゃん」が興味津々に毎度やって来る点でしょう。
そんな訳で、成年漫画的な展開に発展するのでした。
「なんなのそれ…!!入れるの!?入れないの!?!?」
…のコマが好き。
女の子がそんな言葉使っちゃダメよ。
061:「えんじょイ!SEX」
多忙からEDになっていた主人公。
それがため彼女とも別れ、落ち込んでいたところ…。
「いちごー、でどぉ?」
そう「可恵」から声を掛けられたのでした。
逆ナン、というか、援交の営業かけられたみたいなん。
「いくつ?」
という台詞でのやり取りが好き。
そーじゃないって。
そもそも「可恵ちゃん」もえっち目的だったので、展開はスムーズ。
オチはまさに天使のようで、泣けます。
良かったね。
083:「夏がおわったら」
夏祭りに出掛けた「壮太」・「ひより」
彼が東京の大学に合格したため、こうして過ごせるのもあとわずかとなっていたのです。
だいたいそんなん。
浴衣姿が超絶にキュートな「ひよりちゃん」
成年漫画で、夏祭り・浴衣・花火…と揃えば、野外えっちがお約束。
当然こちらもそんなんですが。
花火見える傾斜で、いちおうその上側(皆の視線の後ろ位置)であるとはいえ。
あれは丸見えだと思いますよ。
近所商店街も公認の仲だから、いいのかな。
直接行為の際には、さすがに木々の奥でしたが。
「今日は絶対するって思ったから…」
とか言う「ひよりちゃん」がまた可愛らしくて、素敵。
それを聞くと、また浴衣姿をじっくり見たくなりますよねー。
099:「ふたりぐらし」
休日出社がため、娘「伊藤茉莉」の約束を果たせなくなってしまった父親。
腹を立てた「茉莉」は一言も口をきかないままでしたが。
お昼ごろに弁当持参でオフィスまでやってきたのでした。
こちらは父親・娘の近親話。
家事を担当する「茉莉ちゃん」は妻役もやっていて。
冒頭でも一緒にお風呂入ってたりしています。
いいなぁ。
(あれは娘でもあるが故、共にお風呂ってなるんだろうか、と)
お昼のアレは”一緒に服を買いに行く”という約束を破られたことに対する、ちょっとした仕返しですかね。
後半の会話でも、その感覚の違いが垣間見えていました。
女の子だねー。
後半での主導権を握る「茉莉ちゃん」がキュートでした。
近親である程度の重量はあるものの、どちらかというとしっとり静かなエピソードとなっています。
129:「ディストーティド・ラブ」
非常勤の講師「立川」と生徒「高瀬」のカップル。
ヒロイン「高瀬さん」は、おそらく同年代ではかなり大人っぽい女子。
冒頭もそんなんで、おそらく言動がため男女から恐れられているのではないかなぁ。
(…と、同時に男子らは”あわよくば”と、性的な視線を向けてると思う)
また言葉だけでなく実際に経験もあるため、ちょっと独特な雰囲気をもっていました。
今後が心配。
一方、「立川くん」は親たちが噂しているそのまま、生徒に手を出しちゃう問題教師。
弱味は見せても物事を達観しているような雰囲気で、そうした生徒らとの相性は良さそう。
どっちも問題抱えた、よからぬ関係ですわね。
(センセの解説では絶望となってました)
※左:妹「柚」、右:生徒「高瀬」
151:「始まりの方程式」
”親の期待に応える、妹が尊敬する兄で居続ける”
そう努力を続けていた兄でしたが、妹「沙耶」の勉強を見ていたところ~という兄・妹のエピソード。
重いタイプの近親ものですね。
彼的に無理はしていなかったものの、かと言って現状に満足していた訳でもなく…という兄。
まぁ、どこか・なんらかで緊張ほぐす必要はあったんだろうなぁ。
ひとえっち後の、妹「沙耶ちゃん」が怖い。
この最もポイントになる部分での、漫画表現も見事でした。
うんうん、気にはなるものの、ぱっとくらいしか顔は見れないですよね。
「沙耶ちゃん」としては、役に立つと同時に優位に立てたことに満足しているのでは。
後半の制服えっちに続くオチがまたどっかり重く、疲労感を覚えると思います(笑)
もう手遅れかもしれませんが…お兄ちゃん壊れちゃうぞ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「清宮涼」センセでした。
当ブログでは「クラルス」を紹介しています。
こちらが2冊目でいいのかな。
前回書きましたが、特徴的な名前が覚えやすく。
店頭でぱちっと発見できました。
裏表紙のそのままだった中扉が残念。
できれば、時空警察「宇宙ちゃん」のカラー絵が見たかったです。
あるいは、シリーズとして続けて頂ければいいなぁ。
まんなか。 (SERAPHIM COMICS)
(2018/12/25)
清宮涼
※アマゾン登録なし
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、近親
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「清宮涼(きよみや・りょう)」センセの「まんなか。」です。
※娘「伊藤茉莉」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
8話という数は若干少な目なのですが、1話あたりのページ量があり。
1冊でのボリュームは問題ありませんでした。
作画そのままにロリ系ジャンル。
お話は前半あたりはごく簡単にまとめて”ラブコメ”、となるのですが…。
後半になるにつれて、徐々に重さが増してくる感じ。
正確には、後半収録の3話が趣異なるものです。
ただ、ラブコメのひと要素ラブは全体的にそう強くはなく。
明るいエピソードでもブラックな色があります。
ああした↓表紙の可愛らしさに引っ掛けられた方は要注意。
またブラックと言っても、凌辱話のような、いかにもビジュアルで分かる黒さではありません。
どっちかというと、精神に訴えかけてくるタイプですね。
そんなんがため、逆に言えば漫画としての読み応えはあると思います。
スッキリとした線での作画。
描き込み・濃淡は丁度良いくらいで、画面の色彩は見易いもの。
コマ割りは表現もあって変化は大きく、賑やか。
それでも乱れ・崩れはなく、バランス感覚良く仕上がっていました。
あとがきにてセンセが触れられていたように、収録のお話群は期間が広く。
18年から13年と5年ほどの開きがありました。
うち、13年は1話だけで、15年が3話、他はそれ以降。
昔からお上手なため、絵的な問題は特になかったです。
どっちかというと、前述した作品の雰囲気の落差のが大きいですね。
クリッとした黒目の可愛らしい人物画は↓表紙・裏表紙そのまま。
判断はカバー鵜呑みにして大丈夫です。
【 収録話 】 8話収録
001:「JCが本気でニューチューバーを目指してみた!」
アイドル志望の「神崎由奈」
スカウトに声を掛けられるべく、街を歩いていたところ。
動画共有サービス”でニューチューブ”でのデビューを打診されたのでした。
危ないなぁ。
…というか、実際にエロい事されて撮影もされちゃってるので、すでに実害ありなのですが。
幸いなことに、男性がそう悪人ではなく。
実際、望み通り(?)にデビュー出来ていて、結果オーライとなっていました。
あの明るさがいいのかな。
漫画中ではエロビキニ、制服、メイド服などを披露しています。
↓表紙はこちらの「由奈ちゃん」です。
※左:神崎由奈、右:時空警察「星野宇宙」
023:「時空警察がヤってきた!」
ストレスMAXとなっていた漫画家「山田竜二」
彼の目前に、突然”未来から来た”という時空警察「星野宇宙」が現れたのでした。
ぶっ飛んだコメディーちっくで、コスチューム含めて「宇宙ちゃん」も可愛く。
収録でダントツにお気に入りの作品。
ほっとくと人類を滅亡させるらしい彼に、負のエネルギーを放出させて更生させるのが目的だそうで。
…はい、ごくあっさりえっち展開になります。
黒パンストが素敵でした。
オチがあーだと、無限ループしそうね。
039:「お兄ちゃんオナニー見せて」
妹「柚」に単独プレイを目撃されてしまった兄。
それ以降、興味をもった彼女は頻繁に部屋へやってくるようになっていたのでした。
まさにタイトル通りな1話。
ガッツリ撮影までされていましたねー。
しかも、その際に使用していたのが妹の下着だったので、もはや何も言えない状態。
まぁ、従順に従うしかないわね。
これで救いなのは、「柚ちゃん」が興味津々に毎度やって来る点でしょう。
そんな訳で、成年漫画的な展開に発展するのでした。
「なんなのそれ…!!入れるの!?入れないの!?!?」
…のコマが好き。
女の子がそんな言葉使っちゃダメよ。
061:「えんじょイ!SEX」
多忙からEDになっていた主人公。
それがため彼女とも別れ、落ち込んでいたところ…。
「いちごー、でどぉ?」
そう「可恵」から声を掛けられたのでした。
逆ナン、というか、援交の営業かけられたみたいなん。
「いくつ?」
という台詞でのやり取りが好き。
そーじゃないって。
そもそも「可恵ちゃん」もえっち目的だったので、展開はスムーズ。
オチはまさに天使のようで、泣けます。
良かったね。
083:「夏がおわったら」
夏祭りに出掛けた「壮太」・「ひより」
彼が東京の大学に合格したため、こうして過ごせるのもあとわずかとなっていたのです。
だいたいそんなん。
浴衣姿が超絶にキュートな「ひよりちゃん」
成年漫画で、夏祭り・浴衣・花火…と揃えば、野外えっちがお約束。
当然こちらもそんなんですが。
花火見える傾斜で、いちおうその上側(皆の視線の後ろ位置)であるとはいえ。
あれは丸見えだと思いますよ。
近所商店街も公認の仲だから、いいのかな。
直接行為の際には、さすがに木々の奥でしたが。
「今日は絶対するって思ったから…」
とか言う「ひよりちゃん」がまた可愛らしくて、素敵。
それを聞くと、また浴衣姿をじっくり見たくなりますよねー。
099:「ふたりぐらし」
休日出社がため、娘「伊藤茉莉」の約束を果たせなくなってしまった父親。
腹を立てた「茉莉」は一言も口をきかないままでしたが。
お昼ごろに弁当持参でオフィスまでやってきたのでした。
こちらは父親・娘の近親話。
家事を担当する「茉莉ちゃん」は妻役もやっていて。
冒頭でも一緒にお風呂入ってたりしています。
いいなぁ。
(あれは娘でもあるが故、共にお風呂ってなるんだろうか、と)
お昼のアレは”一緒に服を買いに行く”という約束を破られたことに対する、ちょっとした仕返しですかね。
後半の会話でも、その感覚の違いが垣間見えていました。
女の子だねー。
後半での主導権を握る「茉莉ちゃん」がキュートでした。
近親である程度の重量はあるものの、どちらかというとしっとり静かなエピソードとなっています。
129:「ディストーティド・ラブ」
非常勤の講師「立川」と生徒「高瀬」のカップル。
ヒロイン「高瀬さん」は、おそらく同年代ではかなり大人っぽい女子。
冒頭もそんなんで、おそらく言動がため男女から恐れられているのではないかなぁ。
(…と、同時に男子らは”あわよくば”と、性的な視線を向けてると思う)
また言葉だけでなく実際に経験もあるため、ちょっと独特な雰囲気をもっていました。
今後が心配。
一方、「立川くん」は親たちが噂しているそのまま、生徒に手を出しちゃう問題教師。
弱味は見せても物事を達観しているような雰囲気で、そうした生徒らとの相性は良さそう。
どっちも問題抱えた、よからぬ関係ですわね。
(センセの解説では絶望となってました)
※左:妹「柚」、右:生徒「高瀬」
151:「始まりの方程式」
”親の期待に応える、妹が尊敬する兄で居続ける”
そう努力を続けていた兄でしたが、妹「沙耶」の勉強を見ていたところ~という兄・妹のエピソード。
重いタイプの近親ものですね。
彼的に無理はしていなかったものの、かと言って現状に満足していた訳でもなく…という兄。
まぁ、どこか・なんらかで緊張ほぐす必要はあったんだろうなぁ。
ひとえっち後の、妹「沙耶ちゃん」が怖い。
この最もポイントになる部分での、漫画表現も見事でした。
うんうん、気にはなるものの、ぱっとくらいしか顔は見れないですよね。
「沙耶ちゃん」としては、役に立つと同時に優位に立てたことに満足しているのでは。
後半の制服えっちに続くオチがまたどっかり重く、疲労感を覚えると思います(笑)
もう手遅れかもしれませんが…お兄ちゃん壊れちゃうぞ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「清宮涼」センセでした。
当ブログでは「クラルス」を紹介しています。
こちらが2冊目でいいのかな。
前回書きましたが、特徴的な名前が覚えやすく。
店頭でぱちっと発見できました。
裏表紙のそのままだった中扉が残念。
できれば、時空警察「宇宙ちゃん」のカラー絵が見たかったです。
あるいは、シリーズとして続けて頂ければいいなぁ。
まんなか。 (SERAPHIM COMICS)
(2018/12/25)
清宮涼
※アマゾン登録なし
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】