■Curse Eater 呪詛喰らい師 (或十せねか)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ファンタジー、ボンテージ、複数
・構成 : 原作「Rusty Soul」、原案「蒼井村正」、
8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ「咲妃 愛の劇場」、
登場人物・作品紹介、描き下ろし「Ex Outrageous Orgy Party」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「或十せねか(あると・せねか)」センセの「Curse Eater 呪詛喰らい師」です。
※呪詛喰らい師「常盤城咲妃」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続いていく長編。
原作付きの単行本で、もともとは小説作品。
そちらのコミカライズでした。
ちなみに、小説の挿絵もセンセが担当していたそうで…。
これはファンも納得だろう人選だと思います。
ごく簡単には現代ファンタジー。
多少設定にややこしさもあるためか、ややテキストは多めな印象。
ただし、単行本の冒頭には登場人物紹介、これまでの作品紹介などのページがあり。
初見の人にとっては、かなり親切な構成。
無論、宣伝目的ではあるのでしょうけど、こんなんは良いですね。
作品世界に入り易いと思いました。
なお、今回単行本中で、完全に解決となった事件は1つだけ。
良くも悪くも後引かれる終わり方(2巻以降に持ち越し)なので、得意でない方はご注意を。
しっかりとした濃い線での作画。
全体の色づき・濃淡や描き込み具合はおおむね適度なくらい。
コマ割りは中小で変化あり、はみ出し・ぶち抜きほか枠線なくなることも多く、かなりゴッチャリとした感覚。
派手で賑やかでした。
服装はもうちょっと質感プラスが欲しいですが、背景や小物は問題なし。
違和感あったのは引き絵ですかね。
ただしそう頻繁ではないため、気にするほどではないと思います。
人物絵は漫画らしい可愛らしさ。
ここは期待通りでしょう。
前述のようにテキスト多い印象でしたが、表現などにも引っ掛かる事なく。
大きなプラスは正直感じられないものの、極端なマイナス点もありません。
判断には裏表紙のカット絵が良いと思います。
【 収録話 】 8話収録
人の想いを糧とする半妖神「淫神(みだらがみ)」
”呪詛喰らい師(カースイーター)”という異名を持つ退魔士「常盤城咲妃(ときわぎ・さき)」
淫神を自らの身体に封じ込める使命のため、私立栖鳳学院に乗り込むのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
いわゆる女性退魔士のストーリー漫画。
戦う相手は「淫神」という半妖神で、いわゆる怪物などの系統ではなく。
人間ではないものの人型で、感覚としては精霊みたいな雰囲気でした。
異形な化け物、触手なども出てこなかったので、間違わないように。
作品の舞台は現代の日本。
主人公「咲妃さん」も自らを巫女だと称しているものの、それっぽい和服は着ることなく。
↓表紙などで見られる、紐状のエロいボンテージ衣装でした。
(※ただし、ウズメ流の正式な退魔装束らしい[2話])
また、呪術など駆使はしていたものの、バトルのような展開にはならず。
たいてい、えっち勝負みたいなイメージですかね。
正しく成年漫画してました(笑)
※左:「恩田さやか」、右:「稲神鮎子」
007:「♯01 Priestess Came Back」
031:「♯02 God Incarnation」
サブタイトルもそんなんですが、「復帰初戦」、「長らく実戦から遠ざかっていた」など、久しぶりなようでした。
原作を知ってる方には、作品ストーリーのどのあたり~、ってのが理解できるのかな。
冒頭の登場人物紹介にて書かれていた「岩倉真司」も既に機関の人物として登場しています。
この1話目はまさに紹介・導入というストーリー。
住居のマンションにて早々に弱い淫神と対決となっています。
当初は余裕だったのが、ちょっとしたピンチになってしまうという、王道というべき展開。
しかし、えっちなことで相手を満足させる必要があるものの。
直接行為で出されてしまうと、巫女の力を失ってしまう~という、ギリギリ感が良いですね。
術で躱す、なんてまさにファンタジーなことをやっていましたよ。
その後半から直接続く2話目は、指令で赴いていた栖鳳学院での対決。
そうか、発見するにもえっちなんですね。
こちらでも正しくピンチとなっていて。
詳細は伏せますが…穴三つという、異次元えっちが楽しめます。
個人的には収録でここが最も良かったなぁ。
057:「♯03 Girly Bitch」
081:「♯04 Exotic Goddess」
115:「♯05 Induce Pervert!」
147:「♯06 Double Dependence」
街をパトロールして発見した「恩田さやか」を中心としたエピソード群。
うち前半は3、4話、後半が5、6話となっています。
今回単行本にて、彼女はサブヒロインというべき位置付けなんですね。
3話はその初登場なのですが…あの「咲妃さん」が一目でヤバイと追跡したような状態。
凄まじいです。
で、前半3、4話は彼女を調査する流れとなっていて。
えっちシーンは当然女性同士なため、百合ちっくなものです。
(その前にちょろっとですが「さやかさん」と男性の場面もありました)
「咲妃さん」は”封じた淫神の力を使うことができる”という、ゲームのような能力をもっていて。
いわゆるフタナリのようになって、対決しています。
えー、察しの良い方その通り。
ここのシリーズではたいてい攻め側となっていて、特に前半では男装までしており。
ひととおりで特に危機的状況にもなっていなかったのが、やや残念でした。
後半の5、6話も「さやかさん」
えろい彼女のアフターケア中です。
5話は学校での公開えっちから、電車でのプレイが描かれています。
うん、あんなあからさまな服装の女性は、逆に狙われないと思いますよ。
無論、漫画ではしっかりえっちされていましたが。
後半の5話では、故あって「さやかさん」との再戦。
こちらでは先の前半とは逆で、彼女がフタナリ状態となっているため…。
よかった(?)、今度はしっかり「咲妃さん」がえっちされる側となっています。
うん、こうした漫画はやはりこーでなくてはね。
続く6話が対決となるのですが。
憑いていた淫神がため、やはり攻め側に。
むぅ。
制御し切れない、という若干のピンチシーンありましたけど、ちょっと弱いかなー。
※対決!「咲妃さん」
179:「♯07 Intermission」
収録での最終話はひと休みというべきエピソード。
人物紹介にて書かれていた、「岩倉真司」・「稲神鮎子」らが顔を見せます。
原作知っている方には嬉しい展開でしょう。
シチュエーションは1話と似て、「咲妃さん」が油断しまくったためにピンチになってしまうもの。
まぁ、彼女もエロい女性だからなぁ。
「マズイぞ!?」
なんてお約束な流れが素敵(笑)
座標設定をミスって、実に面白いこととなっているので、お楽しみに。
なお、実は先のエピソード群でも「さやかさん」の謎は未解決なところがあり。
その解決編は2巻目以降となるようです。
204:「Ex Outrageous Orgy Party」 描き下ろし
4ページの描き下ろし。
「さやかさん」が出入りしていた店に、2人して赴くというもの。
なかなか振り切れ度合の高い、特殊で派手なプレイとなっています。
うーん、あれが楽しいのか…。
さすがに合いませんわね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「或十せねか」センセでした。
おそらくひでるさんは今回が初見。
「キルタイムコミュニケーション」さんHPにて発見し、なんとなく気にしていました。
↓表紙もぱっと目立つ、インパクトあるものですね。
いいおっぱいです。
面白くはあったのですが…。
前述してきたように、収録話・ネタのタイプがため「咲妃さん」が本気でピンチとなることが弱く、少なく。
同出版社さんのよくあるファンタジー成年漫画と比べて、もうひとパンチ、絶体絶命というべき危機が欲しい気がしました。
あ、「さやかさん」がお好みな方は楽しめるかも。
Curse Eater 呪詛喰らい師 (二次元ドリームコミックス) – アダルト, 2018/4/27
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・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ファンタジー、ボンテージ、複数
・構成 : 原作「Rusty Soul」、原案「蒼井村正」、
8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、カバー裏に4コマ「咲妃 愛の劇場」、
登場人物・作品紹介、描き下ろし「Ex Outrageous Orgy Party」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「或十せねか(あると・せねか)」センセの「Curse Eater 呪詛喰らい師」です。
※呪詛喰らい師「常盤城咲妃」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続いていく長編。
原作付きの単行本で、もともとは小説作品。
そちらのコミカライズでした。
ちなみに、小説の挿絵もセンセが担当していたそうで…。
これはファンも納得だろう人選だと思います。
ごく簡単には現代ファンタジー。
多少設定にややこしさもあるためか、ややテキストは多めな印象。
ただし、単行本の冒頭には登場人物紹介、これまでの作品紹介などのページがあり。
初見の人にとっては、かなり親切な構成。
無論、宣伝目的ではあるのでしょうけど、こんなんは良いですね。
作品世界に入り易いと思いました。
なお、今回単行本中で、完全に解決となった事件は1つだけ。
良くも悪くも後引かれる終わり方(2巻以降に持ち越し)なので、得意でない方はご注意を。
しっかりとした濃い線での作画。
全体の色づき・濃淡や描き込み具合はおおむね適度なくらい。
コマ割りは中小で変化あり、はみ出し・ぶち抜きほか枠線なくなることも多く、かなりゴッチャリとした感覚。
派手で賑やかでした。
服装はもうちょっと質感プラスが欲しいですが、背景や小物は問題なし。
違和感あったのは引き絵ですかね。
ただしそう頻繁ではないため、気にするほどではないと思います。
人物絵は漫画らしい可愛らしさ。
ここは期待通りでしょう。
前述のようにテキスト多い印象でしたが、表現などにも引っ掛かる事なく。
大きなプラスは正直感じられないものの、極端なマイナス点もありません。
判断には裏表紙のカット絵が良いと思います。
【 収録話 】 8話収録
人の想いを糧とする半妖神「淫神(みだらがみ)」
”呪詛喰らい師(カースイーター)”という異名を持つ退魔士「常盤城咲妃(ときわぎ・さき)」
淫神を自らの身体に封じ込める使命のため、私立栖鳳学院に乗り込むのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
いわゆる女性退魔士のストーリー漫画。
戦う相手は「淫神」という半妖神で、いわゆる怪物などの系統ではなく。
人間ではないものの人型で、感覚としては精霊みたいな雰囲気でした。
異形な化け物、触手なども出てこなかったので、間違わないように。
作品の舞台は現代の日本。
主人公「咲妃さん」も自らを巫女だと称しているものの、それっぽい和服は着ることなく。
↓表紙などで見られる、紐状のエロいボンテージ衣装でした。
(※ただし、ウズメ流の正式な退魔装束らしい[2話])
また、呪術など駆使はしていたものの、バトルのような展開にはならず。
たいてい、えっち勝負みたいなイメージですかね。
正しく成年漫画してました(笑)
※左:「恩田さやか」、右:「稲神鮎子」
007:「♯01 Priestess Came Back」
031:「♯02 God Incarnation」
サブタイトルもそんなんですが、「復帰初戦」、「長らく実戦から遠ざかっていた」など、久しぶりなようでした。
原作を知ってる方には、作品ストーリーのどのあたり~、ってのが理解できるのかな。
冒頭の登場人物紹介にて書かれていた「岩倉真司」も既に機関の人物として登場しています。
この1話目はまさに紹介・導入というストーリー。
住居のマンションにて早々に弱い淫神と対決となっています。
当初は余裕だったのが、ちょっとしたピンチになってしまうという、王道というべき展開。
しかし、えっちなことで相手を満足させる必要があるものの。
直接行為で出されてしまうと、巫女の力を失ってしまう~という、ギリギリ感が良いですね。
術で躱す、なんてまさにファンタジーなことをやっていましたよ。
その後半から直接続く2話目は、指令で赴いていた栖鳳学院での対決。
そうか、発見するにもえっちなんですね。
こちらでも正しくピンチとなっていて。
詳細は伏せますが…穴三つという、異次元えっちが楽しめます。
個人的には収録でここが最も良かったなぁ。
057:「♯03 Girly Bitch」
081:「♯04 Exotic Goddess」
115:「♯05 Induce Pervert!」
147:「♯06 Double Dependence」
街をパトロールして発見した「恩田さやか」を中心としたエピソード群。
うち前半は3、4話、後半が5、6話となっています。
今回単行本にて、彼女はサブヒロインというべき位置付けなんですね。
3話はその初登場なのですが…あの「咲妃さん」が一目でヤバイと追跡したような状態。
凄まじいです。
で、前半3、4話は彼女を調査する流れとなっていて。
えっちシーンは当然女性同士なため、百合ちっくなものです。
(その前にちょろっとですが「さやかさん」と男性の場面もありました)
「咲妃さん」は”封じた淫神の力を使うことができる”という、ゲームのような能力をもっていて。
いわゆるフタナリのようになって、対決しています。
えー、察しの良い方その通り。
ここのシリーズではたいてい攻め側となっていて、特に前半では男装までしており。
ひととおりで特に危機的状況にもなっていなかったのが、やや残念でした。
後半の5、6話も「さやかさん」
えろい彼女のアフターケア中です。
5話は学校での公開えっちから、電車でのプレイが描かれています。
うん、あんなあからさまな服装の女性は、逆に狙われないと思いますよ。
無論、漫画ではしっかりえっちされていましたが。
後半の5話では、故あって「さやかさん」との再戦。
こちらでは先の前半とは逆で、彼女がフタナリ状態となっているため…。
よかった(?)、今度はしっかり「咲妃さん」がえっちされる側となっています。
うん、こうした漫画はやはりこーでなくてはね。
続く6話が対決となるのですが。
憑いていた淫神がため、やはり攻め側に。
むぅ。
制御し切れない、という若干のピンチシーンありましたけど、ちょっと弱いかなー。
※対決!「咲妃さん」
179:「♯07 Intermission」
収録での最終話はひと休みというべきエピソード。
人物紹介にて書かれていた、「岩倉真司」・「稲神鮎子」らが顔を見せます。
原作知っている方には嬉しい展開でしょう。
シチュエーションは1話と似て、「咲妃さん」が油断しまくったためにピンチになってしまうもの。
まぁ、彼女もエロい女性だからなぁ。
「マズイぞ!?」
なんてお約束な流れが素敵(笑)
座標設定をミスって、実に面白いこととなっているので、お楽しみに。
なお、実は先のエピソード群でも「さやかさん」の謎は未解決なところがあり。
その解決編は2巻目以降となるようです。
204:「Ex Outrageous Orgy Party」 描き下ろし
4ページの描き下ろし。
「さやかさん」が出入りしていた店に、2人して赴くというもの。
なかなか振り切れ度合の高い、特殊で派手なプレイとなっています。
うーん、あれが楽しいのか…。
さすがに合いませんわね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「或十せねか」センセでした。
おそらくひでるさんは今回が初見。
「キルタイムコミュニケーション」さんHPにて発見し、なんとなく気にしていました。
↓表紙もぱっと目立つ、インパクトあるものですね。
いいおっぱいです。
面白くはあったのですが…。
前述してきたように、収録話・ネタのタイプがため「咲妃さん」が本気でピンチとなることが弱く、少なく。
同出版社さんのよくあるファンタジー成年漫画と比べて、もうひとパンチ、絶体絶命というべき危機が欲しい気がしました。
あ、「さやかさん」がお好みな方は楽しめるかも。
Curse Eater 呪詛喰らい師 (二次元ドリームコミックス) – アダルト, 2018/4/27
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