■深霧楼奇譚 (タカスギコウ)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] 熟女、ハーレム、ラブコメ、むちむち
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タカスギコウ」センセの「深霧楼奇譚」です。
※ボイラー室「直美さん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
全て連続していくストーリーなのですが、うち直接繋がってる2話くくりなエピソードもありました。
ジャンルとしてはハーレムもの。
年上・アダルトな女性陣であるのも特徴で。
判明していた年齢では、平均42.4歳というところ。
熟れたむちむち感がたっぷり堪能できる1冊となっていました。
なんちゃら奇譚~みたいに硬いタイトルで、↓表紙なども雰囲気あるものでしたが。
基本的にブラック感はなく、漫画はラブコメちっく。
それは良し悪しともなってしまうかもしれませんが、基本的には流れるままゆっくり楽しめる作品となっています。
さらりとした細線での作画。
全体の色づきはあっさりで、枠間も確保されており。
白比率は強め。
濃淡もデジタルで淡く、背景などもしつこさなく。
さっぱりと綺麗な原稿具合です。
漫画もそんな印象。
なんというか、熟女ヒロインでのドロドロ・ネップリとした濃さはなく。
ここも評価は分かれる部分だと感じました。
好きなタイプの作画で、個人的にはそう気にならなかったですが。
作品の雰囲気もあってか、表現もラブコメちっくなものでしたし。
↓表紙などカラー絵はややイメージ異なるんですが、基本的にはそちらの判断で差はないと思います。
【 収録話 】 10話収録
訳ありな女性らの手助けする「如月慶子」
人里離れた森の中にあった廃ホテルを買い取り、現代の”駆け込み寺”として「霧の森ホテル」を開業。
当人はそちらのオーナーとなっていました。
男子禁制の生活を営んでいたところ、男性の遭難者を発見。
記憶をなくしていた彼を「ソラオ」と名付け、解決するまで共に生活することしたのです。
ごく簡単にはそんなお話。
紹介帯の文言そのまま、熟女らによるハーレムな漫画。
↓表紙のとおりに様々なタイプの女性が登場しています。
あ、ちなみに中央は主人公の「ソラオくん」ですね。
だいたいあの雰囲気・表情から察せられるだろう、微妙な空気感(…で伝わるかな)がお好みな方は、刺さる1冊だと思います。
漫画はストーリーもの。
話の核となっているのは、記憶喪失で謎の存在である「ソラオくん」
…まぁ、ぶっちゃけ1冊を通して解明していくような事案ではなく、サスペンス・推理みたいな要素も無論あるはずもなく。
判明する事実に意外性なく、甘くラブい感じなども特になく。
まぁ、漫画としてはややこしさなく、美熟女らとのえっちを普通に楽しめる仕上がりであると思います。
目立つヒロインは何度か登場しているので、好みな方がいればより刺さるかもしれませんね。
個人的には…もう少しじっくり・ねっぷりするような…じんわり染みるようなエロス感が欲しかったです。
皆さんややガッツキ過ぎかな。
(それによるコメディー感も分かるんですけどね)
1話目は42歳医師「小石川菜々子」さん。
↓表紙左下の眼鏡な方です。
事故で気を失っていた「ソラオくん」
(※たぶん山から転げ落ち、温泉に落っこちて来た)
最初に接するのは、当然医師「菜々子さん」ですわね。
目覚めた彼に対する反応が年齢を感じさせるもので、いい感じ(笑)
結構な肉食っぷりで、ごくあっさり彼にえっち仕掛けていました。
…なんというか、早いなぁ。
いちおう彼担ぎ込まれたばかりの病人なのですが。
※左:医師「小石川菜々子」、右:物資運送「メアリー」
美少年が担ぎ込まれた!
そんな噂はかなりなスピードでホテルないを巡ったらしく。
2話はセッ〇ス依存症な38歳「朝霞ルミ」、男性に貢いで借金抱えた36歳「沢口ひろみ」のWヒロイン回となっています。
どっちも男性絡みで、噂に飛びつくのも納得。
生活必需品、として「ひろみさん」が持ってきた女性モノの下着を切っ掛けとした展開。
もうちょっと地味目なデザインのはなかったのか(笑)
あ、そもそもえっち目的だったためかな。
残念ながら、こちらの2人の目立つ出番は今回だけでした。
なお、事故から今回までが、たぶん1日での出来事です。
お疲れさまだ。
ホテルでの生活が始まる3話目。
生活する人は皆仕事に就いて(※オーナー「慶子さん」が雇う社員という位置づけ)おり。
人手が足りなかった、ボイラー室を担当する「直美」さんの下に「ソラオくん」は配属されたのでした。
「直美さん」は↓表紙で上に位置する、ショートカットな巨乳さん。
仕事がため情報伝達がなく、彼を女性だと勘違いしていた彼女。
彼の容姿がそれだけ中性的なんですね。
これまで「ソラオくん」は”お手付きされる”というえっち展開でしたが。
今回は完全に双方合意なえっち展開で、ラブい雰囲気もありました。
職場が同じということも手伝って、漫画では意外にメインと限りなく近い存在になっています。
4、5話は直接繋がったエピソード。
料理担当の48歳「雪藤芳乃」さんがメインヒロインです。
↓表紙では右上の方。
実はオーナー「慶子さん」とは同級生という間柄です。
(※そうすると、「慶子さん」も48歳な可能性大)
共にお風呂へ入る(誘う)のが切っ掛け。
漫画では軽く描かれていましたが、なかなかヘビーな経歴の持ち主であり。
「ソラオくん」にお手付きしてしまうのも、それがためでしょう。
(しかし…ぜんぜん治ってないのね)
それを察した「慶子さん」が、医師「菜々子さん」とボイラー室の同僚「直美さん」らと共に現場を押さえる展開。
後半は複数えっちです。
1話から登場していたオーナー「慶子さん」も、ここでようやく折れ。
(※彼女は冒頭カラーページで最も早くばっちりとした全裸を描かれてる方です)
えっちに加わることとなります。
彼女の主役回みたいな感じですね。
正体がほぼ明かされ、記憶も戻り始める6、7話。
その切っ掛けとなっているのは、物資運送の「メアリー」さんです。
↓表紙では右下の金髪女性。
前話のえっちは続いていたようで、髪を解いた「慶子さん」が見れます。
ストーリーとしては、ちょうどこちらが起承転結での「転」となるエピソード。
3話の前フリも回収されます。
詳しくは…内緒ね。
8話目は前話を受けて、最終エピソードへ一直線~、とはならず。
その前にひと休憩みたいな感じでした。
もうすぐハロウィンというということで、コスプレ(?)という雰囲気なのですが。
実態は、作中台詞そのままSM調なもの。
…衣装だけ、ですけどね。
えっち担当は「芳乃」・「慶子」の同級生コンビです。
※左:オーナー「如月慶子」、右:料理担当「雪藤芳乃」
9、10話が最終エピソードです。
記憶が戻り、大団円かと思いきや。
故あって巧い事運ばず、回復祝いという名目にて複数えっち展開に。
参加者は、医師「菜々子」、ボイラー室「直美」、物資運送「メアリー」、料理担当「芳乃」、オーナー「慶子」という5名。
…察し良い方その通り。
↓表紙メンバーが大集合し、緊縛な複数えっちとなっていました。
おっぱい当ての部分が好き。(※特に「芳乃さん」当てるくだり)
目的が達せられる10話なのですが。
ここまでの彼女に目立つ、ポイントとなる言動が薄く。
また、2人の過去描写などもまったくないので…ようやくたどり着けた!という、カタルシスっぽいものがありません。
どっちかと言うと、5話でのオーナー「慶子さん」との初えっちのが弾ける感じがありました。
うーん、ちょっと描写不足ではないかなぁ…。
8話目をハロウィンでなく、前フリ話とかにすれば良かったのではないかなぁ。
残念ながら容姿・キャラ的にもコレというポイントないので、喜ぶ「ソラオくん」に同調できませんでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「タカスギコウ」センセでした。
こちらのブログでは「Sweet Days」、「レディ・フローラル」を紹介しています。
今回は…やはり↓表紙ですね。
解説部分でも何度か取り上げていますが、あのパンチ力はなかなかのモノでした。
紹介帯の文言「熟女ハーレムへようこそ…」もピタっとハマっており、作品ともシンクロしており。
非常に高い完成度だと感じました。
あとは、前述したようにオチですかねー。
それまでが良かっただけに、ちょっと残念でした。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] 熟女、ハーレム、ラブコメ、むちむち
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「タカスギコウ」センセの「深霧楼奇譚」です。
※ボイラー室「直美さん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
全て連続していくストーリーなのですが、うち直接繋がってる2話くくりなエピソードもありました。
ジャンルとしてはハーレムもの。
年上・アダルトな女性陣であるのも特徴で。
判明していた年齢では、平均42.4歳というところ。
熟れたむちむち感がたっぷり堪能できる1冊となっていました。
なんちゃら奇譚~みたいに硬いタイトルで、↓表紙なども雰囲気あるものでしたが。
基本的にブラック感はなく、漫画はラブコメちっく。
それは良し悪しともなってしまうかもしれませんが、基本的には流れるままゆっくり楽しめる作品となっています。
さらりとした細線での作画。
全体の色づきはあっさりで、枠間も確保されており。
白比率は強め。
濃淡もデジタルで淡く、背景などもしつこさなく。
さっぱりと綺麗な原稿具合です。
漫画もそんな印象。
なんというか、熟女ヒロインでのドロドロ・ネップリとした濃さはなく。
ここも評価は分かれる部分だと感じました。
好きなタイプの作画で、個人的にはそう気にならなかったですが。
作品の雰囲気もあってか、表現もラブコメちっくなものでしたし。
↓表紙などカラー絵はややイメージ異なるんですが、基本的にはそちらの判断で差はないと思います。
【 収録話 】 10話収録
訳ありな女性らの手助けする「如月慶子」
人里離れた森の中にあった廃ホテルを買い取り、現代の”駆け込み寺”として「霧の森ホテル」を開業。
当人はそちらのオーナーとなっていました。
男子禁制の生活を営んでいたところ、男性の遭難者を発見。
記憶をなくしていた彼を「ソラオ」と名付け、解決するまで共に生活することしたのです。
ごく簡単にはそんなお話。
紹介帯の文言そのまま、熟女らによるハーレムな漫画。
↓表紙のとおりに様々なタイプの女性が登場しています。
あ、ちなみに中央は主人公の「ソラオくん」ですね。
だいたいあの雰囲気・表情から察せられるだろう、微妙な空気感(…で伝わるかな)がお好みな方は、刺さる1冊だと思います。
漫画はストーリーもの。
話の核となっているのは、記憶喪失で謎の存在である「ソラオくん」
…まぁ、ぶっちゃけ1冊を通して解明していくような事案ではなく、サスペンス・推理みたいな要素も無論あるはずもなく。
判明する事実に意外性なく、甘くラブい感じなども特になく。
まぁ、漫画としてはややこしさなく、美熟女らとのえっちを普通に楽しめる仕上がりであると思います。
目立つヒロインは何度か登場しているので、好みな方がいればより刺さるかもしれませんね。
個人的には…もう少しじっくり・ねっぷりするような…じんわり染みるようなエロス感が欲しかったです。
皆さんややガッツキ過ぎかな。
(それによるコメディー感も分かるんですけどね)
1話目は42歳医師「小石川菜々子」さん。
↓表紙左下の眼鏡な方です。
事故で気を失っていた「ソラオくん」
(※たぶん山から転げ落ち、温泉に落っこちて来た)
最初に接するのは、当然医師「菜々子さん」ですわね。
目覚めた彼に対する反応が年齢を感じさせるもので、いい感じ(笑)
結構な肉食っぷりで、ごくあっさり彼にえっち仕掛けていました。
…なんというか、早いなぁ。
いちおう彼担ぎ込まれたばかりの病人なのですが。
※左:医師「小石川菜々子」、右:物資運送「メアリー」
美少年が担ぎ込まれた!
そんな噂はかなりなスピードでホテルないを巡ったらしく。
2話はセッ〇ス依存症な38歳「朝霞ルミ」、男性に貢いで借金抱えた36歳「沢口ひろみ」のWヒロイン回となっています。
どっちも男性絡みで、噂に飛びつくのも納得。
生活必需品、として「ひろみさん」が持ってきた女性モノの下着を切っ掛けとした展開。
もうちょっと地味目なデザインのはなかったのか(笑)
あ、そもそもえっち目的だったためかな。
残念ながら、こちらの2人の目立つ出番は今回だけでした。
なお、事故から今回までが、たぶん1日での出来事です。
お疲れさまだ。
ホテルでの生活が始まる3話目。
生活する人は皆仕事に就いて(※オーナー「慶子さん」が雇う社員という位置づけ)おり。
人手が足りなかった、ボイラー室を担当する「直美」さんの下に「ソラオくん」は配属されたのでした。
「直美さん」は↓表紙で上に位置する、ショートカットな巨乳さん。
仕事がため情報伝達がなく、彼を女性だと勘違いしていた彼女。
彼の容姿がそれだけ中性的なんですね。
これまで「ソラオくん」は”お手付きされる”というえっち展開でしたが。
今回は完全に双方合意なえっち展開で、ラブい雰囲気もありました。
職場が同じということも手伝って、漫画では意外にメインと限りなく近い存在になっています。
4、5話は直接繋がったエピソード。
料理担当の48歳「雪藤芳乃」さんがメインヒロインです。
↓表紙では右上の方。
実はオーナー「慶子さん」とは同級生という間柄です。
(※そうすると、「慶子さん」も48歳な可能性大)
共にお風呂へ入る(誘う)のが切っ掛け。
漫画では軽く描かれていましたが、なかなかヘビーな経歴の持ち主であり。
「ソラオくん」にお手付きしてしまうのも、それがためでしょう。
(しかし…ぜんぜん治ってないのね)
それを察した「慶子さん」が、医師「菜々子さん」とボイラー室の同僚「直美さん」らと共に現場を押さえる展開。
後半は複数えっちです。
1話から登場していたオーナー「慶子さん」も、ここでようやく折れ。
(※彼女は冒頭カラーページで最も早くばっちりとした全裸を描かれてる方です)
えっちに加わることとなります。
彼女の主役回みたいな感じですね。
正体がほぼ明かされ、記憶も戻り始める6、7話。
その切っ掛けとなっているのは、物資運送の「メアリー」さんです。
↓表紙では右下の金髪女性。
前話のえっちは続いていたようで、髪を解いた「慶子さん」が見れます。
ストーリーとしては、ちょうどこちらが起承転結での「転」となるエピソード。
3話の前フリも回収されます。
詳しくは…内緒ね。
8話目は前話を受けて、最終エピソードへ一直線~、とはならず。
その前にひと休憩みたいな感じでした。
もうすぐハロウィンというということで、コスプレ(?)という雰囲気なのですが。
実態は、作中台詞そのままSM調なもの。
…衣装だけ、ですけどね。
えっち担当は「芳乃」・「慶子」の同級生コンビです。
※左:オーナー「如月慶子」、右:料理担当「雪藤芳乃」
9、10話が最終エピソードです。
記憶が戻り、大団円かと思いきや。
故あって巧い事運ばず、回復祝いという名目にて複数えっち展開に。
参加者は、医師「菜々子」、ボイラー室「直美」、物資運送「メアリー」、料理担当「芳乃」、オーナー「慶子」という5名。
…察し良い方その通り。
↓表紙メンバーが大集合し、緊縛な複数えっちとなっていました。
おっぱい当ての部分が好き。(※特に「芳乃さん」当てるくだり)
目的が達せられる10話なのですが。
ここまでの彼女に目立つ、ポイントとなる言動が薄く。
また、2人の過去描写などもまったくないので…ようやくたどり着けた!という、カタルシスっぽいものがありません。
どっちかと言うと、5話でのオーナー「慶子さん」との初えっちのが弾ける感じがありました。
うーん、ちょっと描写不足ではないかなぁ…。
8話目をハロウィンでなく、前フリ話とかにすれば良かったのではないかなぁ。
残念ながら容姿・キャラ的にもコレというポイントないので、喜ぶ「ソラオくん」に同調できませんでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「タカスギコウ」センセでした。
こちらのブログでは「Sweet Days」、「レディ・フローラル」を紹介しています。
今回は…やはり↓表紙ですね。
解説部分でも何度か取り上げていますが、あのパンチ力はなかなかのモノでした。
紹介帯の文言「熟女ハーレムへようこそ…」もピタっとハマっており、作品ともシンクロしており。
非常に高い完成度だと感じました。
あとは、前述したようにオチですかねー。
それまでが良かっただけに、ちょっと残念でした。
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