■EXACTLY!! (田沼雄一郎)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、年上、幼馴染み、むちむち
・構成 : 13話収録。
・おまけ: あとがき、合間に作品解説・ラフ絵、加筆修正あり、
カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田沼雄一郎(たぬま・ゆういちろう)」センセの「EXACTLY!!」です。
※左:椿さん、右:桜井さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
どちらもだいたい16ページくらいのお話で、ショートものは見られませんでした。
長くはないものの、各話そこそこなボリュームがあります。
そのため、13話の収録には不足感なく。
全体で200ページを超えた、読み応えある単行本です。
ごく簡単にジャンルはラブコメ。
積極的な女性が多く、たいていはそのアプローチを切っ掛けとしています。
男性側は”次の行動の許可を得た”みたいな感じで、次に発展しております。
また、会社上司、彼女の母親、昔馴染みなお姉さんなど、年上女性が多いのも特徴。
妙なプレイとか、ブラック描写もほぼ見られず。
彼女らのむちむちとした、豊かなスタイルを堪能できるでしょう。
強く太めな線での作画。
全体の色づきはそこそこ程度なんですが。
線同様に黒が濃く、コッテリとした味わい。
キッチリとした描き込み具合で、枠間あったもののコマ割りは細かく。
ぼてっとした重量感ある濃い口な仕上がりでした。
背景や小物もお上手。
引き絵などバランスに優れ、表現にも引っ掛かるところはありません。
迫力あって、どこかパンチ力を感じる漫画です。
キャラ絵はむちむちっとしたスタイルで、目の大きく可愛い系統。
眉毛・まつ毛が強めなのが特徴です。
また、修正されているものの局部付近もシッカリとした描写でした。
収録は07年から15年と相当に幅広め。
ただ、もともとお上手なので、特に気にする必要ありません。
以前ほどではないですが、癖のあるタイプなので好みに合うかどうかでしょう。
↓カラーはやや判断に遠いもの。
「ワニマガジン社」さんのサンプル見ておくのがよいでしょう。
【 収録話 】 13話収録
001:「EXACTLY!!」
職場でミスを連発していた「香川」
フォローしていた上司・課長「神崎」にも、
「私はお前の専用か!」
などと言われる始末。
打ち上げではその酒癖を向けらけていた彼は、部屋まで送り届けることとなったんですが。
そこで、自分に向けられていた別の感情を知ることとなるのでした。
部下の「香川くん」は超がつくほど、好みのタイプなようなんですが。
「好みのタイプだから余計にドジが癪に障るよッ!!」
…とのこと。
なるほど、分かる・分かる。
執事喫茶に通うような彼女ですから、普通鮮やかに仕事できる男性を思い描くでしょうからねー。
えっちでは完全に彼に主導権を握られておりました。
執事プレイですわね。
そんなんもあってか、「香川くん」はやや調子ブッこいていましたが…。
ちゃんと仕事しろよ。
※左:神崎課長、右:りんな
017:「First淫プレッション」
幼馴染み「現」・「りんな」の初体験話です。
収録話ではこちらが最新原稿でした(15年10月)
冒頭は2人ベッドに腰かけてる状態。
そこから脱がしにかかるまで5ページを要しており、丁寧な運び。
初々しさと緊張感が伝わってきます。
複雑な心情だろう「りんなちゃん」がキュート。
痛み感じつつも頑張ってくれました。
033:「リフレしましょ」
JKリフレ、って単語自体を初めて知りました。
へー。
一歩間違えばほぼ風俗店っぽいんですが、大丈夫なんでしょうか。
作品に描かれてるのは、完全にそっちの店でしたけれど。
なお、この単語に絡めたオチがついてます。
豊満な年上女性とのえっち。
事後とかオチのああした行動を見る限り、固定ファン多そう。
特に彼女は客もってそうだなぁ。
049:「BEHIND the DOOR」
ポニーテールな彼女「ハルカ」の家でえっちしていた「陽」くん。
ふとドア向こうに気配を感じいていて、ふと確かめたところ。
”おっとり美人”という印象だったその母が覗いていたのでした。
母娘とのえっち話。
単行本では1人目の眼鏡ヒロインで、熟女。
むちむちっとしたスタイルが素敵。
当初は「陽くん」が主導権を握っていたんですが…いつの間にか逆転されてるのが凄い。
たぶん、眼鏡オフしたあたりでしょう。
とりあえず、娘にはもう勝利してるかな。
067:「姦禁デリバリー」
お得意先である「阿仁井美沙里」からのクレームで、再度向かった宅配ピザ店のバイト「柱谷庵」
味を見ろ、ということで口にしたところ…ふと意識を失ってしまったのです。
次に気付くと、拘束されていただけでなく、半裸な彼女がのしかかって来ていたのでした。
こわー。
漫画なので、お相手「美沙里さん」が美人であるのが救い。
落ち着いた頃に喋った際には、けっこう面白い方でした。
性格デフォルメされていましたげと、あるいはこうした娘いるかも。
モジモジするコマが好き。
ただ、付き合うには危険な気もしますね。
083:「ANGEL ARRIVE!」
親に連絡もせず、1人暮らしのアパートでゴロゴロしていた「コオ」
そこに怒鳴り声とともに乗り込んできたのは、幼馴染み「ツカサ」でした。
そんな感じの幼馴染みもの。
察するところ、会うの久しぶりなんでしょうか。
いっぱい・いっぱいな「ツカサちゃん」の言動を見る限り、まぁ色々あったのだろうなぁ。
勢いがぶつかったような、濃厚さあるえっちでした。
099:「しゃちく!」
社長からの依頼で、その娘らの勉強を見ることとなった「山内」
家庭教師を次々辞めさせていたという「由香利」・「小雪」の2人は、一見普通の女の子でしたが…というお話。
家庭教師のWヒロインもの。
単なる生徒ではなく、社長の娘というのはポイント。
「山内くん」は立場弱く、逃げられないですね。
ショートカットで活発な「由香利さん」がストレス発散とかなんとかで迫るのに対し、お嬢様然とした「小雪さん」は妙な理屈からえっちに発展させていました。
後半は2人が協力したため、複数展開です。
ああも、なるほどってなるオチが好き。
117:「もやもや司書先生」
図書室の司書「小野寺」さんは悪質なネットの被害を受けていたところ。
図書委員「門矢」くんが修正してくれたのでした。
しかし、原因となったのが、学校で見るべきでないサイトであり。
内緒にする条件として、”その巨乳見たい”と冗談かたがたリクエストしてみたところ。
「小野寺さん」は服をまくって見せたのでした。
単行本では2人目の眼鏡ヒロイン。
途中で外しちゃうんですけどね。
さすが、生徒間で話題になるだろう、いいバストの持ち主でした。
よくありがちな「見るだけ」みたいなくだりもなく、受け入れたことでそのままえっちに発展。
さすがに年上女性であって、行為に至ると主導権を握り。
思わず彼から、
「何か怖えよ…」
とか言わしめておりました。
そんなえっちではあったもののオチは甘く、読後感良い作品となってます。
135:「ポイントカードは忘れずに」
スーパーのバイト「椿」さんと「天野」くんのお話。
レジ内は広くなく、よくぶつかッていた2人。
不意にキスされたことで、彼女の好意を認識することとなるのでした。
その付近のくだり2ページが、多少の緊張感あって実に良い感じ。
「椿さん」の言動、お互いの呼び方などから察するに、彼女のが年上なのかな。
詳細は伏せますが、「結構ですッ」と言い放った「椿さん」が素敵。
キスもそうですが、本気具合を感じますからね。
(※男性側にも言えることですが)
タイトルのあれは、店でのカードやり取りをえっちの際にも言ったことから。
オチでもそんなんが描かれていて、こちらも実に幸せそうな2人が眩しい…。
151:「俺DOLL」
ネット上でぬいぐるみと共に裸をアップしていた女性。
その”ぬいぐるみ”が着ていた服に覚え合った「コータ」は、幼馴染み「呉島光美」に確認してみることとしたのでした。(※作中では「コウちゃん」と呼ばれてる)
階違うものの同マンションに住んでいて、ベランダから侵入してる彼。
足滑らせたりすると、あぷないぞ。
…って、彼女も鍵はキチンと掛けておくように。
「コータくん」が部屋に来ても、全裸なまま会話をしていた「光美さん」
まぁ、彼そっくりなぬいぐるみと共にエロい自撮りなんてしてる彼女が、好意ない訳もなく。
そのままえっちに流れておりました。
彼から好意ある台詞聞いた際のリアクションがキュート。
あんな写真アップするくらいなら、告白とかなんとかすればいいのに。
167:「湯あたり温泉」
団体客のキャンセルがため、ガラガラな温泉旅館。
どうやら宿は2人だけらしく、顔を合わすたびになんとなく言葉を交わすようになっていたのです。
だいたいそんな設定。
隣にいる露天風呂での会話が恋人同士のようで、良いですね。
その女性「桜井」さんは実に積極的で。
タオルで隠すこともしないまま、男湯に入ってきたのでした。
当然ながら、露天風呂えっちに発展。
そうしていた彼女が、事後には自分自身に照れてる様がキュートでした。
ありゃ、「野上」くん恋するだろうなぁ。
183:「ネカフェじぷしー」
街中で偶然に知り合った男女がネカフェで1晩共にするエピソード。
どちらも所持金はネカフェに入れない程度しかなく。
知り合った2人の合計額で、ネカフェのペア席に入る流れです。
ショートカットのヒロインが可愛い。
こちらもあの積極さが有難いですね。
当人は「自信ない」と言っていたものの、むちむちしていて実に肉感的。
冒頭のシャワーシーンも良かった。
生活ギリギリな2人でしたが、前向きで明るいオチが優しい。
※駄菓子屋のお姉さん
199:「駄菓子屋の奥」
懐かしさから、昔通っていた駄菓子屋に5年振りで立ち寄った「ショウ」くん。
美人で巨乳だった店主のお姉さんはまさに当時のまま。
自分のことを覚えていたいた彼女は、”おっぱい好き”というのもシッカリ記憶しており。
”大人になったんですから”そう言った彼を奥の座敷に誘うのでした。
胸元開いた服を着てるのは、わざとでしょう。
おそらく、ああしてお姉さんは店に来た男性をつまみ食いしてるのかなー。
当時から5年が経過している設定ですが。
ほぼ年齢を感じさせない、神秘的さある女性。
そのリードでの初体験となっていました。
羨ましいですね。
オチ1ページのやり取りが、いかにも年上女性していて素敵。
【 その他 】
そんなこんなで「田沼雄一郎」センセでした。
ブログで紹介しているかと思ってましたが…今回が初めてみたい。
あれ、そうだったっけ。
あとがきにも前巻から5年ぶり~とあったので、なにやらタイミング合わなかったのか。
描かれる線がえっちですよね。
タイプ様々おりましたが、初々しい「りんなちゃん」とか、真面目そうな「小雪さん」も脱ぐと数ランクアップするような印象。
だからこそ、年上女性が映えるのかもしれませんね。
なお、↓表紙・裏表紙、中扉に顔を見せているメイドっぽい女性ですが。
残念ながら本編には登場してないので、要注意。
EXACTLY!! (WANIAMAGAZINE COMICS SPECIAL) 田沼雄一郎
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、年上、幼馴染み、むちむち
・構成 : 13話収録。
・おまけ: あとがき、合間に作品解説・ラフ絵、加筆修正あり、
カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「田沼雄一郎(たぬま・ゆういちろう)」センセの「EXACTLY!!」です。
※左:椿さん、右:桜井さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
どちらもだいたい16ページくらいのお話で、ショートものは見られませんでした。
長くはないものの、各話そこそこなボリュームがあります。
そのため、13話の収録には不足感なく。
全体で200ページを超えた、読み応えある単行本です。
ごく簡単にジャンルはラブコメ。
積極的な女性が多く、たいていはそのアプローチを切っ掛けとしています。
男性側は”次の行動の許可を得た”みたいな感じで、次に発展しております。
また、会社上司、彼女の母親、昔馴染みなお姉さんなど、年上女性が多いのも特徴。
妙なプレイとか、ブラック描写もほぼ見られず。
彼女らのむちむちとした、豊かなスタイルを堪能できるでしょう。
強く太めな線での作画。
全体の色づきはそこそこ程度なんですが。
線同様に黒が濃く、コッテリとした味わい。
キッチリとした描き込み具合で、枠間あったもののコマ割りは細かく。
ぼてっとした重量感ある濃い口な仕上がりでした。
背景や小物もお上手。
引き絵などバランスに優れ、表現にも引っ掛かるところはありません。
迫力あって、どこかパンチ力を感じる漫画です。
キャラ絵はむちむちっとしたスタイルで、目の大きく可愛い系統。
眉毛・まつ毛が強めなのが特徴です。
また、修正されているものの局部付近もシッカリとした描写でした。
収録は07年から15年と相当に幅広め。
ただ、もともとお上手なので、特に気にする必要ありません。
以前ほどではないですが、癖のあるタイプなので好みに合うかどうかでしょう。
↓カラーはやや判断に遠いもの。
「ワニマガジン社」さんのサンプル見ておくのがよいでしょう。
【 収録話 】 13話収録
001:「EXACTLY!!」
職場でミスを連発していた「香川」
フォローしていた上司・課長「神崎」にも、
「私はお前の専用か!」
などと言われる始末。
打ち上げではその酒癖を向けらけていた彼は、部屋まで送り届けることとなったんですが。
そこで、自分に向けられていた別の感情を知ることとなるのでした。
部下の「香川くん」は超がつくほど、好みのタイプなようなんですが。
「好みのタイプだから余計にドジが癪に障るよッ!!」
…とのこと。
なるほど、分かる・分かる。
執事喫茶に通うような彼女ですから、普通鮮やかに仕事できる男性を思い描くでしょうからねー。
えっちでは完全に彼に主導権を握られておりました。
執事プレイですわね。
そんなんもあってか、「香川くん」はやや調子ブッこいていましたが…。
ちゃんと仕事しろよ。
※左:神崎課長、右:りんな
017:「First淫プレッション」
幼馴染み「現」・「りんな」の初体験話です。
収録話ではこちらが最新原稿でした(15年10月)
冒頭は2人ベッドに腰かけてる状態。
そこから脱がしにかかるまで5ページを要しており、丁寧な運び。
初々しさと緊張感が伝わってきます。
複雑な心情だろう「りんなちゃん」がキュート。
痛み感じつつも頑張ってくれました。
033:「リフレしましょ」
JKリフレ、って単語自体を初めて知りました。
へー。
一歩間違えばほぼ風俗店っぽいんですが、大丈夫なんでしょうか。
作品に描かれてるのは、完全にそっちの店でしたけれど。
なお、この単語に絡めたオチがついてます。
豊満な年上女性とのえっち。
事後とかオチのああした行動を見る限り、固定ファン多そう。
特に彼女は客もってそうだなぁ。
049:「BEHIND the DOOR」
ポニーテールな彼女「ハルカ」の家でえっちしていた「陽」くん。
ふとドア向こうに気配を感じいていて、ふと確かめたところ。
”おっとり美人”という印象だったその母が覗いていたのでした。
母娘とのえっち話。
単行本では1人目の眼鏡ヒロインで、熟女。
むちむちっとしたスタイルが素敵。
当初は「陽くん」が主導権を握っていたんですが…いつの間にか逆転されてるのが凄い。
たぶん、眼鏡オフしたあたりでしょう。
とりあえず、娘にはもう勝利してるかな。
067:「姦禁デリバリー」
お得意先である「阿仁井美沙里」からのクレームで、再度向かった宅配ピザ店のバイト「柱谷庵」
味を見ろ、ということで口にしたところ…ふと意識を失ってしまったのです。
次に気付くと、拘束されていただけでなく、半裸な彼女がのしかかって来ていたのでした。
こわー。
漫画なので、お相手「美沙里さん」が美人であるのが救い。
落ち着いた頃に喋った際には、けっこう面白い方でした。
性格デフォルメされていましたげと、あるいはこうした娘いるかも。
モジモジするコマが好き。
ただ、付き合うには危険な気もしますね。
083:「ANGEL ARRIVE!」
親に連絡もせず、1人暮らしのアパートでゴロゴロしていた「コオ」
そこに怒鳴り声とともに乗り込んできたのは、幼馴染み「ツカサ」でした。
そんな感じの幼馴染みもの。
察するところ、会うの久しぶりなんでしょうか。
いっぱい・いっぱいな「ツカサちゃん」の言動を見る限り、まぁ色々あったのだろうなぁ。
勢いがぶつかったような、濃厚さあるえっちでした。
099:「しゃちく!」
社長からの依頼で、その娘らの勉強を見ることとなった「山内」
家庭教師を次々辞めさせていたという「由香利」・「小雪」の2人は、一見普通の女の子でしたが…というお話。
家庭教師のWヒロインもの。
単なる生徒ではなく、社長の娘というのはポイント。
「山内くん」は立場弱く、逃げられないですね。
ショートカットで活発な「由香利さん」がストレス発散とかなんとかで迫るのに対し、お嬢様然とした「小雪さん」は妙な理屈からえっちに発展させていました。
後半は2人が協力したため、複数展開です。
ああも、なるほどってなるオチが好き。
117:「もやもや司書先生」
図書室の司書「小野寺」さんは悪質なネットの被害を受けていたところ。
図書委員「門矢」くんが修正してくれたのでした。
しかし、原因となったのが、学校で見るべきでないサイトであり。
内緒にする条件として、”その巨乳見たい”と冗談かたがたリクエストしてみたところ。
「小野寺さん」は服をまくって見せたのでした。
単行本では2人目の眼鏡ヒロイン。
途中で外しちゃうんですけどね。
さすが、生徒間で話題になるだろう、いいバストの持ち主でした。
よくありがちな「見るだけ」みたいなくだりもなく、受け入れたことでそのままえっちに発展。
さすがに年上女性であって、行為に至ると主導権を握り。
思わず彼から、
「何か怖えよ…」
とか言わしめておりました。
そんなえっちではあったもののオチは甘く、読後感良い作品となってます。
135:「ポイントカードは忘れずに」
スーパーのバイト「椿」さんと「天野」くんのお話。
レジ内は広くなく、よくぶつかッていた2人。
不意にキスされたことで、彼女の好意を認識することとなるのでした。
その付近のくだり2ページが、多少の緊張感あって実に良い感じ。
「椿さん」の言動、お互いの呼び方などから察するに、彼女のが年上なのかな。
詳細は伏せますが、「結構ですッ」と言い放った「椿さん」が素敵。
キスもそうですが、本気具合を感じますからね。
(※男性側にも言えることですが)
タイトルのあれは、店でのカードやり取りをえっちの際にも言ったことから。
オチでもそんなんが描かれていて、こちらも実に幸せそうな2人が眩しい…。
151:「俺DOLL」
ネット上でぬいぐるみと共に裸をアップしていた女性。
その”ぬいぐるみ”が着ていた服に覚え合った「コータ」は、幼馴染み「呉島光美」に確認してみることとしたのでした。(※作中では「コウちゃん」と呼ばれてる)
階違うものの同マンションに住んでいて、ベランダから侵入してる彼。
足滑らせたりすると、あぷないぞ。
…って、彼女も鍵はキチンと掛けておくように。
「コータくん」が部屋に来ても、全裸なまま会話をしていた「光美さん」
まぁ、彼そっくりなぬいぐるみと共にエロい自撮りなんてしてる彼女が、好意ない訳もなく。
そのままえっちに流れておりました。
彼から好意ある台詞聞いた際のリアクションがキュート。
あんな写真アップするくらいなら、告白とかなんとかすればいいのに。
167:「湯あたり温泉」
団体客のキャンセルがため、ガラガラな温泉旅館。
どうやら宿は2人だけらしく、顔を合わすたびになんとなく言葉を交わすようになっていたのです。
だいたいそんな設定。
隣にいる露天風呂での会話が恋人同士のようで、良いですね。
その女性「桜井」さんは実に積極的で。
タオルで隠すこともしないまま、男湯に入ってきたのでした。
当然ながら、露天風呂えっちに発展。
そうしていた彼女が、事後には自分自身に照れてる様がキュートでした。
ありゃ、「野上」くん恋するだろうなぁ。
183:「ネカフェじぷしー」
街中で偶然に知り合った男女がネカフェで1晩共にするエピソード。
どちらも所持金はネカフェに入れない程度しかなく。
知り合った2人の合計額で、ネカフェのペア席に入る流れです。
ショートカットのヒロインが可愛い。
こちらもあの積極さが有難いですね。
当人は「自信ない」と言っていたものの、むちむちしていて実に肉感的。
冒頭のシャワーシーンも良かった。
生活ギリギリな2人でしたが、前向きで明るいオチが優しい。
※駄菓子屋のお姉さん
199:「駄菓子屋の奥」
懐かしさから、昔通っていた駄菓子屋に5年振りで立ち寄った「ショウ」くん。
美人で巨乳だった店主のお姉さんはまさに当時のまま。
自分のことを覚えていたいた彼女は、”おっぱい好き”というのもシッカリ記憶しており。
”大人になったんですから”そう言った彼を奥の座敷に誘うのでした。
胸元開いた服を着てるのは、わざとでしょう。
おそらく、ああしてお姉さんは店に来た男性をつまみ食いしてるのかなー。
当時から5年が経過している設定ですが。
ほぼ年齢を感じさせない、神秘的さある女性。
そのリードでの初体験となっていました。
羨ましいですね。
オチ1ページのやり取りが、いかにも年上女性していて素敵。
【 その他 】
そんなこんなで「田沼雄一郎」センセでした。
ブログで紹介しているかと思ってましたが…今回が初めてみたい。
あれ、そうだったっけ。
あとがきにも前巻から5年ぶり~とあったので、なにやらタイミング合わなかったのか。
描かれる線がえっちですよね。
タイプ様々おりましたが、初々しい「りんなちゃん」とか、真面目そうな「小雪さん」も脱ぐと数ランクアップするような印象。
だからこそ、年上女性が映えるのかもしれませんね。
なお、↓表紙・裏表紙、中扉に顔を見せているメイドっぽい女性ですが。
残念ながら本編には登場してないので、要注意。
EXACTLY!! (WANIAMAGAZINE COMICS SPECIAL) 田沼雄一郎
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