■小5な彼女とオトナの愛 (睦茸)
★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、年の差、ファンタジー
・構成 : 原作「裕時悠示」、カラー(6P)、6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、折り返しにコメント。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦茸(むつたけ)」センセの「小5な彼女とオトナの愛 1巻」です。
※バトン部の3名
【 構成・絵柄 】
2巻以降へ続く長編ストーリー。
ただ、いちおう1巻ラストにて基本的な決着はついていたので…。
察するところ2巻で終わりかな。
年の差あるラブコメな漫画。
未来から自らの娘がやってくる、SFというかファンタジーな要素もありました。
良い面もあるものの、それが妙なはっちゃけ描写となっていて…好み分かれる部分だと思います。
それぞれ微妙な心理が描かれる~というほどでなく、コメディーちっくなところも強いため。
ポイント的に、ああしたひと要素は必要なのかもしれません。
個人的には、普通の恋愛話(ある程度でも)を見たかったですが。
やわらかな極細線での作画。
デジタルな色彩は中間色が鮮やか。
描き込み具合は過不足なくという感じです。
漫画にはさっぱり気味の独特なテンションがあり。
なんというか、各場面にてひとパンチ不足しているような印象がありました。
また、ちらほらバランスが気になる箇所があります。
成年漫画では見られた丁寧さが、全体的に弱いような…。
期待していたこともあり、正直ちょっとイメージとの落差に驚いてしまいました。
↓表紙などカバーはだいたいの判断には良いものの、白黒絵とは差があります。
イコールではないので、ある程度マイナス判断のが良いでしょう。
【 収録話 】 6話収録
5歳の時に日本へやって来た英国人「キャロ」こと「キャロリン・プリマロロ」
彼女の家には、飲食店勤務の同居人「結城小太郎」がおり。
まだ小5でしたが、彼に真剣に恋していたのです。
ライバルの存在もあり、”早く大人になりたい”と願う彼女の前に。
未来から来たという娘「アイ」が姿を現したのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
年の差なラブコメ長編。
漫画のメインは年齢差どうのというより、変わる可能性が出てきた未来を守るべく奮闘するお話です。
最大の特徴は…喋らない男子「小太郎くん」
女子ならばやたら吹き出しが小さかったり、別キャラが復唱したりするという前例がありましたが。
かなり珍しい描かれ方だと思います。
単に無口なのかな。
彼の場合は大人しい訳でなく逆に行動・アクションはだいたいテンション高く。
漫画で妙なまでの悪目立ちをしていました。
「キャロちゃん」ほか好意もつ者はその行動を肯定的に捉えていたものの、友人「なごみ」・「果林」などは唖然として見ており。
そうした点がコメディーちっくになっています。
※左:航時官「アイ」、右:「花水木千鶴」
”未来から来た”
そう言っている、「キャロちゃん」の娘で未来人「アイちゃん」
当人はエリートだと言っていましたが、その言動は「小太郎くん」と共に微妙。
まぁ、漫画ではある程度でも万能に近い存在なので、あまり仕事できるキャラであれば成立しないでしょうけどね。
ちなみに、未来とのことでしたが。
彼女が存在する未来へと繋がる過去では、「キャロ」・「小太郎」が間違いなく結婚している筈で。
”変わる可能性がある~”という発言から察するに、少なくともまだ曖昧さを含む予測程度のものだとも考えられ。
本来ソコに居るべきでない者が余計に過去へ介入することで、逆に未来は変わってしまうのではないかなぁ…。
あるいは、他にも(規則無視して)タイムリープしている者がいたりするのかもしれませんがね。
(そうすると、この時点で未来はもうまったく別モノになってるかも)
ライバルの存在認識するまでの1話目。
漫画のメインはバトン発表会でした。
バトン部ではエースとして期待されている「キャロちゃん」
金髪の英国人少女で、学校でも目立つ存在。
似た設定の別漫画では、それがためクラスに馴染めないとなっていましたが。
彼女は気が強く、またごく親しい友人2人の存在もあってか、中心的な存在となっています。
発表会では、お話がためああした演出になっていると思われますが。
一般参加ならば別ですが、父兄に参加を呼び掛けてる発表会であーはならないでしょう。
噂を聞きつけた余計な人影はあっても、普通はわが子を見るまで帰らないよ。
前話にてちらほら顔を見せていた、航時官(こうじかん)の「アイちゃん」がメインの2話目。
彼女はちょうど「キャロちゃん」が成長したような感じ。
「ずっとさみしかったの!」
とかなんとか、気になる発言をしていました。
そのあたりは2巻で明らかになるのかな。
振られた「キャロちゃん」の未来が楽しい。
なにゆえ遺言まであの娘が知ってるんだろう。
ともかく、彼女の力を借りて当面のライバル「花水木千鶴」とのデートを邪魔することとなるのでした。
絶対必要と言われた友人らを味方につけるシーンが素敵。
(※「なごみ」の実姉が「千鶴さん」なのです)
いい娘らだなぁ。
そんなこんなで、デート話の3話目。
…うん、「小太郎くん」はやっぱり変。
着ぐるみな「アイちゃん」も霞んでしまうほど。
喋らないので余計にそう見えるのかな。
後半にはあるトラブルが起こるのですが…「アイちゃん」があの年齢になるまでたぶん100年も経過していないだろうと思われ。
蜘蛛に過剰に反応するのはちょっと疑問。
確かに気持ち良い生物ではないですけどね。
また、後に「ママ以外の人に見られるわけにいかない」と言っていたものの、ここでガッツリ姿を晒してました。
いいのか、あれ。
4話目は単行本クライマックス前の準備話。
「小太郎くん」の誕生日が運命の日で、それぞれ決意する様が描かれています。
こちらでは仕事風景の彼が見れました。
子供の面倒はしっかり親が見ましょう。
少なくとも公共の場では走り回らないようにね。
「千鶴さん」の同僚の眼鏡さんが好き。
※「キャロ」こと「キャロリン・プリマロロ」
5、6話目が1巻でのクライマックスである7月7日。
クラスの男子「藤原星也」くんは…まぁ、努力が必要ですね。
とある経緯で大ピンチな「キャロちゃん」でしたが、頑張る姿を見せてくれました。
良かったです。
なお、1話でも登場した人気アイドルという「白原美星(しらはら・みほし)」が再登場。
しっかり会話するのはこれが初でしたが。
笑顔の裏のいやらしい素顔が垣間見えました。
彼女はまた、なにゆえ「キャロちゃん」を気にしてるんだろう。
一方、ライバル「千鶴さん」なのですが。
あれ、普通に告白した方が、まだ成功率あったのではないかなぁ。
だいたいあの作戦ならば、ガンガン攻めなきゃ駄目よ。
オチでは次巻へと繋がるだろう、トラブルがまた発生しています。
最高刑ですかね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「睦茸」センセでした。
当ブログでは「ちちこき」、「あまみドコロ」、「たぷりこ」、「そとの国のヨメ」、「めぐりドコロ」…などを紹介しています。
前述したとおり、センセの一般漫画ということでかなーり期待していたんですが…。
ちょっと2巻を読みたいという気にはなりませんでした。
まぁ、そもそも対象だと想定される読者でもないのでしょうけれど。
原作なく、自由にセンセが描かれた方が良かったのではないかなぁ。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、年の差、ファンタジー
・構成 : 原作「裕時悠示」、カラー(6P)、6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、折り返しにコメント。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦茸(むつたけ)」センセの「小5な彼女とオトナの愛 1巻」です。
※バトン部の3名
【 構成・絵柄 】
2巻以降へ続く長編ストーリー。
ただ、いちおう1巻ラストにて基本的な決着はついていたので…。
察するところ2巻で終わりかな。
年の差あるラブコメな漫画。
未来から自らの娘がやってくる、SFというかファンタジーな要素もありました。
良い面もあるものの、それが妙なはっちゃけ描写となっていて…好み分かれる部分だと思います。
それぞれ微妙な心理が描かれる~というほどでなく、コメディーちっくなところも強いため。
ポイント的に、ああしたひと要素は必要なのかもしれません。
個人的には、普通の恋愛話(ある程度でも)を見たかったですが。
やわらかな極細線での作画。
デジタルな色彩は中間色が鮮やか。
描き込み具合は過不足なくという感じです。
漫画にはさっぱり気味の独特なテンションがあり。
なんというか、各場面にてひとパンチ不足しているような印象がありました。
また、ちらほらバランスが気になる箇所があります。
成年漫画では見られた丁寧さが、全体的に弱いような…。
期待していたこともあり、正直ちょっとイメージとの落差に驚いてしまいました。
↓表紙などカバーはだいたいの判断には良いものの、白黒絵とは差があります。
イコールではないので、ある程度マイナス判断のが良いでしょう。
【 収録話 】 6話収録
5歳の時に日本へやって来た英国人「キャロ」こと「キャロリン・プリマロロ」
彼女の家には、飲食店勤務の同居人「結城小太郎」がおり。
まだ小5でしたが、彼に真剣に恋していたのです。
ライバルの存在もあり、”早く大人になりたい”と願う彼女の前に。
未来から来たという娘「アイ」が姿を現したのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
年の差なラブコメ長編。
漫画のメインは年齢差どうのというより、変わる可能性が出てきた未来を守るべく奮闘するお話です。
最大の特徴は…喋らない男子「小太郎くん」
女子ならばやたら吹き出しが小さかったり、別キャラが復唱したりするという前例がありましたが。
かなり珍しい描かれ方だと思います。
単に無口なのかな。
彼の場合は大人しい訳でなく逆に行動・アクションはだいたいテンション高く。
漫画で妙なまでの悪目立ちをしていました。
「キャロちゃん」ほか好意もつ者はその行動を肯定的に捉えていたものの、友人「なごみ」・「果林」などは唖然として見ており。
そうした点がコメディーちっくになっています。
※左:航時官「アイ」、右:「花水木千鶴」
”未来から来た”
そう言っている、「キャロちゃん」の娘で未来人「アイちゃん」
当人はエリートだと言っていましたが、その言動は「小太郎くん」と共に微妙。
まぁ、漫画ではある程度でも万能に近い存在なので、あまり仕事できるキャラであれば成立しないでしょうけどね。
ちなみに、未来とのことでしたが。
彼女が存在する未来へと繋がる過去では、「キャロ」・「小太郎」が間違いなく結婚している筈で。
”変わる可能性がある~”という発言から察するに、少なくともまだ曖昧さを含む予測程度のものだとも考えられ。
本来ソコに居るべきでない者が余計に過去へ介入することで、逆に未来は変わってしまうのではないかなぁ…。
あるいは、他にも(規則無視して)タイムリープしている者がいたりするのかもしれませんがね。
(そうすると、この時点で未来はもうまったく別モノになってるかも)
ライバルの存在認識するまでの1話目。
漫画のメインはバトン発表会でした。
バトン部ではエースとして期待されている「キャロちゃん」
金髪の英国人少女で、学校でも目立つ存在。
似た設定の別漫画では、それがためクラスに馴染めないとなっていましたが。
彼女は気が強く、またごく親しい友人2人の存在もあってか、中心的な存在となっています。
発表会では、お話がためああした演出になっていると思われますが。
一般参加ならば別ですが、父兄に参加を呼び掛けてる発表会であーはならないでしょう。
噂を聞きつけた余計な人影はあっても、普通はわが子を見るまで帰らないよ。
前話にてちらほら顔を見せていた、航時官(こうじかん)の「アイちゃん」がメインの2話目。
彼女はちょうど「キャロちゃん」が成長したような感じ。
「ずっとさみしかったの!」
とかなんとか、気になる発言をしていました。
そのあたりは2巻で明らかになるのかな。
振られた「キャロちゃん」の未来が楽しい。
なにゆえ遺言まであの娘が知ってるんだろう。
ともかく、彼女の力を借りて当面のライバル「花水木千鶴」とのデートを邪魔することとなるのでした。
絶対必要と言われた友人らを味方につけるシーンが素敵。
(※「なごみ」の実姉が「千鶴さん」なのです)
いい娘らだなぁ。
そんなこんなで、デート話の3話目。
…うん、「小太郎くん」はやっぱり変。
着ぐるみな「アイちゃん」も霞んでしまうほど。
喋らないので余計にそう見えるのかな。
後半にはあるトラブルが起こるのですが…「アイちゃん」があの年齢になるまでたぶん100年も経過していないだろうと思われ。
蜘蛛に過剰に反応するのはちょっと疑問。
確かに気持ち良い生物ではないですけどね。
また、後に「ママ以外の人に見られるわけにいかない」と言っていたものの、ここでガッツリ姿を晒してました。
いいのか、あれ。
4話目は単行本クライマックス前の準備話。
「小太郎くん」の誕生日が運命の日で、それぞれ決意する様が描かれています。
こちらでは仕事風景の彼が見れました。
子供の面倒はしっかり親が見ましょう。
少なくとも公共の場では走り回らないようにね。
「千鶴さん」の同僚の眼鏡さんが好き。
※「キャロ」こと「キャロリン・プリマロロ」
5、6話目が1巻でのクライマックスである7月7日。
クラスの男子「藤原星也」くんは…まぁ、努力が必要ですね。
とある経緯で大ピンチな「キャロちゃん」でしたが、頑張る姿を見せてくれました。
良かったです。
なお、1話でも登場した人気アイドルという「白原美星(しらはら・みほし)」が再登場。
しっかり会話するのはこれが初でしたが。
笑顔の裏のいやらしい素顔が垣間見えました。
彼女はまた、なにゆえ「キャロちゃん」を気にしてるんだろう。
一方、ライバル「千鶴さん」なのですが。
あれ、普通に告白した方が、まだ成功率あったのではないかなぁ。
だいたいあの作戦ならば、ガンガン攻めなきゃ駄目よ。
オチでは次巻へと繋がるだろう、トラブルがまた発生しています。
最高刑ですかね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「睦茸」センセでした。
当ブログでは「ちちこき」、「あまみドコロ」、「たぷりこ」、「そとの国のヨメ」、「めぐりドコロ」…などを紹介しています。
前述したとおり、センセの一般漫画ということでかなーり期待していたんですが…。
ちょっと2巻を読みたいという気にはなりませんでした。
まぁ、そもそも対象だと想定される読者でもないのでしょうけれど。
原作なく、自由にセンセが描かれた方が良かったのではないかなぁ。
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