■キャンディドロップ (Hamao)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、学園
・構成 : 短編×12話(うち「宙に浮いたままシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hamao(はまお)」センセの「キャンディドロップ」です。
※左:上司「田中」、右:先輩「山川芳花」
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ短編での構成。
いちおうヒロインが変わる同一世界の漫画が1つあり、連続した2話となっています。
全体で収録12話はショートものなく、単行本ギッチリ。
手に持って読んでいると、重量感があります。
シッカリ読み応えのある仕上がりでした。
個人的には全話に解説が用意されてるのが好き。
(ブログ書く際にも有り難いのです)
ジャンルはラブコメで、だいたいが楽しく甘さのあるストーリー。
年齢・職業も様々用意され、タイトル通りな感じ。
それがため、色々楽しめる反面コレといった統一感がありません。
いちおう変に振り切れた描写はなく、安心して読める1冊だと思います。
しっかりとした線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、濃淡は濃いめ。
描き込みは細かさありますが、しつこくありません。
コッテリ寄りな仕上がりです。
なお、解説には”新しい画作りに挑戦”ということで…。
一部作画の変わってるお話もありました。
単行本で不安定さを感じるほどではないものの、気になる方はいるかもしれません。
どれもお上手で味もあり、センセの幅広さを感じます。
全然違うジャンルでも、問題なさそうですね。
基本的には漫画っぽい可愛らしさあるヒロイン画。
ロリっとした娘から、色っぽい女性までお上手でした。
表情良く、パンチある表現で漫画についても良好。
特にマイナス点はありません。
判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【 収録話 】 12話収録
003:「ひとよだけ」
来月に結婚式を控えていた「誠一」
”独身時代最後の思い出”
ということで、同僚らに誘われて初めて風俗店を訪れたところ。
部屋に来た「ゆうな」は、結婚相手の妹「由乃」だったのでした。
もしかしたら、実際にあるかもしれないエピソード。
ツインテールで制服姿のような「由乃ちゃん」が可愛い。
(※カバー裏にも登場してるので必見)
空いてる子がなくチェンジきできず、またプレイ真っ最中な同僚らとも代わってもらえる雰囲気でなく。
「せっかくなので、どうですか…?」
そう「由乃ちゃん」が誘ったのが切っ掛け。
まぁ、お仕事ですからね。
なんて言い訳もできる状態で、なるほどこうしたカップルの切っ掛けとしては最適な設定。
延長してからが注目。
オチページがまたいいですね。
タイトルはあんなんですが、果たして一度だけで我慢できるかな。
※左:「ゆうな」こと義妹「由乃」、右:玲奈さん
021:「宙に浮いたままの気持ち」
037:「宙に浮いたままのココロ」
こちらの2話は同世界観のエピソード。
友人らには大学生と偽っていた「立花(りっか)」の彼氏は教師の「晃」
彼に気を遣われていたことを不満に感じていた彼女は、友人「玲奈」の意見を取り入れ、学校で迫ってみることとしたのでした。
そんなんが前者「宙に浮いたままの気持ち」
さっぱり終わらせようとした「晃くん」に追撃するような、キスのくだりが好き。
「立花ちゃん」は大人っぽい娘さんですね。
教室えっちに発展していました。
友人3名のキャラが比較的しっかり描かれていたのは、解説によると続きを考えていたためのようでした。
続編「宙に浮いたままのココロ」はその友人3名のうち「玲奈」さんをヒロインとしたお話。
「立花」・「晃」の生えっちを目撃したことで、どうにも興奮が治まらない「玲奈」
ふと身近にいた男子「ハルちゃん」こと従弟「遥」に目をつけたのでした。
彼の言動を見る限り、そう幼いふうでもないようで。
美人なお姉さんの手ほどきで卒業できて、羨ましい限り。
ただ、オチでの台詞とか、その後はなんだか気の毒そうな感じもありました。
覚えたてだから仕方ないって、ガンバレ。
なお、「玲奈さん」はハーフ設定らしく、彼が訪ねて来たのも英語を教えてもらうためでした。
053:「Ticket to ride」
卒業間近で地元を離れることとなっていた主人公。
幼馴染みの女の子に告白したところ、
「遠距離恋愛はちょっと嫌かな」
そうあっさり断られてしまったのです。
傷心の彼がずるずる家に戻ったところ。
今先ほど自分を振った彼女が、えっちをするため訪ねてきていたのでした。
変な娘。
ただ、彼の暴走っぷりもなかなかのもので、こっちも変でしたけどね。
もともとは重い展開だったようですが、このくらいで良かった。
ただ、彼女がなにゆえ心変わりしたのか、いまいち描写不足だと思います。
071:「フライデーナイトフィーバー」
自分のミスでデータを消した「斉藤」
しかし、彼女は育児のため定時で上がると主張したため、「松本」が上司「田中」と共にリカバリーすることとなったのです。
一般えっち系の、ビジネスマンをターゲットとしたような漫画。
そのため、こちらは絵から、雰囲気までガラリと異なる短編となっていました。
残業切っ掛けのくだり。
ぶっちゃけよくある話で、自然と2人に感情移入。
ある程度申し訳なさそうに言われてもイラっとくることなので、あの態度だとハラワタ煮えくり返りますわね。
退社時も笑顔なところが、腹たつ。
ただ、「田中さん」はヤリ手の美人上司というキャラで、あんな女性と2人ならば残業しちゃうかも。
そんな訳で、リアルなオフィス風景な中、「田中さん」の存在だけが非現実(笑)
業務終了後に飲んで、酔っぱらった彼女を介抱しつつのえっち発展。
場所がオフィスでないのも、セオリーでないだけ実際にありそうな感じでした。
単語ブロックされるので書けませんが、えっちでのひとネタがまた楽しい。
087:「まくあいげき」
とあるカップルのゴムに関するお話。
やや重たい空気で、ラブコメちっくな色はありません。
解説によると、姉弟の設定とのこと。
成年漫画ではああしたえっち多く、男性側は軽く考えがちですが。
避妊については、やはり注意すべきことだと思います。
自分でちゃんと責任とるならばいいですが、大変だぞ。
登場1コマ目の「寧々」さんのお尻が好き。
103:「ふゆのけもの」
友人らとスキー旅行に来た面々。
同じ宿の女子グループと仲良くなり、共に滑ることとなったのです。
しかし、間が悪く、うっかり風邪をひいてしまい、独り部屋に寂しく寝ていたところ。
女子グループのうちクールな印象だった「静香」が、看病のたる早めに引き上げてくれたのでした。
お粥を持ってきた1ページ目から…想像もできないくらいのエロ女性。
「あれで肉食系だから…」
とか友人らに言われていたそのまま、自慢だろう胸を用いてガツガツ迫っています。
あんなんだと、いかに風邪であろうと堪らないわね。
ノーブラだったりして、ヤル気満々。
オチでもそんな感じで楽しいです。
果たして彼は満足させ続けることができるかなぁ。
119:「執事とお嬢さまのラブコメディ」
漫画研究部でのゲーム大会で最下位となった「藤村」と「山川芳花」
次回作のため、コスプレデートをすることとなってしまったのでした。
その内容が執事とお嬢さまなんですね。
「殺し屋みたい」
…とか、言われていた「藤村くん」ですが。
「芳花さん」も含めて、よくお似合い。
まー、彼女もスタイルすこぶる良く、ああした服装もまったく違和感ありませんでした。
漫画ですね。
室内撮影のため、ホテル入るのが切っ掛け。
あの場面で、彼女からキスしてくれたのは大きい。
「芳花さん」のが先輩でもあったので。
「先輩らしいなって思って」
のくだりが好き。
解説で時刻の話ありましたが、ああしたの読むと全部チェックしてみたくなっちゃう。
141:「My little fiower」
妹の友人「カンナ」とのお話。
タイトルそのまま、ロリっとした彼女がキュート。
掲載よりも胸を小さくされたそうです。
お好きな方はおめでたう。
ああして、ゲームやってる後ろから揉むのはいいなぁ。
「これでも皆の中では一番…大きいんです」
そう言ってたので、楽しめるのは今のうちですかね。
こちらのお友達らは「宙に浮いたままシリーズ」と違ってほぼ絵だけでしたが。
それでも個性の強さが見え、じっくりお話で読みたく思いました。
157:「いいことしよっ」
スーパーの同僚の年上女性「井上」を誘った「松岡」
店長は色々言っていたものの相性は良く、彼女もヤル気満々だったのでした。
こうした場合、年上な彼女がある程度のブレーキ役になりそうですが。
喰う気たっぷりだった「松岡くん」に、「がっつき過ぎ」とか言われてました。
「井上さん」エロいですよ。
いいスタイルでした。
オチが楽しい。
ちなみに裏表紙は「井上さん」だと思います。
173:「今宵咲く花」
「玉川」・「紀伊」のカップル話。
彼女「玉川さん」から相談されていた、と姉から聞いた「紀伊くん」
花火大会の日、積極的に行動してみたのでした。
彼女も幼い印象ですが、解説によると先の「カンナちゃん」より年上。
ただ、あの雰囲気だと…彼がためらうのも当然。
他に相談するくらいなら、もうちょっと言動なんとかしなさいよ。
小さいコマでしたが、「この恰好恥ずかしいよ…」の絵が好き。
浴衣えっちでした。
成年漫画のお祭り話セオリーと違い、室内です。
※後輩「雲井あかり」
191:「CANDY DROP」
帰宅しようとしていた軽音部の後輩「雲井あかり」
突然の雨に降られた彼女は傘なく、部室まで戻ってきたところ。
同じく雨を避けていた先輩がまだ残って練習していたのでした。
こちらが表題作。
なんだかスマホゲームみたいなタイトルですね。
土砂降りを受け、「あかりさん」の制服は透けてていい感じ。
過ぎないくらいの描写がいいですね。
雷苦手な彼女がくっついてきたのが切っ掛け。
ずいぶんあっさりとした流れでしたが、その理由はオチにて判明します。
なお、今回の↓表紙は「あかりさん」です。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「Hamao」センセでした。
1年8ヶ月ぶりとのことで、若干リリース早まりましたかね。
当ブログでは、初単行本「スイーツスウェット」、「きらきら」と紹介しています。
一般も含めてこちらで4冊目。
今回も高い完成度で楽しめました。
↓表紙もパンチあって、個人的にお気に入り。
(前回みたいな爽やかなのもいいですが)
紹介帯がちょうど良い位置にあり、ははーんとか思いましたが…。
外しても…絵変わらないですね。
てっきり下着脱いでるかと期待しちゃいました。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、学園
・構成 : 短編×12話(うち「宙に浮いたままシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hamao(はまお)」センセの「キャンディドロップ」です。
※左:上司「田中」、右:先輩「山川芳花」
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ短編での構成。
いちおうヒロインが変わる同一世界の漫画が1つあり、連続した2話となっています。
全体で収録12話はショートものなく、単行本ギッチリ。
手に持って読んでいると、重量感があります。
シッカリ読み応えのある仕上がりでした。
個人的には全話に解説が用意されてるのが好き。
(ブログ書く際にも有り難いのです)
ジャンルはラブコメで、だいたいが楽しく甘さのあるストーリー。
年齢・職業も様々用意され、タイトル通りな感じ。
それがため、色々楽しめる反面コレといった統一感がありません。
いちおう変に振り切れた描写はなく、安心して読める1冊だと思います。
しっかりとした線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、濃淡は濃いめ。
描き込みは細かさありますが、しつこくありません。
コッテリ寄りな仕上がりです。
なお、解説には”新しい画作りに挑戦”ということで…。
一部作画の変わってるお話もありました。
単行本で不安定さを感じるほどではないものの、気になる方はいるかもしれません。
どれもお上手で味もあり、センセの幅広さを感じます。
全然違うジャンルでも、問題なさそうですね。
基本的には漫画っぽい可愛らしさあるヒロイン画。
ロリっとした娘から、色っぽい女性までお上手でした。
表情良く、パンチある表現で漫画についても良好。
特にマイナス点はありません。
判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【 収録話 】 12話収録
003:「ひとよだけ」
来月に結婚式を控えていた「誠一」
”独身時代最後の思い出”
ということで、同僚らに誘われて初めて風俗店を訪れたところ。
部屋に来た「ゆうな」は、結婚相手の妹「由乃」だったのでした。
もしかしたら、実際にあるかもしれないエピソード。
ツインテールで制服姿のような「由乃ちゃん」が可愛い。
(※カバー裏にも登場してるので必見)
空いてる子がなくチェンジきできず、またプレイ真っ最中な同僚らとも代わってもらえる雰囲気でなく。
「せっかくなので、どうですか…?」
そう「由乃ちゃん」が誘ったのが切っ掛け。
まぁ、お仕事ですからね。
なんて言い訳もできる状態で、なるほどこうしたカップルの切っ掛けとしては最適な設定。
延長してからが注目。
オチページがまたいいですね。
タイトルはあんなんですが、果たして一度だけで我慢できるかな。
※左:「ゆうな」こと義妹「由乃」、右:玲奈さん
021:「宙に浮いたままの気持ち」
037:「宙に浮いたままのココロ」
こちらの2話は同世界観のエピソード。
友人らには大学生と偽っていた「立花(りっか)」の彼氏は教師の「晃」
彼に気を遣われていたことを不満に感じていた彼女は、友人「玲奈」の意見を取り入れ、学校で迫ってみることとしたのでした。
そんなんが前者「宙に浮いたままの気持ち」
さっぱり終わらせようとした「晃くん」に追撃するような、キスのくだりが好き。
「立花ちゃん」は大人っぽい娘さんですね。
教室えっちに発展していました。
友人3名のキャラが比較的しっかり描かれていたのは、解説によると続きを考えていたためのようでした。
続編「宙に浮いたままのココロ」はその友人3名のうち「玲奈」さんをヒロインとしたお話。
「立花」・「晃」の生えっちを目撃したことで、どうにも興奮が治まらない「玲奈」
ふと身近にいた男子「ハルちゃん」こと従弟「遥」に目をつけたのでした。
彼の言動を見る限り、そう幼いふうでもないようで。
美人なお姉さんの手ほどきで卒業できて、羨ましい限り。
ただ、オチでの台詞とか、その後はなんだか気の毒そうな感じもありました。
覚えたてだから仕方ないって、ガンバレ。
なお、「玲奈さん」はハーフ設定らしく、彼が訪ねて来たのも英語を教えてもらうためでした。
053:「Ticket to ride」
卒業間近で地元を離れることとなっていた主人公。
幼馴染みの女の子に告白したところ、
「遠距離恋愛はちょっと嫌かな」
そうあっさり断られてしまったのです。
傷心の彼がずるずる家に戻ったところ。
今先ほど自分を振った彼女が、えっちをするため訪ねてきていたのでした。
変な娘。
ただ、彼の暴走っぷりもなかなかのもので、こっちも変でしたけどね。
もともとは重い展開だったようですが、このくらいで良かった。
ただ、彼女がなにゆえ心変わりしたのか、いまいち描写不足だと思います。
071:「フライデーナイトフィーバー」
自分のミスでデータを消した「斉藤」
しかし、彼女は育児のため定時で上がると主張したため、「松本」が上司「田中」と共にリカバリーすることとなったのです。
一般えっち系の、ビジネスマンをターゲットとしたような漫画。
そのため、こちらは絵から、雰囲気までガラリと異なる短編となっていました。
残業切っ掛けのくだり。
ぶっちゃけよくある話で、自然と2人に感情移入。
ある程度申し訳なさそうに言われてもイラっとくることなので、あの態度だとハラワタ煮えくり返りますわね。
退社時も笑顔なところが、腹たつ。
ただ、「田中さん」はヤリ手の美人上司というキャラで、あんな女性と2人ならば残業しちゃうかも。
そんな訳で、リアルなオフィス風景な中、「田中さん」の存在だけが非現実(笑)
業務終了後に飲んで、酔っぱらった彼女を介抱しつつのえっち発展。
場所がオフィスでないのも、セオリーでないだけ実際にありそうな感じでした。
単語ブロックされるので書けませんが、えっちでのひとネタがまた楽しい。
087:「まくあいげき」
とあるカップルのゴムに関するお話。
やや重たい空気で、ラブコメちっくな色はありません。
解説によると、姉弟の設定とのこと。
成年漫画ではああしたえっち多く、男性側は軽く考えがちですが。
避妊については、やはり注意すべきことだと思います。
自分でちゃんと責任とるならばいいですが、大変だぞ。
登場1コマ目の「寧々」さんのお尻が好き。
103:「ふゆのけもの」
友人らとスキー旅行に来た面々。
同じ宿の女子グループと仲良くなり、共に滑ることとなったのです。
しかし、間が悪く、うっかり風邪をひいてしまい、独り部屋に寂しく寝ていたところ。
女子グループのうちクールな印象だった「静香」が、看病のたる早めに引き上げてくれたのでした。
お粥を持ってきた1ページ目から…想像もできないくらいのエロ女性。
「あれで肉食系だから…」
とか友人らに言われていたそのまま、自慢だろう胸を用いてガツガツ迫っています。
あんなんだと、いかに風邪であろうと堪らないわね。
ノーブラだったりして、ヤル気満々。
オチでもそんな感じで楽しいです。
果たして彼は満足させ続けることができるかなぁ。
119:「執事とお嬢さまのラブコメディ」
漫画研究部でのゲーム大会で最下位となった「藤村」と「山川芳花」
次回作のため、コスプレデートをすることとなってしまったのでした。
その内容が執事とお嬢さまなんですね。
「殺し屋みたい」
…とか、言われていた「藤村くん」ですが。
「芳花さん」も含めて、よくお似合い。
まー、彼女もスタイルすこぶる良く、ああした服装もまったく違和感ありませんでした。
漫画ですね。
室内撮影のため、ホテル入るのが切っ掛け。
あの場面で、彼女からキスしてくれたのは大きい。
「芳花さん」のが先輩でもあったので。
「先輩らしいなって思って」
のくだりが好き。
解説で時刻の話ありましたが、ああしたの読むと全部チェックしてみたくなっちゃう。
141:「My little fiower」
妹の友人「カンナ」とのお話。
タイトルそのまま、ロリっとした彼女がキュート。
掲載よりも胸を小さくされたそうです。
お好きな方はおめでたう。
ああして、ゲームやってる後ろから揉むのはいいなぁ。
「これでも皆の中では一番…大きいんです」
そう言ってたので、楽しめるのは今のうちですかね。
こちらのお友達らは「宙に浮いたままシリーズ」と違ってほぼ絵だけでしたが。
それでも個性の強さが見え、じっくりお話で読みたく思いました。
157:「いいことしよっ」
スーパーの同僚の年上女性「井上」を誘った「松岡」
店長は色々言っていたものの相性は良く、彼女もヤル気満々だったのでした。
こうした場合、年上な彼女がある程度のブレーキ役になりそうですが。
喰う気たっぷりだった「松岡くん」に、「がっつき過ぎ」とか言われてました。
「井上さん」エロいですよ。
いいスタイルでした。
オチが楽しい。
ちなみに裏表紙は「井上さん」だと思います。
173:「今宵咲く花」
「玉川」・「紀伊」のカップル話。
彼女「玉川さん」から相談されていた、と姉から聞いた「紀伊くん」
花火大会の日、積極的に行動してみたのでした。
彼女も幼い印象ですが、解説によると先の「カンナちゃん」より年上。
ただ、あの雰囲気だと…彼がためらうのも当然。
他に相談するくらいなら、もうちょっと言動なんとかしなさいよ。
小さいコマでしたが、「この恰好恥ずかしいよ…」の絵が好き。
浴衣えっちでした。
成年漫画のお祭り話セオリーと違い、室内です。
※後輩「雲井あかり」
191:「CANDY DROP」
帰宅しようとしていた軽音部の後輩「雲井あかり」
突然の雨に降られた彼女は傘なく、部室まで戻ってきたところ。
同じく雨を避けていた先輩がまだ残って練習していたのでした。
こちらが表題作。
なんだかスマホゲームみたいなタイトルですね。
土砂降りを受け、「あかりさん」の制服は透けてていい感じ。
過ぎないくらいの描写がいいですね。
雷苦手な彼女がくっついてきたのが切っ掛け。
ずいぶんあっさりとした流れでしたが、その理由はオチにて判明します。
なお、今回の↓表紙は「あかりさん」です。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「Hamao」センセでした。
1年8ヶ月ぶりとのことで、若干リリース早まりましたかね。
当ブログでは、初単行本「スイーツスウェット」、「きらきら」と紹介しています。
一般も含めてこちらで4冊目。
今回も高い完成度で楽しめました。
↓表紙もパンチあって、個人的にお気に入り。
(前回みたいな爽やかなのもいいですが)
紹介帯がちょうど良い位置にあり、ははーんとか思いましたが…。
外しても…絵変わらないですね。
てっきり下着脱いでるかと期待しちゃいました。
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■彼女へクラスチェンジ!~女になって恋して~ (安冶ぽん太郎)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] TS(TransSexual、性転換)、ファンタジー、ラブコメ
・構成 : カラー(8P)、短編×9話。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「安冶ぽん太郎(あじぽんたろう)」センセの「彼女へクラスチェンジ!~女になって恋して~」です。
※勇者「アシュリー」
【 構成・絵柄 】
収録はいちおう全て短編。
TS(トランスセクシュアル)、いわゆる性別反転な漫画群となっています。
収録のうち7話はそっち系で、ショートの1話以外は大きく分けて3タイプ。
現代劇、ファンタジー、なりきり皮(←説明は後で)と、それぞれ2話づつ収録されています。
詳細は後述しますね。
ほか2話は普通のラブコメでした。
ジャンル的に人を選ぶので、それが許容できるかどうか。
お話としてはスタンダードなものから、特殊なものまで色々取り揃えられていて。
楽しめることと思います。
ブラック要素なく、妙なプレイも(いちおう)見られず、読み易く仕上がった1冊です。
太めでしっかりとした線での作画。
やや白比率あり、全体の色づきはそれなり。
線と同じく濃淡は濃いめで、どちらかと言うと描き込みも細かめ。
大中小のコマ割りは変化大きく、はみ出し・ぶち抜きとか複雑。
ファンタジーなジャンルも手伝ってか、コッテリとした仕上がりです。
良く言えばパンチある原稿と言えるでしょう。
具体的にどうと言いづらいのですが。
その賑やかさがためか、コマ・その中での配置が気になり…。
目で台詞を探してしまうような箇所が多くありました。
漫画の世界に集中し切れない感覚です。
背丈があり、漫画っぽさとリアルっぽさのある人物絵。
ヒロイン的にはお姉さん系ですかね。
キャラの表情が巧く、嫌な癖は感じられず。
先のパンチ力がため、勢いで読める仕上がりでした。
カラーはまとまり良く、やや雰囲気が異なるので。
判断については、紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
005:「憑依DOLL」 カラー原稿
カラー原稿6ページのショートもの。
人形へ命を吹き込む人形師。
実際には人形師である彼が人形へ憑依することで、それが人そのものへと変化していたのでした。
フランス人形みたいな「リゼット」に憑依してのえっち展開。
意識は男のままで、ああした事を生業にできるくらいに数こなしているのは凄い。
ちなみに、ブログ書く際に”フランス人形”を検索しましたが…。
どうにも恐怖のが勝ってしまいます。
011:「女になって恋して」
031:「反転攻勢!不良と女の僕」
こちら2話は現代劇なエピソード。
前者は突発性性異常という一種の病気がため、後者は裏サイトで購入した薬「筋肉マッスル君1号」との相性が悪かったことによる作用という切っ掛けでした。
病気で徐々に女となっていく「純」
親友「洋平」との関係も、それによってお互い変化していくのでした。
そんなんが「女になって恋して」
友情が愛情に変化する、みたいなよく見られるパターン。
まぁ、1ページ目と4ページ目の同じ「純くん」は、見た目にほぼ別人で。
どれくらいの期間であーなったか知りませんが、「洋平くん」の意識変わるのが自然。
また「純くん」には姉がおり、展開を見る限りでは色々暗躍していたのでは、と想像されます。
※左:純、右:真柴
いわゆる不良の「園村」にいつもやりこまれていた、地味でガリ勉な「真柴」
抵抗を決めたその日、筋肉増強剤でのパワーアップを考えたんですが…体質に合わず、女性になってしまったのでした。
「反転攻勢!不良と女の僕」はそうした導入部。
「真柴くん」には妹がおり、またそもそも彼が勉強家であったため、日増しに女性っぽく変化していくという流れ。
女子も色々と教えてくれたそうです。
確かに女性のがそうしたのに寛容かも(たぶん)
見かけによらず不良「園村くん」は初心な男子で女性慣れしておらず、今までのうっぷんを晴らす意味で過剰なスキンシップを取っていたところ~という流れ。
ラブコメっぽく、お話的にはコレが最も好き。
ただ、えっちへの流れは、やはり「真柴くん」からでない方が良かった気もしました。
スクール水着がいいですね。
051:「彼女へクラスチェンジ!」
071:「女体化!トラップ!?遺跡にご用心」
こちら2話はファンタジーもの。
それがため、なんでもアリです(笑)
いちおう前者は女性化のリング、後者は女性転換の術式が切っ掛けです。
リングで女性になってしまうのは、勇者「アシュリー」
同行者「エルマー」は実は魔王そのもので。
それによって、勇者たる彼を完全に無力化してしまうのでした。
結構ドキドキな展開。
普通ならば11ページ後は魔物らに下げ渡されたりして。
いわゆるハード系な成年漫画となりそうなのですが…。
こちらの場合、そもそも長い間共に旅をしていた間柄であるためか。
魔王の「エルマー」も特になんらかの行動は起こさず、また女性となってしまった「アシュリー」もそう違和感はないようで、彼との旅をラブラブ楽しんでいます。
ただ、まさかオチがあんなものになるとは、冒頭で想像できませんでした。
術式で女性にされてしまうのは、風の精霊「フェル」を相棒とした盗賊「ドナ」
捕獲任務を受けた騎士団員「エミール」が遺跡へ向かうと、そこには魔物に襲われる女性がいたのです。
「キルタイムコミニュケーション」さんではお馴染み、触手えっちでした。
やっぱり1話くらいはこの手のネタなければ(笑)
騎士「エミール」は噂通りの実力で、あっさり撃退するんですが。
魔物の淫毒がため、助けられた「ドナ」は彼にもえっち仕掛けるのでした。
本人も言ってましたが、女性の「ドナ」は美形でいい感じ。
オチでもしたたかに立ち回っておりました。
精霊「フェル」が楽しく、なかなか良いパーティですね。
091:「アニ☆コイ」
111:「なりきり皮ホテル」
タイトルも舞台も異なるこの2話ですが。
どちらも”女性キャラになりきれるキグルミ”を切っ掛けとしたネタとなっています。
なぜかその皮を着ることで、声は無論のこと、触感から何から完璧に女性へ変化してしまうのでした。
いままでのTSモノと明らかに違うのは、まさしく外見だけのことで男性のままである点。
(※人形師の冒頭話もコッチ系かな)
もの凄いモノですわね。
公式のソレは当然ながら制約があるようなので。
前者「アニ☆コイ」では大手同人サークル制作の皮、後者「なりきり皮ホテル」では製造業者の横流しで、ラブホに提供された~という設定になっていました。
魔法少女「リリン」の姿となった兄「翔太」に気付かず、その弟「九条正樹」がえっち仕掛けるという「アニ☆コイ」
服の着脱自由(というか、そもそも全裸で届いてる)なので、街中の性別が訳分からない、外観があてにならない、恐ろしい状態になりそう。
実際、直接繋がるまで(というかそうなっても)、「正樹くん」は気付きませんでした。
オチはあんな感じでしだ、それでいいのか。
エロ目的に皮を使いたい男子2人が、裏にて提供しているラブホへ行くという「なりきり皮ホテル」
前者と違い、こちらは男が着ていると分かった上での行為です。
これまた凄い事。
ただ、いざその場面になるとさすがに抵抗感あるらしく、備え付けの”なりきりモード”を利用しておりました。
ああして至れり尽くせりなホテルが、また恐ろしい。
オチの展開も凄まじいですね…。
”なりきり皮”という発想は非常に面白いんですが、個人的にどうにもダメ。
※左:女艦長「アヤメ・キサラギ」、右:「雪緒」
127:「あの夏からの恋唄」
147:「優しい香り」
これら2話は掲載誌も異なり、普通の男女えっちな漫画となっています。
前者「あの夏からの恋唄」は、「雪緒」とは昔馴染みで兄の友人「久蔵」と久しぶりに再会したエピソード。
通り雨に感謝ですね。
そのお陰でぱっと2人きりになれたがため、お互い素直になれたのでしょう。
オチでのお兄ちゃんが楽しい。
後者「優しい香り」は学園ではオシャレかつ華やかで、女子の中心的存在な「篠崎伊織」
そんな彼女が、妹・弟らと接する自然な姿を見た「青柳」は、気になる存在になっていたのでした。
ああしたギャップ見せられたら、男性陣はイチコロですわね。
弁当作ってもらったりしてましたが、またそれが下手でないのが凄い。
漫画では、「篠崎さん」も少し気になっていた設定でしたが、その部分なくても良かったかな。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「安冶ぽん太郎」センセでした。
なるほど、そう読ませるんですねー。
わはは。
こちらがたぶん2冊目の単行本。
店頭では、↓表紙の青の背景が爽やかで目に止まり。
初見の方でもあり、どうしようか迷ったんですが。
最終的には、紹介帯の右2つのカット絵に釣り上げられました。
ああした絵お上手ですね。
ただ、それだけに。
カバー絵が中扉とかもくじとか、使いまわされていたのはどうにも残念でした。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] TS(TransSexual、性転換)、ファンタジー、ラブコメ
・構成 : カラー(8P)、短編×9話。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「安冶ぽん太郎(あじぽんたろう)」センセの「彼女へクラスチェンジ!~女になって恋して~」です。
※勇者「アシュリー」
【 構成・絵柄 】
収録はいちおう全て短編。
TS(トランスセクシュアル)、いわゆる性別反転な漫画群となっています。
収録のうち7話はそっち系で、ショートの1話以外は大きく分けて3タイプ。
現代劇、ファンタジー、なりきり皮(←説明は後で)と、それぞれ2話づつ収録されています。
詳細は後述しますね。
ほか2話は普通のラブコメでした。
ジャンル的に人を選ぶので、それが許容できるかどうか。
お話としてはスタンダードなものから、特殊なものまで色々取り揃えられていて。
楽しめることと思います。
ブラック要素なく、妙なプレイも(いちおう)見られず、読み易く仕上がった1冊です。
太めでしっかりとした線での作画。
やや白比率あり、全体の色づきはそれなり。
線と同じく濃淡は濃いめで、どちらかと言うと描き込みも細かめ。
大中小のコマ割りは変化大きく、はみ出し・ぶち抜きとか複雑。
ファンタジーなジャンルも手伝ってか、コッテリとした仕上がりです。
良く言えばパンチある原稿と言えるでしょう。
具体的にどうと言いづらいのですが。
その賑やかさがためか、コマ・その中での配置が気になり…。
目で台詞を探してしまうような箇所が多くありました。
漫画の世界に集中し切れない感覚です。
背丈があり、漫画っぽさとリアルっぽさのある人物絵。
ヒロイン的にはお姉さん系ですかね。
キャラの表情が巧く、嫌な癖は感じられず。
先のパンチ力がため、勢いで読める仕上がりでした。
カラーはまとまり良く、やや雰囲気が異なるので。
判断については、紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
005:「憑依DOLL」 カラー原稿
カラー原稿6ページのショートもの。
人形へ命を吹き込む人形師。
実際には人形師である彼が人形へ憑依することで、それが人そのものへと変化していたのでした。
フランス人形みたいな「リゼット」に憑依してのえっち展開。
意識は男のままで、ああした事を生業にできるくらいに数こなしているのは凄い。
ちなみに、ブログ書く際に”フランス人形”を検索しましたが…。
どうにも恐怖のが勝ってしまいます。
011:「女になって恋して」
031:「反転攻勢!不良と女の僕」
こちら2話は現代劇なエピソード。
前者は突発性性異常という一種の病気がため、後者は裏サイトで購入した薬「筋肉マッスル君1号」との相性が悪かったことによる作用という切っ掛けでした。
病気で徐々に女となっていく「純」
親友「洋平」との関係も、それによってお互い変化していくのでした。
そんなんが「女になって恋して」
友情が愛情に変化する、みたいなよく見られるパターン。
まぁ、1ページ目と4ページ目の同じ「純くん」は、見た目にほぼ別人で。
どれくらいの期間であーなったか知りませんが、「洋平くん」の意識変わるのが自然。
また「純くん」には姉がおり、展開を見る限りでは色々暗躍していたのでは、と想像されます。
※左:純、右:真柴
いわゆる不良の「園村」にいつもやりこまれていた、地味でガリ勉な「真柴」
抵抗を決めたその日、筋肉増強剤でのパワーアップを考えたんですが…体質に合わず、女性になってしまったのでした。
「反転攻勢!不良と女の僕」はそうした導入部。
「真柴くん」には妹がおり、またそもそも彼が勉強家であったため、日増しに女性っぽく変化していくという流れ。
女子も色々と教えてくれたそうです。
確かに女性のがそうしたのに寛容かも(たぶん)
見かけによらず不良「園村くん」は初心な男子で女性慣れしておらず、今までのうっぷんを晴らす意味で過剰なスキンシップを取っていたところ~という流れ。
ラブコメっぽく、お話的にはコレが最も好き。
ただ、えっちへの流れは、やはり「真柴くん」からでない方が良かった気もしました。
スクール水着がいいですね。
051:「彼女へクラスチェンジ!」
071:「女体化!トラップ!?遺跡にご用心」
こちら2話はファンタジーもの。
それがため、なんでもアリです(笑)
いちおう前者は女性化のリング、後者は女性転換の術式が切っ掛けです。
リングで女性になってしまうのは、勇者「アシュリー」
同行者「エルマー」は実は魔王そのもので。
それによって、勇者たる彼を完全に無力化してしまうのでした。
結構ドキドキな展開。
普通ならば11ページ後は魔物らに下げ渡されたりして。
いわゆるハード系な成年漫画となりそうなのですが…。
こちらの場合、そもそも長い間共に旅をしていた間柄であるためか。
魔王の「エルマー」も特になんらかの行動は起こさず、また女性となってしまった「アシュリー」もそう違和感はないようで、彼との旅をラブラブ楽しんでいます。
ただ、まさかオチがあんなものになるとは、冒頭で想像できませんでした。
術式で女性にされてしまうのは、風の精霊「フェル」を相棒とした盗賊「ドナ」
捕獲任務を受けた騎士団員「エミール」が遺跡へ向かうと、そこには魔物に襲われる女性がいたのです。
「キルタイムコミニュケーション」さんではお馴染み、触手えっちでした。
やっぱり1話くらいはこの手のネタなければ(笑)
騎士「エミール」は噂通りの実力で、あっさり撃退するんですが。
魔物の淫毒がため、助けられた「ドナ」は彼にもえっち仕掛けるのでした。
本人も言ってましたが、女性の「ドナ」は美形でいい感じ。
オチでもしたたかに立ち回っておりました。
精霊「フェル」が楽しく、なかなか良いパーティですね。
091:「アニ☆コイ」
111:「なりきり皮ホテル」
タイトルも舞台も異なるこの2話ですが。
どちらも”女性キャラになりきれるキグルミ”を切っ掛けとしたネタとなっています。
なぜかその皮を着ることで、声は無論のこと、触感から何から完璧に女性へ変化してしまうのでした。
いままでのTSモノと明らかに違うのは、まさしく外見だけのことで男性のままである点。
(※人形師の冒頭話もコッチ系かな)
もの凄いモノですわね。
公式のソレは当然ながら制約があるようなので。
前者「アニ☆コイ」では大手同人サークル制作の皮、後者「なりきり皮ホテル」では製造業者の横流しで、ラブホに提供された~という設定になっていました。
魔法少女「リリン」の姿となった兄「翔太」に気付かず、その弟「九条正樹」がえっち仕掛けるという「アニ☆コイ」
服の着脱自由(というか、そもそも全裸で届いてる)なので、街中の性別が訳分からない、外観があてにならない、恐ろしい状態になりそう。
実際、直接繋がるまで(というかそうなっても)、「正樹くん」は気付きませんでした。
オチはあんな感じでしだ、それでいいのか。
エロ目的に皮を使いたい男子2人が、裏にて提供しているラブホへ行くという「なりきり皮ホテル」
前者と違い、こちらは男が着ていると分かった上での行為です。
これまた凄い事。
ただ、いざその場面になるとさすがに抵抗感あるらしく、備え付けの”なりきりモード”を利用しておりました。
ああして至れり尽くせりなホテルが、また恐ろしい。
オチの展開も凄まじいですね…。
”なりきり皮”という発想は非常に面白いんですが、個人的にどうにもダメ。
※左:女艦長「アヤメ・キサラギ」、右:「雪緒」
127:「あの夏からの恋唄」
147:「優しい香り」
これら2話は掲載誌も異なり、普通の男女えっちな漫画となっています。
前者「あの夏からの恋唄」は、「雪緒」とは昔馴染みで兄の友人「久蔵」と久しぶりに再会したエピソード。
通り雨に感謝ですね。
そのお陰でぱっと2人きりになれたがため、お互い素直になれたのでしょう。
オチでのお兄ちゃんが楽しい。
後者「優しい香り」は学園ではオシャレかつ華やかで、女子の中心的存在な「篠崎伊織」
そんな彼女が、妹・弟らと接する自然な姿を見た「青柳」は、気になる存在になっていたのでした。
ああしたギャップ見せられたら、男性陣はイチコロですわね。
弁当作ってもらったりしてましたが、またそれが下手でないのが凄い。
漫画では、「篠崎さん」も少し気になっていた設定でしたが、その部分なくても良かったかな。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「安冶ぽん太郎」センセでした。
なるほど、そう読ませるんですねー。
わはは。
こちらがたぶん2冊目の単行本。
店頭では、↓表紙の青の背景が爽やかで目に止まり。
初見の方でもあり、どうしようか迷ったんですが。
最終的には、紹介帯の右2つのカット絵に釣り上げられました。
ああした絵お上手ですね。
ただ、それだけに。
カバー絵が中扉とかもくじとか、使いまわされていたのはどうにも残念でした。
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