■あの夜のささやきが。 (艶々)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 熟女、単独プレイ
・構成 : 10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき・予告カットに見るミドリさん、プロローグページ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「あの夜のささやきが。」です。
※「かわせみ」の女将「翠」
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画。
あちこちに描かれているとおり、「はだかのくすりゆび」の続編です。
確かに後日談なんですが、前回のキャラとかなんとかはごく少なく。
前シリーズを知らぬまま読んでも、おそらく大丈夫だと思います。
いちおう、簡単なものでしたが冒頭にはプロローグもありました。
無論、読んでいる方にはヒロイン「翠さん」の心情がより伝わり易く、より深く楽しめるものとなっています。
単行本は3つのチャプターで10話ほど。
合計248ページほどあってやや厚めなため、読み応えも抜群。
先の3巻分も含めると、かなりの量になります。
ぜひ、この濃厚なストーリーを堪能ください。
強めな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡は強め。
背景がしっかり描かれていることもあってか、やや暗めな印象。
なんとなく、程度ですが。
描き込みはだいたい適度なくらいだと思います。
成年漫画ばかり見てきているためかもしれませんが、コマ内への収まり良く。
ページ端とかコマ枠間の間もしっかり。
見辛くはありません。
前述したように背景は見事で、小物なども優れています。
人物絵とも合って、良いバランスでした。
多少癖はありますが、そう嫌なものではないでしょう。
判断については、白黒とはやや異なりますが↓表紙で問題ありません。
【 収録話 】 10話収録
小さな店「かわせみ」の女将「翠」
オープンから3年ほどになっていた彼女は美人として知られていましたが、
“どこぞのシスターか尼さんかいうくらい面白味ない”
という評判で、カタブツだと言われていたのでした。
かなり大雑把ですが、そんなオープニング。
そんな訳で、訳あり熟女「翠さん」の後日談。
前回から雰囲気変わったなー、って思いつつ見ていましたが。
読み返しました。
そうか、髪の毛が長いんだ。
各話の扉絵ではタバコを吸う姿が描かれてたりして、すっかり夜の女性という感じ。
服装も↓表紙のようなラフなもの多く、そのあたりも関係してるのかな。
そうした設定なため、前回のポイントであった貞淑な人妻が色欲に溺れていく~みたいな要素がありません。
後日談だから当然かもしれませんが、好き嫌いはあるかも。
微妙なジャンル違いには注意。
裏表紙にも書かれていた、“過去を贖罪”するため生きる彼女のその後がどうなっていくのか、楽しめるようになってます。
なお、↑上の属性部分に「単独プレイ」と書いたのは、そうした事情がため。
ぶっちゃけ、漫画えっちシーン大半は他のキャラか、彼女の単独行為になっていて。
本能・理性が激しくぶつかる、じれったさ、もどかしさみたいなものが堪能できました。
※明菜ちゃん
007:Chapter.1 (4話)
ここは設定紹介と切っ掛け話ですね。
綺麗だが真面目だと言われている「翠さん」
もともとそうした方でしたもんね。
ただ、そうしたマジメさがため、道を外れだすと止まらなくなっちゃうのかな。
ほら、巨額横領した犯人の招待が真面目で小心者~みたいな感じよ。
えっち要員は、店で共に働くバイト「明菜」ちゃん。
若くて愛想しい彼女。
冒頭に路地でしていた彼氏がいるんですが。
「翠さん」はその後、衝撃の光景を目にすることとなるのでした。
……しかし…よくえっち場面に遭遇するなぁ(笑)
そうしたこと封印しているがためかな。
あるいは、目撃しただけならば、まだそのままの生活をできたかもしれませんが…やっぱり接触してしまうと違うか。
プロローグ部分は置いといて、47ページでようやく拝めた「翠さん」の全裸に注目。
ややたゆんとしていつつも、むちむちっとしたスタイルはとにかくエロい。
まー、あの身体は持て余すでしょうねぇー。
とある理由で、荒れる「明菜ちゃん」に掛けた最後の台詞がやたら重いので必見。
騒がしかった周囲がひと段落したものの、「翠さん」には明らかな変化があったのでした。
105:Chapter.2 (3話)
そんな訳で、店でわたわたあった続き。
前話オチ部分の客とのやり取りがいいですね。
やっぱり女性はそうしたものなのでしょう。
今回の冒頭は「翠さん」の単独プレイ。
3、4年ぶり?
そんな事を言っていたソレが日常になりつつあったころ。
チェロを片手に旅をする青年「尾田」と出会うのでした。
夜のお店に偶然顔を出したことで、再会する2人。
人懐っこい彼と世話好き「翠さん」がため、妙な縁ができてしまうのでした。
「どうかしてる」
というコマに注目。
こりゃ、ヤバい。
シャワーシーンでの「翠さん」がまたポイントですかね。
やっぱり人間は五感あるもの。
こちらの後半では、「尾田くん」のまた別の一面を垣間見ることとなるんですが。
ううむ、やっぱり遭遇するんだよなぁ(笑)
※翠さん
175:Chapter.3 (3話)
さて、ついに最終章です。
とある切っ掛けで、同じ屋根の下となる2人。
いちおう前章までは、旅する青年と親切にしてくれたお姉さん、という関係なまま。
2人の部屋を俯瞰で見たコマがいいですね。
お客隣ですよ、「翠さん」
(まぁ、隣だからとも言えるんでしょうけど)
ただ、本人も言っていたそのまま、なかなか前進できないんですね。
そうした2人が、「翠さん」がなにゆえ関係するに至るのか、ぜひ単行本でご確認ください。
勿体ないので、こんなブログでは書けません。
なかなかドラマチックな場面になってましたよー。
あれは背景にも力を入れていたがため、という素晴らしいシーンでした。
まぁ、「翠さん」はよく頑張ったと思います。
前巻とはまた違ったテイストのオチをお楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度お馴染み「艶々」センセでした。
いままで紹介してきた漫画は↓下にずらりと並んでおりますので、気になるものがあればちらとでも見て頂ければ幸いです。
しかし…結構取り上げましたね。
センセがそれだけ描かれてるのか。
今回も良かったです。
ふと、「日本文芸社」さんのサイトをみたところ。
“映画化もされた『はだかのくすりゆび』の後日譚とも言える作品”
という文言がありました。
…映画化!?
検索して見つけました。
はー。
ちなみに、娘役は「七海なな」さんでしたよー。
ちょっと見てみたいかも。
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」(一般)
えっちで解決、な巫女さんラブコメ。全2巻。
「たとえば母が」 「6巻[完結]」(一般)
母「緑川美晴さん」とのアレコレを描いた傑作。全6巻。
「となりのとなりのお姉さん」(一般)
お隣の色っぽいお姉さん、高校教師なお姉さんというWヒロインモノ。全2巻。
「久枝さんの背徳日記」
ちらほら描かれていた「久枝さん」シリーズと短編を収録。
「ボクノアイジン[限定版]」
母親・教師が2人づつ登場。限定版はCDドラマつき。
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
姉「我妻綾子」さんとの近親モノ。実姉で人妻です。
「はだかのくすりゆび」(一般)
着物姿も素敵な人妻「戸田翠」の不倫長編。全3巻。
「家政婦のミツコさん」(一般)
旦那の借金を返済する人妻「満子さん」のメイド・コメディー。全2巻。
「はたらく人妻さん」(一般)
オムニバスの人妻・職業えっちな表題作と中編を収録。
「密やかに熟れる花」(一般)
閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
「ものかげのイリス」(一般)
インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
「三日月がわらってる」(一般)
小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
「ひるがお」(一般)
老舗旅館でのアレコレ。1巻で主人公は人の行為を見ているだけ、というのがポイント。
「たとえば母がExtra 黒」(成年)
「たとえば母が」のサイドストーリー。赤・黒と2冊発売されたうちの1冊。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 熟女、単独プレイ
・構成 : 10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき・予告カットに見るミドリさん、プロローグページ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「あの夜のささやきが。」です。
※「かわせみ」の女将「翠」
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画。
あちこちに描かれているとおり、「はだかのくすりゆび」の続編です。
確かに後日談なんですが、前回のキャラとかなんとかはごく少なく。
前シリーズを知らぬまま読んでも、おそらく大丈夫だと思います。
いちおう、簡単なものでしたが冒頭にはプロローグもありました。
無論、読んでいる方にはヒロイン「翠さん」の心情がより伝わり易く、より深く楽しめるものとなっています。
単行本は3つのチャプターで10話ほど。
合計248ページほどあってやや厚めなため、読み応えも抜群。
先の3巻分も含めると、かなりの量になります。
ぜひ、この濃厚なストーリーを堪能ください。
強めな線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、濃淡は強め。
背景がしっかり描かれていることもあってか、やや暗めな印象。
なんとなく、程度ですが。
描き込みはだいたい適度なくらいだと思います。
成年漫画ばかり見てきているためかもしれませんが、コマ内への収まり良く。
ページ端とかコマ枠間の間もしっかり。
見辛くはありません。
前述したように背景は見事で、小物なども優れています。
人物絵とも合って、良いバランスでした。
多少癖はありますが、そう嫌なものではないでしょう。
判断については、白黒とはやや異なりますが↓表紙で問題ありません。
【 収録話 】 10話収録
小さな店「かわせみ」の女将「翠」
オープンから3年ほどになっていた彼女は美人として知られていましたが、
“どこぞのシスターか尼さんかいうくらい面白味ない”
という評判で、カタブツだと言われていたのでした。
かなり大雑把ですが、そんなオープニング。
そんな訳で、訳あり熟女「翠さん」の後日談。
前回から雰囲気変わったなー、って思いつつ見ていましたが。
読み返しました。
そうか、髪の毛が長いんだ。
各話の扉絵ではタバコを吸う姿が描かれてたりして、すっかり夜の女性という感じ。
服装も↓表紙のようなラフなもの多く、そのあたりも関係してるのかな。
そうした設定なため、前回のポイントであった貞淑な人妻が色欲に溺れていく~みたいな要素がありません。
後日談だから当然かもしれませんが、好き嫌いはあるかも。
微妙なジャンル違いには注意。
裏表紙にも書かれていた、“過去を贖罪”するため生きる彼女のその後がどうなっていくのか、楽しめるようになってます。
なお、↑上の属性部分に「単独プレイ」と書いたのは、そうした事情がため。
ぶっちゃけ、漫画えっちシーン大半は他のキャラか、彼女の単独行為になっていて。
本能・理性が激しくぶつかる、じれったさ、もどかしさみたいなものが堪能できました。
※明菜ちゃん
007:Chapter.1 (4話)
ここは設定紹介と切っ掛け話ですね。
綺麗だが真面目だと言われている「翠さん」
もともとそうした方でしたもんね。
ただ、そうしたマジメさがため、道を外れだすと止まらなくなっちゃうのかな。
ほら、巨額横領した犯人の招待が真面目で小心者~みたいな感じよ。
えっち要員は、店で共に働くバイト「明菜」ちゃん。
若くて愛想しい彼女。
冒頭に路地でしていた彼氏がいるんですが。
「翠さん」はその後、衝撃の光景を目にすることとなるのでした。
……しかし…よくえっち場面に遭遇するなぁ(笑)
そうしたこと封印しているがためかな。
あるいは、目撃しただけならば、まだそのままの生活をできたかもしれませんが…やっぱり接触してしまうと違うか。
プロローグ部分は置いといて、47ページでようやく拝めた「翠さん」の全裸に注目。
ややたゆんとしていつつも、むちむちっとしたスタイルはとにかくエロい。
まー、あの身体は持て余すでしょうねぇー。
とある理由で、荒れる「明菜ちゃん」に掛けた最後の台詞がやたら重いので必見。
騒がしかった周囲がひと段落したものの、「翠さん」には明らかな変化があったのでした。
105:Chapter.2 (3話)
そんな訳で、店でわたわたあった続き。
前話オチ部分の客とのやり取りがいいですね。
やっぱり女性はそうしたものなのでしょう。
今回の冒頭は「翠さん」の単独プレイ。
3、4年ぶり?
そんな事を言っていたソレが日常になりつつあったころ。
チェロを片手に旅をする青年「尾田」と出会うのでした。
夜のお店に偶然顔を出したことで、再会する2人。
人懐っこい彼と世話好き「翠さん」がため、妙な縁ができてしまうのでした。
「どうかしてる」
というコマに注目。
こりゃ、ヤバい。
シャワーシーンでの「翠さん」がまたポイントですかね。
やっぱり人間は五感あるもの。
こちらの後半では、「尾田くん」のまた別の一面を垣間見ることとなるんですが。
ううむ、やっぱり遭遇するんだよなぁ(笑)
※翠さん
175:Chapter.3 (3話)
さて、ついに最終章です。
とある切っ掛けで、同じ屋根の下となる2人。
いちおう前章までは、旅する青年と親切にしてくれたお姉さん、という関係なまま。
2人の部屋を俯瞰で見たコマがいいですね。
お客隣ですよ、「翠さん」
(まぁ、隣だからとも言えるんでしょうけど)
ただ、本人も言っていたそのまま、なかなか前進できないんですね。
そうした2人が、「翠さん」がなにゆえ関係するに至るのか、ぜひ単行本でご確認ください。
勿体ないので、こんなブログでは書けません。
なかなかドラマチックな場面になってましたよー。
あれは背景にも力を入れていたがため、という素晴らしいシーンでした。
まぁ、「翠さん」はよく頑張ったと思います。
前巻とはまた違ったテイストのオチをお楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度お馴染み「艶々」センセでした。
いままで紹介してきた漫画は↓下にずらりと並んでおりますので、気になるものがあればちらとでも見て頂ければ幸いです。
しかし…結構取り上げましたね。
センセがそれだけ描かれてるのか。
今回も良かったです。
ふと、「日本文芸社」さんのサイトをみたところ。
“映画化もされた『はだかのくすりゆび』の後日譚とも言える作品”
という文言がありました。
…映画化!?
検索して見つけました。
はー。
ちなみに、娘役は「七海なな」さんでしたよー。
ちょっと見てみたいかも。
あの夜のささやきが。 (ニチブンコミックス) (2015/02/28) 艶々 商品詳細を見る |
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「はたらく人妻さん」(一般)
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「密やかに熟れる花」(一般)
閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
「ものかげのイリス」(一般)
インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
「三日月がわらってる」(一般)
小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
「ひるがお」(一般)
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