■狂獄村の少女 (ノレソレ)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 村、サスペンス
・構成 : 初単行本、1話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ノレソレ」センセの「狂獄村の少女 ~シロイノイッパイダシテ…~」です。
※ユナちゃん
【 構成・絵柄 】
こちらは1冊まるまるの長編。
電子コミックだった様子です。
収録に●話みたいな細かい区切りなく、ずらーっと描かれていました。
そう、この本はページ番号がないんですね。
もくじには、178ページが「あとがき漫画」とか書かれていたものの、それらしきものはなく。
そもそも、どこが178ページかすら分かりません。
しんどいながらも、なんとなく数えたところでは。
たぶん、その後のキャラクターらが描かれた2ページかな。
センセの言葉などもなく、個人的にはちと残念でした。
どんな感じにこの漫画描かれたか、聞きたかったんですけどね。
閉鎖されたような村で繰り広げられる”異常な日常”というところ。
どんよりとした暗さと、じわじわっとした苦しさのある、サスペンス話ですかね。
↓表紙から期待されるような、ノスタルジーなえっち漫画ではないです。
青春っぽい青臭さもありますが、基本的にはブラックに傾いていくので。
重苦しいストーリーがどのような結末を迎えるのか、ドキドキ読み進めるのが良いしょう。
素朴な作画で独特なタッチ
お上手ではあるんですが、かなり癖が強いタイプ。
今風な可愛らしいものではないため、人を選ぶと思います。
ある程度のリアルさあるため、ちょっとした崩れが目立つ損な作画。
全体のバランスも微妙でした。
背景は写実的で雰囲気たっぷり。
今回漫画とはいい相性だったと思います。
これが非常に良いため、なんだか人物が浮いているような感じ。
写真取り込みをしてるのかな、というくらい。
コマ割りは細かいものの、収まりは良く。
画面暗めでしたが、枠間もしっかりあって見辛さはありません。
回想シーンの縁取りされたようなコマが特徴的。
淡々と進むような漫画のテンポや、ちょっとした間にも独特な雰囲気がありました。
作画の好みはあるかもしれませんけど、漫画には引っ掛かるところもなく、良いと思います。
ちょっと小さくて見辛いかもしれませんが、判断には紹介帯裏面がいいでしょう。
【 収録話 】 1話収録
母子家庭な「戸松悠太」はとある問題を起こし。
母ともどもこの村へと引っ越してきました。
隣に住んでいた「藤代誠司」は、18歳になるという娘「ユナ」と2人暮らし。
”内面は年齢に全然追いついていない”
”昔から意味わかんない”
そんな彼女に、学校からの帰宅時に会った「悠太」
その出会いから、純粋無垢な笑顔の裏にある秘密を知ることとなるのでした。
大雑把にはそんな感じ。
※学級委員「ミサキさん」
とある小さな村での長編ですね。
しっかりとしたストーリーがあり、当然ながらこのお話がどう転がっていくのかが見どころ。
そんな訳で、今回はお話を追いかけられないので、ざっと主要人物について述べます。
何か書くと、即ネタバレになってしまいそうで、実にやり辛いです(笑)
なんだか奥歯にモノ挟まったような文面になっていて読みにくいと思いますが、どうかご了承頂ければ。
主人公「悠太くん」は訳ありな高校生。
事実は異なるものの結果として事件になっていました。
それがため、「誠司」などから弱味として付け込まれてしまうのです。
また、「ユナちゃん」に傾倒していく要因でもありますね。」
そのヒロイン「ユナちゃん」は知的障害のある女の子。
といっても18歳なので、「悠太くん」より年上なのかな。
センセのビジュアルと喋りがため、幼く見えます。
単行本ではメインだけあって、頻繁にえっちシーンが差し込まれてました。
ブラックでどんよりとしたストーリーなんですが、彼女の微妙な変化が救いだと思います。
彼女が「おとうちゃん」という「藤代誠司」
この漫画ではラスボス的なキャラですね。
最初に「悠太くん」の過去を看破したのも彼でした。
実は「ユナちゃん」とは直接の血縁ではなく、義父という関係。
両親が亡くなった彼女を半ば押しつけられたような形で引き取り、まだ幼いうちから同居していました。
前述した障害もあり大変であったもののキチンと世話をしており。
事の発端を見る限りでは…なんというか同情できる部分がありますね。
いちおう頑張って抵抗しようとはしていたし。
成年漫画の場合、あの流れはセオリーですしね。
オチ前で彼が仕掛ける策に注目。
※戸松ユナ(今・昔)
クラスメイト「荒川タクミ」も「ユナちゃん」と関係している1人。
その切っ掛けもまた分からんでもないですが。
まぁ、最初から最後まで小物でしたよー。
特に後半では見事に「悠太くん」の手の平の上で踊っていました。
ここでの「悠太くん」は主人公然とした格好良さなので、見逃さぬよう。
眼鏡の学級委員「ミサキ」さんは漫画で数少ないえっち要員。
中盤で頑張ってました。
周囲からは真面目と見られてましたが、作品中ではかなり振り切れてるキャラクター。
さっきの「タクミくん」といい、周囲ゲスい奴ばっかですね(笑)
いちおう普通っぽい「木村ヒナタ」さんは、特に話に絡みませんでした。
可愛らしかっただけにちと残念。
【 その他 】
そんなこんなで「ノレソレ」センセでした。
なんだか…横書きだと別の読み方ができさうなお名前ですね。
こちらが初単行本でいいのかな。
正直なところ、作画は好みでありません。
ぺらぺらっとめくった印象もそんな感じで、すぐには読まなかったんですが。
やっぱり漫画は読まないと分かりませんね。
どうなっていくのか、結構楽しんで読めました。
えっち度はそう高くないですが、お話を重視したい方にはオススメです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] 村、サスペンス
・構成 : 初単行本、1話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ:
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ノレソレ」センセの「狂獄村の少女 ~シロイノイッパイダシテ…~」です。
※ユナちゃん
【 構成・絵柄 】
こちらは1冊まるまるの長編。
電子コミックだった様子です。
収録に●話みたいな細かい区切りなく、ずらーっと描かれていました。
そう、この本はページ番号がないんですね。
もくじには、178ページが「あとがき漫画」とか書かれていたものの、それらしきものはなく。
そもそも、どこが178ページかすら分かりません。
しんどいながらも、なんとなく数えたところでは。
たぶん、その後のキャラクターらが描かれた2ページかな。
センセの言葉などもなく、個人的にはちと残念でした。
どんな感じにこの漫画描かれたか、聞きたかったんですけどね。
閉鎖されたような村で繰り広げられる”異常な日常”というところ。
どんよりとした暗さと、じわじわっとした苦しさのある、サスペンス話ですかね。
↓表紙から期待されるような、ノスタルジーなえっち漫画ではないです。
青春っぽい青臭さもありますが、基本的にはブラックに傾いていくので。
重苦しいストーリーがどのような結末を迎えるのか、ドキドキ読み進めるのが良いしょう。
素朴な作画で独特なタッチ
お上手ではあるんですが、かなり癖が強いタイプ。
今風な可愛らしいものではないため、人を選ぶと思います。
ある程度のリアルさあるため、ちょっとした崩れが目立つ損な作画。
全体のバランスも微妙でした。
背景は写実的で雰囲気たっぷり。
今回漫画とはいい相性だったと思います。
これが非常に良いため、なんだか人物が浮いているような感じ。
写真取り込みをしてるのかな、というくらい。
コマ割りは細かいものの、収まりは良く。
画面暗めでしたが、枠間もしっかりあって見辛さはありません。
回想シーンの縁取りされたようなコマが特徴的。
淡々と進むような漫画のテンポや、ちょっとした間にも独特な雰囲気がありました。
作画の好みはあるかもしれませんけど、漫画には引っ掛かるところもなく、良いと思います。
ちょっと小さくて見辛いかもしれませんが、判断には紹介帯裏面がいいでしょう。
【 収録話 】 1話収録
母子家庭な「戸松悠太」はとある問題を起こし。
母ともどもこの村へと引っ越してきました。
隣に住んでいた「藤代誠司」は、18歳になるという娘「ユナ」と2人暮らし。
”内面は年齢に全然追いついていない”
”昔から意味わかんない”
そんな彼女に、学校からの帰宅時に会った「悠太」
その出会いから、純粋無垢な笑顔の裏にある秘密を知ることとなるのでした。
大雑把にはそんな感じ。
※学級委員「ミサキさん」
とある小さな村での長編ですね。
しっかりとしたストーリーがあり、当然ながらこのお話がどう転がっていくのかが見どころ。
そんな訳で、今回はお話を追いかけられないので、ざっと主要人物について述べます。
何か書くと、即ネタバレになってしまいそうで、実にやり辛いです(笑)
なんだか奥歯にモノ挟まったような文面になっていて読みにくいと思いますが、どうかご了承頂ければ。
主人公「悠太くん」は訳ありな高校生。
事実は異なるものの結果として事件になっていました。
それがため、「誠司」などから弱味として付け込まれてしまうのです。
また、「ユナちゃん」に傾倒していく要因でもありますね。」
そのヒロイン「ユナちゃん」は知的障害のある女の子。
といっても18歳なので、「悠太くん」より年上なのかな。
センセのビジュアルと喋りがため、幼く見えます。
単行本ではメインだけあって、頻繁にえっちシーンが差し込まれてました。
ブラックでどんよりとしたストーリーなんですが、彼女の微妙な変化が救いだと思います。
彼女が「おとうちゃん」という「藤代誠司」
この漫画ではラスボス的なキャラですね。
最初に「悠太くん」の過去を看破したのも彼でした。
実は「ユナちゃん」とは直接の血縁ではなく、義父という関係。
両親が亡くなった彼女を半ば押しつけられたような形で引き取り、まだ幼いうちから同居していました。
前述した障害もあり大変であったもののキチンと世話をしており。
事の発端を見る限りでは…なんというか同情できる部分がありますね。
いちおう頑張って抵抗しようとはしていたし。
成年漫画の場合、あの流れはセオリーですしね。
オチ前で彼が仕掛ける策に注目。
※戸松ユナ(今・昔)
クラスメイト「荒川タクミ」も「ユナちゃん」と関係している1人。
その切っ掛けもまた分からんでもないですが。
まぁ、最初から最後まで小物でしたよー。
特に後半では見事に「悠太くん」の手の平の上で踊っていました。
ここでの「悠太くん」は主人公然とした格好良さなので、見逃さぬよう。
眼鏡の学級委員「ミサキ」さんは漫画で数少ないえっち要員。
中盤で頑張ってました。
周囲からは真面目と見られてましたが、作品中ではかなり振り切れてるキャラクター。
さっきの「タクミくん」といい、周囲ゲスい奴ばっかですね(笑)
いちおう普通っぽい「木村ヒナタ」さんは、特に話に絡みませんでした。
可愛らしかっただけにちと残念。
【 その他 】
そんなこんなで「ノレソレ」センセでした。
なんだか…横書きだと別の読み方ができさうなお名前ですね。
こちらが初単行本でいいのかな。
正直なところ、作画は好みでありません。
ぺらぺらっとめくった印象もそんな感じで、すぐには読まなかったんですが。
やっぱり漫画は読まないと分かりませんね。
どうなっていくのか、結構楽しんで読めました。
えっち度はそう高くないですが、お話を重視したい方にはオススメです。
狂獄村の少女 (ムーグコミックス ピーチシリーズ) (2014/03/28) ノレソレ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】