■猫なカノジョと犬の僕 (けろりん)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、お姉さん、巨乳
・構成 : 短編×8話収録(うち「三崎京子シリーズ」×2、
「かわいい。シリーズ」×2、「大津道子シリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説・ラフ絵、カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けろりん」センセの「猫なカノジョと犬の僕」です。
※倉見綾子
【 構成・絵柄 】
収録は2話程度の連続ものと短編。
連続話は、おおむね前後編みたいな感じ。
3本のうち2つは、メインとなるヒロインも変化しています。
ジャンルはだいたいラブコメもの。
ただし、短編の2話はちょっと雰囲気異なっていて。
収録のうち1話は、結構なブラック漫画でした。
ただし、いちおうほとんどのエピソードは楽しく仕上がっており。
お話も深さのある、読めるものが揃っています。
漫画は一般系ですが、普通に直接行為も描かれるもの。
ただし、毎回直接シーンある訳ではないので、そちらも注意ください。
(※近い場面はありますが)
やわらか線での作画。
描き込みは過不足なく、見やすいもの。
全体の色づきもちょうど良く、デジタルな濃淡具合。
コマ割りはそう変化なく、比較的枠間は確保されています。
丁寧でかつ洗練された原稿で、賑やかでもキッチリまとまっていました。
配置など細かな点ほか、表情にアクション絵。
背景・小物などなど適度なバランス感覚があります。
決して強すぎず、かと言って手抜きさなく、漫画のお上手な方。
テンポ良く進み、お話世界に没頭できるでしょう。
人物は縦長ながらふっくら感もあり、鼻筋しっかりとした鼻、ぽてっとした唇が特徴。
お姉さん絵ですね。
ちょっと癖はあるものの、特にマイナス要素はありません。
↓表紙などカラーでもほぼ変化ないので、判断はそちらで良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
003:「そんなこといえない」
025:「サイレント スノー ストリーム」
「大津」と「三崎京子」は中学からの腐れ縁。
高校から大学まで同じでした。
高校時代で派手になった彼女とは、特に親しくもなかったんですが。
故あって、彼女の友人「長沢」のアドレスを聞くべく久しぶりに声を掛けたところ…。
交換条件として、
「じゃあ、いっぺんヤラして?」
彼女からそんな事を言われたのでした。
眼鏡の地味な男子と、ソバージュで派手な女子というカップルです。
そもそも彼女の出した条件がえっちだったので、お話はスムーズに展開していました。
ああした外見とは裏腹に、「京子さん」はだいぶ可愛らしいところがあり。
漫画のセオリーを忠実に再現してくれていました。
オチを見る限り、「長沢さん」はわざとああした発言したのかな。
なお、漫画後のページでは、学生時代の「京子さん」が描かれていて。
お話中にあった、”そっぽ向いてる”、”こっち向いてる”がページで連続していたので、ペラペラとめくることによって”「大津くん」の疑似体験”ができるようになってます。
※左:三崎京子(と「長沢さん」)、右:美丘さん
大雪で電車が止まってしまったので。
「大津くん」のアパートに泊まることを考えた「京子さん」でしたが。
帰宅困難となっていた「長沢さん」もおまけで付いてきていたところ。
同じアパートだった「堀之内」もやってきたのです。
…と、そんな感じで、狭い空間に男女4名が集合する「サイレント スノー ストリーム」
何かを察した「長沢さん」が、コタツめくるくだりが好き。
”自分の汚れっぷりが嫌になっちゃうな”
とかありましたが、その通り。
この「京子さん」というキャラは、素が描かれるごとに可愛らしくなってきますねー。
いいなぁ。
一方、外観とは裏腹に穢れた大人な「長沢さん」
気を遣って、彼女狙いであった「堀之内くん」を連れて彼の部屋に向かうのです。
前話も女性からのお誘いでしたが、こちらも同様。
ただし、
「堀之内くんが心配なんだよね…」
発言そのまま、という感じの展開でした。
ううむ、肉食系ですね。
チャラい感じだった彼が、防戦一方になっているのが意外。
告白もばっさり斬り捨てられていました。
お気の毒。
047:「海へ行くつもりじゃなかった」
妹を駅まで送り届けた「朝野静二」
昔馴染みの懐かしい顔、「美丘佐知子」に再会したんですが。
声を掛けられた彼女は、なぜかぽろぽろと泣き出してしまったのでした。
後半で驚くべき事実が判明する、ドキドキ話。
ちらほら違和感が伺える前半~中盤部分を見逃さぬように。
…なーんて、ファンタジーな事がそう簡単に起こったりはしないんですけどね。
爽やかな良いオチでした。
カバー裏はこちらの駅舎です。
ひでるさん地元駅もあんなんでしたよ。
069:「ねこかわいい。」
089:「いぬかわいい。」
お隣の3つ年上な幼馴染み「倉見綾子」
久しぶりに浪人生「宮山芳信」を訪ねて来た彼女は、猫を飼わないかともちかけてきたのですが。
色々な感情が渦巻いていた彼は、
「じゃあ、おっぱい触らせて」
そんな交換条件をだしたのです。
ごく簡単にはそんな導入部。
リア充、ビッチと「芳信くん」に陰口言われていた「綾子さん」は、確かに派手目な女性。
まぁ彼女は年上だし、彼は浪人中だし…差をつけらてる、って考えになるのは自然か。
立場・年齢どちらも微妙な時期ですから、扱い難しいわね。
告白とは全然違うものの、素直に言った台詞が凄い。
まぁ、切っ掛けとしてはアリかなぁ。
彼女のが年上だし。
2人と同じく、親しくなっていく犬「ポポ山」さん・猫「ペペ」さん(命名はオチ前)にも注目。
特に犬「ポポ山さん」は直接行為に発展する、合間部分で見事な橋渡し役をしていました。
犬ならでは、ですわね。
「いぬかわいい。」はその続編。
双方で1エピソードという雰囲気で、前後編的な漫画ですね。
えっちはしたものの、あちこち曖昧なままの2人。
”そういうのいったことない”
どちらもそんなんですが、真逆な理由が楽しい。
まぁ、「芳信くん」が言うべきですよ。ええ。
後半での言葉運びは、最悪でしたけどねー。
気になってるのは分かるけど、まずそっちじゃないでしょ。
最中とか犬「ポポ山さん」が目立っているんですが。
こちらでは、猫「ペペさん」が重要な役回りとなっていました。
あれがなければ、もしかしたら2人そのまま終わっていたかもしれませんね。
111:「All is Fool of Love」
就職が決まった義姉「ミチコ」
家を出ることとなった彼女に、「マサフミ」は…という流れ。
”好きなひとのしあわせなんて願わない。成就など望まない。深みに嵌って堕ちていけばいい”
そうした、どこか引っ掛かる冒頭のモノローグそのまま、ブラック色なエピソード。
実はもう1人、この漫画には眼鏡のヒロインが登場しているんですが、それを言ってるのがその彼女でした。
ううむ、ひねくれてるなぁ。
義姉「ミチコさん」に対する想いは、これまでしっかり抑えてきたようで。
突然の「マサフミくん」の行動に狼狽える、たっぷりな背徳感ありました。
たぶん…収録では、もっとも濃いエロス度合いだったと思います。
成年漫画でこうしたのはよくある流れなんですが。
こちらのオチは現実的。
とりあえず、収録のラスト漫画でなかったのは幸いでしょう。
読後感重くなっちゃうよ。
※左:義姉「ミチコ」、右:主任さん
133:「素直になれなくて」
153:「みんなあなたのせいよ。」
経理に通訳、社長秘書までこなす主任さん。
そんな彼女を尊敬し、また憬れていた「扇田」くんでしたが。
彼女は結構な巨乳であり、つい胸ばかり見てしまうこともあって、あまり良いイメージを持たれていないようだったのです。
そんなんを聞かされていた同僚「大津道子」
酔っぱらった彼のスマホを拝借し、ちょっとした悪戯をしたのでした。
収録では唯一のオフィス系ラブコメ。
2話の連続なんですが、実はまるまる「大津道子さん」のエピソード、という感じです。
「素直になれなくて」は、いちおう主任さんと「扇田くん」のカップルがメイン。
あのまま放置されていれば、ほぼ間違いなく関係は進展しなかったと思いますが。
仕事・恋愛で水をあけられていた「大津さん」が、つい余計なことをしてしまうのは面白い。
また、それを切っ掛けに2人がくっついてしまうというのが、また(笑)
確かにメールは低俗な文面なのですが。
ちょうど主任さんも年齢や想いなどに悩んでいた最中だったので、良い切っ掛けになっちゃったかもしれませんね。
見る限り、どうやら主任さんの趣味嗜好とも合致していたようでしたが。
続く「みんなあなたのせいよ。」は、「大津さん」の主役回。
もやもやしたまま夜の職場に戻ってきたところ、真っ最中な2人と鉢合わせてしまったのでした。
うっかり前回キューピット役となってしまった彼女。
確かに言動”おもしれー”女性ですね。
この場面では、清掃業者の「高梨」もいたのですが。
1人でなかったのは幸い。
彼女にも明るい兆しが見え、よかった・よかった。
なお、収録冒頭話と同じく「大津」って苗字でしたが。
特に関係はないみたい。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみ「けろりん」センセでした。
いや、やっぱり巧い方の漫画は一味違う。
ぱっと漫画に引き込んでくれるので、なんというか”読んでる感”がないんですよね。
今回は繋がりない短編集でしたが、そんなんまっったく気になりません。
面白かったです。
…あ、あとがきによると、こちらで8冊目。
当ブログでは「幸福荘の優しい恋人」、「愛だ恋だのいってないで」、「ピンクトラッシュ」、「ラブフール」、「キャットウォーク」などを紹介しています。
最近はリリース早くて嬉しいです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、お姉さん、巨乳
・構成 : 短編×8話収録(うち「三崎京子シリーズ」×2、
「かわいい。シリーズ」×2、「大津道子シリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説・ラフ絵、カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けろりん」センセの「猫なカノジョと犬の僕」です。
※倉見綾子
【 構成・絵柄 】
収録は2話程度の連続ものと短編。
連続話は、おおむね前後編みたいな感じ。
3本のうち2つは、メインとなるヒロインも変化しています。
ジャンルはだいたいラブコメもの。
ただし、短編の2話はちょっと雰囲気異なっていて。
収録のうち1話は、結構なブラック漫画でした。
ただし、いちおうほとんどのエピソードは楽しく仕上がっており。
お話も深さのある、読めるものが揃っています。
漫画は一般系ですが、普通に直接行為も描かれるもの。
ただし、毎回直接シーンある訳ではないので、そちらも注意ください。
(※近い場面はありますが)
やわらか線での作画。
描き込みは過不足なく、見やすいもの。
全体の色づきもちょうど良く、デジタルな濃淡具合。
コマ割りはそう変化なく、比較的枠間は確保されています。
丁寧でかつ洗練された原稿で、賑やかでもキッチリまとまっていました。
配置など細かな点ほか、表情にアクション絵。
背景・小物などなど適度なバランス感覚があります。
決して強すぎず、かと言って手抜きさなく、漫画のお上手な方。
テンポ良く進み、お話世界に没頭できるでしょう。
人物は縦長ながらふっくら感もあり、鼻筋しっかりとした鼻、ぽてっとした唇が特徴。
お姉さん絵ですね。
ちょっと癖はあるものの、特にマイナス要素はありません。
↓表紙などカラーでもほぼ変化ないので、判断はそちらで良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
003:「そんなこといえない」
025:「サイレント スノー ストリーム」
「大津」と「三崎京子」は中学からの腐れ縁。
高校から大学まで同じでした。
高校時代で派手になった彼女とは、特に親しくもなかったんですが。
故あって、彼女の友人「長沢」のアドレスを聞くべく久しぶりに声を掛けたところ…。
交換条件として、
「じゃあ、いっぺんヤラして?」
彼女からそんな事を言われたのでした。
眼鏡の地味な男子と、ソバージュで派手な女子というカップルです。
そもそも彼女の出した条件がえっちだったので、お話はスムーズに展開していました。
ああした外見とは裏腹に、「京子さん」はだいぶ可愛らしいところがあり。
漫画のセオリーを忠実に再現してくれていました。
オチを見る限り、「長沢さん」はわざとああした発言したのかな。
なお、漫画後のページでは、学生時代の「京子さん」が描かれていて。
お話中にあった、”そっぽ向いてる”、”こっち向いてる”がページで連続していたので、ペラペラとめくることによって”「大津くん」の疑似体験”ができるようになってます。
※左:三崎京子(と「長沢さん」)、右:美丘さん
大雪で電車が止まってしまったので。
「大津くん」のアパートに泊まることを考えた「京子さん」でしたが。
帰宅困難となっていた「長沢さん」もおまけで付いてきていたところ。
同じアパートだった「堀之内」もやってきたのです。
…と、そんな感じで、狭い空間に男女4名が集合する「サイレント スノー ストリーム」
何かを察した「長沢さん」が、コタツめくるくだりが好き。
”自分の汚れっぷりが嫌になっちゃうな”
とかありましたが、その通り。
この「京子さん」というキャラは、素が描かれるごとに可愛らしくなってきますねー。
いいなぁ。
一方、外観とは裏腹に穢れた大人な「長沢さん」
気を遣って、彼女狙いであった「堀之内くん」を連れて彼の部屋に向かうのです。
前話も女性からのお誘いでしたが、こちらも同様。
ただし、
「堀之内くんが心配なんだよね…」
発言そのまま、という感じの展開でした。
ううむ、肉食系ですね。
チャラい感じだった彼が、防戦一方になっているのが意外。
告白もばっさり斬り捨てられていました。
お気の毒。
047:「海へ行くつもりじゃなかった」
妹を駅まで送り届けた「朝野静二」
昔馴染みの懐かしい顔、「美丘佐知子」に再会したんですが。
声を掛けられた彼女は、なぜかぽろぽろと泣き出してしまったのでした。
後半で驚くべき事実が判明する、ドキドキ話。
ちらほら違和感が伺える前半~中盤部分を見逃さぬように。
…なーんて、ファンタジーな事がそう簡単に起こったりはしないんですけどね。
爽やかな良いオチでした。
カバー裏はこちらの駅舎です。
ひでるさん地元駅もあんなんでしたよ。
069:「ねこかわいい。」
089:「いぬかわいい。」
お隣の3つ年上な幼馴染み「倉見綾子」
久しぶりに浪人生「宮山芳信」を訪ねて来た彼女は、猫を飼わないかともちかけてきたのですが。
色々な感情が渦巻いていた彼は、
「じゃあ、おっぱい触らせて」
そんな交換条件をだしたのです。
ごく簡単にはそんな導入部。
リア充、ビッチと「芳信くん」に陰口言われていた「綾子さん」は、確かに派手目な女性。
まぁ彼女は年上だし、彼は浪人中だし…差をつけらてる、って考えになるのは自然か。
立場・年齢どちらも微妙な時期ですから、扱い難しいわね。
告白とは全然違うものの、素直に言った台詞が凄い。
まぁ、切っ掛けとしてはアリかなぁ。
彼女のが年上だし。
2人と同じく、親しくなっていく犬「ポポ山」さん・猫「ペペ」さん(命名はオチ前)にも注目。
特に犬「ポポ山さん」は直接行為に発展する、合間部分で見事な橋渡し役をしていました。
犬ならでは、ですわね。
「いぬかわいい。」はその続編。
双方で1エピソードという雰囲気で、前後編的な漫画ですね。
えっちはしたものの、あちこち曖昧なままの2人。
”そういうのいったことない”
どちらもそんなんですが、真逆な理由が楽しい。
まぁ、「芳信くん」が言うべきですよ。ええ。
後半での言葉運びは、最悪でしたけどねー。
気になってるのは分かるけど、まずそっちじゃないでしょ。
最中とか犬「ポポ山さん」が目立っているんですが。
こちらでは、猫「ペペさん」が重要な役回りとなっていました。
あれがなければ、もしかしたら2人そのまま終わっていたかもしれませんね。
111:「All is Fool of Love」
就職が決まった義姉「ミチコ」
家を出ることとなった彼女に、「マサフミ」は…という流れ。
”好きなひとのしあわせなんて願わない。成就など望まない。深みに嵌って堕ちていけばいい”
そうした、どこか引っ掛かる冒頭のモノローグそのまま、ブラック色なエピソード。
実はもう1人、この漫画には眼鏡のヒロインが登場しているんですが、それを言ってるのがその彼女でした。
ううむ、ひねくれてるなぁ。
義姉「ミチコさん」に対する想いは、これまでしっかり抑えてきたようで。
突然の「マサフミくん」の行動に狼狽える、たっぷりな背徳感ありました。
たぶん…収録では、もっとも濃いエロス度合いだったと思います。
成年漫画でこうしたのはよくある流れなんですが。
こちらのオチは現実的。
とりあえず、収録のラスト漫画でなかったのは幸いでしょう。
読後感重くなっちゃうよ。
※左:義姉「ミチコ」、右:主任さん
133:「素直になれなくて」
153:「みんなあなたのせいよ。」
経理に通訳、社長秘書までこなす主任さん。
そんな彼女を尊敬し、また憬れていた「扇田」くんでしたが。
彼女は結構な巨乳であり、つい胸ばかり見てしまうこともあって、あまり良いイメージを持たれていないようだったのです。
そんなんを聞かされていた同僚「大津道子」
酔っぱらった彼のスマホを拝借し、ちょっとした悪戯をしたのでした。
収録では唯一のオフィス系ラブコメ。
2話の連続なんですが、実はまるまる「大津道子さん」のエピソード、という感じです。
「素直になれなくて」は、いちおう主任さんと「扇田くん」のカップルがメイン。
あのまま放置されていれば、ほぼ間違いなく関係は進展しなかったと思いますが。
仕事・恋愛で水をあけられていた「大津さん」が、つい余計なことをしてしまうのは面白い。
また、それを切っ掛けに2人がくっついてしまうというのが、また(笑)
確かにメールは低俗な文面なのですが。
ちょうど主任さんも年齢や想いなどに悩んでいた最中だったので、良い切っ掛けになっちゃったかもしれませんね。
見る限り、どうやら主任さんの趣味嗜好とも合致していたようでしたが。
続く「みんなあなたのせいよ。」は、「大津さん」の主役回。
もやもやしたまま夜の職場に戻ってきたところ、真っ最中な2人と鉢合わせてしまったのでした。
うっかり前回キューピット役となってしまった彼女。
確かに言動”おもしれー”女性ですね。
この場面では、清掃業者の「高梨」もいたのですが。
1人でなかったのは幸い。
彼女にも明るい兆しが見え、よかった・よかった。
なお、収録冒頭話と同じく「大津」って苗字でしたが。
特に関係はないみたい。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみ「けろりん」センセでした。
いや、やっぱり巧い方の漫画は一味違う。
ぱっと漫画に引き込んでくれるので、なんというか”読んでる感”がないんですよね。
今回は繋がりない短編集でしたが、そんなんまっったく気になりません。
面白かったです。
…あ、あとがきによると、こちらで8冊目。
当ブログでは「幸福荘の優しい恋人」、「愛だ恋だのいってないで」、「ピンクトラッシュ」、「ラブフール」、「キャットウォーク」などを紹介しています。
最近はリリース早くて嬉しいです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】