■うちの勇者さまは無口 (かいづか)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ファンタジー、コメディー
・構成 : 11話(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: カバー裏に線画、描き下ろし「その後」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かいづか」センセの「うちの勇者さまは無口」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は1冊まるまるの長編漫画。
ボリュームとしては、普通くらい。
収録はメイン10話に加え、描き下ろし漫画もあって11話です。
残念ながら、あとがきはなく。
カバー裏は線画になっています。
描き下ろし漫画あったので、これ以上の贅沢はないのかもしれませんが…。
なんだか…最近見る単行本はおまけ少なくて残念。
あとがき欲しかったなぁ。
※左:僧侶「リリーファ」、右:盗賊「サツキ」
★★絵柄について ★★★
乱れのない綺麗な線でのサッパリとした作画。
色彩はデジタルな灰色濃淡。
全体はやや暗め。
大きいコマ割りながら、ぶち抜き・はみ出し多め。
漫画は良くも悪くも軽い空気で、コメディー調。
独特の空気感がありました。
人物画はぱっちり目に、小さくとも主張のある鼻。
全体縦長で、適度なスタイル。
可愛く仕上がっています。
人物、背景などはいい感じだったんですが…。
触手ですね。
だいたい15ページほどなんですが、質感なくてイマイチ。
もうひと、ふた力入れて、描いてほしかったです。
(※個人的に好きなシチュエーションってーのもあるので)
★★収録話について ★★★ 11話収録
001:「うちの勇者さまは無口」
異界より魔王が現われて10年。
信託を受けた男性は勇者となり、仲間らと共にその討伐に出掛けることとなったのです。
極端なほどに無口な彼が気になっていた僧侶「リリーファ」
色々考えた結果、勇者に自信を持ってもらうく、夜に彼の部屋を訪ねたのでした。
「私…リリーファの身体で、『女』を知って、自信をつけてください」
ざっくりでは、そんな導入部。
ファンタジー世界を舞台とした長編漫画。
だいたいは、ロールプレイングゲームっぽくなっており。
経験あれば、すんなり漫画世界も楽しめるでしょう。
あちこち見るかぎり、ドラクエ3(※リニューアル版)かなー、って思いました。
ただし、バトルシーンはごく少なく。
成年漫画でもあるため、当然ながらえっちばっかりです。
1話目は僧侶「リリーファさん」
このお話のメインヒロインといった位置づけで、キャラ的にも面白い娘さん。
↓表紙、中扉などに顔を見せていました。
メインらしく、可愛く鼓力的に描かれていたのですが…。
はい。
そのカラーイラストからも察せられると思います。
せっかく僧侶というフェチ的にも楽しい職業なのに、いわゆるそれっぽい感じがしないのが、非常に残念。
なんらかの配慮だったり…するのかしら。
あれ、なんという名称なんだろう。
1話3コマ目ほか、外歩きの際に身に着けてる帽子…。
検索したところ…シスターヴェール、って見つけましたが、合ってるのかな。
それがあれば僧侶っぽいんですけれど、えっちの際にはキッチリかぶってないんですよね。
見ていて、これが非常に残念でした。
2話目は魔法使い「ユア」さん。
コスチュームとしては、現在パーティー(4名)のうち、最もエロエロしく。
気だるそうな普段の表情も可愛いんですけれども。
いまいち、パッとしてないんですね、彼女。
紹介では、天然みたいに書かれてましたが。
しかし、勇者は無口という設定そのまま、”呪文を唱えず魔法を使う”のが凄い。
いちおう剣持ってたりもしましたが、服装もコテコテした鎧でなく。
どっちかと言うと、魔法戦士っぽいですね。
3話目は盗賊「サツキ」さん。
実は一行を監視するため王様から派遣されており、勇者の真意を確かめることとしたのでした。
監視のためパーティーに加わっている、という設定は非常に良いですね。
いちおう、彼らは国王の指示で動いている筈なので、リアルだと思いました。
戦国時代での軍目付みたいなもんでしょうか。
勇者に心酔している「リリーファさん」に対し、そうした第三者的位置づけで信用していない「サツキさん」
バスト大きいヒロインばかりのなか、彼女はだいぶ控えめであり、そうした点でも目だっていました。
魔法使い「ユアさん」にも、もうひと特徴あったら良かったのになぁ。
砂漠の真ん中、オアシスの町での4話目。
個人的には、こちら冒頭の踊り子さんが好きです。
登場こちらだけ、というのが非常に残念。
えっち担当は、また僧侶「リリーファさん」
ひでるさん同様、勇者は踊り子さんに興味津々だったので…。
それを察した「リリーファさん」は、遊女に扮して「たぷたぷ」をしてあげる、という流れ。
うん、ドラクエだ。
そんなんを、本来僧侶な彼女がしてくれる、というのがポイントです。
5話目ではピラミッドに突入。
勇者は魔法使い「ユア」と共に、落とし穴の罠にかかってしまったのでした。
その最中、さらに「ユアさん」は呪われてしまい。
イキリこあくま、な性格になってしまう、というもの。
わはは。
もともと、こーのが良かったんではないかしら。
救出用のロープも使って、いい感じのエロスになっています。
なんでも開けられる魔法のカギ。
うっかり、お城の宝物庫に入っていたところを見つかってしまい…。
無人島に島流しにされてしまった、~という6話目。
「サツキさん」がいて、こーなっているので。
討伐を命じた城とはまた別のトコかな。
島には怪物が多く。
…はい、前述した触手あるのが、こちらの回でした。
漫画の勇者は相当に強く、本来であれば一撃くらいで倒せそうなのですが。
うまいこと、他に関わっていたため、パーティーの3人はキッチリえろい展開(笑)になってました。
あ、ここでも彼は魔法攻撃でしたね。
7話目は「リリーファさん」がえっち担当。
詳しい流れについては、せっかくなので伏せさせていただきます。
彼女の服装も変わっていて、スカート状なためパンチラはいい感じなんですが。
あー、もともとの僧侶服のがエロいかなー。
女商人「リブロ」さん登場の8話目。
彼女はパーティーには加わらず、この回のみのゲストでした。
漫画ではまた「リリーファさん」が介入。
2人して、えっち対決みたいになってました。
彼女面白いなぁ。
また、それがために…ゲスト「リブロさん」の存在感が薄れてしまった印象です。
※魔法使い「ユア」 イキリこあくま状態
9、10話目はクライマックス。
ついに、魔王城へ突入した一行です。
魔法使い「ユアさん」はここまでにコスプレの魔法(笑)を得ており。
全員魔物の姿に化けて、悠々と進んでいました。
なるほど、これもまた良いアイデア。
クライマックスながら、サクサク進むのことを違和感ないようにしてました。
なお、「リリーファ」は小悪魔。
「ユア」はバニー(魔物か?)、「サツキ」は小鬼みたいな感じ。
(※ちなみに、勇者はオーク姿)
うん、「ユアさん」はこのバニー姿が絶妙に良かった。
そりゃー、こんな場面でもえっちに流れるのは当然でしょう。
複数えっち展開になっていました。
そして、ついに魔王「レティア」が登場。
成年漫画なため、こちらもまた当然女性ではあるんですが。
う、うーん…。
最後に満を持して登場~の割りに、いまいち弱い。
魔王で言うと、「異世界来たのでスケベスキルで全力謳歌しようと思う/あきのそら」に登場する魔王さまのパンチ力がかなーり強く。
正直なところ、そっちの成功例がため、脳内で比較してしまい。
ひでるさんは、より弱い、といった印象になってしまうのだと思います。
もっと圧倒するような、かなり極端に振ってても良かったんではないかしら。
もっと凄み、…人の形でないとか…。
いや、漫画はコメディーなんで、ギャルとかロリとか、そんなんか。
彼女の台詞とかは面白いんですけどね。
ああした感じだったので、ここは「リリーファさん」がずかずか介入していく方が、それっぽかったかな、と思いました。
描き下ろしは3ページ。
ここがそんな感じになってましたわね。
★★リンクほか ★★★
うちの勇者さまは無口 (GOT COMICS) コミック [アダルト] 2024/01/25 かいづか (著)
(※現在アマゾン登録なし24/02/10 Kindle版のみ確認)
★かいづかセンセの漫画紹介記事
「ぷにゅ!ちちまにあ」
「ちちエール」
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ファンタジー、コメディー
・構成 : 11話(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: カバー裏に線画、描き下ろし「その後」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かいづか」センセの「うちの勇者さまは無口」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は1冊まるまるの長編漫画。
ボリュームとしては、普通くらい。
収録はメイン10話に加え、描き下ろし漫画もあって11話です。
残念ながら、あとがきはなく。
カバー裏は線画になっています。
描き下ろし漫画あったので、これ以上の贅沢はないのかもしれませんが…。
なんだか…最近見る単行本はおまけ少なくて残念。
あとがき欲しかったなぁ。
※左:僧侶「リリーファ」、右:盗賊「サツキ」
★★絵柄について ★★★
乱れのない綺麗な線でのサッパリとした作画。
色彩はデジタルな灰色濃淡。
全体はやや暗め。
大きいコマ割りながら、ぶち抜き・はみ出し多め。
漫画は良くも悪くも軽い空気で、コメディー調。
独特の空気感がありました。
人物画はぱっちり目に、小さくとも主張のある鼻。
全体縦長で、適度なスタイル。
可愛く仕上がっています。
人物、背景などはいい感じだったんですが…。
触手ですね。
だいたい15ページほどなんですが、質感なくてイマイチ。
もうひと、ふた力入れて、描いてほしかったです。
(※個人的に好きなシチュエーションってーのもあるので)
★★収録話について ★★★ 11話収録
001:「うちの勇者さまは無口」
異界より魔王が現われて10年。
信託を受けた男性は勇者となり、仲間らと共にその討伐に出掛けることとなったのです。
極端なほどに無口な彼が気になっていた僧侶「リリーファ」
色々考えた結果、勇者に自信を持ってもらうく、夜に彼の部屋を訪ねたのでした。
「私…リリーファの身体で、『女』を知って、自信をつけてください」
ざっくりでは、そんな導入部。
ファンタジー世界を舞台とした長編漫画。
だいたいは、ロールプレイングゲームっぽくなっており。
経験あれば、すんなり漫画世界も楽しめるでしょう。
あちこち見るかぎり、ドラクエ3(※リニューアル版)かなー、って思いました。
ただし、バトルシーンはごく少なく。
成年漫画でもあるため、当然ながらえっちばっかりです。
1話目は僧侶「リリーファさん」
このお話のメインヒロインといった位置づけで、キャラ的にも面白い娘さん。
↓表紙、中扉などに顔を見せていました。
メインらしく、可愛く鼓力的に描かれていたのですが…。
はい。
そのカラーイラストからも察せられると思います。
せっかく僧侶というフェチ的にも楽しい職業なのに、いわゆるそれっぽい感じがしないのが、非常に残念。
なんらかの配慮だったり…するのかしら。
あれ、なんという名称なんだろう。
1話3コマ目ほか、外歩きの際に身に着けてる帽子…。
検索したところ…シスターヴェール、って見つけましたが、合ってるのかな。
それがあれば僧侶っぽいんですけれど、えっちの際にはキッチリかぶってないんですよね。
見ていて、これが非常に残念でした。
2話目は魔法使い「ユア」さん。
コスチュームとしては、現在パーティー(4名)のうち、最もエロエロしく。
気だるそうな普段の表情も可愛いんですけれども。
いまいち、パッとしてないんですね、彼女。
紹介では、天然みたいに書かれてましたが。
しかし、勇者は無口という設定そのまま、”呪文を唱えず魔法を使う”のが凄い。
いちおう剣持ってたりもしましたが、服装もコテコテした鎧でなく。
どっちかと言うと、魔法戦士っぽいですね。
3話目は盗賊「サツキ」さん。
実は一行を監視するため王様から派遣されており、勇者の真意を確かめることとしたのでした。
監視のためパーティーに加わっている、という設定は非常に良いですね。
いちおう、彼らは国王の指示で動いている筈なので、リアルだと思いました。
戦国時代での軍目付みたいなもんでしょうか。
勇者に心酔している「リリーファさん」に対し、そうした第三者的位置づけで信用していない「サツキさん」
バスト大きいヒロインばかりのなか、彼女はだいぶ控えめであり、そうした点でも目だっていました。
魔法使い「ユアさん」にも、もうひと特徴あったら良かったのになぁ。
砂漠の真ん中、オアシスの町での4話目。
個人的には、こちら冒頭の踊り子さんが好きです。
登場こちらだけ、というのが非常に残念。
えっち担当は、また僧侶「リリーファさん」
ひでるさん同様、勇者は踊り子さんに興味津々だったので…。
それを察した「リリーファさん」は、遊女に扮して「たぷたぷ」をしてあげる、という流れ。
うん、ドラクエだ。
そんなんを、本来僧侶な彼女がしてくれる、というのがポイントです。
5話目ではピラミッドに突入。
勇者は魔法使い「ユア」と共に、落とし穴の罠にかかってしまったのでした。
その最中、さらに「ユアさん」は呪われてしまい。
イキリこあくま、な性格になってしまう、というもの。
わはは。
もともと、こーのが良かったんではないかしら。
救出用のロープも使って、いい感じのエロスになっています。
なんでも開けられる魔法のカギ。
うっかり、お城の宝物庫に入っていたところを見つかってしまい…。
無人島に島流しにされてしまった、~という6話目。
「サツキさん」がいて、こーなっているので。
討伐を命じた城とはまた別のトコかな。
島には怪物が多く。
…はい、前述した触手あるのが、こちらの回でした。
漫画の勇者は相当に強く、本来であれば一撃くらいで倒せそうなのですが。
うまいこと、他に関わっていたため、パーティーの3人はキッチリえろい展開(笑)になってました。
あ、ここでも彼は魔法攻撃でしたね。
7話目は「リリーファさん」がえっち担当。
詳しい流れについては、せっかくなので伏せさせていただきます。
彼女の服装も変わっていて、スカート状なためパンチラはいい感じなんですが。
あー、もともとの僧侶服のがエロいかなー。
女商人「リブロ」さん登場の8話目。
彼女はパーティーには加わらず、この回のみのゲストでした。
漫画ではまた「リリーファさん」が介入。
2人して、えっち対決みたいになってました。
彼女面白いなぁ。
また、それがために…ゲスト「リブロさん」の存在感が薄れてしまった印象です。
※魔法使い「ユア」 イキリこあくま状態
9、10話目はクライマックス。
ついに、魔王城へ突入した一行です。
魔法使い「ユアさん」はここまでにコスプレの魔法(笑)を得ており。
全員魔物の姿に化けて、悠々と進んでいました。
なるほど、これもまた良いアイデア。
クライマックスながら、サクサク進むのことを違和感ないようにしてました。
なお、「リリーファ」は小悪魔。
「ユア」はバニー(魔物か?)、「サツキ」は小鬼みたいな感じ。
(※ちなみに、勇者はオーク姿)
うん、「ユアさん」はこのバニー姿が絶妙に良かった。
そりゃー、こんな場面でもえっちに流れるのは当然でしょう。
複数えっち展開になっていました。
そして、ついに魔王「レティア」が登場。
成年漫画なため、こちらもまた当然女性ではあるんですが。
う、うーん…。
最後に満を持して登場~の割りに、いまいち弱い。
魔王で言うと、「異世界来たのでスケベスキルで全力謳歌しようと思う/あきのそら」に登場する魔王さまのパンチ力がかなーり強く。
正直なところ、そっちの成功例がため、脳内で比較してしまい。
ひでるさんは、より弱い、といった印象になってしまうのだと思います。
もっと圧倒するような、かなり極端に振ってても良かったんではないかしら。
もっと凄み、…人の形でないとか…。
いや、漫画はコメディーなんで、ギャルとかロリとか、そんなんか。
彼女の台詞とかは面白いんですけどね。
ああした感じだったので、ここは「リリーファさん」がずかずか介入していく方が、それっぽかったかな、と思いました。
描き下ろしは3ページ。
ここがそんな感じになってましたわね。
★★リンクほか ★★★
うちの勇者さまは無口 (GOT COMICS) コミック [アダルト] 2024/01/25 かいづか (著)
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