■キミの体温 (でんぶ腿)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 特殊プレイ、ラブコメ、積極的
・構成 : 初単行本、7話+α収録。
・おまけ: あとがき、合間に4コマ(7P)、加筆修正あり、
描き下ろし漫画「おまけ」(4P)、
カバー裏に「各話お気に入りの1コマ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「でんぶ腿(でんぶ・もも)」センセの「キミの体温」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は全て短編。
特に、それぞれには繋がりとかなかったのですが…。
巻末・描き下ろしのエピソードは、登場する各話キャラが次々に顔を見せていくものになっていて。
別作品とのやり取りなかったものの、同世界の住人であると妄想働く仕上がりになっていました。
全作品に描かれていた、4コマ(一部5コマ)も良かったです。
単行本の紹介文面には、”120ページを越える加筆修正”とあったため。
漫画本編などにも、しっかり手を加えられていたようでした。
淡い色彩で、直接的な露出のない↓表紙が特徴的。
裏表紙もそんなんなのですが…じんわりとしたエロス感ありますね。
そうした、可愛らしい絵柄、雰囲気だったのですが。
本編では、次々に意外なプレイが登場してきます。
ひでるさんも読んでビックリ。
あー、こーした漫画なのかー、と。
詳しくは後述しますが、この雰囲気でああしたエロス描写というのは凄い。
オススメです。
※ふみ
★★絵柄について ★★★
さきほど↓表紙について書きましたが。
下手すると、甘い一般系統のような雰囲気。
白黒絵はおおむね印象そのまま。
故に、そこが気に入れば問題ないでしょう。
独特な柔らかタッチ。
濃淡はさほど強くないものの、黒色はやや強め。
ごっちゃり賑やかな仕上がりです。
原稿時期は多少のひらき(19~24年)あり、各話で差はありました。
ただ、その画風がためか…あまり気にならないですね。
人物画は丸い輪郭で身長低め、ふっくらスタイル。
引き絵など、なんとなくSDちっくに見えたりもしました。
表情や動きなどは可愛らしく良好。
えっちシーンなどはパンチ力かあり。
多少の不安定さをも計算に入れて、描かれているように感じました。
また、結構ぶっ飛んだ事ヤッてるんでね…。
★★収録話について ★★★ 7話+α収録
005:「オナホよりキミが好き」
帰り道、別れた彼女「伊東」の様子に違和感があり。
メッセージも既読にならず、心配した「奥田」が部屋に行ってみたところ…という流れ。
女性側からしたら、”同列に扱うな”って怒られそうなタイトルですが。
ヒロイン「伊東さん」はごく可愛らしい考えでした。
まー、男子連中の話なんて聞くもんじゃーないわね。
これは逆もしかり、でしょうけど。
えっち時、特に後半での「伊東さん」がキュートでした。
037:「成人式の夜に」
成人式、「広瀬あやな」は元カレ「中野タケヒロ」と再会したのでした。
回想シーンがほぼエロい事一色というのが楽しい。
まぁ、相性良かったんだろうなぁ。
飲み会のシーン、2ページが非常に良いですね。
それぞれの熱さと緊張感がこっちにも伝わってくるようでした。
えっちは車内。
攻める「あやなちゃん」が良かったです。
あと4コマのやり取り、すれ違いが楽しい。
そんなもんですわね。
067:「いまのゆけむり」
カップルのえっち漫画、なのですが。
いわゆるキメセクですわね。
ぶっちゃけ、当初はパっと分からぬまま読んでいたのですが。
(※えっちな気分になる薬とかなんかか、程度に)
描かれているアレコレは、尋常なものでなくて…。
うん、コレって…完全にイカンお薬ですわね。
ヒロインらの語っていたアレコレが、やたらにリアルっぽくて驚きました。
もしかして…センセ、やった!?
現実ではありえないものなので、興味深いエピソードでした。
(★注:くれぐれもやらんように)
この1話だけでも、まるまる金額払う価値あると思います。
人によって好き嫌いはあるかな。
097:「そらをはう」
「ふみ」は「ショウ」と共に愛好家達の集いに参加するのでした。
かなりざっくりとしてますが、実際もそんなん
いわゆる緊縛モノです。
縛られる「ふみちゃん」のアレコレが実に生々しくて…。
前話に続いて、これまた驚き。
さすがに、このお話で…当初に想像していた、甘いラブコメな漫画家さんではないんだなぁ、って思いました(笑)
2人は勢いのままえっちもシてるんですが、これは漫画がためかなー。
121:「寄り道=おとなの近道」
フォロワー7万人のAV男優「風見」とバスで鉢合わせた、といった導入部。
芸能人と似たような感覚…ではなく。
完全に、彼女えっち目的で声掛けてました。
そういったこと、実際にありそうね。
また、こらちらのヒロイン、彼氏なしさんが特にソレっぽい雰囲気ない、スポーツ少女風で…。
「やらないなら終わり」のくだりのインパクトが凄い。
車内プレイがまた良かったですよ。
個人的には漫画後の4コマ、おまけ漫画も好きです。
※左:「いまのゆけむり」、右:「寄り道=おとなの近道」
147:「Closed」
会社の同僚「戸田」と飲んでいた「真辺」
終電まであと20分という彼に、もう1軒誘ったのでした。
既に2人での食事(飲み)は珍しくないくらい、なようで。
「真辺さん」としては、おそらくステディな娘がいないだろう彼に、今日はキメるという強い意思が感じられました。
とかく積極的に事を進めていた「真辺さん」
おそらく、彼のが後輩(たぶん)、っていう、社内序列も影響してるかなー。
香水、を突破口として、一気に距離詰めるくだりが実にいいですね。
センセのお気に入りの1コマ、もこちらでした。
169:「カノジョの温めなおしかた」
就職5周年のお祝いにごちそうを用意していたのですが。
彼は外で済ませてきており、テンションだだ下がってしまったのでした。
そんな「アキエ」さんに、彼は優しいですね。
それなりに勇気いる場面だったかと思います。
より機嫌損ねる可能性もありますわね…。
まぁ、仲良くてなによりです。
(※どっちにしろ、あの後はお誘いするのでしょうし)
巻末・描き下ろしのおまけ漫画は、全ヒロイン(一部除くカップル)が登場する、「それぞれのおおみそか」の風景。
こちら「アキエさん」らの後日談が見れます。
なにげに、登場順は掲載の逆順、、、じゃなかった(笑)
(※成人式、けむりのカップルらのみ逆でした)
なお、簡単に4ページと書きましたが。
ラストコマはあとがきページまで続き、その1/3くらいを占めてました。
★★リンクほか ★★★
キミの体温 (メガストアコミックス) コミック, 2024/4/26 [アダルト] でんぶ腿 (著)
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 特殊プレイ、ラブコメ、積極的
・構成 : 初単行本、7話+α収録。
・おまけ: あとがき、合間に4コマ(7P)、加筆修正あり、
描き下ろし漫画「おまけ」(4P)、
カバー裏に「各話お気に入りの1コマ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「でんぶ腿(でんぶ・もも)」センセの「キミの体温」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は全て短編。
特に、それぞれには繋がりとかなかったのですが…。
巻末・描き下ろしのエピソードは、登場する各話キャラが次々に顔を見せていくものになっていて。
別作品とのやり取りなかったものの、同世界の住人であると妄想働く仕上がりになっていました。
全作品に描かれていた、4コマ(一部5コマ)も良かったです。
単行本の紹介文面には、”120ページを越える加筆修正”とあったため。
漫画本編などにも、しっかり手を加えられていたようでした。
淡い色彩で、直接的な露出のない↓表紙が特徴的。
裏表紙もそんなんなのですが…じんわりとしたエロス感ありますね。
そうした、可愛らしい絵柄、雰囲気だったのですが。
本編では、次々に意外なプレイが登場してきます。
ひでるさんも読んでビックリ。
あー、こーした漫画なのかー、と。
詳しくは後述しますが、この雰囲気でああしたエロス描写というのは凄い。
オススメです。
※ふみ
★★絵柄について ★★★
さきほど↓表紙について書きましたが。
下手すると、甘い一般系統のような雰囲気。
白黒絵はおおむね印象そのまま。
故に、そこが気に入れば問題ないでしょう。
独特な柔らかタッチ。
濃淡はさほど強くないものの、黒色はやや強め。
ごっちゃり賑やかな仕上がりです。
原稿時期は多少のひらき(19~24年)あり、各話で差はありました。
ただ、その画風がためか…あまり気にならないですね。
人物画は丸い輪郭で身長低め、ふっくらスタイル。
引き絵など、なんとなくSDちっくに見えたりもしました。
表情や動きなどは可愛らしく良好。
えっちシーンなどはパンチ力かあり。
多少の不安定さをも計算に入れて、描かれているように感じました。
また、結構ぶっ飛んだ事ヤッてるんでね…。
★★収録話について ★★★ 7話+α収録
005:「オナホよりキミが好き」
帰り道、別れた彼女「伊東」の様子に違和感があり。
メッセージも既読にならず、心配した「奥田」が部屋に行ってみたところ…という流れ。
女性側からしたら、”同列に扱うな”って怒られそうなタイトルですが。
ヒロイン「伊東さん」はごく可愛らしい考えでした。
まー、男子連中の話なんて聞くもんじゃーないわね。
これは逆もしかり、でしょうけど。
えっち時、特に後半での「伊東さん」がキュートでした。
037:「成人式の夜に」
成人式、「広瀬あやな」は元カレ「中野タケヒロ」と再会したのでした。
回想シーンがほぼエロい事一色というのが楽しい。
まぁ、相性良かったんだろうなぁ。
飲み会のシーン、2ページが非常に良いですね。
それぞれの熱さと緊張感がこっちにも伝わってくるようでした。
えっちは車内。
攻める「あやなちゃん」が良かったです。
あと4コマのやり取り、すれ違いが楽しい。
そんなもんですわね。
067:「いまのゆけむり」
カップルのえっち漫画、なのですが。
いわゆるキメセクですわね。
ぶっちゃけ、当初はパっと分からぬまま読んでいたのですが。
(※えっちな気分になる薬とかなんかか、程度に)
描かれているアレコレは、尋常なものでなくて…。
うん、コレって…完全にイカンお薬ですわね。
ヒロインらの語っていたアレコレが、やたらにリアルっぽくて驚きました。
もしかして…センセ、やった!?
現実ではありえないものなので、興味深いエピソードでした。
(★注:くれぐれもやらんように)
この1話だけでも、まるまる金額払う価値あると思います。
人によって好き嫌いはあるかな。
097:「そらをはう」
「ふみ」は「ショウ」と共に愛好家達の集いに参加するのでした。
かなりざっくりとしてますが、実際もそんなん
いわゆる緊縛モノです。
縛られる「ふみちゃん」のアレコレが実に生々しくて…。
前話に続いて、これまた驚き。
さすがに、このお話で…当初に想像していた、甘いラブコメな漫画家さんではないんだなぁ、って思いました(笑)
2人は勢いのままえっちもシてるんですが、これは漫画がためかなー。
121:「寄り道=おとなの近道」
フォロワー7万人のAV男優「風見」とバスで鉢合わせた、といった導入部。
芸能人と似たような感覚…ではなく。
完全に、彼女えっち目的で声掛けてました。
そういったこと、実際にありそうね。
また、こらちらのヒロイン、彼氏なしさんが特にソレっぽい雰囲気ない、スポーツ少女風で…。
「やらないなら終わり」のくだりのインパクトが凄い。
車内プレイがまた良かったですよ。
個人的には漫画後の4コマ、おまけ漫画も好きです。
※左:「いまのゆけむり」、右:「寄り道=おとなの近道」
147:「Closed」
会社の同僚「戸田」と飲んでいた「真辺」
終電まであと20分という彼に、もう1軒誘ったのでした。
既に2人での食事(飲み)は珍しくないくらい、なようで。
「真辺さん」としては、おそらくステディな娘がいないだろう彼に、今日はキメるという強い意思が感じられました。
とかく積極的に事を進めていた「真辺さん」
おそらく、彼のが後輩(たぶん)、っていう、社内序列も影響してるかなー。
香水、を突破口として、一気に距離詰めるくだりが実にいいですね。
センセのお気に入りの1コマ、もこちらでした。
169:「カノジョの温めなおしかた」
就職5周年のお祝いにごちそうを用意していたのですが。
彼は外で済ませてきており、テンションだだ下がってしまったのでした。
そんな「アキエ」さんに、彼は優しいですね。
それなりに勇気いる場面だったかと思います。
より機嫌損ねる可能性もありますわね…。
まぁ、仲良くてなによりです。
(※どっちにしろ、あの後はお誘いするのでしょうし)
巻末・描き下ろしのおまけ漫画は、全ヒロイン(一部除くカップル)が登場する、「それぞれのおおみそか」の風景。
こちら「アキエさん」らの後日談が見れます。
なにげに、登場順は掲載の逆順、、、じゃなかった(笑)
(※成人式、けむりのカップルらのみ逆でした)
なお、簡単に4ページと書きましたが。
ラストコマはあとがきページまで続き、その1/3くらいを占めてました。
★★リンクほか ★★★
キミの体温 (メガストアコミックス) コミック, 2024/4/26 [アダルト] でんぶ腿 (著)