■おやすみ、ティーンエイジャー (ひげた)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 青春、学生、ノスタルジー。
・構成 : 5話収録。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひげた」センセの「おやすみ、ティーンエイジャー」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録話数としては5つ。
しかし、どちらのお話もかなりページ量があるもので。
ざっくり210ページくらいのボリュームになってました。
それぞれ関連性はなく、たっぷり中編みたいな感じです。
ジャンルとしては、いわゆる青春話。
↓表紙はいい感じなのですが、微妙に不穏なタイトルが示すそのまま…。
物語の大半は、結構な重量感がありました。
ラブコメ漫画ではないので、ご注意を。
また、それぞれネタがですね。
なんというか…あまり茶化せないタイプ。
その時の心理状況によっては、後回しにした方がいいかもしれません。
非常に良いストーリー群ではあるんですけどね。
おまけはあとがきでした。
※左:「茜」、右:「猫屋敷えりか」
★★絵柄について ★★★
ヤング誌に掲載されてそうな、ちょっと荒めなタッチ。
いわゆる成年漫画では、一般的ではない系統です。
個性強めなので、好き嫌いはあると思いますが。
ぺらぺらめくって見た時より、実際に読んでいった方が、そう気になりません。
あちこちバランス感は良く。
漫画に分かり辛い、引っ掛かるようなコマもなく、表現という点では十分。
お話を含めて、しっかりエロスも感じられます。
ヒロインらも魅力的に描かれてましたよ。
(ちなみに、単行本中頃の骸骨は妙に生々しくて印象に残りました)
黒色強めで、ばっさりとした作画。
↓表紙より、裏表紙の方がイメージ掴み易いと思います。
★★収録話について ★★★ 5話収録
003:「ハーモニクス」
最近この村に引っ越してきた「遠藤琴葉」
そこで彼女は村八分にされており。
どうにも気になった「對馬(たいば)」は、積極的に話しかけるなどしていたのですが。
それもあって、彼女への嫌がらせはエスカレートしてしまったのでした。
冒頭・1ページ目からして、どうにも重いエピソード。
また、「遠藤さん」への決定的となる嫌がらせの場面では、「對馬くん」の名前をダシに使われてたりしていて。
見ていてこっちも腹立ってきますわね。
いちおう、そんなんを知らせるクラスメイトがいたというのが、唯一の救いでしょう。
しかし、彼は凄いなぁ。
オチは収録で最も甘いものです。
049:「リバーブ」
夏休み、「茜」と共にプール掃除をしていた「颯(はやて)」
彼女を花火大会に誘ったところ、断られてしまったのですが。
直後、彼女はその理由を語ったのでした。
収録は結構ブラックな色のある短編ばかりの中において。
こちらのエピソードは、真っ当な青春話となってました。
それがためか、↓表紙はこちらの「茜ちゃん」ですわね。
舞台は花火大会でなかったものの、夏休みに女子と2人きりでのプール掃除~という、いかにもシチュエーション。
こうした話だと、よくヒロインはあらかじめ水着を着ていたりするんですが…。
「茜ちゃん」は普通に制服・下は下着のままでプールに飛び込んでおり。
次のえっち展開の切っ掛けとなっていました。
087:「ディストーション」
ホームセンターでバイトをしていた「松原」
そこに怪我だらけ、服にべったり血がついた女子(猫屋敷えりか)が、シャベルなどを購入しようとやって来たのです。
そのあまりの状態に驚き、彼女を家に連れ帰ったのでした。
こちら、もうヒロインの見た目がとにかく痛々しくて。
エロいとかなんとか言うより、しんどい。
「あんたでうわがき…する…」
えっちへの流れもそんなんで、彼女から襲われるような感じです。
おそらく。
ここまで見てきた読者は、彼女がどんな目に遭ったのか、想像できるんではないかしら。
後半にて彼女の描写はあーで良かったんですが。
オチは…うん、まぁ…そりゃそうか。
ただ、これ…「松原くん」も結構ヤバいですわね。
127:「フェイザー」
前述しました、リアル骸骨が描かれるエピソード。
収録でもっともファンタジーなお話です。
勿体ないので詳細伏せますね。
なかなかしんどかった前話と違って、ヒロイン「海」ちゃんは可愛らしく。
スタイルもむちっとしていて肉感的。
また、制服着せたりしていてね…。
ううん、主人公いい趣味でした。
羨ましい。
※春原凪沙
169:「オーバードライブ」
とある理由で1カ月ほど休学していた「春原凪沙」
設定した三者面談にやって来たのは、彼女だけだったのです。
冒頭から10ページまでで、「春原さん」がどんな状況なのかしっかり把握できました。
教室内でやり返す描写は、ぶっちゃけ心地良いですね。
しかし、あの方法は凄い。
まぁ…殴りかかるより、こっちのが戦意喪失させれるかしら。
漫画のポイントは保健室にての教師との会話。
結果として、彼が相談相手だったのは良かった。
後半の家でのシーンもそうですね。
単行本ラストがこうした話で良かった。
なお、こちらの「春原さん」は収録で最も美人さんだと思います。
★★リンクほか ★★★
おやすみ、ティーンエイジャー (ムーグコミックス) コミック 2024/2/27 [アダルト] ひげた (著)
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 青春、学生、ノスタルジー。
・構成 : 5話収録。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひげた」センセの「おやすみ、ティーンエイジャー」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録話数としては5つ。
しかし、どちらのお話もかなりページ量があるもので。
ざっくり210ページくらいのボリュームになってました。
それぞれ関連性はなく、たっぷり中編みたいな感じです。
ジャンルとしては、いわゆる青春話。
↓表紙はいい感じなのですが、微妙に不穏なタイトルが示すそのまま…。
物語の大半は、結構な重量感がありました。
ラブコメ漫画ではないので、ご注意を。
また、それぞれネタがですね。
なんというか…あまり茶化せないタイプ。
その時の心理状況によっては、後回しにした方がいいかもしれません。
非常に良いストーリー群ではあるんですけどね。
おまけはあとがきでした。
※左:「茜」、右:「猫屋敷えりか」
★★絵柄について ★★★
ヤング誌に掲載されてそうな、ちょっと荒めなタッチ。
いわゆる成年漫画では、一般的ではない系統です。
個性強めなので、好き嫌いはあると思いますが。
ぺらぺらめくって見た時より、実際に読んでいった方が、そう気になりません。
あちこちバランス感は良く。
漫画に分かり辛い、引っ掛かるようなコマもなく、表現という点では十分。
お話を含めて、しっかりエロスも感じられます。
ヒロインらも魅力的に描かれてましたよ。
(ちなみに、単行本中頃の骸骨は妙に生々しくて印象に残りました)
黒色強めで、ばっさりとした作画。
↓表紙より、裏表紙の方がイメージ掴み易いと思います。
★★収録話について ★★★ 5話収録
003:「ハーモニクス」
最近この村に引っ越してきた「遠藤琴葉」
そこで彼女は村八分にされており。
どうにも気になった「對馬(たいば)」は、積極的に話しかけるなどしていたのですが。
それもあって、彼女への嫌がらせはエスカレートしてしまったのでした。
冒頭・1ページ目からして、どうにも重いエピソード。
また、「遠藤さん」への決定的となる嫌がらせの場面では、「對馬くん」の名前をダシに使われてたりしていて。
見ていてこっちも腹立ってきますわね。
いちおう、そんなんを知らせるクラスメイトがいたというのが、唯一の救いでしょう。
しかし、彼は凄いなぁ。
オチは収録で最も甘いものです。
049:「リバーブ」
夏休み、「茜」と共にプール掃除をしていた「颯(はやて)」
彼女を花火大会に誘ったところ、断られてしまったのですが。
直後、彼女はその理由を語ったのでした。
収録は結構ブラックな色のある短編ばかりの中において。
こちらのエピソードは、真っ当な青春話となってました。
それがためか、↓表紙はこちらの「茜ちゃん」ですわね。
舞台は花火大会でなかったものの、夏休みに女子と2人きりでのプール掃除~という、いかにもシチュエーション。
こうした話だと、よくヒロインはあらかじめ水着を着ていたりするんですが…。
「茜ちゃん」は普通に制服・下は下着のままでプールに飛び込んでおり。
次のえっち展開の切っ掛けとなっていました。
087:「ディストーション」
ホームセンターでバイトをしていた「松原」
そこに怪我だらけ、服にべったり血がついた女子(猫屋敷えりか)が、シャベルなどを購入しようとやって来たのです。
そのあまりの状態に驚き、彼女を家に連れ帰ったのでした。
こちら、もうヒロインの見た目がとにかく痛々しくて。
エロいとかなんとか言うより、しんどい。
「あんたでうわがき…する…」
えっちへの流れもそんなんで、彼女から襲われるような感じです。
おそらく。
ここまで見てきた読者は、彼女がどんな目に遭ったのか、想像できるんではないかしら。
後半にて彼女の描写はあーで良かったんですが。
オチは…うん、まぁ…そりゃそうか。
ただ、これ…「松原くん」も結構ヤバいですわね。
127:「フェイザー」
前述しました、リアル骸骨が描かれるエピソード。
収録でもっともファンタジーなお話です。
勿体ないので詳細伏せますね。
なかなかしんどかった前話と違って、ヒロイン「海」ちゃんは可愛らしく。
スタイルもむちっとしていて肉感的。
また、制服着せたりしていてね…。
ううん、主人公いい趣味でした。
羨ましい。
※春原凪沙
169:「オーバードライブ」
とある理由で1カ月ほど休学していた「春原凪沙」
設定した三者面談にやって来たのは、彼女だけだったのです。
冒頭から10ページまでで、「春原さん」がどんな状況なのかしっかり把握できました。
教室内でやり返す描写は、ぶっちゃけ心地良いですね。
しかし、あの方法は凄い。
まぁ…殴りかかるより、こっちのが戦意喪失させれるかしら。
漫画のポイントは保健室にての教師との会話。
結果として、彼が相談相手だったのは良かった。
後半の家でのシーンもそうですね。
単行本ラストがこうした話で良かった。
なお、こちらの「春原さん」は収録で最も美人さんだと思います。
★★リンクほか ★★★
おやすみ、ティーンエイジャー (ムーグコミックス) コミック 2024/2/27 [アダルト] ひげた (著)