■とろけまなこ (ひょころー)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、幼馴染み、コメディー、露出
・構成 : カラー(4P)、短編×12話収録。
・おまけ: あとがき、合間に作品解説、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひょころー」センセの「とろけまなこ」です。
※波柴湊
【 構成・絵柄 】
収録の12話はすべて短編。
全て独立していて、関連するようなものはありません。
ごく簡単にはラブコメジャンル。
明るい雰囲気の作品群です。
コメディー強めなものもありました。
…が。
そうした短編ばかりでなく、基本ライトなものでも、ちらとブラックな色を感じる箇所がちらほら。
プレイとしても、野外とか露出っぽい要素もあります。
1話完結モノながら優れたストーリー具合で、キャラの強さもあり。
普通に読める単行本でした。
続き読みたくなると思います。
やわらかな線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、濃淡はやや薄め。
描き込みは過ぎないほどの細かさ。
収録2010年から14年ほどあり、試行錯誤もされているらしく。
各エピソードで差がありました。
ただし、もともとお上手で修正もされたらしく、差と言っても”タイプ違い”というだけ。
好き嫌いはあるかもしれませんが、大きなマイナスを感じるほどではありません。
その点はご安心を。
重なるコマ割りで枠間なくなること頻繁。
はみ出し・ぶち抜きなど派手で賑やかな仕上がり。
一部漫画の流れで見づらさも感じました。
人物絵は幅ある輪郭で頬もふっくら。
どちらかと言うと、ロリっとした可愛さのあるヒロイン群です。
むちむち健康的なスタイルでしたよ。
表情にも優れ、コメディー・シリアスどちらも違和感なく。
また、背景や小物も巧く、バランスも良く、プラスの説得力となっていました。
だいたいは↓表紙・裏表紙、紹介帯のカット絵など総合的に判断いただければ良いと思います。
【 収録話 】 12話収録
001:「カノ酔い」 カラー原稿
閉店間際に来店し、エロ本を購入していた常連客。
ふとした際に素顔が見えると、それが元クラスメイト「御影結衣子」であると知ったのでした。
成績優秀で大人しい彼女の素顔を知った「小室」は…という流れ。
まぁ、商品置いてっちゃったし、店員としては追いかけるのが当然。
しかし、彼女は相当なMらしく、バレたと知っただけで既にスイッチ入っています。
エロい娘さんだなぁ。
話したところ、あえて「小室くん」を狙って購入していたらしく、こりゃバレる想像もして楽しんでいたか。
公園トイレでのえっち展開です。
ホットパンツでむちむちっとした太ももがいい感じ。
なお、カラー原稿部分はその後の2人でした。
025:「〆切☆発情マネジメント」
自らの担当分を終えた、女性エロ漫画家「南野真綾」
現在締め切りギリギリという状況でしたが、自らの漫画でエッチな気分になっていた彼女はアシスタント「東山しん太」に迫るのでした。
今回の↓表紙がヒロイン「真綾さん」です。
ショートカットのロリっとした可愛らしい方で、仕事する彼に半ば無理やりにえっち仕掛けておりました。
コレ、いいなぁ。
あの完全にスイッチ入ってるっぽい彼女を目前に、仕事してる「東山くん」は偉い。
「すっごい我慢しました」
…のコマ好き。
えっち最中に担当さんからTELあり、よくあるAVみたいな流れになっていました。
気にせず電話に出ていた「真綾さん」
デートに誘われたりしていましたが、それも納得。
こんな人だと、仕事にならなそうね。
なお、オチでの彼はまさに”スーパーアシスタント”という感じでした。
キャラ・お話共に収録中でダントツにこちらがよかったです。
※左:エロ漫画家「南野真綾」、右:菜々子
041:「イ・チ・ズ・ナ」
幼馴染が人気絶頂のアイドル「飯島みずほ」という「小太郎」
呼び出されて買い物の荷物持ちをした彼は、ふと素に戻った彼女を見たのでした。
おおむねセンセが解説で書かれていたそのまま、という印象。
悪くはないものの、お話・キャラ共にコレというポイントなく。
せめて、アイドル衣装でのえっちあればまた違ったかな。
ただし、へそ出し短パンという姿は彼女と合っていて、これはコレで素敵。
「な…なんちて」
あたりのくだりがキュートでした。
057:「ねとねとられ」
クラスの同窓会に出席した、教師「高橋」
そこにはいわくある生徒、「波柴湊(はしば・みなと)」がおり…というオープニング。
”5年前は地味で無口な優等生タイプ”
という生徒バージョン「湊さん」はコマの隅でちらほら見えます。
(※某書店でのオマケ小冊子は2人の過去風景「ねとねとの芽」でしたよ)
そこから見ると、だいぶ垢抜けたねー。
胸凝視してた、とかからかわれていましたけど、あれだけ大きく胸元開いた服装してれば、見るのが当然。
まぁ、「湊さん」のアピールですわね。
あの場から巧いこと誘い出す、蹴っ飛ばして拘束する、など色々な面で成長していました。
「確かめたいんですよね?私の成長具合」
とかなんとか、現在は妻帯者な教師「高橋くん」に彼女からえっち仕掛ける展開。
あれは…ヤバい。
そこそこクラスにも2人の関係は噂となっていましたが、どこまでバレていたんだろう。
先の漫画家「真綾さん」と共に良いキャラでした。
どっちも別シチュエーションの話が見たい。
075:「恋猫こいこい」
ちょっと変わった娘「菜々子」と付き合う「大地」
独特な空気感を持っていて、またそれが心地よく、関係は良好でした。
しかし、受験に失敗して浪人生となった彼が勉学に集中したため、デートは半年ぶりとなったのです。
2ページ目の1コマ目、猫に囲まれてる「菜々子ちゃん」の絵がとってもキュート。
あのコマ好き。
彼女曰く、「大地君猫っぽいね」とのことでしたが、アナタも猫みたいでしたよ。
ラブラブで、久しぶりに会った彼にべったりくっついていました。
もう、飲食店から始まってしまいそう(笑)
ショッピングモールでなかなか場所が定まりませんでしたが、最終的には路地裏でのえっちでした。
なお、こちらの漫画はコメディー調なため、”あえて絵のデフォルメ強くしている”とのことです。
094:「アマヤドリ」
雨宿りをしていた「ひなた」を発見した「武人」
2人して止むまで待っていたものの、30分過ぎても止む気配はなく。
ふとしたタイミングで聞いた彼女の台詞を切っ掛けに、良いムードになっていくのでした。
けっこうガッツリ濡らされたらしく、「ひなたちゃん」の透けたブラウスが素敵。
普段は大人しく、真面目っ娘という印象な彼女。
ほぼ告白めいた言葉の後に、読んでいた本がえっち本だと判明していて。
そりゃー、「武人くん」もえっち仕掛けるの当然でしょう。
オチの2人もいい感じでした。
裏表紙が「ひなたちゃん」ですわね。
111:「はぴねす☆ウエディング」
結婚式を迎えていた新婦「成美」
しかし、突然控室に乱入してきた男に…という流れ。
なかなかぶっ飛んだ、トンデモなお話。
まぁ、漫画ならでは、というところでしょう。
迷惑な性癖ですね。
新郎「隆二」くんを考えると、どうにも、ねぇ。
個人的には、ドレスがミニのタイプでやや”ウエディング感”がなかったのが、残念。
127:「奴隷ごっこ」
祖父の体調悪化がため、久しぶりに帰郷した「玉慈(たまじ)」
そこで昔なじみ「木葉」と再会。
久しぶりに独自ルールのあるトランプ勝負をすることとしたのでした。
肩揉んでもらったりしていましたが。
昔もエスカレートしてキスとかしていたらしく、こちらではその先までに。
もともと好いていたようだし、2人とも成長してるし、当然かな。
約2ページまるまるというキスシーンを堪能ください。
オチの笑顔が可愛かったです。
なお、あとがき絵ではおそらくその後だろう2人の姿を見ることができます。
145:「宅配LOVER」
「弥生」と「ナオ」の幼馴染みえっち。
うん、これはタイミングが抜群に良かったんですね。
タイトルがあんなんなのは、主人公「ナオくん」が宅配業者で、偶然に彼女の部屋へ届け物をしたため。
お風呂後にタオル1枚な姿のまま玄関先まで出ていて。
そりゃ、物落とすのも当然。
顔見知りでも、最低限の恰好しようね。
なお、そんなんがネタが巧いことオチにつながっていました。
161:「発情しちゃうぞ」
告白された男性恐怖症な「遥」
まだ返事をしていない彼女は、相談された幼馴染み「雄太」
そんな彼女にイラっとした彼は、ミニスカ・ノーパンなまま街を連れて歩くこととしたのでした。
近しい2人がくっつく、ベストな流れ。
がんばって告白した「高岡くん」は気の毒でしたがね。
(※いちおう、「雄くん」もドサクサ紛れで好意を口にしてます)
なお、男性恐怖症と言いつつも「雄くん」とはごく普通に会話できていて。
単に人見知りなのでは。
羞恥プレイについては、素質があったのかある程度歩いた後でもいい笑顔をしていました。
あれは…いじめたくなるだろうなぁ。
※左:ひなた、右:遥
177:「君色・姉妹」
元カレ「健太郎」が付き合うこととしたのは、妹「奈々」でした。
「私よりずっと純真~」
そう言っていた姉「真紀」でしたが、実は…という流れ。
まぁ、どの程度の経験あるか、なんて姉妹でもいちいち把握なんてしてないわね。
6年ほどでキスだけだった「真紀さん」
それ対し、「奈々ちゃん」とは雰囲気からして長くとも数か月というところでしたが、ガッツリえっちしていて。
さらに、
「今でも好きなんでしょ?」
とかなんとか、年上男女2人の真意まであっさり見破っていました。
まぁ、物事に聡い雰囲気はありましたが。
そんな訳で、姉「真紀さん」との仲を取り持っておりました。
オチがいいですね。
あれで本気出されたら、絶対勝てないと思う。
193:「田舎とキミと」
昔家が隣同士だった「ちえみ」との再会えっち。
主人公「タカ」くんはなかなかイイ男で。
彼女からのお誘いとなったのも、久しぶりな彼からそんなんを感じたためでしょう。
(また、一度中断しようともしていたし)
家の事情で挨拶もなく引っ越していた彼女。
なんらかあるのは変わらぬらしく、成長した今ならばなんとかなるかな。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひょころー」センセでした。
あとがきによると、通算2冊目。
ブログでは「かくしデレ」を紹介しています。
あとがきによると、原稿によってはこちらのが古いかも。
(※例えば「田舎とキミと」は、人物いる絵は全て修正いれた~とのことでした)
短編ながらキャラが強く、印象に残る作品群です。
お話も良く、短編で終わってしまうのが惜しいものばかり。
次は連続ものを見たいです。
できれば…今回ヒロイン、漫画家「真綾さん」をシリーズ化していただけれぱ。
とろけまなこ (ワニマガジンコミックススペシャル) 2014/7/30 ひょころー (著)
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、幼馴染み、コメディー、露出
・構成 : カラー(4P)、短編×12話収録。
・おまけ: あとがき、合間に作品解説、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひょころー」センセの「とろけまなこ」です。
※波柴湊
【 構成・絵柄 】
収録の12話はすべて短編。
全て独立していて、関連するようなものはありません。
ごく簡単にはラブコメジャンル。
明るい雰囲気の作品群です。
コメディー強めなものもありました。
…が。
そうした短編ばかりでなく、基本ライトなものでも、ちらとブラックな色を感じる箇所がちらほら。
プレイとしても、野外とか露出っぽい要素もあります。
1話完結モノながら優れたストーリー具合で、キャラの強さもあり。
普通に読める単行本でした。
続き読みたくなると思います。
やわらかな線での作画。
全体の色づきは適度なくらいで、濃淡はやや薄め。
描き込みは過ぎないほどの細かさ。
収録2010年から14年ほどあり、試行錯誤もされているらしく。
各エピソードで差がありました。
ただし、もともとお上手で修正もされたらしく、差と言っても”タイプ違い”というだけ。
好き嫌いはあるかもしれませんが、大きなマイナスを感じるほどではありません。
その点はご安心を。
重なるコマ割りで枠間なくなること頻繁。
はみ出し・ぶち抜きなど派手で賑やかな仕上がり。
一部漫画の流れで見づらさも感じました。
人物絵は幅ある輪郭で頬もふっくら。
どちらかと言うと、ロリっとした可愛さのあるヒロイン群です。
むちむち健康的なスタイルでしたよ。
表情にも優れ、コメディー・シリアスどちらも違和感なく。
また、背景や小物も巧く、バランスも良く、プラスの説得力となっていました。
だいたいは↓表紙・裏表紙、紹介帯のカット絵など総合的に判断いただければ良いと思います。
【 収録話 】 12話収録
001:「カノ酔い」 カラー原稿
閉店間際に来店し、エロ本を購入していた常連客。
ふとした際に素顔が見えると、それが元クラスメイト「御影結衣子」であると知ったのでした。
成績優秀で大人しい彼女の素顔を知った「小室」は…という流れ。
まぁ、商品置いてっちゃったし、店員としては追いかけるのが当然。
しかし、彼女は相当なMらしく、バレたと知っただけで既にスイッチ入っています。
エロい娘さんだなぁ。
話したところ、あえて「小室くん」を狙って購入していたらしく、こりゃバレる想像もして楽しんでいたか。
公園トイレでのえっち展開です。
ホットパンツでむちむちっとした太ももがいい感じ。
なお、カラー原稿部分はその後の2人でした。
025:「〆切☆発情マネジメント」
自らの担当分を終えた、女性エロ漫画家「南野真綾」
現在締め切りギリギリという状況でしたが、自らの漫画でエッチな気分になっていた彼女はアシスタント「東山しん太」に迫るのでした。
今回の↓表紙がヒロイン「真綾さん」です。
ショートカットのロリっとした可愛らしい方で、仕事する彼に半ば無理やりにえっち仕掛けておりました。
コレ、いいなぁ。
あの完全にスイッチ入ってるっぽい彼女を目前に、仕事してる「東山くん」は偉い。
「すっごい我慢しました」
…のコマ好き。
えっち最中に担当さんからTELあり、よくあるAVみたいな流れになっていました。
気にせず電話に出ていた「真綾さん」
デートに誘われたりしていましたが、それも納得。
こんな人だと、仕事にならなそうね。
なお、オチでの彼はまさに”スーパーアシスタント”という感じでした。
キャラ・お話共に収録中でダントツにこちらがよかったです。
※左:エロ漫画家「南野真綾」、右:菜々子
041:「イ・チ・ズ・ナ」
幼馴染が人気絶頂のアイドル「飯島みずほ」という「小太郎」
呼び出されて買い物の荷物持ちをした彼は、ふと素に戻った彼女を見たのでした。
おおむねセンセが解説で書かれていたそのまま、という印象。
悪くはないものの、お話・キャラ共にコレというポイントなく。
せめて、アイドル衣装でのえっちあればまた違ったかな。
ただし、へそ出し短パンという姿は彼女と合っていて、これはコレで素敵。
「な…なんちて」
あたりのくだりがキュートでした。
057:「ねとねとられ」
クラスの同窓会に出席した、教師「高橋」
そこにはいわくある生徒、「波柴湊(はしば・みなと)」がおり…というオープニング。
”5年前は地味で無口な優等生タイプ”
という生徒バージョン「湊さん」はコマの隅でちらほら見えます。
(※某書店でのオマケ小冊子は2人の過去風景「ねとねとの芽」でしたよ)
そこから見ると、だいぶ垢抜けたねー。
胸凝視してた、とかからかわれていましたけど、あれだけ大きく胸元開いた服装してれば、見るのが当然。
まぁ、「湊さん」のアピールですわね。
あの場から巧いこと誘い出す、蹴っ飛ばして拘束する、など色々な面で成長していました。
「確かめたいんですよね?私の成長具合」
とかなんとか、現在は妻帯者な教師「高橋くん」に彼女からえっち仕掛ける展開。
あれは…ヤバい。
そこそこクラスにも2人の関係は噂となっていましたが、どこまでバレていたんだろう。
先の漫画家「真綾さん」と共に良いキャラでした。
どっちも別シチュエーションの話が見たい。
075:「恋猫こいこい」
ちょっと変わった娘「菜々子」と付き合う「大地」
独特な空気感を持っていて、またそれが心地よく、関係は良好でした。
しかし、受験に失敗して浪人生となった彼が勉学に集中したため、デートは半年ぶりとなったのです。
2ページ目の1コマ目、猫に囲まれてる「菜々子ちゃん」の絵がとってもキュート。
あのコマ好き。
彼女曰く、「大地君猫っぽいね」とのことでしたが、アナタも猫みたいでしたよ。
ラブラブで、久しぶりに会った彼にべったりくっついていました。
もう、飲食店から始まってしまいそう(笑)
ショッピングモールでなかなか場所が定まりませんでしたが、最終的には路地裏でのえっちでした。
なお、こちらの漫画はコメディー調なため、”あえて絵のデフォルメ強くしている”とのことです。
094:「アマヤドリ」
雨宿りをしていた「ひなた」を発見した「武人」
2人して止むまで待っていたものの、30分過ぎても止む気配はなく。
ふとしたタイミングで聞いた彼女の台詞を切っ掛けに、良いムードになっていくのでした。
けっこうガッツリ濡らされたらしく、「ひなたちゃん」の透けたブラウスが素敵。
普段は大人しく、真面目っ娘という印象な彼女。
ほぼ告白めいた言葉の後に、読んでいた本がえっち本だと判明していて。
そりゃー、「武人くん」もえっち仕掛けるの当然でしょう。
オチの2人もいい感じでした。
裏表紙が「ひなたちゃん」ですわね。
111:「はぴねす☆ウエディング」
結婚式を迎えていた新婦「成美」
しかし、突然控室に乱入してきた男に…という流れ。
なかなかぶっ飛んだ、トンデモなお話。
まぁ、漫画ならでは、というところでしょう。
迷惑な性癖ですね。
新郎「隆二」くんを考えると、どうにも、ねぇ。
個人的には、ドレスがミニのタイプでやや”ウエディング感”がなかったのが、残念。
127:「奴隷ごっこ」
祖父の体調悪化がため、久しぶりに帰郷した「玉慈(たまじ)」
そこで昔なじみ「木葉」と再会。
久しぶりに独自ルールのあるトランプ勝負をすることとしたのでした。
肩揉んでもらったりしていましたが。
昔もエスカレートしてキスとかしていたらしく、こちらではその先までに。
もともと好いていたようだし、2人とも成長してるし、当然かな。
約2ページまるまるというキスシーンを堪能ください。
オチの笑顔が可愛かったです。
なお、あとがき絵ではおそらくその後だろう2人の姿を見ることができます。
145:「宅配LOVER」
「弥生」と「ナオ」の幼馴染みえっち。
うん、これはタイミングが抜群に良かったんですね。
タイトルがあんなんなのは、主人公「ナオくん」が宅配業者で、偶然に彼女の部屋へ届け物をしたため。
お風呂後にタオル1枚な姿のまま玄関先まで出ていて。
そりゃ、物落とすのも当然。
顔見知りでも、最低限の恰好しようね。
なお、そんなんがネタが巧いことオチにつながっていました。
161:「発情しちゃうぞ」
告白された男性恐怖症な「遥」
まだ返事をしていない彼女は、相談された幼馴染み「雄太」
そんな彼女にイラっとした彼は、ミニスカ・ノーパンなまま街を連れて歩くこととしたのでした。
近しい2人がくっつく、ベストな流れ。
がんばって告白した「高岡くん」は気の毒でしたがね。
(※いちおう、「雄くん」もドサクサ紛れで好意を口にしてます)
なお、男性恐怖症と言いつつも「雄くん」とはごく普通に会話できていて。
単に人見知りなのでは。
羞恥プレイについては、素質があったのかある程度歩いた後でもいい笑顔をしていました。
あれは…いじめたくなるだろうなぁ。
※左:ひなた、右:遥
177:「君色・姉妹」
元カレ「健太郎」が付き合うこととしたのは、妹「奈々」でした。
「私よりずっと純真~」
そう言っていた姉「真紀」でしたが、実は…という流れ。
まぁ、どの程度の経験あるか、なんて姉妹でもいちいち把握なんてしてないわね。
6年ほどでキスだけだった「真紀さん」
それ対し、「奈々ちゃん」とは雰囲気からして長くとも数か月というところでしたが、ガッツリえっちしていて。
さらに、
「今でも好きなんでしょ?」
とかなんとか、年上男女2人の真意まであっさり見破っていました。
まぁ、物事に聡い雰囲気はありましたが。
そんな訳で、姉「真紀さん」との仲を取り持っておりました。
オチがいいですね。
あれで本気出されたら、絶対勝てないと思う。
193:「田舎とキミと」
昔家が隣同士だった「ちえみ」との再会えっち。
主人公「タカ」くんはなかなかイイ男で。
彼女からのお誘いとなったのも、久しぶりな彼からそんなんを感じたためでしょう。
(また、一度中断しようともしていたし)
家の事情で挨拶もなく引っ越していた彼女。
なんらかあるのは変わらぬらしく、成長した今ならばなんとかなるかな。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひょころー」センセでした。
あとがきによると、通算2冊目。
ブログでは「かくしデレ」を紹介しています。
あとがきによると、原稿によってはこちらのが古いかも。
(※例えば「田舎とキミと」は、人物いる絵は全て修正いれた~とのことでした)
短編ながらキャラが強く、印象に残る作品群です。
お話も良く、短編で終わってしまうのが惜しいものばかり。
次は連続ものを見たいです。
できれば…今回ヒロイン、漫画家「真綾さん」をシリーズ化していただけれぱ。
とろけまなこ (ワニマガジンコミックススペシャル) 2014/7/30 ひょころー (著)
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