■ペンギン王国~学園初等部先生係のおしごと~ (西安)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、複数、コメディー
・構成 : カラー(4P)、短編×12話収録(うち「真学園魔狂ペンギン王国」×5)
・おまけ: あとがき漫画、、
カバー裏カラー絵(裏表紙は変化絵)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安(にしいおり)」センセの「ペンギン王国~学園初等部先生係のおしごと~」です。
※左:「ゆな」・「まゆか」、右:亜野さおり
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
漫画でないものとか、ショート漫画も収録されていました。
シリーズものは同世界のオムニバス形式。
ストーリーっぽさはほぼなく、あちこちのえっち風景が描かれています。
LOくくりで、当然ながらロリ系。
凌辱でもラブラブでもなく、小さいながらも熟練者で慣れきっているのが最大の特徴です。
いわゆる王道なパターンとはまったく異なる仕上がりのため、注意が必要。
そうした違和感が”ごく当たり前”として描かれており、ゆえにコメディーっぽく仕上がっていました。
複数えっちが頻繁なのもポイントですかね。
癖が強めなので、お気をつけて。
しっかりとした線での作画。
全体の色づきはそこそこ。
黒がきゅっと強く、ハッキリとした濃淡具合でした。
描き込みは過不足ないくらい。
コマ割りはそう変化なく、枠間とか上下左右の隙間もおおむね確保されているんですが。
はみ出し・ぶち抜き頻繁で、擬音が乱れ飛ぶような描き方で。
原稿はかなりごっちゃりとしていました。
初出によると、2003年から2015年と幅広め。
あとがき漫画でセンセ自身が書かれていたように、ほとんどは04~08年の原稿となっていました。
ある程度の差はあります。
ただ、画風は確立されていて、もともとお上手なので。
さらっと読んだ感じでは、そう違和感はありませんでした。
人物画はガラスのような目とまるっとした鼻が特徴的。
頭大きめで丸っこく、ふんわりとしたやや太めなスタイルのロリ絵です。
漫画としては、やたらモノローグが多いのが特徴。
テキスト多めで、気になる方もいるでしょう。
あちこちの個性が強く、なにかと濃い目な仕上がり。
さらには前述したジャンルの傾き具合もあるため、かなり人を選ぶ仕上がりだと思います。
判断は↓表紙・裏表紙ほか、紹介帯の文言など総合的に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 12話収録
005:「OKAPPA MATSURI」 カラー原稿
こちらは4ページのショート。
収録原稿のうちかなり古いもので、また彩色原稿でもあるためか。
いきなり差が目立つものでした。
漫画はおかっぱ髪な女の子との複数。
服装異なる3名のヒロインが登場してます。
009:「パパとママには内緒 女児専用たまり場」
いつからか、近所に住む女の子らが部屋に遊びに来るようになっていて。
お願いしたところ、ごくあっさりOKされたのでした。
…と、そんな感じのオープニング。
「まゆか」・「ゆな」というWヒロインとの複数。
まったく躊躇も恥じらいもなく、あっさり行為に浸っていく様が凄い。
アイテムとかもごく当然のように受け入れておりました。
変な世界。
そうした中、中盤の「ゆなちゃん」が不機嫌になるくだりは実に人間的で、いい感じ。
※先生係「春名このみ」
025:「真学園魔狂ペンギン王国」 5話
5話ほど続く連続話。
1話目は通称ペンギン、という先生係に3年連続で立候補した「春名このみ」ちゃんのお話。
先生係がどういったものか、解説されています。
まぁ、朝から放課後まで突っ込まれまくりですね。
なにげに凄いのは登校前に父親にされてる点でしょうか。
母親も普通のこととして、見咎めることもしていませんでした。
2話目は校長らの会話。
最近生徒らの映像が出回っているという問題を議論しているんですが。
その最中にもガッチリしてるのがコメディー。
「けしからん!!」
とか言ってましたが、アンタだよ。
こちらでも「このみちゃん」が頑張ってました。
相当お好きなのね。
映像に出てる男性は誰か、というのがポイントになっています。
プチ家出を描いた3話目。
前半は2話と同じく、その問題を議論する校長らから。
まぁ、良いコメディーですからね。
プチ家出で日銭を稼ぐのは当然アレ。
「ひかり」・「みか」という女の子らが登場。
こうした流れですが、オチがあーなのは救いか。
(※色々されつつも、自分の好き勝手に出来てるのね)
いちおう、こんな地域でもお金払ってスルのは違法なんだそうな。
なんのこっちゃ。
4話目は再び「このみちゃん」
彼女の回想という形で、様々な性遍歴が語られていました。
なにゆえそんなんか、オチニて判明します。
TVだのグラビアだの、物凄いですね。
そりゃー、立候補するのも納得。
後半の各家庭の風景がコメディーしていました。
この地域そんなんばっかりか(笑)
”この町一番のおしゃぶリスト”とか言ってる5話目。
お口好きな「まい」ちゃんです。
これまでに顔見せているか、ざっと見てみましたが…わかんなかったです。
父親とお兄ちゃんで猛特訓したそうで、現在は指導までしていました。
どんな女だ。
彼女の母親はこの単行本では珍しく肯定的で指導にも参加しており、まぁ円満な様子。
最終的には父親とでした。
本編とはまったく関係ない台詞「あの木見て!!」が楽しい。
103:「委員長倶楽部 -真学園魔境シリーズ-」
眼鏡で優等生然とした「町田めぐみ」
離婚後事業に失敗していた母は、通称”委員長倶楽部”という売春クラブへ彼女を所属させたのでした。
そんな感じで、とかく「めぐみちゃん」が複数に色々されるというもの。
ちらと顔をみせる母親が凶悪。
特にオチ部分はブラックですね…。
ああした目に遭いつつも、知的な雰囲気を維持し続けてる「めぐみちゃん」が凄い。
人気出るだろうなぁ。
良いか悪いか分かりませんが。
119:「少女バイバイ」
公園にいた「初音」・「舞」はおっちゃんに自らを売るのでした。
視点はそのうち「舞ちゃん」
自ら売り込んでいるだけあって熟練者なんですが、差し込まれる過去描写が黒々しい。
前話と同様に親がまたあんなんで、救いのないお話。
また、そうした仕事なので当然危険もついて回り。
後半はまた大変なこととなっていました。
しかし、「舞ちゃん」は強いなぁ。
135:「城塞都市」
高台にある住宅群には、独特な風習を持つ一族が住んでいたのでした。
分かるような、そうでないような。
昔はセオリーで山奥の集落だったようですが、こちらは普通に住宅地。
今では外部の人間もこの地域に住むようになっているとのことで。
壁は厚い…かな?
ヒロインは娘「亜野さおり」で、帰宅後普通に始めておりました。
近親ではあるものの、他の異常・危険っぷりと比べればまだこっちのがマシなような…。
※左:まいちゃん、右:町田めぐみ
151:「魁!!デビル幼 稚園 」
8ページと短めな作品。
とある入園式で、ヒロインは「きむらこのみ」ちゃん。
”入園の儀式”ということで、約3ページほど好き勝手にされているんですが。
その後の「しーん…」というくだりがコメディーでした。
159:「国際少女躾教室」
4ページのこちらは漫画ではなく。
イラストに文章ついたタイプです。
まぁ、他が濃いので終わり際はこれくらいがいいか。
1ページ目は扉絵で、実質3ページなんですが、2ページ分は1枚絵。
ぶっちゃけ、あとがきのがボリューム多いですね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「西安」センセでした。
こちらのブログでは、「LOVE DOLL」、「自慰支援委員会」、「すくすくアイドル Sukusuku IDOL」、「不純異性」、などを紹介しています。
それらでも、ちらほら書いているんですが。
今回はすこぶる合わない。
センセの絵柄的にも、ロリより妙齢か高めな女性のがいいかなー。
あまりにもファンタジー過ぎて、頭どうにかなってしまいそう。
ペンギン王国~学園初等部先生係のおしごと~(TENMACOMICS LO)
(2015/7/28)
西安
※アマゾン登録なし
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、複数、コメディー
・構成 : カラー(4P)、短編×12話収録(うち「真学園魔狂ペンギン王国」×5)
・おまけ: あとがき漫画、、
カバー裏カラー絵(裏表紙は変化絵)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安(にしいおり)」センセの「ペンギン王国~学園初等部先生係のおしごと~」です。
※左:「ゆな」・「まゆか」、右:亜野さおり
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
漫画でないものとか、ショート漫画も収録されていました。
シリーズものは同世界のオムニバス形式。
ストーリーっぽさはほぼなく、あちこちのえっち風景が描かれています。
LOくくりで、当然ながらロリ系。
凌辱でもラブラブでもなく、小さいながらも熟練者で慣れきっているのが最大の特徴です。
いわゆる王道なパターンとはまったく異なる仕上がりのため、注意が必要。
そうした違和感が”ごく当たり前”として描かれており、ゆえにコメディーっぽく仕上がっていました。
複数えっちが頻繁なのもポイントですかね。
癖が強めなので、お気をつけて。
しっかりとした線での作画。
全体の色づきはそこそこ。
黒がきゅっと強く、ハッキリとした濃淡具合でした。
描き込みは過不足ないくらい。
コマ割りはそう変化なく、枠間とか上下左右の隙間もおおむね確保されているんですが。
はみ出し・ぶち抜き頻繁で、擬音が乱れ飛ぶような描き方で。
原稿はかなりごっちゃりとしていました。
初出によると、2003年から2015年と幅広め。
あとがき漫画でセンセ自身が書かれていたように、ほとんどは04~08年の原稿となっていました。
ある程度の差はあります。
ただ、画風は確立されていて、もともとお上手なので。
さらっと読んだ感じでは、そう違和感はありませんでした。
人物画はガラスのような目とまるっとした鼻が特徴的。
頭大きめで丸っこく、ふんわりとしたやや太めなスタイルのロリ絵です。
漫画としては、やたらモノローグが多いのが特徴。
テキスト多めで、気になる方もいるでしょう。
あちこちの個性が強く、なにかと濃い目な仕上がり。
さらには前述したジャンルの傾き具合もあるため、かなり人を選ぶ仕上がりだと思います。
判断は↓表紙・裏表紙ほか、紹介帯の文言など総合的に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 12話収録
005:「OKAPPA MATSURI」 カラー原稿
こちらは4ページのショート。
収録原稿のうちかなり古いもので、また彩色原稿でもあるためか。
いきなり差が目立つものでした。
漫画はおかっぱ髪な女の子との複数。
服装異なる3名のヒロインが登場してます。
009:「パパとママには内緒 女児専用たまり場」
いつからか、近所に住む女の子らが部屋に遊びに来るようになっていて。
お願いしたところ、ごくあっさりOKされたのでした。
…と、そんな感じのオープニング。
「まゆか」・「ゆな」というWヒロインとの複数。
まったく躊躇も恥じらいもなく、あっさり行為に浸っていく様が凄い。
アイテムとかもごく当然のように受け入れておりました。
変な世界。
そうした中、中盤の「ゆなちゃん」が不機嫌になるくだりは実に人間的で、いい感じ。
※先生係「春名このみ」
025:「真学園魔狂ペンギン王国」 5話
5話ほど続く連続話。
1話目は通称ペンギン、という先生係に3年連続で立候補した「春名このみ」ちゃんのお話。
先生係がどういったものか、解説されています。
まぁ、朝から放課後まで突っ込まれまくりですね。
なにげに凄いのは登校前に父親にされてる点でしょうか。
母親も普通のこととして、見咎めることもしていませんでした。
2話目は校長らの会話。
最近生徒らの映像が出回っているという問題を議論しているんですが。
その最中にもガッチリしてるのがコメディー。
「けしからん!!」
とか言ってましたが、アンタだよ。
こちらでも「このみちゃん」が頑張ってました。
相当お好きなのね。
映像に出てる男性は誰か、というのがポイントになっています。
プチ家出を描いた3話目。
前半は2話と同じく、その問題を議論する校長らから。
まぁ、良いコメディーですからね。
プチ家出で日銭を稼ぐのは当然アレ。
「ひかり」・「みか」という女の子らが登場。
こうした流れですが、オチがあーなのは救いか。
(※色々されつつも、自分の好き勝手に出来てるのね)
いちおう、こんな地域でもお金払ってスルのは違法なんだそうな。
なんのこっちゃ。
4話目は再び「このみちゃん」
彼女の回想という形で、様々な性遍歴が語られていました。
なにゆえそんなんか、オチニて判明します。
TVだのグラビアだの、物凄いですね。
そりゃー、立候補するのも納得。
後半の各家庭の風景がコメディーしていました。
この地域そんなんばっかりか(笑)
”この町一番のおしゃぶリスト”とか言ってる5話目。
お口好きな「まい」ちゃんです。
これまでに顔見せているか、ざっと見てみましたが…わかんなかったです。
父親とお兄ちゃんで猛特訓したそうで、現在は指導までしていました。
どんな女だ。
彼女の母親はこの単行本では珍しく肯定的で指導にも参加しており、まぁ円満な様子。
最終的には父親とでした。
本編とはまったく関係ない台詞「あの木見て!!」が楽しい。
103:「委員長倶楽部 -真学園魔境シリーズ-」
眼鏡で優等生然とした「町田めぐみ」
離婚後事業に失敗していた母は、通称”委員長倶楽部”という売春クラブへ彼女を所属させたのでした。
そんな感じで、とかく「めぐみちゃん」が複数に色々されるというもの。
ちらと顔をみせる母親が凶悪。
特にオチ部分はブラックですね…。
ああした目に遭いつつも、知的な雰囲気を維持し続けてる「めぐみちゃん」が凄い。
人気出るだろうなぁ。
良いか悪いか分かりませんが。
119:「少女バイバイ」
公園にいた「初音」・「舞」はおっちゃんに自らを売るのでした。
視点はそのうち「舞ちゃん」
自ら売り込んでいるだけあって熟練者なんですが、差し込まれる過去描写が黒々しい。
前話と同様に親がまたあんなんで、救いのないお話。
また、そうした仕事なので当然危険もついて回り。
後半はまた大変なこととなっていました。
しかし、「舞ちゃん」は強いなぁ。
135:「城塞都市」
高台にある住宅群には、独特な風習を持つ一族が住んでいたのでした。
分かるような、そうでないような。
昔はセオリーで山奥の集落だったようですが、こちらは普通に住宅地。
今では外部の人間もこの地域に住むようになっているとのことで。
壁は厚い…かな?
ヒロインは娘「亜野さおり」で、帰宅後普通に始めておりました。
近親ではあるものの、他の異常・危険っぷりと比べればまだこっちのがマシなような…。
※左:まいちゃん、右:町田めぐみ
151:「魁!!デビル幼 稚園 」
8ページと短めな作品。
とある入園式で、ヒロインは「きむらこのみ」ちゃん。
”入園の儀式”ということで、約3ページほど好き勝手にされているんですが。
その後の「しーん…」というくだりがコメディーでした。
159:「国際少女躾教室」
4ページのこちらは漫画ではなく。
イラストに文章ついたタイプです。
まぁ、他が濃いので終わり際はこれくらいがいいか。
1ページ目は扉絵で、実質3ページなんですが、2ページ分は1枚絵。
ぶっちゃけ、あとがきのがボリューム多いですね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「西安」センセでした。
こちらのブログでは、「LOVE DOLL」、「自慰支援委員会」、「すくすくアイドル Sukusuku IDOL」、「不純異性」、などを紹介しています。
それらでも、ちらほら書いているんですが。
今回はすこぶる合わない。
センセの絵柄的にも、ロリより妙齢か高めな女性のがいいかなー。
あまりにもファンタジー過ぎて、頭どうにかなってしまいそう。
ペンギン王国~学園初等部先生係のおしごと~(TENMACOMICS LO)
(2015/7/28)
西安
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