■いやらしいこ。 (赤城あさひと)
★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、コメディー
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、短編×14話収録
(うち「交剣痴愛!」×2、「サウダージ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、カラー描き下ろし「片恋の湯」、
描き下ろし「神咲舞は本当にドMなのか?」、
描き下ろし「サウダージAfter」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「赤城あさひと(あかぎ・あさひと)」センセの「いやらしいこ。」です。
※カフェの女給「おセツ」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
そうページ数はなかったものの、描き下ろしで2話ほど収録エピソードの続きがありました。
冒頭のカラー原稿も描き下ろしのようですが、こちらはえっちシーンの抜き出しです。
ジャンルとしてはラブコメ。
全体的にコメディー色が強く、楽しい漫画となってました。
妙なブラック展開はありません。
また変なプレイもなく、Wヒロインみたいな複数くらいですらもなかったです。
この点を含め、安心して読み進められる単行本だと思います。
強いて言えば、もう1、2…くらいのコレというものが欲しい気がしました。
収録は14年から16年とさほどの開きはないんですが。
初単行本で加筆修正もそこそこらしく、各話でけっこう差がありました。
最近の絵は濃いめで賑やか、ちらほら見かける「ワニマガジン社」さんのスタンダード(※ひでるさんイメージですが)な雰囲気。
描き下ろしやカラー絵などは良く、次が楽しみです。
しっかり・強めな線での作画で。
全体の色づきあり、濃いめな濃淡具合となってます。
描き込みは適度なくらいでしたが、コッテリとした味わいでした。
変化あるコマ割りで、特に最近の原稿では枠間なくなること頻繁。
賑やかですね。
幅広な輪郭で大きな目が特徴。
可愛らしさのある、漫画っぽいものです。
コメディー崩しほか、表情の変化は良好。
背景や小物なども優れていました。
ただ、力の弱い小さいコマがちらほら見られ、特に初期ではバランス感覚が微妙なところがあります。
前述したように不安定さあるので、ご注意ください。
【 収録話 】 14話収録
003:「片恋の湯」 カラー部分描き下ろし
和爾羽新聞社の「小竹克也」が取材先に選んだ温泉旅館「弥栄庵」
紹介された若女将「綾瀬久美」は東京の大学で同じサークルに属していた知り合いであり。
また、「久美」にとっては想いを寄せていた相手でもあったのです。
取材で温泉旅館ってのは、羨ましいですね。
どんな記事となったか分かりませんが、取材先からの”過剰な接待”は露見すると大問題になってしまいそう。
まぁ、漫画ではそこまでの描写はなく。
昔の想い人を前にし、機会を得た「久美さん」が積極的に頑張るという雰囲気です。
当然ながら露天風呂えっち。
いちおう全裸で乗り込むことなく、襦袢姿なんですが。
…逆にえっちよね。
当然ながらお湯で透けており、「克也くん」も敏感に反応していました。
カラー原稿部分はえっちの抜き出し。
ここが描き下ろしだと思います。
※左:若女将「綾瀬久美」、右:先輩「麗花」
023:「肌つきロマンチカ」
大正時代。
洋装の輸入を手掛けている「加納弘昭」の目にとまった、カフェの女給「おセツ」
そのモデルをすることとなったんですが。手渡された服はランジェリーだったのです。
黒の下着姿を堪能できる作品。
三つ編みがキュートな「おセツさん」
田舎から出てきて、実家に仕送りをしているという設定があり。
お金やビフテキに釣られておりました。
漫画はなんのかんの、トントン拍子に進んでいましたが。
あの時代ですから、実際には口説くの大変だと思います。
さて、こうした展開でモデルにお手付きしちゃうのは、成年漫画でのお約束。
「おセツさん」も途中から撮影を楽しむようになっており、そこはスムーズでした。
個人的には、もう少し照れて欲しかったです。
039:「交剣痴愛!」
057:「神咲舞は本当にドMなのか?」 描き下ろし
県下最強と言われる神咲剣友会の娘「神咲舞」
部長「大西」には好意やライバル心などが混ざりあったような、複雑な感情をもっており。
勝負では一度も負けたことのない彼に口でやりこめられてしまったため、放課後に彼を拉致・拘束して、辱めることとしたのです。
剣道をやってる割りに、精神修行はおろそかであるらしく。
女の子ながら、「舞ちゃん」は”はっちゃけ剣士”みたいなキャラクターでした。
さらに、彼女の両親が特殊な性癖の持ち主であり。
それを覗いていた彼女も、かなり誤解があったのです。
「大西くん」とのやり取りは、部で夫婦漫才とか言われていて。
実家でどんなしつけしていたのか不明ですが、素を出せる貴重な存在なのでしょう。
オチでは可愛らしい面も見せてくれていました。
描き下ろしはタイトル通りで、短いながら緊縛えっちな「舞ちゃん」が見れます。
前折り返しでカラーとなっていましたよ。
059:「ノスタルジック・ホスピタル」
同じ陸上部で選手と厳しいマネージャーという関係だった「矢住(やずみ)」と「川澄」
看護師として彼女が勤務する病院へ入院していた彼は、昔さながらの対応をされていたんですが。
ちょっとした接触で、ご無沙汰であった「矢住くん」はうっかり反応してしまったのです。
まぁ、男性はそんなものですわ。
冒頭では3名の研修ナースさんらに囲まれていて。
悪くない容姿の持ち主なのでしょう。
「川澄さん」も当人は気付いていないものの、ある程度好意をもっていたようで。
ふと学生時代を思い出していた彼女とのえっち展開となってます。
最初にお手付きしたのは「川澄さん」
まぁ、いきなりあーされれば、彼女に対する目も変わるでしょう。
えっちは病室にて。
ナース服ながら、その下ではガーターベルトなんて着けていました。
アレはいいなぁ。
オチページでは冒頭の3名も姿を見せていましたが…時間を考えると、あるいは彼の寝込み襲う気だったのかな?
077:「少女の蜜欲」
女の子ながら、官能小説好きな「三崎志織利」
その影響からか妄想癖が強く、無意識に暴走することも多々あったんですが。
うっかりバスに置き忘れてしまった本をクラスメイト「佐藤」に拾われ、その内容を知られてしまったのでした。
妄想が交錯するお話。
冒頭からエロいイメージを爆発させており、こうしたネタそのまま、どこが現実で、どこが妄想なのか、という感じになっていたんですが。
オチにてまた大きなどんでん返しがあったので、お楽しみに。
なるほど、こうした展開もあったか、と驚かされました。
095:「ヒミツの麗花」
仕事中に大人のオモチャを使いつつも、悟られぬよう振る舞う。
そうした行為を楽しんでいた「麗花」
自らを慕う善良な部下「藤沢」とはいい関係だったんですが、ふとしたタイミングでそれがバレてしまったのです。
バラされたらどうしよう、と考える彼女に対し、”いいひと”な彼はまた盛大に誤解していたのでした。
後方折り返しが「麗花さん」です。
なかなか良い趣味ですね。
なにはともあれ、扱いやすい男子で良かった。
こっち側へ引き込むべく、彼女が選択したのは電車内プレイでした。
彼が耐えられないと判断し、残念ながらトイレえっちへ早々に移行するんですが。
もうちょっと電車内で色々して欲しかったなぁ。
ある意味あの程度はリアルでしたけどね。
オチの「麗花さん」が楽しい。
まぁ、男女の感覚の違いでしょう。
115:「Dr.リトルガール」
獣医学部の1年「星美琴」
春休みを利用し、動物病院を開業した「八山隼人」をアルバイトとして手伝っていたところ。
彼の同級生という、美人で色っぽい「さくら」が訪ねてきたのです。
2人のやり取りに危機感をもった「美琴」は…という流れ。
中扉のカラーがこちらの「美琴ちゃん」です。
アルコールを利用し、彼にアタックかけるというもの。
オチでの台詞から察するに、年齢差は結構あるみたい。
まぁ、ガンバレ。
変わった奴、と紹介されていた「さくらさん」
それが何が、の部分は、慣れた読者さんであれば、想像つくと思います。
残念ながらサービスシーンはありません。
131:「フルキズ」
和仁吹奏楽部のOB講演会に出席していた先輩「琴鳴(ことな)」
彼女に告白して振られていた「秋津昌也」は、演奏に集中できなかったんですが。
久しぶりに再会した彼女から、忘れ物を取りに行くと飲み会の後に夜の学校へ誘われたのでした。
学生時もあれはアレで魅力的ですが、
先輩「琴鳴さん」の垢抜けっぷりが凄い。
そもそもの彼女に好意みっていた彼にしてみれば、なるほど眩しい相手でしょう。
前話同様、こちらもアルコールを利用して、積極的に彼が仕掛けておりました。
直前の台詞でだいたい理解できると思います。
まぁ、今回の立ち振る舞いもそうですけど、彼女側もちょっと…ややこしさあるかな。
単に照れ隠しなのかもしれませんが。
147:「Swing! Girl」
店内で女の子にぶつかり、制服にお茶をかけてしまった「忠夫」
いかにも素行悪そうな雰囲気がため、謝罪と共に逃亡していたんですが。
帰宅したところ、その彼女が親と楽しそうに談笑していたのでした。
女の子は年齢と共に変わるものではありますが。
ああした、印象深いだろう彼女を最後まで思い出せないのは、ちょっと違和感が。
他の目もある店内では分かりますが、家の段階では気付くものではないかなぁ。
”いかにも素行悪そう”という割りに、ビジュアルがそこまででなかったのも原因か。
せめて髪色は薄いほうがよかったかも。
結構な即えっちでした。
アクセサリーから察するに、↓表紙はこちらの「結花」ちゃんだと思います。
163:「マーメイドの憂鬱」
スイミングスクールに通う、スタイル抜群な人妻「真奈」
彼女に会えることを楽しみにしていたインストラクター「津上」でしたが、その日はいつも以上に素っ気なく。
心配していた彼は、コンビニ前で独り酒をあおっていた彼女と鉢合わせたのでした。
人妻との競泳水着えっち。
飲酒後のプールは危険なのでは。
まぁ、漫画では着替えただけで、水に浸かる前にえっち発展しているんですけどね。
彼女が荒れていた理由は、人妻設定で想像できる理由そのまま。
この後がどうなるのか分かりませんが、オチでの行動は可愛らしいものでした。
※左:親戚「玉季」、右:店員「サラ」
179:「タマキ☆トリップ」
”模試の成績が良かったら、おっぱいを触らせる”
勉強を見ていた親戚「カズ」くんとそうした約束していたものの、触らせたのはおっぱいボールであり。
裏切られた彼は、「玉季」のお茶に媚薬を盛ったのでした。
2人のやり取りが楽しい、コメディー調な漫画。
まぁ、年頃男子にその裏切りは酷い。
こうした展開も仕方ないかな。
薬の影響もあってか、そのままえっち発展していました。
ああしたオチでしたが、そもそも自己暗示みたいなものですからね。
195:「サウダージ」
211:「サウダージAfter」 描き下ろし
親の再婚で家を飛び出していた「牧佑人」
ひょんな偶然から、憬れていた店員「サラ」にそんな身の上話をする機会を持ち。
それを受けた彼女は、意外な台詞を口にしたのでした。
カバー裏の金髪さんはこちらの「サラさん」かな。
彼女がなにゆえ見知らぬ彼を部屋に招いたのか。
えー、ここは面白い所なので、伏せておきますね。
年上な彼女リードでのえっち展開でした。
4ページほどの描き下ろし漫画も含めて良いエピソードで、できれば関係明かさぬまま同居とかなんとか、もう数話続きを見たいカップルです
【 その他 】
以上、「赤城あさひと」センセの初単行本でした。
おめでとうございます!
漫画界は…まぁ、次々に新しい方が登場しますね。
こちらは↓表紙に引っ張られました。
ああした丸っこくむちむちした感じが好きなので。
そうしたカラー部分も良いんですが。
カバー裏・表紙部分の…あれは収録外キャラ??
桜の花をバックにしたカップルの表情がすこぶる良く。
強く印象に残りました。
次巻とかに出てくるのかな。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、コメディー
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、短編×14話収録
(うち「交剣痴愛!」×2、「サウダージ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、カラー描き下ろし「片恋の湯」、
描き下ろし「神咲舞は本当にドMなのか?」、
描き下ろし「サウダージAfter」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「赤城あさひと(あかぎ・あさひと)」センセの「いやらしいこ。」です。
※カフェの女給「おセツ」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
そうページ数はなかったものの、描き下ろしで2話ほど収録エピソードの続きがありました。
冒頭のカラー原稿も描き下ろしのようですが、こちらはえっちシーンの抜き出しです。
ジャンルとしてはラブコメ。
全体的にコメディー色が強く、楽しい漫画となってました。
妙なブラック展開はありません。
また変なプレイもなく、Wヒロインみたいな複数くらいですらもなかったです。
この点を含め、安心して読み進められる単行本だと思います。
強いて言えば、もう1、2…くらいのコレというものが欲しい気がしました。
収録は14年から16年とさほどの開きはないんですが。
初単行本で加筆修正もそこそこらしく、各話でけっこう差がありました。
最近の絵は濃いめで賑やか、ちらほら見かける「ワニマガジン社」さんのスタンダード(※ひでるさんイメージですが)な雰囲気。
描き下ろしやカラー絵などは良く、次が楽しみです。
しっかり・強めな線での作画で。
全体の色づきあり、濃いめな濃淡具合となってます。
描き込みは適度なくらいでしたが、コッテリとした味わいでした。
変化あるコマ割りで、特に最近の原稿では枠間なくなること頻繁。
賑やかですね。
幅広な輪郭で大きな目が特徴。
可愛らしさのある、漫画っぽいものです。
コメディー崩しほか、表情の変化は良好。
背景や小物なども優れていました。
ただ、力の弱い小さいコマがちらほら見られ、特に初期ではバランス感覚が微妙なところがあります。
前述したように不安定さあるので、ご注意ください。
【 収録話 】 14話収録
003:「片恋の湯」 カラー部分描き下ろし
和爾羽新聞社の「小竹克也」が取材先に選んだ温泉旅館「弥栄庵」
紹介された若女将「綾瀬久美」は東京の大学で同じサークルに属していた知り合いであり。
また、「久美」にとっては想いを寄せていた相手でもあったのです。
取材で温泉旅館ってのは、羨ましいですね。
どんな記事となったか分かりませんが、取材先からの”過剰な接待”は露見すると大問題になってしまいそう。
まぁ、漫画ではそこまでの描写はなく。
昔の想い人を前にし、機会を得た「久美さん」が積極的に頑張るという雰囲気です。
当然ながら露天風呂えっち。
いちおう全裸で乗り込むことなく、襦袢姿なんですが。
…逆にえっちよね。
当然ながらお湯で透けており、「克也くん」も敏感に反応していました。
カラー原稿部分はえっちの抜き出し。
ここが描き下ろしだと思います。
※左:若女将「綾瀬久美」、右:先輩「麗花」
023:「肌つきロマンチカ」
大正時代。
洋装の輸入を手掛けている「加納弘昭」の目にとまった、カフェの女給「おセツ」
そのモデルをすることとなったんですが。手渡された服はランジェリーだったのです。
黒の下着姿を堪能できる作品。
三つ編みがキュートな「おセツさん」
田舎から出てきて、実家に仕送りをしているという設定があり。
お金やビフテキに釣られておりました。
漫画はなんのかんの、トントン拍子に進んでいましたが。
あの時代ですから、実際には口説くの大変だと思います。
さて、こうした展開でモデルにお手付きしちゃうのは、成年漫画でのお約束。
「おセツさん」も途中から撮影を楽しむようになっており、そこはスムーズでした。
個人的には、もう少し照れて欲しかったです。
039:「交剣痴愛!」
057:「神咲舞は本当にドMなのか?」 描き下ろし
県下最強と言われる神咲剣友会の娘「神咲舞」
部長「大西」には好意やライバル心などが混ざりあったような、複雑な感情をもっており。
勝負では一度も負けたことのない彼に口でやりこめられてしまったため、放課後に彼を拉致・拘束して、辱めることとしたのです。
剣道をやってる割りに、精神修行はおろそかであるらしく。
女の子ながら、「舞ちゃん」は”はっちゃけ剣士”みたいなキャラクターでした。
さらに、彼女の両親が特殊な性癖の持ち主であり。
それを覗いていた彼女も、かなり誤解があったのです。
「大西くん」とのやり取りは、部で夫婦漫才とか言われていて。
実家でどんなしつけしていたのか不明ですが、素を出せる貴重な存在なのでしょう。
オチでは可愛らしい面も見せてくれていました。
描き下ろしはタイトル通りで、短いながら緊縛えっちな「舞ちゃん」が見れます。
前折り返しでカラーとなっていましたよ。
059:「ノスタルジック・ホスピタル」
同じ陸上部で選手と厳しいマネージャーという関係だった「矢住(やずみ)」と「川澄」
看護師として彼女が勤務する病院へ入院していた彼は、昔さながらの対応をされていたんですが。
ちょっとした接触で、ご無沙汰であった「矢住くん」はうっかり反応してしまったのです。
まぁ、男性はそんなものですわ。
冒頭では3名の研修ナースさんらに囲まれていて。
悪くない容姿の持ち主なのでしょう。
「川澄さん」も当人は気付いていないものの、ある程度好意をもっていたようで。
ふと学生時代を思い出していた彼女とのえっち展開となってます。
最初にお手付きしたのは「川澄さん」
まぁ、いきなりあーされれば、彼女に対する目も変わるでしょう。
えっちは病室にて。
ナース服ながら、その下ではガーターベルトなんて着けていました。
アレはいいなぁ。
オチページでは冒頭の3名も姿を見せていましたが…時間を考えると、あるいは彼の寝込み襲う気だったのかな?
077:「少女の蜜欲」
女の子ながら、官能小説好きな「三崎志織利」
その影響からか妄想癖が強く、無意識に暴走することも多々あったんですが。
うっかりバスに置き忘れてしまった本をクラスメイト「佐藤」に拾われ、その内容を知られてしまったのでした。
妄想が交錯するお話。
冒頭からエロいイメージを爆発させており、こうしたネタそのまま、どこが現実で、どこが妄想なのか、という感じになっていたんですが。
オチにてまた大きなどんでん返しがあったので、お楽しみに。
なるほど、こうした展開もあったか、と驚かされました。
095:「ヒミツの麗花」
仕事中に大人のオモチャを使いつつも、悟られぬよう振る舞う。
そうした行為を楽しんでいた「麗花」
自らを慕う善良な部下「藤沢」とはいい関係だったんですが、ふとしたタイミングでそれがバレてしまったのです。
バラされたらどうしよう、と考える彼女に対し、”いいひと”な彼はまた盛大に誤解していたのでした。
後方折り返しが「麗花さん」です。
なかなか良い趣味ですね。
なにはともあれ、扱いやすい男子で良かった。
こっち側へ引き込むべく、彼女が選択したのは電車内プレイでした。
彼が耐えられないと判断し、残念ながらトイレえっちへ早々に移行するんですが。
もうちょっと電車内で色々して欲しかったなぁ。
ある意味あの程度はリアルでしたけどね。
オチの「麗花さん」が楽しい。
まぁ、男女の感覚の違いでしょう。
115:「Dr.リトルガール」
獣医学部の1年「星美琴」
春休みを利用し、動物病院を開業した「八山隼人」をアルバイトとして手伝っていたところ。
彼の同級生という、美人で色っぽい「さくら」が訪ねてきたのです。
2人のやり取りに危機感をもった「美琴」は…という流れ。
中扉のカラーがこちらの「美琴ちゃん」です。
アルコールを利用し、彼にアタックかけるというもの。
オチでの台詞から察するに、年齢差は結構あるみたい。
まぁ、ガンバレ。
変わった奴、と紹介されていた「さくらさん」
それが何が、の部分は、慣れた読者さんであれば、想像つくと思います。
残念ながらサービスシーンはありません。
131:「フルキズ」
和仁吹奏楽部のOB講演会に出席していた先輩「琴鳴(ことな)」
彼女に告白して振られていた「秋津昌也」は、演奏に集中できなかったんですが。
久しぶりに再会した彼女から、忘れ物を取りに行くと飲み会の後に夜の学校へ誘われたのでした。
学生時もあれはアレで魅力的ですが、
先輩「琴鳴さん」の垢抜けっぷりが凄い。
そもそもの彼女に好意みっていた彼にしてみれば、なるほど眩しい相手でしょう。
前話同様、こちらもアルコールを利用して、積極的に彼が仕掛けておりました。
直前の台詞でだいたい理解できると思います。
まぁ、今回の立ち振る舞いもそうですけど、彼女側もちょっと…ややこしさあるかな。
単に照れ隠しなのかもしれませんが。
147:「Swing! Girl」
店内で女の子にぶつかり、制服にお茶をかけてしまった「忠夫」
いかにも素行悪そうな雰囲気がため、謝罪と共に逃亡していたんですが。
帰宅したところ、その彼女が親と楽しそうに談笑していたのでした。
女の子は年齢と共に変わるものではありますが。
ああした、印象深いだろう彼女を最後まで思い出せないのは、ちょっと違和感が。
他の目もある店内では分かりますが、家の段階では気付くものではないかなぁ。
”いかにも素行悪そう”という割りに、ビジュアルがそこまででなかったのも原因か。
せめて髪色は薄いほうがよかったかも。
結構な即えっちでした。
アクセサリーから察するに、↓表紙はこちらの「結花」ちゃんだと思います。
163:「マーメイドの憂鬱」
スイミングスクールに通う、スタイル抜群な人妻「真奈」
彼女に会えることを楽しみにしていたインストラクター「津上」でしたが、その日はいつも以上に素っ気なく。
心配していた彼は、コンビニ前で独り酒をあおっていた彼女と鉢合わせたのでした。
人妻との競泳水着えっち。
飲酒後のプールは危険なのでは。
まぁ、漫画では着替えただけで、水に浸かる前にえっち発展しているんですけどね。
彼女が荒れていた理由は、人妻設定で想像できる理由そのまま。
この後がどうなるのか分かりませんが、オチでの行動は可愛らしいものでした。
※左:親戚「玉季」、右:店員「サラ」
179:「タマキ☆トリップ」
”模試の成績が良かったら、おっぱいを触らせる”
勉強を見ていた親戚「カズ」くんとそうした約束していたものの、触らせたのはおっぱいボールであり。
裏切られた彼は、「玉季」のお茶に媚薬を盛ったのでした。
2人のやり取りが楽しい、コメディー調な漫画。
まぁ、年頃男子にその裏切りは酷い。
こうした展開も仕方ないかな。
薬の影響もあってか、そのままえっち発展していました。
ああしたオチでしたが、そもそも自己暗示みたいなものですからね。
195:「サウダージ」
211:「サウダージAfter」 描き下ろし
親の再婚で家を飛び出していた「牧佑人」
ひょんな偶然から、憬れていた店員「サラ」にそんな身の上話をする機会を持ち。
それを受けた彼女は、意外な台詞を口にしたのでした。
カバー裏の金髪さんはこちらの「サラさん」かな。
彼女がなにゆえ見知らぬ彼を部屋に招いたのか。
えー、ここは面白い所なので、伏せておきますね。
年上な彼女リードでのえっち展開でした。
4ページほどの描き下ろし漫画も含めて良いエピソードで、できれば関係明かさぬまま同居とかなんとか、もう数話続きを見たいカップルです
【 その他 】
以上、「赤城あさひと」センセの初単行本でした。
おめでとうございます!
漫画界は…まぁ、次々に新しい方が登場しますね。
こちらは↓表紙に引っ張られました。
ああした丸っこくむちむちした感じが好きなので。
そうしたカラー部分も良いんですが。
カバー裏・表紙部分の…あれは収録外キャラ??
桜の花をバックにしたカップルの表情がすこぶる良く。
強く印象に残りました。
次巻とかに出てくるのかな。
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