■ラブラウネ -IDOL MONSTER GIRLS- (白羽まと)
★まんがデーター [11.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●◎○○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ファンタジー、モンスター娘
・構成 : 短編×9話(うち「ラブラウネ」×3)
・おまけ: あとがき、イラストギャラリー、カバー裏に線画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白羽まと(しらは・まと)」センセの「ラブラウネ -IDOL MONSTER GIRLS-」です。
※左から女学生「フルトブラント」、ユニコーン・バージンサクリファイス
【 構成・絵柄 】
表題となった連続話を中心とした構成。
ただ、そちらも3話ほどで、6割以上は短編となってます。
メインはいちおうストーリーがあるものの、繋がりは弱く。
複数ヒロインが登場し、それぞれが各話を担当するようになってました。
そう暗いところのない、楽しいお話になってます。
一方、その他短編は「キルタイムコミュニケーション」さんらしい、ブラックなものが多め。
前巻の紹介ショートほか、原作ゲームの漫画も1話ほど入っていました。
ほぼ洋風なファンタジー系。
お話としては連続話も含めてそう凝ったものではありません。
多少ですが、説明っぽいところが目につきました。
そんなんより何より、漫画の最大の特徴はその描き方。
いちおうコマ割りされているものの、枠間はほとんどなく。
枠線からして目立たず、あるのか、ないのかという印象。
原稿には相当な賑やかさありました。
えー、はっきり言って見辛いです。
絵はお上手なんですが、分かり辛い個所もちらほら。
簡単には↓表紙がそんなんですわね。
やや強めの作画で、描き込み・濃淡は適度なくらい。
ファンタジー系としては、黒が若干弱いかなと思います。
縦に長めなキャラ絵は漫画ちっくで、軽め。
良くも悪くもパンチは弱く、重たいエピソードが合いません。
表題作くらいが良いのでは。
紹介帯では分かり辛いので、判断には「キルタイムコミュニケーション」さんのサンプルがいいでしょう。
【 収録話 】 9話収録
005:「ラブラウネ」 3話
魔王が勇者に倒された後の世界。
生き残った”非戦闘種”のモンスター娘らでした。
家畜か、共存か。
そう選択肢を与えられた彼女らは、アルラウネ「ラウネ」の発案でアイドルユニットを組み。
来るべき総選挙(ライブ)で支持を得るべく、歌の得意なハーピー「ハピィ」、ダンスが得意なラミア「ミラ」の3名で活動を始めたのでした。
だいたいそんな感じ。
よくあるファンタジー話なんですが。
魔王討伐後の風景が描かれ。
また生き残りのモンスター娘らが、共存のためアイドルユニットを結成する、という設定はかなり大胆で斬新。
お話としては、3話で終わってしまうんですが。
メンバー探しなど結成時のアレコレとかなんとか、色々エピソードも想像でき…。
可能であれば、1冊まるまるか、数冊あっても良さそうな気もしました。
こちらは、ヒロインが3名で3話ということで、各話にえっち担当が立つタイプ。
オープニングから既にユニットは結成済みで、そこそこの支持も得ており。
個人的には、やや勿体ない印象でした。
また、非常に難しい部分だと承知で書きますが。
各ヒロイン、モンスター娘さんらの形状は、顔から胸、お腹そして大事なあたりまでは皆さんほぼ人間そのもの。
「ハピィさん」は手が翼で足先が鳥のソレというくらい。
「ミラさん」は下半身が蛇である以外は普通。
「ラウネさん」にいたっては、太ももから足先が花の中にある程度で、あとは完全に普通の女性で。
特殊なモンスター娘という設定であるものの、その要素がごく薄いのです。
良くも悪くも。
プレイ的にもそう変なところなく…あ、「ハピィさん」のところはあったか。
※ラミア「ミラ」、アルラウネ「ラウネ」、ハーピー「ハピィ」
その「ハピィさん」は1話担当。
発声練習と称して、積極的に枕営業を楽しんでおりました。
そもそも彼女にそうした知識を与えたのは”プロデューサー系の勇者”とのことでしたが。
…どんなんだ。
そもそも手が羽となっていて、足先も比較的よく描かれて目立っており。
前述したように、プレイとしてもファンタジー系な成年漫画という感じでした。
そういう意味で一発目としては良いキャラだったと思います。
2話目はラミアの「ミラさん」
黒髪で真面目なタイプ。
武闘派の勇者らに指示を得るべく、自らの身を差し出すのでした。
そんな感じで、切っ掛けとしては前回と真逆な印象。
初体験のようです。
彼女の場合、上半身は普通の人間そのもの。
下半身が蛇でえっち絵とも絡ませ辛いのか、あまり描かれておりません。
お姫様だっことか、巻き付けたあたりは良かったかな。
お尻と女性自身は人間体であり、それも普通っぽく仕上がった原因でしょうか。
最終3話目は「ラウネさん」
前述したように容姿はもっとも普通。
本人も気にしていたように、コレという特徴も薄く。
分身の能力がもう少し巧く表現されていれば違ったかなー。
また、こちらでは廃人勇者「ソロ」という目立つキャラも顔を見せていて。
良く言えば派手な仕上がり、悪く言えば「ラウネさん」をより霞ませてしまった感じがしました。
067:「マットすとらんでぃんぐ」
秀才でクラスの尊敬を集める女学生「フルトブラント」
しかし、実はカナヅチであり、弱点がバレる前に「水の精霊(オンディーヌ)」から水泳を教わろうとしたんですが…という流れ。
プールに浮かぶマット上でのえっちです。
「フルトブラントさん」は変形スクール水着みたいなコスチューム。
一方の「オンディーヌさん」は”全身が半液体”で水っぽい雰囲気あるものの、普通の全裸な女性。
液体描写の多いプレイになっていました。
能力でフタナリとなった「オンディーヌさん」にされてます。
いちおう泳ぎっぽいことも教えてました。
途中からはお約束で水中に場所を移動しますよー。
087:「一角ビッチですとろいやー」
”凶暴だが処女にのみ心を許す”という一角獣。
神獣として崇拝されており、その生贄となった「バージンサクリファイス」
現れた「ユニコーン」の真の姿を知ることとなるのでした。
大雑把にはそんなん。
「ユニコーン」は馬のタイプでなく、ケンタウロスのような半獣人。
容姿としては女の子っぽく、フタナリな風情です。
で、大きな角は無理がある訳で、一角獣としての証拠は生殖器に残ったのでした。
ズニューン、という擬音が可笑しい。
そんな訳で、エグい男性自身を持った半獣人とのえっち展開です。
四足なので、そのプレイもなかなかの特殊具合。
バストに突っ込んだりもしてましたよー。
ひでるさんはこんなん得意でないですけれど、お好きな方はいいのかな。
103:「ケモットフォール」
半獣人と飼主がタッグを組んでバトルを行う「ケモットバトル」
飼主「メルコ」と半獣人「バフィー」はランキング1位の人気ペア。
しかし、実はバトルに勝つため、去勢はしておらず。
それを隠すドーピングの副作用を抑えるため、本来は違反である獣人とのえっちもしていたんですが…。
そんな感じで、獣人とのえっち。
路地裏でしていたんですが暴走は止まらず、往来でのえっちに発展。
露出っぽいプレイになってます。
またこちらの場合はバトルでの人気ペアであるため、そのスキャンダルちっくな色もありました。
設定がためかテキストは多め。
いかにも説明っぽいのが残念なんですが、それも仕方ないか。
123:「バフォメットピロリー」
姫様を山羊な悪魔が襲うエピソード。
そもそも魔女狩りの犠牲となっていたらしく、目的は復讐。
姫様は早々にフタナリにされてました。
そのままえっちに流れていて、突っ込み側なのに”えっちされてる感”あるのがポイント。
ほぼ全編がえっちシーンとなってます。
※左:半獣人「バフィー」と飼主「メルコ」、右:姫様
143:「Lilithコレクション 対魔忍ユキカゼ」
同名PCゲームのコミックス版。
任務で捕まった幼馴染みの対魔忍「水城ゆきかぜ」さんが捕縛され、えっちされるというもの。
その模様を「達郎」くんが動画で見るという流れ。
前半は説明多く、どうなるかなーって思いましたが。
メインはひたすら「ゆきかぜさん」がエロいことされてます。
あれを見る彼はたまんないですわね。
日焼け跡がいい感じでした。
原作を知っていれば、より楽しいんだろうなぁ。
163:「魔法喪少女Q」
4ページのショート。
前巻の紹介漫画ですね。
「魔法喪少女30」のお話になっていました。
極端な巨乳でしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで「白羽まと」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
ひでるさんはこれが初見です。
絵は好きなタイプなんですが。
前述したように、漫画の描き方がどうにも個性的すぎて…二度目読む気がおきません。
もうちょっと安定して、丁寧さがあればいいかも。
また、お話もラブコメっぽいタイプのが、作画にマッチすると思いました。
表題作のアイデアは良かったので、再構成して1冊まるまるくらいの連続話にならないかなぁ。
一般えっち系くらいでもいいかも。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●◎○○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ファンタジー、モンスター娘
・構成 : 短編×9話(うち「ラブラウネ」×3)
・おまけ: あとがき、イラストギャラリー、カバー裏に線画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白羽まと(しらは・まと)」センセの「ラブラウネ -IDOL MONSTER GIRLS-」です。
※左から女学生「フルトブラント」、ユニコーン・バージンサクリファイス
【 構成・絵柄 】
表題となった連続話を中心とした構成。
ただ、そちらも3話ほどで、6割以上は短編となってます。
メインはいちおうストーリーがあるものの、繋がりは弱く。
複数ヒロインが登場し、それぞれが各話を担当するようになってました。
そう暗いところのない、楽しいお話になってます。
一方、その他短編は「キルタイムコミュニケーション」さんらしい、ブラックなものが多め。
前巻の紹介ショートほか、原作ゲームの漫画も1話ほど入っていました。
ほぼ洋風なファンタジー系。
お話としては連続話も含めてそう凝ったものではありません。
多少ですが、説明っぽいところが目につきました。
そんなんより何より、漫画の最大の特徴はその描き方。
いちおうコマ割りされているものの、枠間はほとんどなく。
枠線からして目立たず、あるのか、ないのかという印象。
原稿には相当な賑やかさありました。
えー、はっきり言って見辛いです。
絵はお上手なんですが、分かり辛い個所もちらほら。
簡単には↓表紙がそんなんですわね。
やや強めの作画で、描き込み・濃淡は適度なくらい。
ファンタジー系としては、黒が若干弱いかなと思います。
縦に長めなキャラ絵は漫画ちっくで、軽め。
良くも悪くもパンチは弱く、重たいエピソードが合いません。
表題作くらいが良いのでは。
紹介帯では分かり辛いので、判断には「キルタイムコミュニケーション」さんのサンプルがいいでしょう。
【 収録話 】 9話収録
005:「ラブラウネ」 3話
魔王が勇者に倒された後の世界。
生き残った”非戦闘種”のモンスター娘らでした。
家畜か、共存か。
そう選択肢を与えられた彼女らは、アルラウネ「ラウネ」の発案でアイドルユニットを組み。
来るべき総選挙(ライブ)で支持を得るべく、歌の得意なハーピー「ハピィ」、ダンスが得意なラミア「ミラ」の3名で活動を始めたのでした。
だいたいそんな感じ。
よくあるファンタジー話なんですが。
魔王討伐後の風景が描かれ。
また生き残りのモンスター娘らが、共存のためアイドルユニットを結成する、という設定はかなり大胆で斬新。
お話としては、3話で終わってしまうんですが。
メンバー探しなど結成時のアレコレとかなんとか、色々エピソードも想像でき…。
可能であれば、1冊まるまるか、数冊あっても良さそうな気もしました。
こちらは、ヒロインが3名で3話ということで、各話にえっち担当が立つタイプ。
オープニングから既にユニットは結成済みで、そこそこの支持も得ており。
個人的には、やや勿体ない印象でした。
また、非常に難しい部分だと承知で書きますが。
各ヒロイン、モンスター娘さんらの形状は、顔から胸、お腹そして大事なあたりまでは皆さんほぼ人間そのもの。
「ハピィさん」は手が翼で足先が鳥のソレというくらい。
「ミラさん」は下半身が蛇である以外は普通。
「ラウネさん」にいたっては、太ももから足先が花の中にある程度で、あとは完全に普通の女性で。
特殊なモンスター娘という設定であるものの、その要素がごく薄いのです。
良くも悪くも。
プレイ的にもそう変なところなく…あ、「ハピィさん」のところはあったか。
※ラミア「ミラ」、アルラウネ「ラウネ」、ハーピー「ハピィ」
その「ハピィさん」は1話担当。
発声練習と称して、積極的に枕営業を楽しんでおりました。
そもそも彼女にそうした知識を与えたのは”プロデューサー系の勇者”とのことでしたが。
…どんなんだ。
そもそも手が羽となっていて、足先も比較的よく描かれて目立っており。
前述したように、プレイとしてもファンタジー系な成年漫画という感じでした。
そういう意味で一発目としては良いキャラだったと思います。
2話目はラミアの「ミラさん」
黒髪で真面目なタイプ。
武闘派の勇者らに指示を得るべく、自らの身を差し出すのでした。
そんな感じで、切っ掛けとしては前回と真逆な印象。
初体験のようです。
彼女の場合、上半身は普通の人間そのもの。
下半身が蛇でえっち絵とも絡ませ辛いのか、あまり描かれておりません。
お姫様だっことか、巻き付けたあたりは良かったかな。
お尻と女性自身は人間体であり、それも普通っぽく仕上がった原因でしょうか。
最終3話目は「ラウネさん」
前述したように容姿はもっとも普通。
本人も気にしていたように、コレという特徴も薄く。
分身の能力がもう少し巧く表現されていれば違ったかなー。
また、こちらでは廃人勇者「ソロ」という目立つキャラも顔を見せていて。
良く言えば派手な仕上がり、悪く言えば「ラウネさん」をより霞ませてしまった感じがしました。
067:「マットすとらんでぃんぐ」
秀才でクラスの尊敬を集める女学生「フルトブラント」
しかし、実はカナヅチであり、弱点がバレる前に「水の精霊(オンディーヌ)」から水泳を教わろうとしたんですが…という流れ。
プールに浮かぶマット上でのえっちです。
「フルトブラントさん」は変形スクール水着みたいなコスチューム。
一方の「オンディーヌさん」は”全身が半液体”で水っぽい雰囲気あるものの、普通の全裸な女性。
液体描写の多いプレイになっていました。
能力でフタナリとなった「オンディーヌさん」にされてます。
いちおう泳ぎっぽいことも教えてました。
途中からはお約束で水中に場所を移動しますよー。
087:「一角ビッチですとろいやー」
”凶暴だが処女にのみ心を許す”という一角獣。
神獣として崇拝されており、その生贄となった「バージンサクリファイス」
現れた「ユニコーン」の真の姿を知ることとなるのでした。
大雑把にはそんなん。
「ユニコーン」は馬のタイプでなく、ケンタウロスのような半獣人。
容姿としては女の子っぽく、フタナリな風情です。
で、大きな角は無理がある訳で、一角獣としての証拠は生殖器に残ったのでした。
ズニューン、という擬音が可笑しい。
そんな訳で、エグい男性自身を持った半獣人とのえっち展開です。
四足なので、そのプレイもなかなかの特殊具合。
バストに突っ込んだりもしてましたよー。
ひでるさんはこんなん得意でないですけれど、お好きな方はいいのかな。
103:「ケモットフォール」
半獣人と飼主がタッグを組んでバトルを行う「ケモットバトル」
飼主「メルコ」と半獣人「バフィー」はランキング1位の人気ペア。
しかし、実はバトルに勝つため、去勢はしておらず。
それを隠すドーピングの副作用を抑えるため、本来は違反である獣人とのえっちもしていたんですが…。
そんな感じで、獣人とのえっち。
路地裏でしていたんですが暴走は止まらず、往来でのえっちに発展。
露出っぽいプレイになってます。
またこちらの場合はバトルでの人気ペアであるため、そのスキャンダルちっくな色もありました。
設定がためかテキストは多め。
いかにも説明っぽいのが残念なんですが、それも仕方ないか。
123:「バフォメットピロリー」
姫様を山羊な悪魔が襲うエピソード。
そもそも魔女狩りの犠牲となっていたらしく、目的は復讐。
姫様は早々にフタナリにされてました。
そのままえっちに流れていて、突っ込み側なのに”えっちされてる感”あるのがポイント。
ほぼ全編がえっちシーンとなってます。
※左:半獣人「バフィー」と飼主「メルコ」、右:姫様
143:「Lilithコレクション 対魔忍ユキカゼ」
同名PCゲームのコミックス版。
任務で捕まった幼馴染みの対魔忍「水城ゆきかぜ」さんが捕縛され、えっちされるというもの。
その模様を「達郎」くんが動画で見るという流れ。
前半は説明多く、どうなるかなーって思いましたが。
メインはひたすら「ゆきかぜさん」がエロいことされてます。
あれを見る彼はたまんないですわね。
日焼け跡がいい感じでした。
原作を知っていれば、より楽しいんだろうなぁ。
163:「魔法喪少女Q」
4ページのショート。
前巻の紹介漫画ですね。
「魔法喪少女30」のお話になっていました。
極端な巨乳でしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで「白羽まと」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
ひでるさんはこれが初見です。
絵は好きなタイプなんですが。
前述したように、漫画の描き方がどうにも個性的すぎて…二度目読む気がおきません。
もうちょっと安定して、丁寧さがあればいいかも。
また、お話もラブコメっぽいタイプのが、作画にマッチすると思いました。
表題作のアイデアは良かったので、再構成して1冊まるまるくらいの連続話にならないかなぁ。
一般えっち系くらいでもいいかも。
ラブラウネ -IDOL MONSTER GIRLS-(アンリアルコミックス) (アンリアルコミックス 128) (2014/02/27) 白羽まと 商品詳細を見る |
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