■いきなり幼なじみ!! (しなま)
★まんがデーター [10.5/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、コメディー、幼馴染み
・構成 : 5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 折り返しにコメント、あとがき、カバー裏面にカラーリンク絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しなま」センセの「いきなり幼なじみ!!」です。
※陽(左:1話、右:5話)
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編モノ。
タイトルそのまま、突然に幼馴染みができるというコメディーになっています。
突飛な設定がため、その描写は派手め。
ボケまくる周囲に、主人公1人で突っ込んでおります。
いちおうラブ要素もあるんですが、そっちは薄めでした。
コメディーと共に目立つのが、サービスシーン。
↓表紙もそんなんですが、パンチラ程度ならば頻繁。
いちおう一般系なので、直接シーンとか、バストトップはありませんが、かなりきわどいところまで描かれていました。
そんな作りなので、ラブコメ好きにはオススメ、と書きたいところなんですが。
正直なところ、作画は微妙。
適度な濃淡具合のデジタル絵は綺麗な仕上がり。
しかし、描き込みというか処理にはコマ毎に差が激しくなっています。
後述しますが、別人に見える場面もありました。
また、やはりバランスの悪い絵も多く、サービス画が売りの本作品にとっては大問題。
コメディーらしいはっちゃけた表現は、人によって良し悪しでしょう。
ページにごっちゃり描かれる方で、ジャンルもあって全体は賑やかな印象。
パワーはあると思います。
ただし、一部でしたが、コマの流れの分かり辛さにも繋がっていました。
全体的に作画は疑問な印象。
もう少し全体クオリティの底上げと、安定化がないと厳しいです。
【 収録話 】 5話収録
春休みの朝、見知らぬ女の子に起こされた「山崎大樹(やまざき・ひろき)」
その娘は、自らを”超科学者”と名乗る博士「大井佐雷蔵(おおいさ・らいぞう)」が作ったアンドロイド「陽(ひなた)」だったのです。
彼女には”幼馴染み”という記憶がインプットされており、可愛いもののツンデレ属性があり。
やたらに暴力的で、1日中振り回され続けたのです。
次の朝、警戒する彼を起こしたのは、おっとりお姉さんタイプのアンドロイド「満月(みづき)」
そしてその次は妹属性なアンドロイド「昴」…と、次々に得体の知れない幼馴染みを増やされてしまうのでした。
大雑把ですが、おおむねそんな感じ。
コメディー色の強い、ラブコメ漫画。
設定は春休みなので、数日間の日常が漫画となっています。
1人目の「陽さん」はツンデレ度合いが強く、何かと殴る・蹴るされていました。
やっぱり性格的に目立ちますわねー。
残る2人が姉・妹系と、性格から容姿までキッチリ分かり易く。
3名というヒロイン数も含め、派手さと賑やかさの点ではちょうど良い感じでした。
また、博士のキャラも強引で楽しく。
何かと突飛な設定を読み易くしております。
話数的にも、ラブを強調するより、こうしたはっちゃけコメディーが正解だと思います。
露骨なサービスシーンも期待通りで、ポイント押さえられた仕上がりでした。
※満月(左:2話、右:4話)
1話目は「陽さん」のエピソード。
メインのヒロインらしく、パンチラからの顔見せでした。
トイレでも鉢合わせしたりします。
殴るネタには事欠きませんね。
本人には”幼馴染み”という記憶があるんですが、ちゃんと「近所の連中の記憶操作も完璧」というのが凄いですね。
また、彼女には海外から帰ったばかり、という設定になっており、お話のメインは街を案内がてらのデート。
普通にしてれば可愛いだけで済むんですけどねぇ。
2周目で気付きましたが、オチの絵はちゃんと後に登場する2人でした。
2話目は「満月さん」
バスト大きく性格は穏やかで、イイコトづくめ。
「大樹くん」的にも刺さっていたようですし。
お似合いではないかなぁ。
メイン扱いは無論「満月さん」なんですが、先の「陽さん」もちゃんと顔を見せていて。
突発サービス展開を暴力で有耶無耶にするという役割になっています。
いちおう成年漫画ではないですし、巧いキャラ配置ですわね。
お話の後半では「満月さん」のアンドロイドらしい、意外な姿を目にすることとなります。
3話目は「昴ちゃん」
先の「満月さん」は偶然っぽかったですが、こちらの「昴ちゃん」はわざと見せつけるようなところがあり。
これまた、「陽さん」に格好のネタを与えておりました。
「大樹くん」死んじゃうぞ。
いちおうロリ設定ではあるものの、後半のシーンはそれっぽく見えなかったですよ。
4話目はこうしたお話でお馴染みの海へ出掛けるエピソード。
ただ、単なる海ではなく、無人島へいきなりつれて行かれるという流れ。
シチュエーション的にオススメなのはこちら。
途中で触手っぽくなっていたので、お楽しみに。
なにげに1話限りのネタっぽかった「満月さん」の設定が生きていましたよ。
最終の5話目は温泉旅行。
イベント満載ですね(笑)
お風呂シーンやら、浴衣がはだけるやら、実に良い感じなんですが…。
ここは特に作画が酷い。
何かあったんでしょうか。
「陽さん」とか、別人に見えました。
最後のお話だけに、こちらの印象が残ってしまうのも単行本的に大きなマイナス要因だと思います。
※昴(3話)
【 その他 】
そんなこんなで「しなま」センセでした。
たぶん、これで8冊目くらいだと思います。
↓下に並べているそのまま、いくつか読んでいるんですけど、最近はいまいち刺さっておりませんでした。
今回はおそらく初の一般もの。
コメディー重視のはっちゃけえっち話で、楽しく読ませて頂きましたが。
絵柄が…。
もう少し安定感ないと厳しいです。
勿体ないと思いました。
★「しなま」センセの漫画紹介記事
[混合チアー部!]
チアリーディング部に所属する「優希」は男子だったのです。という1冊まるまるの長編。
[きょうえい!]
水泳部を描いた表題作の中編をメインとした単行本。
[堕ちる闘神]
戦乙女や天使、王女などのファンタジー短編集。
[ふぇてぃっしゅサークル]
特殊な性癖を持った女の子らとのえっち中編「H.H.H(トリプルエッチ)」を収録。
[きす☆みい]
ポニーテール・眼鏡な「荻野秋葉」さんの「キモチイイ~シリーズ」を3話収録。
[はつカノ]
初単行本。天然生徒会長「三島明日香」さんが登場します。
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・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、コメディー、幼馴染み
・構成 : 5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 折り返しにコメント、あとがき、カバー裏面にカラーリンク絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しなま」センセの「いきなり幼なじみ!!」です。
※陽(左:1話、右:5話)
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編モノ。
タイトルそのまま、突然に幼馴染みができるというコメディーになっています。
突飛な設定がため、その描写は派手め。
ボケまくる周囲に、主人公1人で突っ込んでおります。
いちおうラブ要素もあるんですが、そっちは薄めでした。
コメディーと共に目立つのが、サービスシーン。
↓表紙もそんなんですが、パンチラ程度ならば頻繁。
いちおう一般系なので、直接シーンとか、バストトップはありませんが、かなりきわどいところまで描かれていました。
そんな作りなので、ラブコメ好きにはオススメ、と書きたいところなんですが。
正直なところ、作画は微妙。
適度な濃淡具合のデジタル絵は綺麗な仕上がり。
しかし、描き込みというか処理にはコマ毎に差が激しくなっています。
後述しますが、別人に見える場面もありました。
また、やはりバランスの悪い絵も多く、サービス画が売りの本作品にとっては大問題。
コメディーらしいはっちゃけた表現は、人によって良し悪しでしょう。
ページにごっちゃり描かれる方で、ジャンルもあって全体は賑やかな印象。
パワーはあると思います。
ただし、一部でしたが、コマの流れの分かり辛さにも繋がっていました。
全体的に作画は疑問な印象。
もう少し全体クオリティの底上げと、安定化がないと厳しいです。
【 収録話 】 5話収録
春休みの朝、見知らぬ女の子に起こされた「山崎大樹(やまざき・ひろき)」
その娘は、自らを”超科学者”と名乗る博士「大井佐雷蔵(おおいさ・らいぞう)」が作ったアンドロイド「陽(ひなた)」だったのです。
彼女には”幼馴染み”という記憶がインプットされており、可愛いもののツンデレ属性があり。
やたらに暴力的で、1日中振り回され続けたのです。
次の朝、警戒する彼を起こしたのは、おっとりお姉さんタイプのアンドロイド「満月(みづき)」
そしてその次は妹属性なアンドロイド「昴」…と、次々に得体の知れない幼馴染みを増やされてしまうのでした。
大雑把ですが、おおむねそんな感じ。
コメディー色の強い、ラブコメ漫画。
設定は春休みなので、数日間の日常が漫画となっています。
1人目の「陽さん」はツンデレ度合いが強く、何かと殴る・蹴るされていました。
やっぱり性格的に目立ちますわねー。
残る2人が姉・妹系と、性格から容姿までキッチリ分かり易く。
3名というヒロイン数も含め、派手さと賑やかさの点ではちょうど良い感じでした。
また、博士のキャラも強引で楽しく。
何かと突飛な設定を読み易くしております。
話数的にも、ラブを強調するより、こうしたはっちゃけコメディーが正解だと思います。
露骨なサービスシーンも期待通りで、ポイント押さえられた仕上がりでした。
※満月(左:2話、右:4話)
1話目は「陽さん」のエピソード。
メインのヒロインらしく、パンチラからの顔見せでした。
トイレでも鉢合わせしたりします。
殴るネタには事欠きませんね。
本人には”幼馴染み”という記憶があるんですが、ちゃんと「近所の連中の記憶操作も完璧」というのが凄いですね。
また、彼女には海外から帰ったばかり、という設定になっており、お話のメインは街を案内がてらのデート。
普通にしてれば可愛いだけで済むんですけどねぇ。
2周目で気付きましたが、オチの絵はちゃんと後に登場する2人でした。
2話目は「満月さん」
バスト大きく性格は穏やかで、イイコトづくめ。
「大樹くん」的にも刺さっていたようですし。
お似合いではないかなぁ。
メイン扱いは無論「満月さん」なんですが、先の「陽さん」もちゃんと顔を見せていて。
突発サービス展開を暴力で有耶無耶にするという役割になっています。
いちおう成年漫画ではないですし、巧いキャラ配置ですわね。
お話の後半では「満月さん」のアンドロイドらしい、意外な姿を目にすることとなります。
3話目は「昴ちゃん」
先の「満月さん」は偶然っぽかったですが、こちらの「昴ちゃん」はわざと見せつけるようなところがあり。
これまた、「陽さん」に格好のネタを与えておりました。
「大樹くん」死んじゃうぞ。
いちおうロリ設定ではあるものの、後半のシーンはそれっぽく見えなかったですよ。
4話目はこうしたお話でお馴染みの海へ出掛けるエピソード。
ただ、単なる海ではなく、無人島へいきなりつれて行かれるという流れ。
シチュエーション的にオススメなのはこちら。
途中で触手っぽくなっていたので、お楽しみに。
なにげに1話限りのネタっぽかった「満月さん」の設定が生きていましたよ。
最終の5話目は温泉旅行。
イベント満載ですね(笑)
お風呂シーンやら、浴衣がはだけるやら、実に良い感じなんですが…。
ここは特に作画が酷い。
何かあったんでしょうか。
「陽さん」とか、別人に見えました。
最後のお話だけに、こちらの印象が残ってしまうのも単行本的に大きなマイナス要因だと思います。
※昴(3話)
【 その他 】
そんなこんなで「しなま」センセでした。
たぶん、これで8冊目くらいだと思います。
↓下に並べているそのまま、いくつか読んでいるんですけど、最近はいまいち刺さっておりませんでした。
今回はおそらく初の一般もの。
コメディー重視のはっちゃけえっち話で、楽しく読ませて頂きましたが。
絵柄が…。
もう少し安定感ないと厳しいです。
勿体ないと思いました。
いきなり幼なじみ!! (メテオCOMICS) (2013/02/12) しなま 商品詳細を見る |
★「しなま」センセの漫画紹介記事
[混合チアー部!]
チアリーディング部に所属する「優希」は男子だったのです。という1冊まるまるの長編。
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水泳部を描いた表題作の中編をメインとした単行本。
[堕ちる闘神]
戦乙女や天使、王女などのファンタジー短編集。
[ふぇてぃっしゅサークル]
特殊な性癖を持った女の子らとのえっち中編「H.H.H(トリプルエッチ)」を収録。
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ポニーテール・眼鏡な「荻野秋葉」さんの「キモチイイ~シリーズ」を3話収録。
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