■百夜のヒメゴト (utu)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、複数、巨乳
・構成 : 7話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「utu(うつ)」センセの「百夜のヒメゴト」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は全て短編での構成。
それぞれに関連性はなく(たぶん)、独立したもの。
ボリューム感は普通からやや薄めかな~、という感じでした。
ざっくりではラブコメ漫画群。
複数プレイが4話ほどあるため、それらの感情の動きはそれなりです。
うち、1つは多少ややこしく…重くはないもののブラック色もありました。
お話の色々については、毎度のように後述しますね。
おまけはあとがき、カバー裏絵。
↓表紙とカバー裏絵はちょっとリンクしてるような、スカート持ち上げ・パンモロ絵でした。
いいもんですわね(笑)
※葉山さん
★★絵柄について ★★★
たゆたゆと大きいバストが目立つ、迫力あるスタイル。
縦長輪郭でぱっちり目。
ほか顔パーツは控え目です。
身長は高く、漫画かつリアルっぽさがありました。
一方、背景はあっさりしていて。
あまり目立ちはしないものの、ここはもう少し力入れても良いかと思います。
しっかりとした線で、おおむね色彩は適度なくらい。
コマ割りは比較的大きく、はみ出し・重なりがちらほら。
小さいコマなどややあっさりしてましたが、バランスは問題ありません。
原稿時期は21から24年と、それなりに期間があって…。
各話にて若干のばらつきありました。
新しい原稿とかは、ヒロイン作画のクオリティがひとまわり良くなった印象です。
漫画はそうわちゃわちゃとしてなく、落ち着きのある空気感。
よく動き、表情も様々。
コメディー崩しもちらほら見られました。
↓表紙など、カラーも良いのですが、白黒絵のが味わいあって個人的には好み。
いくらかプラス判断で良いと思います。
★★収録話について ★★★ 7話収録
001:「屋上はいつも晴れ」
怪我がためにバスケ部レギュラーから外され、屋上でサボっていた「鴨川」
そこに、隣のクラスの女子「葉山」がやって来たのです。
それ以降、ちらほら屋上で会い、会話する仲になっていたのでした。
中扉は、こちらの「葉山さん」なのですが。
前述したように、スカート持ち上げていたものの、さらに見上げる構図だったので。
あれは彼視線かな。
世の男性の憧れ、屋上えっち。
切っ掛けは…色々あるんですけれど、わざわざそこまで上がって来るということは…って感じですね。
えっち前のやり取りが良かったです。
「葉山さん」が可愛い。
あとがき絵も「葉山さん」でしたよ。
023:「ヤリガイお仕事」
山奥にある、スポーツ設備もある宿泊施設。
そのため、スポーツ関係てからの予約が多く、今回は野球部の合宿シーズン。
働いて半年という「倉持」は、こちらでの秘密を知ることとなったのでした。
成年漫画で、運動部男子らと妙齢なお姉さんが揃えば…まぁ、分かりますよね。
複数相手にする「加賀」・「崎本」さんらが素敵でした。
なお、そんなんを初めて目にしたお話での主人公「倉持さん」は…同様にその集団から外れていた「城本」くんと。
こうしたエピソードで、結局参加しちゃってるじゃーん、みたいな事にならなかったのは良かった。
でも、せっかくなので、脱がすくだりとか、もう1、2ページ欲しかったですね。
045:「雨の夜に…」
雨の夜、「洋治」の部屋を訪ねてきたのは。
昔隣に住んでいた昔馴染み「南条結奈」が、ずぶ濡れで立っていたのです。
扉絵の次ページ。
既に、風呂が終わて、借りた服を着ている状態でした。
これが、メチャ残念。
昔馴染みとはいえ数年間会ってなかった状態で、立派に成長していた彼女ですから。
いや、もうちょっとずぶ濡れな彼女を楽しみましょうよー。るるる。
ただし、それ以降には頻繁に通ってくれるようになり…。
まぁ、いつ切っ掛けあるか、、、といった状態。
それ雷による停電というのは、いかにもラブコメしてました。
ベタではあるものの、実に格好良い流れで素敵な漫画展開。
こんなん好き。
「実は、遊びに来るときはだいたい外して…用意してた」の台詞がまた非常に良かった。
彼としては、妙に揺れるバストが気になっただろうなぁ、と。
(※4ページ前の、遊びに来た際の絵とか)
また、後半では制服に着替えたりしてくれていました。
いい娘だ。
なお、今回↓表紙はこちらの「結奈ちゃん」です。
067:「コインランドリーへ行こう!」
夜、「秋須」が近所のコインランドリーに行ったところ…。
なぜか下着姿の女の子らがいたのでした。
店内にいたのは、派手なギャルグループの「駒形芳香」、大人しめグループの「烏丸誌(からすま・うた)」という、正反対な2名。
前・折り返しにカラー絵があります。
その意外な関係にも驚きましたが。
「芳香さん」によって、あっさりえっち展開になっていくのも驚き。
当然、「誌さん」もえっち参加していくこととなるのですが…ジャージ姿の彼女がまた実にキュート。
(※自らのソレを彼女に貸していたのです。…あれは永久保存ですわね)
そんなこんなで、唯一気になったのがオチ部分。
「秋須くん」の台詞があって、それも分からんではないものの。
同級生のクラスメイト2名とえっちできた彼のリアクションは、あーでないと思いました。
089:「しかくかんけい」
学生時代から仲良しグループだった4名。
久しぶりに皆で会い、飲み会は「元木賢哉」の家にて2次会となり…。
酔い潰れていた「竹部」がふと目覚めたところ。
紅一点の「藪原」と「下平」の姿がなかったのでした。
個人的には…結構イヤーな感じになるエピソード。
うーん、グループに女子がいると、どうしても…ねぇ。
主人公視点は、就職を選んでいた「竹部くん」
(※ほか3名は進学)
学生時代に、「藪原」・「元木」らは付き合う宣言をしていたのですが。
「竹部くん」が見たのは、「下平」とえっちする彼女の姿。
もともとセフレ関係だった~、とのことでしたが…。
うわ、その情報知りたくなかったわー。
ただ、「藪原さん」がエロい娘で、あまりドロドロとしてなかったのは幸い。
あっさり、「竹部くん」ともえっちしてくれてましたし。
(※無論「元木」ともシテいると思われるので、体関係で言えばグループに参加できて良かったねー、ってなるかしら)
また、最後のひとネタに驚かされると思います。
今後の彼らがちょっと心配。
※左:「南条結奈」、右:「樹稀さん」
113:「試験はつらいよ」
小さい看板屋にて、試用期間中の新人「千太郎」
先輩「七海」とのちょっとしたやり取りから…。
社長「沙羅」も参戦し、彼自身をチェックされることとなってしまったのでした。
「沙羅」・「七海」らは学生時代からツルんでいるようで…。
学生時代のカット絵がいい感じ。
そのまんまですね、剛・智みたいなん。
そうした、Wヒロインとのえっち展開。
彼自身を捕まれた際の、
「キヨ子が飼ってたニシキヘビみたいな感覚だった」
…が楽しい。
まぁ、そりゃー試してみたくなるのも納得。
えっちで可愛らしくなっちゃう2人がキュートです。
137:「うさぎのお姉さん」
撮影会のため、「真由」の部屋で共に衣装を作っていた「樹稀(いつき)」
衣装合わせをしていたところ、彼女の弟「颯太」が部屋にやって来たのでした。
タイトル通り、うさきなお姉さんが登場するエピソード。
ただし、いわゆるバニーではなくて…。
サンタ・バニー衣装でした。
ひでるさん、残念。
ううん、これじゃなくて裏表紙みたいなん…。
漫画はすれ違い切っ掛けからのえっち展開。
しかし、あの恰好した女性の膝枕というのは…もの凄いサービス感。
ぜひ、顔は真上向けたいところですね。
「樹稀さん」は押しに弱そうなので、ズルズル付き合っていけそう。
★★リンクほか ★★★
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テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト