■うぶ活 UBUKATSU (花巻かえる)
★まんがデーター [11.0/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●◎○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、部活、陸上部、複数
・構成 : 13話(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花巻かえる(はなまき・かえる)」センセの「うぶ活 UBUKATSU」です。
※陸上部ヒロインズ
【 構成・絵柄 】
収録は全て表題作。
1冊まるまるで描かれる長編漫画でした。
一般のえっち系で、直接シーンも頻繁なもの。
ただし、そうした場面が各話に必須ではないのがポイントです。
ちゃんとストーリーも重視されていました。
もともとは携帯コミックの連載である様子。
それぞれのお話は12ページほどで、短くもなく、長すぎることもなく。
収録話数としては13話ほどでしたが、ボリュームとしては適度なくらい。
ジャンルはラブコメ。
前述したようにお話にも重きが置かれており、深刻さもじわじわ見え隠れするものの。
基本的には軽めで、サッパリとした読みごこち。
なんというか、ある意味”いかにも一般えっち系”という印象の仕上がりでした。
デジタルな色合いで太めな線の作画。
濃淡は濃くなく、灰色なグラデーションです。
描き込みもあっさりしており、良くも悪くもふわっとした軽さがありました。
枠内への収まりよく、まとまりある原稿ですね。
その反面、ややパンチには欠けています。
バランス面でもあちこち不安定さがありました。
悪いところが目立ち易いタッチであるのも原因の1つでしょう。
幅広く丸っこい輪郭で、大きな目が特徴。
鼻もしっかり描かれています。
可愛らしい雰囲気ですね。
↓表紙のカラー絵は実際の白黒原稿よりなかなか良いもの。
どっちかと言うと、裏表紙のが近いと思います。
【 収録話 】 14話収録
陸上部のマネージャー「吉松寅太」
いわゆる草食系男子な彼でしたが、
”寅太とえっちすると記録が伸びる”
部内にはそんな噂があり。
部長「曲直瀬亮子(まなせ・りょうこ)」は記録アップのため、彼にえっちをお願いしたのでした。
陸上部を舞台としたえっち長編。
いちおう女子陸上部であり、主人公以外はオール女子というハーレム系です。
前半は一般えっち系で多い、各話でヒロインが変わるタイプ。
しかし、中盤あたりからストーリーがおぼろげに見えてきて、ラストまではその流れとなっていました。
概ね軽めでしたがそう過ぎるほどではなく。
楽なスタンスで見れる連続漫画です。
※陸上部・部長「曲直瀬亮子」
1話目は先輩「亮子さん」とのえっち。
ポニーテールの可愛らしい方です。
お話の大前提、”寅太とえっちすると記録が伸びる”なんですが。
冒頭の陸上部員らは、「えっちすれば記録伸びると思う~」という程度の話で、そもそもはえっちに対する興味程度のことでした。
テキストとしてハッキリ出ていたのは、「亮子さん」の台詞。
最後まで読んで理解しましたが、その程度の、噂にもなっていないくらいの事にまですがる気持ちがあったのでしょう。
ただ、初めてにしては微妙な言動に見えました。
慣れていないのは分かるものの、初々しさなく。
かと言って無理して演じているっぽい雰囲気にも感じませんでしたが。
2話目は短距離の「大井川渚」さん。
ショートカットの中性的な方なんですが、ブルマです。
先の「亮子さん」はいわゆる陸上コスチューム(スパッツみたいなの)でしたが。
かなりあっさりとしたえっち展開。
「寅太くん」もどさくさに紛れてトンデモな事を口走っていましたよ。
そのオチから直接続く3話は「渚さん」の幼馴染み「観月柚子」
太い眉毛の女の子。
彼女は陸上部ではありません。
そのため、服装も制服姿でした。
えっちに至るのは彼女の性癖がため。
後半にも登場するんですが、実はかなり重要なキャラなのですよ。
4話目は合宿のお話。
「寅太くん」が洗濯物を押しつけられる描写がありましたが。
あれは人によっては役得ですわね(笑)
いいなぁ、女子部のマネージャー。
こちらの相手は「亮子さん」
やはりメインヒロインです。
1話とはまた異なる流れで、良い感じ。
なんだかより可愛らしくなってましたよ。
とある理由でお尻えっちになります。
5、6話目は「土沢ひかり」、「小山田ルナ」、「似内海(にない・うみ)」という短距離の3名。
複数えっちです。
お約束にストレッチの手伝いから発展していました。
前話オチからの続きで、ストーリーが見え始めるのはこちらから。
7、8話目でも過去陸上部に何があったか、ちらほら描かれるようになります。
事情通な「柚子さん」が再び顔を見せていました。
その関係もあって、えっちは「渚さん」の2回目。
今度はスパッツでしたよー。
途中から「柚子さん」も加わり、こちらもまた複数えっち。
前回のソレとは微妙に違うのがポイントです。
過去が明らかになる9話目。
珍しく「寅太くん」がえっちしない回(笑)でした。
詳細の判明だけでなく、お話も急展開。
ここからラストエピソードへ突入するのです。
「寅太くん」にもちょっとした変化があるので、注目。
そんな訳で、10話目からは一直線という感じ。
部員らの反応に注目。
成年漫画で普通ぼやかされていたことに触れられていました。
うん、そりゃそうですよねー。
くすぶっていた問題も解決します。
あ、ちなみにこの10話、続く11話も「寅太くん」がえっちしない回です。
いちおう軽いサービスシーンはあるんですけど、モテモテで実に羨ましい限り。
11話は大会風景。
こうしたえっち系では軽視されがちなんですが、しっかり描かれているのは凄いこと。
さすがに泣きはしませんが、お話を盛り上げてました。
正直なところ、あちこち軽めなのが残念。
おまり深刻にしてもややこしいだけと分かっているんですが、良し悪しかなぁ。
えっち系な漫画ですもんね。
※左:短距離「大井川渚」、右:「観月柚子」
最終となる12、13話。
みなさんの期待とおり、複数えっち。
13話はメインヒロイン「亮子さん」なんですが…冒頭の展開は彼女らしくて楽しい。
あの娘の性格からすれば、あの台詞は的確でしょう。
こうした所はお上手だと思います。
オチでも可愛らしく、メインらしく描かれておりました。
【 その他 】
本日は「花巻かえる」センセでした。
ブログでは過去に2冊。
初単行本「むれムレ!」、そして「童貞びゅるびゅる」を紹介しています。
こちらで4冊目ですね。
バランス良い一般えっちの長編でした。
ハーレム系ながら、メインの「亮子さん」がそれらしく描かれていたのが良かった点。
陸上部という設定も良く、華やかで予想外に楽しめましたよ。
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・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●◎○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、部活、陸上部、複数
・構成 : 13話(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花巻かえる(はなまき・かえる)」センセの「うぶ活 UBUKATSU」です。
※陸上部ヒロインズ
【 構成・絵柄 】
収録は全て表題作。
1冊まるまるで描かれる長編漫画でした。
一般のえっち系で、直接シーンも頻繁なもの。
ただし、そうした場面が各話に必須ではないのがポイントです。
ちゃんとストーリーも重視されていました。
もともとは携帯コミックの連載である様子。
それぞれのお話は12ページほどで、短くもなく、長すぎることもなく。
収録話数としては13話ほどでしたが、ボリュームとしては適度なくらい。
ジャンルはラブコメ。
前述したようにお話にも重きが置かれており、深刻さもじわじわ見え隠れするものの。
基本的には軽めで、サッパリとした読みごこち。
なんというか、ある意味”いかにも一般えっち系”という印象の仕上がりでした。
デジタルな色合いで太めな線の作画。
濃淡は濃くなく、灰色なグラデーションです。
描き込みもあっさりしており、良くも悪くもふわっとした軽さがありました。
枠内への収まりよく、まとまりある原稿ですね。
その反面、ややパンチには欠けています。
バランス面でもあちこち不安定さがありました。
悪いところが目立ち易いタッチであるのも原因の1つでしょう。
幅広く丸っこい輪郭で、大きな目が特徴。
鼻もしっかり描かれています。
可愛らしい雰囲気ですね。
↓表紙のカラー絵は実際の白黒原稿よりなかなか良いもの。
どっちかと言うと、裏表紙のが近いと思います。
【 収録話 】 14話収録
陸上部のマネージャー「吉松寅太」
いわゆる草食系男子な彼でしたが、
”寅太とえっちすると記録が伸びる”
部内にはそんな噂があり。
部長「曲直瀬亮子(まなせ・りょうこ)」は記録アップのため、彼にえっちをお願いしたのでした。
陸上部を舞台としたえっち長編。
いちおう女子陸上部であり、主人公以外はオール女子というハーレム系です。
前半は一般えっち系で多い、各話でヒロインが変わるタイプ。
しかし、中盤あたりからストーリーがおぼろげに見えてきて、ラストまではその流れとなっていました。
概ね軽めでしたがそう過ぎるほどではなく。
楽なスタンスで見れる連続漫画です。
※陸上部・部長「曲直瀬亮子」
1話目は先輩「亮子さん」とのえっち。
ポニーテールの可愛らしい方です。
お話の大前提、”寅太とえっちすると記録が伸びる”なんですが。
冒頭の陸上部員らは、「えっちすれば記録伸びると思う~」という程度の話で、そもそもはえっちに対する興味程度のことでした。
テキストとしてハッキリ出ていたのは、「亮子さん」の台詞。
最後まで読んで理解しましたが、その程度の、噂にもなっていないくらいの事にまですがる気持ちがあったのでしょう。
ただ、初めてにしては微妙な言動に見えました。
慣れていないのは分かるものの、初々しさなく。
かと言って無理して演じているっぽい雰囲気にも感じませんでしたが。
2話目は短距離の「大井川渚」さん。
ショートカットの中性的な方なんですが、ブルマです。
先の「亮子さん」はいわゆる陸上コスチューム(スパッツみたいなの)でしたが。
かなりあっさりとしたえっち展開。
「寅太くん」もどさくさに紛れてトンデモな事を口走っていましたよ。
そのオチから直接続く3話は「渚さん」の幼馴染み「観月柚子」
太い眉毛の女の子。
彼女は陸上部ではありません。
そのため、服装も制服姿でした。
えっちに至るのは彼女の性癖がため。
後半にも登場するんですが、実はかなり重要なキャラなのですよ。
4話目は合宿のお話。
「寅太くん」が洗濯物を押しつけられる描写がありましたが。
あれは人によっては役得ですわね(笑)
いいなぁ、女子部のマネージャー。
こちらの相手は「亮子さん」
やはりメインヒロインです。
1話とはまた異なる流れで、良い感じ。
なんだかより可愛らしくなってましたよ。
とある理由でお尻えっちになります。
5、6話目は「土沢ひかり」、「小山田ルナ」、「似内海(にない・うみ)」という短距離の3名。
複数えっちです。
お約束にストレッチの手伝いから発展していました。
前話オチからの続きで、ストーリーが見え始めるのはこちらから。
7、8話目でも過去陸上部に何があったか、ちらほら描かれるようになります。
事情通な「柚子さん」が再び顔を見せていました。
その関係もあって、えっちは「渚さん」の2回目。
今度はスパッツでしたよー。
途中から「柚子さん」も加わり、こちらもまた複数えっち。
前回のソレとは微妙に違うのがポイントです。
過去が明らかになる9話目。
珍しく「寅太くん」がえっちしない回(笑)でした。
詳細の判明だけでなく、お話も急展開。
ここからラストエピソードへ突入するのです。
「寅太くん」にもちょっとした変化があるので、注目。
そんな訳で、10話目からは一直線という感じ。
部員らの反応に注目。
成年漫画で普通ぼやかされていたことに触れられていました。
うん、そりゃそうですよねー。
くすぶっていた問題も解決します。
あ、ちなみにこの10話、続く11話も「寅太くん」がえっちしない回です。
いちおう軽いサービスシーンはあるんですけど、モテモテで実に羨ましい限り。
11話は大会風景。
こうしたえっち系では軽視されがちなんですが、しっかり描かれているのは凄いこと。
さすがに泣きはしませんが、お話を盛り上げてました。
正直なところ、あちこち軽めなのが残念。
おまり深刻にしてもややこしいだけと分かっているんですが、良し悪しかなぁ。
えっち系な漫画ですもんね。
※左:短距離「大井川渚」、右:「観月柚子」
最終となる12、13話。
みなさんの期待とおり、複数えっち。
13話はメインヒロイン「亮子さん」なんですが…冒頭の展開は彼女らしくて楽しい。
あの娘の性格からすれば、あの台詞は的確でしょう。
こうした所はお上手だと思います。
オチでも可愛らしく、メインらしく描かれておりました。
【 その他 】
本日は「花巻かえる」センセでした。
ブログでは過去に2冊。
初単行本「むれムレ!」、そして「童貞びゅるびゅる」を紹介しています。
こちらで4冊目ですね。
バランス良い一般えっちの長編でした。
ハーレム系ながら、メインの「亮子さん」がそれらしく描かれていたのが良かった点。
陸上部という設定も良く、華やかで予想外に楽しめましたよ。
うぶ活 (バンブーコミックス COLORFUL SELECT) (2014/06/27) 花巻 かえる 商品詳細を見る |
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