■シルクの果実 (智弘カイ)
★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、短編×13話
(うち「白驟雨来たりなば」×2、合流話あり)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、加筆修正あり、
描き下ろし「秘湯恋慕(2P)」・「驟雨一過」・「Cross of Strangers」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智弘カイ(ともひろ・かい)」センセの「シルクの果実」です。
※社長令嬢「網島めぐみ」
【 構成・絵柄 】
基本的には短編という収録話。
後日談となる描き下ろし短編が2話ほどあり、そのうち1つは複数エピソード(実際には3話)が合流するものでした。
お話はだいたいラブコメ。
コメディーはそう強くなく、ラブはあるもののそう甘甘しくはありません。
極端なものとかブラック話もなく、安心して読めるタイプの成年単行本として仕上がってます。
ただし、バスト大きいヒロインが揃っていたものの、他にコレというポイントは目立たず。
そのあたりが次巻で発揮されればより良いかもしれません。
多くはないものの、キャラのゲスト出演があったり、前述したような合流話もあり。
個人的にそんなん好きなので、今後増えてくればいいなぁ。
こってりとした、濃厚な作画。
しかし、背景は弱く、それがため引き絵は軽め。
人物絵の力入れ具合と差があり、ややアンマッチな印象でした。
漫画部分も分かり辛い個所が多く、何度か引っ掛かってます。
絵と台詞がすんなり頭に入ってきません。
コマ割り、コマ内の配置も気になる部分がありました。
細かく確認すると粗が散見され。
服装に質感なく、悪いほどではないもののフェチっぽさはありません。
プラス効果が弱いんですね。
ぱっと見では良い感じで、ヒロインも可愛らしく。
お上手ではあるんですが…もう1歩、2歩というのが正直な感想です。
安定感が増せば次のステージが見えてくるかも。
【 収録話 】 13話収録
003:「秘湯恋慕」 カラー原稿あり 描き下ろしあり
温泉旅館の若女将となっていた「菖蒲(あやめ)」
彼女は幼馴染みということで、「古澤章一」は部署旅行の宿泊先として利用することとしたのでした。
再会は9年振り。
もともと好意あった「菖蒲」は貸し切り露天風呂を利用して…といった流れ。
温泉旅館えっちですね。
相手が女将ということで、露天風呂えっちもスムーズ。
「菖蒲さん」は初々しくて実に良い感じでした。
母親(大女将)から、
「お肉をつけなさい」
と言われているらしく、童顔でむちむちとしたスタイルがヤバい。
透ける肌襦袢がえっちでしたよー。
彼女はちゃんと下着付けてないんですね。
なお、大女将「美百合」さんがオチを綺麗にまとめていました。
まぁ、施設利用してるのだし、バレて当然か。
…実は覗いてたりして(笑)
※左:若女将「菖蒲さん」、右:先輩「真田真理」
025:「弱り目に勃たり目」
社宅の寮務員「千晴」さんが気になる「樽井」
話す口実という意味もあり、ちょくちょく通販を依頼して預かってもらっていたんですが。
とある日の荷物は商品名がキッチリ記載されており、いたたまれなくなった彼はそれをほっぽったまま部屋まで慌てて逃げ帰ってしまったのでした。
そんな通販会社ない。
わざわざ商品名を細かく書くのもめんどくさいし。
せっかく購入してくれたお客さんからクレームとなるのは、何よりも怖いことですよ。
嫌がらせとしか考えられないですね。
で、彼女の手前慌てていたというのも当然あるとは思うんですが。
商品ほったらかして部屋へ逃げ帰り、そのまま1人シテるのは妙な展開でした。
キッチリ名前も言っており、言い逃れできないですし。
ただ、こーまでなったら何でもアリだー、って展開は自然。
いきなり襲いかからず、お願いしてるあたりに彼の性格が垣間見えました。
「千晴さん」がああした女性で良かったねぇ。
シチュエーションとしては、冒頭の肩車シーンが好きなんですが。
ここの作画がイマイチだったのが残念。
043:「コケットリー」
ひょんな切っ掛けから、社長令嬢「網島めぐみ」から付きまとわれている「庄野文雄」
可愛いながらも非常識な行動多く、またその父親から睨まれていることもあって、どうにも扱いに困っていたのでした。
お嬢様っぽい言動も当然ありましたが、好意を前面にしているだけ可愛らしく。
アプローチも積極的。
冒頭でも勝手に留守の部屋に上がり、下着の匂いにウットリしてましたよ。
喋りにセンスがあり、彼の男性自身には「奥ゆかしい」なんて表現をしている、面白い方。
オチではあーなっていましたけど。
個人的には怖さもあってヤダなぁ…。
061:「リングの痕に」
家庭教師のバイトを引き受けたところ、生徒は人妻「聡子」でした。
若くして結婚したという彼女は、現在離婚調停中。
大学へ入り直したいということから、勉強を始めていたのです。
よく知りませんが。
離婚調停中でのアレは不貞行為で不利になってしまうのでは。
露出ブレイみたいなこともやってましたよ。
それも若さゆえ、かな。
この後もまた不安。
077:「1,000 days」
生徒「奥村里奈」に誘われ、新任の頃から2年以上続けていた教師。
卒業も近づき、ずっと悩んでいたこともあり、そろそろ関係を終わらせようと持ちかけたのでした。
「里奈さん」はドエロい女性ですねー。
冒頭シーンでの下着が凄い。
あれは落ち着かなさそう。
はっきり描かれていなかったものの、彼気に入られていたのではないかなぁ。
静かなオチがなんだか後引く感覚です。
095:「BEER☆BEER」
仕事のご褒美で、先輩「真田真理」と飲むこととなった「脇坂」
ちょっとしたハプニングで、「真理」は服をびしょ濡れにされてしまったのでした。
お詫びでVIPルームに通された「脇坂」は、コスチューム貸出でバドガールとなった彼女と飲み直すこととなったのです。
凄いスタイルでしたねー。
そもそも職場時点でバストはやや溢れ気味でしたから。
本来眼鏡さんなんですが、雰囲気重視かコスプレ後は眼鏡オフ。
酔っぱらっていたためか、積極的にえっち仕掛けてました。
店先で大胆ですね。
いいのかな、ってそのためのVIPルームか。
113:「白驟雨来たりなば」
205:「驟雨一過」 描き下ろし
うわ、難しい漢字がきました。
驟雨は”しゅうう”と読むようです。
(ちゃんと本編には読み仮名ありましたね)
■驟雨(しゅうう) 急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。(※goo辞書より)
それが「白驟雨(はくしゅうう)」となると辞書にぱっと出てこなかったんですが。
色々ネットで見たところ、”雨脚を白くしぶかせて断続的に烈しく降る秋の驟雨”という感じでした。
はー。
今後に漢字の読み試験なんて受けないと思いますが、勉強になりますね成年漫画(笑)
曰くある土地で事故が多発したらしく、工事も頓挫していた工事現場のプレハブ。
家から追い出されていた「哲(とおる)」は、ファミレスに入り浸るのに限界を感じ、そちらで勝手に寝泊まりするようになっていたのです。
ある日戻ると「美緒」という女性がおり、そのままちらほら顔を見せるようになっていたんですが。
当時の事件が描かれた新聞には、彼女と似た女性「九十九美緒」の死亡記事があったのです。
そうしたミステリアスなお話。
人気あったらしく、↓表紙はこちらの「美緒さん」
ああした前フリがため、オチはだいたい想像の通りだと思います。
…要するに、たまたまって訳ですかね。
もう少し何らかあっても良かったかなー。
イマイチ彼女の行動が分かんないものの、”そうした娘”なのでしょう。
描き下ろしは「驟雨一過」はその後日談。
期待通り(?)制服姿でのえっちを見せてくれます。
131:「Girl Heats Boy」
付き合う「敦士」・「穂乃香」のカップル話。
友人から指摘されたこともあり、「敦士」を部屋に呼ぶのが切っ掛け。
最近避けていた理由は…女の子らしい可愛いもの。
あのクーラーは調子悪いのかな。
ブラが透けるほどに汗かいてました。
目立つので、当人は気になるだろうなぁ。
なお、解説に2人はモブで出演しているとあったので、頑張って探してみました。
結構分かり易いと思います。
149:「性の権力」
初担任となったクラスをうまくまとめてきた教師「楓子」
しかし、学年末に生徒「内海」の成績が上がらない、と彼の親が抗議にやってきたのでした。
理不尽と言える訴えに穏やかでなかった彼女は、後日謝罪に顔を出した彼に思わず八つ当たりをしてしまい…という流れ。
本当はいけないのだろうけど、「楓子さん」の気持ちは分かる。
実際あんな親いるのかなぁ。
もともと性癖としてあったようで、えっちノリノリで主導しておりました。
ただ、単にうっ憤晴らしをしただけでないのが、彼女のイイ所。
身体使って見事に彼の成績アップに貢献しており、彼もちょっと自信ついたっぽいですね。
169:「プールサイド・インストラクト」
身体の硬さに悩んでいた水泳部の新人「瑞樹」
知識あり部長でもある「大貴」は、彼女のストレッチ指導をコーチから頼まれたのでした。
「俺だセクハラになったりしないか?」
というのは「大貴くん」の台詞。
成年漫画はそうしたのをすっ飛ばしがちですが、リアルですね。
「瑞樹さん」がまったくそれを気にしなかったこともあり、スムーズに流れてます。
頑張って耐えていたものの、ちらはら勢い余っていて(笑)
続けてほしいと彼女も言ったことで、えっちに発展するのでした。
いちおう「瑞樹さん」がもともと望んでたようでしたので。
ずっと競泳水着姿でしたが、水着の質感にはもう少しこだわりが欲しかったです。
※左:美緒、右:愛美
187:「Eyes of Strangers」
209:「Cross of Strangers」 描き下ろし
目つき悪い「宍戸」と、逆に星が浮かぶような眼力の持ち主「愛美」のカップル。
たまにベランダで顔を合わせるご近所さん。
ちょっとした切っ掛けからコンビニで言葉を交わした2人は、それから親しくなっていたところ。
ベロベロに酔った彼女に遭遇し、面倒をみることとなったのでした。
目つきの悪さは彼女には特に関係ないんですね。
「宍戸くん」としては、視線を逸らさずに受け止めた「愛美ちゃん」に好意を持ち。
また、それがためキラキラとした彼女の視線を受け止めていた彼は、それがため好意を持たれていたのでした。
なるほど。
「愛美ちゃん」はショートカットで元気な可愛らしい娘。
センセ曰く、「わざとらしいくらいに」という効果は出ておりました。
あの容姿で乳で、自らをブスとか言ってるのがまたキュートでした。
描き下ろし「Cross of Strangers」は、こちらのカップル「宍戸」・「愛美」と、バドガールな「真理」・「脇坂」らが温泉旅館で勢ぞろいするエピソード。
「宍戸くん」は「真理」さんの大学時代の後輩だったという設定。
温泉旅館、で想像つくかもしれませんが、そうです。
2コマでしたが「菖蒲さん」も顔を見せていました。
えっち用(笑)貸し切り露店風呂は「真理さん」ら、部屋では「愛美ちゃん」らのえっちが見れます。
【 その他 】
以上、「智弘カイ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
色々書きましたが、単行本のレベルは高く、さすが「ワニマガジン社」さんでした。
ゲーム原画もされているとのことで、↓表紙などカラーはパンチ力あり。
目を引かれる良い仕上がりだったと思います。
こちらが初単行本で、まだ難しい面もあるのでしょうけれど。
ぜひ、次には”プラスアルファ”になりそうな、強い注力ポイントが欲しいですね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、短編×13話
(うち「白驟雨来たりなば」×2、合流話あり)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、加筆修正あり、
描き下ろし「秘湯恋慕(2P)」・「驟雨一過」・「Cross of Strangers」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智弘カイ(ともひろ・かい)」センセの「シルクの果実」です。
※社長令嬢「網島めぐみ」
【 構成・絵柄 】
基本的には短編という収録話。
後日談となる描き下ろし短編が2話ほどあり、そのうち1つは複数エピソード(実際には3話)が合流するものでした。
お話はだいたいラブコメ。
コメディーはそう強くなく、ラブはあるもののそう甘甘しくはありません。
極端なものとかブラック話もなく、安心して読めるタイプの成年単行本として仕上がってます。
ただし、バスト大きいヒロインが揃っていたものの、他にコレというポイントは目立たず。
そのあたりが次巻で発揮されればより良いかもしれません。
多くはないものの、キャラのゲスト出演があったり、前述したような合流話もあり。
個人的にそんなん好きなので、今後増えてくればいいなぁ。
こってりとした、濃厚な作画。
しかし、背景は弱く、それがため引き絵は軽め。
人物絵の力入れ具合と差があり、ややアンマッチな印象でした。
漫画部分も分かり辛い個所が多く、何度か引っ掛かってます。
絵と台詞がすんなり頭に入ってきません。
コマ割り、コマ内の配置も気になる部分がありました。
細かく確認すると粗が散見され。
服装に質感なく、悪いほどではないもののフェチっぽさはありません。
プラス効果が弱いんですね。
ぱっと見では良い感じで、ヒロインも可愛らしく。
お上手ではあるんですが…もう1歩、2歩というのが正直な感想です。
安定感が増せば次のステージが見えてくるかも。
【 収録話 】 13話収録
003:「秘湯恋慕」 カラー原稿あり 描き下ろしあり
温泉旅館の若女将となっていた「菖蒲(あやめ)」
彼女は幼馴染みということで、「古澤章一」は部署旅行の宿泊先として利用することとしたのでした。
再会は9年振り。
もともと好意あった「菖蒲」は貸し切り露天風呂を利用して…といった流れ。
温泉旅館えっちですね。
相手が女将ということで、露天風呂えっちもスムーズ。
「菖蒲さん」は初々しくて実に良い感じでした。
母親(大女将)から、
「お肉をつけなさい」
と言われているらしく、童顔でむちむちとしたスタイルがヤバい。
透ける肌襦袢がえっちでしたよー。
彼女はちゃんと下着付けてないんですね。
なお、大女将「美百合」さんがオチを綺麗にまとめていました。
まぁ、施設利用してるのだし、バレて当然か。
…実は覗いてたりして(笑)
※左:若女将「菖蒲さん」、右:先輩「真田真理」
025:「弱り目に勃たり目」
社宅の寮務員「千晴」さんが気になる「樽井」
話す口実という意味もあり、ちょくちょく通販を依頼して預かってもらっていたんですが。
とある日の荷物は商品名がキッチリ記載されており、いたたまれなくなった彼はそれをほっぽったまま部屋まで慌てて逃げ帰ってしまったのでした。
そんな通販会社ない。
わざわざ商品名を細かく書くのもめんどくさいし。
せっかく購入してくれたお客さんからクレームとなるのは、何よりも怖いことですよ。
嫌がらせとしか考えられないですね。
で、彼女の手前慌てていたというのも当然あるとは思うんですが。
商品ほったらかして部屋へ逃げ帰り、そのまま1人シテるのは妙な展開でした。
キッチリ名前も言っており、言い逃れできないですし。
ただ、こーまでなったら何でもアリだー、って展開は自然。
いきなり襲いかからず、お願いしてるあたりに彼の性格が垣間見えました。
「千晴さん」がああした女性で良かったねぇ。
シチュエーションとしては、冒頭の肩車シーンが好きなんですが。
ここの作画がイマイチだったのが残念。
043:「コケットリー」
ひょんな切っ掛けから、社長令嬢「網島めぐみ」から付きまとわれている「庄野文雄」
可愛いながらも非常識な行動多く、またその父親から睨まれていることもあって、どうにも扱いに困っていたのでした。
お嬢様っぽい言動も当然ありましたが、好意を前面にしているだけ可愛らしく。
アプローチも積極的。
冒頭でも勝手に留守の部屋に上がり、下着の匂いにウットリしてましたよ。
喋りにセンスがあり、彼の男性自身には「奥ゆかしい」なんて表現をしている、面白い方。
オチではあーなっていましたけど。
個人的には怖さもあってヤダなぁ…。
061:「リングの痕に」
家庭教師のバイトを引き受けたところ、生徒は人妻「聡子」でした。
若くして結婚したという彼女は、現在離婚調停中。
大学へ入り直したいということから、勉強を始めていたのです。
よく知りませんが。
離婚調停中でのアレは不貞行為で不利になってしまうのでは。
露出ブレイみたいなこともやってましたよ。
それも若さゆえ、かな。
この後もまた不安。
077:「1,000 days」
生徒「奥村里奈」に誘われ、新任の頃から2年以上続けていた教師。
卒業も近づき、ずっと悩んでいたこともあり、そろそろ関係を終わらせようと持ちかけたのでした。
「里奈さん」はドエロい女性ですねー。
冒頭シーンでの下着が凄い。
あれは落ち着かなさそう。
はっきり描かれていなかったものの、彼気に入られていたのではないかなぁ。
静かなオチがなんだか後引く感覚です。
095:「BEER☆BEER」
仕事のご褒美で、先輩「真田真理」と飲むこととなった「脇坂」
ちょっとしたハプニングで、「真理」は服をびしょ濡れにされてしまったのでした。
お詫びでVIPルームに通された「脇坂」は、コスチューム貸出でバドガールとなった彼女と飲み直すこととなったのです。
凄いスタイルでしたねー。
そもそも職場時点でバストはやや溢れ気味でしたから。
本来眼鏡さんなんですが、雰囲気重視かコスプレ後は眼鏡オフ。
酔っぱらっていたためか、積極的にえっち仕掛けてました。
店先で大胆ですね。
いいのかな、ってそのためのVIPルームか。
113:「白驟雨来たりなば」
205:「驟雨一過」 描き下ろし
うわ、難しい漢字がきました。
驟雨は”しゅうう”と読むようです。
(ちゃんと本編には読み仮名ありましたね)
■驟雨(しゅうう) 急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。(※goo辞書より)
それが「白驟雨(はくしゅうう)」となると辞書にぱっと出てこなかったんですが。
色々ネットで見たところ、”雨脚を白くしぶかせて断続的に烈しく降る秋の驟雨”という感じでした。
はー。
今後に漢字の読み試験なんて受けないと思いますが、勉強になりますね成年漫画(笑)
曰くある土地で事故が多発したらしく、工事も頓挫していた工事現場のプレハブ。
家から追い出されていた「哲(とおる)」は、ファミレスに入り浸るのに限界を感じ、そちらで勝手に寝泊まりするようになっていたのです。
ある日戻ると「美緒」という女性がおり、そのままちらほら顔を見せるようになっていたんですが。
当時の事件が描かれた新聞には、彼女と似た女性「九十九美緒」の死亡記事があったのです。
そうしたミステリアスなお話。
人気あったらしく、↓表紙はこちらの「美緒さん」
ああした前フリがため、オチはだいたい想像の通りだと思います。
…要するに、たまたまって訳ですかね。
もう少し何らかあっても良かったかなー。
イマイチ彼女の行動が分かんないものの、”そうした娘”なのでしょう。
描き下ろしは「驟雨一過」はその後日談。
期待通り(?)制服姿でのえっちを見せてくれます。
131:「Girl Heats Boy」
付き合う「敦士」・「穂乃香」のカップル話。
友人から指摘されたこともあり、「敦士」を部屋に呼ぶのが切っ掛け。
最近避けていた理由は…女の子らしい可愛いもの。
あのクーラーは調子悪いのかな。
ブラが透けるほどに汗かいてました。
目立つので、当人は気になるだろうなぁ。
なお、解説に2人はモブで出演しているとあったので、頑張って探してみました。
結構分かり易いと思います。
149:「性の権力」
初担任となったクラスをうまくまとめてきた教師「楓子」
しかし、学年末に生徒「内海」の成績が上がらない、と彼の親が抗議にやってきたのでした。
理不尽と言える訴えに穏やかでなかった彼女は、後日謝罪に顔を出した彼に思わず八つ当たりをしてしまい…という流れ。
本当はいけないのだろうけど、「楓子さん」の気持ちは分かる。
実際あんな親いるのかなぁ。
もともと性癖としてあったようで、えっちノリノリで主導しておりました。
ただ、単にうっ憤晴らしをしただけでないのが、彼女のイイ所。
身体使って見事に彼の成績アップに貢献しており、彼もちょっと自信ついたっぽいですね。
169:「プールサイド・インストラクト」
身体の硬さに悩んでいた水泳部の新人「瑞樹」
知識あり部長でもある「大貴」は、彼女のストレッチ指導をコーチから頼まれたのでした。
「俺だセクハラになったりしないか?」
というのは「大貴くん」の台詞。
成年漫画はそうしたのをすっ飛ばしがちですが、リアルですね。
「瑞樹さん」がまったくそれを気にしなかったこともあり、スムーズに流れてます。
頑張って耐えていたものの、ちらはら勢い余っていて(笑)
続けてほしいと彼女も言ったことで、えっちに発展するのでした。
いちおう「瑞樹さん」がもともと望んでたようでしたので。
ずっと競泳水着姿でしたが、水着の質感にはもう少しこだわりが欲しかったです。
※左:美緒、右:愛美
187:「Eyes of Strangers」
209:「Cross of Strangers」 描き下ろし
目つき悪い「宍戸」と、逆に星が浮かぶような眼力の持ち主「愛美」のカップル。
たまにベランダで顔を合わせるご近所さん。
ちょっとした切っ掛けからコンビニで言葉を交わした2人は、それから親しくなっていたところ。
ベロベロに酔った彼女に遭遇し、面倒をみることとなったのでした。
目つきの悪さは彼女には特に関係ないんですね。
「宍戸くん」としては、視線を逸らさずに受け止めた「愛美ちゃん」に好意を持ち。
また、それがためキラキラとした彼女の視線を受け止めていた彼は、それがため好意を持たれていたのでした。
なるほど。
「愛美ちゃん」はショートカットで元気な可愛らしい娘。
センセ曰く、「わざとらしいくらいに」という効果は出ておりました。
あの容姿で乳で、自らをブスとか言ってるのがまたキュートでした。
描き下ろし「Cross of Strangers」は、こちらのカップル「宍戸」・「愛美」と、バドガールな「真理」・「脇坂」らが温泉旅館で勢ぞろいするエピソード。
「宍戸くん」は「真理」さんの大学時代の後輩だったという設定。
温泉旅館、で想像つくかもしれませんが、そうです。
2コマでしたが「菖蒲さん」も顔を見せていました。
えっち用(笑)貸し切り露店風呂は「真理さん」ら、部屋では「愛美ちゃん」らのえっちが見れます。
【 その他 】
以上、「智弘カイ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
色々書きましたが、単行本のレベルは高く、さすが「ワニマガジン社」さんでした。
ゲーム原画もされているとのことで、↓表紙などカラーはパンチ力あり。
目を引かれる良い仕上がりだったと思います。
こちらが初単行本で、まだ難しい面もあるのでしょうけれど。
ぜひ、次には”プラスアルファ”になりそうな、強い注力ポイントが欲しいですね。
シルクの果実 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) (2014/08/30) 智弘カイ 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■アノコトイイコト (獲る猫)
★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、胸、学生
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×11話。
・おまけ: あとがき、カバー裏は文字付き、
合間にネタ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「獲る猫(とるねこ)」センセの「アノコトイイコト」です。
※瀧田さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編によるもの。
ネタ絵とかあとがき絵から、あるいは裏設定として繋がりあるかもしれませんが。
特に本編で示されているような事はなかったです。
ジャンルとしては、極簡単にはラブコメ。
ラブもコメもありましたよー。
そのお話なんですが。
なんというか、運びとか間などを含めてちょっと独特な印象。
無論、良い意味で。
前述した”ラブコメ”という単語だけでは全然物足りない。
かと言って深いというのも違うし…。
とかく個性的なことは間違いないんですけどね。
えっちではあるものの、淫靡さ強いような、弱く軽いような、爽やかな色もあり…うう。
あああ、どう表現したら良いのか、単純には難しいものでした。
後述する↓収録話の部分でも、漫画の面白さを伝えきれていないように思います。
とにかく、どちらの話も色々な側面があり、新鮮な感覚で読み進められました。
やや大袈裟かもしれませんが、そんなん。
紹介帯では”柔らか女子”、と称されていました。
バストがためかな。
どうにも巧く書けませんが、ぐさー突き刺さりました。
面白かったです!
こちら初単行本ということで、多少各話で差はありました。
ただ、作風は確立されており、そう違和感あるものではないです。
全然問題ないくらい。
細めなすっきり線。
全体の色づきそこそこ、というか淡い色使いがお上手。
濃淡・描き込みは丁度良い感覚。
コマ割りは結構細かめでしたが、丁寧でバランスにも優れ、見辛さはなく。
人物は無論のこと、背景とか小物とか服装などもまとまってました。
ふと引っ掛かる事はなく、マイナス点は特に見当たりません。
なんというか、えっちない、一般漫画のような色も感じます。
鼻部分が長めの縦長輪郭で、特徴ある横に長い目。
そしてしっかりとした眉毛という、↓表紙・裏表紙が肌に合えば良いでしょう。
…というか、多少違うかなーって方にもオススメ。
お話・作画どちらもお上手なのですよ。
【 収録話 】 11話収録
003:「年越しプレイ」 カラー原稿
冒頭のカラー原稿は大晦日えっち話。
元日0時キッカリに達しようという彼に付き合わされる「昌子」さんでした。
待機させられてる様がなんだか気の毒ね。
オチの台詞が良かったです。
007:「やりづらいです夏目先輩!」
生徒会の先輩「夏目」と付き合う「春名」
声がデカイということで、家族も近いお互いの部屋では難しく。
もう3ヶ月もご無沙汰なのでした。
そろそろ耐えられなくなってきたこともあり、特訓したという彼女と学校ですることとなったのです。
せめて室内のがいいのでは??
成年漫画でよく見ますが、階段踊り場なんて最も声響く場所だと思いますが。
自ら脱いだのか、脱がされたのか、「春名さん」は全裸。
大胆ねぇ。
いちおう靴下だけはそのまま。
雰囲気から、スカートとブラは自分で外したみたい。
オチに至るコマがぱっと見で分かり辛いのが残念でした。
特訓ネタでもう1本描けそうですねー。
※左:陸上部「宮本さん」、右:お隣の娘「佐古佳純さん」
015:「MKG!!」
隣のクラスの陸上部「宮本」に告白した「小早川」
あっさりOKが出たものの、
「その…あたし処女じゃないんだけど、小早川くんってそれでも大丈夫な人?」
そう付け加えられたのでした。
ううむ、男子としてはなんだか複雑ですね。
「けっこうしてるかも」
そんな台詞もありました。
流れなども見る限り、妙なプレッシャーを与えちゃったかなぁ。
ショートカットでいかにもスポーツ少女風なのに、意外ですね。
ただ、それがため気合と度胸がついた彼はえっに頑張るのでした。
付き合いたての相手に妙なリクエストしないように(笑)
ジャージ姿の「宮本さん」が可愛いです。
やっぱりその姿でシタくなるわね。
いままでえっち要素強く、雰囲気薄かったですが、オチの彼女はらしい感じです。
031:「とある田舎女子高生の憂鬱」
仕事の関係で一時的に田舎町で暮らすこととなった「吉村」
夜遅く1人でバス停にいたお隣の娘「佐古佳純(さこ・かずみ)」に声を掛けたことを切っ掛けに、毎週水曜日彼女が部屋へ通うようになったのでした。
だいたいそんなん。
真面目そうな黒の四角眼鏡が特徴の「佳純さん」
話を聞く限り、まぁ外にいるのは仕方ないかなぁ。
あっさり彼女を部屋に上げたのは、台詞にもあったように子供だという目線と共に、あまり色気づいてない所もあるのでは。
制服下の大きいバストが意外。
自信あったんでしょうねー。
アピールの際にも触らせていましたから。
えっち後の玄関立ち絵の変化に注目です。
まるでデートに出掛けるみたいでしたよー。
なお、オチにも玄関立ち絵があるんですが、最終的にどうなっているのかお楽しみに。
053:「こんな胸でも愛されたい!!」
こちらの「瀧田」さんが↓表紙のヒロインです。
ブラウスぱっつん・ぱっつんで、サイズがどうのこうのと男子から注目される「瀧田さん」
しかし、「大越」くんはなんとなく違和感を持っていて。
そうした男子らの会話を耳にした「瀧田さん」は、彼を呼び出したのでした。
驚くべき事実。
”パッドで相当盛っていた”というそれは、実は偽乳だったのです。
本人言うようにタイミングもあるので、厳しい同性らに看破されそう。
そうした中、ちゃんと見抜いた「大越くん」が凄い。エロい。
秘密を共有することとなり、公言しない代わりに彼女の胸を好きに出来ることとなったのでした。
素を見せた「瀧田さん」が可愛い。
まぁ、確かに男性陣は反応変わっちゃうかなぁ。
ぱっと目立つ部分ですからね。
巨乳好きとかなんとか関係なく。
おっぱいでシテくれました。
…で、この漫画は28ページと長いので、さらに続くんですが。
「やっぱり気のせいじゃない…!!」
ということで。
じわじわバストアップしていたことに気付く「瀧田さん」
いつしか巨乳化していた、後半のやり取りがまたキュート。
冒頭であの↓表紙は彼女の妄想かと思いましたが、なるほどこれは良い運びですね。
パッド入れてた時よりサイズアップしたとのこと。
成長期だねー。
当初の想像よりも実に良いエピソードでした。
なんというか、行為なくなってもあっさりしていた「大越くん」が意外でした。
081:「もっとドキドキしてもいいのよ!!」
漫研でのお話。
自信のあったネームを打ち砕かれた「高橋」くん。
落ち込む彼に先輩は自らの下着を手渡したのでした。
まさかノーパンか!?
という冒頭に引き込まれます。
確かに想像力働きますよ、ええ。
いい先輩ですね。
そのお礼というかお返しに、目隠しプレイを仕掛けるのがメインです。
彼もそうでしたが、センセの描かれる男子は達観しているというか、あまり精力的ではないですね。
そんなんがヒロインの個性をより引き立たせているのかな。
097:「ちちフレ。」
「ただおっぱいにそっと顔を埋めさせてくれるだけ、それだけの関係でいいんだよ!!」
学校の廊下でそんな力説をしていた「大野」くん。
すると、聞いていたらしい「森」さんは、バレー部の備品整理係と引き換えにあっさり受け入れたのでした。
裏表紙の巨乳はこちらの「森さん」ですね。
念願だった”顔埋め”を果たした彼は、
「ボリュームも密着感も半端ない」
そんな感想を言ってました。
試合中に邪魔そうなサイズですからねー。
いちおう手でのお触りはダメ出しされてましたが、たまんないですよ。
「森さん」はスポーツ少女であるものの、そうテンション高くなく穏やかなイメージ。
どことなく母性ありましたよ。
なお、期限は実際のマネージャー復帰までの1ヶ月間であり、メインはその最終日。
突飛な交換条件を持ちかけていた、真意が判明します。
照れ隠しに体験コースとか言ってるところが、またキュートでした。
しかし、女の子の”今日は大丈夫”ってアテにならないと思う。
こちらの次ページにはネタ絵があるんですね。
「夏目さん」と漫研の先輩さん、「瀧田さん」と「森さん」の巨乳コンビの1コマが実に良かったです。
こんなんはひでるさんのツボなのです。
背景にも見知った顔あるので、お見逃しなく。
123:「いっぱい食べるキミが好き!」
「西村」からちらほら食べ物を貰っていた「田沢結花」
”エンゲル係数高くて胃袋が宇宙的な変人”
とは彼女の友人からの台詞。
まるで餌付けされてるような関係でしたが、学校帰りにその真意を聞くのでした。
「西村くん」はこれまたマニアックですねー。
ああした台詞を恥ずかしげもなく、また当人の目前で語る様が熱い(笑)
変態っぽいので嬉しくはないかもしれませんけど、かなり甘い告白ですよね、アレ。
そうした流れで、普段とは逆に食べられてしまうのでした。
ちょっと強めな「結花さん」の可愛らしい面をお楽しみに。
145:「そうだ妹と練習しよう。」
タイトル通り、妹「亜美」にえっちの練習をお願いするというトンデモなお話。
特に前フリもなく、あっさり依頼する冒頭が可笑しい。
確かに流れで無意識に返事してしまいそう。
実妹に「かわいいからぜんぜん大丈夫」とか言ってましたよ。
危険だなぁ。
妹「亜美ちゃん」は収録では貴重なロリ属性。
バストサイズはスポーツ少女「宮本さん」、初期の「瀧田さん」に匹敵するようなものでした。
(※あるいは「亜美ちゃん」のが大きめか)
彼女にとって、えっちは予想外なもの。
まぁ、あれは自業自得で仕方ないわね。
結構ノリノリな様が可愛らしいです。
折り返しカラーがこちらの「亜美ちゃん」でしたよー。
裏折り返しと続く、妙に爽やかなものです。
透けてますが。
165:「しあわせ節約生活」
スーパーで処分の特価惣菜を買うサラリーマン「桜井」
そうした彼の節約生活を見た、顔なじみとなっていた店員「吉岡」は”画期的な節約術”としてルームシェアを持ちかけたのでした。
そんな感じで、そこそこ見知ってる程度な女の子と同居が始まるエピソード。
実際には色々あるので、そう簡単に事は進まないでしょうけどねー。
ただ、こちら漫画なのでページめくると、いきなり2人での入浴シーンなのでした。
「2人で入れば少ないお湯で肩まで漬かれて節約になるんですよっ」
…って、確かにそうなのだろうけど。
まったく恥ずかしがる雰囲気ない「吉岡さん」が凄い。
その徹底した節約術はボディーソープでも発揮されるんですが、どんなんか内緒。
そう、だいたい想像した通りよ。
えっちも違和感なく受け入れ…というか、自ら率先してますね。
オチの台詞など見る限り、あれは彼女からの遠まわしなアプローチか。
※左:漫研の先輩さん、右:バレー部の「森さん」
181:「洗濯物が待ちきれない!!」
クリーニング店の店員「倉田」さんが好みで、足繁く通っていた「中村太郎」
預けたシャツに社員証を入れたままだったのに気付き、戻ったところ…という切っ掛け。
店先で変なコトしないように(笑)
成年漫画なので、独りえっちが目撃されるのはお約束。
いっぱい・いっぱいで爆発する「倉田さん」が可愛らしいです。
匂いフェチなんですね。
鼻血出すな。
しっかりスイッチ入ってしまった彼女の次のお願いがエロい。
普通にし始めちゃえばいいのに…わざわざ、もう。
嫌いじゃないですけど。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「獲る猫」センセをお送りしました。
お名前ぱっと見で、なんのこっちゃと思いましたが。
”とるねこ”と読ませるのね。
お好きなのかな。
今回が初単行本とのことでした。
はー。
なんというか、凄いなぁ。
正直なところ、当初はどうするか迷ったんですね。
あの↓表紙から、ヒロイン画が合わないかなー、って印象を持ったので。
ただ、やはり漫画はソレとしてちゃんと見なければ分からないもの。
非常に良い感じでしたよー。
他にはあまり見られないものでした。
次巻も期待してます。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、胸、学生
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×11話。
・おまけ: あとがき、カバー裏は文字付き、
合間にネタ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「獲る猫(とるねこ)」センセの「アノコトイイコト」です。
※瀧田さん
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編によるもの。
ネタ絵とかあとがき絵から、あるいは裏設定として繋がりあるかもしれませんが。
特に本編で示されているような事はなかったです。
ジャンルとしては、極簡単にはラブコメ。
ラブもコメもありましたよー。
そのお話なんですが。
なんというか、運びとか間などを含めてちょっと独特な印象。
無論、良い意味で。
前述した”ラブコメ”という単語だけでは全然物足りない。
かと言って深いというのも違うし…。
とかく個性的なことは間違いないんですけどね。
えっちではあるものの、淫靡さ強いような、弱く軽いような、爽やかな色もあり…うう。
あああ、どう表現したら良いのか、単純には難しいものでした。
後述する↓収録話の部分でも、漫画の面白さを伝えきれていないように思います。
とにかく、どちらの話も色々な側面があり、新鮮な感覚で読み進められました。
やや大袈裟かもしれませんが、そんなん。
紹介帯では”柔らか女子”、と称されていました。
バストがためかな。
どうにも巧く書けませんが、ぐさー突き刺さりました。
面白かったです!
こちら初単行本ということで、多少各話で差はありました。
ただ、作風は確立されており、そう違和感あるものではないです。
全然問題ないくらい。
細めなすっきり線。
全体の色づきそこそこ、というか淡い色使いがお上手。
濃淡・描き込みは丁度良い感覚。
コマ割りは結構細かめでしたが、丁寧でバランスにも優れ、見辛さはなく。
人物は無論のこと、背景とか小物とか服装などもまとまってました。
ふと引っ掛かる事はなく、マイナス点は特に見当たりません。
なんというか、えっちない、一般漫画のような色も感じます。
鼻部分が長めの縦長輪郭で、特徴ある横に長い目。
そしてしっかりとした眉毛という、↓表紙・裏表紙が肌に合えば良いでしょう。
…というか、多少違うかなーって方にもオススメ。
お話・作画どちらもお上手なのですよ。
【 収録話 】 11話収録
003:「年越しプレイ」 カラー原稿
冒頭のカラー原稿は大晦日えっち話。
元日0時キッカリに達しようという彼に付き合わされる「昌子」さんでした。
待機させられてる様がなんだか気の毒ね。
オチの台詞が良かったです。
007:「やりづらいです夏目先輩!」
生徒会の先輩「夏目」と付き合う「春名」
声がデカイということで、家族も近いお互いの部屋では難しく。
もう3ヶ月もご無沙汰なのでした。
そろそろ耐えられなくなってきたこともあり、特訓したという彼女と学校ですることとなったのです。
せめて室内のがいいのでは??
成年漫画でよく見ますが、階段踊り場なんて最も声響く場所だと思いますが。
自ら脱いだのか、脱がされたのか、「春名さん」は全裸。
大胆ねぇ。
いちおう靴下だけはそのまま。
雰囲気から、スカートとブラは自分で外したみたい。
オチに至るコマがぱっと見で分かり辛いのが残念でした。
特訓ネタでもう1本描けそうですねー。
※左:陸上部「宮本さん」、右:お隣の娘「佐古佳純さん」
015:「MKG!!」
隣のクラスの陸上部「宮本」に告白した「小早川」
あっさりOKが出たものの、
「その…あたし処女じゃないんだけど、小早川くんってそれでも大丈夫な人?」
そう付け加えられたのでした。
ううむ、男子としてはなんだか複雑ですね。
「けっこうしてるかも」
そんな台詞もありました。
流れなども見る限り、妙なプレッシャーを与えちゃったかなぁ。
ショートカットでいかにもスポーツ少女風なのに、意外ですね。
ただ、それがため気合と度胸がついた彼はえっに頑張るのでした。
付き合いたての相手に妙なリクエストしないように(笑)
ジャージ姿の「宮本さん」が可愛いです。
やっぱりその姿でシタくなるわね。
いままでえっち要素強く、雰囲気薄かったですが、オチの彼女はらしい感じです。
031:「とある田舎女子高生の憂鬱」
仕事の関係で一時的に田舎町で暮らすこととなった「吉村」
夜遅く1人でバス停にいたお隣の娘「佐古佳純(さこ・かずみ)」に声を掛けたことを切っ掛けに、毎週水曜日彼女が部屋へ通うようになったのでした。
だいたいそんなん。
真面目そうな黒の四角眼鏡が特徴の「佳純さん」
話を聞く限り、まぁ外にいるのは仕方ないかなぁ。
あっさり彼女を部屋に上げたのは、台詞にもあったように子供だという目線と共に、あまり色気づいてない所もあるのでは。
制服下の大きいバストが意外。
自信あったんでしょうねー。
アピールの際にも触らせていましたから。
えっち後の玄関立ち絵の変化に注目です。
まるでデートに出掛けるみたいでしたよー。
なお、オチにも玄関立ち絵があるんですが、最終的にどうなっているのかお楽しみに。
053:「こんな胸でも愛されたい!!」
こちらの「瀧田」さんが↓表紙のヒロインです。
ブラウスぱっつん・ぱっつんで、サイズがどうのこうのと男子から注目される「瀧田さん」
しかし、「大越」くんはなんとなく違和感を持っていて。
そうした男子らの会話を耳にした「瀧田さん」は、彼を呼び出したのでした。
驚くべき事実。
”パッドで相当盛っていた”というそれは、実は偽乳だったのです。
本人言うようにタイミングもあるので、厳しい同性らに看破されそう。
そうした中、ちゃんと見抜いた「大越くん」が凄い。エロい。
秘密を共有することとなり、公言しない代わりに彼女の胸を好きに出来ることとなったのでした。
素を見せた「瀧田さん」が可愛い。
まぁ、確かに男性陣は反応変わっちゃうかなぁ。
ぱっと目立つ部分ですからね。
巨乳好きとかなんとか関係なく。
おっぱいでシテくれました。
…で、この漫画は28ページと長いので、さらに続くんですが。
「やっぱり気のせいじゃない…!!」
ということで。
じわじわバストアップしていたことに気付く「瀧田さん」
いつしか巨乳化していた、後半のやり取りがまたキュート。
冒頭であの↓表紙は彼女の妄想かと思いましたが、なるほどこれは良い運びですね。
パッド入れてた時よりサイズアップしたとのこと。
成長期だねー。
当初の想像よりも実に良いエピソードでした。
なんというか、行為なくなってもあっさりしていた「大越くん」が意外でした。
081:「もっとドキドキしてもいいのよ!!」
漫研でのお話。
自信のあったネームを打ち砕かれた「高橋」くん。
落ち込む彼に先輩は自らの下着を手渡したのでした。
まさかノーパンか!?
という冒頭に引き込まれます。
確かに想像力働きますよ、ええ。
いい先輩ですね。
そのお礼というかお返しに、目隠しプレイを仕掛けるのがメインです。
彼もそうでしたが、センセの描かれる男子は達観しているというか、あまり精力的ではないですね。
そんなんがヒロインの個性をより引き立たせているのかな。
097:「ちちフレ。」
「ただおっぱいにそっと顔を埋めさせてくれるだけ、それだけの関係でいいんだよ!!」
学校の廊下でそんな力説をしていた「大野」くん。
すると、聞いていたらしい「森」さんは、バレー部の備品整理係と引き換えにあっさり受け入れたのでした。
裏表紙の巨乳はこちらの「森さん」ですね。
念願だった”顔埋め”を果たした彼は、
「ボリュームも密着感も半端ない」
そんな感想を言ってました。
試合中に邪魔そうなサイズですからねー。
いちおう手でのお触りはダメ出しされてましたが、たまんないですよ。
「森さん」はスポーツ少女であるものの、そうテンション高くなく穏やかなイメージ。
どことなく母性ありましたよ。
なお、期限は実際のマネージャー復帰までの1ヶ月間であり、メインはその最終日。
突飛な交換条件を持ちかけていた、真意が判明します。
照れ隠しに体験コースとか言ってるところが、またキュートでした。
しかし、女の子の”今日は大丈夫”ってアテにならないと思う。
こちらの次ページにはネタ絵があるんですね。
「夏目さん」と漫研の先輩さん、「瀧田さん」と「森さん」の巨乳コンビの1コマが実に良かったです。
こんなんはひでるさんのツボなのです。
背景にも見知った顔あるので、お見逃しなく。
123:「いっぱい食べるキミが好き!」
「西村」からちらほら食べ物を貰っていた「田沢結花」
”エンゲル係数高くて胃袋が宇宙的な変人”
とは彼女の友人からの台詞。
まるで餌付けされてるような関係でしたが、学校帰りにその真意を聞くのでした。
「西村くん」はこれまたマニアックですねー。
ああした台詞を恥ずかしげもなく、また当人の目前で語る様が熱い(笑)
変態っぽいので嬉しくはないかもしれませんけど、かなり甘い告白ですよね、アレ。
そうした流れで、普段とは逆に食べられてしまうのでした。
ちょっと強めな「結花さん」の可愛らしい面をお楽しみに。
145:「そうだ妹と練習しよう。」
タイトル通り、妹「亜美」にえっちの練習をお願いするというトンデモなお話。
特に前フリもなく、あっさり依頼する冒頭が可笑しい。
確かに流れで無意識に返事してしまいそう。
実妹に「かわいいからぜんぜん大丈夫」とか言ってましたよ。
危険だなぁ。
妹「亜美ちゃん」は収録では貴重なロリ属性。
バストサイズはスポーツ少女「宮本さん」、初期の「瀧田さん」に匹敵するようなものでした。
(※あるいは「亜美ちゃん」のが大きめか)
彼女にとって、えっちは予想外なもの。
まぁ、あれは自業自得で仕方ないわね。
結構ノリノリな様が可愛らしいです。
折り返しカラーがこちらの「亜美ちゃん」でしたよー。
裏折り返しと続く、妙に爽やかなものです。
透けてますが。
165:「しあわせ節約生活」
スーパーで処分の特価惣菜を買うサラリーマン「桜井」
そうした彼の節約生活を見た、顔なじみとなっていた店員「吉岡」は”画期的な節約術”としてルームシェアを持ちかけたのでした。
そんな感じで、そこそこ見知ってる程度な女の子と同居が始まるエピソード。
実際には色々あるので、そう簡単に事は進まないでしょうけどねー。
ただ、こちら漫画なのでページめくると、いきなり2人での入浴シーンなのでした。
「2人で入れば少ないお湯で肩まで漬かれて節約になるんですよっ」
…って、確かにそうなのだろうけど。
まったく恥ずかしがる雰囲気ない「吉岡さん」が凄い。
その徹底した節約術はボディーソープでも発揮されるんですが、どんなんか内緒。
そう、だいたい想像した通りよ。
えっちも違和感なく受け入れ…というか、自ら率先してますね。
オチの台詞など見る限り、あれは彼女からの遠まわしなアプローチか。
※左:漫研の先輩さん、右:バレー部の「森さん」
181:「洗濯物が待ちきれない!!」
クリーニング店の店員「倉田」さんが好みで、足繁く通っていた「中村太郎」
預けたシャツに社員証を入れたままだったのに気付き、戻ったところ…という切っ掛け。
店先で変なコトしないように(笑)
成年漫画なので、独りえっちが目撃されるのはお約束。
いっぱい・いっぱいで爆発する「倉田さん」が可愛らしいです。
匂いフェチなんですね。
鼻血出すな。
しっかりスイッチ入ってしまった彼女の次のお願いがエロい。
普通にし始めちゃえばいいのに…わざわざ、もう。
嫌いじゃないですけど。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「獲る猫」センセをお送りしました。
お名前ぱっと見で、なんのこっちゃと思いましたが。
”とるねこ”と読ませるのね。
お好きなのかな。
今回が初単行本とのことでした。
はー。
なんというか、凄いなぁ。
正直なところ、当初はどうするか迷ったんですね。
あの↓表紙から、ヒロイン画が合わないかなー、って印象を持ったので。
ただ、やはり漫画はソレとしてちゃんと見なければ分からないもの。
非常に良い感じでしたよー。
他にはあまり見られないものでした。
次巻も期待してます。
アノコトイイコト (TENMAコミックス) (2014/08/29) 獲る猫 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■私えっちですよ? (こんちき)
★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 学生、ラブコメ、フェチ
・構成 : 短編×10話(うち「えっちですよシリーズ」×4)
・おまけ: 作品解説、加筆修正あり
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こんちき」センセの「私えっちですよ?」です。
※陸上部「有紀」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
シリーズものは、短編だったものの番外編が連続話っぽくなっている、変則的な構成です。
若干違いますが、ほぼ表題と同じタイトル群で。
今回のメイン漫画という位置づけです。
ジャンルとしては、だいたいラブコメ。
そうコメディーは強くないですが、シリアス度もそう高くなく。
一部以外は、軽く読める作品群だと思います。
前述したシリーズものなど、軽くはないですよー。
漫画としての完成度を大きく高めているのは、やはりその作画でしょう。
さらりとした線の作画。
今風のデジタルにはない、独特な線のタッチがあります。
どこもキッチリ丁寧…ではないんですが。
引き絵や小さいコマも含めて、”味わい深い雰囲気”という表現が最も正しいかと。
全体の色はしっかりしていて、黒は強く原稿としてはやや濃いめ。
描き込みはそう細かくないものの、不足感はまったくありません。
コマ割りは中小で複雑。
カットインみたいに効果的に使われてました。
小物や背景も非常に良く、お話を助けていた印象です。
それらも含めて、漫画は巧く、特に引っ掛かる部分もなく。
なんというか、えっち時の熱具合がこちらまで伝わってくるような迫力がありました。
カラーとはまた違うものですが、おおむね↓表紙・裏表紙な感じ。
あるいは紹介帯のカット絵が参考に良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
003:「先生…えっちですよ?」
123:「貴女…えっちですよ?」
143:「私…えっちです」
167:「私とえっちしてください」
退職した講師の代わりで、田舎の学校に来た教師「高野」
その家に居候することとなったんですが、孫娘で教え子の1人「稲川香穂」とも同居となり。
彼女のむちむちとしたスタイルに、妄想な夢まで見るようになっていたのでした。
そんなんが「先生…えっちですよ?」
こちらは短編なんですが。
そちらから派生するエピソードが、「貴女…えっちですよ?」からの3話です。
番外編のが続くのは、なんだか面白いですね。
クラス委員という「香穂ちゃん」は、まじめそうで地味目な娘。
ちょっと太めではあるものの、スタイルはむちっとした肉付きでして。
ああした夢見るのも仕方ないかと。
最後のひと押しをするためのワンピース姿が、またヤバいですねー。
どこぞの人妻みたいな雰囲気さえありました。
ちなみに、中扉ではカラーで見ることができます。
※左:稲川香穂、右:中野かなめ
ここで、自らのえっちさを自覚した「香穂ちゃん」
彼女と先生の噂話を切っ掛けとして、関わることとなった「中野かなめ」さんのお話が「貴女…えっちですよ?」
その後のくだりを見ると、「香穂ちゃん」の行動は若さからくるものかなー。
ここは先の続きで、教師「高野」と「香穂」のえっち。
それを「かなめさん」が見るというものですね。
後半はなんだかかわいそうな気さえしました。
ちなみに、↓表紙が「かなめさん」です。
「私…えっちです」はその続き。
実は弓道部な「かなめさん」にはいい感じの先輩「瀬戸」がおるんですが。
「香穂ちゃん」の言葉で暗示にかかってしまったかのような彼女は、しだいに自分を見失ってしまうのでした。
そんな訳で、ここの色々のほとんどは妄想シーン。
いや、追い詰められてましたよ。
思春期の女の子にはたまらないでしょう。
続く「私とえっちしてください」が最終話。
まぁ、ぎりぎりで先生らしいことができた…かな。
ここは故あって2組の、まったく風情の異なるえっちが見れます。
良かったのかなー、と思ったんですが。
最後の最後でトンデモなこととなるのでした。
これは良いブラック具合でした。
027:「走れおんなのこ」
陸上部の「有紀」と昔馴染み「恭ちゃん」のカップル。
ショートカット、日焼け、貧乳と3拍子揃ったヒロインです。
スタイルは収録ヒロインで際立って細く。
「筋張って硬いし」
というのは本人の自己評価なんですが。
彼が言うそのまま、陸上部ウェアとの組み合わせはエロく。
ひでるさんも収録で点数を入れるとしたら、やっぱりこの話かなー。
様々な表情を見せていた、元気で楽しいイメージな「有紀さん」が女の子になる様をお楽しみ下さい。
特に制服脱いで陸上部ウェアになるくだりはいいですね。
直接えっち前の3コマがいい顔をしていました。
051:「はじめてのおしまい」
小さい頃、一緒に遊んでいた年上の女の子「千晶」にえっちな事をされた「翔」
その日から、悪戯行為はちらほら続けられていたんですが…成長するとともにばったり無くなったのです。
そうした頃、帰り道で会った「千晶」から久しぶりに誘われたのでした。
年上なお姉ちゃんとのメモリー、という風情。
成長した「千晶さん」がまた派手目なビジュアルになっていて。
ちょうど思春期な「翔くん」としては、気になるでしょうねー。
あのシチュエーションで、期待するのは当然。
もう色々理解している年頃ですから。ええ。
あの展開は彼にとっては良いかな、と思います。
067:「ちびデカあぶの~まる」
バレーボール部のエース「瀬奈」さんと、彼女を追いかけてたカメラ小僧「たくと」くんのカップル。
誰しもがえっちな写真を狙っていると思うんですが。
問い詰めて確認した写真は顔のアップばかり。
ここは意外でした。
それを切っ掛けに2人付き合うこととなるんですが、まぁ女の子としたら悪い気はなくなるでしょう。
…たぶん。
背丈ある「瀬奈さん」と小さい彼は並ぶとあべこべな印象。
えっちでも当然彼女がリードするかと思いきや…タイトル通りのアブノーマルな展開に。
後半のアレは、一歩間違えば犯罪ちっくな香りもしていて。
そう黒くは描かれていないものの、個人的にはブラックな漫画でした。
091:「どきどきHな私望遊戯 -GAME OF SEX-」
期末試験終了し、カラオケ店で騒ぐメンバー。
そのうち「南野さやか」はちょっとえっちな”大人の遊び”を提案したんですが…という切っ掛け。
ひでるさんも昔かすごろくとか作ってましたが、
この「さやかさん」もなかなかマメで、自作のすごろくとかカードを用意していました。
(※カードはトランプに手書きしただけですけどね)
大人の遊びは思惑と裏腹に失敗し続け、集まっていた4名のうち「もっちー」・「かっちー」の2人がなんとなく始めちゃうのでした。
取り残された「さやかさん」と「武田勇」くんがそれに触発され、おずおずと始めるパターン。
漫画ではよくある流れ。
個人的にその感覚は分かんない(同じ場所で始めないと思う)ですが、最近はそんなものかねぇ。
107:「いちゃにちゃ日和」
臭いがポイントとなっている、えっち短編。
「一登」・「ミカ」のカップルです。
布団が湿っぽい、というのはいいとしても、作品中で”ぬちょ”というコマがあり。
あれはキツいなぁ。
「一登くん」の部屋がいかにもそうだと見せておいて。
実は「ミカちゃん」も似たり寄ったりというのが楽しい。
がんばれ、女の子。
オチのあれは、男女の違いいかにもですねー。
※左:瀬奈さん、右:美咲さん
191:「はまちーと美咲さん」
大学の先輩「須藤美咲」
新歓コンパで出会った「はまちー」こと「園田濱智」はその日にお持ち帰りをされ。
身体の相性が良かったのか、そのまま同棲となり。
彼が就職した今でも同棲は続いていたんですが…。
「美咲」は部屋でビール片手にぐうたらしており、4留していてまだ大学生なままだったのです。
帰宅時のあの姿は嫌ですね。
傍目にはえろく見えるものの、見慣れているとしんどそう。
まぁ、彼はそんな「美咲さん」の姿にに好意をもっているようなんですが。
お似合いのカップルか。
だらけた末のむちむちなスタイルと、陥没なバストトップがエロスの特徴。
オチがまた可笑しいです。
【 その他 】
そんなこんなで「こんちき」センセでした。
この名義では「おいでませにゃんにゃん」に続く2冊目…かな。
相変わらずなクオリティが嬉しいですね。
冒頭の「先生…えっちですよ?」はノスタルジーな味わいもあり、好みだったんですが。
まさか、あーした番外編というか、後日談があるとは驚き。
そちらの「香穂ちゃん」は黒々しく、なんだかショック(笑)
まぁ、そんなんでなければ教師を誘ったりはしないか。
個人的には中扉の彼女がお気に入りです。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 学生、ラブコメ、フェチ
・構成 : 短編×10話(うち「えっちですよシリーズ」×4)
・おまけ: 作品解説、加筆修正あり
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こんちき」センセの「私えっちですよ?」です。
※陸上部「有紀」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
シリーズものは、短編だったものの番外編が連続話っぽくなっている、変則的な構成です。
若干違いますが、ほぼ表題と同じタイトル群で。
今回のメイン漫画という位置づけです。
ジャンルとしては、だいたいラブコメ。
そうコメディーは強くないですが、シリアス度もそう高くなく。
一部以外は、軽く読める作品群だと思います。
前述したシリーズものなど、軽くはないですよー。
漫画としての完成度を大きく高めているのは、やはりその作画でしょう。
さらりとした線の作画。
今風のデジタルにはない、独特な線のタッチがあります。
どこもキッチリ丁寧…ではないんですが。
引き絵や小さいコマも含めて、”味わい深い雰囲気”という表現が最も正しいかと。
全体の色はしっかりしていて、黒は強く原稿としてはやや濃いめ。
描き込みはそう細かくないものの、不足感はまったくありません。
コマ割りは中小で複雑。
カットインみたいに効果的に使われてました。
小物や背景も非常に良く、お話を助けていた印象です。
それらも含めて、漫画は巧く、特に引っ掛かる部分もなく。
なんというか、えっち時の熱具合がこちらまで伝わってくるような迫力がありました。
カラーとはまた違うものですが、おおむね↓表紙・裏表紙な感じ。
あるいは紹介帯のカット絵が参考に良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
003:「先生…えっちですよ?」
123:「貴女…えっちですよ?」
143:「私…えっちです」
167:「私とえっちしてください」
退職した講師の代わりで、田舎の学校に来た教師「高野」
その家に居候することとなったんですが、孫娘で教え子の1人「稲川香穂」とも同居となり。
彼女のむちむちとしたスタイルに、妄想な夢まで見るようになっていたのでした。
そんなんが「先生…えっちですよ?」
こちらは短編なんですが。
そちらから派生するエピソードが、「貴女…えっちですよ?」からの3話です。
番外編のが続くのは、なんだか面白いですね。
クラス委員という「香穂ちゃん」は、まじめそうで地味目な娘。
ちょっと太めではあるものの、スタイルはむちっとした肉付きでして。
ああした夢見るのも仕方ないかと。
最後のひと押しをするためのワンピース姿が、またヤバいですねー。
どこぞの人妻みたいな雰囲気さえありました。
ちなみに、中扉ではカラーで見ることができます。
※左:稲川香穂、右:中野かなめ
ここで、自らのえっちさを自覚した「香穂ちゃん」
彼女と先生の噂話を切っ掛けとして、関わることとなった「中野かなめ」さんのお話が「貴女…えっちですよ?」
その後のくだりを見ると、「香穂ちゃん」の行動は若さからくるものかなー。
ここは先の続きで、教師「高野」と「香穂」のえっち。
それを「かなめさん」が見るというものですね。
後半はなんだかかわいそうな気さえしました。
ちなみに、↓表紙が「かなめさん」です。
「私…えっちです」はその続き。
実は弓道部な「かなめさん」にはいい感じの先輩「瀬戸」がおるんですが。
「香穂ちゃん」の言葉で暗示にかかってしまったかのような彼女は、しだいに自分を見失ってしまうのでした。
そんな訳で、ここの色々のほとんどは妄想シーン。
いや、追い詰められてましたよ。
思春期の女の子にはたまらないでしょう。
続く「私とえっちしてください」が最終話。
まぁ、ぎりぎりで先生らしいことができた…かな。
ここは故あって2組の、まったく風情の異なるえっちが見れます。
良かったのかなー、と思ったんですが。
最後の最後でトンデモなこととなるのでした。
これは良いブラック具合でした。
027:「走れおんなのこ」
陸上部の「有紀」と昔馴染み「恭ちゃん」のカップル。
ショートカット、日焼け、貧乳と3拍子揃ったヒロインです。
スタイルは収録ヒロインで際立って細く。
「筋張って硬いし」
というのは本人の自己評価なんですが。
彼が言うそのまま、陸上部ウェアとの組み合わせはエロく。
ひでるさんも収録で点数を入れるとしたら、やっぱりこの話かなー。
様々な表情を見せていた、元気で楽しいイメージな「有紀さん」が女の子になる様をお楽しみ下さい。
特に制服脱いで陸上部ウェアになるくだりはいいですね。
直接えっち前の3コマがいい顔をしていました。
051:「はじめてのおしまい」
小さい頃、一緒に遊んでいた年上の女の子「千晶」にえっちな事をされた「翔」
その日から、悪戯行為はちらほら続けられていたんですが…成長するとともにばったり無くなったのです。
そうした頃、帰り道で会った「千晶」から久しぶりに誘われたのでした。
年上なお姉ちゃんとのメモリー、という風情。
成長した「千晶さん」がまた派手目なビジュアルになっていて。
ちょうど思春期な「翔くん」としては、気になるでしょうねー。
あのシチュエーションで、期待するのは当然。
もう色々理解している年頃ですから。ええ。
あの展開は彼にとっては良いかな、と思います。
067:「ちびデカあぶの~まる」
バレーボール部のエース「瀬奈」さんと、彼女を追いかけてたカメラ小僧「たくと」くんのカップル。
誰しもがえっちな写真を狙っていると思うんですが。
問い詰めて確認した写真は顔のアップばかり。
ここは意外でした。
それを切っ掛けに2人付き合うこととなるんですが、まぁ女の子としたら悪い気はなくなるでしょう。
…たぶん。
背丈ある「瀬奈さん」と小さい彼は並ぶとあべこべな印象。
えっちでも当然彼女がリードするかと思いきや…タイトル通りのアブノーマルな展開に。
後半のアレは、一歩間違えば犯罪ちっくな香りもしていて。
そう黒くは描かれていないものの、個人的にはブラックな漫画でした。
091:「どきどきHな私望遊戯 -GAME OF SEX-」
期末試験終了し、カラオケ店で騒ぐメンバー。
そのうち「南野さやか」はちょっとえっちな”大人の遊び”を提案したんですが…という切っ掛け。
ひでるさんも昔かすごろくとか作ってましたが、
この「さやかさん」もなかなかマメで、自作のすごろくとかカードを用意していました。
(※カードはトランプに手書きしただけですけどね)
大人の遊びは思惑と裏腹に失敗し続け、集まっていた4名のうち「もっちー」・「かっちー」の2人がなんとなく始めちゃうのでした。
取り残された「さやかさん」と「武田勇」くんがそれに触発され、おずおずと始めるパターン。
漫画ではよくある流れ。
個人的にその感覚は分かんない(同じ場所で始めないと思う)ですが、最近はそんなものかねぇ。
107:「いちゃにちゃ日和」
臭いがポイントとなっている、えっち短編。
「一登」・「ミカ」のカップルです。
布団が湿っぽい、というのはいいとしても、作品中で”ぬちょ”というコマがあり。
あれはキツいなぁ。
「一登くん」の部屋がいかにもそうだと見せておいて。
実は「ミカちゃん」も似たり寄ったりというのが楽しい。
がんばれ、女の子。
オチのあれは、男女の違いいかにもですねー。
※左:瀬奈さん、右:美咲さん
191:「はまちーと美咲さん」
大学の先輩「須藤美咲」
新歓コンパで出会った「はまちー」こと「園田濱智」はその日にお持ち帰りをされ。
身体の相性が良かったのか、そのまま同棲となり。
彼が就職した今でも同棲は続いていたんですが…。
「美咲」は部屋でビール片手にぐうたらしており、4留していてまだ大学生なままだったのです。
帰宅時のあの姿は嫌ですね。
傍目にはえろく見えるものの、見慣れているとしんどそう。
まぁ、彼はそんな「美咲さん」の姿にに好意をもっているようなんですが。
お似合いのカップルか。
だらけた末のむちむちなスタイルと、陥没なバストトップがエロスの特徴。
オチがまた可笑しいです。
【 その他 】
そんなこんなで「こんちき」センセでした。
この名義では「おいでませにゃんにゃん」に続く2冊目…かな。
相変わらずなクオリティが嬉しいですね。
冒頭の「先生…えっちですよ?」はノスタルジーな味わいもあり、好みだったんですが。
まさか、あーした番外編というか、後日談があるとは驚き。
そちらの「香穂ちゃん」は黒々しく、なんだかショック(笑)
まぁ、そんなんでなければ教師を誘ったりはしないか。
個人的には中扉の彼女がお気に入りです。
私えっちですよ? (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) (2013/12/14) こんちき 商品詳細を見る |
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】