■恋色に哭いた声を聴かせて (リブユウキ)
★まんがデーター [8.5/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●◎○○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×14話
(うち「恋色に哭いた声を聴かせて。」×2、「はとほるの庇護」×2)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、描き下ろし「約束のホルス」、
カバー裏に作品解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「リブユウキ」センセの「恋色に哭いた声を聴かせて」です。
※左:くのいち「京」、右:「エルハール=アル=ヴァーティン」
【 構成・絵柄 】
収録は連続話と短編。
ただし、連続話と言っても、後日談のショートがあるくらい。
基本的には全て短編という感じですね。
ジャンルはラブコメ。
紹介帯には”ストーリーテラー”と書かれていましたが。
あちこちの描写は早く・軽く、ちょっと誇張が過ぎるかと。
ただし、こちらの単行本の問題は作画だと思います。
ぱっと見では、今風の洗練された雰囲気でイイ感じなのですが。
普通に見始めると、あちこちに粗が散見されました。
個人的には、お話側にも影響を及ぼしてしまうレベル。
作画・漫画どちらもいま一歩、二歩というところです。
細線のデジタル画。
濃淡はそう強くないものの、全体の色はしっかり。
白比率は高くありません。
描き込みもあっさり傾向。
ページに目一杯詰め込むような描き方があり。
上下左右の隙間なく、枠間ないことも頻繁です。
コマ割りも賑やかで、はみ出し・ぶち抜きが多く。
全体としては、淡い色彩ながらかなりごっちゃりとした印象となっていました。
収録時期は2011年から2014年とそれなりの開き。
ただ、初単行本らしく落差がありました。
人物絵は可愛く描けています。
ただ、バランスが悪く、違和感があります。
特に目立っていたのは胸。
巨乳な娘さん多いんですが、バストがくっついているような感じ。
(※パーティーグッズのつけ乳みたいに見える時がたまにありました)
動きあるコマとか服装の描き込みや質感も甘く、平べったいです。
たまに差し込まれるコメディー崩しも強く、人を選びそうなポイント。
引き絵がまた非常に気になるバランスです。
作風もあってか丁寧さもあまり感じられず、漫画運びもイマイチですっと頭に入ってこず。
なんというか、台詞を探して読むような感覚でした。
良い雰囲気あるものの、悪いところが目立っていて。
結果として、全体はマイナスに傾いてます。
次をちょっと躊躇してしまいそうです。
【 収録話 】 12話収録
003:「恋色に哭いた声を聴かせて。SP」 カラー原稿
007:「恋色に哭いた声を聴かせて。」
バンドを組む「杏南(あんな)」・「拓人」のカップル。
センセはこうしたネタがお好きなようで、あちこちにその熱が見えます。
ツンデレっぽい「杏南ちゃん」
なんというか、ややこしい性格ですね。
えっち展開についても、1人で暴走していったようなもの。
外ではずっと罵倒し続けられるんだろうなぁ。
冒頭の漫画はカラー原稿のショート。
その後のラブラブしたものが描かれていました。
あの娘の性格から、隠しごとは下手そうな気がするので。
他メンバーはさぞやり辛いのでは。
※左:杏南、右:吉野真希
029:「初恋告白モラトリアム」
お姉さん的な幼馴染み「吉野真希」
自分の想いに気付いたものの、現在は学校にて教師・生徒という関係でもあったのでした。
幼馴染みのお姉さんが学校教師というのはポイント高いですね。
距離の近さが羨ましい。
告白を受けた際のリアクションがまたキュートです。
あれは「真希さん」も同様な想いだったため、だからかなー。
そんな訳で、学校の応接室にてえっち発展していました。
気持ちは分からんでもないですが。
いいのか、それで。
049:「えっちな忠犬忍法帖」
くのいち「京」とのお話。
ページが足りないのか、冒頭から相当な駆け足っぷりで忙しい。
崩しも多く、コメディーな漫画であるのはいいんですが。
単にバタバタしているだけで、伝わり悪いです。
せめて前後編暗い欲しかったですね。
好みなネタで、良さそうな雰囲気もあるんですが…もうちょっと落ち着きあった方がいいのでは。
えっち最中に分身しており、さらにごっちゃりしていました。
069:「じゃすてぃふぃけーしょん!!」
バレンタインなど関係ない、と図書室に引き籠っていた「高野纏(たかの・まとい)」
しかし、そこに想い人「大林和樹」が顔を出し、チョコをねだってきたのでした。
眼鏡の可愛い「纏ちゃん」
地味目ながら、むちむちっとした実に良いスタイルでした。
ここが勝負時だと考えた彼女。
なかなか思い切ったことをしていました。
いいんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ、あー言っていた「和樹くん」も内心バクバクかもしれませんしね。
そんな訳で、図書室でのえっち発展です。
085:「DRINK and ROCKET:DIVE!」
隣の部屋に住む「漆間やえ」は酒乱で。
その日もかなり酔っぱらっており、ずぶ濡れなまま「良平」の部屋に突入してきたのでした。
冒頭の”捕まえた”というコマが分かり辛く、胸を押しつけられてるイベントが弱い。
酔った彼女が積極的なのはいいんですが、胸を開く流れが早い。
やっぱり、意識がそちらに向いていると理解したから脱ぐべきでは。
えっちシーンは長めにあったので、そうした点では楽しめるでしょう。
107:「ain’t afraid to peeing ぴーいんぐ」
非常階段に閉じ込められてしまった「灰野ありさ」
トイレも限界というところ、憧れの「宏」に助けられたんですが。
2人きりというチャンスに告白してきた彼がため、我慢ができなくなってしまうのでした。
あのタイミングで漏らすというのは、非常に大きなイベントだと思うんですが。
さしてリアクションなく、あっさり終わってしまうのは成年漫画でも変。
お互いにもっと何らかないのかなぁ…。
123:「はとほるの庇護」
193:「約束のホルス」 描き下ろし
密かに憧れていた「エル」こと「エルハール=アル=ヴァーティン」はエジプト人とのハーフ。
喫煙中だった「三太」は教師の接近がため彼女と倉庫へ隠れたところ。
妙に距離が縮まり~と言う流れ。
褐色肌なヒロインが非常に良い雰囲気な作品です。
もともとの色なため、脱いでも同様。
おかっぱな黒髪との相性も良く、可愛らしい方でした。
故郷の掟だという、腹下のタトゥーがまた魅力的ですね。
隠れて接近する展開はいいんですが、流れに丁寧さがなく。
なんだかガチャガチャしていて妙な感じ。
普段の彼女が可愛かったので、もう少し日常描写ではっちゃけて欲しい気がしました。
巻末の「約束のホルス」は描き下ろし。
いちおう話数にも咥えましたが、2ページ程度のものなので、期待し過ぎないように。
民族衣装っぽい彼女とのえっちでした。
141:「呼んで、ちゅーして、ぎゅってして。」
後輩「謠」を部屋に呼んだものの、草食系で手を出す雰囲気がなく。
「みのり」は自ら迫ることとしたのでした。
むちむちなスタイルでしたよー。
まぁ、年上なんで巧いことリードしたって下さい。
いきなり薬を使うのはどうかと思いますが。
19:「こんじゃくこんこん!」
田舎へ帰省した「大槻文彦」
ふらと出掛けた近所の夏祭りにて、自分の名前を知る、見覚えない女の子と出会ったのでした。
太い眉毛が特徴な「葉月」ちゃん。
狐面の不思議な彼女からい、きなり迫られるという流れでした。
よくある、思わせぶりな漫画。
オチがあーならば、即えっち展開は違うかなー。
正体不明なまま終わらせて良かったのでは。
また背景が弱いため、ノスタルジーな点も薄いです。
※葉月
175:「Cruelty And The Beast」
付き合って半年というう「古巣谷ゆあ」は、イイ雰囲気になるもいつも寸止めで。
「哲郎」は思い切って訪ねてみることとしたのでした。
まぁ、仲は良いのだから、直接聞いてみるのは良い事。
その理由は、一種の性癖みたいなもの。
どのくらいの強さか、次第で妥協できるかどうかかなぁ。
どうせならば、もっとパクパクいって欲しい気もしました。
なお、作画面では最も落差が大きいです。
【 その他 】
以上、「リブユウキ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
確かにそんな感じの1冊です。
ヒロインらは好みな感じだったので…。
個性も発揮できそうな2冊目以降がどうなるか、という感じです。
↓表紙とかもいい雰囲気なんですよねー。
裏表紙は白黒原稿のような粗が散見されますが。
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・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●◎○○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×14話
(うち「恋色に哭いた声を聴かせて。」×2、「はとほるの庇護」×2)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、描き下ろし「約束のホルス」、
カバー裏に作品解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「リブユウキ」センセの「恋色に哭いた声を聴かせて」です。
※左:くのいち「京」、右:「エルハール=アル=ヴァーティン」
【 構成・絵柄 】
収録は連続話と短編。
ただし、連続話と言っても、後日談のショートがあるくらい。
基本的には全て短編という感じですね。
ジャンルはラブコメ。
紹介帯には”ストーリーテラー”と書かれていましたが。
あちこちの描写は早く・軽く、ちょっと誇張が過ぎるかと。
ただし、こちらの単行本の問題は作画だと思います。
ぱっと見では、今風の洗練された雰囲気でイイ感じなのですが。
普通に見始めると、あちこちに粗が散見されました。
個人的には、お話側にも影響を及ぼしてしまうレベル。
作画・漫画どちらもいま一歩、二歩というところです。
細線のデジタル画。
濃淡はそう強くないものの、全体の色はしっかり。
白比率は高くありません。
描き込みもあっさり傾向。
ページに目一杯詰め込むような描き方があり。
上下左右の隙間なく、枠間ないことも頻繁です。
コマ割りも賑やかで、はみ出し・ぶち抜きが多く。
全体としては、淡い色彩ながらかなりごっちゃりとした印象となっていました。
収録時期は2011年から2014年とそれなりの開き。
ただ、初単行本らしく落差がありました。
人物絵は可愛く描けています。
ただ、バランスが悪く、違和感があります。
特に目立っていたのは胸。
巨乳な娘さん多いんですが、バストがくっついているような感じ。
(※パーティーグッズのつけ乳みたいに見える時がたまにありました)
動きあるコマとか服装の描き込みや質感も甘く、平べったいです。
たまに差し込まれるコメディー崩しも強く、人を選びそうなポイント。
引き絵がまた非常に気になるバランスです。
作風もあってか丁寧さもあまり感じられず、漫画運びもイマイチですっと頭に入ってこず。
なんというか、台詞を探して読むような感覚でした。
良い雰囲気あるものの、悪いところが目立っていて。
結果として、全体はマイナスに傾いてます。
次をちょっと躊躇してしまいそうです。
【 収録話 】 12話収録
003:「恋色に哭いた声を聴かせて。SP」 カラー原稿
007:「恋色に哭いた声を聴かせて。」
バンドを組む「杏南(あんな)」・「拓人」のカップル。
センセはこうしたネタがお好きなようで、あちこちにその熱が見えます。
ツンデレっぽい「杏南ちゃん」
なんというか、ややこしい性格ですね。
えっち展開についても、1人で暴走していったようなもの。
外ではずっと罵倒し続けられるんだろうなぁ。
冒頭の漫画はカラー原稿のショート。
その後のラブラブしたものが描かれていました。
あの娘の性格から、隠しごとは下手そうな気がするので。
他メンバーはさぞやり辛いのでは。
※左:杏南、右:吉野真希
029:「初恋告白モラトリアム」
お姉さん的な幼馴染み「吉野真希」
自分の想いに気付いたものの、現在は学校にて教師・生徒という関係でもあったのでした。
幼馴染みのお姉さんが学校教師というのはポイント高いですね。
距離の近さが羨ましい。
告白を受けた際のリアクションがまたキュートです。
あれは「真希さん」も同様な想いだったため、だからかなー。
そんな訳で、学校の応接室にてえっち発展していました。
気持ちは分からんでもないですが。
いいのか、それで。
049:「えっちな忠犬忍法帖」
くのいち「京」とのお話。
ページが足りないのか、冒頭から相当な駆け足っぷりで忙しい。
崩しも多く、コメディーな漫画であるのはいいんですが。
単にバタバタしているだけで、伝わり悪いです。
せめて前後編暗い欲しかったですね。
好みなネタで、良さそうな雰囲気もあるんですが…もうちょっと落ち着きあった方がいいのでは。
えっち最中に分身しており、さらにごっちゃりしていました。
069:「じゃすてぃふぃけーしょん!!」
バレンタインなど関係ない、と図書室に引き籠っていた「高野纏(たかの・まとい)」
しかし、そこに想い人「大林和樹」が顔を出し、チョコをねだってきたのでした。
眼鏡の可愛い「纏ちゃん」
地味目ながら、むちむちっとした実に良いスタイルでした。
ここが勝負時だと考えた彼女。
なかなか思い切ったことをしていました。
いいんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ、あー言っていた「和樹くん」も内心バクバクかもしれませんしね。
そんな訳で、図書室でのえっち発展です。
085:「DRINK and ROCKET:DIVE!」
隣の部屋に住む「漆間やえ」は酒乱で。
その日もかなり酔っぱらっており、ずぶ濡れなまま「良平」の部屋に突入してきたのでした。
冒頭の”捕まえた”というコマが分かり辛く、胸を押しつけられてるイベントが弱い。
酔った彼女が積極的なのはいいんですが、胸を開く流れが早い。
やっぱり、意識がそちらに向いていると理解したから脱ぐべきでは。
えっちシーンは長めにあったので、そうした点では楽しめるでしょう。
107:「ain’t afraid to peeing ぴーいんぐ」
非常階段に閉じ込められてしまった「灰野ありさ」
トイレも限界というところ、憧れの「宏」に助けられたんですが。
2人きりというチャンスに告白してきた彼がため、我慢ができなくなってしまうのでした。
あのタイミングで漏らすというのは、非常に大きなイベントだと思うんですが。
さしてリアクションなく、あっさり終わってしまうのは成年漫画でも変。
お互いにもっと何らかないのかなぁ…。
123:「はとほるの庇護」
193:「約束のホルス」 描き下ろし
密かに憧れていた「エル」こと「エルハール=アル=ヴァーティン」はエジプト人とのハーフ。
喫煙中だった「三太」は教師の接近がため彼女と倉庫へ隠れたところ。
妙に距離が縮まり~と言う流れ。
褐色肌なヒロインが非常に良い雰囲気な作品です。
もともとの色なため、脱いでも同様。
おかっぱな黒髪との相性も良く、可愛らしい方でした。
故郷の掟だという、腹下のタトゥーがまた魅力的ですね。
隠れて接近する展開はいいんですが、流れに丁寧さがなく。
なんだかガチャガチャしていて妙な感じ。
普段の彼女が可愛かったので、もう少し日常描写ではっちゃけて欲しい気がしました。
巻末の「約束のホルス」は描き下ろし。
いちおう話数にも咥えましたが、2ページ程度のものなので、期待し過ぎないように。
民族衣装っぽい彼女とのえっちでした。
141:「呼んで、ちゅーして、ぎゅってして。」
後輩「謠」を部屋に呼んだものの、草食系で手を出す雰囲気がなく。
「みのり」は自ら迫ることとしたのでした。
むちむちなスタイルでしたよー。
まぁ、年上なんで巧いことリードしたって下さい。
いきなり薬を使うのはどうかと思いますが。
19:「こんじゃくこんこん!」
田舎へ帰省した「大槻文彦」
ふらと出掛けた近所の夏祭りにて、自分の名前を知る、見覚えない女の子と出会ったのでした。
太い眉毛が特徴な「葉月」ちゃん。
狐面の不思議な彼女からい、きなり迫られるという流れでした。
よくある、思わせぶりな漫画。
オチがあーならば、即えっち展開は違うかなー。
正体不明なまま終わらせて良かったのでは。
また背景が弱いため、ノスタルジーな点も薄いです。
※葉月
175:「Cruelty And The Beast」
付き合って半年というう「古巣谷ゆあ」は、イイ雰囲気になるもいつも寸止めで。
「哲郎」は思い切って訪ねてみることとしたのでした。
まぁ、仲は良いのだから、直接聞いてみるのは良い事。
その理由は、一種の性癖みたいなもの。
どのくらいの強さか、次第で妥協できるかどうかかなぁ。
どうせならば、もっとパクパクいって欲しい気もしました。
なお、作画面では最も落差が大きいです。
【 その他 】
以上、「リブユウキ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
確かにそんな感じの1冊です。
ヒロインらは好みな感じだったので…。
個性も発揮できそうな2冊目以降がどうなるか、という感じです。
↓表紙とかもいい雰囲気なんですよねー。
裏表紙は白黒原稿のような粗が散見されますが。
恋色に哭いた声を聴かせて。 (メガストアコミックス) (2014/07/31) リブユウキ 商品詳細を見る |
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