■魔物と恋してなにが悪い! (けものの★)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 人外、ファンタジー、ラブコメ
・構成 : 9話収録(うち「勇者は姫と恋したい!」×4)
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、
描き下ろし「その後のカノジョタチ…」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けものの★」センセの「魔物と恋してなにが悪い!」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は4話ほどの中編と、5話の短編群。
うち描き下ろし漫画が1つで、エピソードは4つ。
収録は9話ほどになります。
タイトル・↓表紙から、
”読むまで分からなかった”
~なーんて事にはならないと思いますが。
登場ヒロインらは、キッチリ全員人外です。
前にひでるさんが示した、人外レベルでは…レベル3
人間感は2~4割くらい(この漫画はそれ以下かも)で、ほぼ異形。
なお、一方の男性らは人間(いちおう)
異種族えっち漫画です。
そのあたりの詳細は後述しますね。
お話はラブコメ調で、どちらも楽しい仕上がりでした。
※左:魔王2世(娘)、右:「ヤミ」
★★絵柄について ★★★
まぁ、前述したとおり、登場してくるのは人外ヒロインなのですが。
こちらの場合、形はいちおう人間っぽいもの。
皆二足歩行でバストがあり、お尻もあって。
なんというか、普通に人間の服を着用できるイメージ、~と書けば分かり易いでしょうか。
ほかに目立った部分では、ヒロインによって角とか尻尾があるくらいです。
そのため、えっち方面でのハードルは…いちおう低め。
↓表紙でもそのまま、示されていて、分かり易いですね。
また、同時にそちらで見れたように、ヒロインらの人外要素は…こちらの場合顔。
タイトルの漢字「魔物」は「ケモノ」と読ませているのですが、大半はそんなん。
えー、犬とかのマズル、「口吻(こうふん)」といった部位。
(※口のまわりから鼻先にかけての部分)
大半はそれがあるんですね。
なくても、人っぽい雰囲気はほぼないので。
そうした個性あるものを、キュートだと見れるか、どうかが鍵になります。
また、センセの絵柄は強いデフォルメのパンチ力のある作画。
表現派手で勢いがあり、コメディー崩しも多く。
前述してきたようにヒロインらは人でないこともあって、ぱっと見では分かり辛い箇所もありました。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 9話収録
003:「勇者は姫と恋したい!」 4話
魔王を討伐に城までやってきた勇者。
しかし、魔王は数年前に病死しており。
後を継いで2世となっていたのは、その娘でした。
父親にとって娘が可愛いのは種族関係なく、箱入り娘に育てられた彼女は勇者に捕まってしまい。
平和を取り戻した世界では、国民らのうっぷん晴らしに懲らしめられる役割となっていたのでした。
収録では唯一の連続話。
4話構成で、ページ量は単行本の約半分くらいを占めるストーリーです。
猫目で嫌らしーく立ち回っている勇者。
彼女は前魔王の所業とは一切関係ないことを知っており、無罪であると考えていて。
いつからか、彼女を可愛くも感じていたみたい。
まぁ、実際に言動とかキュートですね、魔王さん。
デカイ角があるケモノ顔で、装飾品などは豪華っぽいです。
2話では従者とのやり取りにて、彼女の現状が詳しく分かってくるのですが。
さすがに常識的な従者の彼女は、勇者の真意をくみ取ってましたよ。
まさかのコスプレえっちの後、驚くようなオチに!!
ここで勇者の背景も明かされました。
ちょっと驚かされると思います。
それ以降はまた、意外な流れになっていきました。
なるほど。
こうした展開は(特に最終話とか)ぶっちゃけ好みなので、楽しく読ませて頂きました。
あれで、おもいっきり悲劇的に振ることもできそうでしたが…。
ああしたオチで安心しました。
ちょろっとですが、描き下ろし漫画で2人のその後がちらと分かります。
119:「常夏冬日」
大雪で交通機関が麻痺したため、自宅待機となった「津田隆雄」
伴侶である「ハル」にくるまって、まったりとした時を過ごしていたの゛てした。
よく犬扱いされてましたが。
正確になんなんかは明記されていませんでした。
ざっくりでは獣人ですかね。
忠犬とからかわれるほどにベタ惚れで優しく。
性格的には、登場ヒロインの中でトップだと思います。
描き下ろしはまさに彼女の後日談という感じで、話の中心になってます。
「前からなんてハイトク的ぃ」という台詞に、なるほど、って思いました。
143:「好きじゃないんじゃない!?」
亜人の留学生を多く受け入れる「楼斗学園」
そちらに通う、カーバンクル「ナルコ」は、同じく学生「彼石竜也(かれいし・たつや)」の強いエロ妄想を日々感じ取っていたため…。
相手をしてやろうとしたところ、全力で彼に拒否られてしまったのでした。
カーバンクルは…あれよ、「魔導物語」に出て来る「カーくん」
「ぷよぷよ」では中央で陽気に踊ってるやつ。
この漫画では、額に宝石あって、狐と人が融合したみたいな雰囲気。
裏表紙はでは右側にいました。
心が読める「ナルコさん」
ただ、雑音となるため普段は抑えている、にも関わらず。
彼が発するエロいアレコレは、勝手に中に入って来る~のだそうです。
年頃の男子はそんなんですよ。
また、いざ、どうぞと目前にされてしまうと、全力拒否してしまう様もそんなん。
悩む彼女に対し、亜人仲間との会話が面白いです。
「ニンゲン、メンドクサイ…」
はい、めんどくさいですよ、特に思春期はねー。
167:「この世はすべて肉なのよ」
常夏の池でパートナー「ヤミ」と暮らす「片桐道朗」
彼女は人間でないの確実で、実際は何なのか分からない、といった存在。
素直で分かり易く、彼にとっては癒しそのものだったのです。
額にひし形のマークがあり、角と巨大な耳、そして尻尾。
マズルはなく、ギザギザ歯とベロリと出た舌が特徴的。
↓表紙では左上。
タイトル通り肉好きで、ずっと食べてました。
いちおう「道朗くん」は捕食対象でないようで、そこは安心。
途中で釣ってた魚がいいですね。
また、後半ではこの世界についても語られていて…。
驚くと思います。
この舞台設定でまた1話みたいくらい。
※幻獣アオコ・シ「アオ」
197:「碧フラシ」
幻獣「アオ」を連れて約束の海に出掛けた「ウシオ」
バケツ程度のサイズだった彼女は、海水で実体、幻獣の本性たる姿に戻ったのでした。
漫画世界で幻獣は珍しい存在ではないものの、人型はレアな様子。
また、それがむちむちとした女性体であったため、男性らの注目も集めています。
確かに顔は収録で最も可愛らしいかなぁ。
(※いちおう↓表紙にもいるけど、タイトルが真上に…)
種族的には「アオコ・シ」というそうです。
…知らない。
検索しても引っ掛からず、お手上げ。
雰囲気としてはスライムとか水気ある系統で、
「水風船のように優しい冷たさと柔らかさ~」
とか作中にて評されていました。
お姉さんキャラということもあって、収録では親しみやすい方だと思います。
225:「その後のカノジョタチ…」 描き下ろし
各ヒロインが集合する8ページの描き下ろし。
(※既婚者でなく、4人席だったためか、カーバンクル「ナルコ」さんは欠席でした)
男性が登場しないため、えっちっぽい描写はなく。
喫茶店に集まったヒロインらが、ガールズトークする、といった内容。
コメディー寄りですね。
各話終了後のため、後日談っぽくも楽しめます。
★★リンクほか ★★★
魔物(ケモノ)と恋してなにが悪い! (メガストアコミックス) コミック, 2023/5/31 [アダルト] けものの★ (著)
★「けものの★」センセの漫画紹介記事
「Groove Tube」
「YELLOW★POP」
「黒タイツ様~異形に辱められる私たち~」
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 人外、ファンタジー、ラブコメ
・構成 : 9話収録(うち「勇者は姫と恋したい!」×4)
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、
描き下ろし「その後のカノジョタチ…」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けものの★」センセの「魔物と恋してなにが悪い!」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は4話ほどの中編と、5話の短編群。
うち描き下ろし漫画が1つで、エピソードは4つ。
収録は9話ほどになります。
タイトル・↓表紙から、
”読むまで分からなかった”
~なーんて事にはならないと思いますが。
登場ヒロインらは、キッチリ全員人外です。
前にひでるさんが示した、人外レベルでは…レベル3
人間感は2~4割くらい(この漫画はそれ以下かも)で、ほぼ異形。
なお、一方の男性らは人間(いちおう)
異種族えっち漫画です。
そのあたりの詳細は後述しますね。
お話はラブコメ調で、どちらも楽しい仕上がりでした。
※左:魔王2世(娘)、右:「ヤミ」
★★絵柄について ★★★
まぁ、前述したとおり、登場してくるのは人外ヒロインなのですが。
こちらの場合、形はいちおう人間っぽいもの。
皆二足歩行でバストがあり、お尻もあって。
なんというか、普通に人間の服を着用できるイメージ、~と書けば分かり易いでしょうか。
ほかに目立った部分では、ヒロインによって角とか尻尾があるくらいです。
そのため、えっち方面でのハードルは…いちおう低め。
↓表紙でもそのまま、示されていて、分かり易いですね。
また、同時にそちらで見れたように、ヒロインらの人外要素は…こちらの場合顔。
タイトルの漢字「魔物」は「ケモノ」と読ませているのですが、大半はそんなん。
えー、犬とかのマズル、「口吻(こうふん)」といった部位。
(※口のまわりから鼻先にかけての部分)
大半はそれがあるんですね。
なくても、人っぽい雰囲気はほぼないので。
そうした個性あるものを、キュートだと見れるか、どうかが鍵になります。
また、センセの絵柄は強いデフォルメのパンチ力のある作画。
表現派手で勢いがあり、コメディー崩しも多く。
前述してきたようにヒロインらは人でないこともあって、ぱっと見では分かり辛い箇所もありました。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 9話収録
003:「勇者は姫と恋したい!」 4話
魔王を討伐に城までやってきた勇者。
しかし、魔王は数年前に病死しており。
後を継いで2世となっていたのは、その娘でした。
父親にとって娘が可愛いのは種族関係なく、箱入り娘に育てられた彼女は勇者に捕まってしまい。
平和を取り戻した世界では、国民らのうっぷん晴らしに懲らしめられる役割となっていたのでした。
収録では唯一の連続話。
4話構成で、ページ量は単行本の約半分くらいを占めるストーリーです。
猫目で嫌らしーく立ち回っている勇者。
彼女は前魔王の所業とは一切関係ないことを知っており、無罪であると考えていて。
いつからか、彼女を可愛くも感じていたみたい。
まぁ、実際に言動とかキュートですね、魔王さん。
デカイ角があるケモノ顔で、装飾品などは豪華っぽいです。
2話では従者とのやり取りにて、彼女の現状が詳しく分かってくるのですが。
さすがに常識的な従者の彼女は、勇者の真意をくみ取ってましたよ。
まさかのコスプレえっちの後、驚くようなオチに!!
ここで勇者の背景も明かされました。
ちょっと驚かされると思います。
それ以降はまた、意外な流れになっていきました。
なるほど。
こうした展開は(特に最終話とか)ぶっちゃけ好みなので、楽しく読ませて頂きました。
あれで、おもいっきり悲劇的に振ることもできそうでしたが…。
ああしたオチで安心しました。
ちょろっとですが、描き下ろし漫画で2人のその後がちらと分かります。
119:「常夏冬日」
大雪で交通機関が麻痺したため、自宅待機となった「津田隆雄」
伴侶である「ハル」にくるまって、まったりとした時を過ごしていたの゛てした。
よく犬扱いされてましたが。
正確になんなんかは明記されていませんでした。
ざっくりでは獣人ですかね。
忠犬とからかわれるほどにベタ惚れで優しく。
性格的には、登場ヒロインの中でトップだと思います。
描き下ろしはまさに彼女の後日談という感じで、話の中心になってます。
「前からなんてハイトク的ぃ」という台詞に、なるほど、って思いました。
143:「好きじゃないんじゃない!?」
亜人の留学生を多く受け入れる「楼斗学園」
そちらに通う、カーバンクル「ナルコ」は、同じく学生「彼石竜也(かれいし・たつや)」の強いエロ妄想を日々感じ取っていたため…。
相手をしてやろうとしたところ、全力で彼に拒否られてしまったのでした。
カーバンクルは…あれよ、「魔導物語」に出て来る「カーくん」
「ぷよぷよ」では中央で陽気に踊ってるやつ。
この漫画では、額に宝石あって、狐と人が融合したみたいな雰囲気。
裏表紙はでは右側にいました。
心が読める「ナルコさん」
ただ、雑音となるため普段は抑えている、にも関わらず。
彼が発するエロいアレコレは、勝手に中に入って来る~のだそうです。
年頃の男子はそんなんですよ。
また、いざ、どうぞと目前にされてしまうと、全力拒否してしまう様もそんなん。
悩む彼女に対し、亜人仲間との会話が面白いです。
「ニンゲン、メンドクサイ…」
はい、めんどくさいですよ、特に思春期はねー。
167:「この世はすべて肉なのよ」
常夏の池でパートナー「ヤミ」と暮らす「片桐道朗」
彼女は人間でないの確実で、実際は何なのか分からない、といった存在。
素直で分かり易く、彼にとっては癒しそのものだったのです。
額にひし形のマークがあり、角と巨大な耳、そして尻尾。
マズルはなく、ギザギザ歯とベロリと出た舌が特徴的。
↓表紙では左上。
タイトル通り肉好きで、ずっと食べてました。
いちおう「道朗くん」は捕食対象でないようで、そこは安心。
途中で釣ってた魚がいいですね。
また、後半ではこの世界についても語られていて…。
驚くと思います。
この舞台設定でまた1話みたいくらい。
※幻獣アオコ・シ「アオ」
197:「碧フラシ」
幻獣「アオ」を連れて約束の海に出掛けた「ウシオ」
バケツ程度のサイズだった彼女は、海水で実体、幻獣の本性たる姿に戻ったのでした。
漫画世界で幻獣は珍しい存在ではないものの、人型はレアな様子。
また、それがむちむちとした女性体であったため、男性らの注目も集めています。
確かに顔は収録で最も可愛らしいかなぁ。
(※いちおう↓表紙にもいるけど、タイトルが真上に…)
種族的には「アオコ・シ」というそうです。
…知らない。
検索しても引っ掛からず、お手上げ。
雰囲気としてはスライムとか水気ある系統で、
「水風船のように優しい冷たさと柔らかさ~」
とか作中にて評されていました。
お姉さんキャラということもあって、収録では親しみやすい方だと思います。
225:「その後のカノジョタチ…」 描き下ろし
各ヒロインが集合する8ページの描き下ろし。
(※既婚者でなく、4人席だったためか、カーバンクル「ナルコ」さんは欠席でした)
男性が登場しないため、えっちっぽい描写はなく。
喫茶店に集まったヒロインらが、ガールズトークする、といった内容。
コメディー寄りですね。
各話終了後のため、後日談っぽくも楽しめます。
★★リンクほか ★★★
魔物(ケモノ)と恋してなにが悪い! (メガストアコミックス) コミック, 2023/5/31 [アダルト] けものの★ (著)
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