■露出コレクション (TANA)
★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 露出、変態、特殊性癖、コメディー
・構成 : カラー(16P)、8話+α収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 合間にキャラ紹介・初期ラフ、カラーイラスト、加筆修正あり、
描き下ろし「しんじ君の夏休み痴女観察日記」×2。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「TANA(たな)」センセの「露出コレクション」です。
※「真理奈さん」ほか基本6名
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
同人誌で発表されていたものに描き下ろしやイラスト、キャラ紹介など関連したものをまとめて1冊としたみたい
かなり溜まっていたようで、総ページ量は267という大ボリューム。
ずっとりした重量感ある1冊でした。
…で、そのページの大半は誰かしらが脱いでいるという(笑)
ヒロインはカバーに登場している11名。
長編漫画なのですが、ストーリーは軽く。
なんというか、各ヒロインのえっちシチュエーションで進んでいくような感覚でした。
詳しくは後述しますね。
ジャンル概ね表題通り。
ただし、そこから察せられる(かもしれない)、淫靡な羞恥プレイ~という色はごく薄く。
明け透けで派手な特殊性癖という印象。
良くも悪くも暗さなく、明るく楽しい仕上がりであるのはポイント。
こうしたジャンルでブラックさないのはいいんですが、やや変態ちっくなところがあり。
振り切れ度合は高め。
描かれる各プレイとか文言はきっちり人を選ぶと思います。
得意でない人は要注意。
あまり見られないタイプの漫画なため、刺さる方には完全保存版な1冊となるでしょう。
しなやかな細線での作画。
おおむね濃淡は丁度良いくらい。
描き込みはしっかりあり、細かいコマ割りで変化も大きく。
人物絵からテキストまで、かなり賑やか。
描かれているプレイも手伝い、原稿はごっちゃりとしていました。
それでもデジタルの綺麗な仕上がりで乱れもなく、だいぶ見易くなっています。
表現は派手で基本的にコメディーちっく。
前述した”振り切れている”部分などは、相当なパンチ力ある絵でした。
本当に一部ではあるものの、それなりに耐性ないと厳しいかもしれません。
人物絵は可愛いお姉さんという感覚。
すらりとした身長の縦長なもので、かつスタイルは肉感的。
カラーはまた雰囲気異なりますが、だいたいの判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
作画というより、やはり前述した漫画ジャンルが最大のハードルとなるでしょう。
【 収録話 】 8話+α収録
冒頭で触れたように、ストーリー性はあまりなく。
基本となる6名(↓表紙)と、その彼女らによって開花させられてしまう5名(裏表紙)という感じ。
タイトル「露出コレクション」までが基本の6名。
それぞれの性癖紹介という感が強かったです。
「露出コレクション2」から「露出コレクション6」までが、そんな彼女らに影響を受ける5名のエピソード。
こちらはストーリーちっくで、切っ掛けから開花、そして後半にはそれぞれのアフターストーリーまでありました。
立派(?)に露出癖となったそれぞれを楽しむことができます。
また重要な部分なのですが、この単行本は単にエロいだけではなく。
それぞれキャラの背景・設定がしっかりとしていて、開眼に至るまでのキャラのやり取りなど、ちょっと重みあるもの。
あるいは、抑圧された日々を過ごしている読者らの心が揺さぶられてしまうかも。
(もしかしたら泣かされてしまう人もいたりするのではないかなぁ…たぶん)
おおむね、前述したようにぺかーと明るいテイストで進行。
露出という単語から想像した、暗く淫靡な雰囲気はあまりなく。
バンバン脱ぎ、大勢に披露し、そしてガッツリ交わっておられました。
同じ露出プレイなのですが、このあたりの表現が好き・嫌いでキッチリ割れそうなところ。
簡単に表現すると、AVの日本と海外モノの違いみたいな感じかな。
前述しました、”振り切れたプレイ”としては、複数とか白目、フタナリに排泄物(スカト〇)ですね。
漫画ということもあって、排泄物の表現はだいぶソフトであったものの、得意でない人にはやはり高いハードルだと思います。
ひでるさん個人的には、身体のあちこちに文字書いたりするのがどうも苦手で…。
そんなんが単行本に結構な頻度で登場していたこともあり、結果的には刺さりませんでした。
※左:営業「井積かおり」、右:元チア部「志水蓮花」
013:「しんじ君の夏休み痴女観察日記」 カラー描き下ろし
022:「露出コレクション」
基本となる6名のエピソードです。
なお、冒頭は彼女らのカラーイラストが収録されており。
漫画とはまた異なる、美しい絵が堪能できます。
観察日記~は、家庭教師「龍御奏(たつみ・かなで)」と付き合う「高槻真治」の視点で、各ヒロインを追ったものとなっています。
オチが…。
「高槻真理奈」、「龍御奏」、「小野嶋あかり」、「雛霧アリサ」・「久仁崎茜」、「黒河忍」らの性癖描かれる「露出コレクション」
キャラ紹介ページを含めそれぞれ6~10ページほどのボリューム。
おおむね3場面。
「真理奈さん」はメイン扱いとなっていて、他ヒロインの回にも参加していました。
最後の2ページでは全員集合しています。
結構なコマもありましたが、実はこちらはまだ序の口なのです。
062:「露出コレクション2」
総合商社に勤める女性営業「井積かおり」の回。
眼鏡でちんちくりんの可愛らしいタイプで、「真理奈さん」がバイトする店の夜に連れられて来たのが切っ掛け。
他のヒロインと違って、”いかにも”な感じがなく。
キャラとしては好きなのですが…ボディーペイントの流れで、ひでるさん不得意なプレイとなってしまいました。
気付いた時の3連おっぱいなコマが好き。
098:「露出コレクション3」
市立図書館の司書「白井鏡子」の回。
「奏さん」がサブヒロインという位置づけで、彼女に切っ掛けを与える役回りとなっています。
風呂つき屋敷~のコマが凄まじい。
「じゃますんな。」のコメディーと物凄い落差ですね。
(※そちらでもチア部「あかりちゃん」はしっかりノーパンでした)
変わった日々、でまさかあんなんになっているとは。
ちょっと怖いですよ。
140:「露出コレクション4」
元チアリーダー部の部長で、現在は社会人の「志水蓮花」の回。
ショートカットで凛々しさあり、女性ファンが多そうな彼女。
普通にしていると、百合漫画に出てきそうな綺麗な美人さんです。
こちらは、その後輩「あかりちゃん」が切っ掛けとなっていました。
彼女は仕事に行き詰っていたことも原因。
まぁ、ちょっと分かる。
それがため後半の巻き返しでは、ちょっとカタルシスを感じることと思います。
182:「露出コレクション5」
お嬢様学校に通う「雛霧アリサ」の同級生「伊能瑠奈」の回。
故に「アリサ」・「茜」のカップルが彼女を導いていくこととなります。
まぁ、常にあんなん見せつけられていたら…周囲は頭おかしくなるだろうなぁ。
「間近で見るとドキっとする~」
なーんてモノローグありましたが、いや、普通は仰天しますわね。
(また変に立派なので)
「瑠奈さん」はロングの黒髪で、楚々とした美人さん。
彼女が「アリサさん」に相談を持ち掛けるのが切っ掛け。
「真理奈」・「あかり」のコメディーシーンが好き。
どこか青春漫画のような、爽やかなオチとなっています。
※左:「伊能瑠奈」、右:「黒河綾子」
224:「露出コレクション6」
教師「忍」の義理妹「黒河綾子」の回。
もともと「忍さん」には憬れていたようですが…あんなん見せられるのは重い。
1人の運命を揺るがしちゃいましたね。
アンタもそっちいっちゃうかー。
さすがに「忍さん」は教師なため、オチ付近での語りは素晴らしいものでした。
他メンバーが集合して、すっかりコメディーになっちゃいますけれど。
その後に「かおり」・「鏡子」・「蓮花」・「瑠奈」・「綾子」のアフターストーリーが収録されています。
それぞれ現状紹介部分も含めて5ページあり、なかなかのボリューム。
新キャラも登場してます。
「瑠奈さん」の転校生への発言がぶっ飛んでいて可笑しい。
…というか、そもそも転校生徒の紹介する教師の発言もそうですね。
266:「しんじ君の夏休み痴女観察日記 アフターストーリー」 描き下ろし
こちらは「真治くん」が登場するものの、あとがきちっくな漫画となっています。
2ページのショート。
オチではさらにヒロインが追加されるので、お楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「TANA」センセでした。
こちらのブログでは初単行本「キミの瞳に欲情してる」と、上下巻の「およめさまHONEYDAYS」を紹介しています。
こちらは4冊目でいいのかな。
あまり見ない分厚さに驚きつつ、手に取ったのですが。
読み始めてから、さらにびっくり。
そうか、こうした漫画だったのかー、と。
あちこち書きましたが、いわゆる羞恥系な露出モノだと勘違いしたんですよ。
実はあーんな感じの↓表紙そのままだったのね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 露出、変態、特殊性癖、コメディー
・構成 : カラー(16P)、8話+α収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 合間にキャラ紹介・初期ラフ、カラーイラスト、加筆修正あり、
描き下ろし「しんじ君の夏休み痴女観察日記」×2。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「TANA(たな)」センセの「露出コレクション」です。
※「真理奈さん」ほか基本6名
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
同人誌で発表されていたものに描き下ろしやイラスト、キャラ紹介など関連したものをまとめて1冊としたみたい
かなり溜まっていたようで、総ページ量は267という大ボリューム。
ずっとりした重量感ある1冊でした。
…で、そのページの大半は誰かしらが脱いでいるという(笑)
ヒロインはカバーに登場している11名。
長編漫画なのですが、ストーリーは軽く。
なんというか、各ヒロインのえっちシチュエーションで進んでいくような感覚でした。
詳しくは後述しますね。
ジャンル概ね表題通り。
ただし、そこから察せられる(かもしれない)、淫靡な羞恥プレイ~という色はごく薄く。
明け透けで派手な特殊性癖という印象。
良くも悪くも暗さなく、明るく楽しい仕上がりであるのはポイント。
こうしたジャンルでブラックさないのはいいんですが、やや変態ちっくなところがあり。
振り切れ度合は高め。
描かれる各プレイとか文言はきっちり人を選ぶと思います。
得意でない人は要注意。
あまり見られないタイプの漫画なため、刺さる方には完全保存版な1冊となるでしょう。
しなやかな細線での作画。
おおむね濃淡は丁度良いくらい。
描き込みはしっかりあり、細かいコマ割りで変化も大きく。
人物絵からテキストまで、かなり賑やか。
描かれているプレイも手伝い、原稿はごっちゃりとしていました。
それでもデジタルの綺麗な仕上がりで乱れもなく、だいぶ見易くなっています。
表現は派手で基本的にコメディーちっく。
前述した”振り切れている”部分などは、相当なパンチ力ある絵でした。
本当に一部ではあるものの、それなりに耐性ないと厳しいかもしれません。
人物絵は可愛いお姉さんという感覚。
すらりとした身長の縦長なもので、かつスタイルは肉感的。
カラーはまた雰囲気異なりますが、だいたいの判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
作画というより、やはり前述した漫画ジャンルが最大のハードルとなるでしょう。
【 収録話 】 8話+α収録
冒頭で触れたように、ストーリー性はあまりなく。
基本となる6名(↓表紙)と、その彼女らによって開花させられてしまう5名(裏表紙)という感じ。
タイトル「露出コレクション」までが基本の6名。
それぞれの性癖紹介という感が強かったです。
「露出コレクション2」から「露出コレクション6」までが、そんな彼女らに影響を受ける5名のエピソード。
こちらはストーリーちっくで、切っ掛けから開花、そして後半にはそれぞれのアフターストーリーまでありました。
立派(?)に露出癖となったそれぞれを楽しむことができます。
また重要な部分なのですが、この単行本は単にエロいだけではなく。
それぞれキャラの背景・設定がしっかりとしていて、開眼に至るまでのキャラのやり取りなど、ちょっと重みあるもの。
あるいは、抑圧された日々を過ごしている読者らの心が揺さぶられてしまうかも。
(もしかしたら泣かされてしまう人もいたりするのではないかなぁ…たぶん)
おおむね、前述したようにぺかーと明るいテイストで進行。
露出という単語から想像した、暗く淫靡な雰囲気はあまりなく。
バンバン脱ぎ、大勢に披露し、そしてガッツリ交わっておられました。
同じ露出プレイなのですが、このあたりの表現が好き・嫌いでキッチリ割れそうなところ。
簡単に表現すると、AVの日本と海外モノの違いみたいな感じかな。
前述しました、”振り切れたプレイ”としては、複数とか白目、フタナリに排泄物(スカト〇)ですね。
漫画ということもあって、排泄物の表現はだいぶソフトであったものの、得意でない人にはやはり高いハードルだと思います。
ひでるさん個人的には、身体のあちこちに文字書いたりするのがどうも苦手で…。
そんなんが単行本に結構な頻度で登場していたこともあり、結果的には刺さりませんでした。
※左:営業「井積かおり」、右:元チア部「志水蓮花」
013:「しんじ君の夏休み痴女観察日記」 カラー描き下ろし
022:「露出コレクション」
基本となる6名のエピソードです。
なお、冒頭は彼女らのカラーイラストが収録されており。
漫画とはまた異なる、美しい絵が堪能できます。
観察日記~は、家庭教師「龍御奏(たつみ・かなで)」と付き合う「高槻真治」の視点で、各ヒロインを追ったものとなっています。
オチが…。
「高槻真理奈」、「龍御奏」、「小野嶋あかり」、「雛霧アリサ」・「久仁崎茜」、「黒河忍」らの性癖描かれる「露出コレクション」
キャラ紹介ページを含めそれぞれ6~10ページほどのボリューム。
おおむね3場面。
「真理奈さん」はメイン扱いとなっていて、他ヒロインの回にも参加していました。
最後の2ページでは全員集合しています。
結構なコマもありましたが、実はこちらはまだ序の口なのです。
062:「露出コレクション2」
総合商社に勤める女性営業「井積かおり」の回。
眼鏡でちんちくりんの可愛らしいタイプで、「真理奈さん」がバイトする店の夜に連れられて来たのが切っ掛け。
他のヒロインと違って、”いかにも”な感じがなく。
キャラとしては好きなのですが…ボディーペイントの流れで、ひでるさん不得意なプレイとなってしまいました。
気付いた時の3連おっぱいなコマが好き。
098:「露出コレクション3」
市立図書館の司書「白井鏡子」の回。
「奏さん」がサブヒロインという位置づけで、彼女に切っ掛けを与える役回りとなっています。
風呂つき屋敷~のコマが凄まじい。
「じゃますんな。」のコメディーと物凄い落差ですね。
(※そちらでもチア部「あかりちゃん」はしっかりノーパンでした)
変わった日々、でまさかあんなんになっているとは。
ちょっと怖いですよ。
140:「露出コレクション4」
元チアリーダー部の部長で、現在は社会人の「志水蓮花」の回。
ショートカットで凛々しさあり、女性ファンが多そうな彼女。
普通にしていると、百合漫画に出てきそうな綺麗な美人さんです。
こちらは、その後輩「あかりちゃん」が切っ掛けとなっていました。
彼女は仕事に行き詰っていたことも原因。
まぁ、ちょっと分かる。
それがため後半の巻き返しでは、ちょっとカタルシスを感じることと思います。
182:「露出コレクション5」
お嬢様学校に通う「雛霧アリサ」の同級生「伊能瑠奈」の回。
故に「アリサ」・「茜」のカップルが彼女を導いていくこととなります。
まぁ、常にあんなん見せつけられていたら…周囲は頭おかしくなるだろうなぁ。
「間近で見るとドキっとする~」
なーんてモノローグありましたが、いや、普通は仰天しますわね。
(また変に立派なので)
「瑠奈さん」はロングの黒髪で、楚々とした美人さん。
彼女が「アリサさん」に相談を持ち掛けるのが切っ掛け。
「真理奈」・「あかり」のコメディーシーンが好き。
どこか青春漫画のような、爽やかなオチとなっています。
※左:「伊能瑠奈」、右:「黒河綾子」
224:「露出コレクション6」
教師「忍」の義理妹「黒河綾子」の回。
もともと「忍さん」には憬れていたようですが…あんなん見せられるのは重い。
1人の運命を揺るがしちゃいましたね。
アンタもそっちいっちゃうかー。
さすがに「忍さん」は教師なため、オチ付近での語りは素晴らしいものでした。
他メンバーが集合して、すっかりコメディーになっちゃいますけれど。
その後に「かおり」・「鏡子」・「蓮花」・「瑠奈」・「綾子」のアフターストーリーが収録されています。
それぞれ現状紹介部分も含めて5ページあり、なかなかのボリューム。
新キャラも登場してます。
「瑠奈さん」の転校生への発言がぶっ飛んでいて可笑しい。
…というか、そもそも転校生徒の紹介する教師の発言もそうですね。
266:「しんじ君の夏休み痴女観察日記 アフターストーリー」 描き下ろし
こちらは「真治くん」が登場するものの、あとがきちっくな漫画となっています。
2ページのショート。
オチではさらにヒロインが追加されるので、お楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「TANA」センセでした。
こちらのブログでは初単行本「キミの瞳に欲情してる」と、上下巻の「およめさまHONEYDAYS」を紹介しています。
こちらは4冊目でいいのかな。
あまり見ない分厚さに驚きつつ、手に取ったのですが。
読み始めてから、さらにびっくり。
そうか、こうした漫画だったのかー、と。
あちこち書きましたが、いわゆる羞恥系な露出モノだと勘違いしたんですよ。
実はあーんな感じの↓表紙そのままだったのね。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】