■世界の合言葉は萌え (流星ひかる)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般]コメディー、SF、大学、幼女
・構成 : 11話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「流星ひかる(ながれぼし・ひかる)」センセの「世界の合言葉は萌え」です。
※幾之辺くん・幼女化
【 構成・絵柄 】
白衣の眼鏡女子が↓表紙ですが、ページひらいた中扉は巫女さんみたいなほぼ全裸の女性陣。
まぁ、毎度の如く短編集かと思いましたが。
なんと、こちらは1冊まるまる続く長編漫画なのでした。
基本的には各話で完結するタイプ。
メイン・ゲストなど同じキャラがちらほらと顔を見せ、事が少しづつ進むような雰囲気。
そんなんをコメディーで描かれ、はっちゃけた仕上がりになっています。
ファンタジーとかSFっぽい味付けもありました。
ただし程度は軽めなので、そう身構えなくても大丈夫。
また、各話に必ず幼女の全裸から直接シーンまである、えっち系な単行本でもあります。
いちおう一般漫画のようで、かなりソフトな描かれ方ですけどね。
絵柄は相変わらずの安定感。
濃淡はやや白め、描き込みは比較的あっさり。
全体的にはすっきりとした味わいです。
ただし不足感はなく、見易い原稿。
目立つ乱れや崩れもなく、表現もいい感じ。
特にコメディー部分はちょうど良い程度のはっちゃけ具合で、楽しくまとまっていました。
しかし、えっち部分は規制もあるのか、かなりソフト。
成年ではないですからね。
過度な期待はしないように。
キャラは漫画ちっくに可愛く描かれているので、その点では問題ないかと思いますが。
判断については、ほぼ変化ないので↓表紙・裏表紙か、紹介帯にあった既存単行本の表紙絵で良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
003:「よはようじょのよ」
いきなり、教授と助手「幾之辺留」くんの会話から唐突に始まっていますが。
こちらが、そもそもの切っ掛け話です。
生物学の権威で、ノーベル賞学者ながら穏やかな物腰の教授。
そんな彼が”人生をかけて作った”という、とある研究のため、「幾之辺くん」を実験台にしてしまうのでした。
コメディー調に描かれているため、かなりふわっとしているものの…。
これはかなりのマッドサイエンティストっぷりですね。
言ってることがおかしく、可笑しいです。
そんな訳で、副作用によって”しばしば性転換する体質”となってしまった「幾之辺くん」
「見た目がアレなのは掲載紙の特性上~」
とか言われてましたが、だいぶ可愛らしくなってしまったことが、後の様々な事態へと繋がっていくのです。
※汎用人型学習ロボット「フーちゃん」
019:「百合色の恋人」
汎用人型学習ロボット、通称「フーちゃん」に男を教えるというバイトをすることとなった「幾之辺くん」
直接的ですね。
やりとりの最中に幼女化してしまうんですが、「ザ・百合」という裏コードが発動するのでした。
”精巧なナニ”とかなんとか、この大学はそんなんばっかか。
なお、ロボットはセンセ描かれるいつものあれです。
035:「資料室年代記」
051:「ぽんぽこ娘」
片付けができない先輩「今泉」さんと、資料室に閉じ込められてしまうお話。
ぐるぐる眼鏡の面白い方で、いちおう男女ながら甘い雰囲気にまったくならないのが楽しい。
「幾之辺くん」弱いなぁ。
「今泉さん」は眼鏡を外すと美人というベタ設定で、幼女化した彼に恋していたという流れ。
前回に続いての危機ですね(笑)
なお、続く「ぽんぽこ娘」は、同じ研究室の男性「槙原」とのエピソードなんですが。
「今泉さん」と同様に、彼も幼女化した「幾之辺くん」に恋していたのでした。
この大学は本当に大丈夫なんでしょうか。
いままで相手は女性…まぁ、女性でしたが、こちらは男性でさらなる危機となっていました。
067:「既知との遭遇」
「幾之辺くん」がいきなり宇宙人に捕獲されるという、びっくり展開。
生殖行為を見たいということで、猫耳な女性(姿は1話目「よはようじょのよ」のあの方)に迫られてしまうのです。
そうした最中に、また幼女化したりしてました。
オチがなかなかブラックですよ。
083:「ブラウンレクイエム」
遺伝子研究室の「松崎英理加」さんとのエピソード。
穏やかな物腰の美人で、ラブく発展するかと思いきや。
中盤でどかーん、とひっくり返されました。
やっぱりコメディーにしちゃうのね(笑)
触手っぽい描写がありました。
099:「だれも知らないようじょの国」
先の「槙原」から逃げていた「幾之辺くん」は、ふとファンタジーちっくな世界へと迷い込んでしまったのです。
そちらで、魔王を倒す救世主とされ。
やっぱり幼女化し、どっかで見た魔王に色々されてしまうのでした。
中扉の3名はこちらのヒロインですね。
なお、後半に驚きの正体が判明しますので、ご期待下さい。
115:「THE ようじょ IS OUT THERE」
大学内に出没する幼女の正体を見極めるべく、FBI特別捜査官が調査するというオープニング。
FBIとか言ってますが、
「(F)不可思議の(B)美学を(I)一生懸命追い求める」
だって。
特別捜査官は「盛田」・「菅利」の幼馴染みな2人です。
喋る「菅利さん」のコマが連続する描かれ方。
その後方には「幾之辺くん」がおり、彼が幼女化する様を目撃する「盛田くん」と、背中での出来事でそれを見ていない彼女のすれ違う会話がポイント。
こんなん好き。
オチはまたお約束ですね。
※左:先輩「今泉」、右:宇宙人
131:「ふりだしに戻る」
147:「世界の合言葉は萌え」
163:「ようじょとようじょは永遠に」
物理学部の教授「飯田詩香」登場。
収録冒頭話の教授と学生時代に同じサークルで、過去の彼に影響を与えたらしい人物なんですが。
見た目と違って強引なのは、やっぱりこの漫画の登場人物ですね。
ここの2話は揃えて最終エピソードとなっており、どっかで見たようなタイムマシンが活躍する(?)など、怒涛の展開。
(※なお、もう1話はエピローグです)
はたして過去で何が待っているのか、「幾之辺くん」は元に戻れるのか。
ぜひ単行本にてご確認ください。
【 その他 】
そんなこんなで、ひでるさんがファンの「流星ひかる」センセでした。
前巻「おんなのこ学習帳」はおまけのがメインではないか、というくらいのつくりでしたが。
今回はあとがきすらなく、いかにも「久保書店」さんという風情。
うー、色々とコメント書いて欲しかったなぁ。
ちなみに、ふと「久保書店」さんのサイトを見に行ってみたら。
書名、著者名が…間違ってました。(2012/12/15現在)
自分トコの本なのに。
★「流星ひかる」センセの漫画紹介記事 すべて一般系
[おんなのこ学習帳]
某学習帳を真似たつくりで、おまけが秀逸。本編は短編です。
[優しい棘]
ジャンル・明暗など、幅の広い短編集。13話収録。
[それはロボット]
ロボットのファンタジーオムニバス。6話収録。
[ボクらがここにいる不思議]
日常の不思議的なSF漫画集。3話の連続モノ「正しい明日の作り方」を収録。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般]コメディー、SF、大学、幼女
・構成 : 11話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: カバー裏に別絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「流星ひかる(ながれぼし・ひかる)」センセの「世界の合言葉は萌え」です。
※幾之辺くん・幼女化
【 構成・絵柄 】
白衣の眼鏡女子が↓表紙ですが、ページひらいた中扉は巫女さんみたいなほぼ全裸の女性陣。
まぁ、毎度の如く短編集かと思いましたが。
なんと、こちらは1冊まるまる続く長編漫画なのでした。
基本的には各話で完結するタイプ。
メイン・ゲストなど同じキャラがちらほらと顔を見せ、事が少しづつ進むような雰囲気。
そんなんをコメディーで描かれ、はっちゃけた仕上がりになっています。
ファンタジーとかSFっぽい味付けもありました。
ただし程度は軽めなので、そう身構えなくても大丈夫。
また、各話に必ず幼女の全裸から直接シーンまである、えっち系な単行本でもあります。
いちおう一般漫画のようで、かなりソフトな描かれ方ですけどね。
絵柄は相変わらずの安定感。
濃淡はやや白め、描き込みは比較的あっさり。
全体的にはすっきりとした味わいです。
ただし不足感はなく、見易い原稿。
目立つ乱れや崩れもなく、表現もいい感じ。
特にコメディー部分はちょうど良い程度のはっちゃけ具合で、楽しくまとまっていました。
しかし、えっち部分は規制もあるのか、かなりソフト。
成年ではないですからね。
過度な期待はしないように。
キャラは漫画ちっくに可愛く描かれているので、その点では問題ないかと思いますが。
判断については、ほぼ変化ないので↓表紙・裏表紙か、紹介帯にあった既存単行本の表紙絵で良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
003:「よはようじょのよ」
いきなり、教授と助手「幾之辺留」くんの会話から唐突に始まっていますが。
こちらが、そもそもの切っ掛け話です。
生物学の権威で、ノーベル賞学者ながら穏やかな物腰の教授。
そんな彼が”人生をかけて作った”という、とある研究のため、「幾之辺くん」を実験台にしてしまうのでした。
コメディー調に描かれているため、かなりふわっとしているものの…。
これはかなりのマッドサイエンティストっぷりですね。
言ってることがおかしく、可笑しいです。
そんな訳で、副作用によって”しばしば性転換する体質”となってしまった「幾之辺くん」
「見た目がアレなのは掲載紙の特性上~」
とか言われてましたが、だいぶ可愛らしくなってしまったことが、後の様々な事態へと繋がっていくのです。
※汎用人型学習ロボット「フーちゃん」
019:「百合色の恋人」
汎用人型学習ロボット、通称「フーちゃん」に男を教えるというバイトをすることとなった「幾之辺くん」
直接的ですね。
やりとりの最中に幼女化してしまうんですが、「ザ・百合」という裏コードが発動するのでした。
”精巧なナニ”とかなんとか、この大学はそんなんばっかか。
なお、ロボットはセンセ描かれるいつものあれです。
035:「資料室年代記」
051:「ぽんぽこ娘」
片付けができない先輩「今泉」さんと、資料室に閉じ込められてしまうお話。
ぐるぐる眼鏡の面白い方で、いちおう男女ながら甘い雰囲気にまったくならないのが楽しい。
「幾之辺くん」弱いなぁ。
「今泉さん」は眼鏡を外すと美人というベタ設定で、幼女化した彼に恋していたという流れ。
前回に続いての危機ですね(笑)
なお、続く「ぽんぽこ娘」は、同じ研究室の男性「槙原」とのエピソードなんですが。
「今泉さん」と同様に、彼も幼女化した「幾之辺くん」に恋していたのでした。
この大学は本当に大丈夫なんでしょうか。
いままで相手は女性…まぁ、女性でしたが、こちらは男性でさらなる危機となっていました。
067:「既知との遭遇」
「幾之辺くん」がいきなり宇宙人に捕獲されるという、びっくり展開。
生殖行為を見たいということで、猫耳な女性(姿は1話目「よはようじょのよ」のあの方)に迫られてしまうのです。
そうした最中に、また幼女化したりしてました。
オチがなかなかブラックですよ。
083:「ブラウンレクイエム」
遺伝子研究室の「松崎英理加」さんとのエピソード。
穏やかな物腰の美人で、ラブく発展するかと思いきや。
中盤でどかーん、とひっくり返されました。
やっぱりコメディーにしちゃうのね(笑)
触手っぽい描写がありました。
099:「だれも知らないようじょの国」
先の「槙原」から逃げていた「幾之辺くん」は、ふとファンタジーちっくな世界へと迷い込んでしまったのです。
そちらで、魔王を倒す救世主とされ。
やっぱり幼女化し、どっかで見た魔王に色々されてしまうのでした。
中扉の3名はこちらのヒロインですね。
なお、後半に驚きの正体が判明しますので、ご期待下さい。
115:「THE ようじょ IS OUT THERE」
大学内に出没する幼女の正体を見極めるべく、FBI特別捜査官が調査するというオープニング。
FBIとか言ってますが、
「(F)不可思議の(B)美学を(I)一生懸命追い求める」
だって。
特別捜査官は「盛田」・「菅利」の幼馴染みな2人です。
喋る「菅利さん」のコマが連続する描かれ方。
その後方には「幾之辺くん」がおり、彼が幼女化する様を目撃する「盛田くん」と、背中での出来事でそれを見ていない彼女のすれ違う会話がポイント。
こんなん好き。
オチはまたお約束ですね。
※左:先輩「今泉」、右:宇宙人
131:「ふりだしに戻る」
147:「世界の合言葉は萌え」
163:「ようじょとようじょは永遠に」
物理学部の教授「飯田詩香」登場。
収録冒頭話の教授と学生時代に同じサークルで、過去の彼に影響を与えたらしい人物なんですが。
見た目と違って強引なのは、やっぱりこの漫画の登場人物ですね。
ここの2話は揃えて最終エピソードとなっており、どっかで見たようなタイムマシンが活躍する(?)など、怒涛の展開。
(※なお、もう1話はエピローグです)
はたして過去で何が待っているのか、「幾之辺くん」は元に戻れるのか。
ぜひ単行本にてご確認ください。
【 その他 】
そんなこんなで、ひでるさんがファンの「流星ひかる」センセでした。
前巻「おんなのこ学習帳」はおまけのがメインではないか、というくらいのつくりでしたが。
今回はあとがきすらなく、いかにも「久保書店」さんという風情。
うー、色々とコメント書いて欲しかったなぁ。
ちなみに、ふと「久保書店」さんのサイトを見に行ってみたら。
書名、著者名が…間違ってました。(2012/12/15現在)
自分トコの本なのに。
世界の合言葉は萌え (ワールドコミックススペシャル) (2012/11/30) 流星 ひかる 商品詳細を見る |
★「流星ひかる」センセの漫画紹介記事 すべて一般系
[おんなのこ学習帳]
某学習帳を真似たつくりで、おまけが秀逸。本編は短編です。
[優しい棘]
ジャンル・明暗など、幅の広い短編集。13話収録。
[それはロボット]
ロボットのファンタジーオムニバス。6話収録。
[ボクらがここにいる不思議]
日常の不思議的なSF漫画集。3話の連続モノ「正しい明日の作り方」を収録。
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