■最近雇ったメイドが怪しい (昆布わかめ)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [一般] ラブコメ、メイド、お姉さん
・構成 : 3色原稿、13話+描き下ろし1話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、描き下ろし漫画、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「昆布わかめ(こんぶ・わかめ)」センセの「最近雇ったメイドが怪しい 1巻」です。
※ヒロイン特集①:妖しいメイド「リリス」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続いていく長編。
紹介帯などでは、攻守逆転ラブコメと称されていました。
こちら、各話のページ数に大きく差があり。
1話あたり、3から18ページ(たまに扉絵含む)となっています。
だいたいは4ページ。
これは、もともとTwitter掲載であったためだと思われます。
たまに1コマはみ出していたりもしていました。
(※合間ページに続きのような絵があるのです)
単行本では、合計130ページと薄く。
各話ページ量からも察せられる通り、読み応えはやや軽め。
漫画は2人の微笑ましいやり取りを楽しむタイプ。
ネタは無数に想像できますが…お話・世界はそう広がっていく雰囲気が(いまの所)なく。
詳しくは後述しますね。
続けていくには、1話あたりのページ量をもう少し増加させるか、各話ごとに綿密な計算が必要になってきそうでした。
正式名称はよく知りませんが…。
こちらの原稿は通常な白黒のほか、紫色が存在していて合計3色あるのが最大の特徴。
漫画内でメイドさんの目について、
「吸い込まれるような、紫の瞳」
~と描かれていて、それに準じた仕様なのだと思われます。
そんな訳で、その紫色はメイドさんの目のほか、一部擬音などで使用されていました。
小さいコマまで、メイドさんの目はキッチリ紫色ですね。
大き目なコマ割りで白比率高め。
線が強く、黒色が目立っています。
背景や小物はそれなりでしたが、バランス良く引っ掛かる箇所はありません。
こちらの優れた点は、何と言ってもヒロイン。
妖しく可愛く、ほんのりエロスといったパワー比率が実に丁度良く。
彼女の魅力だけで、全体にプラス点が入りそうなくらい。
ほぽ↓表紙での判断でも良いのですが、紹介帯のカット絵も参考になるでしょう。
【 収録話 】 13話収録
最近雇ったメイドの「リリス」
真面目で仕事熱心ではあるのですが…。
あまりに魅力的であるため、坊ちゃん「ゆうり」は魔女か悪魔ではないだろうかと、日々訝しむのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
主人とメイドのラブコメ話。
田舎の小さな屋敷が舞台。
小さな~とは漫画中の言葉なのですが、広そうな庭のある2階建てで部屋数はかなり多そう。
普通に写真が存在しているほか、パソコンや携帯ゲームも描かれており。
いわゆる時代モノではなく、現代な様子でした。
似たような漫画では、「死神坊ちゃんと黒メイド/井上小春」がありましたね。
坊ちゃん・メイドのラブコメで、メイドさんが妖しく誘惑してくる~みたいなん。
ただし、そちらは2人がほぼ同年代で、ファンタジー要素があり世界観が広く。
互いに好いているものの触れあえないなど、設定が重いという特徴がありました。
※ヒロイン特集②:メイド服は露出大きめ
主人公である、こちらの坊ちゃんは、既に両親を亡くしているため。
登場人物は、彼とメイドの2人だけ。
過去回想のシーンにて、元の使用人らがちらと描かれていたくらいです。
坊ちゃんは作中の台詞にもあったように、まだ子供。
親族などの描写も特にはありません。
そんな訳で、彼は生活能力ないようなのですが。
使用人らは、幼い彼を前に皆あっさり辞めていました。(9話)
無論、雇用関係次第であろうとは思うのですが…1人残る彼に何かしようという者はなく。
もしかしたら、ご主人らはあまり好かれてなかったのかな。
(※突然に声を上げる坊ちゃんの喋り方は、親譲りだと想像すると…あれ、やられた方は不快に思うでしょう。彼は子供だから可愛らしい~でまだ済んでいるのですが)
あるいは、日本の武士団とかと違って、西洋はそんなもんなのかなぁ。
学校へ行くような描写もありませんね。
屋敷内にて自己学習はしていたようでしたが、察するところ昔は家庭教師とか雇ってたのかもしれません。
現在の所では唯一の使用人である、メイド「リリス」
彼女は、
「住み込みで働かせていただけれけばお給料はいりません」
…そう言っておりました。
坊ちゃんには仕事をしているような描写はなく。
ほか使用人らを見る限り、何かしらの収入みたいなのもなさそうです。
ただし、「リリスさん」の作る「やたらと美味しい(3話)」という食事は、なかなかに豪勢な雰囲気でした。
そのため、完全に無一文でなく、土地収入くらいはあったりするのかなぁ。
あるいは、遺産が結構残ってるのか。
(※だとしたら、使用人らは辞めないかな)
タイトルほか、坊ちゃんは「怪しい~」と警戒しているのですが。
単に彼女が優秀なだけですね。
そんなメイドが、なにゆえ無給で働いているのか、って点は確かに怪しいですが。
あ、丈は長いものの、胸元・背中がぱっくり開いた露出過多なメイド服も妖しい(笑)
ただ、それってたぶん…本来の役割が家事でなく、夜だったりするだけでは。
突然やってきた~ということで、少なくとも坊ちゃんはその日が初対面。
ただし、彼女はどこで撮影したのか、坊ちゃんの写真を持っていて。(5話)
なんらか繋がりあったのでしょう。(単に来てから撮影した可能性もあるが)
これはそのうち描かれていくと思われます。
無給奉仕の理由として、
「大好きな坊ちゃまに少しでも早く信用されたい…」
そういった年齢差を超えた愛情があるらしく。
彼の料理の好み、苦手などを熟知していました。
前述した、露出の大きいメイド服を着こなす良いスタイルの持ち主で、妙齢のお姉さんなのですが。
坊ちゃんとの会話、ラブラブだの夫婦だのという言葉に照れていたりもしていて。
ぱっと見の雰囲気より、だいぶ初心っぽい感じでした。
(※あるいは、本気で異性として彼を好いているか)
なお、描き下ろし漫画では、朝の着替え風景が堪能できますよ。
※ヒロイン特集③:そして照れる「リリス」
漫画は、
メイド「リリスさん」の言動について、坊ちゃんが怪しんで観察し。
彼の言動について、「リリスさん」が挑発するような、からかうような発言をすると…。
坊ちゃんが、素直なラブラブの想いを口にして。
それを受けた「リリスさん」が照れる。
…というのが、基本的な流れ。
ページが短い(4ページ)時はまさにそんなん。
これがベースで漫画の売りになっています。
そのため、関係が安定してしまうと終わってしまうのかな。
閉じられた世界で、外から積極的に関わろうとでもしない限りこれ以上の発展もしようがなく。
果たして2巻はどうなるんでしょう。
【 その他 】
以上、本日は「昆布わかめ」センセでした。
海藻系ですな。
何冊か単行本を出されていましたが、ひでるるさんはこちらが初見。
坊ちゃんではないですが、↓表紙のメイドさんに撃墜されました。
どうやら、8月には2巻が発売される様子。
ちょっとづつ明らかになる~と書かれていて、「リリスさん」の背景がだんだん描かれるのだと思われます。
面白く、彼女も魅力的ではあるのですが。
漫画としては、何かもうひとパンチが欲しいかなぁ。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [一般] ラブコメ、メイド、お姉さん
・構成 : 3色原稿、13話+描き下ろし1話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、描き下ろし漫画、合間にイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「昆布わかめ(こんぶ・わかめ)」センセの「最近雇ったメイドが怪しい 1巻」です。
※ヒロイン特集①:妖しいメイド「リリス」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続いていく長編。
紹介帯などでは、攻守逆転ラブコメと称されていました。
こちら、各話のページ数に大きく差があり。
1話あたり、3から18ページ(たまに扉絵含む)となっています。
だいたいは4ページ。
これは、もともとTwitter掲載であったためだと思われます。
たまに1コマはみ出していたりもしていました。
(※合間ページに続きのような絵があるのです)
単行本では、合計130ページと薄く。
各話ページ量からも察せられる通り、読み応えはやや軽め。
漫画は2人の微笑ましいやり取りを楽しむタイプ。
ネタは無数に想像できますが…お話・世界はそう広がっていく雰囲気が(いまの所)なく。
詳しくは後述しますね。
続けていくには、1話あたりのページ量をもう少し増加させるか、各話ごとに綿密な計算が必要になってきそうでした。
正式名称はよく知りませんが…。
こちらの原稿は通常な白黒のほか、紫色が存在していて合計3色あるのが最大の特徴。
漫画内でメイドさんの目について、
「吸い込まれるような、紫の瞳」
~と描かれていて、それに準じた仕様なのだと思われます。
そんな訳で、その紫色はメイドさんの目のほか、一部擬音などで使用されていました。
小さいコマまで、メイドさんの目はキッチリ紫色ですね。
大き目なコマ割りで白比率高め。
線が強く、黒色が目立っています。
背景や小物はそれなりでしたが、バランス良く引っ掛かる箇所はありません。
こちらの優れた点は、何と言ってもヒロイン。
妖しく可愛く、ほんのりエロスといったパワー比率が実に丁度良く。
彼女の魅力だけで、全体にプラス点が入りそうなくらい。
ほぽ↓表紙での判断でも良いのですが、紹介帯のカット絵も参考になるでしょう。
【 収録話 】 13話収録
最近雇ったメイドの「リリス」
真面目で仕事熱心ではあるのですが…。
あまりに魅力的であるため、坊ちゃん「ゆうり」は魔女か悪魔ではないだろうかと、日々訝しむのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
主人とメイドのラブコメ話。
田舎の小さな屋敷が舞台。
小さな~とは漫画中の言葉なのですが、広そうな庭のある2階建てで部屋数はかなり多そう。
普通に写真が存在しているほか、パソコンや携帯ゲームも描かれており。
いわゆる時代モノではなく、現代な様子でした。
似たような漫画では、「死神坊ちゃんと黒メイド/井上小春」がありましたね。
坊ちゃん・メイドのラブコメで、メイドさんが妖しく誘惑してくる~みたいなん。
ただし、そちらは2人がほぼ同年代で、ファンタジー要素があり世界観が広く。
互いに好いているものの触れあえないなど、設定が重いという特徴がありました。
※ヒロイン特集②:メイド服は露出大きめ
主人公である、こちらの坊ちゃんは、既に両親を亡くしているため。
登場人物は、彼とメイドの2人だけ。
過去回想のシーンにて、元の使用人らがちらと描かれていたくらいです。
坊ちゃんは作中の台詞にもあったように、まだ子供。
親族などの描写も特にはありません。
そんな訳で、彼は生活能力ないようなのですが。
使用人らは、幼い彼を前に皆あっさり辞めていました。(9話)
無論、雇用関係次第であろうとは思うのですが…1人残る彼に何かしようという者はなく。
もしかしたら、ご主人らはあまり好かれてなかったのかな。
(※突然に声を上げる坊ちゃんの喋り方は、親譲りだと想像すると…あれ、やられた方は不快に思うでしょう。彼は子供だから可愛らしい~でまだ済んでいるのですが)
あるいは、日本の武士団とかと違って、西洋はそんなもんなのかなぁ。
学校へ行くような描写もありませんね。
屋敷内にて自己学習はしていたようでしたが、察するところ昔は家庭教師とか雇ってたのかもしれません。
現在の所では唯一の使用人である、メイド「リリス」
彼女は、
「住み込みで働かせていただけれけばお給料はいりません」
…そう言っておりました。
坊ちゃんには仕事をしているような描写はなく。
ほか使用人らを見る限り、何かしらの収入みたいなのもなさそうです。
ただし、「リリスさん」の作る「やたらと美味しい(3話)」という食事は、なかなかに豪勢な雰囲気でした。
そのため、完全に無一文でなく、土地収入くらいはあったりするのかなぁ。
あるいは、遺産が結構残ってるのか。
(※だとしたら、使用人らは辞めないかな)
タイトルほか、坊ちゃんは「怪しい~」と警戒しているのですが。
単に彼女が優秀なだけですね。
そんなメイドが、なにゆえ無給で働いているのか、って点は確かに怪しいですが。
あ、丈は長いものの、胸元・背中がぱっくり開いた露出過多なメイド服も妖しい(笑)
ただ、それってたぶん…本来の役割が家事でなく、夜だったりするだけでは。
突然やってきた~ということで、少なくとも坊ちゃんはその日が初対面。
ただし、彼女はどこで撮影したのか、坊ちゃんの写真を持っていて。(5話)
なんらか繋がりあったのでしょう。(単に来てから撮影した可能性もあるが)
これはそのうち描かれていくと思われます。
無給奉仕の理由として、
「大好きな坊ちゃまに少しでも早く信用されたい…」
そういった年齢差を超えた愛情があるらしく。
彼の料理の好み、苦手などを熟知していました。
前述した、露出の大きいメイド服を着こなす良いスタイルの持ち主で、妙齢のお姉さんなのですが。
坊ちゃんとの会話、ラブラブだの夫婦だのという言葉に照れていたりもしていて。
ぱっと見の雰囲気より、だいぶ初心っぽい感じでした。
(※あるいは、本気で異性として彼を好いているか)
なお、描き下ろし漫画では、朝の着替え風景が堪能できますよ。
※ヒロイン特集③:そして照れる「リリス」
漫画は、
メイド「リリスさん」の言動について、坊ちゃんが怪しんで観察し。
彼の言動について、「リリスさん」が挑発するような、からかうような発言をすると…。
坊ちゃんが、素直なラブラブの想いを口にして。
それを受けた「リリスさん」が照れる。
…というのが、基本的な流れ。
ページが短い(4ページ)時はまさにそんなん。
これがベースで漫画の売りになっています。
そのため、関係が安定してしまうと終わってしまうのかな。
閉じられた世界で、外から積極的に関わろうとでもしない限りこれ以上の発展もしようがなく。
果たして2巻はどうなるんでしょう。
【 その他 】
以上、本日は「昆布わかめ」センセでした。
海藻系ですな。
何冊か単行本を出されていましたが、ひでるるさんはこちらが初見。
坊ちゃんではないですが、↓表紙のメイドさんに撃墜されました。
どうやら、8月には2巻が発売される様子。
ちょっとづつ明らかになる~と書かれていて、「リリスさん」の背景がだんだん描かれるのだと思われます。
面白く、彼女も魅力的ではあるのですが。
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